写真 『ゆるキャン△ SEASON2』イメージビジュアル第5弾(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会
「ゆるキャン△」リンのおじいちゃん(CV.大塚明夫)、バイクと共に! イメージビジュアル第5弾が公開
内容をざっくり書くと
TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』は、AT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送中だ。
現在放送中のTVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』よりイメージビジュアル第5弾が公開された。 『… →このまま続きを読む
アニメ!アニメ!
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テレビアニメ
テレビアニメは、テレビ放送用に制作されるアニメ作品(テレビ番組)を指す。「テレビアニメーション」の略語で、「TVアニメ」とも表記される。
本項では、日本の地上波テレビ局、BS・CS局のテレビ放送用に製作される商業アニメ作品(番組)について解説する。
概要
標準的な事例としては、1回分を30分(CMなども含めたテレビ放送時間)とする連続作品として制作されるほか、5分から15分の短編アニメ作品や、レギュラー放送番組の長編特別番組、単発の長編特別番組なども存在する。
多くの作品は児童・ファミリー向けで、「アニメは子供のもの」という認識は、世界初の連続商業テレビアニメ『鉄腕アトム』(当時はテレビマンガと呼称された)放送時から基本的に変化はないが、アニメに拒否感を示す者の割合は減少傾向にある。これはアニメを視聴して成長した層が増加したことによるが、「アニメはおたくのもの」という認識も広まりつつある[1][2]。
野村総合研究所は、テレビアニメの録画率は他ジャンル番組と比べて際立って高く、特にBS放送で顕著になるという調査結果を発表している[3]。
インターネット配信が普及した現在でも「テレビ放送の実績が海外の視聴者には特別に映る」という理由から先行して有料配信の後、「海外戦略の為に宣伝」と位置づけてテレビ局の放送枠を購入して放送する事例もある[4]。
作品に関しては「日本のテレビアニメ作品一覧」を参照。
標準フォーマット
30分枠番組の構成はおおむね以下の通り(ここでは『マシュマロ通信』の本放送版を基本にして記述する)だが、作品によっては「実写パートとの混成」となるものもあり、下記のフォーマットと異なる場合もある。
基本的に本編(約24分)と、CM(約6分)の合計で30分となる。CMは15秒単位で制作されるため、各パートも15秒が基本単位で、警告(啓発)とアイキャッチの合計は15秒、テーマ曲は90秒(60秒・150秒)になる。
CM放送が放送法などの関連法令で禁じられている公共放送のNHKや、WOWOW・アニメ専門チャンネルなどの有料衛星放送においてもローカル局へ放送権を販売するなどの2次利用のため、上記のフォーマットを採用している。その場合、本来のCMの時間を視聴者から寄せられたイラストなどの紹介コーナーやミュージッククリップ、番組等の宣伝を加えて25 - 30分枠として放送している。
- 警告(啓発):5秒
- ポケモンショック以降、「テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見よう」など、登場人物から視聴者への呼びかけがある。ポケモンショック以前の番組の再放送でも字幕が表示されるようになる。これは同事件から長年が経った現在でも、少なくとも全日枠作品ではおおむね徹底されている。なお警告パートがない作品も多く、本編冒頭の字幕で挿入する・警告自体がない(特に深夜アニメ)・CMが警告を兼ねている例もある[注釈 1]。
- 常時接続の普及によりインターネット上で違法配信が問題視されるようになると、「インターネットへのアップロードは著作権法で禁止されている」旨の警告文が深夜アニメを中心に表示される(本編Aパートの冒頭で表示する場合もある)。
- 作品によっては「本作品はフィクションであり、実在の人物・事件とは関係ない」旨のテロップも表示されることがある。
- 作品のジャンルに応じた特別な警告カットやテロップが挿入されるケースもある。
- 登場人物の言動に差別用語やその他問題のある表現を含む場合、事前に「時代考証や作品の資料性を考慮して一部不適切な表現を含む」旨のテロップが表示される。
- アバンタイトル:10秒
- 作品によって有無が異なる。ある場合はオープニング曲の前に数分程度の本編Aパートのイントロダクションが挿入される。毎回、作品解説の同じ映像が挿入されることもある。
- オープニング主題歌(オープニングアニメーション):1分30秒
- 大半は同じ映像を繰り返し使用するが、新キャラクター・新メカが登場すると一部シーンを差し替えることもある。多くの作品はメインスタッフをここでクレジットする。
- 作品自体が5分前後の短編アニメの場合、放送枠の都合上などで全てのスタッフ・キャストクレジットをオープニングアニメーション(あるいはエンディングアニメーション)内に集約する場合もある。
- 近年の多くの作品では1クール単位で主題歌を入れ替える傾向が強い。中には毎回のように入れ替えるケースもある(エンディング主題歌も同様)。
- オープニング主題歌のイントロダクションをアバンタイトルのラストシーンに被せるように挿入する演出や、最終回などでオープニング主題歌を飛ばして本編に入る場合もある。
- 提供クレジット:10秒
- 放送局のアナウンサー(ローカルセールス番組の場合は各放送局ごとに異なることが多い)が読み上げることが多いが、本編のナレーションや主要キャラクターを担当する声優が提供のアナウンスをするケースも増えている(提供クレジット#出演者・声優によるアナウンスも参照)。
- ローカル局の深夜アニメの場合、スポンサードネットによる放送が非常に少なく、大半が番組販売の形で放送されるため提供クレジットが省略され、背景の表示のみになることもある。
- 「今週のハイライト」的文章や、「局からの案内」などのテロップを挿入する例もある。
- 本編の放送時間の関係上などから、提供クレジットパートを省略し、Aパートの冒頭でスポンサークレジットを挿入する作品も増加傾向にある[注釈 2]。
- CM1:1分30秒
- 作品によってはオープニング終了後、本編Aパートに入るものもある(その場合は後のCMパートがその分だけ長めに設定されることが多い)。
- 本編Aパート:10分
- アイキャッチ:5秒
- 作品毎に大きく異なる。全く使用されない場合や、A/Bパートに番組タイトルロゴを挿入する、A/Bパートのいずれかに挿入する、演出上の意図でCMに関係なく場面転換に挿入するなど様々である。同じ映像を使用するものや、内容に応じて準備された数種類の映像を使用する。CMのないNHKやAT-Xの放送分でも挿入されることがある。
- CM2:1分30秒
- アイキャッチ:5秒
- 本編Bパート:10分
- エンディング主題歌(エンディングアニメーション):1分30秒
- おおむ概ねの傾向はオープニング主題歌と同じであるが、毎回変わる担当スタッフや担当キャストクレジットは大抵はここで表示する。
- エンディングアニメーション内に次回予告を挿入する例もある。
- 最終話にてエンディングアニメーション映像を新規に制作(大抵は作品の後日談か総集編的なもの)したり、専用のエンディング主題歌を用意する場合もある。
- CM3:1分30秒
- 作品によってはそのまま次回予告へ入るために省略されるか、次回予告後に回されることもある。
- 次回予告:30秒
- 次回に放送される予定の映像を使用する。ただし、一部作品では本編の放送時間の関係上、先述のようにエンディングアニメーション内に次回予告映像もしくは次回タイトルを流すものも存在するほか、次回予告自体が存在しない作品もある。
- 近年では主にMBS製作作品の場合に改編期が迫ると新番組告知CMを放送する時間を捻出するため次回予告の放送時間を短縮したり、本編中では放送せずに正規サイズのものを各公式サイト・動画配信サイトで次回予告を公開する事例が増えている。
- 提供クレジット:10秒
- エンドカード:5秒
- 作品によっては有無が異なる。同じ作品でも、挿入の有無は局により異なり、局ごとに別々の例もある。また、再放送にあたって新規に制作される作品もまれに存在する。
- CM4:1分20秒
- 作品によってはエンディング主題歌を流した後か次回予告前後にCパート(短編アニメなど)やミニコーナーを挿入するものもある。
作品や放送局によっては、放送開始時刻から暫くCMを流してから本編放送開始、というケースも多く見られる。
また再放送にあたっては、再放送枠自体が通常の30分よりやや短い場合など、放送枠の都合上によりCM放送時間を捻出するためにOP・EDや次回予告、場合によっては本編の一部がカットされる事例がある。特に通常のフォーマットより本編が長めに制作された作品でこれが顕著になる。
制作過程
- 基本的な流れはアニメ#制作工程を参照。
- 企画
- 制作資金・スポンサー集め(民放テレビ局の場合)
- 発注
- 下請けとなる各種アニメ制作会社へ発注してアニメ制作を行う。
- フジテレビ制作『信長協奏曲』は、「テレビ局内の部署で直接制作」する、異例の制作体制を採用している[5]。
日本初の30分テレビアニメシリーズ[6]『鉄腕アトム』で、制作プロダクション主宰の手塚治虫が同時に原作者の立場であり、自身の作品のアニメ版著作権を放送局に売り渡すことに難色を示したことに放送局も同意し、その後も同じ方式が踏襲された。放送局が直接アニメ制作会社を子会社として設立するなどの方法で制作に関与したり、著作権を買い取ったアニメ番組も初期には存在したが、版権ビジネスが成立しないために現在では存在しない。
制作現場の空洞化およびその影響
コストカットや人手不足などの事情から、およそ40年前からアニメーションの実制作の少なからぬ部分(特にセルや背景の作画)が中国や韓国など日本国外の制作会社に外注されており、日本国内のコンテンツ産業はそれを支える根底の部分で空洞化が指摘されている。また、これにより作画の過程でキャラクターや作風まで知られることになるため、別作品で盗用されたり、作画監督への指示が十分に行き届かずに意図した通りの作画にならない崩壊も生じている。
2000年代に入り深夜アニメの本数が増加するに比例するかのように制作トラブルも増加傾向にあり、放送スケジュールにまで影響を及ぼす事例も相次いでいるのが現状である。
製作委員会
1980年代頃から出版社やレコード会社、広告代理店などがテレビ局の放送枠を買い取り、パッケージ販売を前提とした形態の作品が急増している。
題材
題材は幅広く、多種多様なものが使用されている。
詳細はCategory:アニメのジャンルを参照。
対象年齢層別の特徴
作品によっては下記にある複数の層をターゲットとした作品も存在する。
- ファミリー・一般向けアニメ
- 年代や男女を問わず家族全員で鑑賞して楽しめる作品。
- 基本的に嫌悪感を引き起こすような性的・暴力描写がなく健全な娯楽作品。長期放送されてレギュラー番組として定着している作品も多い。
- 子供向けアニメ
- 視聴対象が主に中学生以下を対象として企画・製作され、制作費用はスポンサー企業が担うことが多い。
- 子供の精神的成長は年単位で進むため作品企画時に玩具などの対象年齢が設定され、また原作や漫画版掲載の漫画雑誌などには対象年齢が明確に設定されている場合が多い。
- 一定の年齢に達すると(大きいお友達など除いて)作品に対する興味や関心が失われ、視聴をやめる(「卒業」する)ケースが多い。
- 玩具展開と作品のストーリー展開が連動していることが多く、放送期間は1年間の作品が多い[注釈 8]。
- 少年向け・少女向けアニメ
- 性別による身体的な特徴が発達し始め、子供から大人の身体に変化する思春期を迎える小学生高学年、中学生が主な視聴対象で、高校生以上を対象にした作品も増加し対象年齢層が広がっている。
- 恋愛、友情や学校(学園)生活、クラブ活動など、作品の舞台や主題として実生活で関心の高いものが扱われることが多い。
- 男性向けアニメ
- 10代後半以上のアニメファン(アニオタ)男性を視聴対象に深夜アニメとして製作されることが多い。1970年代以降のアニメの視聴層の高年齢化に伴い増加傾向にある。
- 視聴層が限定されるマニアックな内容で、青年漫画・成人向け漫画・アダルトゲームを原作とする作品も少なくない。
- 女性向けアニメ
- 従来はアニメを見ないと思われていたF1層を対象に、フジテレビで2005年から深夜アニメ帯で『ノイタミナ』と呼ばれるアニメ枠で放送が始まった。
- また、2006年以降も同様の層を意識したアニメ放送枠が複数設けられている。アニメ化と実写映画、テレビドラマ化が同時に行われる事例がある。
放送枠
全日帯(6:00 - 24:00)
この時間帯に本放送されるテレビアニメを当項では便宜上「全日枠アニメ」と呼ぶことにする。
- プライムタイム(19:00 - 23:00)・ゴールデンタイム(19:00 - 22:00)
- 地上波キー局系列での19時台で放送作品は年々減少の一途を辿り、2019年秋改編でテレビ朝日系列にて放送されていた『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が土曜夕方へ時間変更となり、民放キー局で放送している19時台の新作アニメは一旦消滅したが[7][注釈 9]、2020年秋改編でテレビ東京系列にて放送されている『ポケットモンスター(第7シリーズ)』が日曜夕方から金曜19時台に枠移動したため[注釈 10]、民放キー局で放送される19時台のアニメが約1年ぶりに復活する形となった。
- NHK Eテレでは以前から平日・日曜の19時台に再放送を中心として複数のアニメが放送されている。上述した民放キー局でのアニメ枠消滅と入れ替わる形で新作アニメの放送も定期的に行われるようになったため、「NHKを含む地上波キー局で放送されるレギュラー放送の新作テレビアニメ」自体は(改編時期を除けば)途切れず維持されているといえる。
- アニメ評論家の藤津亮太は「アニメでは視聴率が稼げず、広告主から敬遠される傾向にあるため」と解説している[8]。
- 一方でTOKYO MXやBS11などのネットワークに属しない独立局ではキー局系列と比べると採算ラインが低いことから、ゴールデンタイム帯で放送される新作アニメもある[9]。
- 1976年のMBS製作・TBS系列『花の係長』や1984年のフジテレビ系列『ドタンバのマナー』(1986年3月まで)、1987年のテレビ東京系列『マンガ日本経済入門』、1989年のTBS系列『ギミア・ぶれいく』内で放送された『笑ゥせぇるすまん』、2000年のテレビ東京系列『ラブひな』が、22時台に放送されたことがある。その後は、テレビ東京やNHKで22時台末にフライングスタートを実施した深夜アニメが若干ある程度である。
- 2010年代に入ると、TOKYO MXが新作UHFアニメや再放送枠および関連情報番組を同時間帯(および連続して23時台)に放送している。そのほかKBS京都やサンテレビでもTOKYO MXからの同時ネット番組を中心に新作アニメのプライム帯の放送を行うことがある。
- このほか、主に2000年代後半頃から日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』枠やフジテレビ系『土曜プレミアム』枠など、21時〜23時前後の2時間枠において単発のアニメ特別番組を年1〜2回のペースで定期的に放送している。
- 地上波キー局系列での19時台で放送作品は年々減少の一途を辿り、2019年秋改編でテレビ朝日系列にて放送されていた『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が土曜夕方へ時間変更となり、民放キー局で放送している19時台の新作アニメは一旦消滅したが[7][注釈 9]、2020年秋改編でテレビ東京系列にて放送されている『ポケットモンスター(第7シリーズ)』が日曜夕方から金曜19時台に枠移動したため[注釈 10]、民放キー局で放送される19時台のアニメが約1年ぶりに復活する形となった。
- ノンプライム(6:00 - 19:00/23:00 - 24:00)
- 早朝帯(5:00 - 6:00前後):後述の理由により、近年ではローカル局では多くの作品が主に土日のこの時間帯に遅れネットしている。
- 平日の朝帯(6:00 - 8:00):テレビ東京は7時台前半に子供向け番組を放送しており、それに内包する形で短編アニメを放送することがある(かつては平日帯の朝アニメ枠が存在したが、『チャージ730!』開始に伴いレギュラー放送枠は廃止)。過去には他系列キー局でも放送されていたが、ワイドショー番組の拡大で現在は存在しない。
- 平日の午前帯(8:00 - 11:30):日本テレビ製作の夕刻帯アニメは、系列局の読売テレビ(ytv)では1988年10月から夕刻帯にバラエティ番組『ざまぁKANKAN!』の放送のため、学生層が視聴困難なこの時間帯に遅れネットされていた(後に平日早朝に移動した作品もある)。2016年4月改編で日本テレビでも『それいけ!アンパンマン』が金曜夕方からこの時間帯に移動となった。また、NHK Eテレは午後帯も含めて情緒教育目的の短編アニメが多く放送されている。
- 平日の夕刻帯(16:00 - 19:00):17 - 18時台では1990年代前半まで在京キー局の多くで存在したが、テレビ東京を除いてニュース番組や情報番組に移行し、4大キー局では現在では存在しない。ただし一部ローカル局ではこれらの番組の後続で後述する地域限定短編アニメが放送されることが稀にある。
- またテレビ東京系列局のテレビ大阪とテレビ愛知では18:30枠が過去作アニメ再放送枠であったため、他の系列局で同時ネット作品が別の時間帯で遅れネットされたりネット自体がされなかった作品もあり、編成の都合で頻繁に放送日時が変更されることもあった。TXN系列各局の多くではローカルセールス枠である17:25 - 17:55枠を再放送、もしくは未放送作品・新作UHFアニメのネット枠としている。
- 地方局でも16 - 17時台にアニメを放送する局が多く存在したが、自社制作の夕方ワイド番組の台頭やニュース番組枠の拡大などで大幅に激減し、多くは早朝帯や深夜帯などに場を移している。
- 独立局では再放送番組を中心に放送されている。また、BS11では一部番組が18時台に放送されることがある。
- 夜23時帯 :「全日枠アニメ」「深夜アニメ」の両方に属する枠。現在のキー局においては、2020年4月からはNHK Eテレで月曜22時50分 - 23時15分にレギュラー放送のアニメ枠が設定されている。
- 土・日曜日の午前帯(6:30 - 11:00):放送期間は1年間かそれ以上の長期放送となる作品・シリーズが多い。1990年代後半、日曜朝に玩具会社・出版社がスポンサーの「子供向け」作品のベルト枠が登場し、義務教育の週休2日制の施行によってテレビ東京の土曜朝枠にも登場した。2017年4月改編ではMBS・TBS各1枠をベルト枠化した『アニメサタデー630』が登場するも、2019年6月をもって廃枠(MBS枠は深夜枠の「スーパーアニメイズム」へ事実上移動)となった。
- 日曜日の昼間帯(14:00 - 14:30):1982年10月、『超時空要塞マクロス』が該当時間帯に放送された。当時のアニメファンや「メカと美少女」の要素を強く求める「同人誌的なユーザを狙った」商売として数の見込める、アニメファン層を対象とした該当作はヒットし、後のOVA・深夜アニメに続く流れの始まりであり、閉塞の始まりとされている[10]。
- 土・日曜の夕刻帯(16:30 - 19:00):現在では前述の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』のように、ゴールデンタイムから移動した枠が多く存在する一方、番組開始からレギュラー放送が一貫して同じ時間で放送されている枠は、2019年10月現在で、フジテレビ系列の『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』しか存在しない。
深夜帯(23:00 - 翌日5:00)
一般的には23:00 - 翌日5:00の間に深夜番組として本放送されるアニメ作品を指す(23:00 - 24:00は前述の全日帯アニメと重複)。
放送開始時はゴールデンタイムが22、23 - 24時 - 翌日5時に朝の番組が始まる直前までを深夜帯としていたことやプライムタイム・ノンプライムの区分がなかったこと、また特定の層を対象にした作品が多い(全日枠と比べてマイナーなジャンルなど)などの特徴があり、アニメのジャンルとして区別されることもある。
特殊な例
番組編成の都合による変則的な事例で、全日枠アニメが地方局やBS局では深夜帯に[注釈 11]、逆に深夜アニメが地方局やBS局では全日枠で放送される[注釈 12]事例もある。また、シリーズによって全日枠と深夜枠が入れ替わった事例がいくつかある[注釈 13]。
最近では関東圏の独立局を中心に深夜アニメ放送時間帯の前倒しがすすんでいる。特にTOKYO MXでは週末を中心にプライムタイムに属する22時から関連番組を含めて放送を行っている。また選挙特番放送時などの際は放送時間をさらに前倒してゴールデンタイム帯にて深夜アニメの放送も行う場合もある。
放送形態・放映権
原則としてネット形態に関しては民放のケースで記述する。
ネットワークセールス番組の場合は原則として「製作局と同一系列局」でのネットとなるが、系列局のない地域では同じく(スポンサー付き)か、番組販売(スポンサーなし)での放送となる。
全日帯で放送される子供向け[注釈 14]の場合、系列外の遅れネットでもスポンサードネット[注釈 15]されることがあるが、深夜アニメでは放送局を限定しての制作委員会・スポンサーによる放送枠買取か、番組販売による放送が主流を占める。ローカルセールス番組の場合はその限りでなく、特にローカル局製作番組や制作委員会方式の番組では地域ごとに系列が異なるケースも見られる。
制作局の放映権契約が切れた後は、放送キー局の系列外局でも再放送されることもある。
また、長期シリーズ番組の場合にはシリーズ途中・作品ごとで異なる系列での放送に変更されるケースも稀に見られる。下記以外ではリメイクに際して放送局が変更されたり、『ガンダムシリーズ』や『デジタルモンスター』シリーズなど、1作から数作ごとに系列が異なるシリーズも少なくない。
- 例
- 『僕のヒーローアカデミア』(第1期はMBS・TBS系列[11]→第2期以降は読売テレビ・日本テレビ系列[12])
- 『進撃の巨人』シリーズ(第2期まではMBS・TOKYO MXほか→第3期はNHK総合[13][注釈 16])
放送サイクル
テレビ局の編成サイクルは1クール(3か月、13週)が基本単位で、3か月で計12 - 13回程度の放送枠を「1クール」とするのが基本になっている。
シリーズの最初の1クールの放送が終了してから続編の制作が決定した場合、続編は通称「2期」(または「第2シリーズ」など)とも呼ばれる。
1990年代までは1年単位(約50話前後)が最も一般的であったが、その後の情勢の変化で、全日枠アニメは6か月(2クール)、深夜アニメは3か月から6か月を放送期間とする放送権契約が主流になった。
放送期間は、民放局の場合は視聴率や関連商品の売り上げなどで(続編・シリーズ化を入れて)延長されることもあれば[注釈 17]、スポンサーの倒産や視聴率不振などの理由で打ち切り[注釈 18]や、放送枠が早朝・深夜枠などに変更される例もある[注釈 19]。また、原作が存在する作品で原作の連載が終了していない作品の場合、アニメオリジナルエピソードを間に挟むか、スポーツ中継の編成を通常よりも多めにすることで原作漫画とアニメ版の原作エピソードとの追いつきを防いだり[注釈 20]、あるいは打ち切り漫画に近い形で終結させたり[注釈 21]、期間をおいて続編を再開させる事例もある[注釈 22]。
深夜アニメでは、2002年頃から地上波デジタルテレビ放送準備工事に伴う放送休止や、事件・事故・災害の発生に伴う臨時の報道特別番組やスポーツ中継の延長などで放送枠が逼迫し、その影響で最終話まで放送できない事例も多発していた。その防止策として、企画当初から本編のエピソード数を通常の1クール(12話~13話)より1 - 3話程度削減し、全10話前後で終了する構成の作品も増加している[注釈 23]。
基本的な放送パターン
基本的に地上波(ここでは原則として広域放送を含む放送対象地域単位で扱い、同一広域圏内での複数独立局での同時期放送は含めない)およびBSでは1番組につき1放送局の1枠としている(スカパー!では週3回以上のリピート放送を多数行っている)。
- 下記は初回放送から1週間以内に複数回放送する事例である(スカパー!は除く)。
- TOKYO MX『東京レイヴンズ』など
- BS11『黒子のバスケ』『DAYS』など
- 『魔界戦記ディスガイア』(GBS・CBC)、『響け!ユーフォニアム2』(KBS・ABC)、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(BBC・ABC)の場合、地上波放送では同時期に独立局と広域局で、『BanG Dream!』(第1期)の場合、BSではBS11とBSフジの2局で同時期放送するという、変則的な体制を取っている。
民放アニメの放送・配信の順番
ここでは基本的に放送に関してはローカルセールス枠番組の場合で解説する。
基本的にほとんどの作品が在京キー局や、首都圏の独立局(TOKYO MXなど)で先行して放送され、続いて近畿・中京圏など主要地域の民放で放送される。その他の地方局やBS放送ではさらに遅れネットか未放送となる傾向が強く、地上波未放送地域では有料のアニメ専門チャンネル頼みになるケースも未だ見られる。
ただしフジテレビ系列深夜アニメ『ノイタミナ』枠の場合は、2015年4月現在ではサガテレビを除いて地上波レギュラーネット局で同日ネットとなっている(一部局では同時ネット。かつてはBSフジでもネットしていたが打ち切りとなった)。MBSの深夜アニメ枠『アニメイズム』も、2015年4月より地上波レギュラーネット局で同日ネットとなった。また、AT-Xなどアニメ専門チャンネル製作委員会参加番組の一部には、出資局で最速放送となる事例もある。
2010年代なかばに入ると、テレビ東京とBSテレ東[注釈 24]、あるいはTOKYO MXなどの主要独立局とBS11やBSフジ[注釈 25]などのBS局との組み合わせによる、それぞれ「大都市圏は(独立局の)地上波、地方はBS」といった役割分担の形で、低コストでの全国同時ネットを実現させている番組が、特に後者において徐々に増加している(BS11の調査では同局の視聴者の8割が地方在住者であった[14])。
また、同じく少数派ではあるが「関東・関西圏の独立局のみでの同時ネット」は、TOKYO MX・KBS京都・サンテレビでの『有頂天家族(第1期のみ)』『ご注文はうさぎですか??』『ラブライブ!サンシャイン!!』『ろんぐらいだぁす!』『BanG Dream!(第1期のみ)』『カードファイト!ヴァンガード(2018年版)』などが挙げられる(いずれもBS局や広域局・他地域局で放送される場合は遅れネット)。
インターネット配信の場合、地上波全国同時ネット番組であっても視聴率の兼ね合いもあり基本的に最速テレビ放送の後になる(「見逃し配信」と銘打つケースも多い)。ただし日本テレビ製作深夜アニメ作品やMBS製作『TIGER & BUNNY』、TOKYO MX・BS11・ABC共同製作『アルドノア・ゼロ』、『ReLIFE』『ひなこのーと』などのように、最速放送局と同時配信、あるいは(有料ながらも)最速放送局より先行配信[4]、更に近年では最速放送局よりも更にいち早く無料配信を行うケースも登場している。また、『亡念のザムド』などWebアニメとして配信されたものを後日テレビ放送するケースも散見される。
