in

📢| ライプニッツ・スーパーコンピューティング・センター、Cerebras SystemsとHewlett Packard Enterpriseの次世代AIシステムでバイエルン州のAIイノベーションを促進

※この記事は日本語専用記事となります。

ライプニッツ・スーパーコンピューティング・センターの新しい高度なAIシステムにより、研究者は機械学習、深層学習、ニューラルネットワークに関する取り組みを加速させ、Cerebras CS-2システムとHPE Superdome Flexサーバーの組み合わせで、高度科学研究のために大量のデータをより迅速に処理することが可能に

ドイツ、ガーヒング–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ)– ライプニッツ・スーパーコンピューティング・センター(LRZ)Cerebras SystemsHewlett Packard Enterprise(HPE)は、バイエルン州のAIにおける科学研究とイノベーションを大幅に加速させるため、次世代AI技術を搭載した新システムの共同開発および提供を発表しました。

この新システムは、バイエルン自由州のハイテク戦略アジェンダ (バイエルン州のハイテクエコシステムを強化し、国際的なAIホットスポットとなることを目指すプログラム) から資金提供を受けています。また、この新システムは、ドイツの国立スーパーコンピューティング・コンピューティングセンターの追加リソースであり、CPU、GPU、FPGA、ASICにわたる異種計算アーキテクチャのポートフォリオを示す、LRZのフューチャーコンピューティングプログラムの一部でもあります。

バイエルン州の科学者コミュニティに力を与え、発見のスピードアップとブレークスルーを目指す

新システムは、バイエルン州科学人文アカデミー(BAdW)の研究所であるLRZに設置され、今夏に納入される予定です。

このシステムは、地域の科学技術コミュニティによって利用され、さまざまな研究ユースケースをサポートする予定です。具体的には、自然言語処理(NLP)、医療画像を解析する革新的なアルゴリズムや診断・予後を早めるコンピュータ支援機能を含む医療画像処理、航空宇宙工学や製造などの分野で理解を深めるための数値流体力学(CFD)などが挙げられます。

スケーラブルで高速なコンピュート機能により、次世代AIを実現

新システムは、複雑な科学研究に取り組むための大規模なデータセットを処理することを目的として構築されています。本システムは、HPE Superdome FlexサーバーとCerebras CS-2システムで構成されており、ヨーロッパで初めてCerebras CS-2システムを活用したソリューションとなります。 HPE Superdome Flexサーバーは、コンピューティング需要に対応するモジュール式のスケールアウトソリューションを提供し、膨大なデータの処理に必要な大規模なインメモリ処理をターゲットとした特化型機能を備えています。さらに、HPE Superdome FlexサーバーのAIモデルのトレーニングおよび推論に特化したプリ/ポストデータ処理機能は、シングルノードの簡単なプログラミングで100台ものGPUのディープラーニング性能を実現するCerebras CS-2システムのサポートに理想的です。Cerebrasのウェハースケール・エンジン2(WSE-2)は、最も近い競合製品の56倍の規模を持つ、これまでで最大のプロセッサを搭載しており、CS-2は、現存するどのディープラーニング・プロセッサよりも優れたAI最適化計算コア、高速メモリとファブリック帯域幅を提供します。

「現在、当社のユーザーではAIコンピューティングの需要が3~4カ月ごとに倍増していることが観測されています。Cerebrasは、プロセッサー、メモリー、ネットワークを1つのチップに高密度に集積することで、高い性能と速度を実現しています。LRZのディレクターであるDieter Kranzlmüller教授は、これはデータ処理の効率を大幅に向上させ、科学的知見の迅速なブレークスルーを約束します」と、述べています。また、「アカデミックコンピューティングと国立スーパーコンピューティングセンターとして、私たちは研究者に先進的で信頼性の高いITサービスを提供しています。システムを最適に利用するために、ユーザーやパートナーのCerebras、HPEと密接に連携し、コミュニティにおける理想的なユースケースを特定し、画期的な成果の実現を支援します。」と、述べています。

Cerebras CS-2、85万個の演算コアを持つ最大級のAIチップを実現

AI手法や機械学習には、コンピューティングパワーが必要です。現在、大量のデータを解析するために使用されるニューラルネットワークの複雑さは、数カ月で2倍になっています。しかし、このようなアプリケーションはこれまで主に汎用プロセッサやグラフィックプロセッサ(CPUやGPU)で実行されてきました。

Cerebras SystemsのCEO兼共同創設者であるアンドリュー・フェルドマンは、次のように述べています。「私たちは、コンピューティングに革命を起こすためにCerebrasを設立しました。LRZおよびHPEと提携し、バイエルンの研究者に超高速AIへのアクセスを提供することで、新しい仮説を試し、大規模言語モデルを訓練し、最終的に科学的発見を促進することができることを誇りに思います。」

