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😷|新型コロナで入院 四日市の男性死亡  津では看護師感染 患者など149人検査


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新型コロナで入院 四日市の男性死亡  津では看護師感染 患者など149人検査

 
内容をざっくり書くと
その他、クラスターが発生している桑名市と伊賀市の介護施設でそれぞれ職員1人の感染が新たに発表されました。
 

三重県は17日、20代から70代までの男女12人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。… →このまま続きを読む

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伊賀市

伊賀市(いがし)は、三重県の北西部に位置するである。

概要

京都奈良伊勢を結ぶ奈良街道伊賀街道初瀬街道が通り、古来より都(飛鳥、奈良、京都など)に隣接する地域として、また、交通の要衝として、江戸時代には藤堂家の城下町伊勢神宮への参宮者の宿場町として栄えてきた。地理的・歴史的背景から京・大和文化の影響を強く受けながらも独自の文化を醸成している。特に旧上野市の中心部は歴史資産を早くから観光資源化することに成功したため、伊賀忍者の里、松尾芭蕉生誕の地として知られるようになり、昭和初期に再築された上野城や、忍者屋敷芭蕉翁生家鍵屋の辻などの観光名所を有し、特産品にがある。また、市街地は戦災による破壊を免れ、小京都の1つに数えられ、町家と呼ばれる住居が多い。

近年は郊外の複数の温泉施設や、山野の中で農業体験やキャンプ等ができる伊賀の里モクモク手づくりファームも運営されている。大阪名古屋の中間に位置し、市の中心部まで双方から自動車で約1時間30分と比較的近いため、大阪・名古屋方面からのアクセスは容易である。

北に隣接する滋賀県甲賀市とは、伊賀流甲賀流に因み忍術対決が行われる。負けた市は勝った市のPRポスターを1年間掲示することになっている。2007年3月の対決では伊賀市、2007年11月の対決では甲賀市が、いずれも市長による直接対決で勝利している。

市名を巡って

市名の選定過程

1990年に策定された伊賀創世計画に「伊賀市を目標とする」の文言が登場するなど、平成の大合併の流れの前より、伊賀市の名称が先行していた。実際の市の名称の決定に際しては、名張市を含めた市の名称として公募を行い、その結果を踏まえて伊賀市と決定した。なお公募の結果は、1位「伊賀市」、2位「伊賀上野市」、3位「いが市」であった[1]。その後、名張市は住民投票で合併が否決された結果を踏まえて合併構想から離脱したものの[2]、名張市が抜けた後の法定合併協議会においても、公募の結果の通り、市の名称を伊賀市と決定した[注釈 1]

この決定に対して「伊賀全体の合併で無いから、伊賀市の名称はおかしい」「知名度の高い伊賀上野という地名にするべきだ」との意見があり、旧上野市議会の一部で、市の名称を「伊賀上野市」とすべしとの意見もあった。また、市の名称を「伊賀市」とはしないよう、住民による署名運動も起きたが[3][注釈 2]、最終的に「伊賀市」で落ち着いた。

市名の決定の影響

ところで上野市は、三重県内で6番目に市制を施行した町であり、昭和の大合併時にも存在していた。この時点から三重県に存在した市の中で、平成の大合併の結果として合併後の名称が変わった唯一の市である[注釈 3]。平成の大合併以前に三重県内で存在した市が初めて合併したケースが上野市であり、自治体名が変わったため、地方公共団体コードは最後の市に変わった。よって、県の統計資料等では、最後に出てくる市になった。

また、旧伊賀町だった地域では、合併後の旧伊賀町の施設の名称に「伊賀」の名称を冠すると混同されるケースが出る恐れがあったため、「いがまち」や「柘植」という冠が名称に付けられた施設が多い。

なお、上野市と青山町は、伊賀市成立により市町村名としては消滅したが、それぞれ駅名としては存続しているなど、名称に影響の出なかった物も存在する。(詳細は上野市駅青山町駅の項を参照)

地理

伊賀市は三重県の北西部に位置する。北東部を鈴鹿山脈、北西部を、南西部を大和高原室生火山群)、南東部を布引山地に囲まれた盆地(上野盆地)である。低地・台地は少なく、丘陵地が多い。淀川水系に属する木津川の上流域であり、滋賀県奈良県京都府に接することから、三重県を東海地方に分類する場合においても、名張市を含む伊賀地域は近畿地方関西地方)として扱われる場合もある。

地形

山地

主な山

河川

主な川

いずれも木津川水系。

湖沼

主なダム
  • 滝川ダム
  • 西米の川ダム
  • 真泥ダム
  • 川上ダム(建設中)

気候

冬の底冷えや1日の寒暖差が特徴の典型的な内陸性気候である。しかし、夏は蒸し暑く太平洋側気候に含める場合や、降水量が比較的少なく瀬戸内海式気候に含める場合もある。1月の平均気温が3.2 °Cで、三重県内では最も寒さの厳しい地域であり、年降水量は県内で最も少ない。夏は場所によっては40 °Cを超えた記録がある。冬期には、強い冬型の気圧配置になると甲賀方面からの雪雲の影響で大雪に見舞われることがあるほか、南岸低気圧が紀伊半島沖の太平洋上を通過する時にも大雪になることが多い。なお、1997年2月28日までは市内の上野測候所で降雪量の観測を行っていたものの、翌3月1日に同測候所が特別地域気象観測所に移行してからは積雪量の観測は行わなくなり、降雪の有無のみを観測している。年間を通じて霧が多く発生する。気象区分は名張市と共に「三重県>北中部>伊賀」に分類される。