スポンサー
民放で放送する場合、制作費・放送費用・CMの広告料を「提供」するスポンサーが必要不可欠となる。スポンサーの要望が作品設定に多大な影響を与え(これは子供向け特撮番組でも同様である)、これを作品に違和感なく反映させることが担当アニメーターの力量を測るバロメーターとなっていた。
商業テレビアニメの開始時から、その多くが子供向け番組であったため、主要なスポンサーは、商品単価の低い子供向けの商品(玩具、食品、生活用品、教材など)の製造・販売を手がける企業が主要スポンサーであった。また、30分の放送枠であったことから、テレビ局の営業収益面において不利であり、同時間帯で20%〜30%台の高視聴率のアニメより、視聴率10%強のクイズ番組・ドキュメンタリー番組・テレビドラマなど、商品単価が高く収益の大きい家電・自動車などの大手企業が主要なスポンサーの番組が営業収益面で有利な傾向があった。また『世界名作劇場』シリーズなど、一社提供番組もあったが、時と共に減少して行った。
深夜アニメの場合、製作委員会関連のものだけでなく「スポットCM枠を埋められるか」も重要になるため、経済力の低い地域や民放衛星放送では、なかなか埋められるだけのスポンサーを獲得する事が厳しい状況にある(後者の場合はローカルスポンサーが付きにくい性質を抱えているため)。
放送技術・素材の変化
放送素材の変化
- フィルム
- 草創期からフィルム撮影で原盤を制作し、原版から放送局に納品するフィルムを作成して放送する形態が長年続いていた。この手法はフィルムの経年劣化や、再放送での連続使用による劣化の問題が生じている。
- VTR
- 1990年代、音声多重放送が一般化する頃とほぼ同時期に放送局納品の素材がフィルムからVTRに切り替わる。これはセルアニメからデジタルアニメに制作方法が移行したことによる。テロップ挿入などが容易になる利点もあり、VTR移行前後にはテロップを多用するアニメも見られた[注釈 26]。
- デジタル記録媒体
- ハイビジョン対応(高解像度)の液晶テレビ・BDプレーヤー(BDレコーダー、PS3・PS4、Xbox One)の普及により、アニメの記録媒体はVHSなどのビデオテープからDVD、さらにはBlu-ray Discへと切り替えられている(旧作を、より高画質のBlu-ray Discに最適化するようHDリマスターを施されるケースも増えている)。
放送技術の変化
16:9のワイド画面の登場、ハイビジョン放送に対応した液晶テレビ機種の登場・BSデジタル放送や地上波デジタル放送(地デジ)の開始によりハイビジョン環境が普及するようになると、それに合わせて16:9サイズ制作作品が増えていったが、登場当初はハイビジョン対応の制作・放送機材などが非常に高価で、NHK BS-hiでの放送作品以外はSD画質をアップコンバートするものが主流であった。
2000年代後半に入ると、放送局や制作会社においてハイビジョン対応の制作・放送機材への更新が進むにつれて、民放作品でもハイビジョン制作の作品が次第に増加し(長寿番組の場合は途中でハイビジョン制作に移行して行った)、地アナ放送終了後の現在、新規に制作されるテレビアニメは全て16:9ハイビジョン制作になっている。地上波民放各局では16:9サイズで制作された作品を地上波デジタル放送では額縁放送(場合によっては画面の左右カットの4:3サイズ)放送の放送局も存在したが、地上アナログ放送廃止に向けて全てフルサイズ放送に移行した(独立局各局でもキー局およびその系列局よりは遅れたが、対応を完了させた)。
なお、2009年9月期までのTBS製作作品[注釈 27]や、かつてのテレビ東京系列局製作作品の一部においては、16:9ハイビジョンマスターでも地上波ではデジタル放送も含めて4:3左右サイドカットとなっていた。
元々「4:3の画面」で制作・放送された作品の一部においては、地デジへの完全移行との兼ね合いから映像左右にその作品専用のサイドパネルを付けた形での放送に変更したものもある[注釈 28]。
音声放送
かつてはモノラル放送が主流であったが、VTR素材納入が一般化した1990年代半ば頃からステレオ放送が主流となった。デジタル放送の進展とともに5.1chサラウンド放送を行う番組も登場している[注釈 29]。
字幕放送
全日枠作品ではキー局に関してはほぼ全ての新規作品で字幕放送に対応している(同時ネット局や遅れネットのローカル局では未対応の局が多い)。
深夜アニメではTBS・MBS、フジテレビ製作作品で字幕放送が行われている。
連動データ放送
全日枠作品ではMBS土曜18:00→日曜17:00枠作品や読売テレビ製作作品が比較的早い時期から連動データ放送を実施していた。
2009年頃からは完全地デジ移行の影響もあってか、「ニチアサキッズタイム」やTXN19:00枠などのように連動データ放送を実施する作品・放送枠も増加傾向にある。同時ネットによるリアルタイムの視聴を促進すべくミニクイズや視聴ポイントを設定し、これらに応じてデジタルコンテンツの配信やプレゼントの抽選などを実施するケースもあるが、データ放送の仕様上ローカル局の遅れネットや、BS・CS放送では、ネット局側の臨時枠移動時の視聴者保護措置として制作局が裏送りをした場合[15]や、衛星放送側で独自の連動データ放送を実施した場合などの一部例外を除いて対応できない。
その一方、深夜アニメでは『ロミオ×ジュリエット』・『ラストエグザイル-銀翼のファム-』(いずれもCBC製作)、『武装神姫』以降のTBS製作作品、『革命機ヴァルヴレイヴ』シリーズ・『鬼灯の冷徹』および『悪魔のリドル』(いずれもMBS製作)程度に留まっている。
UHFアニメ(キー局系列局製作参加のものを除く)では長らく存在していなかったが、2014年頃に入るとTOKYO MXが自ら製作に関与している一部のアニメなどで連動データ放送を実施する作品が登場している。
音楽・アニメソング
スタッフクレジットとは別に、全日枠アニメの場合はオープニング、エンディングには歌詞字幕が挿入される事例も多い(深夜アニメではごく少数しかない)。
作品によって歌詞字幕の漢字にルビのあるもの、漢字を用いないものもある。しかし近年では歌詞字幕の使用率は低下し、2000年代以降は歌詞字幕がない作品の方が多い(商業用テレビアニメ放送開始時の1960年代も少なかった)。
アニメソングの変遷
商業用テレビアニメ放送開始時から、タイトルや歌詞に作品名・キャラクター名が挿入されているものがシリーズ通して使用された。1970年前後から、アニメソング(略称「アニソン」)を専門で歌うアニメソング歌手が登場した。
1980年代前半に放送された『うる星やつら』は、シリーズ途中でオープニング・エンディング曲を変える試みを行った。これがレコード会社に大きなビジネスチャンスとなり、以後、長期シリーズに関しては主題歌を1〜2クールで変える作品が多くを占めるようになる。
1980年代以降はレコード会社のタイアップ戦略により、ソニーミュージックグループ・エイベックス・グループ・ビーイングなど各レコード会社の新人セールスの重要な要素の一つとなる一方、2016年時点では作品に出演する声優(および声優ユニット)自ら歌唱するアニメソングも増加傾向にあり、更にはキャラクターソングやアニメ派生の2次元アイドルが人気を集め、既存のアニメソング歌手を取り巻く環境は厳しくなっていると指摘されている[16]。
2000年代頃から1つのアニメ作品に対しエンディングが毎回異なる楽曲ないしアニメーションを用いる作品も登場したり[注釈 30]、または(基本の曲や歌詞は同一ながらも)歌唱の出演声優を毎回変えたり、次第に声優の人数を増やすなどの演出も登場するようになった[注釈 31]。
一つの作品シリーズに複数のレコード会社・音楽出版社・芸能プロダクションが主題歌制作に関わることもあり、JASRACおよび各社で保有する著作権との調整の結果、以下の例も見られるようになる。
- ベスト盤CD制作の際に、主題歌の多くを、もしくはサウンドトラックを制作している会社が代表して発売する[注釈 32]。
- 映像パッケージ版を発売する際に権利調整が難航した結果、オリジナル版の主題歌を使えなかった[注釈 33]、もしくはその曲を使用したパートを丸々未収録にした[注釈 34]。これは「テレビ放送用」と「映像ソフト用」で個別の契約が必要になり、著作権料支払いのシステムが異なるためで、同様の理由で既存の楽曲をテレビ放送版の劇中でそのまま使用した場合、(権利者の許可が出ない場合)ソフト化にあたっては別の曲への差し替えが行われる場合がある。
公式サイト
インターネット環境の普及と共に、番組公式サイトを製作会社もしくは製作局で開設している。現在ではTwitterなどSNSでの専用アカウントも開設する事例が殆どである。
表現の自主規制
公共性の高いテレビ放送で視聴するため、性的・暴力・流血などの刺激的な表現、商標(企業名・商品名・ブランド名)などについて、料金を支払い視聴、購入する映画や漫画などの書籍より厳しい基準による自主規制が行われている。なお、アニメ映画のテレビ放送には映画倫理委員会の映画のレイティングシステムが適用される。
自主規制の基準
放送事業者が自主的に放送基準・番組基準(放送コード)を定めて運用することが電波法、放送法により規定されている。将来、映像コンテンツ倫理連絡会議が設置が予定されている。
放送倫理・番組向上機構(BPO)
欧米諸国や豪州ではテレビ番組に対して明確なレイティング認定を行う公的機関があるが、日本には同様の公的機関が存在しない。
代わりに「番組を監視して罰するのではなく、放送事業者が自主的に問題を解決するために視聴者と放送局の仲介をする」[17]NHKと民放連加盟会員各社による任意団体「放送倫理・番組向上機構」(BPO)がその役割を担っており、「放送事業者は放送倫理・番組向上機構判断に従い忠実に守るとの合意」[17]上に番組制作が行われている。
放送倫理・番組向上機構 (BPO)の回答要請
自主規制の要となる団体から、回答要請が出ることは放送事業者にとって重要な意味を持っている。
- 2001年:『らいむいろ戦奇譚』
- 編成上の都合でアダルトゲームを原作としたアニメを18時台に放送したことに対し、独立局のサンテレビが回答要請を受けている。
- 2002年:『機動戦士ガンダムSEED』
- 性行為を思わせるシーンが18時に放送されたことに対し、製作局であるMBSが回答要請を受けている。2005年には続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が「放送と青少年に関する委員会」で議題となったが、回答要請までは至らなかった。
- 2014年:『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
- 女子高生の自慰行為またはそれを想起させる内容がプライムタイム(22時台)で放送されたことで、TOKYO MX、サンテレビが回答要請を受けた。両放送局とも回答を待たずに第5話以降の放送を深夜枠へ変更した(BS11では最初から27時台で放送した)。
- 委員会は、民放連・放送基準第18条で記されている「児童および青少年の視聴に十分配慮する」時間帯が「21時まで」とされていることは踏まえた上で、一方、「21時を過ぎれば青少年への配慮をしなくてよいということではない」と結論付けた[18]。
自主規制の運用
上記のように日本国内の放送事業者全体で統一された表現規制基準は存在せず、製作局もしくはネット局でバラつきが見られるのが現状である。
2000年代以降、全般的には表現規制が緩い傾向がある深夜番組であるはずの深夜アニメでも、一部放送局を中心に表現規制が厳格化する傾向にある。
自主規制の内容
放送問題用語
基本的に、原作・脚本・構成の段階で問題になる用語や表現は削除するか、支障のない表現に変更される。また、同様の理由でアニメ化に際し、問題のあるタイトルの語句が変更される場合もある[注釈 35]。一方で演出上あえて意図的に抵触する言葉を使い「自主規制音」や隠喩的な表現で演出をする作品も存在する。
しかし、制作当時に「自主規制の対象外であった言葉や表現が使用された作品」の再放送とパッケージ化がされる場合、自主規制対象と判断された部分がカットされ、会話が途切れるなどの問題が発生した。その後、著作権の一種である著作者人格権を考慮し、「原作者のオリジナリティを尊重して原版のまま放送する」「作品の時代設定を考慮する」「差別を助長する意図はない」などの諸注意の文面を入れた上で、該当語句をノーカットで放送する場合もある。
映像演出
上記の一件以降、特に点滅の表現が厳しく規制されており[19]、銃撃戦のシーンなど減光や残像処理が行われている。過去の作品の再放送やパッケージ化においても同様の処理が行われることが多くなっている。
飲酒・喫煙の描写
年齢設定が未成年の登場人物の飲酒、喫煙シーンがほとんど描かれなくなり、描かれる場合も「未成年の飲酒(喫煙)は法律で禁止されている」旨の注意が表示(記述)されるようになっている事がほとんどである。
性的・暴力描写
少年犯罪の増加を裏付ける明確な証拠は見当たらないにもかかわらず、1997年2月に発生した神戸連続児童殺傷事件を契機に、具体的な根拠を明確に提示しないマスコミ(キー局・全国紙)による、集団ヒステリー(モラル・パニック)的社会批判(メディア効果論も参照)が全国に広がり、「漫画やアニメの性・暴力表現が犯罪を助長する」要因とされ、暴力描写規制なども含む包括的な自主規制に発展していった[20][21]。
過去にアメリカでも、類似した騒動が発生し、コミックス・コードの立ち上げによる厳格な自主規制が行われた例がある。
- 変遷
- 1980年代:ゴールデンタイムの作品の一部は、暴力・流血描写にシルエット演出を施すことで残虐な人体破断・爆裂などを表現的に抑えた上で放送した[注釈 36]。『キン肉マン』では、ラーメンマンがブロッケンマンをキャメルクラッチで身体を真っ二つにして殺害するシーンが、ラーメンマンがブロッケンマンを麺の生地のように身体を捏ね、ラーメンの手打ち麺にして食べてしまうという、シュールなギャグシーンに差し替えられている。
- 2000年代:銃撃された人の流血が暴力的な表現として規制対象となる。
- 性的描写
- 1980年代:ゴールデンタイムの作品の一部に、女性キャラクターの下着姿や乳首などを露出するお色気(エロ)場面を含むもの[注釈 37]が存在していた。
- 2000年代:簡単に予約録画可能な機器(DVD、BD)が家庭で普及し、児童層がリアルタイムで視聴することが少ない深夜アニメ枠も自主規制の強化が行われ、児童の興味を引きつける萌え・ロリ・エロ(半裸、パンチラなど)の表現を多用したい製作会社は表現規制の厳しいテレビ東京以外の局を模索する傾向に走り、独立局、BS/CS局などに移行するようになった。
- 2007年以降、女性のセミヌードや下着が映る描写も湯気や閃光などの白ボカシなどで乳首や局部を隠す事例が増えているが、AT-Xでは対象年齢の制限を設けることにより、本来の映像でかつプライム・ノンプライムの時間帯で、曜日も問わずに放送されている(無料放送時[注釈 38]には一切視聴できない)。
- 作品の設定上から性的刺激が強い場面を多用する場合、テレビ局側の自主規制基準を見越して当初の意図通りの内容を「ディレクターズカット版」などのパッケージ化販売が前提になっている事例もある。
- 深夜アニメの一部では、女性キャラのスカートが大きく捲れているシーンでも、下着をあえて描かず、臀部やビキニラインを見せることで「下着ではないので規制対象ではない」とする自主規制を逆手にとったお色気シーンも存在する。
商標・著作権など
大抵は実在する企業名・商品名(商標)などを用いないよう改変される事例がほどんどだが、一部には企業側の承認済み、もしくはタイアップ(宣伝)の一環として実在の名前が使われる事例もある[注釈 39]。
類似の事例として、実在の街を舞台とした作品でリアリティを出すため、各店舗の協力を得た上で実在の店名や看板などが背景に使われることもある[注釈 40]。
放送自粛・中止
作品と直接的な関係はないが、事件や事故、自然災害などにより、放送局の判断で行われる。
宗教関係
実在の宗教に触れる際、歴史上の宗教家や信者への中傷や侮辱がないよう配慮されなければならないが、特にイスラム教に関する規制が厳しく、聖典のクルアーン(コーラン)や音楽が不適切に引用されたことが判明し、テレビアニメやOVAで当該のシーンの改訂を余儀なくされたこともある。
- 例1:『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』(OVA版)『Adventure 6 -報復の霧-』の中で、DIOがアラビア語の書物を読みながら主人公一行の殺害を部下に命じるシーンがあり、この書物の文章がクルアーンの一節「雷電章」の引用であることが判明した[22]。これを視聴したイスラム教徒が「イスラム教に対する侮辱で受け入れられない」として反発。原因は制作スタッフがアラビア文字の資料を探したところ、それがクルアーンであることを知らずに転写したためであった(原作ではクルアーンは描かれておらず、イスラム教を侮辱する意図は一切含まれていない)。これに対し、集英社と制作会社(A.P.P.P)は「イスラームとその文化についての理解を一層深めるべく、努力する所存」と謝罪し、該当DVDの出荷を停止。その後の2009年2月より原作の該当箇所を訂正した改訂版が販売再開された[23]。
- 例2:『ノラガミ ARAGOTO』(全13話)で、作中のBGMにてイスラム教の音楽が不適切に使用されていたことが判明したため、公式サイトで謝罪のコメントを掲載するとともに、当該の音楽が収録されたサウンドトラックが回収され、Blu-ray Disc/DVDの発売を延期することとなった[24]。この影響でBSフジの放送分が9話をもって打ち切られ[注釈 41]、代替策として、2016年1月に残りの10話〜13話がBS11で放送された。
表現の法的規制
テレビアニメ史
詳細は、「アニメの歴史・深夜アニメ史・UHFアニメ史」を参照。
アニメブーム
顕著な成長を遂げている時期を「アニメの成長期」もしくは「アニメブーム」と呼ぶ。以下の分類において参考にした関連書籍の略称を挙げる。
- 増田:増田弘道『アニメビジネスがわかる』/津堅:津堅信之『アニメーション学入門』/氷川:氷川竜介『世紀末アニメ熱論』
以下、便宜上アニメブームを3つに分けて解説しているが、評論家によっては主に『鉄腕アトム』によって引き起こされたアニメブームを第一次としないために、第二次・第三次がそれぞれ繰りあがって、第一次・第二次と呼ばれる場合がある。
第一次アニメブーム
- 発生期間
- 1963年〜1960年代末。『鉄腕アトム』の放送開始からアニメ定着期まで。(増田)
- 1960年代。(津堅)。
- 『鉄腕アトム』による第一の衝撃(氷川)。
- 発生要因・結果
- 『鉄腕アトム』のヒット。およびこれを受けての新規事業参入者によるテレビアニメの新作数の増加。子供の間でのアニメの定着。(増田)
第二次アニメブーム
- 発生期間
- 1977年〜1991年。『さらば宇宙戦艦ヤマト』公開からOVA発売タイトルピークまで。(増田)
- 1970年代後半〜1980年代後半(津堅)。
- 『ヤマト』、『ガンダム』による第二の衝撃(氷川)。
- 『さらば宇宙戦艦ヤマト』の公開前後を第一次アニメブームと分類(小川びい[25])。
- 1977年〜1985年を第一次アニメブームと分類(藤津亮太[26])。
- 発生要因・結果
- 『さらば宇宙戦艦ヤマト』のヒット。およびこれを受けての青年層のマーケット開拓。ビデオの普及による新たなビジネスモデルの登場。(増田)
第三次アニメブーム
- 発生期間
- 1995年〜現在。『新世紀エヴァンゲリオン』放映からテレビアニメ製作数を更新中の現在まで。(増田)
- 1990年代後半(津堅)。
- 『新世紀エヴァンゲリオン』による第三の衝撃(氷川)。
- 『新世紀エヴァンゲリオン』前後を第二次アニメブームと分類(小川びい[25])。
- 発生要因・結果
- 『新世紀エヴァンゲリオン』のヒット。その後、『ポケットモンスター』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などのメガヒットが続くことによって起きた、さらなるアニメ視聴者層の拡大。メディアの多様化、増加。ファイナンスシステムの多様化。収益構造の多様化。デジタル技術による生産性の向上。(増田)
1990年代後半以降の主な動き
1990年代後半の視聴率低下はアニメ業界に多大な影響を及ぼした[27]。フジテレビのアニメプロデューサーで執行役員も務める清水賢治によると、「少子化の影響や塾通いの増加による子供たちの夕刻〜19時台の在宅率の低下が大きい」と語り、一時はアニメ自体の放送を取り止めることも検討されたほどであり、結局は土日の朝枠に移動させる動きが主流になったという[9]。
さらにファミコンなど家庭用ゲーム機の普及で子供の関心がゲームに移ったことで、アニメ関連の玩具売り上げ低下によって玩具メーカーがスポンサーから撤退し、夕方からゴールデンタイムにかけての放送枠確保が難しくなっていた[27]。
上記の動きはアニメ業界の衰退に発展するとの危惧を持つ関係者もおり、テレビ東京(広報・IR部長:大木努)は「アニメはもう子供たちのファーストチョイスではない」と述べている[28]。
その影響でキー局各局ではゴールデンタイム枠放送作品が激減し、テレビ東京系列では2000年代前半に最大6枠あったゴールデンタイムのアニメ作品の総本数は増減を繰り返した末、2018年9月をもって木曜19時台放送枠2本が日曜夕方枠へ移行により、ゴールデンタイム帯から全面撤退し[29]、テレビ朝日系列の金曜日の2枠も、2019年9月をもって土曜夕方枠へ移行し、ゴールデンタイム帯から撤退したため、キー局各局からゴールデンタイム枠放送作品が一時的に消滅することになった。
その後、2020年10月の改編で、テレビ東京系列の『ポケットモンスター』が日曜夕方から金曜19時台枠への移動により、民放キー局で放送される19時台のアニメが約1年ぶりに復活、現在はキー局の5系列のうち(レギュラーとして)同時間帯のアニメ枠を持っているのは、テレビ東京系列の金曜19時台枠のみである。
一方で独立局各局においては、キー局各局と比べると採算ラインが低いことから、ゴールデンタイム帯で放送するアニメもある[9]。
勢力を拡大しつつあった深夜アニメに関しても、2008年に発生したリーマン・ショックの影響などから2010年頃に本数が減少するなどの影響が出ている[30][31]。
視聴層の二極化とパッケージ販売(ビデオソフト化)による制作費回収システム
1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』の商業的成功によりコアなファン対象の作品が多数制作され、放映権料の高いゴールデンタイムではなく、夕方の放送を中心に多数の制作会社が参入し、放送枠が不足すると深夜枠の開拓が始まった[27]。大量生産に有利なデジタルアニメが普及し、テレビ東京や独立局、BS局やCSアニメ専門チャンネルなどで放送作品も増加したが、過剰な数の作品制作と負担の増加により、作画やシナリオを崩壊させる品質の低下、更には制作スケジュールの遅延による放送スケジュールの破綻に至る事例が続出、1クールの放送枠を「完走」すら出来ない事態まで至る作品まで出た。
一方で小・中学校の週休2日制度導入で視聴が可能となった土・日曜日の午前枠の玩具会社・出版社がスポンサーの「子供向け」作品と、アニメブームで誕生したアニオタというコンテンツ自体に消費指向を向ける層にパッケージ販売・ソフトのレンタルなどで多数の作品を供給し、収益をあげるための深夜枠(主に三大都市圏の独立局で放送される通称UHFアニメやBS/CSチャンネルで放送される作品を含む)での「マニア向け」の商品宣伝をする製作委員会方式作品[注釈 42]の二極化が進行している。
「テレビアニメ放送作品のメディア化」という形でパッケージ販売を行い、利益を回収することが現在の「テレビアニメの経済」の主流の一つであり、テレビアニメとして見た場合、かつての作品と比べて販売計画の企画段階から「目的」と「手段」が逆となるタイトルも少なくない[32]。
スポンサー料の安い、視聴率が低い放送枠のターゲットはアニメの関心が強いおたく層であり、パッケージ販売のためのプロモーションの性格も強い。そのため製作委員会各社がスポンサーとなり、番組枠を買い取って放送するケースも多い。特に深夜枠放送作品は、DVDおよびBlu-ray Discなどのパッケージ販売が主な収益であるため、付加価値を高めて購買意欲を刺激する必要があり、以下の事情により本放送とは異なる改訂・増補がなされる場合もある。
- 放送の修正(リテイク)
- 制作スケジュール破綻、またはそれに近い状態になったエピソードが多発した作品に多く見られる。クレジットやテロップの修正も含まれる。
- 表現規制を制作意図に戻す。
- 画面枠(アスペクト比)の変更。
- 2009年9月期までのTBS製作作品や、かつてのテレビ東京製作作品の一部では、「16:9」の画面サイズマスターを地上波での放送時には画面の両端をカットし、「4:3」のサイズで放送する例がほとんどであった(2009年当時は地上デジタル放送が普及途上にあり、受信できない地域が多かったため)。パッケージ化の際には元の「16:9」として販売される。
- 全バージョンの収録
- CMなどの放送用の素材を特典として収録。
- パッケージ版の販促を意図して、放送地域別(衛星放送を含む)に一部シーンの別バージョンを放送する作品では[注釈 43]、全バージョンが収録されている。
- 未放送部分の収録
- 本編の一部・結末を放送せず、またその部分を別売りにする手法に対して視聴者の不満は大きいが、パッケージ販売に制作費を大きく依存する深夜アニメ制作の難しさが浮き彫りになっている。
- 本編のエピソードの一部を放送しない - 作品全体の内容の理解には支障がないが、パッケージ版で背景や人間関係がより深く理解できるといった内容になっている。未放送回の存在は事前にウェブサイトなどで告知されていることが多い。
- 本編の結末を放送しない - 2003年〜2004年のフジテレビやテレビ朝日の深夜アニメで顕著に見られ、地デジ放送準備工事に伴う放送終了時間繰り上げや特別番組やスポーツ中継などによる放送スケジュールの都合で最後まで放送できない作品が続出し、パッケージ版か衛星放送などでしか結末を視聴することができなかった。
- 2011年には東日本大震災による影響(報道特番による休止・災害描写への配慮、放送枠の不足など)から最終回が放送できなくなった作品もある。
- 『かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜』のラストシーンがDVDに収録される真の最終回への露骨な誘導であったことから、ラストシーンのセリフをとって「あのね商法[33]」などと呼ばれている。
- 本編の一部・結末を放送せず、またその部分を別売りにする手法に対して視聴者の不満は大きいが、パッケージ販売に制作費を大きく依存する深夜アニメ制作の難しさが浮き彫りになっている。
- 新規の映像の追加収録
- 主題歌などの音源CDを同梱
- 関係者出演の特典映像・音声を収録
- アニメ本編とは別に、オーディオコメンタリー、出演声優や制作スタッフのトーク、その作品制作の裏側に密着したドキュメンタリー、イベント、ライブなどの映像、出演声優によるバラエティ番組的な内容などを映像特典として追加収録する例も多い。
- 関連イベントやライブ映像を単品ソフトとして制作・販売する事例も少なくない。
- アニメ本編とは別に、オーディオコメンタリー、出演声優や制作スタッフのトーク、その作品制作の裏側に密着したドキュメンタリー、イベント、ライブなどの映像、出演声優によるバラエティ番組的な内容などを映像特典として追加収録する例も多い。
