写真 篠原ともえ(東スポWeb)
デザイナーとして快挙の篠原ともえ 「加藤さんにプロレス技かけられた時…」
内容をざっくり書くと
バラエティー番組では「爆烈お父さん」として、出演するアイドルにプロレス技を見舞っていた。
アーティスト、デザイナーの篠原ともえが23日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演。国際的な広告賞「ニュ… →このまま続きを読む
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プロレス技
プロレス技(プロレスわざ)は、プロレスの試合で使用される技のことである。相手を攻撃するための技だけでなく試合を行う上での技術(詳しくは「試合技術」を参照)も含める場合もある。
概要
プロレス技はプロレス独自のものが主流だが、使用される技の自由度は高く、様々な格闘技の要素を吸収して成長したジャンルでもあるため、現在のプロレスでは多種多様な技が見られる。
プロレスの世界では、技を受けて見せることで観客を盛り上げるエンターテインメント性も要求されるため、多くの格闘技とは異なり相手に与えるダメージよりも見栄えを優先した技が多数存在する。それ故、プロレス技の全てが実際の格闘術として有効であるわけではない。このことは「プロレスは格闘技ではない」と言われる理由の1つとなっている。
プロレスは、その起源として古代ローマのパンクラチオンから古代レスリングを経て現在に至っているため、それらから連綿と引き継がれてきた技術が多数存在する。そういった技術はフリースタイルやグレコローマンスタイルの近代レスリングとして確立される際に、あるものは洗練され、あるものは捨てられていった。プロレス技はそうして残ったキャッチレスリング技術をベースとして伝承の過程で日本の大相撲、柔道、空手、タイのムエタイ、ロシアのサンボ、日本を起源としブラジルに渡って普及した柔術などの異種格闘技から投げ技(スープレックス)、打撃、関節技などが流用されて現在に至っている。またそれらの技を源泉としたり、ヒントを得たプロレスのオリジナル技も数多く存在する。
プロレスの性質上、攻撃として意味のない見せ掛けだけの技や、対戦相手の協力があって初めて成立する技、危険であるため手加減して繰り出される技も非常に多い。
プロレス技は主に以下の8つの基本カテゴリーに分類できる。
- 打撃技
- 投げ技
- 関節技
- 絞め技
- 飛び技
- 浴びせ技
- フォール技
- 以上に当て嵌まらない特殊な技(毒霧や火炎噴射、空気投や超能力といった、相手に触れずに攻撃を仕掛けるムーブや、リック・フレアーのターンバックル・フリップやフェイス・ファースト・バンプのような純粋な受身のムーブなど)
当初はそれぞれの技を個別に仕掛け最後にフォール、もしくはギブアップを狙う攻防が主だったが、近代プロレスは、投げ技と固め技、投げと関節技、飛び技と打撃技、飛び技と固め技など、それぞれの特徴を融合したプロレス技が多数存在している。またこれらに加え、
- 雪崩式 - コーナーに相手を上らせてから見舞う
- 串刺し式 - コーナーにもたれている相手に仕掛ける
- 断崖(奈落)式 - エプロンから場外に向かって技を掛ける
- ツープラトン(合体)式 - タッグマッチにおいてパートナーと協力し技を仕掛ける
など、自分や相手の状況により仕掛ける技も次々に開発されている。
関節技や絞め技のようなギブアップを狙う技は「サブミッション・ホールド」総称される。さらに、そのレスラーの必殺技、得意技のことを「フィニッシュ・ホールド」、または「フィニッシャー」、「フィニッシュ・ムーブ」という。
技の名前が違うが他の選手が使う技と形が同じということがある。かつて他人の持ち技を他の選手が使用してはいけないという暗黙の了解が存在していて、使う場合は“掟破りの技”というように呼ばれていた。そのため、持ち方を変えたり技に入る前に独自に動作を入れたり、技の名前を叫ぶといったことをすることで別の技ということを主張して堂々と使用している。最近は暗黙の了解と言うものが自然と消滅して、堂々と使用する選手が増えて(もともと使ってはいけないという決まりではなく、罰則も存在しない)いるが、持ち方を工夫する技の前に動作を入れるということで選手たちは自己アピールを行っている。