Cerebras WSE-2は、46,225平方ミリのシリコンで、2.6兆個のトランジスタと85万個のAI最適化計算コアのほか、最大40ギガバイトのデータを格納する均等分散メモリ、ウェハー上を220ペタバイト/秒で転送する高速インターコネクトを搭載しています。これにより、WSE-2は実行中、多層ニューラルネットワークのすべてのパラメータを1つのチップに保持することができ、計算時間の短縮とデータ処理の低減を実現しています。現在、CS-2システムは米国の多くの研究施設や企業で利用されており、特に画像・パターン認識やNLPで効果を発揮しています。また、水冷による消費電力の低減により、さらなる効率化を実現しています。

AI開発のための強力なシステムとソフトウェアを提供

Cerebras CS-2システムをサポートするため、HPE Superdome Flexサーバーは、Cerebras CS-2システムが対象とする膨大なデータ量の機械学習プロジェクトを処理するための大容量メモリ機能とこれまでにないコンピュート拡張性を提供します。また、HPE Superdome Flexサーバーは、AIアプリケーションのニーズに応じてジョブを管理およびスケジュールし、クラウドアクセスを可能にすることで、より大規模な研究データセットをステージングします。さらに、HPE Superdome Flexサーバーには、AIの手順やモデルを構築するためのプログラムを搭載したソフトウェアスタックが含まれています。

AIワークロードに加え、HPEとCerebrasの複合テクノロジーは、大規模でメモリ集約的なモデリングやシミュレーションのニーズをサポートする、より伝統的なHPCワークロードにも検討される予定です。

「コンピューティングの未来は、システムがよりヘテロジニアスになり、特定のアプリケーションにチューニングされ、より複雑になっています。HPCシステムかAIシステムかで考えるのはやめるべきです」また、「AIの手法はSuperMUC-NGのようなCPUベースのシステムで動作し、逆にハイパフォーマンスコンピューティングのアルゴリズムはCerebrasのようなシステムで性能向上を達成することができます。私たちは、基礎となる計算が複雑でもユーザーに影響を与えない、HPC、AI、量子のいずれの技術であっても、科学的発見を追求する研究者が利用でき、親しみやすい未来をめざしています。」と、LRZの戦略責任者であるLaura Schulzは述べています。

今後のアップデートについては、https://www.lrz.de/english/ をご覧ください。

ライプニッツ・スーパーコンピューティング・センターについて

ライプニッツ・スーパーコンピューティング・センター(LRZ)は、ミュンヘンのトップレベルの大学やバイエルン州、ドイツ、ヨーロッパの研究機関にサービスを提供する世界トップレベルのITサービスとコンピューティングユーザー施設として、誇りを持ってその分野の最前線に立っています。LRZはバイエルン科学・人文アカデミーの機関として、60年近くにわたり科学界全体のユーザーに堅牢で総合的なITインフラを提供してきました。電子メール、ウェブサーバー、インターネットアクセスから、仮想マシン、クラウドソリューション、データストレージ、ミュンヘン科学ネットワーク(MWN)まで、あらゆる種類のリソース、サービス、コンサルティング、サポートが提供されています。SuperMUC-NGを擁するLRZは、ドイツのガウスセンター・フォー・スーパーコンピューティング(GCS)の一部であり、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)により可能となる高度な研究や発見のための国家のバックボーンとして機能しています。LRZのフューチャーコンピューティンググループでは、現行のシステムに加え、新たに登場するエクサスケールクラスのアーキテクチャや技術の評価、拡張性の高い機械学習や人工知能アプリケーションの開発、スーパーコンピューティングシステムと量子加速器のシステム統合などに重点的に取り組んでいます。

Cerebras Systemsについて

Cerebras Systemsは、先駆的なコンピューターアーキテクト、コンピューター科学者、ディープラーニングの研究者、そしてあらゆるタイプのエンジニアからなるチームです。私たちは、AIを加速させ、AIワークの未来を永遠に変えるという唯一の目的のために設計された、新しいクラスのコンピューターシステムを構築するために集まりました。当社の主力製品であるCS-2システムは、世界最大のプロセッサーである85万コアのCerebras WSE-2を搭載しており、お客様のディープラーニング作業をグラフィックスプロセッシングユニットよりも何桁も高速化することが可能です。

Hewlett Packard Enterpriseについて

Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをアズ・ア・サービスで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Leibniz Supercomputing Centre
Sabrina Schulte

presse@lrz.de

Cerebras Systems
Kim Ziesemer

pr@zmcommunications.com

Hewlett Packard Enterprise
Nahren Khizeran

Nahren.Khizeran@hpe.com


 ビジネスワイヤ

プレスリリース配信と欧米の証券取引所へのファイリング業務のグローバル・リーダーであるビジネスワイヤは、200カ国50言語に渡り、B2BからB2Cまで世界の企業ニュースを発信しています。通信社、記者、専門誌、機関・個人投資家、企業情報プロバイダー、規制当局、ポータルサイトなどの情報源であるビジネスワイヤはウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの子会社です。

この記事は、ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社とPORTALFIELDとの提携により、コンテンツ全文をお届けしています。著作権者の許可を得ずに転載や引用をすることを禁止します。