また販促の一環として作品関連のグッズ類や、各種イベント参加整理券もしくは応募券(さらに2010年代以降、チケット優先販売申込券を同梱する事例も増えている)を同梱することもある(一部店舗もしくは通信販売限定のものもある)。
日本のテレビアニメの放送における諸問題の現状
時間帯の競合
民放とNHKを合わせた、2局以上のチャンネルで異なるアニメ番組を同時に放送することによる競合の発生は古くから見られるが[注釈 44]、ローカル局でも土・日曜日の早朝・夕方枠にアニメ・特撮番組が集中し、競合することがある[注釈 45]。
テレビ東京の系列局と独立局を有する、東名阪地区の場合はなおさらであり、本放送のみにこだわるならば複数の録画機器か、2番組以上の同時録画が可能な録画機器を使用しないと視聴できない時間帯がほとんどであり、再放送を含むと、2020年現在では3番組以上の同時録画が可能な録画機器でないと視聴できない時間帯も多く見られる。また、BSデジタル放送では、BS-TBS[注釈 46]を除いたBS民放4局とBS11ほか各局で23 - 翌1時台に複数の番組の重複が恒常化している[注釈 47]。
地上波における時間帯の競合を回避するために枠の曜日変更を行った例も存在する[注釈 48]。
2015年4月期には同じ『週刊少年サンデー』連載原作アニメ同士による競合も発生している[注釈 49]。
再放送の減少
地上波での民放アニメ番組の地域格差の諸問題
民放向けテレビアニメは「地上波での放送」を前提に企画・製作される傾向が強い[注釈 50]。これは2010年代に入るとインターネット配信ビジネスにおける国内外不問で配信業者への販売価格が「(特に日本の首都圏での)地上波での放送した、という実績」の有無に大きく影響されることにあり、「地上波で放送されたことのない番組」の販売価格が不利な傾向になるためである[4]。
一方でNHKではBS放送向けに企画・製作されているものも多い。
2000年代以降、4大ネットワーク(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビの各系列)の系列局における同時ネットの放送番組が減少傾向にある一方で、上記に記したコアなファン向けに急増した深夜アニメなどのローカルセールス枠放送番組の場合、大都市圏(特に東名阪地区)以外では余り放送されておらず、地方局で放送されても遅れネットの幅が大きい番組も多く見られる(クール単位あるいは年単位=4クール以上の遅れに至る事例もある)。
また、製作局での本放送時間帯が諸事情で変更ないし放送期間の延長などで編成の折り合いが付かず、一部の地方局ではシリーズ途中で打ち切られる例もたまに見られる[注釈 51]。
なお、長らく作品の舞台となる実在する地域(またはモデルの地域)や、原作者の出身地である地元局で放送されない事例が多かった[注釈 52][要出典]。しかし舞台となる地元側から地域おこしの一環としての要望[注釈 53]や、ファンによる聖地巡礼(舞台探訪)文化の定着などから製作側が当初から舞台地元局での放送を念頭に入れている事例[注釈 54]が増加し、さらに青森県弘前市を舞台にした『ふらいんぐうぃっち』では青森放送が[35]、香川県を舞台にした『うどんの国の金色毛鞠』に西日本放送が、それぞれの製作委員会に参加している。
テレビ東京系列
子会社BS局であるBSテレビ東京(旧・BSジャパン)は、親会社のテレビ東京の全日枠アニメはそこそこ放送している一方、深夜アニメの放送実績は2010年代半ばまでは全体的に乏しかった[注釈 55]、中には『たまごっち!』シリーズ(途中からBSジャパンに移行)・『ガンダムビルドファイターズ』シリーズ(『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』から地上波はTOKYO MXに移行)などがBS11で、特撮作品も混在する『牙狼-GARO-』シリーズ(途中からTOKYO MXに移行)が本来映画専門のスター・チャンネルでネットされたり、2010年代以降のAT-Xが製作参加しているUHFアニメの多くでBS11やBSフジで放送するなどの事例まである。
「テレビ東京(系列局)・BSテレ東との同時ネット」は『プリティーリズム・オーロラドリーム』で初めて実施されたが、現状ではこの形式のネット形態番組はごく少数に留まっている。
(CSチャンネルを除いて)BSテレ東でのみ放送したのは現時点で『人造昆虫カブトボーグ V×V』と『ナノ・インベーダーズ』のみであるが、『カブトボーグ』についてはテレビ東京側が内容面で地上波放送を拒否した結果でもある。
また、テレビアニメ自体の話ではないが、テレビ東京で放送される関連性のあるアニメ・ゲーム情報番組や声優バラエティ番組などの番組[注釈 56]もテレビ放送では関東ローカルの事例が多い(下記の独立テレビ局においても同様の事例が多いが、こちらはBS11やBSフジなど民放BS局でネットされる場合もある)。
インターネット配信においては2010年代以降時間帯を問わず多くの番組で実施されるようにはなっているが、(最速のテレビ東京を基準に)1週間以上遅れるか、有料配信のみの事例もある。
独立テレビ局
1990年代末頃から三大都市圏にある独立局での放送を念頭に置いた新作テレビアニメ、いわゆるUHFアニメの放送が始まり、2000年代半ばになると急激に増加傾向を見せた。
一部の作品は関西・中京圏ではキー局系列広域局で放送されたり、一部の地方局でも放送される事例は存在するが、これも地上波による地方の格差を拡大させる一因となった。長年優位に立っていた関東圏内でさえ、東京都を放送対象地域とするTOKYO MXの送信所が東京スカイツリーへ移転後、同局への一極集中が加速した結果、同局が受信できない地域では大きな格差が生じることになった。端的な例では関西圏では広域局で放送に対し、関東圏はTOKYO MXのみで放送、という作品も珍しくなくなっている。
2010年代に入り、BS11を始めとするBS各局が遅れ(もしくは同時)ネットを多くのUHFアニメで行うようになった結果、現在ではBSアンテナなどの受信環境を整えていれば、おおむね視聴可能にはなっている。また、インターネット配信も大半の作品で実施されている。
BS/CS放送の現状と弱点
- 地上波のテレビアニメのBS局へのネットは、現状ではキー局のアニメを中心に不完全な状況に留まっている。これは死活問題に直結する地方局からの抵抗が強いのも理由の一つである[36]。
- アニメ専門チャンネルが製作委員会に参加している作品を最速で放送することにより付加価値を高める事例もあるが、キー局製作参加の場合はそのような事例は皆無に近い。
- 共用パラボラアンテナが設置されていない場合、各自で設置する必要が発生するが、ベランダの向き[注釈 57]や物件の構造により、廊下や手すりなどの共用部分にパラボラアンテナを設置できない(許可されない)場合もある。また、(共用を含む)パラボラアンテナが古いモデルの場合、CS110°放送に対応していない。さらにAT-Xの場合、同チャンネルにおけるCS110°放送でのハイビジョン化は2018年秋まで待たねばならなかった[37]。
ケーブルテレビの区域外再放送
- ケーブルテレビのサービスエリアは市町村単位が基本であるため、対象外の地域では利用できない。また、地域によっては区域外再放送自体が地元局の同意が得られずに行われていないこともある。このほか集合住宅によってはケーブルテレビに対応していない物件もある。
NOTTV(モバキャス)
- 地上アナログ放送廃止後に浮いたVHF帯を活用して放送が開始されたが、日本全国をカバーしているわけではなかった上、対応端末が限られたり、放送されているのは一部の作品に留まっていた。結局会員数が伸び悩んだため、2016年6月30日をもってサービスを終了した[38]。
インターネット配信
2000年代半ば以降、上記のパッケージ販売市場が縮小傾向にある事から、製作各社はそれに代わって海外市場を含む「インターネット有料配信」によるビジネスモデルへのシフトを進めつつある。その際、日本の首都圏における「テレビ放送(地上波による放送)の実績」の有無がネット配信業者への販売価格を大きく左右する[4]ことから、純粋な意味のWebアニメは少数派に留まり、ネット配信に並行して何らかの形でテレビ放送を行う形になっている。
インターネット配信の現状と弱点
- 権利者(原作者や遺族など)の意向によっては有料配信すら許諾されない場合もある[注釈 58]。
- 最速放送局より遅れて配信される事例が多い。
- 有料配信の場合は一部最速放送局よりも早く配信するケースがあり(日本テレビ製作深夜アニメ番組など)、近年ではAbemaTVで最速放送局と同時、もしくはそれよりも早く無料配信するケースも登場している。
- 「有料配信のみ」を基本とする放送枠(フジテレビ『ノイタミナ』枠やMBS『アニメイズム』枠など)や、製作会社(東映[注釈 59]、KADOKAWA[注釈 60]製作作品など)もあり、近年ではこれらに限らず特定配信サイトの「独占有料配信」作品も増えている。
- 配信企業が製作委員会に加わったりプロジェクトを主導するケースもあり『シドニアの騎士』では製作会社がNetflixと直接契約し、日本国外でのインターネット配信を独占させる契約で制作費を調達した。また同じ制作会社による『BLAME!』はネットフリックスのオリジナルコンテンツとして制作された(日本国内では劇場でも放映された)。
- 肖像権の都合上、声優やスタッフの出演する特番や実写パートが配信されない場合もある[注釈 61]。
- インターネット環境とそれに対応するシステムおよび(有料の場合は)課金環境さえあればどこでも視聴可能であるが、アクセス元のIPアドレスで国・地域・インターネットプロバイダなどを判別するため、IP制限により、有料の配信サービスすら受けられない場合もある。
- 賃貸物件に居住の場合、インターネット回線の敷設自体が管理会社・大家側から許可されない場合もある。この場合、無線アクセスに頼るしかないが、有線アクセスと比べると電波が不安定になったり、データ使用量による速度制限を受けない無線アクセスサービスが現時点では事実上存在しないなど、有線アクセスと比べると不利な点も目立つ。
- 過疎地ではADSLや光ファイバー、無線アクセスなどのブロードバンドインターネット接続が十分に整備されていないため、有料の配信サービスが十分に受けられない(ナローバンドでは約25分の動画を読み込むのに数時間かかり、視聴がほぼ不可能ないし困難な場合もある)。またインターネットカフェ自体が出店されていない地域もある。
- 有料配信の場合、料金支払方法がクレジットカードやウェブマネーなどに限られ、銀行の口座自動振替には対応していないため、利便性に劣る。
- 草創期にはハイビジョン(HD)画質で配信される作品が少なかった
違法アップロードと公式動画配信
上記のような現状を背景に、極力少ない時差(遅れ)で視聴するため、Winny・Shareなどのファイル共有ソフトや、日本国外の動画共有サービスを用い、作品を違法にアップロードする行為が問題になっている[39]。
動画共有サービスの場合、権利者から要請が確認できれば削除されることもあるが、YouTubeなどに比べて知名度の低い海外サイトの場合、対応が杜撰になりがちで、正当な要請でも無視されることがある。一度作品がインターネット上にアップロードされると際限なく複製され、完全に止めることはほぼ不可能になるため、パッケージ販売の収益で制作費用を回収している製作関係会社にとっては死活問題になりつつある[39][40][41]。
そのため、番組冒頭に「(権利者の許諾を得ず)インターネットにアップロードするのは違法である」旨のテロップを流して注意を促したり、アップロード元の放送局(ローカル局)を特定できるようウォーターマークを表示するなどの対策を採り、また2012年10月の改正著作権法施行により、ダウンロードにも罰則が課されるようになったが、効果はあまりないのが実情である。
公式動画配信の変遷
『機動戦士ガンダムSEED』および続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、番組スポンサーのNTT東日本・西日本両社が提供する光サービス『フレッツ光』加入者専用サイト「フレッツ・スクエア」にて放送終了直後に配信を行なっていた(ただし1週遅れの地域ではその遅れを反映する形での配信であった)。
2005年4月に開設したGyaO(現:GYAO!)やBIGLOBEストリーム(後のアニメワン。2013年にサービス終了)は、『B型H系』(UHFアニメ)や『れでぃ×ばと!』(AT-X独占放送)などで製作委員会に出資しているなど作品製作にも関与するようになり、映像画面周辺に広告を挿入し、広告収入を利用した無料配信サービスを相次いで開始したことで、地上波での放送が視聴できなくても、インターネットで視聴できる機会が大幅に増えることになった。
この場合、テレビ放送に前後した一定期間(3日間 - 最長1週間程度)は無料で配信し、その後は有料で配信することが多い。また、『亡念のザムド』などのようにWebアニメとして配信された作品が後日テレビ放送されるケースもある。
2007年に放送された『スカイガールズ』の場合、「エリアキャスト」と呼ばれる技術を使って「放送エリア外地域」に限ってのネット配信を行なう試みを行った[42]が、これは普及には至らなかった。
違法アップロードに対する措置も兼ねるべく、2010年7月にドワンゴが運営する動画配信サイト「ニコニコ動画」がアニメ番組の公式配信事業へ本格参入を表明。次第に期間限定ながらも無料で配信される作品も増加し、(DVD/BDの発売後でも)1話目のみを常時無料で配信するケースが主流になった。また、本放送終了後や2期の制作発表などに合わせニコニコ生放送で全話一挙生配信を行うケースも増加している(後述のAbemaTVでも同様の一挙配信を行っている)。
これに呼応するように製作側がニコニコ生放送などのネット配信を積極的に宣伝活用するケースが増え、声優やクリエイターを出演させる企画番組も続々誕生。放送に変わるアニメ公開媒体としての存在感を高めている。
2010年代半ばに入るとdアニメストア(一部テレビアニメの製作委員会にも参加)などの主にスマートフォン向け配信サイトの増加や、海外の大手配信サイトの日本進出など、従来の映像ソフトビジネスが頭打ち状態に入る中で海外市場も視野に入れた有料インターネット配信ビジネスが活発化している。
また、光ファイバーや各種無線アクセスサービスも次第にカバーエリアを拡大している。
TOKYO MXは2015年7月よりスマートフォン専用アプリ『エムキャス』を利用しての全国への同時配信サービスを開始している(ただし著作権などの都合上配信されない番組もある)[43]。
AbemaTVは2016年7月より一部新作を最速無料配信(一部はテレビ最速放送と同時無料配信)する「新作TVアニメチャンネル」を開設、新作テレビアニメ配信事業に参入[44]。
NHKは2020年3月より総合・Eテレの同時常時配信・見逃し配信の「NHKプラス」を開始した。
レンタルビデオ
かつてはアニメ関連のレンタルビデオ市場も規模が大きかった。
しかしネット配信の普及により、レンタルビデオ店の閉店が相次いでいる[45]。
放送局・系列別の現状
NHK
NHKでのテレビ放送は総合テレビのローカル枠を除いて全国放送であるため、全国一律で視聴可能である。ただし、地元を舞台にした作品を総合テレビの地元ローカル枠で放送する事例も稀に見られる[注釈 62]。また、深夜枠の場合は同じくローカル編成番組を優先するために他地域より遅れネットとなる事例も見られる。
現在では教育テレビ(Eテレ)およびBSプレミアム(旧衛星第2テレビ (BS2))で多く放送している(過去には衛星ハイビジョンテレビ (BS-hi)(アナログ放送終了と共に閉局)で再放送された作品もあり)。
かつては総合テレビで多く放送していた時期もあったが、次第にEテレやBS2(→BSプレミアム)での放送にシフトして行き、現在では月曜0時台(日曜深夜)に放送の深夜アニメ枠が存在するのみである。
また、『日常』や『ラブライブ!』[46]など、民放テレビ局で本放送されたテレビアニメを(実質)再放送するケースもある。
日本テレビ
日本テレビは、在阪準キー局の讀賣テレビ放送 (ytv) と共にテレビアニメ制作にしのぎを削っており、特に『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ・『ルパン三世』シリーズなどを放送していたが1990年代前半から全日枠アニメの放送本数を減らし、2009年3月、ゴールデンタイム帯から撤退。現在はローカルセールス枠で『それいけ!アンパンマン』と、月曜のゴールデンタイム帯が起源である読売テレビ製作全国ネットアニメ2本を土曜夕方5時30分枠および6時枠(『名探偵コナン』)にて放送しており、2021年4月からは日本テレビ製作全国ネット深夜アニメ1本を日曜未明(土曜深夜)0時55分枠にて放送開始予定である。
深夜アニメは、日本テレビ独自の作風の作品を多く出している[47]。読売テレビもMANPA枠にて独自の路線で製作・放送している。
また、日本テレビは近年マッドハウスに続きタツノコプロ・hulu(日本事業)も買収したことで、アニメ制作会社・オンデマンド映像配信事業によるコンテンツ・版権ビジネスの増強・充実化を図っている状況にある[48]。
テレビ朝日
テレビ朝日は、在京キー局の中では唯一ゴールデンタイム帯に『ドラえもん』・『クレヨンしんちゃん』といった幼年層も対象としたファミリー指向の自社製作アニメを放送していたが、一時期と比べるとこの時間帯での放送作品は減少[注釈 63]、2019年10月改編をもって両作品とも土曜夕方への移動をもってゴールデンタイム帯からアニメが完全消滅[注釈 64] [49]。
在阪局の朝日放送テレビ(ABCテレビ、旧朝日放送)も、古くからテレビアニメ制作に力を入れている。
2017年9月、名古屋テレビ放送(メ〜テレ・NBN)は40年間時間帯を変えながら続けた全国ネット枠から撤退した[50]。
テレビ朝日の深夜アニメは、2007年4月から2019年9月までは断続的な放送に留まっていた[注釈 65]が、2019年10月改編から深夜アニメの放送が再開し、2020年4月改編で同局の深夜帯では初めて枠に「NUMAnimation」(ヌマニメーション)と付け、レギュラー新作アニメの放送を開始[注釈 66]。同年10月には同時期開始の朝日放送テレビ「ANiMAZiNG!!!」枠と合わせてテレビ朝日系列全国24局ネットに拡大し、全国ネット枠となる。
一方で2012年10月改編から深夜アニメは、朝日放送テレビが積極的となり、UHFアニメの製作委員会としても参加を始めている。
テレビ朝日は藤子関連のアニメ化作品を中心に長らく取引関係にあるアニメ制作会社・シンエイ動画を連結子会社化、ABCも2016年7月には専門子会社・ABCアニメーションを設立している。
インターネット配信ではテレビ朝日が出資しているAbemaTVにて新旧問わずアニメ番組を配信しており、在京キー局の中では独自路線を採っている。
TBS
TBSは、深夜枠を合わせると在阪準キー局の毎日放送(MBS)がTBSより積極的であり、全日枠では長らくMBS製作の『土曜18時枠(土6)』枠を経て『日曜17時枠(日5)』枠が主力となっていた。2017年4月改編を以て本枠が後述の『アニメサタデー630』前半枠に移行される。
一方、TBSでは土曜17:30枠で放送されていた『ラブ★コン』[注釈 67]放送終了後は、2011年に放送された関東ローカルミニ番組『Suzy's Zoo』を最後に全日枠アニメから事実上撤退状態であったが、2016年4月改編で土曜朝7時枠に『カミワザ・ワンダ』を放送開始により、13年ぶりに「全日枠かつ全国ネットでのアニメ枠」が復活[51]、後に先述の『アニメサタデー630』後半枠に統合される。
しかし2019年7月改編で『アニメサタデー630』枠自体が廃止となり、民放系列で唯一全日枠からアニメが姿を消すことになる。同時に子供向けアニメおよび全年齢層を対象としたファミリー・一般向けアニメからも事実上の撤退となる[注釈 68]。
深夜アニメについては、毎日放送が『アニメシャワー』枠設置後に作品数を増やしており、2019年7月期改編以降はTBS系列で唯一全28局ネットとなる「スーパーアニメイズム」を開始した。余談だが、開始時点で深夜アニメでは異例の全国ネット枠となったが[注釈 69]、前述のように2020年10月にテレビ朝日系列が全国ネットの深夜アニメ枠2本を設けており、2021年4月に日本テレビ系列が全国ネットの深夜アニメ枠1本を設ける予定であるため、通例枠となっていっている。
また2000年代以降はTBSなども自社製作の深夜アニメやUHFアニメに参加している。特に毎日放送はUHFアニメも多数放送していることから、準キー局としてはトップクラスの深夜アニメ放送量を誇り、作品によっては深夜アニメを中心に最速で(TBS・TOKYO MXより先行して)放送する場合もある。しかしながら深夜帯が逼迫しているため、TBS製作分は関西圏ではサンテレビでの放送となるか関西圏地上波未放送となる事例が多い。
テレビ東京
テレビ東京は1970年代後半からテレビアニメに力を入れている局であり、放送時間帯を問わず在京キー局の中で最も放送本数が多くその半数以上を占めている。重大な事件・事故が発生しても放送を休止することはほとんどない(参考記事)。
しかし1990年代後半頃から表現規制の項でも取り上げたように、それを先鋭的に行ったことに対して制作側が同局での放送を敬遠する動きも出たことや、さらには独立局を中心に放送のUHFアニメの台頭と重なって以前ほどの活気は見られなくなり、2018年10月改編で、ゴールデンタイム帯からアニメ番組が一時消滅したほか[注釈 70]、古くから現在まで続く平日夕方6時台のアニメ枠に関しても2019年10月以降は縮小傾向にある[注釈 71]。
深夜アニメに関しても、UHFアニメの台頭後は放送枠が増減を繰り返すなど一定しない傾向がある[注釈 72]。
全日枠と深夜枠とでフレキシブルに放送枠を変更する作品が他系列に比べて多く存在する(詳細記事)。
全ての系列局がテレビアニメ製作に関わった実績を持つ[注釈 73]。そのうちテレビ大阪 (TVO) [注釈 74]・テレビ愛知 (TVA)・テレビせとうち (TSC) は全国ネットレギュラー枠を持っている。特にTSCは現在東名阪地区以外で唯一の30分レギュラー枠を持ち、テレビ東京製作『ポケットモンスターシリーズ』を凌ぐ長寿シリーズを製作している(『しまじろう』アニメシリーズ)。
テレビ愛知などは独立局の役割を肩代わりする形で一部のUHFアニメをネットしている。
フジテレビ
フジテレビは、『鉄腕アトム(第1作)』・『Dr.スランプ アラレちゃん』・『ドラゴンボールシリーズ』など数々の人気作品や長寿番組・シリーズ作品などを多数輩出したが、1990年代後半以降から徐々にトーンダウンし、2006年10月改編で、ゴールデンタイム帯からアニメ枠が全て消滅。現在は日曜朝9時台と同18時台が存続している。
他系列とは異なり、FNS系列局製作作品は極めて少ない(ただしフジテレビ製作深夜アニメに関しては、2014年10月期新規開始作品から3年ほど関西テレビ放送(カンテレ・KTV)が共同で製作委員会に参加したほか、2017年4月期から断続的に同局製作・TOKYO MXネットの深夜アニメを製作している)。
深夜アニメは2000年代前半に放送トラブルが相次いだ教訓から生まれた『ノイタミナ』枠が深夜枠としては高視聴率作品を連発している。
準キー局(在阪局)
在阪局 : 古くから、毎日放送や読売テレビではキー局並にアニメ製作がなされ、朝日放送テレビも前記の2局には及ばないが製作実績がある。ただ、関西テレビが自主製作したアニメは、3本[注釈 75](製作委員会に参加した作品は除く)と、他局より極めて少ない。テレビ大阪は、1982年の開局後から参入していたが、2011年3月をもってレギュラー枠から一旦撤退し、約9年間の中断を経て2020年4月よりレギュラー枠を再開している。 2020年4月現在では、関西テレビ以外の準キー局4局は継続してテレビアニメ製作を行っているほか、UHFアニメの一部をネットしている(特に毎日放送の放送本数は群を抜いている)。
毎日放送東京支社テレビ編成部プロデューサー・丸山博雄は「(我々は)全国ネットゴールデン番組枠の受け持ちが少なく、ドラマとかバラエティーなど芸能人の方が必要な番組でキー局と競争するのは難しいが、アニメでは芸能キャスティング的な発想があまりないので、準キー局でもキー局と同じ条件で勝負できるのが非常に大きい」という趣旨の発言を行っている[52]。
在名局
在名局 : 2017年10月現在ではテレビ愛知が唯一レギュラー製作枠を持っている。メ〜テレは先述の全国ネット枠のほか、深夜アニメも若干数製作した経験がある[注釈 76]。CBCテレビ(TBS系列)は一時期参入した後、長年のブランクを経て2021年4月期に「やくならマグカップも」で久しぶりの深夜アニメを製作する。2009年7月期には関西テレビとの共同製作にて東海テレビ放送(THK、フジテレビ系列)も短編アニメで参入(後に中京ローカルの短編深夜アニメ『かよえ!チュー学』も放送)。なお、中京テレビ放送(CTV、日本テレビ系列)は三大都市圏のキー局および系列局で唯一テレビアニメに「単独での」製作実績が未だないが、『Infini-T Force』では日本テレビ系列主要局と共同で製作参加している。
地方局
TSCは『しまじろう』シリーズ以降、同作品の版元である地元企業のベネッセとの関係を維持している[注釈 77]。その他にもTVhやTVQがテレビ東京との共同製作の形で製作実績を持っている[注釈 78]。
RKB毎日放送・北海道放送 (HBC) や、東北放送 (TBC)・中国放送 (RCC) の主要TBS系列各局も、CBCとの共同製作の深夜アニメという形で製作参加実績を持つ。静岡放送(SBS、TBS系列局)は『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』や短編アニメ『パンパカパンツ』シリーズで製作参加している。北海道文化放送(uhb、フジテレビ系列)はKTV・THK共同製作の『くるねこ』に第2シーズンから同系列のテレビ静岡(SUT)と共に製作参加したほか、北海道ローカル深夜アニメ『フランチェスカ』に製作参加している。
短編作品では地方局が製作参加している事例がある程度存在する。
独立局
三大都市圏に所在する独立局での新作テレビアニメ(UHFアニメ)はキー局と比べると表現規制が緩く、かつ放送料金も安いなどの理由から2000年代半ばから放送本数が急増している。
これらの多くは深夜帯かつ製作委員会方式で放送されているが、TOKYO MXなど一部作品の一部放送局で全日枠(22時台を中心としたプライムタイム枠など)で放送される事例がある。また、製作参加実績としてはTOKYO MXが群を抜いて多いほか、岐阜放送(GBS)、びわ湖放送(BBC)、奈良テレビ放送(TVN)、テレビ和歌山(WTV)を除く各局で何らかの形で参入実績がある。
特に首都圏のうち南関東の各局(TOKYO MX・tvk・テレ玉・チバテレビ)で多数放送されている[注釈 79]一方、北関東の独立局(群馬テレビ・とちぎテレビ)は南関東4局と比べると放送実績が大きく水をあけられている[注釈 80]。茨城県に至っては今なお県域民放テレビ局自体が存在しない。
在阪局などローカル局製作の深夜アニメが関東圏ではキー局ではなく独立局での放送となる事例も多く見られ、BS局もしくはアニメ専門チャンネルが製作委員会に加わる作品もある(特にBS11やBSフジやBS日テレ、AT-Xが多い)。
現在では先述のようにBS11などの民放BS局および各種ネット配信との併用で「地上波全国ネットと比べると低コストでの」全国放送(配信)を行っている作品がほとんどである。また、先述のようにTOKYO MXはスマートフォンアプリ「エムキャス」を利用しての一部番組の全国配信を実施している。
なおこれらの作品のネット形態は、キー局もしくはその系列局製作のものと比べて非常に複雑なものとなっているが、ここでは詳細は割愛する。
民放BS局・スカパー!
