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🎥|アンジェリーナ・ジョリー×『ウインド・リバー』監督のサバイバルサスペンス公開決定


写真 映画『モンタナの目撃者』場面写真(C) 2021Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

アンジェリーナ・ジョリー×『ウインド・リバー』監督のサバイバルサスペンス公開決定

 
内容をざっくり書くと
予告映像は、ハンナが過去の“トラウマとなった山火事”を思い返しながら、「風を読み間違えたの」「助けに行くべきだったのに」と自責の念を打ち明ける姿からスタート。
 

女優のアンジェリーナ・ジョリー主演最新作『Those who wish me dead(原題)』が、… →このまま続きを読む

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山火事

山火事(やまかじ、英語:wildfire)とは、森林などが焼けることをいう[1]。これを火災として捉えた場合には、森林火災(しんりんかさい)[2]山林火災(さんりんかさい)、林野火災(りんやかさい)という。
乾燥や強風といった条件が重なると、火災旋風に発展することもある[3]

原因

自然現象

火山噴火などによる自然発火。まれにだが、枯れ葉同士がで擦れあい、その摩擦で発生する場合や熱波[4]の影響で発生する場合もある。

人間の行為

たき火野焼き(火入れ)、焼畑農業、ゴミの焼却といった野外焼却タバコの不始末、放火火遊び等が主因である。[5][6][7]

対処

消火

航空機ヘリコプター消防車による散水の他に、樹木を帯状に伐採して防火帯を形成して自然鎮火を待つといった方法があるが、近年のアメリカ合衆国オーストラリアなどのように、落雷などにより自然に発生した山火事は自然のサイクルの一現象としてとらえ、人命に影響しない限りむやみに消火しないといった方策をとる場合もある。

ロシアには、森林火災が人家などに危害を及ぼさないなど、消火にかかる費用対効果が見られない場合は、火災を監視するだけで消火しなくてもよいとする政令(2014年-)が存在する[8]

空中消火
大規模な火災を鎮火させることを目的として、ボーイング747Il-76C130ハーキュリーズなどを改造した大型の空中消火機材も存在する[9]。ただし採算性は低く、747 スーパータンカー(ボーイング747改造)のように親会社(エバーグリーン航空)の倒産から運用中止に追い込まれたケースも存在する。
スモークジャンパー
アメリカ、ロシア、カナダでは迅速に消防士を投入するためにパラシュートを使った英語版を組織している。このスモークジャンパーは、現地に到着後、木を切り倒して防火帯を作るなどの作業にあたる[10]

予防

  • 屋外で火を用いない(焚き火野焼き(火入れ)をしない)
  • タバコをポイ捨てしない
  • 火遊びをさせない
  • 入山者等への啓発

林野庁、各地の消防庁等により啓発活動が行われている。[11][12]

被害

  • 植物の焼失による水源涵養機能の喪失、土砂流出による洪水
  • 生物多様性の喪失による生態系のバランスの乱れ
  • 航空機事故(山火事の煙による視界不良による)

事後処理

刑事処分

日本の場合、過失により山火事を発生した場合、森林法第203条第一項違反により罰金(50万円以下)が科せられる可能性がある。

損害賠償請求

立木等の被害に対して賠償を求められる場合がある。高知県内の国有林に小型機が墜落、7-8haのスギ林が燃えた例では、所有者の国が搭乗者の遺族に対して4,500万円の損害賠償を求める訴訟を起こした事例がある[13]

アメリカ合衆国の例では、オレゴン州の森林に花火を投げ入れて約194平方キロ以上の森林を焼失させる原因を作った少年に対し、5年間の保護観察と1,920時間の奉仕活動を求める判決が出た。また、山火事を原因とする被害の賠償について、道路管理者鉄道事業者などから11件の申し立てが行われ、約3,700万ドル規模の損害賠償請求が行われた例がある[14]

