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😷|新型コロナ 新たに27人の感染を確認【愛媛】


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新型コロナ 新たに27人の感染を確認【愛媛】

 
内容をざっくり書くと
一方、新規の事例は松山市と今治市、内子町の9つの事例で9人ですが、一部は繁華街クラスターに関連している可能性もあるということです。
 

県は28日、県内で新たに27人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。 新たに感染が分かったの… →このまま続きを読む

 テレビ愛媛

「テレビ愛媛」(フジテレビ系列)ニュースのアカウントです。愛媛県の最新ニュースを発信します。


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今治市

今治市(いまばりし)は、愛媛県北東部に位置する。今治市と尾道市を結ぶしまなみ海道があり、大島伯方島大三島などの島々を結んでいる。人口は約15万人。

概要

古くから瀬戸内海の海上交通の要所であったことから平安時代以前は伊予国国府が置かれ、江戸時代今治藩今治城城下町として発展した。1920年(大正9年)2月に今治町と日吉村が合併し、旧今治市が誕生した。その後2005年(平成17年)に越智郡11町村との新設合併により、新たに今治市が発足した。市域は四国本土の高縄半島北東部と芸予諸島の一部から成っている。人口は松山市に次ぐ愛媛県下第2位で、四国地方では各県庁所在地(松山市・高松市高知市徳島市)に次ぐ第5位の規模である。

同じ東予地方西条市新居浜市四国中央市と並んで工業が盛んであり、愛媛県・四国地方を代表する工業都市のひとつでもある。特に造船タオルの地場生産が盛ん。また、焼き鳥などでも知られている。西瀬戸自動車道(しまなみ海道)によって広島県尾道市と、また一部の安芸灘諸島連絡架橋(とびしま海道)によって広島県の呉市と橋で結ばれている。

今治市のうち、旧吉海町・旧宮窪町・旧伯方町・旧大三島町・旧関前村過疎地域自立促進特別措置法による一部過疎に指定されている[1]。広島県と一体で特区に指定され、獣医大学誘致や外国人人材の登用など、地方創生に取り組んでいる[2][3]

人口

1920年に今治町・日吉村が合併して旧今治市が誕生したとき、面積は8.01平方キロメートルで人口は30295人であった。昭和の大合併が行われた時点で、人口96654人、面積74.30平方キロメートルに増大した。その後は順調に人口が増え始め、1985年国勢調査の12万5000人超で頂点に達する(現在の今治市域でみると1980年国勢調査がピーク)。その後は微減傾向となり2003年には11万7000人台にまで落ち込んだ。2005年に11町村との新設合併により、人口180627人、面積419.6平方キロメートルとなった[1]

Demography38202.svg
今治市と全国の年齢別人口分布(2005年)今治市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 今治市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

今治市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


地理

瀬戸内海沿岸に位置し、愛媛県北部の高縄半島の北東部を占める陸地部と、瀬戸内海特有の多島海が見られる島しょ部をも含めた多様な市域を有している。

旧今治市を中心とした「陸地部」と伯方島大島大三島を中心とした「島嶼部」という分け方も広く浸透している。

気候

今治(大新田町)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C°F18.0
(64.4)
21.1
(70)
28.1
(82.6)
30.0
(86)
33.6
(92.5)
35.4
(95.7)
37.7
(99.9)
37.7
(99.9)
36.3
(97.3)
33.1
(91.6)
24.7
(76.5)
20.8
(69.4)
37.7
(99.9)
平均最高気温 °C°F9.8
(49.6)
10.2
(50.4)
13.2
(55.8)
18.5
(65.3)
23.1
(73.6)
26.3
(79.3)
30.6
(87.1)
32.1
(89.8)
28.2
(82.8)
22.9
(73.2)
17.4
(63.3)
12.6
(54.7)
20.41
(68.74)
日平均気温 °C°F5.8
(42.4)
6.0
(42.8)
8.7
(47.7)
13.5
(56.3)
18.0
(64.4)
21.8
(71.2)
25.9
(78.6)
27.2
(81)
23.9
(75)
18.3
(64.9)
13.0
(55.4)
8.3
(46.9)
15.9
(60.6)
平均最低気温 °C°F1.8
(35.2)
1.7
(35.1)
4.2
(39.6)
8.7
(47.7)
13.5
(56.3)
18.1
(64.6)
22.5
(72.5)
23.6
(74.5)
20.4
(68.7)
14.3
(57.7)
8.8
(47.8)
4.2
(39.6)
11.82
(53.28)
最低気温記録 °C°F−3.7
(25.3)
−6.5
(20.3)
−3.7
(25.3)
−0.7
(30.7)
5.2
(41.4)
10.9
(51.6)
16.0
(60.8)
17.7
(63.9)
12.8
(55)
4.7
(40.5)
0.5
(32.9)
−3.2
(26.2)
−6.5
(20.3)
降水量 mm (inch)45.9
(1.807)
61.1
(2.406)
95.4
(3.756)
98.5
(3.878)
119.6
(4.709)
187.6
(7.386)
167.1
(6.579)
83.5
(3.287)
144.4
(5.685)
98.0
(3.858)
66.4
(2.614)
43.4
(1.709)
1,210.9
(47.674)
平均降水日数 (≥1.0 mm)7.06.910.79.79.410.98.96.59.07.57.26.199.8
平均月間日照時間123.3130.9161.1186.9196.5150.5167.0192.6154.2170.7144.1136.31,914.1
出典:気象庁

隣接する自治体

歴史

以下、主として2005年平成17年)の合併(平成の大合併)以前の「今治市」の市域の歴史を中心に記載している。2005年合併以前の越智郡の町村部の歴史についてはそれぞれの町村記事または各島の記事に詳しいので、そちらの記述を参照のこと。

略史

藩政期

今治藩領(ただし、今治藩の領地は市内中心部と蒼社川沿いのほか、玉川町の大部分、朝倉の一部、伯方島大島(ほかに宇摩郡弓削島佐島があった)に限られており、大三島関前諸島菊間町大西町波方町・波止浜・乃万は松山藩で、桜井は天領であった)

  • 1871年明治4年)7月14日 - 廃藩置県で今治藩が廃止され今治県が設置される。
  • 1871年(明治4年)11月 - 松山県、西条県、小松県と合併し、松山県(その後、石鉄県に改称)が誕生する。
  • 1872年(明治5年) - 今治郵便取扱所(現:今治郵便局)が設置される。
  • 1873年(明治6年) - 石鉄県の県庁所在地が今治に設置される。その後神山県と合併し愛媛県が誕生する。県庁所在地も松山に移される。
  • 1875年(明治8年)12月24日 - 今治警察出張所が設置される。
  • 1878年(明治11年)9月25日 - 今治電信分局が設置され、業務開始。
  • 1879年(明治12年)9月21日 - 四国初のプロテスタント教会(日本基督教団今治教会)が設立される。
  •  1892年(明治25年)5月1日 - 今治融通(今治銀行の前身)が設立される。
今治町時代
旧・今治市時代
新市発足以降