伊賀市上野(上野特別地域気象観測所)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C (°F)17.8
(64)
22.1
(71.8)
25.7
(78.3)
30.2
(86.4)
33.5
(92.3)
35.7
(96.3)
38.0
(100.4)
38.8
(101.8)
36.1
(97)
31.4
(88.5)
26.3
(79.3)
22.1
(71.8)
38.8
(101.8)
平均最高気温 °C (°F)8.1
(46.6)
8.9
(48)
12.7
(54.9)
18.9
(66)
23.4
(74.1)
26.6
(79.9)
30.5
(86.9)
31.9
(89.4)
27.7
(81.9)
21.7
(71.1)
16.2
(61.2)
10.9
(51.6)
19.8
(67.6)
日平均気温 °C (°F)3.2
(37.8)
3.6
(38.5)
6.8
(44.2)
12.5
(54.5)
17.4
(63.3)
21.4
(70.5)
25.3
(77.5)
26.2
(79.2)
22.4
(72.3)
16.1
(61)
10.2
(50.4)
5.3
(41.5)
14.2
(57.6)
平均最低気温 °C (°F)−1.0
(30.2)
−0.8
(30.6)
1.6
(34.9)
6.5
(43.7)
11.9
(53.4)
17.1
(62.8)
21.3
(70.3)
22.0
(71.6)
18.3
(64.9)
11.3
(52.3)
5.2
(41.4)
0.6
(33.1)
9.5
(49.1)
最低気温記録 °C (°F)−9.6
(14.7)
−9.6
(14.7)
−7.8
(18)
−4.8
(23.4)
−0.8
(30.6)
5.6
(42.1)
11.3
(52.3)
11.1
(52)
5.1
(41.2)
−1.0
(30.2)
−5.0
(23)
−9.5
(14.9)
−9.6
(14.7)
降水量 mm (inch)46.6
(1.835)
59.2
(2.331)
100.8
(3.969)
99.9
(3.933)
143.8
(5.661)
195.4
(7.693)
190.5
(7.5)
127.7
(5.028)
170.9
(6.728)
114.6
(4.512)
71.9
(2.831)
42.6
(1.677)
1,363.9
(53.697)
平均降水日数 (≥ 0.5 mm)7.98.912.510.811.313.313.39.711.810.07.97.8125.1
平均降雪日数 (≥ 0 cm)9.88.83.90.10.00.00.00.00.00.00.03.326.2
湿度71707068717577767877767374
平均月間日照時間123.5117.2143.9171.0175.6135.1152.7188.8136.7143.9132.6135.91,765.9
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1937年-現在)[4][5]

地区

伊賀市では町村制施行時の町村単位を区域として、「××地区」と呼ばれている。行政側が概ね地区単位に「地区市民センター」を整備しており、住民自治協議会という組織が組織されている[6]。現在、住居表示上は存在しない地区も多い。旧町村の範囲を基本としているが、大規模団地造成等のため地区割を変更したケースも一部存在する。

本庁エリア

  • 久米(くめ)
  • 友生(ともの)
  • ゆめが丘(ゆめがおか)
  • 依那古(いなこ)
  • 比自岐(ひじき)
  • 猪田(いだ)
  • 古山(ふるやま)
  • 花之木(はなのき)
  • 花垣(はながき)
  • 神戸(かんべ)
  • きじが台(きじがだい)

上野エリア

  • 上野(うえの)
    • 東部
    • 西部
    • 南部
  • 府中(ふちゅう)
  • 中瀬(なかせ)
  • 三田(みた)
  • 諏訪(すわ)
  • 小田(おた)
  • 新居(にい)
  • 長田(ながた)

いがまちエリア

  • 柘植(つげ)
  • 西柘植(にしつげ)
  • 壬生野(みぶの)

阿山エリア

  • 河合(かわい)
  • 鞆田(ともだ)
  • 玉瀧(たまたき)
  • 丸柱(まるばしら)

島ヶ原エリア

  • 島ヶ原(しまがはら)

大山田エリア

  • 山田(やまだ)
  • 布引(ぬのびき)
  • 阿波(あわ)

青山エリア

  • 阿保(あお)
  • 桐ヶ丘(きりがおか)
  • 上津(こうづ)
  • 博要(はくよう)
  • 高尾(たかお)
  • 矢持(やもち)

町名・字名

伊賀市成立時に、住所表示は原則として、旧市町村の町名・字名が踏襲されている(【例】上野市朝日ヶ丘町→伊賀市朝日ヶ丘町)。ただし、次の通り例外がある[7]

  • 旧・上野市 - 「上野の地名を残して欲しい」との要望が多かったため、市街地エリアでは「上野」の冠称が付いた町名が残っている。
  • 旧・島ヶ原村 - 従来は町名や字名が無かったこともあり、字名を「島ヶ原」としている。
  • 旧・青山町 - 「羽根」の地名が旧上野市にも存在したことから、「青山羽根」となった。
  • 旧・伊賀町、旧阿山町、旧大山田村 - 住所表示には「大字」が付いていたものの、伊賀市成立により削除された。

人口

Demography24216.svg
伊賀市と全国の年齢別人口分布(2005年)伊賀市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 伊賀市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

伊賀市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より
外国人登録者数
製造業を始めとする工場が多いため、総人口に対する外国人登録者数の割合は高い。国籍としては、ブラジル連邦共和国中華人民共和国が多い[8]

隣接している自治体

三重県の旗三重県
滋賀県の旗滋賀県
京都府の旗京都府
奈良県の旗奈良県

交通

鉄道

伊賀市の北部をJR関西本線が、南部を近鉄大阪線が走り、両線を伊賀鉄道伊賀線が結んでいる。これらの路線に存在する駅の中で、伊賀市の中心駅とされるのは、伊賀上野駅ではなく、上野市駅である。ただし、市役所の最寄り駅は上野市駅ではなく四十九駅である。しかし、最も利用客が多いのは伊賀神戸駅である。なお、上野市駅と青山町駅は合併前の自治体名のまま変更はされていない。

近鉄大阪線沿線などには大阪方面への通勤者向けに開発された中規模住宅地が存在する。

ところで、伊賀市は伊賀流忍者の里として知られており、伊賀鉄道伊賀線にも「忍者線」の愛称が付いているばかりか[9]、伊賀鉄道伊賀線には漫画家の松本零士がデザインした忍者をペイントした「忍者列車」が運行されている。また、JR草津線でも忍者ラッピング列車の「SHINOBI-TRAIN」が運行されている。さらに、伊賀上野駅や上野市駅には、これらの駅の天井付近などにも、イミテーションの「忍者」が潜んでいる[10]

