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🌏|欧州でサル痘拡大、100人超感染か WHO20日に緊急会合


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欧州でサル痘拡大、100人超感染か WHO20日に緊急会合

 
内容をざっくり書くと
サル痘は数週間前から英国、スペイン、ポルトガル、イタリアのほか、米国やカナダ、オーストラリアでも感染が報告さている。
 

[ブリュッセル/ベルリン/パリ/ミラノ/ロンドン/アムステルダム 20日 ロイター] – 欧州でサル… →このまま続きを読む

 ロイター


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サル痘

サル痘(サルとう、: monkeypox)は、ポックスウイルス科Orthopoxvirus)に属するサル痘ウイルス(Monkeypox virus)の感染を原因とする人獣共通感染症。日本では感染症法において四類感染症に指定されている。

概要

1958年にポリオワクチン製造のため、世界各国から霊長類が集められたコペンハーゲンの研究施設にてシンガポールから輸入されたカニクイザルより分離された[1]

上記の経緯から「サル痘」と名付けられているが、遺伝子解析の結果、自然宿主(病原巣、レゼルボア)はげっ歯類と考えられており、ヒトからヒトへの感染は日常生活においては稀である事[2]から、そこから感染が広がる事は少ないという意味で、ヒトは終宿主に近い位置にあると考えられる。

人間への感染は1970年にコンゴ民主共和国で初めて確認され、最終的に11か国から患者が発生した[3]。エンベロープを有するウイルスのため、消毒薬に対する抵抗性は比較的低い。中央アフリカおよび西アフリカの熱帯雨林においてげっ歯類やサルなどの間で感染環を形成している。接触感染やヒトからヒトへの感染も成立し、ヒトでは発熱や発痘を主徴とする天然痘のような症状を示すが、比較的症状は軽度であり、感染力も天然痘より劣ると考えられている。ヒトにおける死亡率は1%から10%程度[4]。非流行地域ではサルの検疫が重要である。種痘はサル痘の予防に有効とされることがある[5]

サル痘ウイルスには大きく分けてコンゴ盆地系統群(クレード)と西アフリカ系統群の2種類の遺伝的系統群があり、コンゴ盆地系統群は西アフリカ系統群に比較して死亡率が高く、またヒトからヒトへの感染性が高いとされる[6]

感染源

自然宿主はげっ歯類とされる。

感染経路

ウイルスに感染したサルやげっ歯類による咬傷、また、それらの加熱不十分な肉の摂取による感染が報告されている[3]。また、ヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染も感染経路の一つである[3]

診断

発疹が表れる疾患(天然痘、水疱瘡、はしか、アレルギー等)との判別が必要であり、本疾患特有のリンパ節の腫れ(天然痘や水疱瘡では腫れが起こらない)やPCR検査でウイルスの存在を確認する。

症状

潜伏期間は7日から21日[3]。その症状は、発疹(顔面及び手足の末端に多く発生し、時間の経過で水疱から膿疱となり痂皮がみられるようになる)、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹などであり[3]、発症後2週間から4週間で症状は軽快する。

上記のとおり死亡率は1%から10%とされており[3]、ナイジェリアでは2017年から2022年に558人の患者が発生し、8人が死亡している[7]。2003年のアメリカ合衆国の流行では死者は出ていない[3]

治療

確立された治療法がないため、対症療法を行う[3]。ただし種痘が効果があるとされている[3]

流行

2003年にはアメリカ合衆国でガーナから輸入されたアフリカオニネズミが原因とみられる流行が起きて71人の患者が発生した(2003 Midwest monkeypox outbreak[3]。2015年6月11日にフジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』で詳細に紹介された[8]

2022年のアウトブレイク

2022年には欧米諸国で感染例が確認されている[9]。イギリスの保健当局は5月18日までにサル痘の患者9人を確認した[9]

2022年5月20日、欧州全域で100人を超える感染および感染疑い例が確認される[10]。世界保健機関(WHO)がサル痘の感染状況を巡り緊急会合を開く[10]

2022年6月9日世界での感染者数が1000人を超えた。

2022年6月26日世界での感染者数が3000人を超えた。

出典

  1. ^ [1]
  2. ^ 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 1.3 サル痘 厚生労働省
  3. ^ a b c d e f g h i j 大使館からのお知らせ【感染症広域情報】”. 在ナイジェリア日本国大使館. 2022年5月19日閲覧。
  4. ^ [2]
  5. ^ 霊長類フォーラム:人獣共通感染症(第146回)6/30/2003 - 日本獣医学会
  6. ^ [3]
  7. ^ “Monkeypox: Nigeria records 558 cases, eight deaths in five years” (English). Premium Times. (2022年5月21日). https://www.premiumtimesng.com/news/top-news/528825-monkeypox-nigeria-records-558-cases-eight-deaths-in-five-years.html 2022年5月21日閲覧。 
  8. ^ 奇跡体験!アンビリバボー:悪魔のウイルス復活!?★感染爆発を食い止めろ - フジテレビ(インターネット・アーカイブ) ※記述内に2003年とは書かれていないが、感染当時3歳だった生還者が取材時には15歳になっていることから、2003年の流行であることがわかる。
  9. ^ a b 天然痘に似た症状「サル痘」イギリス アメリカなど患者相次ぐ”. NHK. 2022年5月19日閲覧。
  10. ^ a b 欧州でサル痘拡大、100人超感染か WHO20日に緊急会合」『Reuters』、2022年5月20日。2022年5月21日閲覧。

参考文献

  • 高島郁夫、熊谷進編 『獣医公衆衛生学第3版』 文永堂出版 2004年 ISBN 4830031980

関連項目

外部リンク

    数週間前


     

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