市域の変遷

今治市の系譜
(町村制実施以前の村) (明治期)         (昭和の合併) (平成の合併)
            町村制施行時

室屋町 ━━━┓
米屋町 ━━━┫
本町  ━━━┫
北新町 ━━━┫         う  え お か き く
風早町 ━━━╋━━━今治町━━今治市━┳━┳━┳━┳━┳━━━━┓
新町  ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
中浜町 ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
片原町 ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
今治  ━━━┛         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
                 ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           日吉村━━━┛  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           近見村━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           立花村━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃    ┃
           桜井村━桜井町━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
                い       ┃ ┃ ┃    ┃
           富田村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           清水村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           日高村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           乃万村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
                        ┃ ┃ ┃    ┃平成17年1月16日
           波止浜村━━波止浜町━━━┛ ┃ ┃    ┃新設合併
                  あ       ┃ ┃    ┣今治市
                          ┃ く    ┃
                    吉海町━━━┻━━━━━━┫
                            く    ┃
                            ┃    ┃
                    波方町━━━━━┻━━━━┫
                    朝倉村━━━━━━━━━━┫
                    玉川町━━━━━━━━━━┫
                    大西町━━━━━━━━━━┫
                    菊間町━━━━━━━━━━┫
                    宮窪町━━━━━━━━━━┫
                    伯方町━━━━━━━━━━┫
                    上浦町━━━━━━━━━━┫
                    大三島町━━━━━━━━━┫
                    関前村━━━━━━━━━━┛

あ - 1908年(明治41年)1月1日 波止浜村が町制施行、波止浜町に
い - 1917年(大正6年)10月1日 桜井村が町制施行、桜井町に
う - 1920年(大正9年)2月11日 今治市、日吉村と合併、市制施行
え - 1933年(昭和8年)2月11日 今治市が近見村を編入
お - 1940年(昭和15年)1月1日 今治市が立花村を編入
か - 1955年(昭和30年)2月1日 今治市が桜井町、富田村、清水村、日高村、乃万村を編入
き - 1955年(昭和30年)8月1日 境界変更により吉海町より馬島を今治市へ編入
く - 1960年(昭和35年)5月1日 境界変更により波方町大字波方字大浦の一部を今治市へ編入

(注記)「今治町」以外の合併以前の系譜はそれぞれの市町村の記事を参照のこと。

行政

行政機関

市の機関

  • 今治市役所
    • 支所 - 朝倉・玉川・波方・大西・菊間・吉海・宮窪・伯方・上浦・大三島・関前
  • 今治市消防本部
    • 中央消防署(玉川分署)
    • 西消防署(波方分署)
    • 北消防署(大三島分署・大島分署)
    • 東消防署

県の機関

国の機関

独立行政法人・特殊法人・特殊会社

公共施設

  •  公民館
    • 今治市中央公民館
  • 環境・衛生施設
    • 今治市クリーンセンター
    • 今治衛生センター
    • 大島一般廃棄物最終処分場
    • 波方一般廃棄物最終処分場
    • 燧風苑
    • ふじさき苑
    • 伯方斎場
    • 大翔苑
    • 岡村火葬場
    • 小大下火葬場
    • 大下火葬場


財政

財政状況

  • 普通会計歳入総額:829億7,506万4千円(平成27年度)[23]
  • 普通会計歳出総額:776億9,459万1千円(平成27年度)[23]
    • 民生費:242億7,376万1千円(構成比:31.2%)[23]
    • 公債費:116億4,886万3千円(15.0%)[23]
    • 土木費:95億9,056万9千円(12.3%)[23]
  • 地方債現在高:889億7,832万9千円(平成27年度)[24]
  • 積立金現在高(平成27年度)[24]
    • 財政調整基金:137億4,392万7千円
    • 減債基金:77億883万8千円
    • その他特定目的基金:97億5,814万7千円

財政指標

出資法人

歴代市長

  • 旧市(官選)
  • 旧市(公選)
  • 新市

姉妹都市

提携都市

平成の大合併

平成の大合併の中で全国でも異例の12市町村という多数の自治体が関わることとなった。これを巡って大西町波方町との合併を提案する菊間町が一時的に合併協議会から離脱したが、この3町のみによる合併が難しくなったため合併協議会に復帰した。

12市町村が合併したことで人口は約18万人になり、愛媛県では松山市に次ぐ人口、四国地方全体では各県の県庁所在地に次いで5番目の人口を擁する都市になった。

立法

市議会

愛媛県議会(今治市・越智郡選挙区)

  • 定数:6名(欠員:1名)
議員名会派名備考
福羅浩一自由民主党
越智忍愛媛維新の会党籍は無所属
西岡新無所属
本宮勇志士の会党籍は自由民主党
菅森実愛媛リベラルの会社会民主党推薦

衆議院

選挙区議員名党派名当選回数備考
愛媛県第2区村上誠一郎自由民主党12選挙区

課題

少子高齢化
今治市は少子高齢化の影響や過疎地域の人口減少などで1975年(昭和50年)ごろをピークに人口が減少している。2005年(平成17年)の国勢調査で人口減少率は約3パーセント、約6000人の減少がみられた。このため市では少子化対策を進めているほか、島部では団塊世代Uターンを促進するための施設を整備している。
中心街と郊外の都市開発
合併前の旧市の時代から今治市は港を中心に発展してきた商業都市であり、港から今治駅へと続く規模の大きな商店街が存在する。一方、市が参画する今治新都市開発で、郊外の開発地区の一部に大型商業施設の誘致を検討している方針が、2006年(平成18年)の市議会における今治市の説明で明らかになり、中心市街地に立地する商店街がこの方針に反対し署名などが行われた。2007年(平成19年)4月、今治市と都市再生機構が所有する大型商業施設用地の競争入札でイオンが落札して予約契約。2009年(平成21年)1月にはイオンと本契約を結び、今治市に愛媛県新居浜市イオンモール新居浜と同規模のイオンショッピングセンター(※後のイオンモール今治新都市、2016年開店)が進出する見通しとなっている。
今治市ではこれに対し、港周辺の再開発構想を打ち出している。なお旧市の時代から港の再開発構想があり、富田地区の産業用地埋立てやコンテナターミナルの設置などはあったものの、旅客ターミナル付近においては桟橋の改修程度しか進んでいない。現在、「交通の港から交流の港」をコンセプトに港湾ビルの建て替えや遊歩道の整備などの計画が進んでいる。
また中心部の小学校・中学校では児童・生徒の減少が著しく、2013年に美須賀中学校が日吉中学校に統合され2015年に美須賀小学校・今治小学校・日吉小学校・城東小学校を統合し、美須賀中学校跡に建設した吹揚小学校に移行した。
獣医の不足
獣医の「地域偏在の解消」の必要性を掲げ、獣医学部の招致運動を市の方針として推進しており、加計学園が、今治市に岡山理科大学獣医学部を新設する計画を展開している[27]