JR logo (west).svg 西日本旅客鉄道(JR西日本)
KintetsuLogo.svg 近畿日本鉄道(近鉄)
Iga Railway Logo.svg 伊賀鉄道

道路

高速道路

無料で利用できる名阪国道国道25号)が、有料の東名阪自動車道西名阪自動車道と直結しているため、旧上野市市街地からは鉄道よりは高速道路の利用の方が利便性が高く、大阪および名古屋まで約1時間30分で到達できる。なお、雪が降るとチェーン規制を実施することがある。

2009年3月20日に新名神高速道路甲南IC(滋賀県甲賀市)が新設された結果、北陸方面や草津・京都方面から一般道路経由で行くより、短時間で行けるようになった。

計画中の道路

国道

国道163号線によって津市へと移動することができる。旧青山町からは名張市からつながる国道165号を以って、津市へと移動することができる。この際、青山峠を超える必要があり、秋から冬にかけては濃霧におおわれる日が多く、また路面が凍結することもあるため時間帯によっては注意が必要である。青山町区間は片側一車線でありながら、林業等に利用されるトラックが登坂の際徐行することも多いため、国道165号のボトルネックとなっている。

県道

バス

路線バス

高速バス

上野市駅から大阪(梅田新大阪)、名鉄バスセンターへの高速バス路線がある。また、関東方面へは夜行バスの「いが号」が運行されている。

一般バス

歴史

伊賀市成立以前の年表は、伊賀市の新設合併に関するもののみ記載[11]。旧市町村や旧郡の記事も参照。

沿革

  • 1990年平成2年)2月 - 伊賀地区広域市町村圏事務組合において伊賀創生計画「伊賀北斗プラン」策定。「伊賀市」を目標に設定。
  • 2001年(平成13年)
    • 2月 - 伊賀地区市町村合併問題協議会(任意合併協議会)を設立。
    • 5月 - 合併重点支援地域に指定される。
  • 2002年(平成14年)6月 - 名張市が協議会に参加。
  • 2003年(平成15年)
    • 2月 - 名張市が住民投票の結果により、合併協議から離脱[2]
    • 4月 - 伊賀地区市町村合併協議会(法定合併協議会)を設立。
  • 2004年(平成16年)3月 - 各市町村議会において合併関連議案が可決。
  • 2019年(平成31年)1月4日 - 市役所を四十九町に移転。

政治

三重県伊賀庁舎

行政

市長

政策

自治基本条例
市の独自のコミュニティ政策を進めるべく、市の憲法とも位置づけられている自治基本条例の制定に向けた検討がなされ、2004年12月24日、公布・施行された。全部で58条からなり、特に第4章の住民自治の仕組みについて規定する章は、住民自治協議会(設置、権能、地域まちづくり計画等)、住民自治地区連合会など、狭域自治を進めるための仕組みについて比較的詳細に規定している。
忍者服によるPR
毎年4月から5月にかけて、忍者の古里であることをPRするため、伊賀上野忍者フェスタが開催されている。期間中は、市職員等が忍者服をまとい、市の窓口業務に当たるなど、PRに努めている[12]
忍にん体操
旧上野市が、忍者の動きと精神を取り入れた独自の健康体操を作成したご当地体操である。市の健康事業推進のために活用した。伊賀市合併後も引き継がれ、市のイベント等で活用されている[13]

市民憲章

2004年11月1日の伊賀市成立と同時に制定された。

  • 私たち市民は、次の6つの原則により自治を進め、“ひとが輝く 地域が輝く”伊賀市のまちづくりの実現を目指し、この憲章を定めます。
    • まちづくりに関する情報をみんなで共有します。(情報の共有)
    • まちづくりには、みんなが参加できるようにします。(市民の参加)
    • まちづくりは、みんなでつくった計画に基づき実施します。(計画的実施)
    • まちづくりは、まず自らが行い、さらに地域内で助け合って進めます。(自治の補完)
    • まちづくりは、互いに連携・協力しながら進めます。(主体の協働)
    • まちづくりの実施を評価し、次の活動に活かします。(結果の評価)

議会

任期:2017年4月1日から2021年3月31日

定数

  • 伊賀市合併後は、合併前の在任特例規定の適用により、旧市町村議員78名が2005年3月まで残った。
  • 定数:24
  • 2017年3月26日合併後4回目の市議選が行われた。定数24人に対して30人が立候補した。選挙の結果、現職15人、新人8人、元職1人が当選。現職2人は落選した。党派別当選者数は公明3、共産1、維新1、無所属19であった。

議長

  • 議長:近森正利
  • 副議長:市川岳人

構成

2020年4月14日現在

会派議席数
かがやき3
青鵬3
明政クラブ3
公明党2
自民いが2
自民党いが市議団2
新政クラブ2
無会派7
欠員0

※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第2区」で[14]、三重県議会議員選挙の選挙区は「伊賀市選挙区」(定数3)である[15]

取り組み

議会基本条例
同市議会は2007年2月に「議会の役割と責務」を具体化する伊賀市議会基本条例を制定。日本の市区町村議会では初の「行政の議員に対する反問権」の付与(逆質問権)、市内37地区への「議会報告会」および議員間の「政策討論会」の実施を規定するなど注目を集めた。これを受けて日本の他市町村議会による視察が行われたこともある。
忍者議会
2007年4月、伊賀市が伊賀流忍者発祥の地であることをアピールするために、市長や市議らが忍者服に身を包み審議を行う忍者議会を開催している[16]
忍者市宣言
2017年2月22日、「忍者発祥の地」として、忍者市を宣言した。国内外の観光客誘致にさらに力を入れるのが狙いという[17]

市役所・支所

新設合併時は旧上野市役所が市役所本庁舎とされ、それ以外の旧町村役場は支所とされた。しかし、2019年1月4日に本庁舎が四十九町に移転した。

  • 伊賀市役所:伊賀市四十九町3184番地(〒518-8501)
    • 上野支所(ハイトピア伊賀)伊賀市上野丸之内500(〒518-0873)
    • 伊賀支所(旧伊賀町役場):伊賀市下柘植728番地(〒519-1412)
    • 阿山支所(旧阿山町役場):伊賀市馬場1128番地(〒518-1395)
    • 島ヶ原支所(旧島ヶ原村役場):伊賀市島ヶ原4913番地(〒519-1711)
    • 大山田支所(旧大山田村役場):伊賀市平田652番地の1(〒518-1422)
    • 青山支所(旧青山町役場):伊賀市阿保1411番地(〒518-0292)