2000年代までは各局独占放送のテレビアニメも一定数存在したが、2010年代を境に激減して現在では極めて少数派となり(2018年の一例ではBSスカパー!の『グラゼニ』)、何らかの形で地上波との同時期展開を行う番組が多くを占めている。
民放BS局の老舗であるWOWOWは同局独占放送、なおかつ無料のノンスクランブル枠で「WOWOWアニメ」と呼ばれるアニメ作品を多数放送していたが、2008年以降はほぼ休止状態にあった。2016年に地上波放送の作品に共同出資(製作委員会に参加)することで、最速で先行放送する「アニメプレミア」枠を新設、アニメ事業に復帰している。
一方、2007年に開局したBS11は、当初からアニメの放送や製作委員会への参加にも積極的であり、2010年代に入るとアニメ枠を順次拡大している(詳細項目)。2010年代半ばになるとBS日テレやBSフジもアニメ枠を年々拡充し、BSフジは2017年4月より深夜枠に『アニメギルド』というレーベルを設定している。また、BS日テレも2019年10月より深夜枠に『アニメにむちゅ〜』というレーベルを設定している。
なお、NHKのBSチャンネルや主な無料放送BS各局でも2015年4月より視聴率調査が開始されている[53]。
現在は日本のCSチャンネルを一手に握るスカパー!のアニメ専門チャンネル(AT-X、キッズステーション、アニマックスなど)でも、地上波で未放送のテレビアニメが製作・放送される事例が少数ながらある。かつてはCS放送のみであったが、2012年よりアニマックスなど一部チャンネルでBS放送も開始している(ただし、BS放送のアニメ専門チャンネルもあくまで「スカパー!のチャンネル」扱いとなっている)。
変則的な事例
地方局製作作品の逆ネット事情ほか
地方局製作アニメが在京キー局系列で逆ネットされず、首都圏(主に南関東)の独立局各局でネットされる事例もままある。
- 端的な例:
- 毎日放送製作『TIGER & BUNNY』、朝日放送テレビほか製作『プラスティック・メモリーズ』、読売テレビ製作『GA 芸術科アートデザインクラス』:関東・中京圏では独立局ネット[注釈 81]
逆に、在京キー局と系列局制作・放送作品が関西圏で独立局ネットとなる場合もある[注釈 82]。これは在阪局(準キー局)製作のローカル番組が多数あり、深夜枠が逼迫しているという事情も影響している[注釈 83]。
- 端的な例:
テレビアニメのイレギュラーなネット事情
一部アニメ作品でネットワークセールス枠から外れる、ローカルセールスとなる深夜枠で放送される作品や、系列の枠組みにとらわれない製作委員会方式の作品を中心に、放送該当地域に系列局があるにもかかわらず、独立局を除く系列外ネットとなるケースも散見される。
- 例:
- 日本テレビ制作『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』(鹿児島県ではテレビ朝日系列局の鹿児島放送(KKB)で放送[注釈 84])『俺物語!!』(中京圏ではテレビ愛知(TVA)で放送)
- テレビ朝日ほか制作『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』(一部地域ではTBS系列またはテレビ東京系列で放送)
- テレビ東京制作『フォルツァ!ひでまる』(福岡県ではテレビ西日本(TNC・フジテレビ系列)で放送)、『貧乏神が!』(関西圏では毎日放送でネット)
- フジテレビ制作『刀語』(本放送時は関西圏では毎日放送でネット)
- 毎日放送制作『フォーチュン・クエストL』(関東圏ではテレビ東京で放送)、『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』『輪るピングドラム』(関東圏ではTBSだが、中京圏ではテレビ愛知(TVA)で放送)、『進撃の巨人』(本放送時は関東圏ではTOKYO MXであったが、それ以外の地域では系列が異なる)、『結城友奈は勇者である』シリーズ(舞台となる香川県では瀬戸内海放送(KSB、テレビ朝日系列)[注釈 85]で第1期を3年遅れ、第2期を1クール遅れネット)
- 1970年代後半から1980年代前半にも、ローカルセールス枠で放送された作品では、民放4局以上のマストバイネット地域で系列外ネットが行われた例もあった。
- 国際映画社・フジテレビ制作『めちゃっこドタコン』→『ハニーハニーのすてきな冒険』(福岡県では本来のフジテレビ系列局であるテレビ西日本(TNC)ではなく福岡放送(FBS)・日本テレビ系列)で放送)
- テレビ朝日・東映エージェンシー・鳥プロ制作『宇宙魔神ダイケンゴー』(広島県では本来のテレビ朝日系列局である広島ホームテレビ(HOME・当時UHT)ではなく中国放送(RCC・TBS系列)で放送)[注釈 86]
- 地方の民放に2・3局の地域が多かった1960年代から1980年代前半には、夕方枠や週末午後の地方局の空き枠を使って、短い遅れ幅での個別スポンサードネットが盛んに行われ、クロスネットによる放送枠の都合やスポンサーの関係で本来の系列と異なる競合局での放送となる例も多かった一方、4局化後よりも人気作品がリアルタイムで多く放送されていた地域もある。また、キー局・準キー局が特定の放送枠を設けて裏送りを行い、複数の局で遅れ幅が一定となる例もあった。
地域限定アニメ
当初から地域密着型番組として制作されるものも一部には存在する(短編アニメが主流である)。
例:
- 北海道文化放送製作『札幌乙女ごはん。』(札幌市を舞台としている)
- テレビ北海道製作『ホッカイラジャーズ野球少年団』(北海道の少年野球チームがメインキャラになっている)
- テレビ埼玉製作『浦和の調ちゃん』(さいたま市を舞台としている)
- tvk『天体戦士サンレッド』(川崎市を舞台としている)
- テレビ愛知『やっとかめ探偵団』(名古屋市を舞台としている。放送枠買取扱い。ただしシリーズ途中で放送を中止し、そのまま再開されず公式サイトも閉鎖されたため、新春特別企画として放送された原作者とナレーターの対談が事実上の最終回となった)
- KBS京都・tvk製作『ドアマイガーD』(京都市を舞台としている)
- 山陰放送『こども刑事めめたん』(tvkが先行放送、アニメ版は鳥取県を舞台にしている)
- 九州朝日放送製作『暗闇三太』(同局が所在する福岡県など九州地方を舞台としている)
- 熊本県製作『なつなぐ!』(同県を舞台としている。熊本放送とTOKYO MXで同時期放送)
- 琉球朝日放送『はいたい七葉』(沖縄県を舞台としている。後にTOKYO MXなどでも遅れネット)
OVAのテレビシリーズ放送
OVAとして制作されたアニメ作品の一部には、後日特番や短期シリーズ、ないしテレビシリーズとして放送するものも存在する。中には『機動戦士ガンダムUC RE:0096』のようにテレビ放送に合わせて再編集や新規カットを追加したり、テーマ曲を新調するものもある。
放送トラブル
主に深夜アニメやUHFアニメにおいて、表現規制や制作トラブルが見られるが、新型コロナウイルスの影響で全日枠アニメでも多発している。
脚注
注釈
- ^ わかさ生活が提供のTOKYO MX・KBS京都・テレビ大阪の全日枠放送作品など。
- ^ 主に毎日放送(MBS)製作作品など。
- ^ 「第○話」「その○」「EPISODE ○.」など(○の中に数字が入る)。
- ^ 数十話 - 数百話にまで長期化したりそうなると見込まれる場合、最初から話数を併記しない場合もある。また『サザエさん』では毎回サブタイトルの画面に「作品No.」も併記しているが、「放送順」と「作品No.の順番」は必ずしも一致していない。
- ^ 『とある科学の超電磁砲』シリーズや『魔法科高校の劣等生』など。
- ^ 2010年頃からこの手法の作品が急増している。主に『Fate/Zero』や『Re:CREATORS』など。
- ^ 『デカダンス』など。
- ^ 『ふたりはプリキュア→ふたりはプリキュア Max Heart』などのように、同一の登場人物が複数年に亘って登場する作品でも1年ごとにタイトルを改題し別作品として商業展開することもある。
- ^ なお、2020年4月からは、BS朝日で2019年9月までの地上波と同じ時間帯に『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が放送されている(BS民放5局の中では、唯一ゴールデン・プライムタイムでアニメが放送されている)が、地上波の遅れネット放送であるためスポンサー構成が異なり、連動データ放送は実施されていない(文字多重放送は実施されている)。また、ブシロードが両者とも提供されており、後者番組は、BSでの放送開始と同時に地上波から移動している。そのため、直後番組の『ワールドプロレスリングリターンズ』がブシロードグループ子会社である新日本プロレスの一社提供番組のため、BS朝日の金曜7時台から3番組連続でブシロードグループの企業が提供しているということになっている。
- ^ 奇しくも、前述の通り、2019年9月までテレビ朝日で『ドラえもん』が放送されていた時間帯である。なお、19時台での放送は『アニポケ』前シリーズ『サン&ムーン』(木曜19時台前半)以来2年ぶりとなる。
- ^ 一例として、『HUNTER×HUNTER(日本テレビ版)』は、2013年9月まで多くのネット局で深夜帯での遅れネットであった(その後は日テレを含めて全局深夜帯放送)。また、『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』は開始当初はTOKYO MXとサンテレビではプライムタイム帯、BS11では深夜帯であった。
- ^ 一例として、TBS・MBS共同製作『おおきく振りかぶって(第1期)』は、MBSでは本放送局で唯一土曜17:30枠の全日枠放送であった。また、フジテレビ系列『暗殺教室』の場合、BSフジでは土曜午前帯放送であった。
- ^ MBSやテレビ東京の番組に目立つ。
- ^ 『ポケットモンスターシリーズ』など。
- ^ 完全スポンサードネットとメインスポンサーのみネット(別にローカルスポンサーを設ける場合あり)の場合がある。
- ^ 第3期の放送以前に前シリーズがBSプレミアムで放送されたり、劇場版のテレビ放送が総合テレビで行われている。
- ^ 『プリキュアシリーズ』など
- ^ 『手塚治虫のドン・ドラキュラ』は、広告代理店の倒産が原因で1クールも持たずに打ち切られた。また『サイボーグクロちゃん』は制作会社のパブリック&ベーシックが倒産したため、未完のまま打ち切られた。特殊な例としては『魔法のプリンセスミンキーモモ』第1シリーズ(1982年)の場合、一旦打ち切りが決定された後、その打ち切り話は撤回された。
- ^ 2010年代の例として『HUNTER×HUNTER(日本テレビ版)』が放送途中で全放送局にて深夜枠に変更された。また、地方局では主に系列外ネット番組が同様の事態になることもある。
- ^ 『ドラゴンボールシリーズ』のうち、原作漫画を題材とした『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』が主に該当しており、昔からあるプロ野球中継に加え、Z後期の1993年からはJリーグ中継も加わっている。
- ^ 『鋼の錬金術師(第1作目)』など
- ^ 『銀魂』シリーズなど。近年では1- 2クール放送後、間をおいて次シリーズを放送するものが放送局や時間帯を問わず多く現れている。
- ^ フジテレビ系列深夜アニメ『ノイタミナ』枠や、KADOKAWA制作(特に旧角川書店)作品など。
- ^ 『プリパラ』(シリーズ途中まで)『カードファイト!ヴァンガード』(2011年版第2期からGシリーズまで、2018年3月まで)など。
- ^ 2017年4月から2019年3月までの火曜0時30分(月曜深夜)枠。
- ^ 『忍ペンまん丸』『ボボボーボ・ボーボボ』『ケロロ軍曹』など。
- ^ 『探偵学園Q(後期)』・『カード学園』内ミニアニメ『ヴァイス・サヴァイヴ』およびMBSオンエア分の『びんちょうタン』を除く
- ^ 『銀魂』(第1期第4シーズンまでと傑作選の『よりぬき銀魂さん』)や『ケロロ軍曹』(6thシーズンまでと傑作選の『深・ケロロ軍曹』)、『トランスフォーマー アニメイテッド』など。
- ^ 『神撃のバハムート』シリーズなど
- ^ 『らき☆すた』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『THE IDOLM@STER』など
- ^ 『TARI TARI』『ラブライブ!』など
- ^ 例:『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ
- ^ 例:『赤ずきんチャチャ』、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』
- ^ 例:『ハイスクール!奇面組』のDVD-BOX『初期』版。2007年末から2008年初冬にかけて発売の『COMPLETE』版では完全収録
- ^ 例:『墓場の鬼太郎』→アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(アニメ化にあわせて原作のタイトルも改題)。『落第忍者乱太郎』→アニメ『忍たま乱太郎』、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』→アニメ『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』、『バカ姉弟』→『ご姉弟物語』など。
- ^ 『北斗の拳』など
- ^ 『タイムボカンシリーズ』『うる星やつら』『らんま1/2』など。
- ^ スカパー!では毎月第1第1日曜日の「午前4時頃~翌月曜日の午前4時まで」の24時間だけ、大半のチャンネルが無料放送されるが、「視聴年齢制限があるアニメ」「アニメ映画」「数話をまとめた放送(一挙放送)」などは視聴できない。
- ^ 『スーラジ ザ・ライジングスター』『TIGER & BUNNY』など。
- ^ 秋葉原を舞台とした『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』、大阪市を舞台とした『ハンドシェイカー』など。
- ^ TOKYO MX、MBS、熊本放送(RKK)、AT-Xの各局では予定通り全13話とも放送された。
- ^ テレビ東京系アニメを中心に「子供向け」作品においても、製作委員会方式が採られているケースも少なくない。
- ^ 『グリーングリーン』『はっぴぃセブン〜ザ・テレビまんが〜』『狂乱家族日記』など。
- ^ 1970年代には『宇宙戦艦ヤマト』と『アルプスの少女ハイジ』、特撮番組ではあるが『SFドラマ 猿の軍団』が同じ時間に放送されていたことがあった。
- ^ 例:テレビ朝日系列の日曜朝のアニメ・特撮枠と、フジテレビ系列の日曜朝のアニメ枠
- ^ かつては、日曜0時台→1時台(土曜深夜、MBS製作アニメイズム枠)の枠でBS11(ANIME+枠)と競合していたが、2020年4月期の枠移動により解消された。なお、2020年4月以降、BS民放5局の中で、唯一BS11と放送枠が競合していない。
- ^ 一例としては、日曜0時台(土曜深夜)の枠でBS日テレ(アニメにむちゅ〜枠)とBS11(ANIME+枠)の2局による競合がある。2016年7月期の月曜0時30分(日曜深夜)の枠において、『アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd』(BS日テレ)、『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』(BSジャパン、現在はBSテレ東)、『レガリア The Three Sacred Stars』(BSフジ)、『orange』(BS11)の4作品が同時に放送されたことで、BS4局の競合まで発生した。2019年10月期以降、同じ4局で火曜・水曜0時30分(月曜・火曜深夜)枠において、4作品が同時に放送されていることで、再びBS4局の競合が発生している。
- ^ 例としてMBSでの『アニメイズム』枠が、関西テレビでの『ノイタミナ』枠との競合を回避するために金曜未明(木曜深夜)から土曜未明(金曜深夜)に移動したケースがある。この場合、もともと土曜未明(金曜深夜)に放送されていたTBSやCBCと放送日を合わせ、東名阪同日時差ネットを実現するという理由もある。ただし枠移動後はMBSが製作局であるにも関わらず、2019年4月期までは、編成の都合によりTBSがMBSより先行して放送する時期も目立っていた。
- ^ 土曜夕方5時30分枠におけるytv製作・日本テレビ系列『電波教師』とNHK Eテレ『境界のRINNE』。
- ^ 2000年代にはAT-Xやキッズステーション、アニマックスといったアニメ専門チャンネルや、WOWOWなどの民放BS局でそれぞれ独占放送のアニメ番組もいくつか存在したが、2010年代を境に激減、以後は有料チャンネルでも独占放送ではなく先行放送という手法を採る番組が多くを占める。
- ^ 『結界師』『D.Gray-man』など
- ^ 主な例としては、富山県高岡市周辺が舞台の『ゆるゆり』。原作者なもりは同市出身であるが、県内地上波ではテレビアニメ第2期終了後に制作されたOVAおよびテレビアニメ第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』まで放送されなかった。
- ^ 主な例としては、富山県が舞台の『true tears』。当初は地元ではBS11やネット配信でしか視聴できなかったが、県議会議員の要望などを経て、遅れネットながら地元局の富山テレビ放送(BBT、フジテレビ系列)でも放送され、以後、制作に関わった地元アニメ制作会社・ピーエーワークス元請作品のほとんどが地元民放テレビ局でも同時期放送されている。
- ^ 特に石川県を舞台にした『花咲くいろは』の場合、地元局であるテレビ金沢(KTK・日本テレビ系列局)で放送されたほか、地元金沢市の湯涌温泉にて劇中の祭りを再現した『湯涌ぼんぼり祭り』が2011年より毎年開催されているほか、劇場版を石川県先行上映並びに舞台挨拶を地元映画館で行った。
- ^ ただし2010年年代半ばから一部を除いて毎クール1-3本は放送している。
- ^ 2019年4月現在では『あにレコTV』などを放送。一部番組は期間限定で無料配信されている。
- ^ 日本の場合、南西〜西南西寄りの方角にパラボラアンテナを向ける必要があり、ベランダが東〜南南東側を向いていると受信不可能となる。
- ^ かつての『サザエさん』など。『サザエさん』は2018年から初期作品のインターネット配信が解禁されている。
- ^ ニコニコ動画の「東映特撮ニコニコおふぃしゃる」で配信している動画は(制作の手法で見れば)厳密には「特撮」になるが、便宜上「アニメ」のカテゴリに区分されていた(その後、「特撮」のカテゴリとして分離された)。
- ^ 合併前の旧角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレインなどの各ブランドで出版している漫画・ライトノベルを原作としたアニメも有料配信を基本としているが、例外的に短期間(最長1週間)だけ無料配信される作品も存在する(ニコニコ動画の設立者であるドワンゴとの経営統合が図られて以降、配信が増加している)。
- ^ 『美少女遊戯ユニット クレーンゲール』、『進撃!巨人中学校』など
- ^ 広島局にて『たまゆら』シリーズ、鳥取局にて『Free!』シリーズ[46]
- ^ 2009年10月期には約25年ぶりとなる火曜19時枠を復活させたが、1年半で撤退した。
- ^ これに伴い、2020年10月改編で『ポケットモンスター』(テレビ東京系列)が日曜18時枠から金曜18時55分枠へ移動するまで、民放5局全てのキー局でゴールデンタイム枠放送作品が1年間存在しなかった。
- ^ この期間には、2012年10月期から2クールに渡って『新世界より』が、2016年10月期には『タイガーマスクW』と『ユーリ!!! on ICE』がそれぞれ放送された。
- ^ 新作アニメについては同年1月から枠名なしで既に再開している。
- ^ 系列局のMBSやCBCでは深夜帯の放送。
- ^ TBSは、小学生以下の子供をメインターゲットにした番組に関してはアニメだけでなく児童向けドラマ・特撮・教養番組・バラエティ番組からもすでに撤退している。
- ^ このため各系列局では、従前から編成していた遅れネットおよび自社制作のバラエティ番組やテレビショッピング番組などの枠移動・打ち切りなど編成見直しや、テレビショッピングに関しては放送枠を買い取っていた通販会社との調整などの対応が取られた。
- ^ 2020年10月改編により『 ポケットモンスター』が日曜18時枠から金曜18時55分枠への移動に伴い、2年ぶりにゴールデンタイム帯のアニメ枠が再開される。
- ^ このうち、長らく親しまれてきた月曜夕方6時台枠が2020年4月改編で廃枠となった(ただし、「あにてれ」管轄番組としては継続)。
- ^ 2015年4月期と2019年10月期は一時的に新作の深夜アニメが放送されなかった。また、BSテレ東でもネットされる作品は全日枠以上に少ない傾向が長らく続いた。
- ^ ただし、TVQ九州放送だけは単独で製作したことが無く、製作したアニメそのものが『サラダ十勇士トマトマン』を当時のTXN九州の時にテレビ東京と共同で製作したのみである。テレビ北海道 (TVh) 製作の全国ネット番組は、『剣勇伝説YAIBA』をテレビ東京と共同で製作したのみであり、同局単独製作番組は、本放送時には道内ローカルで放送された作品のみである。
- ^ ただし、2011年4月から2020年3月までは一旦アニメ枠を中断していた。
- ^ 初めて製作された『ワンサくん』、その後番組の『ゼロテスター』、29年ぶりに製作された『Gilgamesh』が該当。
- ^ 名古屋テレビは、1969年、史上初の地方局製作深夜アニメである『六法やぶれクン』を製作している。当時はクロスネットの日本テレビ系列で放送された。2018年1月期以降は、断続的ではあるが、ABCアニメーションなどと共同で深夜アニメ(『ダーリン・イン・ザ・フランキス』など)の製作委員会に参加している。
- ^ 現在は土曜朝の『しまじろうのわお!』を製作。参入当初は暫く月曜18:00枠を、その後は長らく月曜7:30枠を担当していた。
- ^ TVhに関しては一部地域放送の単独製作作品あり(『ヘイ!ヘイ!シュルーム』以降)。
- ^ 先述のようにTOKYO MXの送信所がNHK・在京キー局同様に東京タワーからより高層の東京スカイツリーへ移転した後の2012年10月期を境に、関東地方におけるUHFアニメは「TOKYO MXへ一極集中」が加速し、首都圏トライアングル3局での放送実績は激減している。
- ^ ただし、この2局では2011年4月からアニプレックス製作関与の土曜深夜枠の同時ネットを開始するなど、以前よりは放送本数が増えている。また、とちぎテレビは独自のアニメ専門サイトを開設している。
- ^ 『タイバニ』は本放送時中京圏未ネットで、1年後に三重テレビで遅れて放送された。なお劇場版『The Beginning』のテレビ放送は広域局のCBCテレビとなっている。
- ^ 特に毎日放送や読売テレビの場合、キー局製作深夜アニメより独立局アニメを優先して放送する傾向すらある。
- ^ 特に毎日放送の場合、TBS製作作品が独立局のサンテレビ(一部はKBS京都でも)で放送されるか、関西圏未放送の事態が多発している。
- ^ 当作品自体は1989年に制作されたものだが、鹿児島県に日本テレビ系列局の鹿児島讀賣テレビ(KYT)が開局した後の1996年に放送された。
- ^ 1975年3月31日の関西地区ネットチェンジまで、毎日放送がNETテレビ(現:テレビ朝日)系列局だったため同系列の関係にあり、関西地区ネットチェンジ後もMBSメディアホールディングスと瀬戸内海放送との資本関係が残っている。なお、瀬戸内海放送の本社が作品の舞台となった香川県に所在する一方、放送エリアの本来のTBS系列局であるRSK山陽放送および持株会社のRSKホールディングスの本社は対岸の岡山県に所在し、岡山県・山陽新聞社をはじめとした地元資本が強く、RSKホールディングスも東京放送ホールディングスの株式を保有している一方、毎日新聞社やMBSメディアホールディングスとの関係は資本・経営面では瀬戸内海放送より希薄である。
- ^ 広島県の民放テレビ局がテレビ新広島(TSS・フジテレビ系列)の開局で4局化・フルネット化する以前に、中国放送が広島ホームテレビの編成から外れたNETテレビ系番組を相当数放送していたことや、中国放送と広島ホームテレビの資本関係(中国新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・広島銀行)が共通していた名残である。なお、広島ホームテレビでは1983年に実質的な再放送扱いで放送している。
出典
- ^ 業界関係者が本音を明かした「オタク文化の10年」PD(明大アニ研シンポ後編part1)アキバ総研編集部 [1]
- ^ リア充ではなく厨二病と歩んだ「オタク文化の10年」(明大アニ研シンポ前編)アキバ総研編集部 [2]
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- ^ テレビアニメとしてはそれ以前に『もぐらのアバンチュール』『新しい動画 3つのはなし』『インスタントヒストリー』『おとぎマンガカレンダー』などが放映されている。
- ^ 『ドラえもん』『しんちゃん』土曜夕方へ 民放キー局G帯アニメ枠消滅か マイナビニュース 2019年9月13日、同18日閲覧。
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- ^ 特撮作品では、朝日放送が全国高校野球選手権大会中継で「平成仮面ライダーシリーズ」が臨時枠移動した際に、テレビ朝日からの裏送りで連動データ放送を実施した例がある。
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- ^ BS:4月から視聴率を自動集計 全国1000世帯 毎日新聞 2015年3月15日、同4月10日閲覧。
関連項目
ゆるキャン△
『ゆるキャン△』は、あfろによる日本の漫画作品。山梨県周辺を舞台に[2]、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と[3]、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描く[4][3]。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて2015年7月号[5]から2019年4月号まで連載され、同年3月29日より芳文社の漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍して連載中[6]。
ドワンゴが運営するWebサイト「ニコニコ静画」内の芳文社公式コーナー「きららベース」にて、本編の幕間の出来事を描いた各話2ページの書き下ろし番外編が『へやキャン△』のタイトルで2016年4月9日[1]より連載されている。
メディアミックスとしては、テレビアニメの第1期が2018年1月から3月まで放送され[7]、第2期が2021年1月から放送中であり[8]、劇場アニメの公開を控えている[9]。また、2020年1月から3月までショートアニメ『へやキャン△』が、テレビ東京「木ドラ25」枠でテレビドラマがそれぞれ放送された[10][11]。テレビドラマ版は2021年4月から第2期の放送が予定されている[12]。2021年1月時点で累計発行部数は500万部を突破している[13]。
作風
漫画の流れとしては、女子高校生たちが個人またはグループでのキャンプを計画するところからエピソードが始まり、道具や食材を準備して目的地まで旅した後、見晴らしのよい現地からの展望を満喫しながら、用意していた食材を現地で野外調理する、あるいは食堂でご当地グルメに舌鼓を打つ、温泉を満喫するなどを経て、テントで1泊して翌朝を迎える、という展開の繰り返しで進行する。本作では一人での気ままなキャンプと大人数での賑やかなキャンプの魅力が対等のものとして描かれており[14][15]、主要登場人物同士はいつでも行動を共にしているわけではなく一人旅のエピソードも多いが[16]、旅行先からSNSで互いの近況を報告し合う形でストーリーに関わっていく。