今日まで現存するプロレス技は技量の高い掛け手の場合、投げ技の場合は落とす角度、関節技の場合は極める角度、打撃技や飛び技の場合は相手に当てる部位の調整や、打突と同時にリングのマットを強く踏み鳴らすといった音響効果も組み合わせる事などにより、決まった形が同じように見えても、相手に与えるダメージの度合いを掛け手側がある程度自在に制御出来るようになっているものが多い。特にアメリカンプロレスの場合、ブックやアングルの進行上「(団体経営陣やレフェリー、ディーヴァやマネージャー、大会ゲストなどの)プロレスラーではない人物」が、プロレスラーからフィニッシュ・ホールドに相当する技を喰らう事で観客を沸き立たせる演出もしばしば見られる為、威力の調整が可能な事はフィニッシュ・ホールドにとって特に重要な要素となる。こうした事情から、「受け手側が大きく一回転して吹き飛ばされる」ラリアットやキチンシンクといった技のように、「受け手の技量が高いほど決まり方が美しく見えるプロレス技」は、アメリカンプロレスではフィニッシュ・ホールドとしてはあまり歓迎されない傾向がある。
逆に言えば、プロレス技は素人など技術が未熟な者が安易に仕掛けた場合、相手を死傷させかねない危険性がどの技にも存在しているという事でもある。最も基本的な投げ技であるボディスラムですら、スタン・ハンセンがブルーノ・サンマルチノを長期離脱にしてしまった例のように、落とす角度によっては相手に致命傷を与えかねない危険性が存在する。ハンマー・ブローや逆水平チョップ、エルボー・バットのような比較的単純な打撃技も、当て方によっては相手に思わぬ大ダメージを与えてしまう。また、グレート・アントニオがアントニオ猪木を激怒させてしまったような結果として相手が逆上してガチンコを誘発する等といった別の危険な結果を招く場合もある。アントニオ猪木がかつてローラン・ボックに対する「受け身の取りにくい技を平然と使う」や坂口征二が前田日明に対する「プロレス道にもとる行為」という発言が、特にこうした危険性の側面を物語る。
この為、成長途上のプロレスラーは投げ技の仕方や打撃技の当て方を日頃から様々に修練する、複雑で難易度の高いプロレス技を見栄えだけで持ち技として安直に選択する事は避けるといった心掛けも必要となる。
打撃技
打撃技には以下の3種類が存在する。
- キックやパンチ、チョップなど、主に自分の体の一部を使って打撃を加える
- 相手を抱え上げてから膝などの自分の体の一部に叩きつけてダメージを与える
- 相手の体の一部を掴み、自分の体を投げ出した勢いで相手をリングに叩き付ける(捨て身技)
体の一部を使っての打撃
- 頭による代表的な打撃技
- 手・腕・肘による代表的な打撃技
- プロレスでは通常、拳を握って相手を殴ることは反則であるが、5カウントまでは反則は取られないのでしばしば試合中に使用される。一方でムエタイと同じく、肘を使った打撃技が認められている数少ない格闘技である。
- 脚による代表的な打撃技
- プロレスにおけるキックは足の甲、足裏、脛、膝、腿などで行う。特に片膝を立てて屈んだ状態の相手にその膝を踏み台にして仕掛ける打撃技を、技の元祖である武藤敬司のシャイニング・ウィザードの名前から「シャイニング-」と呼ぶ。
- 膝を使う打撃
- 踵を使う打撃
- 踵落とし
- 浴びせ蹴り
- ふくらはぎを使う打撃
- シザース・キック
- スピン・キック
- 水面蹴り
- つま先を使う打撃
- トー・キック
- ガット・ショット
- 肩による代表的な打撃技
- 尻による代表的な打撃技
- ヒップ・アタック
- スティンク・フェイス
打ち付け技
一度持ち上げた相手を、自分の体の一部に打ち付ける。もしくは相手の体の一部を自分の体に固定し、自分が体を地面に着くことによって衝撃を与える。
- 代表的な技
- ワンハンド・バックブリーカー(片手式腰砕き)
- ペンデュラム・バックブリーカー(振り子式腰砕き)
- シュミット式バックブリーカー(抱え式腰砕き)
- ケブラドーラ・コンヒーロ(風車式バックブリーカー)
- ガット・バスター(胃袋破り、胃袋落とし)
- ショルダー・バスター(肩砕き)
- ニー・クラッシャー(膝砕き)
- ショルダー・アームブリーカー(腕折り)
- アトミック・ドロップ(尻砕き)
- ネックブリーカー(首砕き)
- チン・クラッシャー(顎砕き)
- ココナッツ・クラッシュ(椰子の実割り)
- スタナー
- ダブルアーム・バックブリーカー(ダブルアーム式肩砕き)
捨て身技
倒れ込み技ともいう。後述の投げ技にも分類される。相手の体の一部を掴み、自分の体を投げ出した勢いで相手をリングに叩き付ける。