都市開発

今治新都市開発事業
都市再生機構を事業主体とし、同機構、愛媛県、今治市の3者が共同で進めている都市開発事業である。西瀬戸自動車道(しまなみ海道)が開通し、中四国の物流や交流拠点を目指し土地整備が進んでいる。現在は一部の道路整備、住宅用地、産業用地の整備が終わっている。
中心市街地再開発
今治市は、旧市時代から商店街が形成されるなど港を中心に発展してきた街であるが、航路の再編などにより港の付近が活力を失いつつある。一方、郊外の今治新都市(上記)へのイオンの進出により、中心市街地の既存店が撤退するなど、市内が空洞化する可能性が指摘されている。そのため今治市では中心市街地活性化にも力を入れるとしている。そのひとつとして、今治港再開発などを明らかにしている。
今治海事都市構想
今治海事都市構想は、今治市が近隣12市町村と合併したことで、世界的に希少な海事産業(海運造船)の集積都市になったのを受けて、地域産業を最大限に活かすために策定された。次世代の人材育成、海事クラスターの構築、海事文化の振興と交流の促進などの事業が進められている[28]

経済

農業

農家数は2015年現在4841戸であり、うち販売農家が2,663戸、自給的農家が2,178戸となっている[29]

農業産出額は2018年現在、118億円であり耕種が86億円、畜産が31億円となっている[30]。耕種では果実が41億円、が17億円、野菜が17億円となっており、畜産ではが13億円、が13億円となっている[30]。全体では県内6位の農業産出額があり、品目別の農業産出額では米が県内3位、果実が県内4位、豚が県内2位、鶏が県内1位となっている[30]

瀬戸内の温暖な気候を利用したみかんなどの柑橘類の栽培が盛んであり、大三島伯方島などの島嶼部を中心に栽培が行われている。畜産業については菊間地区が市内で一番養豚や養鶏の盛んな地域となっている[31]

漁業

マダイの漁獲量は2015年度は510トンで国内2位となった[32]

  • 愛媛県漁業協同組合
    • 今治事業部、桜井支所、今治支所、大浜支所、渦浦支所、津倉支所、宮窪支所、伯方支所

製造業

東予新産業都市であり製造業で栄えた。特にタオル造船の製造で栄え、タオルは日本一の生産地に造船は日本でも有数の生産地となった。またそれ以外にも造船関連産業・電機・食品工業、エネルギー産業も発達している。今治市の製造品出荷額は年間1兆955億円で、四国の市町村では最も製造出荷額が多い。なお、製造出荷額が1兆円を超える自治体は四国では同市が唯一である[33]

タオル
日本一のタオルの生産地であり国内の生産量の5割を占めている[34]1894年に阿部平助が綿ネル機械を改造して、タオルの製造を開始したのが始まりである[35]。しかし近年は中国や韓国の安いタオルの輸入増加によって市内のタオルメーカーが工場を中国などに移転したり、平成産業(旧昭和産業)などの有力タオルメーカーが倒産、今治織物工業協同組合が解散するなど市内のタオル産業は大きな打撃を受けた。2006年経済産業省の「JAPANブランド育成支援事業」に「今治タオルプロジェクト」が採択され、タオル製造の熟練者を認定する「タオルマイスター制度」の創設やタオルソムリエ資格試験の実施、など「今治タオル」としてブランド確立のための取り組みが行われている。こうした取り組みなどの効果もあって今治地区内のタオル生産数量・生産額は90年代後半以降減少していたが、2010年以降は増加に転じている[36]
ハンカチ王子フィーバーの際、日米高校親善野球に選ばれた今治西高の宇高主将が地元今治産タオルハンカチを日本チームのメンバーに配ったことが大きく報道され、多大な宣伝効果を生んだ。
造船業
今治市内には今治造船新来島どっくなどの造船メーカーが立地しており、14の造船所が存在している[37]。2011年の今治市内の新造船竣工量は99隻で、日本国内で建造された船舶の約17%を占めている[38]。今治市の造船業売上高は2011年現在3000億円以上あり、また従業員数は6,925人を数えており市の大きな産業となっている[39]。また造船業の発達によってBEMAC(旧渦潮電機)、潮冷熱四国溶材眞鍋造機などの船舶用の機械や資材を生産する工場が集積している。近年は造船技術者の高齢化が深刻な問題となっており、造船技術の訓練施設として「今治地域造船技術センター」が開設され若手技術者への技術指導が行われている。
食品工業
調味料メーカーの日本食研、伯方の塩を製造する伯方塩業などが本社・製造工場を置いている。

上記以外の製造業として、菊間には太陽石油、宮窪には住友金属鉱山、富田新港には吉野石膏東芝ライテックの製造工場が立地している。

大島では材質の良いが採掘されていて、墓石等に利用されている。

観光業

において、湯ノ浦地区や糸山地区、島嶼部などで大規模な観光施設整備計画が打ち出されたが、湯ノ浦を除きバブル崩壊で計画は凍結された。また瀬戸内海リゾート開発構想は2006年(平成18年)1月25日付けで廃止されている。

1999年しまなみ海道が開通(当時、一部区間は未開通)すると「しまなみブーム」と呼ばれるほど、観光客が増大した。その後、ブームの収束で観光客は減少したが、2008年の推定観光客数は515万4,552人と多くの観光客が訪れている[40]

しまなみ海道サイクリングは人気が高く、毎年5万人以上のサイクリング愛好家が来訪している[41]。市では沿線自治体などと共同で「しまなみサイクリングアイランドライド」や「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」などのサイクリング大会やウォーキング大会などのイベントを開催している。2010年8月1日にはこれまで禁止されていたタンデム自転車の愛媛県内全域で解禁され観光の魅力アップが期待されている[42]。また広島県側でも2010年10月に解禁され、しまなみ海道全線で乗車が可能となっている。

海運業

多くの船主(船舶貸渡業)が今治市に存在し、「今治船主」や「愛媛船主」の名で世界的に知られている。今治オーナー(今治船主)と呼ばれる外航船主の集積は北欧香港ピレウスギリシャ)と並んで世界の四大船主と言われる[43]。海事系の法律事務所や海上保険会社、金融機関など船主向けのサービス事業者が多く立地し、造船会社・舶用メーカーを含めて「海事クラスター」と呼ばれる企業群を形成している。