市役所移転問題

伊賀市役所本庁舎(南庁舎[18])は耐震基準を満たしておらず、老朽化が進んでいる[19]。そのため内保博仁市長時代に建て替えが決定し[19]、現在地での新築に向け計画が進んでいた[20]。このため北庁舎は取り壊された[18]2012年11月、坂倉準三が設計した市役所庁舎の保存運動を行っていた岡本栄が市長に当選すると計画を白紙撤回し、2013年に現庁舎から2.5 km離れた三重県伊賀庁舎の隣接地への建設を表明した[20]

これに対して上野商工会議所の木津龍平会頭らは現在地での建て替えを主張し[20]2014年2月に住民投票条例制定を目指して7180人の署名を集めた[18]。この署名は書類不備のため無効とされた[18]。しかし、岡本市長自らが住民投票条例案を提出、可決された[20]。同年8月24日、現在地か移転かを問う住民投票が実施されるも、条例で「50%未満では住民投票は不成立」と規定されていたため、投票率42.51%で開票されなかった[20]。これを受けて、市長は9月議会に庁舎移転を提案することが決まり[20]9月11日に賛成16人、反対8人で庁舎移転は可決された[21]。ところが、2014年12月24日の伊賀市議会12月定例会で、一般会計補正予算案に計上された南庁舎活用計画策定予算を削除する議員提案がなされ、賛成20人、反対3人で可決された[18]

旧庁舎は、図書館や美術館などからなる複合施設として利用し、現行の伊賀市上野図書館を芭蕉翁記念館とする構想がある[18]

国家機関

裁判所

  • 津地方裁判所伊賀支部 - 2004年11月1日に「津地方裁判所上野支部」より名称変更。

厚生労働省

国土交通省

財務省

国税庁

防衛省

自衛隊

法務省

施設

警察

本部

消防

本部

医療

主な医療機関

伊賀医師会名賀医師会 の2つの医師会がある。

図書館

郵便局

主な郵便局

(2012年12月現在)

  • 日本郵便株式会社
    • 上野郵便局(上野丸之内)
    • 阿山郵便局(馬場)
    • 大山田郵便局(平田)
    • 伊賀郵便局(下柘植)
    • 島ヶ原郵便局(島ヶ原)
    • 青山郵便局(阿保)
以上は集配局で、この他窓口業務のみを行う郵便局が29箇所(うち簡易郵便局6箇所)ある。
その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、上野・阿山・大山田・伊賀・島ヶ原・青山の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
郵便番号

伊賀市内の郵便番号は以下の通り。

  • 518-00xx」「518-01xx」「518-08xx」「518-11xx」=旧上野市域。上野局の集配担当。
  • 518-02xx」=旧名賀郡青山町域。青山局の集配担当。
  • 518-13xx」=旧阿山郡阿山町域。阿山局の集配担当。
  • 518-14xx」=旧阿山郡大山田村域。大山田局の集配担当。
  • 519-14xx」=旧阿山郡伊賀町域。伊賀局の集配担当。
  • 519-17xx」=旧阿山郡島ヶ原村域。島ヶ原局の集配担当。

教育

専修学校

  • 岡波看護専門学校

高等学校

県立
私立

中学校

市立
私立

小学校

幼児教育

市立
  • あやま保育所
  • 猪田保育所
  • 依那古保育所
  • 依那古第二保育所
  • 大山田保育園
  • 神戸保育所
  • 希望ヶ丘保育園
  • さくら保育園
  • 佐那具保育所
  • 島ヶ原保育所
  • しろなみ保育所
  • 新居保育所
  • たまたき保育所
  • 柘植保育園
  • ともだ保育所
  • 西柘植保育園
  • 壬生野保育園
  • 桃青の丘幼稚園
私立
  • 青山よさみ幼稚園
  • 曙保育園
  • 長田保育園
  • 中瀬城東保育園
  • 白鳳幼稚園
  • 花之木保育園
  • ひかり保育園
  • 府中保育園
  • 古山保育園
  • 三田保育園
  • みどり保育園
  • みどり第二保育園
  • 睦保育園
  • 友生保育園
  • ゆめが丘保育所
  • 予野保育園

対外関係

姉妹都市・提携都市

海外

国内

姉妹都市
  • 滋賀県の旗甲賀市滋賀県
    伊賀市合併後は隣接する滋賀県甲賀市との交流を深め、両市とも忍者のふるさとであることから、2007年3月から「伊賀甲賀・忍者の里平成の野寄り合い」(伊賀市・甲賀市広域連携推進委員会主催)という忍術対決のイベントを開催している。この対決では負けた市は勝った市のPRポスターを1年間掲示することになるというユニークな勝負で過去2回は両市の市長も競技に参加した。2007年3月の対決では伊賀市、2007年11月の対決では甲賀市が勝利した。また、亀山市と共にいこかが・うか・めやま)提携を結んでいる。
提携都市
その他

経済

伊賀市は地理的に大阪と名古屋の中間に位置することから、特に名阪国道の物流利便性を受け、名阪国道沿いへの工場立地等が増加している。なお、サービス業を中心に就業者割合が高まっており、観光関連産業の活性化が望まれている。

2015年国勢調査によると、伊賀市に在住する48777人の15歳以上就業・就学者の8割に当たる39472人が市内で就業・就学しており、県内の名張市への通勤・通学者は3275人、津市への通勤・通学者は957人、北勢地区への通勤・通学者は786人、滋賀県甲賀地区への通勤・通学者は672人であった。なお、大都市への通勤・通学者は、大阪市が627人、名古屋市が109人であった。

