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📢| Bentley Systems、インフラ導入とセンサー管理の先進企業sensemetricsとVista Data Visionの買収を発表

※この記事は日本語専用記事となります。

「インフラIoT」の活用と、よりライブに近いデジタルツインの実現に向けて

米国ペンシルベニア州エクストン–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業のBentley Systems, Incorporated (Nasdaq: BSY)は本日、インフラで使用されるIoTアプリケーションの先進的プロバイダであるsensemetrics(契約締結済み)とVista Data Vision(クロージング済み)の買収を発表しました。この2社の買収で、独自のIoT機能—センサーデータをリアルタイムで反映するインフラ用デジタルツインの作成—がBentley iTwinに導入され、同プラットフォームのサービス内容がより充実します。「インフラIoT」が標準化してより包括的になったIoTエコシステムにおいて、インフラへのデジタルツインの活用は、IT、OT、ETのシームレスな統合、ひいては資産パフォーマンスの向上と各種リスクの低減へとつながります。


sensemetricsとVista Data Visionのソリューションは、地質工学、土地測量、土木構造エンジニアリング、鉱業、運輸、公益事業の分野で活用されており、こうした分野の建設、鉱山、トンネル、ダム、水資源などのモニタリングを地質学、地質工学、構造、環境の各観点で支えています。ソリューションのインターフェースが対応する計測デバイス、データタイプは何百にもおよび、ロボティックトータルステーション、インクリノメータ、ピエゾメータ、ひずみゲージ、亀裂計、傾斜計、伸縮計、風速計、振動データ、地下の圧力構造、温度、日射量、降水量、水質、大気質など、さまざまな物や数値とリンクできます。

Bentleyは先日、地球科学分野向け3Dモデリングソフトウェアの世界的リーダー企業Seequentの買収を発表(ニュージーランドと米国で審査待ち)しましたが、sensemetricsとVista Data Visionのソリューションは、このSeequentのソリューションと組み合わせた際に特に大きなメリットをもたらします。たとえば、sensemetricsとVista Data VisionのソリューションをSeequentのLeapfrogモデルにリアルタイムセンサーのデータを組み込むと、断続的なボーリングや穿孔で得ていた地層のデジタルツインのモデルが3Dからより「生体的な」4Dへと進化し、環境の安全と耐障害性が向上します。

sensemetrics

2014年にカリフォルニア州サンディエゴで設立されたsensemetricsは、IoTを民主化し、インフラ資産全体にそのメリットを拡大することを目標とする企業です。自社の目標を実現するために、クラウドネイティブのコネクティビティとネットワーク境界に関連する管理プラットフォームのほか、センサーに依存しない先進的な標準をデバイスベンダーに広めています。sensemetricsのプラットフォームは土木構造物の運動の測定と可視化のほか、状態評価や損傷の検出と防止に対応しており、安全とリスクをリアルタイムで監視できるプラットフォームとして、インフラ、鉱業、建設業で幅広く活用されています。

また、sensemetricsのプラットフォームは独自のモジュラー設計による柔軟な運用が可能で、インフラストラクチャIoTの特定のニーズに特化したアプリケーションの構築にも対応しています。たとえば、sensemetricsのSensor Integration Builderは、資産所有者、エンジニア、リスクマネージャの固有のセンサーとデジタルツインソリューションを数分でシームレスに統合し、通信デバイスThread and Strandは、「プラグアンドプレイ」オプションの対応範囲を、ネットワークに依存しないインフラストラクチャのワイヤレスセンサーデバイスにも広げています。

Vista Data Vision

アイスランドのレイキャヴィークに拠点を置くVista Data Visionは、電力、交通、衛生システムにリアルタイムのリモート監視を導入したことで有名なVista Engineeringの2代目企業です。1991 年に開発が始まったプロジェクトデータの分析、管理用ソフトウェアで、専門知識や特定のベンダーに依存しないリアルタイムの測定を実現し、エンジニアリングの現場における問題の解決に貢献しました。

計測プロジェクトの重鎮としても知られており、過去30年間、エンジニアリングの最も重要な局面で使用されるアプリケーションの一部を専用設計してきました。Vista Data Visionのソリューションは70カ国以上、2,000以上のプロジェクトで使用されており、毎日数十万のセンサーから何百万ものデータポイントを収集しています。

インフラIoT

Vista Data Visionとsensemetricsは、リアルタイムセンサーデータをスケーラブルかつ安全に組み込むことで、インフラエンジニアリングと地質工学のデータの価値を高め、万全のリスク管理、安全性、予知保全の導入を実現しています。従来の一般的なセンサーデータキャプチャシステムは、スペシャリストによる導入と管理が求められたほか、複雑で柔軟性に欠け、コストが高いことで知られていましたが、Vista Data Visionとsensemetricsはそれぞれ、シンプルかつ高い信頼性を確保しつつ、継続的な自動監視に必要なさまざまなセンサーデバイスのデータの接続、保存、ストリーミングを実現して、インフラIoTを広範囲に導入することに成功しました。そして今回の買収で、数多くのアセットと環境の改善例で裏付けされたVista Data Visionの成熟度と経験値、ソフトウェアの設定と使用の両面における利便性が、sensemetricsが導入するクラウドネイティブデバイスの接続標準とプラットフォームのスケーラビリティによって補完されます。

Bentley iTwinにこれら2つのプラットフォームの長所が融合すると、iTwinで独自のアプリケーションを簡単に開発、展開し、数百種類のセンサーからデータをシームレスに取り込むことができるようになります。iTwinプラットフォーム固有の技術統合範囲が広がることで、MicrosoftのAzure IoT、Siemensの MindSphere、NVIDIAのOmniverseを併用したデータの分析と視覚化が実現したり、ライフサイクル全体のROIが大幅に向上したり、4Dインフラデジタルツインの実現に必要な環境の耐障害性が保証されたりなど、さまざまな恩恵が生まれます。