投げ技
投げ技にはいくつかの種類があり、それぞれ投げられる時の状況で付けられる名称がある。
- 身体を抱えて投げる(-スラム)
- 後方から組み付いて背後へ反り投げる(-スープレックス)
- 前方から組み付いて背後に反り投げる(-サルト、-スープレックス)
- 持ち上げて頭頂部から落とす(-ドライバー、-バスター)
- 持ち上げて前方向に後頭部から背中を落とす(-ボム)
- 身体の一部を掴んで放り投げる(-ホイップ)
- 特殊な投げ(脚を使って投げる、特殊な状況下を利用して投げる)
ただしこれらはあくまで目安であって、厳密に分けられているわけではない。また技によって固有名を与えられているものもある。
代表的な技は以下の通り。
身体を抱えて投げる
主に相手を抱えて背中方向から投げ落とす技。
後方から組み付いて背後へ反り投げる
主にレスリングの後ろ反り投げ(スープレックス)から派生する技。
前方から組み付いて背後に反り投げる
主にアマチュアレスリングの反り投げから派生する技。
- 代表的な技
- フロント・スープレックス
- リバース・アームサルト
- ダブルリスト・アームサルト
- ダブルアーム・スープレックス
- ダックアンダー・スープレックス
- フィッシャーマンズ・スープレックス
- ノーザンライト・スープレックス
- エクスプロイダー
- フロントネック・チャンスリー・ドロップ
- ハーフハッチ
- キャプチュード
- スロイダー
- ウンダーグルフ
頭頂部と顔面から落とす
主に相手を頭頂部や顔面から垂直に叩き付ける投げ技。総じて威力が大きいのでフィニッシュに結びつく場合が多い。
前方向に後頭部から落とす
スタンプ・ホールドと呼ばれる系統の投げ技。主にパワーファイターがフィニッシュ技として使用する場合が多い。
相手の身体の一部を掴んで放り投げる
身体の一部を腕で取って投げる技。主に試合序盤の攻防に使われることが多い。
- 代表的な技
- アーム・ホイップ
- フライング・メイヤー
- ドラゴン・スクリュー
特殊な投げ
脚を使って投げたり相手が特殊な状況下にある時を利用して投げる技。
- 代表的な技
- ウラカン・ラナ
- フランケンシュタイナー
- コルバタ
- アストロ・シザース
- ヘッドシザース・ホイップ
- モンキー・フリップ
- ショルダー・スルー
- リバース・スープレックス
- 真空投げ(実際には相手が自ら転がるもので物理的に投げるわけではない)
関節技
テコの原理を応用して相手の逆関節を極めてギブアップを狙う。仕掛ける体の部位によって様々な技が存在する。
- 肩、腕関節技
- 脚関節技
- 首関節技
- 腰関節技
そしてこれらを複数合わせた複合関節技が存在する。
肩と腕への関節技
脚関節技
- 代表的な技
- トーホールド
- ステップオーバー・トーホールド
- スピニング・トーホールド
- フィギュア・フォー・レッグロック(足4の字固め)
- アキレス腱固め
- アンクル・ホールド
- 膝十字固め
- レッグスプレット(股裂き)
- ヒール・ホールド(踵固め)
- ナガタロック
- 監獄固め
首関節技
- 代表的な技
- フェイスロック
- フロント・フェイスロック
- クルックヘッドシザーズ
- クリップラー・クロスフェイス(ナガタロックII)
- ストラングル・ホールド
腰関節技
- 代表的な技
- ボストンクラブ(逆エビ固め)
- ハーフボストンクラブ(逆片エビ固め)
- キャメルクラッチ(駱駝固め)
- バックブリーカー(背骨折り)
- ボー・アンド・アロー・バックブリーカー(弓矢固め)
- アルゼンチン・バックブリーカー
- カナディアン・バックブリーカー
- ハイジャック・バックブリーカー
複合関節技
- 代表的な技
- スコーピオン・デスロック(サソリ固め)
- テキサス・クローバー・ホールド(四葉固め)
- チキンウィングフェイスロック(羽折顔面絞め)
- ロメロ・スペシャル(吊り天井固め)
締め技
腕や脚の力を利用して相手を締め上げてギブアップを狙う。仕掛ける体の部位によって様々な技が存在する。一見関節技と似ているが、体の特定部位を締め上げることによる血流の遮断や靭帯へのダメージを目的としている。なお、首を固めて、頸動脈や気管(プロレスでは反則)を圧迫する技は「絞め技」と呼ぶ。
頭部への締め技
首、肩への絞め技、締め技
- 代表的な技
- スリーパー・ホールド
- チョーク・スリーパー・ホールド