著者のあfろは、元々ツーリングを趣味としていたことが本作の着想に繋がったといい[17]、著者自身のアウトドア経験が作品に盛り込まれている[18]。執筆に当たっては実在のキャンプ場や観光地の下見、本番の取材、後から気になった箇所の再取材と、1箇所につき2回から3回の取材を行っているといい[17][注 2]、漫画には取材先の風景がそのまま描かれている[15]。見開きのページで精緻に描かれるキャンプ場からの展望や[4][3][15]、それを眺める登場人物の表情などが[3]、臨場感や[3]、舞台となる実在の観光名所に対する興味[4][3]を煽る見せ場となっている[4][3]。アウトドア趣味に向き合う少女たちのまっすぐな魅力や[3]、日常の合間に披露される、火起こしのノウハウや寝具の種類といったアウトドア知識の描写[4][3][16]、うまそうに描かれる食べ物[15]、実在するキャンプ道具の描写[16][15]、旅先で出会うさまざまな犬にまつわる話題なども[3][15]、作品の持ち味になっている[4][3]。
漫画のタイトルロゴ末尾にある三角記号「△」は、キャンプ・テントのピクトグラムになっており[注 3]、表題を音読する場合[20]は発音されない。
ストーリー
本編「ゆるキャン△」
オフシーズンの一人キャンプが好きな日本の女子高校生・志摩リン。リンが富士山の麓で冬の一人キャンプを楽しんでいたところ、日帰りのつもりが日没まで居眠りして遭難しかけていた同じ本栖高校の生徒・各務原なでしこを助ける。なでしこはリンのと出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル(野クル)」に入部し、メンバーとも関わりながら、毎週のようにキャンプに出かけるようになり、皆とのキャンプに夢中になっていく。一方、仲間とつるんで行動するのが苦手なリンは、一緒に同好会に入らないかというなでしこの誘いを断るが、スマートフォンのSNSを介して、なでしこや野外活動サークルのメンバーと繋がりを持つようになり、互いにキャンプ中の状況を実況したり、キャンプ先の写真を送りあったりして関わるうち、徐々にキャンプ場の情報やキャンプ道具、野外調理に関するノウハウを交換したり、誘われたりして、時々ではあるが行動を共にするようになる。
なでしこが加わるまでは大垣千明と犬山あおいの2人だけの小さな同好会であった野外活動サークルも、リンの友人である斉藤恵那を巻き込み、キャンプ先で知り合った新任教師の鳥羽美波を顧問に迎え、次第に勢力を拡大していく。そして年末には部員ではない斉藤と、それまで頑なにグループでのキャンプを敬遠していたリンを誘ってキャンプ場でのクリスマス会が実現する。その後もリンは気ままな一人旅を基本としつつも、皆との賑やかな一晩を経験し、一人キャンプとは「違うジャンル」と捉えれば悪くないという感慨を抱き、これまで避けてきたオフシーズン以外のキャンプにも興味を持つ。その一方、それまでリンに同行したり野外活動サークルのメンバーと賑やかなキャンプを楽しんだりしていたなでしこも、リンに触発されて一人キャンプに興味を抱くようになる。
番外編「へやキャン△」
部活動として野外でキャンプをするために、2人で「野外活動サークル」を立ち上げた千明とあおい。しかしキャンプ道具を買い揃える予算も乏しく、4月の同好会結成から11月になるまで大した活動実績を残せずにいたが、そんな中、新たなメンバーとしてキャンプ初心者の新入部員、なでしこを迎えることになる。放課後に部室に集まってはキャンプに関するトリビアを披露したり、キャンプごっこや妄想上のキャンプの話題、荒唐無稽なホラ話に興じたり、半年後、10年後、60年後、1000年後の未来のキャンプを夢想したりといった、雑談に明け暮れる野外活動サークルの毎日の活動を描く。
登場人物
「声」は、テレビアニメ版の担当声優、「演」は、テレビドラマ版の担当俳優。
登場人物の名前は地名に由来する。作者のあfろ曰く、「主人公2人(各務原なでしこ、志摩リン)の名前を長い名前と短い名前にしようと思い、以前に住んでいたことのある岐阜県とその周辺の地名がしっくりきたので、他のキャラクターもその辺りの地名でそろえることにしました」とのこと[21]。
主要人物
メインキャラクター
一人キャンプ(ソロキャン)を主軸として活動するリンと、リンと学校やSNSで親しくしている間柄の斉藤とのグループ、部活動として集団キャンプ(グルキャン)を行う同好会・野外活動サークル(野クル)のメンバーである千明とあおいのグループ、そして各グループを行き来するなでしこ、といった各々の視点から物語が描かれる。物語の進行に沿って人間関係も変化していくものの、「独りぼっちで活動していたメンバーが部活動を通じて合流し、常に行動を共にするグループが誕生する」といった紋切り型の展開をなぞらないところに本作の特徴がある[15]。
テレビアニメ版では、なでしことリンが本作のダブルヒロインであると位置づけられているが[22][23][注 4]、テレビアニメ版のシリーズ構成を担当した田中仁はこれを、あくまでテレビアニメ版での変更点であり「原作の語り部はリン」としている[25]。テレビドラマ版はリンが主人公と位置づけられており、なでしこは準主人公として扱われている。なお、本作の原作者でもあるあfろの漫画作品『mono』とのセルフコラボレーションでは、リンもなでしこも「主人公」と表現している[26]。
- 志摩リン(しま リン)
- 声 - 東山奈央[27] / 演 - 福原遥[10][11]
- 本作の主人公の一人[3][16][26]。16歳。誕生日は10月1日。小学生に見間違われるなど小柄な体格をしており、腰まで伸ばした髪を頭の上で大きなシニヨンに結っている[注 5]。キャンプの経験は豊富なほうであるが[注 6]、キャンプ場で静かに一人の時間を過ごすことに魅力を感じており[30][31]、基本的に閑散とした冬季にしかキャンプをせず[31]、誰かとキャンプした経験は皆無[32]。物語冒頭にて遭難しかけたなでしこを助け、時々なでしこともキャンプをするようになる。なでしことの出会いをきっかけにラーメン以上の本格的な野外調理にも手を出すようになり[33]、運転免許を取得したばかり[34]のスクーター「ヤマハ・ビーノ」[3][注 7]で県境を越えた一人旅にも挑戦するようになる[注 8]。
- 図書委員であり[36]、学校でもキャンプ先でも本を読んでいて[注 9]、アルバイト先も書店[39][40]。犬好き。いつもクールな態度を装っているが、決してコミュニケーションが苦手というわけではなく[15]、また内心では常に周囲の事柄に対して悪態をついたり突っ込みを入れたりしている。やや天然でマイペースな傾向があり[3]、どこか「知的な一匹狼キャラ」に徹しきれていない面もある[3]。使っているキャンプ道具の多くは祖父のお下がりで[29][41]、愛用のテントはモンベル・ムーンライトテント3型[42][注 10]。
- 千明からは「しまりん」と呼ばれている。なでしこや千明から幾度か野外活動サークルのメンバーに誘われているが、彼女らの活動に対しては「ノリが苦手」という印象を抱いており[36]、やや距離を置いているものの、メンバーとはLINEでやり取りもしており、次第に埋まりつつある。
- 各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)
- 声 - 花守ゆみり[27] / 演 - 大原優乃[10][11]
- 本作の主人公の一人[26]。誕生日は3月4日。富士山を眺めるのが好きな[注 11]無邪気で活発な女の子。愛知県豊橋市に近い静岡県浜松市西部[46]から山梨県へと引っ越してきた当日、自転車の遠乗りで富士山を見に来たものの、ビバークの用意もなく日没まで居眠りしてしまい困窮していたところをリンに助けられ、キャンプに興味を持つようになる。料理は食べることも作ることも好きで、リンいわく「うまそうに食う」[24][47]。過去にダイエットで身体を鍛えていたことがあり[48]、見かけよりも健康で体力もある。寒いところで寝たり重いものを背負ったりするのも平気で、携帯性に難のある家庭用のカセットコンロや土鍋をキャンプに持ち込んで常用している。言動が犬っぽい[49][50][51]。夜道と怪談が苦手。
- 皆でまったりと過ごすようなキャンプに憧れて野外活動サークルに入部し[52]、千明やあおいとのキャンプと、リンとのキャンプを交互にというハードなスケジュールをこなす。千明いわく「ストロングスタイル」[53]。自分の情動に正直でありつつも他人の顔色も気にする性格で[14]、天真爛漫なように見えてしっかりと相手を気遣うことができる[14][15][30]。時に強引に、時に相手の顔色を見ながら、リンとの距離感を詰めていく。
- キャンプの資金を稼ぐために、アルバイトは年末年始の期間で年賀状の配達[39]、後に姉の桜から紹介された身延駅周辺の蕎麦屋で働いている[54]。
- 大垣千明(おおがき ちあき)
- 声 - 原紗友里[55] / 演 - 田辺桃子[10][11]
- 本栖高校の同好会「野外活動サークル」の部長。誕生日は8月31日。[56]騒々しく快楽主義的な行動派で[57]、男気のある性格。常に眼鏡をかけていて本編第54話までロングヘアのツインテール。それ以降はミディアムヘアにイメチェンする[58][注 12][注 13]。
- 自身が幼稚園の時に家族でキャンプに行って楽しんだのを、高校生になってから友達と一緒にキャンプに行くための決意としてあおいと共に野外活動サークルの設立を果たす[59]。
- 少ない活動予算を遣り繰りすべく[60]、あおいと共に、安価な道具や廃材をアウトドアで活用するための試行錯誤を普段から繰り返しており[52][31][61]、高価な道具を買おうとすると鼻血が出る[62][63]。リンを部員に加えようとしている[64]一方、リンからはやや苦手意識を持たれていたが[65]、物語が進むにつれリンとの距離は改善しつつあり、リンが一人キャンプを好むことも理解したうえで無理強いしないように心掛けるようになった。
- 鳥羽がよく利用している酒屋でアルバイトをしている[66]。
- なお、なでしこが風邪を引いてお見舞いにいく[65](テレビアニメ版第8話・テレビドラマ版第9話)が、この時になでしこから風邪をうつされて寝込む羽目になった[67](ただし、テレビアニメ版では風邪をうつされた描写はオミットされている)。
- テレビドラマ版ではヒロシのファンという設定が追加されている。
- 犬山あおい(いぬやま あおい)
- 声 - 豊崎愛生[55] / 演 - 箭内夢菜[10][11]
- 野外活動サークルの一員で、千明と2人で同好会を立ち上げた創立メンバーにして[52]、さり気なく皆をフォローするまとめ役[57]。誕生日は3月4日。お姉さんらしく落ち着いた性格で[68]、のんびりとした関西弁風の口調で話す[注 14]。千明には「イヌ子」と呼ばれている。
- 太眉と八重歯が特徴。茶目っ気がありホラ話が好きだが、嘘を言っている時には目が泳ぐ[72]。高校生離れにしたスタイルの持ち主であり、主要人物達の中でも突出した胸部の持ち主。
- 野クル活動用の資金稼ぎを兼ねてレジ打ちのアルバイトをしており[53][73]、後述するアルバイト先のスーパーマーケット「ゼブラ」は千明がアルバイトしている酒屋の隣に所在している[73]。
- 斉藤恵那(さいとう えな)
- 声 - 高橋李依[55] / 演 - 志田彩良[10][11]
- リンの学校の友達で、休日も自宅からキャンプ先のリンとSNSでメッセージを交わす間柄。誕生日は9月1日。お節介焼きで[74]、なかなか素直になれないリンと他の登場人物との間柄を取り持つなどして、リンをサポートする。帰宅部で[64]、休日は夜更かしして朝遅く起きるのが常[75][76][77]。キャンプにも少し興味を持っており[64]、千明からはリンを野外活動サークルの活動に引き入れるためのキーパーソンと見られているが[64]、帰宅部から移籍するには至っていない[78]。
- 背後に忍び寄るなどして、他人の髪型に奇抜なアレンジを加えるというイタズラが好き[52][79][64][28]。ちくわという名のチワワを飼っており、劇中ではしばしば連れ歩いたり話題にしたりしている。キャンプ道具のコストパフォーマンスよりも耐寒性能や[80]安全性[81]に関心を持っており、野外活動サークルのキャンプに初めて同行した際には、他のメンバーよりも桁違いに高額な[41]冬山登山用の寝袋「ナンガ・アルピニスト800」[注 15]を持参して周囲を驚かせている[80]。
- 原作第2話で登場[83][注 16]してから原作第20話(テレビアニメ版第11話)で初めてフルネームが明かされる[84]まで、皆からは姓で呼ばれていた。原作第24話以降は次第になでしこや千明から名で呼ばれるようになる[注 17]。
- アルバイトは年末年始の期間で年賀状の仕分け[39]、後に内船駅周辺のなでしこの家の近所のコンビニで働いている[86][注 18]。
- 伊豆のキャンプ旅が終わってから数日後に千明からヘアカットの依頼を受け、自身の自宅の庭でちくわ用のドッグテントを披露し千明のヘアカットを行った[87]。
準メインキャラクター
- 各務原桜(かがみはら さくら)[注 19]
- 声 - 井上麻里奈[88] / 演 - 柳ゆり菜[89][90]
- 原作第1話から登場。なでしこの姉。大学生[91]。第1話で遭難しかけたなでしこを迎えるために登場した際には妹を厳しく叱りつけているが[24]、面倒見が良く[92]、なでしこからは慕われている。自動車の運転免許を持っており、愛車の日産・ラシーン風の車[注 20]でなでしこをキャンプ地まで送迎したり、車中泊に付き合ったりしている。
- 美人[94]だがいつも気怠そうにしており、他人からは喜んでいるのか怒っているのか分かりにくいが[95]、なでしこには機嫌の善し悪しが分かる[96]。
- 鳥羽美波(とば みなみ)[注 19]
- 声 - 伊藤静 / 演 - 土村芳[89][90]
- 原作第11話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第7話)から登場。本栖高校に赴任してきた新任の女性教師。美人で優しそうという第一印象を持たれているが[66]、前後不覚になるまで深酒するのが日課で、酒が入るとろれつが回らない口調になる。赴任直前、アウトドア趣味の妹[28]と共にキャンプしていた際、泥酔していたところをリンやなでしこと顔見知りになったものの、そのギャップから赴任当初は気付かれず、野外活動サークルの顧問を引き受けた際にようやく気付かれる[62]。当初は部活動の顧問自体、自身のライフワークに影響が出るという理由で嫌がったものの、メンバーには歓迎されたうえ、幼少から家族でキャンプしているという経緯もあり、野外活動サークルのキャンプや初詣に同行するなどしている。
- 担当教科は歴史[73]。学校では眼鏡を外し、いつも目を細めているが、プライベートを過ごすときには眼鏡をかけており、酔うと三白眼の目が開かれる。千明のアルバイト先でもある酒屋では毎日500ml・6缶セットの缶ビールを購入する常連客となっており、見かねた店員から陰で「グビ姉」というあだ名をつけられている[66]。愛車はSUVタイプの軽自動車[97][注 21]。初詣でダイヤモンド富士に間に合うよう急いだ際には、峠を攻める見事なドリフト走行をみせている。
- 土岐綾乃(とき あやの)
- 声 - 黒沢ともよ(SEASON2)[99]
- 原作第13話(テレビアニメ版第8話)に名前のみ登場[100]。原作第28話に登場[注 22]。静岡県浜松市に住む、なでしこの幼馴染[101]。なでしこからは「アヤちゃん」と呼ばれる。なでしこが山梨県に引っ越した後も交流が続いており、写真を通じてなでしこの友人たちの顔を知っている[101]。ホンダ・エイプ風の原付を持っており、年始に帰省したなでしこや、一人旅で静岡県を訪れていたリンとひとときを過ごし、冬のキャンプの魅力に触れ、いずれリンに倣って原付で山梨県に遊びに行くという約束をして別れる。後にリンとなでしこを大井川のキャンプ場まで一緒に行くのを約束し、本編第56話でリンと二人っきりで原付のツーリングキャンプ旅の同行を果たす[102]。しかし、リンのように原付の長旅には慣れておらず疲れやすい体質で原付から降りた途端に転倒する[102][注 23]。リンと共に大井川のキャンプ場でなでしこと合流した直後にシングルウォールテントの設営をなでしこに任せた[注 24][103]。
本栖高校教師
- 田原(たはら[104])
- 原作第13話、第14話で言及される、鳥羽の前任[66]の歴史教師[105]。スクエア型の眼鏡をかけている。原作では、かつては教職一筋に生きる女性という印象を持たれていたものの、突如として結婚を公表して産休に入り、生徒たちを驚かせたというエピソードが回想として語られている[105]。テレビアニメ版では産休に至る経緯には触れられず、第9話で名前のみ登場。
- 大町(おおまち)
- 声 - 河本邦弘 / 演 -
- 原作第19話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第10話)、原作第35話に登場。登山部の顧問[62]。鳥羽が野外活動サークルの顧問を引き受けるまで、校庭での焚き火の許可や指導などを請け負っていた。サークルの焚き火を無許可と勘違いして咎めようとした鳥羽を仲裁し、その流れで彼女に野外活動サークルの顧問を押しつけて走り去る。第35話で再登場した際には山中湖での騒動を労い、部活動でのキャンプ地として温暖な伊豆を薦めた。
志摩家
登場場面の多い母(志摩咲)、リンにキャンプ道具を提供した祖父のほか、第24話に父親が登場している。
- 志摩咲(しま さき)[注 25]
- 声 - 水橋かおり / 演 -
- 原作第6話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第4話)から登場。リンの母。リンが在宅中の場面や、登校や旅行で家から出発する場面で幾度か登場している[34][106][53][29][39][107][108]。リンの祖父(咲にとっては父)のソロキャンプについて、娘としてはもう少し落ち着いて欲しいと考えている。
- かつては自分もバイクに乗り、夫(リンの父)、父(リンの祖父)と共にツーリングに行っていたこともあるという[35]。
- リンの祖父[109]
- 声 - 大塚明夫
- リンの母方の祖父。リンが中学生の時に一人キャンプを始めるきっかけになった人物[110]。名は不明だが、姓は新城(しんしろ)[111][112]。自宅は愛知県と思われる[113]。リンに以前使用していたキャンプ用具一式を譲り[110][45][41]、自分自身はオートバイ[注 26]で年中旅行している[115][45]。
- 原作では第11話(テレビアニメ版では第7話に相当)にてリンの母と電話で話しているほか、リンとなでしこの会話の中で言及されている。原作第28話では初めて本人が登場し[116]、積雪による路面凍結で静岡から帰る手段を失ったリンを車で出迎える。テレビアニメ版は登場場面が原作よりも前倒しされ、第6話にキャンパーの老人という役名で登場し、キャンプ地の下見中の千明と偶然知り合うというオリジナルエピソードが描かれているほか、テレビアニメ版第7話でリンの母と電話で話す場面では容姿も描写されている[注 27]。テレビアニメ版で声を演じる大塚明夫はナレーション役としても出演しており、キャンプ道具などの解説役を担っている。
- 志摩渉(しま わたる)[117]
- 声 - 櫻井孝宏
- 原作第24話から登場[39][注 28]。リンの父。眼鏡をかけて優しい一面を持つ。職場まで原付で通勤している。リンが伊豆のキャンプ旅前日に仕事から帰宅した直後彼女の原付の部品を取り付けるためにリンの祖父と共に協力する[35]。
- 「スペシャルエピソード」ではリンの原付は年に1度の点検作業のために送り出し、代車として三輪バイクのレンタルを手配する[118]。
各務原家
- 各務原静花(かがみはら しずか)[注 29]
- 声 - 山本希望 / 演 -
- 原作第16話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話)、第30話に登場。なでしこと桜の母。眼鏡をかけている。第16話ではなでしこの見舞いに来た千明の作るほうとうを、夫を含む家族4人で食べる。テレビアニメ版では第1話にも声のみ登場している。
- 各務原修一郎(かがみはら しゅういちろう)[注 30]
- 声 - 大畑伸太郎 / 演 -
- 原作第16話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話)、第30話に登場。なでしこと桜の父。会社員。口髭を生やしている。年始に帰省しリンに会うなでしこに、なでしこが普段からいろいろとお世話になっているということで、リンに浜名湖名物の鰻をご馳走させるため、資金を提供。
犬山家
原作第22話(テレビアニメ版第11話)に妹のあかり、祖母のみね子が登場しているほか、原作24話には飛騨高山(岐阜県高山市)に毎年家族で遊びに行く間柄の親戚がいる[119]という言及がある。
- 犬山あかり(いぬやま あかり)[注 31]
- 声 - 松田利冴
- 原作第22話(テレビアニメ版第11話)から登場。あおいの妹。あおいを幼くしたような外見で[70]、姉と同じく太眉が特徴で、同じように関西風の口調で話す。千明からは「チビ犬子」と呼ばれており、互いに遠慮せずに話したりじゃれ合ったりできる程度には親しい間柄[108][70]。ホラ話が好きで、嘘を言っている時には目が泳ぐのも姉と同様[70]。テレビアニメ版では登場が前倒しされ、第9話に端役として登場している。
- 犬山みね子(いぬやま みねこ)[注 32]
- 声 - 進藤尚美
- 原作第22話(テレビアニメ版第11話)に登場。あおいの祖母。あおいやあかりと同様に太眉。あおいがクリスマスのキャンプで振る舞う料理の献立で悩んでいる際に、もっともらしい助言[注 33]をつけてすき焼きを勧めた。
斉藤家
- 恵那の父
- 原作第19話の恵那の台詞で言及しており原作第31話で登場[121]。恵那がクリスマスキャンプを参加するために寝袋の代金を出してくれる[80]。恵那がちくわを連れて朝霧高原のキャンプ場に行ったのを、チワワにとってクリスマスのキャンプ場の寒さは厳しいため、夜半には車で迎えに行った[注 34]。 休日ではちくわと戯れていることがあり[122]、メッセージのアイコンをちくわの顔にしている[123]。下の名前は不詳。
旅先で出会う人物
- 鳥羽涼子(とば りょうこ)[124]
- 声 - 國立幸 / 演 - 北原帆夏
- 原作第11話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第7話)に姉の鳥羽美波と共に登場。キャンプ場で居合わせた際、備長炭の点火に苦労するリンを助け、なでしこに「必殺火熾し人」と言われる。中性的な容姿で、原作第11話で登場して原作第23話(テレビアニメ版第12話)で性別が明かされるまでは、リンやなでしこからは鳥羽の「彼氏」と誤認されていた[29][28]。
- 菊川昴(きくがわ すばる)[125]
- 声 - 川澄綾子 / 演 - 向里祐香
- 原作第15話(テレビアニメ版第9話、テレビドラマ版第8話)、第25話に登場。原作第15話では夜叉神峠(山梨県南アルプス市)に友人の島田こはる (声 - 沼倉愛美 / 演 - )と共に冬山登山に来ており、顔見知りになったリンに、リンが山越えに使おうとしたルートが通年マイカー規制されていることを教える。別れ際のリンに手渡したほうじ茶は、原作第18話(テレビアニメ版第10話)で焼き豚まんと共にリンの夕食となる。原作第25話(テレビアニメ版第2期第2話)ではリンが母に頼まれた買い物で静岡県掛川市を訪れた際に、日本茶専門店「たかくら」の店員として再会。正月に初日の出を拝むための人気スポットとして福田海岸を勧める。
- 飯田(いいだ)親子
- 声 - 藤村忠寿(飯田さん)[注 35]、渕上舞(飯田さんの娘)[126]
- 原作33話(テレビアニメ版第2期第6話)から登場。伊豆・伊東で酒屋を営む。ラジコン水上飛行機を飛ばすために山中湖へきて、遭難しかけていた千明・あおい・恵那を助ける。
- また3人を心配し、捜しに来た鳥羽先生に地酒を進め、先生とも意気投合した。
- 一宮親子
- 声 - 若林佑(父:一宮伸一 )、関根明良( 姉:一宮遥香)、 川井田夏海(弟:一宮拓人)
- 原作37話(テレビアニメ版第2期第8話)に登場。なでしこが初めてソロキャンプをしたキャンプ場で出会った親子。四人家族であるが母親は当日友人と温泉旅行で別行動。姉はパソコンを持ち込んでいたが電波状況が悪く不機嫌だった。姉弟は夕飯の支度で共同炊事場を訪れた際になでしこの実験料理の野菜丸ごとホイル焼きに興味を示し、その出来栄えぶりに姉は次回キャンプ飯を作ってみようと思い立つ。
- ヒロシ
- 演 - ヒロシ
- テレビドラマ版で本人役としてゲスト出演。第3話ではリンが聞いていたラジオ番組のパーソナリティ役として声のみで出演したほか、第8話は千明が見ているYouTube動画の配信者として紹介される形で登場、第11話でもなでしこが偶然出くわしたソロキャンパーとして出演する[127][128]。
犬
- ちくわ
- 声 - 原紗友里[129] / 演 - 山口チョコ[89][90]
- 原作第3話(テレビアニメ版第2話・テレビドラマ版第1話)から登場。恵那が飼っているチワワ[62]。ササミソーセージが好物。恵那がいつも会話で話題にしたり、SNSに写真を投稿したりしている。クリスマスのキャンプでは恵那に連れられて登場し、主要登場人物らと楽しい時間を過ごしたが、チワワにとってクリスマスのキャンプ場の寒さは厳しいため、夜半には帰宅させられた[注 36]。
- 早太郎(はやたろう) / 悉平太郎(しっぺいたろう)
- 声 - 高橋李依[129]
- 原作第16話から第17話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話)、および原作第24話から第25話にかけて言及される、長野県駒ヶ根市や静岡県磐田市の伝説に登場する霊犬。駒ヶ根市では早太郎、磐田市では悉平太郎と呼ばれている[65][39]。リンが長野県や静岡県を一人旅した際、この犬の伝説の足跡を追ったり、グッズであるおみくじを購入したりする。原作第17話(テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話)では旅の途中で寝過ごしかけたリンの夢の中に現れ、ミニソースカツ丼に付属していたサラダを犬食いした後、付き添いのなでしこと共に駿河へ化猿退治に出発する。原作第25話(テレビアニメ版第2期第2話)では悉平太郎の名を継ぐ犬(悉平太郎三世)がいるという評判を伝え聞いたリンが磐田市を訪れるものの、その情報は古く犬は亡くなっており[注 37]、リンを落胆させる。
- テレビドラマ版では、夢の中の早太郎はぬいぐるみが使用された。
- チョコ
- 原作33話から登場した、飯田親子の飼い犬のコーギー。名前の由来はお猪口から。
- あfろ
- 作者。サングラスをかけたハスキー犬を自画像としており、原作では単行本各巻の巻頭カラーイラストで登場人物と共演している。テレビアニメ版ではオープニングアニメーションのサビの部分に各巻巻頭イラストを再現したカットがあり、そのまま登場している。
設定
物語の舞台
主要な登場人物らは山梨県在住で身延町とその周辺に住んでおり[130][131]、本栖高校[132]という名前の高校に通っているという設定である。この高校にはアウトドア系の部活動として、千明とあおいが創立した同好会の野外活動サークル(やがいかつどうサークル)、通称野クル(のクル[133])と、登山部という2つの部があるという言及がある[52]。野外活動サークルの部室は「鰻の寝床」[134]と形容されるような細長い物置部屋で、人が集まると手狭になるため、以前は積極的に部員を募集していなかったが、原作本編第2話/放課後第4話(いずれもテレビアニメ版・テレビドラマ版第2話)でなでしこが入部したことを機に、正規の部室を獲得するため、部員を4人以上集めて同好会から部活動へと昇格することを狙っている[52]。