「愛媛船主」は自ら船舶を運行したりその積荷を集めるための営業を行うのではなく、船舶および船員をも含めた傭船(貸渡)のほか、船舶の売買で利益を上げるビジネスモデルである。なお、新船を建造した外航船の船舶貸渡業は1956年、市内にある瀬野汽船が県内で初めて建造したことに始まる[44]。近年、外航船については2000年以降の10年間で船腹数が倍増したが、保有船舶の資産価値が上昇し「含み益」が生じたことにより更なる船舶建造や保有が可能になったほか、含み益を元手とした他業種への進出も図られた。船舶資産は総計で2兆円を超えるともされているが、社員数など企業の態様としては家族経営のような零細事業者も少なくないとされる[45]

主な融資元のひとつである愛媛銀行によると、全世界における占有率は外航船の約6%、県内シェアは約90%とされる[44]。また、今治市によると2010年時点での保有船舶数は、外航海運においては約50社の企業が800隻の船舶を保有し国内の外航船舶の30%を占めているほか、内航海運においては約220社の事業者が国内船腹数の8%、県内の63%をそれぞれ占めている[46]

小売業

今治市役所から今治港にかけての市中心部の商店街は、1980年代前半まで百貨店の今治大丸今治髙島屋、大型スーパーではニチイ、今治ショッパーズプラザなどがあり、賑わっていたが、店舗間の競争の激化や郊外大型店舗への転換と店舗の老朽化に伴って、次第に市中心部から撤退した。

相次ぐ百貨店、大型スーパーの撤退や西瀬戸自動車道開通に伴う今治港の利用客減少で、商店街では空き店舗が増加している。商店街はイベントを行うなどして客足の減少に歯止めをかけようとしている。ニチイ跡地にマルナカを誘致したのもその一つである。

一方、市郊外では、2006年(平成18年)以降は西瀬戸自動車道の開通で四国・愛媛県の玄関口になったことから、今治市に初進出する店舗が増加しており、マックスバリュ西日本が、四国エリア初の直営店となるイオン今治阿方ショッピングセンターを今治市阿方に出店したほか、波止浜には大黒天物産のディオ今治北店が進出している。

2007年(平成19年)には今治市中寺に越智今治農業協同組合が日本最大級の野菜直売所さいさいきて屋をオープンしている。

2016年には今治新都市開発事業第1区にイオンモール今治新都市が開業した。

小売業史

本社を置く主要企業

工場・事業所を置く主要企業

支社・営業所を置く主要企業

産業人口

  • 第1次産業(農林水産業) 8.3%
  • 第2次産業(工業・鉱業・建設業) 35.0%
  • 第3次産業(商業・サービス業など) 56.7%

情報・通信

新聞

テレビ局

ケーブルテレビ局

ラジオ局

地域情報誌

  • 今治支局(ここまち今治)
  • (まいたうん)
  • (is.)

その他

  • 今治地方フィルム・コミッション[48]
  • 市外局番
    • 0898(陸地部、今治MA)
    • 0897(島嶼部(宮窪町四阪島を除く)、伯方MA)
    • 0897(宮窪町四阪島、新居浜MA)

文化

スポーツ

伝統文化

伝統産業

食文化

独自の食文化がある。

今治焼鳥串焼きもあるが、鶏肉鉄板へらなどで押さえつけて焼く鉄板料理が特徴で[49]、その中でも「皮焼き(皮)」が有名である。鶏肉料理が盛んで、から揚げせんざんき)を提供する店舗と共に客も多く「名物」となっている。これらは郷土料理とされており、今治市外にも広がっている。

ゆるキャラ

無尽

業種の異なる人々が定期的に集まり、資金を融通したり、情報交換・共有したりする無尽の習慣がいまも盛んに行われている[50]室蘭工業大学の永井真也教授が2015年12月から2016年1月の間で今治市内の経営者に調査したところ、回答者の83.75%が「参加した経験がある」と回答している[51]

その他

  • 猿飛佐助 - 今治出身の(おてつ)などが「立川文庫」のなかで創作した想像上の人物で、今治駅前と、山田家の菩提寺である観音禅寺には、佐助の銅像が据えられている。今治市の合併前の広報にも時々、佐助を模したマンガキャラクターが登場していた。
  • 宮窪手話 - 宮窪町浜集落のみで用いられている村落手話(国単位で広く使われる手話とは文法・語彙が異なる手話で、地域内で独自に発達した)。2020年現在も使用者がいる。
  • 桜井漆器の販売をもとに月賦販売が生まれたところでもある。
  • 「村上」や「越智」の名字が市民に多く見られる[52]

教育

大学・短期大学

高等学校

専修学校

中等教育学校

中学校

小学校

特別支援学校

幼稚園

公立幼稚園

  • 今治市立大西幼稚園
  • 今治市立宮窪幼稚園
  • 今治市立伯方幼稚園

私立幼稚園

  • こまどり幼稚園
  • 今治幼稚園
  • 若葉幼稚園
  • 今治精華幼稚園
  • 立花幼稚園
  • 晴心幼稚園
  • ひまわり幼稚園
  • ゆりかご幼稚園
  • いずみ幼稚園
  • みどり幼稚園
  • みなみ幼稚園
  • 唐子幼稚園
  • 白ゆり幼稚園
  • 今治めぐみ幼稚園
  • 近見虎岳幼稚園

学校教育以外の施設

健康

医療

上島町と共に今治医療圏に属している。2次救急医療は市内の8つの医療機関による輪番体制がとられている。2018年3月に輪番を担ってきた9つの医療機関のうち1つが看護師などの不足を理由に撤退[54]2018年3月に今治市と今治市医師会及び愛媛大学の3機関による「今治市の二次救急医療提供体制維持に関する協定」を締結し、愛媛大学医学部附属病院から今治市医師会市民病院に医師・看護師の派遣を受け2次救急体制の維持に努めている[55]。今治医療圏内には第3次救急医療機関はなく、近隣の医療圏の第3次医療機関(愛媛県立新居浜病院愛媛県立中央病院など)との連携により3次救急医療体制の確保が図られている。

主な医療機関

保健機関

  • 保健所
    • 愛媛県今治保健所[56]

交通

鉄道

港湾

市域(合併前は周辺市町村)には離島部が多くあることから多数の港湾が設置されているが、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の開通による航路の縮小・廃止などで定期旅客航路が無くなった港湾もある。重要港湾の今治港では、旅客航路だけでなく貨物航路も多数存在しており、特にガントリークレーンを備えた富田地区には国内、大韓民国などへの定期貨物航路が就航している。

主な港湾

航路

かつては今治港から離島部や広島方面を結ぶ航路および大阪・神戸・大分などへの長距離航路が多数運航されていたが、瀬戸内しまなみ海道の開通による陸上交通への転移によって多くの航路が縮小・廃止された(長距離航路については、2009年5月限りで寄港中止となった)。今治港からは、上島諸島芸予諸島などを結ぶ航路が運航されている。また、市営渡船を運航している。