また今回の統合で、継続的な監視サービスで企業価値の向上を図る、資本プロジェクトのデリバリ用に作成するインフラ資産のデジタルツインを運用およびメンテナンスのライフサイクルの間にキュレーションするといった機会が、エンジニアリング企業に長期的にもたらされます。インフラストラクチャIoTにおけるデジタルツインの活用例には次のようなものが含まれます。

  • 集水地域、河川、湿地の水質を改善するための環境地下水モニタリング(洪水対策のためのモニタリングを含む)
  • 建設中および建設後のダムにおける地下水および斜面の安全性確認; 降雨などの天候の準リアルタイム予測を活用した、建設時の環境破壊対策
  • 大気汚染および気象のモニタリング
  • トラス橋の修理中における計測および監視サービス
  • 現場の安全確保を目的とした崖の亀裂監視

Bentley SystemsのCTO、Keith Bentleyは次のように述べています。「今回の買収によってライブに近いデジタルツインがiTwinで実現し、より多くの重要なインフラストラクチャにIoTテクノロジーの導入が進むのは、喜ばしい限りです。インフラIoTの黎明期を支え、その可能性を証明したVista Data Vision、クラウドプラットフォームの標準化と制度化に貢献したsensemetricsを、同僚として歓迎します。彼らは数々の試みを通じて、このET、OT、ITの究極とも言える統合への道を照らし、インフラストラクチャエンジニアリングと環境対策を次の次元へ押し上げました」

Vista Data VisionのCEOであるThorarinn Andresson氏は、次のように述べています。「Bentleyファミリーに参加できることを光栄に思います、インフラ計測プロジェクトの範囲を世界中に広げることを楽しみにしています」「Vista Data Visionとsensemetricsの機能をBentley iTwinプラットフォームで組み合わせることで、インフラデジタルツインがもたらすユーザーへの恩恵を大幅に大きくすることができるでしょう」

sensemetricsのCEOであるCory Baldwin氏は、次のように述べています。「当社とVista Data Visionの技術力をインフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業のBentley Systems内で統合すれば、状態監視で得たデータや安全で効率の高い資産運用に必要なインサイトと意思決定者を簡単につなげるという当社が掲げていた目標の実現が近づきます。このインフラのIoTを通じたインフラデジタルツインの拡大で、大きな恩恵が生まれることでしょう。我々がこの技術的革新で重要な役割を果たすことに喜びを感じています」

今回の買収により、sensemetricsとVista Data Visionから約40名がBentley Systemsに移籍します。2社の年間収入と収益性による影響は軽微で、Bentley Systems(Nasdaq: BSY)の2021年の業績見通しに大きな変動はない見込みです

画像1: sensemetrics

キャプション: sensemetrics connectivity and cloud management solutions for distributed sensor networks.

画像2: Vista Data Vision

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Bentley Systemsについて

Bentley Systems(Nasdaq:BSY)は、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業です。世界経済と環境の両方を維持しつつ、世界のインフラを前進させる革新的なソフトウェアを提供しています。業界をリードする当社のソフトウェアソリューションは、専門家やあらゆる規模の組織によって、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、建物やキャンパス、産業施設の設計、建設、運用に活用されています。当社の製品には、モデリングおよびシミュレーション用のMicroStationベースのアプリケーション、プロジェクトデリバリ用のProjectWise、資産およびネットワークパフォーマンス用のAssetWise、インフラストラクチャデジタルツイン用のiTwinプラットフォームなどがあります。Bentley Systemsは、172カ国に4,000人以上の従業員を擁し、年間売上高は8億ドルを上回ります。

www.bentley.com

将来予想に関する記述

本プレスリリースには、sensemetricsとSeequentの買収計画のほか、sensemetrics、Vista Data Vision、Seequentが所有、提供するテクノロジーの導入と今後の開発、各社の製品、サービス、ビジネス関係に関する記述がありますが、これらには予測で書かれた内容が含まれており、リスクや不確実性が伴います。

本プレスリリースに含まれる記述で、歴史的事実の記述でないもの(Bentleyの信念や期待に関する記述を含む)は、いずれも将来予想に関する記述であり、そのようにみなされる必要があります。将来予想に関する記述は、Bentley Systems経営陣の信念に加え、同経営陣による想定、および同経営陣が現時点で入手可能な情報に基づいています。そうした記述は将来の出来事に関する予想に基づいており、事実の記述ではないため、実際の結果は予測されたものと著しく異なる可能性があります。実際の結果が著しく異なるものになりうる要因としては、Bentleyが買収した企業を有効に統合または運営する能力、Bentleyとその買収企業の顧客層や顧客が業務を行っている業界の変化(顧客が新たに登場または変化したテクノロジーを導入した場合も含む)、Bentleyと買収企業が業務を行う市場の競争環境、企業買収に対する競争的反応、企業買収に関連して発生した予測不能な変化、買収を完了させるための条件を想定された期間内に満たす能力などが挙げられます。

実際の結果が現在の予想と著しく異なるものになりうる要因についての詳細情報は、2020年12月31日期のForm 10-Kに関するBentleyアニュアルレポートの「リスク要因」の項、およびその後のSECへの提出書類で説明されていますが、それらに限定されるものではありません。

© 2021 Bentley Systems, Incorporated.Bentley、Bentleyのロゴ、AssetWise、iTwin、MicroStation、ProjectWise、Vista Data Visionは、Bentley Systems, Incorporated、またはその直接または間接の完全所有子会社のいずれかの登録商標、未登録商標、または商標です。sensemetricsはsensemetrics, Inc.の登録商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、それぞれの所有者の商標です。

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