当初は野外活動サークルに顧問がおらず、登山部の顧問を兼任する大町という教師が、安全な焚き火を行うための指導や許可の受理をしていたことが言及されているが[62]、原作本編第19話からは新任教師の鳥羽が、大町から半ば押しつけられる形で正式な顧問に就任している。大町が顧問を務める登山部については詳細な描写はないが、千明らの野外活動サークルと比べるとまったりしていない体育会系の雰囲気で[135]、富士登山を行っているという言及があり[136]、なでしこからはやんわりと敬遠されている[135][136]。
キャンプ場や温泉の施設名・アウトドア用品や食品を購入する店舗名、ウェブサイト名などといった商標などを含む一部の固有名詞が架空のものへと置き換えられているものの、劇中には実在の観光地[4][16][15]や地名、案内標識、道路名なども登場する。主要な登場人物の一人であるなでしこの自宅は南部町にあるとする言及があり[137]、千明やあおいと共に身延駅を途中経由して身延線で電車通学をしているという描写になっている[138]。テレビアニメ版ではなでしこが南部橋[139]を自転車で渡り内船駅[注 38]から乗車して登校する描写があるが[141]、劇中に登場する主要登場人物の自宅は、実際には家屋が存在しない場所に設定されている[26]。なお物語開始前は、なでしこは静岡県浜松市の浜名湖付近に住んでいたという設定が語られている[142]。
主要な登場人物らが通う本栖高校は実在しないが、テレビアニメ版では旧身延町立下部小学校(2017年3月閉校)・身延町立下部中学校(2016年3月閉校)跡地周辺[143]が通学路のモチーフとして描写されており[144][注 39]、原作本編第13話にも、付近を通る県道419号線[146](山梨県道419号甲斐常葉停車場線[注 40])を歩いていたなでしこが、劇中で用いられている地図サイト「グルグルマップ3Dビュー」[148]のパノラマ撮影車に写真を撮られるエピソードが描かれている。また、劇中で千明やあおいのアルバイト先で、リン、なでしこ、顧問の鳥羽らが買い物に立ち寄る描写のある「スーパーマーケット ゼブラ」[53]と「酒の川本 身延店」[149]は、身延町のフレスポみのぶ内にあるセルバみのぶ店[150](テレビドラマ版では実在の名称で登場)と、かつて敷地内に存在した酒屋がモデルとなっている[144][注 41]。千明やあおいの自宅も、このアルバイト先の近所という設定で[152]、地図上はフレスポみのぶの最寄り駅になる波高島駅から通学している[注 42]。恵那の自宅は甲斐大島駅から徒歩約5分の場所にある[153]。
劇中に登場する観光地・宿泊地
以下では劇中において実在の地名に言及されているか、施設名が具体的な地名に置き換えられているものを挙げる。何らかの事情で施設名をぼかして具体性のない名称に置き換えてあるものについては、テレビアニメ版のエンドクレジットで「取材協力」として明記されているものや、出版物や公式なウェブサイトでモチーフとなった施設が明かされているものについては併記するが、そうでないものは前後の描写から推測可能なものであっても省略する。なお、テレビドラマ版についてはモチーフとなった施設が実在の名称のまま登場している[154]。
山梨県(ゆるキャン△)
- 本栖湖(原作第1巻第1話、第1巻番外編、テレビアニメ版・テレビドラマ版第1話) - 名称は曖昧にされているものの、身延町に所在する浩庵キャンプ場[144]をモチーフとした施設が登場し、キャンプ場の付近にある国道300号と山梨県道709号の交点を示す道路標識が描かれている[155]。第1話にてキャンプ中のリンが、困窮していたなでしこと出会うほか、番外編にてリンの日帰りキャンプ先として再登場する。
- 山梨市駅周辺(原作第1巻第6話、テレビアニメ版第4話) - なでしこ、千明、あおいが、キャンプに出発する際に待ち合わせ場所として立ち寄る。判読可能な駅名標が描写されている。なお漫画・アニメに登場した駅舎は、2017年秋から行われた橋上化工事に伴い解体されている[156][157]。
- 笛吹川周辺(原作第1巻第6話 - 第2巻第8話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第4話 - 第5話) - なでしこ、千明、あおいのキャンプ先として、山梨県笛吹川フルーツ公園[156]をモチーフとした「笛吹公園」が登場する。原作第7話では近隣にあるほったらかし温泉[156][158]をモチーフにした「ほっとけや温泉」に入浴し、パインウッドキャンプ場[158]をモチーフにした「イーストウッドキャンプ場」でテント泊をする。原作第6巻第29話では、後になって「ほっとけや温泉」の近くに新しいキャンプ場ができたり、以前は無料であった「イーストウッドキャンプ場」の薪が有料となったりしたという言及がある。
- 四尾連湖(原作第2巻第10話 - 第12話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第6話 - 第7話) - リン、なでしこのキャンプ先として登場、妹とキャンプしていた鳥羽と出会う。名称は曖昧にされているものの、水明荘[156]をモチーフとしたキャンプ施設が登場する。テレビアニメ版では「木明荘」という架空の施設名に変更されている。
- 身延駅周辺[143](原作第3巻第14話、第6巻第29話 - 30話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第8話、テレビアニメ版第2期第4話) - なでしこ、千明、あおいが学校帰りに身延駅で下車し、架空のアウトドア用品店「カリブー」で道具を購入したり、駅周辺の街並みを観光しながら身延饅頭の買い食いをしたりする。原作第6巻第29話、第30話に身延駅構内やアウトドア用品店が描写する他にも、なでしこと桜が飲食した蕎麦店の描写が登場し、なでしこの新たなバイト先となって働くことになる。なお、駅前の商店街はしょうにん通り商店街をモチーフとしているが[143]、アウトドア用品店のモデルとなる店舗[143][注 43]やなでしこのバイト先の蕎麦店[注 44]は身延町には存在しない[160]。
- 甲府市(テレビドラマ版第8話) - 上述の通りアウトドア用品店が身延町に存在しないため、テレビドラマ版では桜の車で甲府市に向かい、同市内のアウトドアショップ「エルク」で買い物をする形に変更されている[161]。
- 夜叉神峠(原作第3巻第15話、テレビアニメ版第9話、テレビドラマ版第8話) - リンが休憩のために立ち寄る。南アルプス街道の先が通年マイカー規制されていることを知らずに通り抜けようとして通行止めに遭遇する。
- 身延山(原作第5巻第26話、テレビアニメ版第2期第2話、「へやキャン△」テレビアニメ第6話[162]) - 千明、あおい、あかり、鳥羽が初日の出を見るために登る。「へやキャン△」では中学生時代の千明とあおいが訪れている。
- 富士川町高下地区(原作第5巻第26話、テレビアニメ版第2期第2話) - 千明、あおい、あかり、鳥羽がダイヤモンド富士を見ようと試みる。
- 富士吉田市(原作第6巻収録第31話、テレビアニメ第2期第5話) - 千明、あおい、恵那が富士山駅に着いてからその駅の周辺や山中湖方面のバスに乗り換える描写で登場する。3人が山中湖に向かう途中にアウトドア用品店の「モンベル富士吉田店」をモチーフとする「カリブー富士吉田店」が登場し、キャンプ道具を購入のために立ち寄る。
- 山中湖周辺(原作第6巻第32話 - 第34話、テレビアニメ第2期第5話 - 第6話) - 千明、あおい、恵那のキャンプ先として「みさきキャンプ場」をモチーフとした「大間々岬キャンプ場」が登場。キャンプ場向かう前に「山中湖紅富士の湯」をモチーフとした「赤富士の湯」に入浴し、「スーパーオギノ山中湖店」と「セリア」をモチーフとするお店で食材と調理器具を購入のために立ち寄る。厳冬の中、標高差による気温への影響を考えずにそのキャンプ地として選んだことで、鳥羽を巻き込んで騒動になりかける。
- 早川町(原作第7巻第36話 - 第38話、テレビアニメ版第2期第7話 - 第8話) - リンと桜が訪れた場所。リンが1人で最初に訪れた赤沢宿の古民家カフェ「清水屋」をモチーフとした喫茶店で休憩を取る。2人は奈良田湖の道を通りかかり、「古民家カフェ鍵屋」をモチーフとした「古民家カフェかさや」[163]の前に出会ってからは共に休憩を取る。その後のリンと桜は別行動となり、桜は「奈良田の里温泉」をモチーフとした温泉に入浴する。リンは奈良田湖の反対側へ向かう途中に行き止まりの夜叉神峠が繋がっているトンネルを訪れ、雨畑湖周辺の「ヴィラ雨畑」[164]をモチーフとした「VILLAGE雨畑」の温泉に入浴する。作中に登場する井川雨畑林道線の山梨県の雨畑と静岡県の井川に通じる道は2021年現在通行止めになっている[165]。
- 北杜市(原作第10巻SPECIAL EPISODE、へやキャン△BD/DVD映像特典「ゆるキャン△SPECIAL EPISODE」) - リンが入笠山へ向かう途中に立ち寄る描写として登場する[166]。
山梨県(へやキャン△)
へやキャン△のみに登場したモデル地。ゆるキャン△にも登場したものについては割愛する。括弧内はテレビアニメ「へやキャン△」の話数。
- 山梨県立富士山世界遺産センター(第2話)[167]
- 河口湖大橋(第3話)[168]
- 富士山パノラマロープウェイ(第5話)[169]
- 下部温泉郷(第8話)[170]
- 道の駅なんぶ(第9話)[171]
- 鳴沢氷穴(第10話)[172]
- みたまの湯[注 45](第11話)[173]
長野県
- 霧ヶ峰(原作第1巻第6話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第4話) - リンが高ボッチ高原に向かう途中で食事のために立ち寄る。
- 高ボッチ高原(原作第2巻第7話 - 第8話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第5話) - リンが食事のために立ち寄る[注 46]。その後キャンプ場へ移動するが、なでしこに写真を送るため深夜に再び訪れる。
- 杖突峠(原作第3巻第16話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話) - リンが休憩のために立ち寄る。
- 光前寺(原作第3巻第16話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話) - 犬(霊犬早太郎)が祭られている寺という話に興味を抱いたリンが参拝のために立ち寄る。
- 駒ヶ根市(原作第3巻第17話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第9話) - リンが「こまくさの湯」をモチーフとした「こまがねの湯」の入浴と食事のために立ち寄るが寝過ごし、夢の中に現れた霊犬早太郎に、ミニソースカツ丼に付属していたサラダを食べられる。
- 陣馬形山(原作第3巻第18話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第10話) - リンのキャンプ先として登場。
- 入笠山(原作第10巻SPECIAL EPISODE、へやキャン△BD/DVD映像特典「ゆるキャン△SPECIAL EPISODE」) - リンのキャンプ先として登場[166]。
静岡県
- 富士山山麓(原作第1巻第3話 - 第4話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第2話 - 第3話) - リン、なでしこのキャンプ先として、富士宮市朝霧高原に所在するふもとっぱら[175][144]をモチーフにした「麓キャンプ場」が登場する。
- 富士宮市(原作第4巻第20話 - 第23話、原作第7巻第36話 - 第37話、テレビアニメ版・テレビドラマ版第11話 - 第12話、テレビアニメ版第2期第7話) - リン、なでしこ、恵那、千明、あおい、鳥羽が、クリスマスに富士山麓で合同のキャンプを行う。原作では富士宮市という地名のみしか語られないが[176]、テレビアニメ版では「朝霧高原」などの地名にも言及[177]、テレビドラマ版では原作・アニメでもモチーフとなった「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」が実名で登場している[178][179]。また原作7巻36話・37話でなでしこが初ソロキャンプの途中で西富士宮駅周辺のご当地の食べ物を食べるために立ち寄っている。
- 掛川市(原作第5巻第25話、テレビアニメ版第2期第2話) - リンが母に頼まれた茶葉を購入するために立ち寄り、抹茶カフェで休憩する。「日本茶きみくら本店」をモチーフにした日本茶専門店「たかくら」が登場する[180]。
- 磐田市(原作第5巻第25話 - 第26話、テレビアニメ版第2期第2話) - 「竜洋海洋公園オートキャンプ場」をモチーフしたキャンプ場がリンのキャンプ先として登場。
- 見付天神(原作第5巻第25話、テレビアニメ版第2期第2話) - 駒ヶ根市光前寺で縁のあった霊犬早太郎(悉平太郎)の伝説を追って、リンが参拝のために立ち寄る。
- [注 47](原作第5巻第26話、テレビアニメ版第2期第2話) - リンが初日の出を見るために立ち寄る。
- 浜名湖周辺(原作第5巻第27話 - 第28話、テレビアニメ版第2期第3話) - 原作第12話(テレビアニメ版第7話)でなでしこの故郷として言及される。原作第27話でリンが河口付近から東岸側周辺にかけての一帯に立ち寄り、原作第28話ではリン、なでしこ、綾乃が展望台から夜景を眺めるほか、なでしこが中学時代に自転車で毎日一周してダイエットを達成したという回想に言及する。「奥浜名湖展望公園」をモチーフした公園が登場し、実在する展望台は老朽化により2021年現在立ち入りを禁止している[181]。
- 浜名大橋(原作第5巻第27話、テレビアニメ版第2期第3話) - リンが気象状況により山梨に帰れなくなった際、「渚園キャンプ場」をモチーフしたキャンプ場を確保した後に立ち寄る。浜松市舞阪表浜駐車場に駐車し、浜名湖河口(今切口)付近の海岸で半日を過ごす。
- 弁天島(原作第5巻第27話、テレビアニメ版第2期第3話) - リンが近隣のホテルの温泉に入浴し、赤鳥居で初日の入りを眺める。原作第28話でも展望台から景色を眺める場面にて地名への言及がある。
- 舘山寺温泉(原作第5巻第27話、テレビアニメ版第2期第3話) - リンが手土産のいちご大福を購入するために立ち寄る。
- 浜名湖佐久米駅周辺(原作第5巻第27話 - 第28話、テレビアニメ版第2期第3話) - 徒歩20分の距離になでしこの祖母の家があるという設定[182]。原作第27話でリンとなでしこが駅前で待ち合わせをし、ホームに集まってくるユリカモメの大群と戯れる。原作第28話では駅周辺のうなぎ料理店で鰻重を食べる。
- 富士市(原作第7巻第37話 - 第39話、テレビアニメ版第2期第7話 - 第8話) - なでしこが初めてのソロキャンプ先として、富士川駅から5.5キロの地点に存在する野田山健康緑地公園(金丸山)キャンプ場をモチーフにした「富士川健康緑地公園」が登場する。
- 伊豆半島(原作第8巻第42話 - 原作第9巻第52話) - リン・なでしこ・恵那・千明・あおい・鳥羽・あかりが2泊3日のキャンプ旅で鳥羽以外の彼女たちが初めて訪れる。「伊豆シャボテン動物公園」をモチーフにした「伊東サボテンパーク」に加えたジオスポット巡りを目的としている。原作第44話では鳥羽が数年前に訪れた海辺のキャンプ場は地主の意向でキャンプ泊できなかったのを、原作第45話の飯田親子からの紹介で西伊豆町のキャンプ場を教えてくれる。
- 千頭駅周辺(原作第10巻第56話 - 第57話) - リンが綾乃と合流のために訪れ、休憩をとった。また、なでしこは一人で金谷駅から電車で千頭駅へ向かい、井川駅まで乗り換えの電車が来るまでの間にご当地の食べ物を食べるために寄り道していく。
- 大井川流域(原作第10巻第57話 - 原作第11巻第63話)リンと綾乃が原付で時間潰しのために畑薙湖まで行く際に全ての吊り橋を渡りきる。なでしこはアプトいちしろ駅に降りてその二人より先にキャンプ場に着き、数時間後に合流する。
書誌情報
各巻の表紙カバー下では、犬山あおいを主人公にした4コマ漫画『イヌイヌイヌ子さん』が連載されている。番外編の『へやキャン△』は第3巻以降の単行本に収録されている。
- あfろ 『ゆるキャン△』 芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、既刊11巻(2021年1月7日現在)
- 2015年11月12日発売、ISBN 978-4-8322-4635-5
- 2016年7月12日発売、ISBN 978-4-8322-4719-2
- 2017年2月10日発売、ISBN 978-4-8322-4804-5
- 2017年7月12日発売、ISBN 978-4-8322-4851-9
- 2017年12月12日発売、ISBN 978-4-8322-4900-4
- 2018年3月12日発売、ISBN 978-4-8322-4927-1
- 2018年10月11日発売、ISBN 978-4-8322-4983-7
- 2019年4月26日発売、ISBN 978-4-8322-7092-3
- 2020年1月10日発売、ISBN 978-4-8322-7149-4
- 2020年3月12日発売、ISBN 978-4-8322-7174-6
- 2021年1月7日発売、ISBN 978-4-8322-7240-8
- 『TVアニメゆるキャン△ 公式ガイドブック 野外活動記録』まんがタイムきらら(編)、あfろ(原作)、芳文社〈まんがタイムKRコミックスフォワードシリーズ〉、2018年8月9日発売、ISBN 978-4-8322-4971-4
- 『ゆるキャン△アンソロジーコミック』アンソロジー、芳文社〈まんがタイムKR フォワードコミックス〉、2020年2月12日発売、ISBN 978-4-8322-7164-7
アニメ
テレビアニメはAT-Xほかにて、第1期が2018年1月[7]から3月にかけて放送された[183]。第2期『ゆるキャン△ SEASON2』は2021年1月より放送中[184][185]。ナレーションは大塚明夫[88]。
ショートアニメ『へやキャン△』は、2020年1月から3月まで放送された[186]。
製作
第1期のアニメ化は、『まんがタイムきららフォワード』2017年3月号(2017年1月24日発売)で発表された[187]。同誌の同年8月号(同年6月24日発売)で放送時期や主要スタッフの情報といった続報が発表された[183]後、開設されたテレビアニメ版公式サイトでも情報が逐次公開された。
監督をはじめとするスタッフはモデルとなったキャンプ地を実際に訪れ、冬の寒空の中でキャンプを一通り体験するなど、キャラクターたちと同じシチュエーションでのロケハンを10回以上行なったという[15][188]。監督の京極義昭は、自分が実際にキャンプをしたり、作中の食事を食べてみたくなるような雰囲気をアニメでも再現するには、実際にロケハンを行って同じ食べ物を実際に調理する必要があったとしている[15]。BD/DVDの販売を手掛けるフリューのアニメ事業推進部の和田薫は、「映像を見ているだけで、まるで自分が体験しているような気分になるところが本作の魅力の一つ」としている[188]。
テレビアニメ第2期、ショートアニメ、劇場アニメの制作は、2018年10月7日に開催されたイベント「ゆるキャン 秘密結社ブランケット入団説明会 2018 Autumn」にてそれぞれ発表された[8][9]。2020年3月23日のショートアニメ終了後には、第2期のタイトルと放送時期の告知、2枚のティザービジュアルの公開がなされた[184]。
ショートアニメでは音楽の立山秋航により、シーンに合わせて音楽を制作する「フィルムスコアリング方式」が採用されている。これは劇伴制作前に映像の多くが完成したことから実現した[189]。
作風・構成
基本的に原作に沿った内容で[15]、第1期は原作単行本第1巻から第4巻までの内容に準じた内容が映像化され、劇中では11月から12月までの約2か月間[注 48]が描かれる。原作の会話内のみで言及されていた出来事にも描写を割くなど、テレビアニメ版独自の場面もあるものの、原作者のあfろとも相談のうえ、原作の作風に馴染むように注意を払ったとしている[15]。番外編『へやキャン△』のエピソードは各話エンディング後のCパートという形で扱われている[注 49]ほか、オープニングアニメーションでも原作の放課後第24話[114]に登場した、なでしこの空想内に登場する空飛ぶテント[注 50]が、サビの部分で大きく扱われている。
各話の次回予告後には、実際にキャンプを行うにあたっての注意書きが「△ キャンプを楽しむときは… △」というタイトルで、劇中のワンシーンとともに挿入されている。
ショートアニメでは、野外活動サークルのメンバーが山梨県内の各地を巡る内容となる[189]。
スタッフ
第1期[183][190][191] | 第2期[184][192] | ショートアニメ[186][193] | |
---|---|---|---|
原作 | あfろ | ||
監督 | 京極義昭 | 神保昌登 | |
シリーズ構成 | 田中仁 | 伊藤睦美 | |
キャラクターデザイン 総作画監督 | 佐々木睦美 | ||
プロップデザイン プロップ作画監督(第1期) | 山岡奈保子 | ||
井本美穂、堤谷典子 | |||
メカ作画監督 | 丸尾一 | ||
メカデザイン | 遠藤大輔 | ||
丸尾一 | |||
美術監督 | 海野よしみ | ||
色彩設計 | 水野多恵子 | ||
撮影監督 | 田中博章 | ||
3DCG | 平川典史 | ||
編集 | 黒澤雅之 | ||
音響監督 | 高寺たけし | ||
音楽 | 立山秋航 | ||
音楽制作 | MAGES. | ||
音楽プロデューサー | 村上純 | ||
チーフプロデューサー | 安藤盛治 | ||
プロデューサー | 小林宏之、渡瀬昌太、宮城惣次、百田英生、下里悟 | ||
和田薫、杉多久磨、多田祐一 岡村武真、木村香織 | 安藤盛治、大和田智之 奥村葉、松田穣、松村俊輔 | 遠藤恭子、大和田智之 隈元優介、松村俊輔 | |
アニメーションプロデューサー | 丸亮二 | ||
スーパーバイザー | 京極義昭 | ||
制作プロデュース | DeNAコンテンツ企画部 | ||
プロデュース | 堀田将市 | ||
アニメーション制作 | C-Station | ||
製作 | 野外活動サークル | 野外活動委員会[注 51] |
主題歌
ゆるキャン△
- 「SHINY DAYS」
- 亜咲花による第1期のオープニングテーマ。作詞は永塚健登、作曲は新田目翔、編曲は悠木真一[194]。
- 「ふゆびより」
- 佐々木恵梨による第1期のエンディングテーマ。作詞は佐々木恵梨、作曲と編曲は佐々木恵梨と中村ヒロ[195]。
- 「Seize The Day」
- 亜咲花による第2期のオープニングテーマ。作詞・作曲は永塚健登、編曲は立山秋航[196]。
- 「はるのとなり」
- 佐々木恵梨による第2期のエンディングテーマ。作詞は佐々木恵梨、作曲と編曲は佐々木恵梨と中村ヒロ[197]。
- 「この場所で。」
- 屋内活動サークルによる第2期第7話挿入歌。作詞・歌唱は亜咲花、作曲・編曲は立山秋航。
- 楽曲自体は2020年に行われた「おうちで、キャンプ。うちキャン△ペーン」のテーマ曲として、亜咲花・佐々木・立山の3人で「屋内活動サークル」を結成し楽曲を制作、YouTubeで動画配信された[198]。この時は作詞した亜咲花が声帯ポリープの除去手術の直後だったため、佐々木恵梨が歌唱を担当したが、アニメ挿入歌として用いるにあたり、改めて亜咲花の歌唱で再収録されている[199]。
へやキャン△
- 「The Sunshower」
- 亜咲花による主題歌。作詞・作曲は佐々木恵梨、編曲は中村ヒロが担当した[200]。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | ふじさんとカレーめん | 田中仁 | 京極義昭 | 佐々木睦美 | 2018年 1月4日 | |
第2話 | ようこそ野クルへ! |
| 金子伸吾 | 堤谷典子 | 1月11日 | |
第3話 | ふじさんとまったりお鍋キャンプ | 山崎雄太 | 岩崎太郎 | 青野厚司 | 1月18日 | |
第4話 | 野クルとソロキャンガール | 伊藤睦美 | 田村正文 | 則座誠 | 関口雅浩 | 1月25日 |
第5話 | 二つのキャンプ、二人の景色 | 京極義昭 | 鎌仲史陽 |
| 2月1日 | |
第6話 | お肉と紅葉と謎の湖 | 田中仁 | 鎌仲史陽 | ながはまのりひこ | 竹島照子 | 2月8日 |
第7話 | 湖畔の夜とキャンプの人々 | 山崎雄太 |
| 2月15日 | ||
第8話 | テスト、カリブー、まんじゅううまい | 伊藤睦美 | 寺東克己 | 矢花馨 |
| 2月22日 |
第9話 | なでしこナビと湯けむりの夜 | 田中仁 | 黒澤雅之 | ながはまのりひこ |
| 3月1日 |
第10話 | 旅下手さんとキャンプ会議 | 伊藤睦美 | 山崎雄太 |
| 3月8日 | |
第11話 | クリキャン! | 田中仁 | 金子伸吾 | 高野やよい |
| 3月15日 |
第12話 | ふじさんとゆるキャンガール | 京極義昭 |
| 3月22日 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 旅のおともにカレーめん | 田中仁 | 京極義昭 |
| 2021年 1月7日 | |
第2話 | 大晦日のソロキャンガール[注 52] | 金子伸吾 |
| 1月14日 | ||
第3話 | たなぼたキャンプと改めて思ったこと | 京極義昭 | 岩崎太郎 |
| 1月21日 | |
第4話 | バイトのお金で何を買う? | 黒澤雅之 | 鈴木薫 | 竹本未希 | 1月28日 | |
第5話 | カリブーくんと山中湖 | 伊藤睦美 |
| 神保昌登 |
| 2月4日 |
第6話 | 大間々岬の冬 | ながはまのりひこ |
| 2月11日 | ||
第7話 | なでしこのソロキャン計画 | 田中仁 | 黒澤雅之 | 鈴木薫 |
| 2月18日 |
第8話 | ひとりのキャンプ | 金子伸吾 | 相澤伽月 |
| 2月25日 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | ツナ缶のなぞ | 伊藤睦美 | 神保昌登 | 山下喜光 | 2020年 1月6日 | |
第2話 | ふじさんがたくさん | 1月13日 | ||||
第3話 | 激走!河口湖ラリー | 1月20日 | ||||
第4話 | ある日のしまりん | 塚越修平 | 1月27日 | |||
第5話 | 真説・カチカチ山 | 近藤律子 | 2月3日 | |||
第6話 | あのころは、ふたりとも | 2月10日 | ||||
第7話 | ほうとう調理大作戦 |
| 神保昌登 | 山下喜光 | 2月17日 | |
第8話 | ホラは世界を越えて | 2月24日 | ||||
第9話 | 静梨の乱II | 3月2日 | ||||
第10話 | 氷穴こわい | 近藤律子 | 3月9日 | |||
第11話 | 旅のおわり | 3月16日 | ||||
第12話 | へやキャン△ | 遠藤大輔 | 3月23日 | |||
SPECIAL EPISODE | サウナとごはんと三輪バイク | 田中仁 | 京極義昭 | 佐々木睦美 | 4月29日[注 53] |
巻数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
1 | へやキャン△episode0 | 伊藤睦美 | 小松達彦 | 谷口義明、伊礼えり | |
2 | ほらキャン△ | 山崎雄太 | 星野美鈴 | 森悦史、青木真理子 | |