路線バス

一般路線

陸地部では瀬戸内運輸(せとうちバス)、島嶼部では瀬戸内海交通が路線バスを運行している。今治市の中心部と市内各地を結ぶ路線の他、西条市新居浜市松山市(特急バス)を結ぶ路線が運行されている。また、しまなみ海道を経由して市内の中心部と島嶼部を結ぶ特急・急行バスが運行されており、島嶼部の通勤・通学などの足となっている。

都市間高速バス

しまなみ海道の開通や今治小松自動車道などの高速道路の整備により東京都京都府大阪府兵庫県神戸市)・広島県広島市福山市)・福岡県福岡市北九州市)を結ぶ高速バスが運行されている。しまなみ海道開通時の頃には、今治と尾道市[57]因島市三原市を結ぶ路線も運行していたが利用者減少のため廃止されている。

道路

高速道路

一般国道

都道府県道

主要地方道
一般県道

道の駅

主な橋梁

観光スポット

歴史的建造物

神社仏閣

四国八十八箇所

四国八十八箇所の札所のうち、6箇所が市内にある。

博物館・展示施設など

公園

海浜公園

  • 唐子浜
  • 桜井海浜ふれあい広場
  • 大角海浜公園
  • 伯方ビーチ
  • 沖浦ビーチ

温泉

景勝地

その他

百選など

祭事・催事

  • 今治市民のまつり おんまく(今治港周辺)
  • えびすぎれ、えびす市(今治商店街)
  • 地方祭(今治市内各地)

主な宿泊施設

公営民営
  • 今治湯ノ浦ハイツ
  • サンライズ糸山
  • 大三島少年自然の家
  • 今治市朝倉ふれあい交流センター
  • 今治市しまなみふれあい交流館
  • 休暇村瀬戸内東予

出身有名人

政治家

官僚

スポーツ

芸能人

研究者

文化人

マスコミ

実業家・会社社長

その他

ゆかりの人物

名誉市民

今治市を舞台とした作品

漫画

文芸

映画

アニメ

広告

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 岡村島から今治市の中心部に行くためには通常船舶を使うが、夜間や荒天時に道路を使って行く場合、一旦本州に出て広島県を殆ど縦断する必要があるため所要時間は4時間ほどかかる。通過する海上橋梁は、岡村大橋中の瀬戸大橋平羅橋豊浜大橋豊島大橋蒲刈大橋安芸灘大橋新尾道大橋因島大橋生口橋多々羅大橋大三島橋伯方橋大島大橋来島海峡第一大橋来島海峡第二大橋来島海峡第三大橋

出典

  1. ^ a b 市川虎彦、「地場産業都市の政治構造-愛媛県今治市の戦後地方政治(1)-」『松山大学論集』 2005年 16巻 6号 p.71-100 , ISSN 0916-3298, 松山大学紀要論文
  2. ^ 今治市が地方創生特区に 獣医大誘致弾み『愛媛新聞ONLINE』2015年12月16日
  3. ^ 指定区域のイメージ(第18回国家戦略特別区域諮問会議 資料2-1) (PDF) をもとに編集『首相官邸>国家戦略特区』2017年1月7日閲覧
  4. ^ 今治タオルプロジェクト人材育成委員会(2013年)『タオル読本』、10頁
  5. ^ あゆみ - 学校法人今治明徳学園今治明徳高等学校、2019年1月3日閲覧。
  6. ^ 四国ガスの歩み - 四国ガス株式会社、2018年2月15日閲覧。
  7. ^ BJエディターズ(1996年)『バスジャパン・ハンドブックシリーズ⑩ 瀬戸内運輸』、23頁
  8. ^ 沿革 - 愛媛県立今治工業高等学校、2019年1月3日閲覧。
  9. ^ a b c 愛媛初の本格的空襲 - 今治おもしろ百科、2019年1月5日閲覧。
  10. ^ 本校のあゆみ - 学校法人今治商業専門学校、2019年1月3日閲覧。
  11. ^ 交通事故死 地域差の解消に重点『朝日新聞』1976年(昭和51年)1月14日朝刊、13版、22面
  12. ^ 会社沿革:四国日立システムズ - 四国日立システムズ、2018年9月25日閲覧。
  13. ^ 愛媛県庁/愛媛県の鉄道高架 - 愛媛県、2017年1月28日閲覧。
  14. ^ 水道事業の変遷(旧今治市) - 今治市水道部、2019年1月3日閲覧。
  15. ^ 市のあゆみ - 竹原市、2019年1月3日閲覧。
  16. ^ ゆるキャラグランプリ、今年は今治市「バリィさん」 - 日本経済新聞(2012年11月25日)、2020年11月22日閲覧。
  17. ^ 水封式地下岩盤方式のLPガス国家備蓄基地が開所〜波方国家石油ガス備蓄基地の完成記念式典開催〜(pdf) - 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
  18. ^ JFAアカデミー今治 開校式を開催 - 公益財団法人日本サッカー協会、2017年1月28日閲覧。
  19. ^ 港町今治にぎわい拠点 「はーばりー」正式オープン - 愛媛新聞(2016年7月31日)、2019年1月3日閲覧。
  20. ^ 岡田武史オーナーのFC今治とヴィアティン三重の来季JFL入会が承認される - ゲキサカ(2016年12月7日)、2017年1月28日閲覧。
  21. ^ 岡山・加計学園:獣医学部が開学 理事長「努力惜しまぬ」 - 毎日新聞(2018年4月4日)、2018年4月13日閲覧。
  22. ^ FC今治のJ3入りを承認 Jリーグ理事会 - 日本経済新聞(2019年11月18日)、2020年11月22日閲覧。
  23. ^ a b c d e f g h 平成27年度財政状況資料集(pdf) - 今治市企画財政部財政課、2ページ
  24. ^ a b c d e 平成27年度財政状況資料集(pdf) - 今治市企画財政部財政課、1ページ
  25. ^ 守山市:まちづくり、自転車通じ 愛媛・今治と協定 - 毎日新聞(2017年3月28日)、2019年2月27日閲覧。
  26. ^ 自転車交流:今治市が沖縄・名護市と ”文化”定着へ協定 - 毎日新聞(2017年5月23日)、2019年2月27日閲覧。
  27. ^ [1] 今治市ホームページ
  28. ^ 海事都市今治 - 今治市役所産業部のサイト
  29. ^ 農林水産業(2015年)『2015年農林業センサス』
  30. ^ a b c 農林水産省(2018年) 『平成30年度市町村別農業産出額(推計)』
  31. ^ 今治市(2013年)『今治市農林水産業振興計画-食と農のまちづくりをめざして-』51頁
  32. ^ 鳥居達也 (2017年6月30日). “天然マダイ漁獲、5年連続日本一 糸島市、ブランド化向け課題も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 福岡版 
  33. ^ 今治市広報(4月1日) - 今治市(2010年4月1日)、27ページ
  34. ^ シティプロモーションによる地域の活性化 - 社団法人地域活性化センター(2012年3月24日閲覧)。
  35. ^ 今治タオルの歴史 - 今治タオル 2013年6月22日閲覧。
  36. ^ 統計表(pdf)(2011年1月 - 12月) - 四国タオル工業組合、2ページ
  37. ^ 今治市海事都市交流委員会『日本最大の海事都市 今治』
  38. ^ 海事都市今治:造船竣工量の推移 - 今治市産業部海事都市推進課、2013年3月24日閲覧。
  39. ^ 海事都市今治:今治市の造船業売上高と従業員数の推移 - 今治市産業部海事都市推進課、2013年3月24日閲覧。
  40. ^ 今治市の統計(平成21年度) - 今治市総務部情報政策課
  41. ^ “しまなみ海道 タンデム自転車解禁へ 広島県公安委 愛媛県側に合わせ秋にも”. 山陽新聞. (2010年8月22日). http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010082210010118/ 2011年2月15日閲覧。 
  42. ^ “タンデム自転車解禁へ 県公安委、細則改正の方針 広島”. 産経新聞. (2010年8月25日). http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/100825/hrs1008250304004-n1.htm 
  43. ^ 世界も注目!!海事都市今治の実力 - いよめも、2020年8月15日閲覧。
  44. ^ a b 海運業の発達と現状 世界に誇れる地場産業『愛媛船主』の概要 (PDF) (p.39-41) - 愛媛銀行(船舶ファイナンス室 日野満 著、2012年8月、同年10月4日閲覧)
  45. ^ 日本海運支える「愛媛船主」 生き残りかけた正念場に - 朝日新聞GLOBE(2012年10月4日閲覧)
  46. ^ 今治市広報(2010年6月1日) - 今治市広報(2010年6月1日版)、21ページ
  47. ^ 伊予銀行大西支店は1992年に救済合併した東邦相互銀行から引き継がれたもので、現存する唯一の旧東邦相互店舗である。
  48. ^ 今治地方フィルム・コミッション - (社)今治地方国立公園協会・今治地方観光協会
  49. ^ 今治の焼き鳥 - 今治市産業部商工労政課
  50. ^ 佐藤可士和・四国タオル工業組合(2014)『今治タオル奇跡の復活 起死回生のブランド戦略』、朝日新聞出版、90頁。
  51. ^ 今治「無尽」アンケート調査 8割超参加経験 - 愛媛新聞ONLINE(2016年5月5日)、2021年5月4日閲覧。
  52. ^ 今治人の名字・名前 - 今治おもしろ百科
  53. ^ 愛媛大学サテライト・オフィス - 今治市
  54. ^ 今治医療圏の救急輪番、1病院来月で撤退 - 愛媛新聞(2018年2月22日)、2019年6月8日閲覧。
  55. ^ 今治市の二次救急医療提供体制維持に関する協定を締結しました - 愛媛大学医学部附属病院、2019年6月8日閲覧。
  56. ^ 愛媛県今治保健所 - 愛媛県
  57. ^ しまなみライナー尾道線、廃止後におのみちバスがしまなみサイクルエクスプレスという高速バスを運行していたが廃止となった。
  58. ^ 日本地理学人物事典【近代編2】』197ページ。