農業

2016年現在、三重県内で稲作の盛んな地域は、大きく分けて2箇所あり、それは伊勢平野と上野盆地である[22]。2016年現在、三重県のコメの収穫量は、日本の都道府県別順位で21位であり、三重県内でコメの収穫量が多い自治体として、松阪市の次に、伊賀市が挙がる[22][注釈 4]。さらに、2016年現在、三重県では耕地面積に対する水田の割合が目立つ一方で、三重県はコムギの収穫量の日本の都道府県別順位で8位に入っており、三重県内のコムギの作付面積では、松阪市が24.0パーセント、津市が14.3パーセント、鈴鹿市が9.9パーセント、菰野町が8.0パーセントに次ぐ、ほぼ同率の8.0パーセントで伊賀市が入る[23]。この他、2016年現在、三重県内において伊賀市はアズキの主産地に挙げられるものの[23]、アズキの収穫量に関しては日本では北海道産が9割以上と圧倒的であって[24]、日本全体で見れば伊賀市がアズキの主産地というわけでなない。また、2016年現在、ダイズも三重県内においては、松阪市、津市、菰野町、鈴鹿市と並んで、伊賀市も主産地として名前が出るものの[23]、ダイズの収穫量も日本では北海道産が35.4パーセントを占め、その次が宮城県、秋田県、福岡県、佐賀県と続き[25]、三重県は都道府県別のダイズ収穫量順位で14位にようやく出てくる程度と[23]、日本全体で見れば伊賀市がダイズの主産地というわけではない。

なお、市政の上でも、農業を基幹産業として位置づけており、農業公園も整備したが、農業就業者の高齢化・後継者や担い手の不足・採算性の悪化などの問題も抱えている。

商工会議所

市町村合併により、旧町村部の商工会は合併したが、商工会議所との合併には到っていない。

第一次産業

主な農林業団体

第二次産業

主な工芸品

第三次産業

主な商業施設

市街地に大型総合ショッピング施設が集中している。

金融機関

古くは都市銀行も存在したが、銀行は地方銀行のみである。なお、地域的に、近畿地方に本店を置く地方銀行の支店も存在する。

市内に拠点を置く主な企業

マスメディア

通信

  • 本来エリアの在名広域民放テレビ局(在名局。上野ラジオ中継局名張テレビ・FM中継局等)や三重テレビ放送を始め、生駒山上からの電波を遮断する物が無い地理的状況から、在阪広域民放テレビ局(在阪局)のアナログTV放送が直接受信可能な場所が多かった。また、ケーブルテレビによる配信も行われており、名古屋大阪の各方面とも関係が深いことがあり、在阪局をメインに視聴している世帯も多かった[26]
    なお、ラジオについては、複数の県域放送が聴取できるいわゆる“電波銀座”と呼ばれる地域である。
  • 地上デジタル放送は、総務省の指導で在阪局の伊賀方面への出力が抑えられたことから、在名・県域テレビの伊賀・名張中継局による視聴が主である。これに対して、主に奈良・大阪方面との関係が深い市民から「つながりの深い地域の情報が得られなくなる」などの批判の声もあったが、現在はケーブルテレビで在阪広域民放テレビ局のデジタル再送信が実施されている[26]
    NHKについては、上記の制限がないので、多くの地域で津(名古屋)・近畿(奈良・京都など)両局の放送が視聴できる。
  • 電話は名張市も含め全域『0595』(市内局番は20〜79、上野MA)区域である。同一市外局番の亀山市(市内局番は80〜99)へは隣接扱いのため、市外局番が必要。
  • 携帯電話は東海地方の最西エリア。auに再編する前は、伊賀上野のショップまで出向く関西のIDO(日本移動通信)ユーザーも少なからず存在した。

テレビ

なお、中部電力系のコミュファ光2012年7月より伊賀市でも提供を開始した。ただしコミュファ光テレビ(光ファイバー使用のCATV)は当初は全域で利用できなかったが、2014年より旧青山町の地区を除き視聴可能となった。ただし青山町地区はインターネットとIP電話は利用可能ながら、引き続き近接の名張市共々サービス対象外であり視聴できない。

ラジオ

新聞

全国紙は三重県内では一般に名古屋市で発行された物が販売されているものの、伊賀市では大阪本社(大阪市)で発行された物が販売されている(名張市および熊野市以南も同様)。中部地方ブロック紙である中日新聞も販売されている。またスポーツ新聞も、名古屋市で発行する中日スポーツを除き、大阪版が販売されている。

観光

伊賀市は戦災による被害をほとんど受けなかったため、名所旧跡が残っている。ただし、天正伊賀の乱による徹底的な破壊により、それ以前の建物等は少ない。

名所・旧跡

観光スポット

東部に広がる山地はドライブや別荘地などに使われ、関西や東海地域の避暑地として利用される事がある。室生赤目青山国定公園の一角を占める地域では、山岳の自然や植物相を見られる。

文化・名物

祭事・催事

  • (2月)
  • 伊賀学検定(3月:上野商工会議所主催)
  • (3〜5月)
  • 霊山さくら祭り(4月)
  • 余野公園つつじ祭り(5月)
  • 青山高原つつじクォーターマラソン(5月)
  • 植木神社祇園祭(7月)
  • 陽夫多神社祇園祭(7月)
  • 上野城薪能(9月)
  • 伊賀流手裏剣打選手権大会(10月)
  • 芭蕉祭(10月12日)
  • 上野天神祭(10月23日〜25日:「上野天神祭のダンジリ行事」は国の重要無形民俗文化財ユネスコ無形文化遺産
  • けんずいまつり(11月)
  • 大山田収穫祭り(11月)
  • 滝山渓谷紅葉まつり(11月)
  • 伊賀上野シティマラソン(11月)

特産・グルメ

  • 伊賀牛
    肉牛である伊賀牛は松阪牛ほどの知名度はないものの、品質は遜色なく、地元のみならず近隣の大都市でも評価されている。伊賀牛は特に伊賀市・名張市で大量に消費されている。
  • 伊賀米
  • 伊賀酒
  • かたやき
  • 田楽
  • 伊賀焼
  • 養肝漬
  • 組み紐
    高座を組んで絹糸を編みこみ、装飾のついた1本の紐に組み上げていく工芸品である。着物の帯をさらに飾る物として、和装に利用される小物だが、職人の高齢化や内職の衰退などにより存続を危ぶむ声も聞かれる。
  • 和傘
  • 忍者うどん
  • 伊賀餅