- フロント・ネックロック
- コブラクラッチ
- フィギュア・フォー・ネックロック(首4の字固め)
- 三角絞め
- 肩固め
- スピニング・チョーク
- コブラクロー
- ショルダークロー
- ドラゴンスリーパー
- ネック・ハンギング・ツリー
- ヘッドシザース
脚、腕への締め技
- 代表的な技
- マフラー・ホールド
- インディアン・デスロック
- リバース・インディアン・デスロック
- アームバー
胴への締め技
複合締め技
- 代表的な技
飛び技
飛び技は主に以下の3種類に分けられる。
- フライング式
- ダイビング式
- スワンダイブ式
フライング式
ロープワークもしくはその場飛びで仕掛ける飛び技。
ダイビング式
主にコーナートップからリング上または場外の相手に向かって仕掛ける飛び技。場外への飛び技は主にメキシコで独自に発達したプロレスである「ルチャリブレ」において(もしくはメキシコでプロレスを学んだレスラーによって)開発された技である。
- 代表的な技
スワンダイブ式
エプロンサイドからトップロープに飛び乗りロープの反動をつけてリング内の相手に向かって仕掛ける飛び技。白鳥が湖面から飛び立つ様に似ていることからこう呼ばれる。当時ワールドプロレスリングで実況を務めていた辻よしなりが大谷晋二郎のスワンダイブ式ミサイルキックをそう呼んだことに起因する。英語圏ではスプリングボード式と呼ぶ。
- 代表的な技
- スワンダイブ式ミサイルキック
- スワンダイブ式ニールキック
- ウルトラ・ウラカン・ラナ
浴びせ技
自分の体重を浴びせて相手にダメージを与える技。主に重量級レスラーが得意とする。コーナーを使い落差を高めたダイビング式に派生できる技が多い。
- 代表的な技
- スクラップ・バスター
- スパイン・バスター
- バック・フリップ
- ジャック・ハマー
- オクラホマ・スタンピード
- ボディー・スプラッシュ
- パワースラム
- カーフ・ブランディング
- ロック・ボトム
- スペース・トルネード・オガワ(STO)
フォール技
ピンフォールを狙いに行く技。
- 代表的な技
- 体固め
- エビ固め
- 片エビ固め
- バックスライド(逆さ押さえ込み)
- スクール・ボーイ(横入り式エビ固め)
- スモール・パッケージ・ホールド(小包固め、首固め)
- ジャックナイフ
- ローリング・クラッチ・ホールド(回転エビ固め)
- ローリング・クレイドル(揺り椅子固め)
- ウラカン・ラナ・インベルティダ(高角度後方回転エビ固め)
特殊な技
プロレスならではの特殊な技がある。
- 相手を掴んで回し、三半規管のマヒを狙う
- 相手の視界を奪う
- 毒霧
- ビッグファイヤー(火炎攻撃)
- 挑発技、恥辱技
- はずかし固め
- フェイスウォッシュ
- 見せ技
- サマーソルト・キック
雪崩式
相手をコーナートップに座らせた、あるいはコーナートップで立った相手に対して仕掛ける技。より高角度から見舞うことから雪崩式と名付けられた。雪崩式以外のバリエーションが存在しない技、オリジナルのネーミングがある技の頭に雪崩式が付くことはない。英語圏では雪崩式のスープレックス系の技を総称してスーパープレックス(Superplex)と呼ぶ。またほとんどの技が自分も同体でリングに落下するのだが、自らの両脚をロープに引っ掛けて、自らは落下のダメージを負わないようにする派生技はスパイダー式と呼ばれる。また自らはリングに居る状態で仕掛ける技も存在する。
- 代表的な技
- 雪崩式ブレーンバスター
- 雪崩式バックドロップ
- 雪崩式バックフリップ
- 雪崩式フロント・スープレックス
- 雪崩式ダブルアーム・スープレックス
- 雪崩式エクスプロイダー
- 雪崩式デスバレーボム
- 雪崩式ペディグリー
- 雪崩式スタナー
- 雪崩式エース・クラッシャー
- 雪崩式ダイヤモンド・カッター
- 雪崩式DDT
- 雪崩式フランケンシュタイナー
断崖式
コーナートップやエプロンサイド、花道にいる相手を場外に落とす技。1990年代の全日本プロレスで行われていたいわゆる四天王プロレスにおける試合の攻防の最中に生み出された。コーナートップから落とすタイプのみを断崖式とし、エプロンサイド、花道から落とすタイプを奈落式と区別することもある。着地の際の衝撃を吸収出来ないために、仕掛けられた相手は大きなダメージを追う。
- 代表的な技
- 断崖式ドラゴン・スクリュー
串刺し式