参考文献

関連項目

外部リンク

内子町

内子町(うちこちょう)は、愛媛県南予地方に位置するハゼの流通で財をなした商家が建ち並ぶ町並み保存を手かがりに、「白壁と木蝋のまちづくり」を進めてきた。今日では、「町並みから村並みへ、エコロジータウンうちこ」をキャッチフレーズとし、農村景観保全や農産物の直売、農村民泊グリーンツーリズムなどの、交流人口の受け入れ、第一次産業の活性化などの取組みで全国的にも知られている。

地理

愛媛県のほぼ中央、県庁所在地である松山市から約40キロメートル (km) 南西に位置する。

平地は、小田川に沿って開けており、旧・内子から上流は谷あいに集落が点在している。

いずれも、肱川の支流である。
小田川は、特に、の発祥の地として知られている。
  • 湖沼:

隣接している自治体

歴史

古くからの交通の要衝として、また四国遍路の通過地として栄えた町である。江戸時代から明治時代にかけ、和紙と木蝋の生産で栄え、特に木蝋は品質の高さで海外でも評価されるほど名を馳せ、最盛期には全国生産の約30パーセントを占めた。大正時代以降は、石油や電気の普及によって木蝋生産は衰微したが、当時の繁栄ぶりを伺わせる商家群の町並みを「八日市道路」に沿って見ることができる[1]。この歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている[1]

※下記のほか、必要に応じて当町を構成していた旧村の記事も参照のこと。

藩政期
明治期
  • 1889年明治22年) - 内子村と知清村が合併し内子町が発足。
昭和期
  • 1955年昭和30年) - 内子町・大瀬村五城村立川村満穂村が合併し、改めて内子町が発足。
  • 1976年(昭和51年) - 古い家並みの見直しが在住者から提言される(町並みという言葉はまだ一般的ではなかった)。
  • 1977年(昭和52年) - 町による町並み保存調査。
  • 1979年(昭和54年) - 歴史的景観 都市連絡協議会を開催。
  • 1980年(昭和55年) - 内子町伝統的建造物群保存地区保存条例制定公布。
  • 1980年(昭和55年) - がとしてオープン。
  • 1982年(昭和57年) - 八日町護国の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区として選定。
  • 1983年(昭和58年) - 町並保存対策室設置。
  • 1983年(昭和58年) - 内子座修理復原工事着工。
  • 1985年(昭和60年) - 「内の子市」発足。
  • 1985年(昭和60年)9月 - 内子座工事完成、こけら落し。
  • 1985年(昭和60年) - 町制施行30周年記念行事。
  • 1986年(昭和61年)1月 - 「知的農村塾」スタート。
  • 1986年(昭和61年)3月 - 内山線開業。
平成以降
  • 2005年(平成17年) - )喜多郡内子町、喜多郡五十崎町上浮穴郡小田町が新設合併し、新しい喜多郡内子町が発足。役場は旧五十崎町にある。
  • 2005年(平成17年)10月 - 景観法に基づく景観行政団体となる。