3 | サバキャン△ | 小松達彥 | 京極義昭 | 佐々木睦美 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [205] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年1月4日 - 3月22日 | 木曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり |
木曜 23:30 - 金曜 0:00 | TOKYO MX | 東京都 | ||
2018年1月5日 - 3月23日 | 金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | |
金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | ||
金曜 1:30 - 2:00(木曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | |
2018年4月29日 - 6月3日 | 日曜 1:00 - 2:00(土曜深夜) | 山梨放送 | 山梨県 | 舞台地 / 2話連続放送[206] |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年1月5日 | 金曜 12:00 更新 | dアニメストア |
金曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | |
2018年1月9日 | 火曜 0:00(月曜深夜) 更新 | |
火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | AbemaTV | |
火曜 0:30(月曜深夜) 更新 | Abemaビデオ | |
2018年1月10日 | PlayStation Video | |
2018年1月23日 | 火曜 0:00(月曜深夜) 更新 | GYAO!ストア |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [205] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021年1月7日 - | 木曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり |
木曜 23:30 - 金曜 0:00 | TOKYO MX | 東京都 | ||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
2021年1月8日 - | 金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) | 岐阜放送 | 岐阜県 | |
サンテレビ | 兵庫県 | |||
金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | ||
2021年1月9日 - | 土曜 9:30 - 10:00 | 山梨放送 | 山梨県 | 舞台地 / [注 54] |
2021年1月10日 - | 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) | 三重テレビ | 三重県 | |
2021年1月12日 - 1月26日[209] 2021年2月2日 - | 火曜 1:28 - 1:58(月曜深夜) 火曜 1:20 - 1:50(月曜深夜) | 北海道テレビ | 北海道 | |
2021年1月13日 - | 水曜 1:55 - 2:25(火曜深夜) | 静岡放送 | 静岡県 | 『アニメ6区』枠 / 第1話のみ2:04 - 2:34枠にて放送[209] |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2021年1月7日 | 木曜 23:30 更新 | dアニメストア(ニコニコ支店含む) |
木曜 23:30 - 金曜 0:00 | ABEMA | |
2020年1月13日 | 水曜 更新 |
|
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [205] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年1月6日 - 3月23日 | 月曜 20:55 - 21:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり |
月曜 21:54 - 22:00 | TOKYO MX | 東京都 | ||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
2020年1月12日 - 3月29日 | 日曜 11:25 - 11:30 | 山梨放送 | 山梨県 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2020年1月6日 | 月曜 21:54 更新 | dアニメストア |
2020年1月11日 | 土曜 更新 |
|
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
第1期『ゆるキャン△』[211] | ||||
1 | 2018年3月28日 | 第1話 - 第4話 | AMUANM-2700 | AMUANM-2701 |
2 | 2018年5月23日 | 第5話 - 第8話 | AMUANM-2704 | AMUANM-2705 |
3 | 2018年7月25日 | 第9話 - 第12話 | AMUANM-2708 | AMUANM-2709 |
BD-BOX | 2020年12月16日 | 本編全12話 | AMUANM-2740 | - |
第2期『ゆるキャン△ SEASON2』[212] | ||||
1 | 2021年3月24日予定 | 第1話 - 第4話 | AMU-ANM3411 | AMU-ANM3412 |
2 | 2021年5月26日予定 | 第5話 - 第8話 | AMU-ANM3421 | AMU-ANM3422 |
3 | 2021年7月28日予定 | 第9話 - 第13話 | AMU-ANM3431 | AMU-ANM3432 |
ショートアニメ『へやキャン△』[213] | ||||
2020年5月27日 | 第1話 - 第12話 | AMUANM-3311 | AMUANM-3312 |
関連番組
各務原なでしこ役の花守ゆみりがソロキャンプに挑戦する『花守ゆみり はじめてのキャンプ入門』が、2017年12月2日よりAT-X『Club AT-X すずまお荘』内にて放送されており、YouTubeでは同年11月24日よりショートバージョンが配信されている[214]。
また、2020年のエイプリルフールにあわせた企画として、ナレーション担当の大塚明夫がソロキャンプを行う動画『あきキャン△』が全3作で公開された。当初は4月一杯の公開を予定していたが、後に5月6日まで延長された[215][216]。
Webラジオ
花守ゆみりがパーソナリティを務める『らじキャン△〜ゆるキャン△情報局〜』が、2018年7月12日より音泉にて月1回で配信されている[217]。本配信に先駆けて、2018年6月14日にSP回(6月10日に行われた公開録音の音源)が配信された。同年7月15日には『インターネットラジオステーション<音泉>27時間ニコ生放送』内にて『らじキャン△〜ゆるキャン△情報局〜ニコ生スペシャル』が動画生配信された[218]。
テレビドラマ
2020年1月10日から3月27日まで、テレビ東京『木ドラ25』枠において毎週金曜1時から1時30分(木曜深夜)で放送された[10][11]。主演は福原遥。2021年4月1日には『ゆるキャン△2』のタイトルで第2期が放送開始予定[12]。これに先立つ形で、同年3月29日23時6分から年末年始のエピソードを描いた特別編『ゆるキャン△スペシャル』が放送予定となっている[219]。
初回放送直前の2020年1月9日21時30分からは、LINE LIVEにて福原と大原優乃が見所を紹介する「#ゆるキャン△ 放送直前 福原遥&大原優乃ゆる生LIVE配信」が行われた[220][221]。
製作(テレビドラマ)
製作に当たってテレビ東京プロデューサーの藤野慎也は「実写化なりのオリジナル表現にも挑戦しつつ、可能な限り原作コミックを忠実に再現したい」と考えていたことを明かしている。そのため、ロケーションに当たってはテレビアニメ版同様に富士の国やまなしフィルム・コミッションの協力を得て、モデルとなったキャンプ場7か所すべてから撮影許可を得た[93]。撮影に当たっては一ヶ所ずつロケハンを行い、どのように撮れば各キャンプ場の魅力を引き出せるのか、スタッフ間で入念に話し合ったという[222]。ただ、天候に左右されるため、例えば初日は浩庵キャンプ場でのロケを予定していたのが雪が降ったためスケジュールを大幅に修正、ふもとっぱらキャンプ場ではロケハン時には富士山からの日の出が全く見られない状況だったが撮影日当日は見事に晴れた、などのエピソードも語られている[223]。
ヘッドクォーターのプロデューサー、熊谷喜一は原作を読んだ時点で「“ゆるさ”という言葉は“しなやかさ”でもあるなって感じた。5人の女子高生も、しなやかに人間関係を変化させていっていて、この“しなやかさ”こそが作品の魅力であり、面白さだな」と語り、S・D・Pプロデューサーの岩倉達哉も原作の感想として「ドラマがすごいしっかりとしていて、よくできている」とした上で、実写化の意図について「自然の中で彼女たちが見ているものには絶対に何かしらの価値があって、それを見るために面倒くさがらず、まずは動くっていうのがすごくすてきだなって感じたので、ドラマ化することで視聴者にも何か届くものがあるだろうなと思った」、熊谷も「リンたちが不便さを楽しむ様子や、たき火を見つめる彼女たちの向こう側に、彼女たちが得ようとしている“何か”が映ればいいなって思った」と語っている[222]。
また、ディレクター陣やプロデューサー陣など制作スタッフが強く意識したのはアニメ版ではなく原作の方であり、熊谷は「原作をきちんと把握して、現実のキャンプ場、実際の土地を舞台にしたリアルな場所で芝居をすると、必然的にカット割りが似てくる。原作がリアルな場所を描いているからこそ、実写のほうも必然的にそこに近づく」と、原作を再現することで結果として自然とアニメ版と近い画作りになったとしている[223]。
企画の立ち上げに当たっては熊谷が元々キャンプが趣味というのもあり、この数年のキャンプブームを感じる中で原作漫画にたどり着き、読了後ただのキャンプものに終わっていないことやソロキャンプだけでなくグループキャンプの良さも描かれていること、リアルな場所が描かれていることが実写化に向いている題材だと考え、岩倉に相談を持ちかけた。岩倉も原作に一度触れたことがあり、熊谷からの話をきっかけに再び読み直すと「女子高生たちの心のドラマがちゃんと描かれている」と、実写化にあうと感じていた。そして岩倉はテレビ東京でやるのが一番と考え、『勇者ヨシヒコシリーズ』で組んだことのある藤野に話を持っていった[223]。
藤野も自らキャンプに興味を持ち始めており、2019年5月の時点で同じくキャンプを題材としたドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』(2019年10月 - 12月放送)の制作が始まっていたことから、「自分でもこのようなドラマをプロデュースできたら」と思っていた所に岩倉から話が来たことで渡りに船とばかりに企画を進めることになった。冬季のロケになるため放送時期も含め早期に取り組む必要があると考え、独占配信を行っているAmazonプライムビデオに直ちに声をかけたところ乗り気となった事から企画が進み、通常なら1〜2年かかるところが数ヶ月で放送が決まっていったという[223]。
演技に関しては、リン役の福原遥は出演が決まってから原作漫画及びテレビアニメ版を見て研究しており、これまで演じたことのないクールなキャラについて「(人気作のため)皆がリンちゃんのイメージを既に持っていると思ったので、初めは苦戦した」[224]「探り探り演じている」[225]、と語っている他、劇中で使うテントの設営練習を繰り返すなど、キャンプ慣れしているキャラクターを再現する努力を重ねて撮影に臨んだ。福原の演技に関しては藤野も岩倉も「地道な役作りの結果」と評している[93][223]。なでしこ役の大原優乃はオーディションで決定し、藤野は「なかなかあの天真爛漫なキャラを演じるのって、いろんな女優さんを見たが、そこをブレイクスルーしてあそこまで演じきれる子はなかなかいない」と評している[93]。大原自身は役作りに関して所作と声のトーンから始めており、「走り方やちょっとした動きでも、なでしこらしさを心がけている」と語っている[226]。なお、福原と大原はファッションモデル時代からの親友であり共演作もある[224]が、藤野はプライベートでも仲が良いことを知らなかったという[93]。また福原はインタビューの中で大原と共にあおい役の箭内夢菜とも共演歴があり、さらに恵那役の志田彩良ともファッションモデル時代からの知己だったことを挙げて、気心の知れた共演者が多かったことが、結果的に原作のゆるい空気感再現にぴったりだったと述べている[224]。田辺桃子が演じる千明に関しては、田辺は「原作を読んだイメージを壊したくない」と、あえてアニメを見ずに、原作だけで自分の中でイメージを膨らませて演じているという[93]。
製作発表直後は人気作の実写化という事もあり、反響も多く、中にはファンからの反発の意見もあり、藤野は「ここまで言われるのかとへこんだ。ただこういった意見があったからこそ皆さんの大切な作品に泥を塗ることができないと改めて心に誓うことができた」と語っている[93]。福原と大原も反響の多さに原作が愛されていると実感するとともにプレッシャーを感じつつも、良い作品にできるよう改めて思ったと語っている[225][226]。
放送後、既存ファンからは原作やテレビアニメ版を忠実に再現した内容が好評を呼び、中でもなでしこの演技、千明のビジュアル・演技の再現度の高さ、実写ならではの風景の美麗さが話題となった[227][228][229]。風景描写に関してはアニメファンから「すごい作画だ」と冗談も出るほどに好評価を得ている[93]。視聴者の反応に藤野は「再現度が高いと喜んでもらっている意見が比較的多かったので、正直ホッとしました」[93]、福原も反響の多さに「すごく嬉しい」と語っている[230]。
スタッフ(テレビドラマ)
- 原作 - あfろ 『ゆるキャン△』(芳文社)
- 脚本 - 北川亜矢子
- 音楽 - 小田切大
- 主題歌 - LONGMAN (ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
- 第1期主題歌(エンディングテーマ)「Replay」
- スペシャル・第2期主題歌(オープニングテーマ)「Hello Youth」
- 第1期オープニングテーマ - H△G「瞬きもせずに」(ドリーミュージック)
- 監督 - 、、
- チーフプロデューサー - (第2期、テレビ東京)
- プロデューサー - (第1期)→(第2期、以上テレビ東京)、(ヘッドクォーター)、(S・D・P)
- 制作 - テレビ東京、S・D・P、
- 製作著作 - ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会
放送局(テレビドラマ)
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [205] | 系列・備考 |
---|---|---|---|---|
2020年1月10日 - 3月27日 | 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作局 |
テレビ愛知 | 愛知県 | |||
テレビ大阪 | 大阪府 | |||
2020年1月15日 - 4月1日 | 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) | BSテレ東 | 日本全域 | BS放送 |
2020年1月24日 - 4月10日 | 金曜 2:03 - 2:33(木曜深夜) | 静岡放送 | 静岡県 | |
2020年1月25日 - 4月11日 | 土曜 23:30 - 24:00 | テレビ和歌山 | 和歌山県 | |
2020年2月2日 - 4月19日 | 日曜 22:54 - 23:24 | びわ湖放送 | 滋賀県 | |
2020年4月12日 - 6月28日 | 日曜 13:00 - 13:30 | 山梨放送[232] | 山梨県 | 舞台地 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2020年1月10日 | 金曜 1:30 更新 | 本放送終了後1週間限定配信 | |
金曜 10:00 更新 | Amazonプライム・ビデオ | 独占見放題配信 |
BD / DVD(テレビドラマ)
2020年10月9日にBD-BOX/DVD-BOXとして発売。映像特典としてメイキング映像や出演者による自撮り映像、上述の放送直前LINE LIVEで配信された映像を収録。
テレビ東京 木ドラ25 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
新米姉妹のふたりごはん (2019年10月11日 - 12月27日) | ゆるキャン△ (2020年1月10日 - 3月27日) | テレビ演劇 サクセス荘2 (2020年7月10日 - 9月25日)
|
ゲーム・アプリケーション
- きららファンタジア
- ドリコムによるiOSおよびAndroid用のゲームアプリ。
- 「まんがタイムきららシリーズ」のキャラクターが多数登場し、本作からも複数名のキャラクターが登場する[235]。
- 2018年4月から5月にかけて、イベント“野クルと北の山と初キャンプ△”とキャラクターピックアップ召喚で参戦している。
- ゆるキャン△ 〜志摩リンアラーム〜
- によるiOSおよびAndroid用のアラームアプリ。
- 2018年5月1日発売。録り下ろしボイスが多数収録されていて、デフォルトで用意された70種類のボイス以外に、追加で30種類のボイスを購入可能。
- 八月のシンデレラナイン
- アカツキによるiOSおよびAndroid用のゲームアプリ。
- 女子野球を題材としたゲーム作品。2019年9月5日より本作とのコラボイベントが開催された[236]。2020年11月19日からはコラボイベントが復刻される[237]。
- ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP
- ジェムドロップによる PC / PS4 / Switch / iOS / Android 用VR対応ゲーム。ジャンルはバーチャルキャンプアドベンチャー[238][239]。
- 本栖湖編はプレイヤーが「なでしこ」となり「リン」と共にキャンプを体験する。2021年3月配信予定。
- 麓キャンプ場編はプレイヤーが「リン」となり「なでしこ」と共にキャンプを体験する。2021年4月配信予定。
イベント
制作サイドの野外活動委員会および自治体サイドのやまなし観光推進機構、五条ヶ丘活性化推進協議会[注 55]などの主催や協力にて以下のイベントが実施されている。
音楽祭・聖地イベント
イベント名 | 開催日 | 場所 | 出典 |
---|---|---|---|
ゆるキャン△公式バスツアー=みんなでキャンプ体験= | 2018年9月9日 | ふもとっぱら、道の駅朝霧高原、ほったらかし温泉など | [240] |
ゆるキャン△本栖高校野クル誕生日会キャンプ・志摩リン | 2018年9月29、30日 | 本栖高校グラウンド | [241] |
秘密結社ブランケット音楽祭 | 2018年11月3日 | 本栖高校グラウンド | [242] |
グビ姉の利き酒会第一回 | 2019年1月27日 | ベルクラシック甲府 | [243] |
『ゆるキャン△ 』交通安全祈願式典 | 2019年2月23日 | 身延山久遠寺 | [244] |
ゆるキャン△公式春キャンプツアー | 2019年5月11、12日 | 本栖高校グラウンド | [245] |
ゆるキャン△音楽会2019 | 2019年11月24日 | 渋谷公会堂 | [246] |
本栖高校自由参観日 | 2020年2月1、2、8、9日 | 本栖高校校舎・グラウンド | [145] |
スタンプラリー
ラリー名 | 開始日 | 終了日 | 開催エリア | 出典 |
---|---|---|---|---|
デジタルスタンプラリー | 2018年4月21日 | 2018年6月3日 | 身延町、南部町、市川三郷町、山梨市 | [247] |
ゆるく楽しむスタンプ△ミッション | 2018年8月31日 | (開催中) | 身延町、市川三郷町 | [248] |
中部横断道開通スタンプラリー | 2019年3月21日 | 2019年10月31日 | 山梨県、長野県、静岡県の全38箇所 | [249] |
ゆるキャン△梨っ子町めぐり | 2020年2月1日 | 2020年3月31日 | 身延町、南部町、早川町、市川三郷町、富士川町 | [250] |
週末も山梨にいます。ゆるキャンペーン△ | 2020年11月7日 | 2021年1月31日 | 山梨県内指定12箇所 | [251] |
上映会
上映会名 | 開催日 | 場所 | 出典 |
---|---|---|---|
先行上映会 | 2017年12月10日 | TOHOシネマズ新宿スクリーン7 | [252] |
秘密結社ブランケット入団説明会 2018Autumn | 2018年10月17日 | 全国33館 | [253] |
SEASON2先行上映会 | 2020年11月29日 | 丸の内ピカデリーを中心に全国36館 | [254] |
その他イベント
イベント名 | 開催日 | 場所 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|
ドラマ「ゆるキャン△」Blu-ray&DVD BOX 発売記念イベント | 2020年11月5日 | オンライン開催 | 当初は都内にて観客を入れる形で開催予定だったが、 新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催に変更された。 | [255] |
コラボレーション
自治体
- 山梨県
- 本作の物語の主要な舞台となっている山梨県の観光関係組織「やまなし観光推進機構」ではウェブサイト上で、劇中に登場した実在の土地と実際の写真を比較する形で、ロケ地の紹介を公式サイト[190]にて行っている[256]。キャラクターの使用許諾も得ており、サイト内には登場人物などのアニメの素材が掲載されている[256]。
- 2018年に入り、通常はオフシーズンである冬場の県内キャンプ場にファンが来訪する効果が出ているという。テレビアニメ版・テレビドラマ版いずれもロケハンでは、富士の国やまなしフィルム・コミッションも協力した[93]。また同県内企業が製作した関連グッズが、キャンプ場売店などで販売されている[257]。
- 舞台である身延町や南部町をはじめ市川三郷町、富士川町、早川町の他峡南地区自治体や富士川地域・身延線沿線観光振興協議会、五条ヶ丘活性化推進協議会では2020年2月から3月にかけて地域イベント「ゆるキャン△梨っ子町めぐり」を開催。指定場所で掲示されたQRコードを読み取ることで視聴できる特産品や場所などをテーマにした「オリジナルショートラジオ」の配信やイベント共通記念カード「ゆるキャン△梨っ子通学定期券」の配布が行われている。また、本栖高校のモデルとなった下部中学校の廃校舎内に組まれたドラマ版ロケセットの一般公開が期間限定で行われた[145][258]。
- 静岡県
- 富士宮市では原作者が実際に市内のキャンプ場で作画作業をしており[注 2]、市は作品と連動した事業展開を行う[259]。劇中のキャンプの様子を職員が再現した「おじキャン」と名付けた写真をTwitter公式アカウントに投稿している[260]。
- アニメ第2期では静岡県が主な舞台になることから、沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターにて10月29日から11月1日にかけて開催された「ツーリズムEXPOジャパン2020」においてゆるキャン△のブースを設置し、静岡県内のキャンプ地&モデル地マップを配布している[261]。同年11月25日には静岡県がアニメ第2期とのコラボレーションによる観光振興策を発表、富士山静岡空港を発着地としたレンタカー利用キャンペーンの実施や、先行上映会会場でのブース出展・キャンプ地マップ配布などを行う[262][263]。
交通機関
- 叡山電鉄
- 2018年1月20日から、本作のラッピングを施したデオ720形電車の運行と、コラボきっぷ(1日乗車券および特別入場券のセット)の発売、スタンプラリーを開始した。初日にはイベント「えいでん・ゆるキャン△コラボフェスタ」が八瀬比叡山口駅にて開催され、各種展示に加えて花守ゆみり(各務原なでしこ役)のトークショー、貸切列車運転がおこなわれた[264][265]。当初は4月29日までの予定だったが、好評のため10月1日[注 56]まで延長となった[266]。終了に先立つ9月15日には、八瀬比叡山口駅にて「えいでん・ゆるキャン△ ラッピング電車さよならフェスタ」が開催された[267][268]。
- 京王グループ
- テレビ放送が開始された2018年1月より京王線・井の頭線全駅において「ゆるキャン△のスポットへ行くなら、京王バスが便利!」とタイトルでコラボレーションポスターを掲出していた[269][注 57]。
- 富士急行(富士急ハイランド、系列バス会社も含む)
- 2018年4月28日から5月27日までの間「ゆるキャン△ in富士急ハイランド」と称し、スペシャルトーク&ライブショーやオリジナルクリアファイル付コラボフリーパスの販売を行った[270][271]。
- また、上記の富士急ハイランドでのイベントに合わせ、同社6000系電車6003編成にて、専用ヘッドマーク掲出とポスタージャックを実施した[272]。また、ハイランドコラボと同時期に富士急バスでも富士五湖周遊バス乗り放題のフリークーポンで当作の周辺マップの配布、「富士山西麓バス周遊きっぷ」購入ではオリジナルポストカードを限定配布していた[273]。
- 東海旅客鉄道
- アニメ化の際特別協力を行っており、内船駅やJR東海313系電車の再現が忠実に行われている。
- 2020年2月には「本栖高校自由参観日」の開催日に合わせて臨時急行「ゆるキャン△梨っ子号」を運行し、ヘッドマークはゆるキャン△のタイトルロゴになでしこが描かれたものを使用され、車内自動放送はなでしこ役の花守ゆみりが担当し、専用の車内装飾やグッズの配布・販売が行われた[274][275]。また、運行期間中は特別企画乗車券として「ゆるキャン△梨っ子1日フリーきっぷ」の販売を行った[274]。
- NEXCO中日本
- 中部横断自動車道開通イベントとして、2019年3月21日から2019年10月31日までの間スタンプラリーが開催されている[249]。また、五条ヶ丘活性化推進協議会が制作・設置した甲斐常葉駅から本栖高校までの案内標識の協力を行なっている。
- 身延町営バス
- 山梨交通に委託している身延鰍沢線用の路線バス(山梨交通鰍沢営業所所属・車番829)に前面は「ゆるキャン△」、側面は「へやキャン△」のラッピングバスが2020年2月より運行。2020年2月1日の「ゆるキャン△梨っ子町めぐり」で先行公開されている[276]。
- 天竜浜名湖鉄道
- 同社が保有するTH2100形気動車に対しラッピングを施し、2月12日より運行を開始[277]。平日に限り運行情報も掲載されている[278]。運行は同年8月までの予定[279]。また、運行期間中は特別企画乗車券として「『ゆるキャン△』×天浜線 1日フリーきっぷ」[280]および「『ゆるキャン△』×天浜線 記念入場券セット」[281]の販売も実施している。
企業等
- プリンセスカフェ