コーナーにもたれた相手に対して走りこみながら仕掛ける技。
- 代表的な技
ツープラトン式
試合技術
ロープワーク
リングの四方に張られたロープに向かって走り、背中からロープに当たり、そのバウンドを利用して走ること。試合前にロープ間を数往復するパフォーマンスを行う選手もいる(ウォーミングアップも兼ねている)。
プロレスにおける基本技術の一つで、プロレス団体入団後に何度もトレーニングをさせられる技術の一つ。ロープの内部は鋼鉄製であるため、体を鍛えていない者が行うと、皮膚が裂けたり骨折するなど、危険である。
受け身
投げられたり押し倒されたりして、マットへ倒れたときにダメージを軽減したり、頭部などの体の一部を守るための技術。プロレスにおいては技の見映えをよくするための技術も要求される。ロープ・ワーク同様、プロレス団体入団後に何度もトレーニングを行い習得させられるプロレスに必須の基本技術。
ピンフォール
相手の両肩をマットへ押しつけた状態で、レフェリーが3カウントを数えること。もしくは、それを目的に相手の両肩をマットへ押しつける行為。プロレスの決着方法の代表的なもの。
関連項目
外部リンク
爆烈お父さん
「爆烈お父さん」(ばくれつおとうさん)は、フジテレビ系列のバラエティ番組『めちゃ2イケてるッ!』のコーナーである。
概要
東京都練馬区の一軒家に住む「加藤家」を舞台とするホームドラマ風のゲストトークコーナー。番組初期のトークコーナーにゲスト出演した、お父さんのモデルでもある梅宮辰夫は厳格な父親であるということが話題に上がり、そのパロディとして「イケてるお父さん」というショートコントで1996年11月23日にスタート。息子の暴言、門限を守らない娘にジャイアントスイングでお仕置きした(最初にジャイアントスイングされたのは長男の優)。
その次の週からタイトルも「爆烈お父さん」になり、セットもショートコント時のものから現在まで使われているものに変更され、すき焼きを食べながら毎回ゲストが加藤家の人々を相手に近況や新作への意気込みを語るスタイルに変わった。ゲストの些細な発言をきっかけに父親(加藤)が逆上し、オチがやや意味不明な「加藤家家訓」を訓示した上でゲストに尻つづみ、キャメルクラッチなどをかけ、最後にジャイアントスイングでお仕置きして締める(その間に、回されているゲストの曲がかかる)。なおその時に画面隅にレコードプレーヤーが登場するが、これは小泉今日子のシングル『オトコのコ オンナのコ』のPV内に登場するレコードプレーヤーのパロディである。
一方、「加トちゃんのパクリ」説が出た頃、加藤茶が出演し、「加藤家家訓」を披露した(加藤茶がやるハゲヅラ親父役(加藤茶太郎)は植木等のパクリである)。
木佐彩子や高島彩ら自社のアナウンサー(当時)がキャメルクラッチをかけられたり、結成間もないモーニング娘。(バラエティー番組初登場)の飯田圭織が生足を舐められたり、デビュー間もない上戸彩(当時はZ-1として)らが出演していた事、パイレーツがジャイアントスイングを受けた後に乳首が見えてしまった事など、貴重なシーンも多数生まれている。
ミニスカートで来た女性出演者をジャイアントスイングで回す時は、パンチラ対策としてジャージのズボンまたは黒のスパッツを穿かせていた。
このコーナーのルーツは、この番組の原型でもある深夜番組『とぶくすりZ』までさかのぼることが出来る。コントで加藤がメンバーをジャイアントスイングした後の加藤のリアクションがあまりにも面白かったためコーナー化し、現在の「爆烈お父さん」に繋がった。
第24話(2006年7月1日放送)で「欽ちゃんのどこまでやるの!?」のホームコメディーをモチーフとしていると判明。
なお、ジャイアントスイング後は(減りが激しい)「お父さんの残りエネルギー」が表示。気管支喘息持ちの加藤にはかなりきつい運動であり、3回目くらいで残りエネルギーがほぼ0になった時は、汗びっしょりで息も絶え絶えになっているのが常である。
おし入れの一番下を開けると、小さな山本圭一(眠る山本のぬいぐるみ。番組内では「ちっちゃい山さん」と呼ばれていた。)が出てくる。このぬいぐるみは「pM8」での濱口と本田みずほの再会の際に入院して不在だった山本の代わりに使われたり、めちゃ日本女子プロレスの「ダンプ山本」や単位上等!爆走数取団」の1コーナー「スモウライダー」など各コーナーの衣装版も制作され、実際にコーナーに登場した。
家族構成
- 加藤辰夫(48歳、北海道小樽市出身、電装業) - 加藤浩次