各地域の概況

日本
  • 総務省消防庁調べによれば、2008年の林野火災は283件。2009年から2013年に発生した林野火災の原因の上位は、たき火、火入れ、放火であり、自然発火によるものは少なく人為的な原因により発生することが多い[15]
  • 消火は、地上から消防車を用いて行うが、現場周辺の道路(林道)の状況によっては消火ははなはだ困難になる。ヘリコプターの出動による消火剤の散布も行われるが、積載量は限られる上、天候や時間帯、ヘリポートからの距離に左右されるため確実性にかける。このため、水嚢(すいのう)を背負った消防団員ら[16]を投入する人海戦術に頼る消火も行われる。
  • 異常乾燥やフェーン現象が拡大を助長させることがある。瀬戸内海の各島では多かれ少なかれ被災経験を持つ。かつては北海道でも山火事が頻発した時代があり、統計のある1886年から1945年の60年間に1,438,682町歩(約150万ha)が焼失[17]。1892年当時の北海道の森林面積が約390万haである[18]ことから、単純計算で森林面積の4割弱が被害を受けていたこととなる。
  • 優良な木材の生産地域で発生した場合、林業及び加工・流通などの関連産業に及ぶ被害額は甚大なものとなる。
  • 対策として防火帯(防火保安林)の設置が行われるほか、道路の斜面緑化には枯れ草を出しにくい常緑性の牧草が採用されることがある。
  • 1971年(昭和46年)、広島県呉市の灰ヶ峰で発生した山火事は、死者17名を出す大惨事となった。これは戦後の林野火災としては最も犠牲者が多く、かつ17名全員が消防署職員であり、最も殉職者を多く出した火事としても記録に残っている。
  • 2021年2月21日、栃木県足利市で大規模な山火事が発生した。ハイカーによるタバコの不始末と考えられている[19]
北米
  • 落雷などによる自然発火のほか、焼畑農業など人為的な原因により発生する。ヘリコプターや航空機による海水や湖水の汲みあげ散布も行われるものの、規模が極めて大きくなりがちであることから集落や道路などの拠点防御が目的となる場合も多い。基本的に自然鎮火を期待することとなる。
  • ロッキー山脈周辺の山岳地で時に発生し、数週間にわたって続くこともある。
  • 各地で発生する山火事の消火作業を民間の消防会社にアウトソーシングする自治体も多く、複数の企業が参入したが採算性が低いため撤退も多い。
  • カリフォルニア州では刑務所の受刑者の中で危険度が低い者に消防教育を施した「受刑者消防隊」が山火事発生時に防火帯を築くなどの補助作業を時給1ドルの刑務作業として行うプログラムにより経費を節減している[20]
  • 北米オーストラリアの森林では、コントロールされた小規模な火入れ(prescribed fire)を定期的に起こしている。これにより、山火事による自然のサイクルが滞らないようにすると共に、大規模な山火事による被害を防いでいる。
オーストラリア
ロシア
  • シベリア地方のツンドラ地帯は、有機物を大量に含む土壌であるため、樹木が消失した後でも土壌中で種火となりくすぶり続ける。こうした傾向は、亜炭褐炭など低質の石炭層が露出している地域ではしばしば見受けられる。
北極圏

・北極圏の火災は北極圏やその周辺の地域で雷などが原因で自然発生的に起こることの多い火災である。近年、地球温暖化の影響で北極圏での火災発生件数が増加している。北極圏の火災は泥炭火災や煤による太陽光の吸収を促進する上、焼失面積が広範囲にわたるため、二酸化炭素の放出量が多く、さらなる地球温暖化へと悪循環になっていることが問題とされている[21]

利用

山火事が頻発するような地域に生える植物には山火事に適応した形態や生態を持つものがある。防火として典型的なものでは樹皮を厚くするものがある。また、地下部の温度は地上部に比べて上がらないことから、地上部が焼損しても生き残れるように地下部に栄養を蓄えたり、地上部が損傷しても残った根や幹から芽を出して再生する萌芽再生の能力を高めたものなども知られる。また、親となる植物の個体が焼損しても次世代に託す仕組みをもつものがあり、火災の熱で果実が割れて種子を散布したり、火災による温度上昇を地中で休眠中の種子が感知して発芽に至るような仕組みをもつものがある。山火事直後の土壌は競合する植物や病原菌が少なく、苗木にとって好適な環境であるため自身の生存ではなく次世代に託す戦略を持つ植物も多い。地中海沿岸やオーストラリアに成立する森林は硬葉樹林と呼ばれ、夏季の乾燥と山火事の多さが特徴である。