- アニメ作品とコラボレーションを行っているカフェで、2018年4月6日より4月29日までの期間中池袋、秋葉原、名古屋、大阪、福岡、札幌の各店舗で「ゆるキャン△カフェ」がオープンしている[282]。
- ヤマハ発動機
- バイクメーカー。テレビアニメとのコラボ企画として、劇中にてリンが乗るヤマハ・ビーノのカラーリングを再現した「志摩リンのビーノ」を限定2台製造、1台はアニメでのキャンペーンのプレゼント商品となり[283]、もう1台は舞台モデルとなった山梨県身延町の道の駅みのぶ富士川観光センターなどで展示されたほか、テレビドラマ版でも実際に使用されている[284]。
- また、ヤマハ・トリシティとのコラボ企画として、リンがトリシティに乗って山梨県のサウナ施設(北杜市のスパティオ小淵沢「延命の湯」がモデル)に向かう描き下ろし漫画「ゆるキャン△ SPECIAL EPISODE サウナとごはんと三輪バイク」を公式サイトに掲載している[285]。このエピソードは単行本第10巻に収録されたほか、『へやキャン△』Blu-ray/DVDの映像特典としてアニメ化され[286]、これにあわせる形でアニメでのカラーリングを再現したコラボ仕様のトリシティを製造、舞台モデルの延命の湯など山梨県各地で展示を行っている[287]。
- アルペン
- スポーツ用品販売チェーン。系列アウトドアショップ「Alpen Outdoors」がテレビドラマ版でキャンプ用品の協賛企業として参加。また、コラボレーションとして「Alpen Outdoors Flagship Store 柏店」にて、第1弾として撮影で実際に使われたリンのキャンプ用品や「志摩リンのビーノ」の特別展示[288]、第2弾では野クルのキャンプシーンで用いられた用品やアニメ・ドラマ双方の場面写真の展示[289]、第3弾では鳥羽姉妹のキャンプシーンの再現展示を行った[290]。
- 2021年1月からはアニメ第2期ともコラボレーションを実施、「Alpen Outdoors」店内のQRコードを読み取ることで、メインキャラクター5人のうちの1人がARキャラクターとして表示され撮影可能なほか、作中に登場するキャンプアイテムの展示コーナーの設置や描き下ろしデザインのポスターの掲示、コラボグッズの販売も行う[291]。
- 身延山久遠寺
- 身延山全体を紹介するビデオ「身延山」で「ゆるキャン△」とコラボし、アニメの声優が地域の特色を紹介している[292]。
- フローレン
- 山梨県とその周辺で「ハッピードリンクショップ」の名称で飲料自販機を展開する企業。作中で「ラッキードリンクショップ」の名前で何度か登場することから、身延町内の数か所のハッピードリンクショップの看板を「ラッキードリンクショップ」に変え、自販機にキャラクターのラッピングをしている。また、飲料購入時の抽選で限定グッズが当たるキャンペーンを実施した[293]。
スポーツ関連
- ヴァンフォーレ甲府
- 以下のホームゲームにてコラボイベントを実施。キャラクターがヴァンフォーレ甲府のユニフォームを着たピッチ看板やコンコースバナーの掲出や、各種グッズの販売を行なっている。
- 8月4日の試合では先着8,000名を対象にオリジナルコラボステッカーが配布されている。
作品間のクロスオーバー
- きららファンタジア
- 「#ゲーム・アプリケーション」を参照
- かおす先生のアトリエ探訪〜きらら漫画のつくり方〜
- はんざわかおりによる、漫画『こみっくがーるず』の主要登場人物が実在の漫画家たちの仕事現場を取材するという設定で不定期連載されているレポート漫画。『まんがタイムきららMAX』2017年12月号掲載話にて本作の原作者であるあfろがハスキー犬のキャラクターで登場しており、『こみっくがーるず』の登場人物である萌田薫子と勝木翼が、本作に登場する候補となっている観光地の下見に同行したり、本作の内容について言及したりする展開が描かれた。
- mono
- 本作と同じく、あfろによる、芳文社の漫画雑誌で連載されている漫画。『まんがタイムきららキャラット』2018年3月号掲載話より、本作のテレビアニメ放送記念と題したセルフコラボレーションとして、『mono』の登場人物である漫画家の秋山春乃がレポート漫画の執筆を依頼され、同作の主要登場人物と共に本作をモチーフとした劇中漫画のロケ地巡りをするという展開が描かれている[296]。
- 水曜どうでしょう
- 北海道テレビ放送制作のバラエティ番組。元々本作品において同番組を元にしたネタが使われていたが、2019年8月に正式にコラボレーションすることが決定、同局旧社屋近くの平岸高台公園で番組での衣装を着たなでしこ達が描かれたアニメ版のコラボビジュアルやあfろによる描き下ろしイラスト、同番組チーフディレクターの藤村忠寿監修の元、テレビアニメの映像を用いた同番組主題歌「1/6の夢旅人2002」の新作ミュージックビデオ「TVアニメ『ゆるキャン△』MV〜1/6の夢旅人2002ver.〜」が制作されたほか、2019年10月開催の「水曜どうでしょう祭FESTIVAL in Sapporo 2019」ではコラボグッズも発売された[297]。
- 2020年10月にはアニメ第1期が北海道テレビにて北海道初放送されるのにあわせて、同月に開催の「水曜どうでしょうエアキャラバン in 赤平 2020」で上記コラボグッズの復刻再販が行われる[298] 。
- テレビアニメ第2期第5話・第6話では、藤村及び同じく同番組ディレクターの嬉野雅道が声優としてゲスト出演している[注 35][299]。
- 宇宙よりも遠い場所
- 2019年4月1日に共同でエイプリルフールネタ「山梨よりも遠い場所」を実施。また同年8月に開催されたコミックマーケット96のKADOKAWAブースにて関連コラボグッズを販売している[300]。
- 八月のシンデレラナイン
- 「#ゲーム・アプリケーション」を参照
- ハローキティ
- サンリオのキャラクター群。主人公のキティ・ホワイトが山梨県の観光ナビゲーターを務めており、山梨が舞台である本作品とのつながりからアニメ第2期とコラボレーションし、第2期ティザービジュアルを元にキャンプに訪れたキティファミリーが湖面の向こうの富士山を眺めるコラボビジュアルを制作、キティが舞台のモデルとなった場所を巡ったりソロキャンプを行う動画も公開されている[301]。
- また、本作品のメインキャラ5人とサンリオキャラクターズとのコラボビジュアルを制作[注 58]、グッズとしても発売予定となっている[302]。
作中ネタの商品化
- 笑's B-6君「リンちゃんのYAKINIKUセット」
- 劇中で志摩リンが使用する折りたたみ式の小型焚き火台のモデルとなっている、「笑's コンパクト焚き火グリル B-6君」の公式コラボレーションモデルが、2018年2月8日から「B-6君」を製造・販売する昭和プレスより数量限定で発売される[303]。劇中での「B-6君」は原作本編第9話から第12話(テレビアニメ版・テレビドラマ版ともに第6話から第7話)にかけてキーアイテムとして登場し[注 59]、その後はリンが愛用している。コラボレーションモデルは本作ロゴ入りイラストが打抜きで描かれた背面板や、本作にちなんだイラストの入ったキャンバスバッグが付属する。
- しまりんだんご
- 市川三郷町の印章メーカーである谷川商事によって2018年6月10日より販売している。しまりんだんごはアニメ12話のネタであり、それを実際に商品化したものである[305]。
- 蕎麦鵜丼
- 身延町にある下部ホテル内のレストラン松林にて2019年より期間限定で販売している。蕎麦鵜丼は第一期アニメ6話のショートアニメにて犬山あおいによるホラネタであるが、それを実際に提供している[306]。
関連商品
- ねんどろいど
- グッドスマイルカンパニーが制作するフィギュア。2018年2月18日のワンダーフェスティバルにて志摩リンと各務原なでしこのねんどろいど化が発表され、会場では各務原なでしこの参考展示も行われている[307]。
- ゆるキャン△〜どこでもテント張り!〜
- スロウカーブが販売、カラメルカラムが企画協力するカードゲーム。2018年4月28日・4月29日の「ニコニコ超会議」にて発売されている。キャンプになくてはならないテントをモチーフに、ルールに従ってカードを三角形のテント状に並べ、最終的に7段のカードの山ができたらクリアとなる[308]。
- るるぶ ゆるキャン△
- JTBパブリッシング発行の旅行情報誌『るるぶ』がテレビアニメ版とコラボレーションした公式ガイドブック。2020年2月4日発行(ISBN 978-4-533-13806-5)。テレビアニメ版を元に舞台となった街やキャンプ場の紹介や旅行コースガイド、原作の未アニメ化エピソードのルート紹介や公式グッズ一覧、主要声優5人へのインタビュー、劇中に登場したキャンプ飯のレシピ集などを収録[309]。
- ケロリン桶
- 富山めぐみ製薬が製造・販売する鎮痛薬「ケロリン」の広告媒体として使用されているケロリン桶に志摩リンのSNSアイコンが描かれたコラボ商品「ゆるキャン△ケロリン桶」を2020年10月15日より発売[310]。発売開始2ヶ月で累計販売数が1万個を突破している[311]。
- TW-E3B 志摩リンオリジナルカラー
- ヤマハが製造・販売する完全ワイヤレスイヤホンの本作品とのコラボレーションバージョン。本体とケースのカラーリングをリンのバイクをイメージしたオリジナル仕様にし、東山奈央が新規に収録したリンによる音声ガイダンスを搭載。パッケージも新規描き下ろしイラストを用いている[312]。
「ゆるキャン△」による地域経済効果
身延町へのふるさと納税[313] 年度 寄付件数 寄付金額 備考 2013年 21件 6,210,000円 2014年 25件 3,674,000円 2015年 40件 4,585,000円 2016年 30件 3,405,000円 2017年 361件 27,195,000円 2018年1月アニメ放送 2018年 465件 18,605,000円 2019年 500件 20,957,000円 2020年1月ドラマ放送
- 山梨大学と山梨中銀経営コンサルティング(山梨中央銀行系列)は2018年10月から12月にかけてゆるキャン△が及ぼした山梨県の経済効果を調査し、2019年2月に報告書を発表した[314]。それによるとイベントの参加人数は「ゆるくないスタンプラリー・ゆるく楽しむスタンプ△ミッション」は5,000人、「秘密結社ブランケット音楽祭」と「グビ姉の利き酒会第一回」の参加者は各600人。また、先述のイベント開催による直接経済効果は約8,582万円とされており、「秘密結社ブランケット音楽祭」に参加した1人あたりの消費額は25,152円(参加費9,000円を除くと16,152円)と2017年の山梨県平均観光消費額(12,851円)を大きく上回っている。また、地域住民を対象に実施したアンケートでは「『ゆるキャン△』を通じて地域への愛着が増加したか」との質問に対し、「とても増加した」「やや増加した」という回答が83%を占めている結果となっている。
- 原作第1話で登場した本栖湖の「浩庵キャンプ場」では冬季のキャンプ利用者が3倍に増加。原作第10話 - 第12話で登場した四尾連湖のキャンプ場「水明荘」もアニメ放送前は利用者がゼロの日もあったが、放送後は週末を中心に利用者が増加している[315]。
- 舞台である身延町のふるさと納税について、2017年度(2017年3月から2018年3月)が前年度と比べて件数が約12倍、納税額が約8倍に増加している。翌2018年度はふるさと納税の返礼抑制もあり前年度と比べて金額は減ったが件数は増えており、2019年度は前年と比べ件数、納税額ともに増加している[313]。
脚注
注釈
- ^ COMIC FUZ移籍当初よりゆるキャン△のページに掲載。この日からゆるキャン△のページから分割。
- ^ a b 単行本第1巻カバー袖の作者コメント欄には、富士宮市にあるキャンプ場で富士山を眺めながら、タブレットPCとルーターを持ち込んでネームなどの作画作業を行ったという言及が登場する[19]。ただしカバー袖の作者コメントは巻を追うごとに荒唐無稽な内容になっていき、江の島岩屋の伝説を絡めた内容になっていくなど、真偽の定かではない体裁になっている。
- ^ ただし、アニメ版のタイトルロゴでは単なる黒三角記号「▲」、ドラマ版では中抜きの三角記号「△」となっている。
- ^ 原作漫画[24]およびテレビアニメ本編ではリンの視点から描かれていた第1話の内容が、テレビアニメ公式サイトのイントロダクション[18]ではなでしこ視点からの内容に書き換えられ、キャストの表記順もなでしこ→リンの順になっており、キービジュアルでもなでしこを中心にして描かれている。
- ^ 劇中では「しまりん団子」などと呼ばれている[28]。常にシニヨンに結っているわけではなく、解いていることもある。
- ^ 祖父の影響で、中学1年生の冬からキャンプをしていると言及されている[29]。
- ^ 劇中で車種やメーカー名に言及する場面はないものの、原作第6話(テレビアニメ版第4話)からリンの愛車として登場し表紙などにも登場するスクーターはヤマハ発動機が販売する原動機付自転車、ビーノだと言われている[3]。ただし、劇中のように原付で長距離ツーリングをこなすのは、女子高校生としてはかなりマニアックであるという指摘もある[3]。なおこのビーノは後述するようにコラボ企画として実際に再現されている。
- ^ 本編第42話では伊豆のキャンプ旅前日にリンの父と祖父の協力により、携帯ホルダー・キャリアー・スクリーン・充電用のリレーを原付に取り付けてくれた[35]。
- ^ 劇中で読んでいる本は、野外調理の本の他に『超古代文明Xの謎』[37]『徳川埋蔵金の謎』[38]など、オカルト系の書籍が多い。
- ^ 劇中では具体的な商品名は言及されていないが、暗くても簡単に設営できるという触れ込みのもので[43]、吊り下げ式[44]であると言及されている。ムーンライトテント3型は2 - 3人用のためソロで使うには贅沢で[42]、テントを譲ったリンの祖父はキャンプ道具一式を1人用のものへと買い換えたとされる[45]。
- ^ ただし登ること(富士登山)には興味がない[31]。
- ^ へやキャンの放課後99より髪型変更。
- ^ 本編第42話から前髪が伸び始めて、物語冒頭以前からしばらく髪の毛を切りに行ってなかった模様。
- ^ 原作単行本の各巻表紙カバー下で連載されている番外編「イヌイヌイヌ子さん」では、「関西ではなく岐阜県出身」「犬山市に住んでいた」と話す場面があるものの、直後に冗談であるとしており、次の場面では犬山市が岐阜県ではなく愛知県に所在することを知らなかったことを指摘されて動揺するなど[69]、どこまでが真実であるのか定かではない描写になっている。その後の第3巻では「犬山市が岐阜でないなら(出身地は)何県でもいい」とし[46]、続く第4巻では「実は全部嘘で、(関西地方でも岐阜県でも愛知県でもなく、物語の舞台である)山梨県出身」としているものの[70]、それも真実かどうか定かではない描写になっている(いわゆる「嘘つきのパラドックス」)。テレビアニメ版公式サイトのキャラクター紹介では当初、「生粋の中部出身」と紹介されていたが[71]、その後記述が除去された。
- ^ 実在の商品が実名で登場している[80]が、製品の仕様や価格は実際とは異なる。『ゆるキャン△聖地巡礼ドライブ&ツーリングガイド』では、元ネタをモンベルの「アルパイン・ダウンハガー800#0」としており、仕様・価格帯が一致する[82]。
- ^ テレビアニメ版・テレビドラマ版では第1話から登場し、原作での第1話に相当する本栖湖湖畔でのエピソードに、リンと斉藤がSNSでやり取りする場面が追加されている。原作では、第2話でリンとなでしこの再会を仲立ちする場面(テレビアニメ版・テレビドラマ版第2話に相当)が初登場。
- ^ 元々はメインキャラクターではなかったが、担当編集者の「推しキャラ」だったため出番が増え、メインキャラクターの1人となった。メインキャラクターの中で1人だけ姓ではなく名が地名になっているのは、そのためである[85]。
- ^ 本編第40話からなでしこの母の静花が訪れてから本編第47話のなでしこの話によると、彼女が住む家の近くだと明言されている。
- ^ a b 原作第23話以前に名前で呼ばれる場面がないが、『まんがタイムきららフォワード』2017年5月号の巻頭記事に掲載された登場人物紹介でフルネームとその読み仮名が明かされている[91]。
- ^ テレビドラマ版では、ナンバープレート・車体カラー・カスタマイズを忠実に再現したファン所有のラシーンを借りて撮影に用いている[93]。
- ^ 『ゆるキャン△聖地巡礼ドライブ&ツーリングガイド』では、劇中登場車両をスズキ・ハスラー(初代モデル)としている[98]。
- ^ アニメ第2期の第1話では幼少期のなでしこと共に自転車で行くオリジナルエピソードとして原作より先駆けで登場する。
- ^ 本編第56話と本編第60話における満身創痍。
- ^ 原付から降りた直後の2度目の転倒で「キャンプ初心者にとって設営が簡単」だと言った直後にリンが「自分で立てろよ」とツッコまれた。
- ^ 原作では名前が明らかではなかったが、テレビアニメ版第4話に登場した際に、エンドクレジットの役名で名が明かされた。
- ^ テレビアニメ版第6話に登場した際には、原作の『へやキャン△』放課後第24話[114]で空想の中に登場する10年後のリンが乗っているオートバイと似た車種に乗っている。なお原作の放課後第24話で10年後のリンが乗っているオートバイは、トライアンフ・であると言われている[3]。
- ^ 原作の該当場面では容姿の描写がなかった。
- ^ アニメはOVAのスペシャルエピソードが初となる。アニメ第2期の第1話ではリンがリンの祖父からキャンプ道具を貰い、一緒に本栖湖のキャンプ場に行くオリジナルエピソードが描かれる。
- ^ 原作では名前が明らかではなかったが、テレビアニメ版第1話に登場した際に、エンドクレジットの役名で名が明かされた。
- ^ 原作では名前が明らかではなかったが、テレビアニメ版第9話に登場した際に、エンドクレジットの役名で名が明かされた。
- ^ 第4巻表紙カバー下の番外編「イヌイヌイヌ子さん」第4話でフルネームが明かされている。
- ^ 原作では名前が明らかではなかったが、テレビアニメ版第11話に登場した際に、エンドクレジットの役名で名が明かされた。
- ^ 千明いわく「ばーちゃんに騙されてる」[120]。
- ^ 漫画・テレビアニメ版では素顔を明かさないまま車で迎いに行く描写に対し、テレビドラマ版では恵那の台詞で言及されている。
- ^ a b 藤村は第6話の飯田さん役のほか、第5話で千明たちが話題にしたワカサギ釣りの動画に出てくる男性役で出演。また、嬉野は第5話の大間々岬キャンプ場の管理人役で出演した。
- ^ 漫画・テレビアニメ版・テレビドラマ版では恵那の父に迎いに来させた。
- ^ 実在した矢奈比賣神社(見付天神)の霊犬「悉平太郎三世」は「悉平太郎」の子孫というわけではなく、駒ヶ根市から磐田市へ1992年(平成4年)8月に送られた「悉平太郎二世」の子供。悉平太郎二世は1993年(平成5年)、悉平太郎三世は2010年(平成22年)8月に死亡している。
- ^ 原作本編第13話にも、なでしこが下校中の場面に内船駅の駅名標の描写がある[140]。テレビアニメ版第1話ではより詳細な通学路の描写があり、判読可能な駅名標の描写もあるほか、エンディングではJR東海が取材協力としてクレジットされている。
- ^ ただし校舎や校内のモチーフは異なる[144]。テレビドラマ版では、下部中学校の廃校舎内に図書室と野クル部室のロケセットが組まれ、下部中学校廃校舎の外観や校庭もたびたび登場する[93][145]。
- ^ 総延長2キロメートルに満たない短い道路で、起点も終点も身延町常葉にある。なお前後の場面には甲斐常葉駅[143]をモチーフにした駅の描写があり、駅舎[147]や駅構内の描写もされているものの、具体的な駅名の描写はない。テレビアニメ版では駅構内の描写のみで、また原作にあった県道419号線という道路名の描写もカットされている。
- ^ 閉店後も壁に書かれた店名を消しただけで建物はそのまま残されていたが、2020年4月1日より、漫画の通りの店の外観が再現されている[151]。
- ^ 原作でははっきりしていなかったが、テレビアニメ版第8話で波高島駅の駅名標の描写がある。
- ^ 『ゆるキャン△聖地巡礼ドライブ&ツーリングガイド』では、カリブーのモデルを静岡県浜松市東区の「SWEN浜松店」としており、アニメで当該店舗が登場したときの取材協力にも同店舗が記載されている。[159]。
- ^ アニメで当該店舗が登場したときの取材協力には、甲斐市内の実在の蕎麦店が記載されている。
- ^ 山梨県西八代郡市川三郷町の大塚地区(北緯35度33分57.4秒 東経138度32分1.2秒 / 北緯35.565944度 東経138.533667度)にある日帰り温泉。
- ^ 原作本編第7話及びアニメ5話とドラマ5話では調理する場所が異なっている。[174]
- ^ 『まんがタイムきららフォワード』2017年7月号掲載時の原作第25話で名前が挙がった際には「福出海岸」(ふくでかいがん)と表記されたが、翌月号掲載の第26話では「福田海岸」と表記された。原作単行本第5巻収録時には「福田海岸」に統一されている。静岡県磐田市に実在する福田海岸の読みも「ふくでかいがん」。
- ^ 最終話Cパートのみ数か月後。
- ^ ただし、『へやキャン△』として発表されたものではないエピソードや、オチの内容が大きく変更されているエピソードもある。
- ^ 「起業してアメリカの大手キャンプ用品メーカーの最高経営責任者となったなでしこが、10年後の野外活動サークルの集まりに空飛ぶテントで駆けつける」という空想の中に登場する[114]。なお、テレビアニメ版本編では第12話(最終話)の冒頭にて同エピソードが映像化された。
- ^ ショートアニメの参加企業は、フリュー、芳文社、AT-X、BS11、MAGES.、創通、クロックワークス、81プロデュース、ソニー・ミュージックソリューションズ、DeNA、C-Station。
- ^ 本放送後、作中の一部にGoogle ストリートビューをトレースしたとみられる不適切な画像が含まれていたことがネット上で指摘され[201]、放送後の同年2月1日に公式Twitterに謝罪文が掲載されるとともに動画配信サイトでの配信分に関しては映像の差し替えが行われた[202]。
- ^ BD/DVD発売に先駆けて、この日限定でYouTubeで無料配信を行い、あわせてAT-Xでも放送された(6時30分 - 6時45分)。[203]
- ^ 2月6日に放映予定だった第5話は、『有吉ゼミ』の再放送が編成されたため、休止(一週順延予定)[208]。
- ^ 五条ヶ丘(旧下部小学校・中学校が建っている丘)周辺の活性化を目的に、旧下部小学校・中学校の卒業生を中心として2018年に設立された組織。旧下部小学校・中学校校庭でのキャンプイベントの開催や、甲斐常葉駅から「本栖高校」までの案内看板の設置などのほか、ドラマ版の撮影にも協力している。
- ^ リンの誕生日[266]。
- ^ ロケ地へは系列の京王電鉄バスが運行している。
- ^ なでしこ:リトルツインスターズ・桃(山梨県の名産品コラボビジュアルでのモチーフ、以下同)、リン:シナモロール・ぶどう、千明:キティ・武田信玄、あおい:ポムポムプリン・信玄餅、恵那&ちくわ:ポチャッコ・ほうとう
- ^ 原作第9話(テレビアニメ版・テレビドラマ版ともに第6話、以下括弧内同)にてリンが通信販売で購入し、その折り畳み機構の説明や活用法にまつわる斉藤やなでしことの会話が、原作第10話から第12話(第6話から第7話)にかけて、リンとなでしこが四尾連湖で焼肉キャンプをするきっかけになる。原作第11話(第7話)における初使用時では備長炭への着火に苦戦し、鳥羽姉妹と知り合うきっかけになる。原作第12話(第7話)では、あおいのアルバイト先でもあるスーパーマーケットで購入した肉やハンバーグを、この焚き火台で野外調理する描写に紙幅が割かれている。なお、劇中での名称は「有限会社ショーワプレ……」の「コンパクト焚き火グリル」[304]。
出典
以下では『ニコニコ静画』掲載時の表記に倣い、『まんがタイムきららフォワード』で連載されている『ゆるキャン△』のエピソードを「本編第xx話」、『ニコニコ静画』で連載されている『へやキャン△』のエピソードを「放課後第xx話」と表記する。『へやキャン△』は連載時と単行本収録時でエピソードの順序が入れ替えられており、話数表記が異なる。
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- ^ アニメ『ゆるキャン△』 x ヤマハがコラボ、志摩リン(CV:東山奈央)のボイスを収録したBluetoothイヤホン限定モデル「TW-E3B 志摩リンオリジナルカラー」,BARKS,2021年2月25日
- ^ a b 山梨県南巨摩郡身延町 ふるさとチョイス 2020年11月04日閲覧
- ^ 「ゆるキャン△」が地域に与えた影響調査について (PDF, 32KB)
- ^ “「桃とブドウと信玄だけじゃない」 「ゆるキャン△」効果で山梨に聖地巡礼続々”. 産経新聞. (2018年4月9日). オリジナルの2020年11月4日時点におけるアーカイブ。 2020年11月4日閲覧。
参考文献
- あfろ『ゆるキャン△』第1巻、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2015年11月12日。ISBN 4-8322-4635-6。OCLC 1021886310。。
- あfろ『ゆるキャン△』第2巻、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2016年7月12日。ISBN 4-8322-4719-0。。
- あfろ『ゆるキャン△』第3巻、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2017年2月10日。ISBN 4-8322-4804-9。OCLC 984982272。。
- あfろ『ゆるキャン△』第4巻、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2017年7月12日。ISBN 4-8322-4851-0。OCLC 993873278。。
- あfろ『ゆるキャン△』第5巻、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2017年12月12日。ISBN 4-8322-4900-2。OCLC 1015997005。。
- あfろ「ゆるキャン△ アニメ化決定 ゆるキャン△って…? byなでしこ」『まんがタイムきららフォワード 2017年4月号』第11巻第4号、芳文社、2017年2月24日、 4頁、 JAN 4910082710475。
- あfろ「ゆるキャン△ アニメ制作進行中 野クルによるゆるキャン△紹介 Part(2)」『まんがタイムきららフォワード 2017年5月号』第11巻第5号、芳文社、2017年3月24日、 6頁、 JAN 4910082710574。
- あfろ「ゆるキャン△ アニメ制作進行中 野クルによるゆるキャン△紹介 Part(3) テント・シュラフ編」『まんがタイムきららフォワード 2017年6月号』第11巻第6号、芳文社、2017年4月24日、 6頁、 JAN 4910082710673。
- まんがタイムきらら(編)『TVアニメゆるキャン△ 公式ガイドブック 野外活動記録』芳文社、2018年8月9日。ISBN 978-4-8322-4971-4。
外部リンク
- ゆるキャン△(話) - あfろ - COMIC FUZ
- ゆるキャン△&へやキャン△ - ニコニコ静画(きららベース)
- アニメ「ゆるキャン△」ポータルサイト
- TVアニメ「ゆるキャン△」公式 (@yurucamp_anime) - Twitter
- TVアニメ「ゆるキャン△」 (yurucamp_insta) - Instagram
- 【木ドラ25】ゆるキャン△(テレビ東京)
- ゆるキャン△ドラマ テレ東1/9木曜深夜1時~ (@yurucamp_drama) - Twitter
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