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全く新しい革新的なカカオスイーツが誕生!チョコレートベンチャー「CACAOLOGY」のブラン…
内容をざっくり書くと
主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、ヤマサ醤油「鮮度生活」「まる生ぽん酢」、スキンケア「ユースキン」、博多「警固神社」など。
「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコンセプトに活動する株式会社エイトブランディングデザイ… →このまま続きを読む
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ヤマサ醤油
ヤマサ醤油株式会社(ヤマサしょうゆ)は、千葉県銚子市にある醤油を中心とした調味料メーカー。七代目当主濱口梧陵の代で医学をはじめ様々な社会事業に尽力し、現在でも診断用医薬品や抗体試薬などの医薬品も販売している[1]。醤油業界では同社と同じ千葉県に本社を置くキッコーマンに次いで全国シェア第2位。
沿革
- 1645年(正保2年) - 初代・濱口儀兵衛が紀州から銚子に移り、廣屋儀兵衛商店として創業する[2]。「山笠にキ」の暖簾を考えるが、紀州徳川家の船印と同じだったため、キを横向きにした所、サと読めることからヤマサとした。以後も代々の当主は銚子と紀州を行き来している。
- 1854年(安政元年) - 第七代当主濱口梧陵が安政南海地震において津波の来襲から村人を救い、その後「稲むらの火」として紹介される[3]。
- 1864年(元治元年) - 江戸幕府より品質に優れた醤油として、最上醤油の称号を拝領、商標の右上にある「上」の由来となる。
- 1885年(明治18年) - 国産ソース第一号のミカドソースを開発、新味醤油として商標登録
- 1899年(明治32年) - 醤油研究所を開設
- 1928年(昭和3年)11月 - 濱口儀兵衛商店を、株式会社組織への改組を期に、現在のヤマサ醤油株式会社に社名変更
- 1950年(昭和25年) - 醤油の公定価格の撤廃に伴い、最上品製造会社の一つとしてキッコーマン、ヒゲタ醤油、丸金醤油とともに自粛価格を設定した[4]。
- 1957年(昭和32年) - リボ核酸分解法による調味料製造法を発明
- 1970年(昭和45年) - 医薬品製造免許を取得
- 1986年(昭和61年) - 診断薬の製造販売を開始
- 1992年(平成4年) - YAMASA CORPORATION U.S.A. 設立。
- 1993年(平成5年) - ソリブジン薬害事件発生
- 1994年(平成6年)7月 - アメリカ工場(オレゴン州)完成
- 1999年(平成11年) - 特別注文品新工場竣工(現・株式会社ヤマサORM)。
- 2000年(平成12年) - ISO 9001認証取得
- 2002年(平成14年) - 醤油工場設備更新(スーパーステンレスタンク増設)。
- 2004年(平成16年) - SAN-J INTERNATIONAL, Inc. を買収
- 2005年(平成17年) - サンジルシ醸造(三重県桑名市)の営業譲受
- 2008年(平成20年) - タイ王国に現地法人設立
- 2011年(平成23年)9月12日 - 成田工場稼働
- 2015年(平成27年) - Yamasa Europe B.V.を設立
- 2016年(平成28年) - YAMASA ASIA OCEANIA CO., LTD.を設立。しょうゆ味わい体験館オープン。
濱口家
なお、二代目以降も代々儀兵衛を名乗ることが多々ある。
ヒゲタ醤油に合流した濱口家は、ヤマサ醤油当主の濱口家と同族である。
事業所
- 本社
- 支社
- 支店
- 営業所
- 工場
- 銚子工場:千葉県銚子市新生町2-10-1
- 成田工場:千葉県成田市浅間452-5 成田新産業パーク
- YAMASA CORPORATION U.S.A.
- 本社・工場:3500 Fairview Industrial Drive Southeast, Salem, Oregon 97302-1154, U.S.A.
- Los Angeles Office:3655 Torrance Boulevard, Suite 240, Torrance, California 90503-5808, U.S.A.
- New York Office:2337 Lemoine Avenue, Suite 217, Fort Lee, New Jersey 07024, U.S.A.