- 波平の様な頭で、ちょび髭、黒縁メガネの頑固オヤジ。2018年の最終話では演じる加藤も本当に48歳となった。
- 妻・靖子 - 光浦靖子
- ごく普通の主婦。進行役を務める。
- 長男・優(20) - 濱口優
- ごく普通のヤンキー。
- 長女・紗理奈(18) - 鈴木紗理奈
- ごく普通の女子高生。ルーズソックスでミニスカートの制服を着ている。
- 次男・隆史(16) - 岡村隆史
- 養子であり、実の父親・仲根広助はロシアにいることが伝えられた、また噂の一環として辰夫の弟の浩之(矢部)とあきこ(雛形)の間に生まれた子供という説もある。
- 三男・意地晴(いじはる、1998年 - 、元セントラル所属の子役)
- コーナー継続中に生まれたという設定で出演していた(初登場は第13話)。2006年の復活以降はサッカー留学中、その後留学から帰国後に尊敬する東国原英夫(2007年当時の宮崎県知事)の付き人になったと設定され、出演当時の写真を利用したアイコラでのみ登場(次男(岡村)曰く、既に所属していた事務所を辞めた)。名前は『欽ちゃんのどこまでやるの!?』から見栄晴のパロディ。
- 2016年4月16日の放送で18年ぶりに出演し、本名が『山本慶』であること等が判明した。
- 次女・のぞみ - 石井萌々果 / 三女・ひかり - / 四女・こだま -
- 第24話(2006年)から登場した三つ子。名前は新幹線からとられている。こちらも『欽どこ』から萩本家三人娘(わらべ)のパロディ。(なお、2006年・2007年時は人形で、のぞみ、ひかりはちゃんとした泣き声のSEなのに対し、こだまの声だけは大木こだまが吹き替えられていた)。のぞみは新幹線N700系、ひかりは新幹線300系、こだまは新幹線0系のおもちゃをそれぞれ手に抱えている。2009年時(第26話)からは子役が演じているが、こだまのみ肥満体である。
- 2014年からは意地晴同様出演せず、第31話ではのぞみ(石井)、ひかり(中田)の現在の姿が写真で表示され、こだま(相田)は「NO PHOTO」として出されなかった。
- ペット・タマ(猫)
- 家族に懐かない加藤家の一員。第1回目で本番前に長女(沙理奈)が転んでしまい、それに驚いたタマがセットの中に隠れてしまうハプニングがあった。
2002年以降の内容
- 2002年10月12日放送(第23話)では、氷川きよしがゲストだったが、氷川の応援部隊に囲まれたあげく井上京子にジャイアントスイングをかけられてしまい、氷川をジャイアントスイングできなくなった困った父親になってしまった。
- また次男の隆史には実父・仲根広助の家族とされるロシア人のジェシカ(母)とナターシャ(妹)がいる。登場したときには必ずといっていいほど奇妙な行動をする。例.加藤家のすき焼きを勝手に食べ、見つかったらまだ鍋に入っていない生肉をポケットに押し込み逃げていく。など。
- 2006年6月10日放送のCMパロディー「MUDA」で再登場し(加藤辰夫のみ)、復活希望の募集をしていた。そして、2006年7月1日放送(第24話)で梨花をゲストに約4年ぶりに復活した。ただ、加藤は2006年6月10日のCMパロディーでジャイアントスイングをやった際、「この歳(当時37歳)ではきつい」と話していたことから、かつてのようにレギュラーコーナーでやるのは厳しいようでもある。実際のOAでは最初のジャイアントスイングで息切れしていたが(最初は藤波辰爾のモノマネだと否定したが最後には認めた)、なんとかジャイアントスイングを3回決めた。加えて、「顔踏み」「尻つづみ」、そして新技(以前も行ったことがあるが)「電気あんま」も繰り出した。
- 2007年3月3日放送分(第25話)では、コーナー開始直後のメンバー同士によるフリートークにて山本を連想させる話題が上がった際「今(山本に)会ったら殴ってしまうかも知れない」とさりげなく山本を許していない態度を見せた。終盤ではゲストの松嶋尚美が所属する松竹芸能東京支社長(当時)・難波規精(通称:コズモ難波)が登場、ジャイアントスイングをかけるもエネルギー切れで失敗し返り討ちに遭ってしまった。さらに追い打ちをかける様に、2006年7月19日に放送された『スッキリ!!』内での冒頭の台詞を松嶋に真似され思い切りへこんでいた(皮肉なことにこの日はこのコーナーのみならず「おかもんたの朝メチャッ!」内にておかもんた(岡村)が「もうこれ以上メンバー減らしたくない!」と発言する等、随所に山本を連想させる発言が目立っていた)。