スポーツチーム

サッカー

観光協会

この他、2008年2月7日に仮想世界「Second Life」において、忍者の体験型テーマパークをオープンさせている[28]

方言

地域では関西弁の一種である伊賀弁という方言が使用されている。名阪国道上野東インターチェンジから市街地へ向かう方には「忍者の里いがうえの ようおこし(ようこそ)」、市街地から上野東インターチェンジへ向かう方には「またきてだーこ(また来て頂戴)」という伊賀弁の書かれた看板が立てられている。

出身・関連著名人

政治
実業
学術
文学
芸術
芸能
スポーツ
武士

ゆかりの人物

その他

  • 伊賀青年会議所によって考案され、2009年に市の地域活動支援事業の指定を受けたご当地キャラクター「いが☆グリオ」がおり、『TVチャンピオン2ゆるキャラ選手権において決勝進出、『笑っていいとも!』でも「ゆるキャラ人気ナンバーワン」として紹介されるなど、伊賀市観光PRを目的に活動している。
  • 旧上野市では、在日コリアンの一部を対象に住民税減額措置が行われていた。この措置は、昭和30年代から40年代にかけ、市と地元の在日本大韓民国民団民団)や在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)との交渉で始まったとみられ、納付額を半減するなどしていたが、2007年度から廃止した。市の見解によれば、市の条例の減免規定にある「特別の理由があるもの」を根拠に減額していたが、多くの苦情が市役所に寄せられた[32]
詳細は在日特権#住民税を参照。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 上野市や伊賀町が合併して「伊賀市」になった例のように、平成の大合併において、市と町村の合併した組み合わせで、町村名が市名に決定した例は限られている。ただ、鹿児島県霧島市福岡県朝倉市新潟県妙高市熊本県天草市は、伊賀市と同様の事例である。特に、妙高市に関しては旧新井市が妙高村などを編入した際に改称したという「編入された自治体名を採用」した稀有な例である。なお、伊賀市の場合は、元々伊賀町僭称地名であったためと見る向きが強い。
  2. ^ 地名研究家楠原佑介は、著書で「伊賀市」を僭称市名として批判しているほか、(『市町村合併で「地名」を殺すな』洋泉社)や(月刊「地理」52-1)も同様の理由で批判している。一方、今尾恵介(『生まれる地名、消える地名』実業之日本社)のように、伊賀市が旧伊賀国の大部分を占めていることを理由に容認する向きもあり、専門家の間でも評価が分かれている。ただし、「伊賀」をと見た場合、当市域は旧伊賀郡1896年名張郡と統合して名賀郡になった)の大部分を含んでいる。なお、旧伊賀町阿山郡であり、旧伊賀郡(名賀郡)ではない。
  3. ^ 昭和の大合併の以前にあった三重県内の市のうち、平成の大合併では、上野市以外に、津市四日市市桑名市熊野市松阪市伊勢市亀山市が合併した。しかし、上野市以外は、いずれも以前の市名を踏襲して、新たな市名とした。なお久居市は元来町制を引いており、1970年に市制を施行したものの、津市と合併したため消滅した。
  4. ^ 参考までに、2016年時点の三重県内の自治体でコメの収穫量のbest10は、1位の松阪市、2位の伊賀市に次いで、3位は津市、4位は鈴鹿市、5位は伊勢市、6位は四日市市、7位は桑名市、8位は明和町、9位はいなべ市、10位が玉城町であった。なお、このうち、三重県内では松阪市が14.7パーセント、伊賀市が14.6パーセント、津市が13.7パーセント、鈴鹿市は8.5パーセントと、すでに4位までで、三重県内のコメの半分を超える収穫量を誇っている。

出典

  1. ^ 新市名称決定に当たって 伊賀市役所
  2. ^ a b 名張市の住民投票結果 名張市役所
  3. ^ 新市名称「伊賀上野市」の再々審議を 市内の住民らが署名提出。 伊賀タウン情報YOU
  4. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2019年2月閲覧。
  5. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2019年2月閲覧。
  6. ^ 住民自治協議会について 伊賀市役所
  7. ^ 新住所・郵便番号のお知らせ 伊賀市役所
  8. ^ 国籍別伊賀市外国人登録者数 (PDF) 伊賀市国際交流協会
  9. ^ 忍者の日に「忍者市駅」と「忍者線」伊賀に登場”. 読売新聞オンライン (2019年2月22日). 2019年2月22日閲覧。
  10. ^ 伊藤 博康 『えきたの 駅を楽しむ(アート編)』 p.40 創元社 2017年12月20日発行 ISBN 978-4-422-24076-3
  11. ^ 伊賀市の合併の経緯 伊賀市役所
  12. ^ 仕事への意欲新たに 市長、忍者姿で辞令交付 伊賀タウン情報YOU
  13. ^ 忍にん体操 伊賀市役所
  14. ^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
  15. ^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
  16. ^ 忍者議員が勢揃い!? 伊賀市議会で「忍者議会」開催
  17. ^ 「忍者の日」に「忍者市宣言」可決 伊賀市「忍者議会」-朝日新聞
  18. ^ a b c d e f 中山梓「移転決定もまだ道半ば ④伊賀市庁舎めぐる住民投票」中日新聞2014年12月26日付朝刊、三重版16ページ
  19. ^ a b 三重・伊賀市庁舎移転めぐる住民投票不成立 投票率42.51%”. 北海道新聞 (2014年8月24日). 2014年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月25日閲覧。
  20. ^ a b c d e f 三重・伊賀市庁舎移転めぐる住民投票不成立 投票率42.51%”. 中日新聞 (2014年8月24日). 2014年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月25日閲覧。
  21. ^ 伊賀市庁舎移転 市議会、条例案を可決 三重”. 産経新聞 (2014年9月12日). 2014年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月5日閲覧。
  22. ^ a b 井上 繁 『47都道府県・米/雑穀百科』 注釈のiiページ、本文のp.183 丸善出版 2017年10月25日発行 ISBN 978-4-621-30182-1
  23. ^ a b c d 井上 繁 『47都道府県・米/雑穀百科』 注釈のiiページ、本文のp.185 丸善出版 2017年10月25日発行 ISBN 978-4-621-30182-1
  24. ^ 井上 繁 『47都道府県・米/雑穀百科』 注釈のiiページ、本文のp.36 丸善出版 2017年10月25日発行 ISBN 978-4-621-30182-1
  25. ^ 井上 繁 『47都道府県・米/雑穀百科』 注釈のiiページ、本文のp.25 丸善出版 2017年10月25日発行 ISBN 978-4-621-30182-1
  26. ^ a b みんなのギモン「近畿?東海?三重は一体、何地方」(関西テレビ放送 みんなのニュース ワンダー、2016年9月9日) - ウェイバックマシン(2016年9月13日アーカイブ分)
  27. ^ 井上 繁 『47都道府県・米/雑穀百科』 本文のp.188 丸善出版 2017年10月25日発行 ISBN 978-4-621-30182-1
  28. ^ Second Lifeで忍法「水蜘蛛の術」、伊賀上野観光協会が「忍者屋敷」開設
  29. ^ 伊藤重剛「追悼 堀内清治先生」『建築史学』、建築史学会、2009年、 130-133頁、 NAID 130007412430
  30. ^ 伊賀と新陰流 新陰流兵法 碧燕会
  31. ^ 旧名:卜部兼好
  32. ^ 市民税減免措置についての説明 伊賀市役所