  • フトモモ科(学名:Myrtaceae)ではオーストラリアを中心に分布するユーカリ属Eucalyptus)やブラシノキ属Callistemon)などに火災に適応した種が見られる。厚い樹皮を持つほか、萌芽力も高く火災後いち早く再生する。
  • ヤマモガシ科(Proteaceae)ではバンクシア属Banksia)などで知られる。火災で開くタイプの果実を付ける。
  • マツ科(Pinaceae)ではアメリカ大陸や地中海沿岸に分布するマツ属Pinus)の一部の種で火災への適応がよく知られるが他の属では知られていない。火災で開くタイプの果実(球果)を付けるものと厚い樹皮や高い萌芽能力を付けたもののどちらも知られる。
  • ヒノキ科(Cupressaceae)ではアメリカ西部のセコイア属Sequoia)、セコイアデンドロン属Sequoiadendron)、イトスギ属Cupressus)の一部の種、オーストラリアで進化したCallitris属(和名未定)とActinostorbus属(和名未定)のすべての種などの一部のグループに火災で開くタイプの果実(球果)を持つものが知られる。
  • ウルシ科(Anacardiaceae)では日本にも分布するヌルデ属Rhus)は地中で長期の休眠が可能で熱を感知する種子を付け、火災後いち早く生えてくる。
  • マメ科(Fabaceae)では東北地方ではヤマハギLespedeza bicolor)が高い萌芽性を持ち火災跡地に繁茂するという[22]。また、オーストラリアの森林火災跡地でもマメ科草本のSwainsona greyana(和名未定。英名darling pea)が繁茂しこれを食べた家畜が中毒死する事件が起こっている。
  • ブナ科(Fagaceae)では地中海沿岸に分布するコルクガシ(Quercus suber)が厚い樹皮を備えて山火事に強いことで有名である。日本でもミズナラが高い萌芽力で火災跡地で迅速に再生する。

菌類ではマツ類に寄生するツチクラゲRhizina undulata)の胞子が山火事後などの地温が高温の時に発芽することが知られている。また。アミガサタケ属Morchella)のうち、北米産の一部の種では山火事の後に豊作になるといい、灰によって土壌がアルカリ性に傾くことなどが原因として考えられている。

その他

第二次世界大戦中、日本軍はアメリカに大規模な山火事を起こすためオレゴン州の山林に焼夷弾を投下した(アメリカ本土空襲)。

創作物における山火事

シャム双生児の謎 - エラリー・クイーンの小説

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 世界原色百科事典 2. 小学館. (1961年1月20日 1961). p. 174ページ. "建造物や森林などが焼けることを火事といい、それによって受ける災難を火災という。" 
  2. ^ 熱波影響で森林火災多発 健康被害招くおそれ、世界気象機関が警告TBSニュース公式サイト
  3. ^ 火災旋風や稲妻も 米加州の山火事で避難命令
  4. ^ ギリシャで山火事 写真特集時事通信社
  5. ^ 林野火災を防ごう! 全国山火事予防運動
  6. ^ ギリシャ 過去最悪の山火事 原因は放火NHK
  7. ^ 乾燥、強風… 悪条件重なる なぜ起きた 足利の山林火災
  8. ^ 「お金かかるから消火せずともよし」が招いたシベリア大火災”. 47NEWS (2019年8月2日). 2019年8月3日閲覧。
  9. ^ 動画:チリ山火事に空から散水、大型輸送機が続々支援 AFP(2017年02月02日)2017年02月04日閲覧
  10. ^ Death-Wish Jobs: Smokejumpers Meld Sky Diving, Firefighting Wired
  11. ^ 林野火災を防ごう! 全国山火事予防運動
  12. ^ 全国山火事予防運動を実施 林野庁
  13. ^ 損害賠償はどうなる? 山火事「40歳会社員」逮捕”. 日刊ゲンダイ (2014年5月14日). 2018年5月24日閲覧。
  14. ^ 山火事で194平方キロ焼失、少年に40億円の支払い命令”. CNN (2018年5月22日). 2018年5月24日閲覧。
  15. ^ 山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?(林野庁ホームページ)2014年11月21日閲覧
  16. ^ 背負式消火水のう「ジェットシューターS」、「ジェットシューターEV」(芦森工業ホームページ)2014年11月21日閲覧
  17. ^ [北海道山林史p630(昭和28年、北海道庁刊)]
  18. ^ 第7次農商務統計表(1892年農商務大臣官房記録課)
  19. ^ 栃木、足利山火事発生から5日
  20. ^ 山火事と闘う受刑者たち、時給1ドルの消火プログラム 米加州 AFP(2017年10月16日)2019年05月11日閲覧
  21. ^ 「前例のない異常事態」:北極圏の火災 |” (日本語). GNV. 2019年11月27日閲覧。
  22. ^ 岩田悦行. 1964.山火事跡地に発達する「ハギ山」について : 北上山地植生の研究(2). 岩手大学学芸部研究年報23,pp13-26. doi:10.15113/00012299

関連項目

著名な山火事

外部リンク

予告映像


 

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