行政

歴代町長(旧内子町)
  • 初代 河内彌衛(昭和30年2月〜昭和34年1月)
  • 第2代 藤井政一(昭和34年2月〜昭和44年1月)
  • 第3代 山田吉久(昭和44年3月〜昭和49年12月)
  • 第4代 住田久治郎(昭和50年1月〜昭和54年1月)
  • 第5代 藤井政一(昭和54年1月〜昭和54年10月)
  • 第6代 河内紘一(昭和54年11月〜合併まで)
歴代町長(新町)
初代 河内紘一(こうち・こういち、2005年から、旧・内子町長)2005年〜2009年2月5日
第2代 稲本隆寿(2009年2月 -
  • 庁舎
本庁 旧・五十崎町庁舎
分庁 内子分庁 (旧・内子町庁舎)
支所 小田支所 (旧・小田町庁舎)

経済

産業

  • 主な産業
典型的な中山間地で、農林業が主たる産業であり、第二次産業としては建設業関係が主体である。一方、北部には真空ベローズで有名な内子工場がある。藩政期には、木蝋和紙等の生産で栄え、白壁のが残っている。このため、これらを生かした観光産業やグリーンツーリズムの取組みが進んでいる。
  • 産業人口

観光

  • 下記のように、内子の観光は、マスツーリズムとは一線を画した、「交流」と呼ぶほうが相応しい状況であるが、ここでは、一般的な呼び名として、広義の「観光」として取り扱う。
  • 松山市から南予方面(愛媛県南部)へ向かう幹線国道である国道56号沿線であり、松山市から40kmと足を伸ばすのに適度な距離であり、交通の面からの立ち寄り型あるいは松山の衛星観光地としての素質をもともと有していた。
  • 特に、は、今日のように全国各地の町並みが観光資源として評価される以前から、町職員が文化庁と折衝し、精力的に保存活動に携わっていた。
  • 加えて、観光資源として農村の魅力が残っていたことも欠かせないポイントの一つである。確かに、当地でも農業は疲弊しつつあるが、米作に特化しすぎることなく、傾斜地もうまく活用して、果樹(ぶどう、なし、桃、カキなど)生産が行われ、としての活路が開かれていた。また、農業が残っていたため、水車屋根付橋などのも残っており、その点も、近年、交流人口の獲得、定着に大いにプラスになっている。加えて、農産物直売所(内子フレッシュパーク・からり)を開設し、立ち寄り型の観光客を獲得し、農家所得の向上に寄与していることは特筆される。決して、「観光」という大上段に振りかぶったものではないが、農家の女性(あえて「おばちゃん」たちと呼ぶ)が元気である。
  • から発展してきた観光であるが、その景観を生かして、次第に「」へ広がっている。
  • 2009年(平成21年)、ミシュランガイド日本版で1つ星を獲得。
名所については、後述する。

工場・事業所を置く主要企業

姉妹都市・提携都市

国内

海外

  • 旧・内子町時代から、ローテンブルク(独)のほかヨーロッパの農村を手本とした農村振興を進めてきており、絶えず交流が行われている。

歩み

  • 1986年(昭和61年)10月 - 内子シンポジウム'86にオスカーシューバルト市長来町。
  • 1987年(昭和62年)6月 - 町長・町民有志がローテンブルク市を訪問。
  • 1988年(昭和63年)11月 - ローテンブルク市よりハッハテル市長及びオスカーシューバルト前市長来庁。
  • 1993年(平成5年)9月 - 町長・町議会議員が友好公式訪問。
  • 1994年(平成6年)5月 - 内子町より職員1名をローテンブルク市庁に派遣、町青年1名をハム・ソーセージづくりの研修に派遣。
  • 1995年(平成7年)7月 - 町民有志の訪問団、訪問。
  • 1995年(平成7年)11月 - 第一回青少年海外派遣団訪問。
  • 1996年(平成8年)11月 - 第二回青少年海外派遣団訪問。
  • 1997年(平成9年)4月 - ローテンブルク市より市長と市民が来町。
  • 1997年(平成9年)11月 - 第三回青少年海外派遣団訪問。
  • 1998年(平成10年)7月 - 第四回青少年海外派遣団訪問。
  • 1998年(平成10年)11月 - 町民海外派遣団訪問。
  • 1999年(平成11年)11月 - 第5回青少年海外派遣団訪問。
  • 2000年(平成12年)10月 - 第6回青少年海外派遣団訪問。
  • 2001年(平成13年)3月 - ローテンブルク市より市長・市民が来町。
  • 2001年(平成13年)9月 - 町長・町議会議員が公式訪問(友好都市盟約)。
  • 2001年(平成13年)12月 - 第7回青少年海外派遣団訪問。
  • 2002年(平成14年)4月 - ローテンブルク市から青年の訪問団。
  • 2011年(平成23年)9月 - ローテンブルク市で姉妹都市盟約を締結。[2]

地域

人口

Demography38422.svg
内子町と全国の年齢別人口分布(2005年)内子町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 内子町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

内子町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


各種指定・表彰歴

旧内子町時代
  • 1965年(昭和40年)11月3日 - 内子公民館が第18回優良公民館として、文部大臣表彰。
  • 1986年(昭和61年)8月10日 - 八日市護国地区道路が建設大臣表彰「日本の道100選[3]
  • 1986年(昭和61年)12月1日 - 第4回潤いのあるまちづくり優良地方公共団体として自治大臣表彰「潤いのあるまちづくり賞」。
  • 1987年(昭和62年)3月20日 - 経済同友会「第2回美しい都市づくり賞」。
  • 1987年(昭和62年)5月7日 - 愛媛経済同友会「美しいまちづくり賞」。
  • 1988年(昭和63年)3月9日 - 町と住民が一体となって展開している町並み保存運動が評価され「第10回山本有三記念郷土文化賞」。
  • 1989年(平成元年)7月9日 - 建設省「ふるさと手づくり郷土賞」。
  • 1992年(平成4年)4月1日 - 石畳地区「農村景観百選」。
  • 1992年(平成4年)6月15日 - 歴史と文化の里づくり-伝統的町並み保存・再生を核としたまちづくり運動に対して「サントリー地域文化賞」。
  • 1994年(平成6年)3月23日 - 第2回美しい日本のむら景観コンテストで満穂地区が入賞。
  • 1994年(平成6年)10月4日 - 八日市護国地区が「平成6年度都市景観大賞(景観形成事例部門 - 地区レベル)」。
  • 1994年(平成6年)10月28日 - 内子ヤマモモ通り「新・日本街路樹100景」。
  • 1994年(平成6年)11月17日 - 大瀬中学校「第35回建築業協会賞(BCS賞)」。
  • 1995年(平成7年)11月22日 - 満穂地区「農村アメニティコンクール」優良賞。
  • 2000年(平成12年)1月14日 - 「世界に開かれたまち」として自治大臣表彰。
  • 2000年(平成12年)3月15日 - 内子フレッシュパーク「からり」が、交流タイプ部門・農林水産大臣表彰。
  • 2001年(平成13年)4月20日 - (財)日本観光協会第8回「優秀観光地づくり賞」金賞、総務大臣賞表彰。
  • 2001年(平成13年)11月12日 - 「内子町の町並と和ろうそく」環境省かおり風景100選
  • 2002年(平成14年) - 全国農業コンクール名誉賞。
  • 2004年(平成16年)12月 - 日経地域情報化大賞・地域活性化センター賞。
  • 2005年(平成17年)2月 - オーライ!ニッポン大賞。
  • 2005年(平成17年)3月 - 日本農業賞、食の架け橋賞、審査員特別賞受賞。
  • 2006年(平成18年)11月 - 国土交通省「手づくり郷土賞・大賞部門」受賞。
  • 2007年(平成19年) - ジャパンベンチャーアワーズ 「地域貢献賞」。
  • 2009年(平成21年)3月 - ミシュランガイド観光地)日本編において1つ星に選定。
以上、内子町町勢要覧(旧町)、株式会社フレッシュパークからり(第三セクター)ホームページより。