関連項目

外部リンク

介護

介護(かいご、: nursing, elderly care)とは、障害者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。

日本の介護

日本で「介護」という言葉が法令上で確認されるのは、1892年の陸軍軍人傷痍疾病恩給等差例からであり、介護は施策としてではなく、恩給の給付基準としての概念であった。「介護」という言葉が主体的に使われるようになったのは、1970年代後半からの障害者による公的介護保障の要求運動からである。それ以前の「『障害者の面倒を見るのは親がやって当り前』という社会の考え方からでは障害者は施設に追いやられる」という危機感からそのような運動が発生した。

公的介護保障の要求を受けて、介護人派遣事業が制度化され始めたのは1980年代半ばからであるが、障害者にとって保障と呼ぶにはほど遠いものであった。地方自治体による高齢者の訪問介護・看護事業は1960年代より始まったが、理念的には家族介護への支えであって、その考え方は現在でも受け継がれている。医療クオリティ・オブ・ライフ(Quality of life・QOL)の考えが普及すると、介護にも導入され、介護によって病人、高齢者のQOLを高め、QOLのさらなる向上に貢献することもまた介護の目的とされている。

介護保険法支援費支給制度により障害者が在宅介護や施設介護のサービスを また、介護を行う介護福祉士訪問介護員等の介護職や、介護サービスの利用の調整を図る介護支援専門員は、名称独占資格専門職であるが仕事の肉体的・精神的負荷が大きく、仕事の難易度の高さや負荷の大きさや低賃金のため、恒常的な労働力不足の状況である。

「介護」論争

  • なお「介護」という行為の専門性や独自性を問う中で、以下のような論争が度々巻き起こる事がある。
  • そのために一部では「独自の介護学(もしくは介護福祉学)という学問が確立されるべきであり、これによって介護という存在の学問上での権威を上げ、より介護という技術の専門性を主張するべきである」という意見(介護は、既存の事象や学問に因らない、それだけで学問体系として成立する、という考え方)が出る。これを現実のものとするために2004年、日本介護学会日本介護福祉士会内に設立された。

「看護」と「介護」

看護界の一部には、介護は看護の中に含まれるとして、「看護」という言葉で充分代用できるという声もある。実際、三大介護ともいわれる食事介助・入浴介助・排泄介助は看護の中でも扱われる。日本の法律では、「介護」を看護と区別するような専門性、特定の業務内容とその位置づけについての記述はない。

ただし、「介護」という言葉が流布するようになって、介護福祉士訪問介護員(ホームヘルパー)のワークの内容をいうのに、従来の「介助」よりも、適切であるとして、介助という身体的な行動援助よりいささか広い範囲で使えるということで、重宝なものとして用法が広まってきている。また、「介護」という言葉は、看護師や看護界が作り出した言葉ではなく、日本で介護福祉士が国家資格化され、観察・分析・ニーズ発見といったQOLを高めるためといった看護とは異なる介護方法の専門性が研究されている。

なお、「介護」という単語は、介護用品メーカーであるフットマーク株式会社東京都墨田区)の代表取締役・磯部成文(いそべしげふみ)により「世話をする側とされる側のお互いの気持ちの交流を考えて『介助』と『看護』を組み合わせて作った造語」という説もあるが、上記のとおり1892年には法令に出ている熟語である。

介護技術

社会福祉学上では、福祉サービス利用者に対して援助のために提供される技術という意味で 社会福祉援助技術における直接援助技術 に組み込まれるとする意見もあり、その観点から介護の分類や専門性を語る際には、同技術における「ケースワーク(個別援助技術)」や「グループワーク(集団援助技術)」に対応する呼称として、ケアワーク(介護技術)の呼称が使われる。しかし、これらを比較した場合、介護は前2者と比べてその成り立ちや技術の有り方が大きく異なる(前2者は基本的に「人間関係」を対象とした技術。ケアワークは基本的に「生活上の挙動の不全」を対象とした技術)上に、現実として「社会福祉士介護福祉士」という別個の資格が確立されているため、「介護技術は何者にも因らない独自の体系を持つ(社会福祉援助技術外の)技術である」とする見方もある。

ただし、社会福祉士も介護福祉士も、担当事例においては「ケースワーク」「グループワーク」「ケアワーク」という3つの技術が必要とされる(チームケア事例におけるケアワーク担当者の不在による代替行為ないしはその逆となる事例、もしくは介護担当者とカウンセリング担当者の相互理解が必要となる事例など)ため、それらを習得する必要がある。また、社会福祉学部を擁する大学のほとんどは実際にこれら3つの技術を社会福祉学の分野としてそれぞれ対等となる独自の単位を設定して学ばせており、さらには介護福祉士・社会福祉士の両資格試験では、この3技術に関する試験科目がやはりそれぞれ試験内における対等の分野として存在している。