- 2010年5月1日放送(第27話)では、お笑いの大先輩であるとんねるずが矢島美容室として出演(『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』の宣伝)、フジテレビ役員の港浩一氏が収録を見学するなどめちゃイケメンバーにとって極度のプレッシャーの中収録が行われた。終盤の乱闘は『みなさん』スタッフのマッコイ斎藤が石橋貴明に呼ばれて乱入、親友である加藤にジャイアントスイングされた。
- 2013年8月3日放送(第29話)分は、『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』内のコーナーとして19:00頃から21:00頃まで約2時間のコーナー初である生放送が行われた[1]。
- 2014年8月30日放送(第30話)は、例年、日本テレビ『24時間テレビ』の裏被りである「24時間対抗テレビ」が行われるはずだが、今回はエスパー伊東が「本家に生出演する」という「だまし」が行われたため、そのカモフラージュと生放送に耐えられない行動をエスパーがやらかした場合の対応として、生爆烈お父さんが設定された。またいつもはハイテンションな登場で始まるOPは、今回限りはテンションが低く割烹着姿で加藤自らすき焼きを運ぶ演出になっていた。生放送終了後はそのままゼロテレビでの放送に移行し、エスパーだましのバラしを行った後、改めてゲストであるモーニング娘。'14を迎えて実施した。BPOがあくまで「テレビ放送にのみ権限が及ぶこと(ネット配信についてはノータッチ)」を確認したうえで、これまでのような技をかけていった。また、小田さくら(めちゃイケファンを公言している)からは、「蹴られると話題になる」と前年の件をネタにされた。
- 2016年11月26日放送(第31話)では、SHORT COOLから数えて20年の節目として約4年ぶりに通常回で放送、さらに、フジテレビに遊びに来ていた紗理奈の息子も「加藤の孫」として出演。今回のみ曲ではなく、ジャイアントスイングや加藤が追いかけまわしている最中に放送時点でセントフォースに所属する101人の顔写真が紹介された。なお、3年前のケースがあったため、柴田阿弥に対しては本人と収録を見ていた事務所の方からはっきりと了承を得た上で「運気が上がるキャメルクラッチ」をかけた。また、この放送の中で、加藤から正式にテレビにて、山本の吉本復帰が発表された。
- 2018年2月17日放送では、めちゃイケシュウ活プロジェクト第6弾「終活」として最終話を放送。爆裂お父さんやめちゃイケに縁が深い川田裕美・渡辺麻友・菊地亜美、終了告知の際に「一度メンバーでミュージカルがやりたい」と語った武田とともに「ミュージカル家族」に挑戦。さらに、加藤に内緒で妻のカオリちゃんと子ども3人の「リアル加藤家」が登場し本気で困惑。ラムすきやきの提供として同級生で幼馴染の東藤さんも登場し、これまでのめちゃイケの映像で「リアル加藤家の歴史」を振り返り、本物の家族5人による「リアル加藤家家訓」も披露した。また、丸くなってしまった加藤に対し「代わりのお父さん」として山本が登場。最後はSHORT COOL以来に紗理奈・優・隆史・靖子をジャイアントスイング、さらに加藤が本物の加藤家の長男にジャイアントスイング「される」世代交代も行った。総エピソード数33回(SHORT COOLを含む)。ゲスト数143人。ジャイアントスイングは898回転となった。また、コーナー最後の言葉でめちゃイケの最終回が3月31日であることが判明した。
サブタイトル・コーナー最後の言葉
- 1996年11月23日 SHORT COOL「イケてるお父さん」
- 1996年11月30日 第01話「DESTINATION(行き先)」(ゲスト:雛形あきこ)『総演奏時間45秒。』
- 1996年12月28日 第02話「YELLOW YELLOW HAPPY(黄色い黄色い幸せ)」(ゲスト:千秋)
- 1997年2月22日 第03話「OPTIMIST(楽観主義者)」(ゲスト:山口リエ)
- 1997年3月29日 第04話「ULTRA RELAX(超くつろぎ)」(ゲスト:篠原ともえ)
- 1997年4月26日 第05話「娘がCDを出した日」(ゲスト:鈴木紗理奈)『北の国から12秒。』
- 1997年6月7日 第06話「才色兼備」(ゲスト:菊間千乃、富永美樹、木佐彩子、藤村さおり)『キャメルクラッチ9,5秒。』
- 1997年8月16日 第07話「赤裸々」(ゲスト:つぶやきシロー)