健康

  • 平均年齢

教育

高等学校

中学校

  • 内子町立大瀬中学校
  • 内子町立内子中学校
  • 内子町立五十崎中学校
  • 内子町立小田中学校

小学校

  • 内子町立石畳小学校
  • 内子町立大瀬小学校
  • 内子町立程内小学校
  • 内子町立内子小学校
  • 内子町立立川小学校
  • 内子町立五十崎小学校
  • 内子町立天神小学校
  • 内子町立小田小学校

交通

鉄道路線

内子駅には特急が全列車停車する。

道路

高速道路

インターチェンジ
15 内子五十崎IC
サービスエリアパーキングエリア
内子PA

一般国道

国道56号
国道379号
国道380号

都道府県道

愛媛県道32号肱川公園線
愛媛県道42号久万中山線
愛媛県道52号小田柳谷線
愛媛県道54号串内子線
愛媛県道55号小田河辺大洲線
愛媛県道56号内子河辺野村線
愛媛県道229号鳥首五十崎線
愛媛県道230号柳沢新谷停車場線
愛媛県道241号池田中山線
愛媛県道242号五百木立山線
愛媛県道244号内子停車場線
愛媛県道245号河辺小田線

町道

八日市道路
町域の北部、護国地区から八日市、坂町へと抜ける旧大洲街道沿いに続く約600メートルの道路。正式な路線名は、内子町道坂町・八日市線および、内子町道岡・護国内子線の2路線で構成される。沿道に、宿場町から商家町へと連なる土蔵造りの歴史的建造物が建ち並び、八日市護国地区一帯が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている[1]。歴史性と親愛性を基準に、「旅情をかきたてる『市』の道」として、1986年(昭和61年)8月10日の道の日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」の一つに選定されている[3]。電線の地中化や舗装の美装化が行われるなど、歴史的景観を損なわないように改修も行われており、当地区の観光の散策道路となっている[1]

道の駅

路線バス

国道56号には定期バス路線があり、大洲市方面と伊予市方面とを結んでいる。町内では、過去国鉄等が運行していたバス路線がかなり存在したが、これらを引き継ぐ形で町営バスを運行し、合併によって中山町などの町営バスも運行を継承している。また、2006年(平成18年)12月には伊予鉄南予バスの内子 - 石畳の宿(満穂線)が廃止され、町営バスが新たに運行される。

高速バス

以下の高速バス路線が内子町内に停車する(一部の便は松山止めもある)。詳しくは、各運行事業者の公式サイト等を参照のこと。

主要施設

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所

  • 道の駅内子フレッシュパークからり
  • 八日市・護国の町並み(八日市護国伝統的建造物群保存地区)
    • 八日市・護国町並保存センター、木蝋資料館、上芳我邸、本芳我邸、大村家、商いと暮らし博物館、内子座、文化交流ヴィラ「高橋邸」
  • 五十崎凧博物館
  • 天神産紙工場(手すき和紙)
  • 村上邸
  • 堂ヶ谷トンボの里
  • 田丸橋(屋根付橋)
  • 石畳の宿
  • 石畳清流園
  • 弓削神社
  • 東のシダレザクラ
  • 大瀬の館
  • 大瀬の米蔵
  • 曽我十郎首塚
  • 泉谷の棚田日本の棚田百選
  • 小田深山
  • 千年の森公園
  • 夫婦滝
  • 紅葉ヶ滝
  • だらり権現
  • 神南山フライトエリア
  • 四国カルスト - 旧小田町の一部が含まれている。
  • 宇都宮神社(神社庁指定モデル神社第1号)
  • 護国山高昌寺
  • 旭館(元映画館、2013年に国の登録有形文化財に登録[4]
  • 内子町ビジターセンター「A・runze」(1936年に警察署として完成[5]、2013年に完成した施設である[5]。)
  • まちの駅「Nanze」[5]

イベント

  • ねはん祭り - 高昌寺(3月14日 - 3月15日)
  • 石畳東のシダレザクラ祭り - 4月上旬
  • 川登筏流し - (4月第4日曜日)
  • 曽我十郎神社大祭 - 5月
  • 大凧合戦 - 五十崎(5月5日)
  • 内子夏祭り - 内子(7月)
  • 燈篭まつり - 小田(7月)
  • 内子笹まつり - 内子(8月6日 - 8月8日)
  • 山の神火祭り - 小田(8月15日)
  • 内子座文楽 - 8月
  • 上芳我邸観月会 - 9月
  • 小田の郷ふるさとまつり - 11月
  • 石畳水車祭り - 11月

名産物

  • 工芸品 - 、棕櫚細工(ほうき)、和傘、手すき和紙(大洲和紙)、飾り凧、桐下駄
  • 農産物 - ブドウ(巨峰、ピオーネ)、ユズ、栗、柿、りんご、やまいも、しいたけ、イチゴ。
  • 農産加工品 - 清酒、味噌、こんにゃく、漬物、うどん、たらいうどん、そうめん、栗饅頭、町並みせんべい、凧もなか、凧せんべい。
  • 木製品 - 磨丸太、ログハウス、その他木工品。
  • その他 - アメノウオ、アメノウオの土手焼。

出身有名人

その他

  • かおり風景100選:内子町の町並と和ろうそく
  • 日本の棚田百選:旧五十崎泉谷の棚田
  • 市外局番
    • 旧内子町・旧五十崎町 : 0893(大洲MA
    • 旧小田町(上田渡・臼杵地区を除く) : 0892(久万MA
    • 旧小田町のうち、上田渡・臼杵地区 : 089(松山MA

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 「日本の道100選」研究会『日本の道100選〈新版〉』国土交通省道路局(監修)、ぎょうせい、2002年6月20日。ISBN 4-324-06810-0

外部リンク


 

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