介護観

日本の介護観は、従来「両親は息子(特に長男)や親族が面倒をみるもの」という価値観があった。だが、少子高齢化や核家族化の進行、医療の進歩に伴い寿命が延びたことにより、介護が「看取り三月」ではなくなったことなどに伴い、介護を行う家族(配偶者や子)の側もまた高齢者であるという「老老介護」の問題も浮かび上がっており、家族にとってはより重い負担となっている(著名な例では、1999年に当時の高槻市市長江村利雄が、妻の介護と公職の両立が出来ない事を理由に市長を辞任して議論となった)。老老介護の苦労や負担に耐え切れず、介護する子が親を殺害する(しばしば『介護疲れ殺人』などと報じられる)などの犯罪にも繋がっている。

現在では要介護者を抱えた家庭の苦労や、介護される側の気苦労などが広く知られるようになり、社会全体で面倒を見てもよいという価値観が生まれつつある。また関東圏と関西圏においても介護観の違いが報告されている[1]。これは社会と文化の多様化および複雑化に伴うものだと考えられる。介護観の複雑多様化は、ある意味必然的なものなのかもしれないが、その多様性に対応できる社会体制が必ずしも整っているとは限らない[2]

介護と相続

家族の介護をした者が遺産相続において遺族と揉めることがあるが、これは特別受益と寄与分を考慮して相続額を決定すべきである。遺産分割で争うことを避けるためには、介護する者が日記をつけて介護の内容を記録したり、介護に関する支出の領収書を保存したりしておくべきである。生前贈与があったときは金額や時期といった内容を記録し、税務申告書などをきちんと保存しておくことが大切である[3]

外国人労働者

日本と諸外国との間で締結された二国間経済連携協定(EPA)により、2008年以降、看護師のほか介護福祉士(候補者)が来日し、日本国内で活動するようになった。2014年までの対象国は、インドネシアフィリピンベトナムである。2014年には、2,000人を超える規模となり、EPAの制度枠外の労働者も存在するようになりつつある[4]

しかしその一方で、外国人労働者の管理については各介護事業者の裁量に委ねられているため、外国人労働者を安い給料で酷使する介護事業者も多く、訴訟が起こされるケースも出ている[5]

  • 出入国管理及び難民認定法(入国管理法)改正(2017年10月1日施行[6])により在留資格に「介護」が追加される。日本の介護福祉士養成施設(養成校)を卒業し、介護福祉士を取得した者は、介護業務もしくは介護指導を職務にする場合は、在留資格「介護」による在留資格申請が可能となり、日本の介護施設等で就職することが可能となる。
  • 技能実習制度改正(2017年11月1日施行)と同日、実習職種に「介護職種」が追加された[7]。技能実習生は、技能実習制度の技能転換を目的にした制度であるが、来日する技能実習生は、在留生活においては監理団体が管理し、実習施設では、労働基準法に基づく雇用関係を締結し、日本人労働者と同等に扱い保護される労働者となる[8]。労働者として労働災害時には労災対象となる。技能実習生は労働を通じたOJTとOFF-JTにより技能を習得する。EPAによる介護福祉士候補者の不合格者は、帰国が1年程度の期間をあけ、再度、技能実習生として来日することが検討されている。さらに、技能実習生は、技能実習期間中に「介護福祉士」の国家試験に合格し介護福祉士登録者証を受けた者は一度帰国をした後在留資格「介護」に在留資格を切り替えることが可能となることも検討されている[9]

商標

「介護」は、失禁用おしめ・防護手袋・布団まくらかや[10]、つえ・靴べら・靴ひも、履物[11]、つけまつ毛・耳かき・カフスボタン・かばん類・化粧用具・ベルト・腕止め・ワッペン・腕章・頭飾品・つけひげ[12]カラビナピッケル・スリーピングバッグ・水中ナイフ・ウエイトベルト・浮袋・メトロノーム楽器テレビゲーム乗馬用具・揺りかご・幼児用歩行器・体操用マット・おもちゃ・人形手品用具・遊戯用器具・運動用具・釣り具[13]などに対してフットマーク株式会社が権利を持つ商標登録である。

また、『月刊介護保険』を出版する株式会社法研が雑誌新聞に関する商標権を有し[14]、宿泊施設、飲食物の提供、乳幼児の保育、老人の養護、布団等の貸与などに関してはワタミ株式会社が商標権を有する[15]

脚注

  1. ^ 社会健康観研究会 研究業績”. 社会健康観研究会. 2016年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月26日閲覧。
  2. ^ 参考文献:・・「介護意識に関する介護関連職者の地域差研究 ~関東・関西3076例を通じて~」第2回日本介護学会予稿集,(社)日本介護福祉士会日本介護学会,p.89~98,2004
  3. ^ 日本経済新聞朝刊2016年8月13日付[要ページ番号]
  4. ^ “介護で来日の外国人2千人超す”. ロイター (ロイター通信社). (2014年7月27日). オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20140728214231/http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2014072701001375 2014年7月27日閲覧。 
  5. ^ 過酷労働 比介護職員に悪質契約…施設側謝罪し和解 毎日新聞 2017年2月3日
  6. ^ 施行日: 平成二十九年十一月一日”. 2018年5月21日閲覧。
  7. ^ 外国人技能実習制度への介護職種の追加について”. 2018年5月21日閲覧。
  8. ^ 外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律”. 2018年5月21日閲覧。
  9. ^ 介護職の在留資格見直しへ 無期限で日本で勤務可能に”. 2018年5月21日閲覧。
  10. ^ 以上は登録番号[要出典]第1652072号、1984年1月26日登録。
  11. ^ 以上は登録番号第1782616号、1985年6月25日登録。
  12. ^ 以上は登録番号第1794269号、1985年7月29日登録。
  13. ^ 以上は登録番号第1887948号、1986年9月29日登録。
  14. ^ 登録番号第4106101号、1998年1月23日登録。
  15. ^ 登録番号第5023028号、2007年2月2日登録。

関連項目

外部リンク

参考文献


 

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