工場見学
銚子工場(第一工場)では無料での工場見学を受け付けており、銚子市を訪れる観光客の人気を集めている。見学時間は50分で、「醤油の作り方」の映画を鑑賞した後、工場内で仕込蔵等を見学し、保存展示品を見るコースとなっている。見学者にはお土産として卓上醤油を配布している(事前予約要。ただし、土日祝日などの工場休業日は映画上映のみで、年末年始は映画上映も休み)。また、同工場敷地内で国内現存では最古のディーゼル機関車(通称「オットー機関車」)が保存されている。1920年(大正9年)頃にドイツのオットードイッツ社で製造。ヤマサ醤油には1957年(昭和32年)に入線し、銚子駅と工場の間に敷かれていた専用線で貨車の牽引に使用された。1964年(昭和39年)に廃車となり、その後放置されていたが、価値が認められて1977年(昭和52年)に整備の上で保存され、上記の工場見学コースに展示されている。なお、専用線は現在すでに撤去されている。(工場見学センターへは銚子駅より線路沿いを東へ徒歩7分。銚子電気鉄道線仲ノ町駅より踏切を渡り南へ徒歩5分)
商品
近年は昆布だし入りのポン酢を生み出したことで知られる。
- 醤油
- ヤマサしょうゆ(本醸造)
- ヤマサ有機丸大豆の吟選しょうゆ(本醸造)
- ヤマサ丸大豆しょうゆ(本醸造)
- ヤマサ減塩しょうゆ(本醸造)
- ヤマサさしみしょうゆ
- ヤマサ - 毛細管現象を利用することでパッケージのエコ化に成功した。
- ほか
- つゆ・だし
- ほか
- うま味調味料
- フレーブ
- 日東味の精
- その他
CM
出演者
現在
過去
- 秋山庄太郎(さしみしょうゆ)
- 中尾彬(昆布つゆ)
- 江守徹(昆布つゆ)
- 芦屋雁之助(昆布つゆ)
- 薬丸裕英(昆布つゆ)
- 内山信二(昆布つゆ)
- イッセー尾形(そうめん専科)
- 昭和のいる・こいる(昆布ぽん酢)
- 進藤英太郎(フレーブ)
- 堺正章(フレーブ)
- 田辺晋太郎 (肉鍋つゆシリーズ、ウェブCM)[5]
CMソング
- 「こんこん昆布つゆ」(作詞:水天宮、作曲・編曲:長沢ヒロ)
- 昆布つゆのコマーシャルソング。芦屋雁之助が歌ったものがCD(シングル「お入り」のカップリング)発売されている。また、幾つかのCMソングのコンピレーションアルバムにも収録されている。
- 『昆布つゆ音頭』 唄:金沢明子(2005年6月 - )
過去のスポンサー番組
他
麹菌窃盗被害
韓国で最も古い調味料メーカーで、韓国のカンジャン市場で50%以上のシェアを占め、不動の1位を守り続けていて、韓国の食卓に「スーパーで買うカンジャン(大豆を発酵させた調味料。韓国での醤油の言い方)」を定着させた企業であり、「韓国カンジャンの代名詞」と呼ばれるセムピョ食品[6]に味噌や醤油製造において大豆発酵の味を決める麹菌を盗まれている。1986年に韓国の発酵品会社セムピョ食品が最も知りたかったのは、ヤマサが一体どんな麹菌を使用しているのかだった。セムピョのオ・ギョンファンは、6~7回のヤマサに断られた末に、見学のみ許可された。ヤマサの製麹室に入ると空気中に浮遊する麹菌の種である胞子を自分の鼻の中に入れ、製麹室の外へ出るとすぐにポケットからティッシュを取り出して鼻をかんだ。そして、そのティッシュを韓国に持ってきて分析し、ヤマサがどんな麹菌を使っているのか判明した。そのティッシュに付いていたヤマサの麹菌の胞子を分離成功して、利用した商品が大ヒット商品となっている。生産本部常務となったオはヤマサから盗んだ麹菌で作った製品が、セムピョ食品のベストセラーであり、最も愛着のある製品だとインタビューで答えている。そのため、itmediaは日本企業へ韓国に対し、危機感が訴えている[7][8]。セムピョは1999年の海外輸出開始し、世界72カ国でセムピョ食品のジャンとソースが販売している[6]。
名産品利用
関連会社
『ヤマサ』の名を冠する企業は全国各地に有り、食品関係だけでも(魚肉練り製品(蒲鉾・竹輪)メーカーのヤマサ蒲鉾(兵庫県姫路市)やヤマサちくわ(愛知県豊橋市)、味噌調味料メーカーの(正式名称益子味噌。本社・栃木県栃木市))などが相応の知名度を持つが、これら各企業とは特に関係はない。
脚注
- ^ a b 日本テレビ (2021年10月10日). “コロナワクチン“醤油”老舗企業が原料製造”. 日テレNEWS24. 2021年10月12日閲覧。
- ^ 紀州から銚子へ
- ^ “19世紀後半、黒船、地震、台風、疫病などの災禍をくぐり抜け、明治維新に向かう(福和伸夫)”. Yahoo!ニュース. (2020年8月24日) 2020年12月3日閲覧。
- ^ 「しょうゆ四印一本値」『日本経済新聞』昭和25年7月12日3面
- ^ 話題の匠鍋&定番の極鍋(ウェイバックマシン、2021年7月19日) - https://www.yamasa.com/takumi-nabe/ [リンク切れ]
- ^ a b https://japanese.korea.net/NewsFocus/Business/view?articleId=121940
- ^ https://www.nocutnews.co.kr/news/796195
- ^ “えっ、日本産でない? 「韓国の納豆」が世界市場を席巻する日” (日本語). ITmedia ビジネスオンライン (2019年11月12日). 2021年10月23日閲覧。