- 1997年10月11日 第08話「父が訴えられる日!!」(ゲスト:村﨑太郎・次郎、円広志、藤原喜明、加藤茶)『カゼひくなよ!1回。』
- 1997年11月29日 第09話「姉さんが教えてくれた日」(ゲスト:山田花子)『「抱いて♥」1回。』
- 1998年1月10日 第10話「謹賀視聴率」(ゲスト:さとう珠緒)
- 1998年3月7日 第11話「娘か息子か?」(ゲスト:モーニング娘。)『長州力2回。』
- 1998年5月16日 第12話「こんにちは赤ちゃん」(ゲスト:パイレーツ)
- 1998年9月19日 第13話「娘に捧げる夜」(ゲスト:ビジュアルクイーン)『感想は特になし。』
- 1999年1月16日 第14話「父のとんでもない苦労時代」(ゲスト:YURIMARI)『ホモのホスト1日。』
- 1999年5月8日 第15話「母と子の良き日」(ゲスト:チェキッ娘)『優しくして♥1回。』
- 1999年11月13日 第16話「家族が核心に触れた日」(ゲスト:GABU GARL)
- 2000年2月19日 第17話「父が全壊した日」(ゲスト:おはスタのみなさん(山寺宏一、ベッキー、おはガール、怪人ゾナー))
- 2000年4月8日 第18話「優の驚くべきお祝い」(ゲスト:藤井隆)
- 2000年5月20日 第19話「狂犬が吠えまくった日」(ゲスト:Z-1、佐藤義和)
- 2000年11月11日 第20話「父が超人気ドラマに出た日」(ゲスト:Whiteberry)
- 2001年6月23日 第21話「父が夢を追った日」(ゲスト:Folder5)
- 2002年2月16日 第22話「父が本当の父になる時」(ゲスト:ASH(高島彩、森本さやか、福元英恵))
- 2002年10月12日 第23話「きよしと親子鷹」(ゲスト:氷川きよし)
- 2006年7月1日 第24話「飛んで火に入る夏の梨花」(ゲスト:梨花)『スッキリ!!は8時。』[2]
- 2007年3月3日 第25話「父が白黒つけられた夜」(ゲスト:松嶋尚美)『コズモ難波スペシャル1回。』
- 2009年6月20日 第26話「エイ屁ックスからの贈り物」(ゲスト:misono)『オナラダンス28秒。』
- 2010年5月1日 第27話「石橋を叩いて回さネバダ」(ゲスト:矢島美容室)『切り傷1ヶ所。』
- 2012年10月6日 第28話「AKBがマジUZAかった夜」(ゲスト:AKB48[3]『巻き付き事故1件。』
- 2013年8月3日 第29話「90分 親父力全開一本勝負」(ゲスト:女芸人イレブン[4]、AKB48グループ[5]、矢部浩之、明石家さんま)※『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』で放送。
- 2014年8月30日 第30話「父帰る」(ゲスト:モーニング娘。'14[6]、たむらけんじ)※『めちゃ×2ユルんでるッ!』内で生放送。
- 2016年11月26日 第31話「セントと父の神田隠し」(ゲスト:(株)セント・フォース女子アナのみなさん[7])『売れる確率95%。』
- 2018年2月17日 最終話「シュウ活で父帰る」(ゲスト:川田裕美・渡辺麻友・菊地亜美・武田真治・本物の加藤の家族と幼馴染の東藤さん・山本圭壱)『最終回3月31日』
脚注
- ^ ただし、三つ子を演じる子役3名は出演時間制限のため、20:00前までの出演になった。
- ^ 約4年ぶりの通常回放送。
- ^ 高橋みなみ、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、倉持明日香、小森美果、峯岸みなみの7人。ジャイアントスイング中はAKB48研究生13名が登場しダンスを披露。
- ^ 森三中、椿鬼奴、渡辺直美、友近、柳原可奈子、大久保佳代子の8人。これにコーナーレギュラーの光浦と裏番組とのバッティングで出演できないハリセンボンを入れて11人になる。
- ^ 指原莉乃(HKT48)、大島優子、渡辺麻友、柏木由紀、松井玲奈(SKE48)、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、島崎遥香、横山由依、山本彩(NMB48)、川栄李奈、入山杏奈の13人。
- ^ 工藤遥・佐藤優樹は出演時間制限に掛るため残りの8名のみ出演。22:00以降は、道重さゆみ・飯窪春菜のみ出演。
- ^ 川田裕美・柴田阿弥・岡副麻希・神田愛花の4人。