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👩‍🎤|人気若手女優・福原遥さんや声優・内田真礼さんを起用した、セブン-イレブンのアニメーション動画第…


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人気若手女優・福原遥さんや声優・内田真礼さんを起用した、セブン-イレブンのアニメーション動画第…

 
内容をざっくり書くと
「映画しまじろう」「ぷかぷかジュジュ」「ゴルゴ13」「装甲騎兵ボトムズ」などの制作を手掛けてきた。
 

2021年1月25日株式会社セブン-イレブン・ジャパン -セブン-イレブン-高校生の男女4人が織りな… →このまま続きを読む

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装甲騎兵ボトムズ

装甲騎兵ボトムズ』(そうこうきへいボトムズ、Armored Trooper Votoms)は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメSFアニメ)。テレビシリーズが1983年4月1日から1984年3月23日テレビ東京系ほかで放送された。全52話。

後日談やサブエピソードを描いた小説・漫画・OVA作品が制作・発表され続けている。映像作品の最新作は、2011年4月に発売されたOVA『孤影再び』である。

概要

高橋良輔リアルロボット路線の『太陽の牙ダグラム』(1981年 - 1983年)に引き続き手がけるテレビアニメとして生まれた。ハードボイルドな描写とハードな世界設定とともに、登場するロボット「アーマードトルーパー(以下AT)」を単なる機械、単なる兵器として扱う描写を『ダグラム』以上に徹底して追求し、1979年の『機動戦士ガンダム』に始まるサンライズのリアルロボット路線は本作で一つの頂点に達したと言われる[1][2]

本作は監督の高橋良輔、キャラクターデザイン塩山紀生、主人公の声を演じた郷田ほづみ、そして音楽を担当した乾裕樹のそれぞれの代表作の一つとされる。

キー局のテレビ東京等はタカラの一社提供だった。

あらすじ

アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントは、もはや開戦の理由など誰も知らない戦争を100年も続けていた。その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士キリコ・キュービィーは、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。その作戦でキリコは軍の最高機密「素体」を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと逃亡の旅を続ける。その逃亡と戦いの中で、やがて陰謀の闇を突きとめ、自分の出生に関わるさらなる謎の核心へと迫っていく。

登場人物

主人公とその仲間たち

キリコ・キュービィー
- 郷田ほづみ
本編の主人公。 ギルガメス暦2326年7月7日生まれ。ギルガメス軍の「メルキア方面軍」曹長。一時は第24メルキア方面軍戦略機甲兵団・特殊任務班X-1(通称「レッドショルダー」)にも所属していた。生まれながらの孤高のパーフェクトソルジャー(PS)でありワイズマンの後継者である異能者。
キリコが極秘作戦の最中、偶然フィアナと出会い、心の暗闇に光をあてられたところから物語が始まる。
フィアナ / ファンタム・レディ
声 - 弥永和子 / 梨羽雪子(第3話)
本編のヒロイン。キリコの恋人であり、彼が愛した唯一の女性。ギルガメス軍が創ったPSの1人。年齢不明。「ファンタム・レディ」はウドのバトリング選手や住民たちによる呼称であり、組織や軍からは「プロト・ワン」「素体(そたい)」などと呼ばれ、キリコは数度目の遭遇時から「フィアナ」と呼ぶようになる。名の意味は「火」「炎」(Fire)の女性形で、主題歌「炎のさだめ」とOVA『赫奕たる異端』最終回予告の文言はこれに由来する[注 1]
ギルガメス、バララントを通じて初のPSとして誕生したが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会ったため、キリコの存在が刷り込まれ、彼を慕うようになる。秘密結社に強奪された後、PSとしてのレクチャーを受け、ブルーティッシュドッグでの戦いはウドの住民からは「死神」と恐れられたが、ウドの街でキリコと再会して、秘密結社との間に軋みが生じ始める。
PSに不要な感情である「愛」を持ったため戦闘を忌避するようになりPSとして欠陥品とされてしまい、クメン編において抹殺命令が出された事や、秘密結社の監視役セルジュ・ボローの死をきっかけに、以降キリコと行動を共にし、苦難を乗り越えながら伴侶となり、共に生き抜くことを決意して乗り切っていくが、サンサ編で、PSと同等かそれ以上の力を見せるキリコもまたPSではないか?という疑いも持ち始める。
テレビ本編中にはなかったが、後に「PSの寿命は2年間」という設定が『赫奕たる異端』制作時に付加されている。テレビ本編では第1話から最終話ラストシーンまでに約2年が経過しており、この時点でほぼ寿命を迎えていたことになる。
ブールーズ・ゴウト
声 - 富田耕生
ギルガメス暦2294年1月2日生まれ[3]ウドの街でキリコが知り合ったブローカーでかつ、バトリングのマッチメーカー。金になりそうなことなら何でも商売にする守銭奴だが、本質は人が良く人情家である。最初はキリコの腕を見込んでバトリングの選手にするつもりだったが、ウド治安警察とキリコの抗争に巻き込まれてキリコに肩入れしていき、最終的には街の崩壊によってウドでの商売を畳む羽目になる。その後、クメン王国の傭兵部隊基地アッセンブルEX-10に武器類を納入する商売を手がけて成功。傭兵としてアッセンブルEX-10に入ったキリコを助ける。クメン内乱末期の大混乱もしぶとく生き延び、結局コールドスリープの時まで、キリコには最後の最後まで付き合うことになった。キリコとは損得抜きの良き仲間であり、父親的な存在でもある。キリコやバニラは「とっつぁん」(後にキリコは名前呼びする)、ココナは「おやっさん」と呼ぶ。
キリコが元レッドショルダーでは無いかという疑いをウド編初期から持っており、そしてサンサでは、そのレッドショルダーだった過去を引きずり、苛まれるキリコの様子をフィアナと共に憂いていた。クエント編ではワイズマンの後継者に選ばれた(振りをした)キリコの暴走を止めようと秘密結社から脱走する時に隠れた戦闘能力を見せている。OVA『ビッグバトル』では旧知の相手チェロキーのやり方に不満を覚えながらも、ココナ、バニラと共にバトリングに挑むキリコを援護する。
小説『孤影再び』の時代ではバニラの商売の相談役となり、悠々自適の隠居生活を送るが、続く『幻影篇』でも、キリコが自分達の手の届かない存在になっている事も漠然と感じていた。
ココナ
声 - 川浪葉子
ギルガメス暦2328年3月8日生まれ[4]。ウドの街で“たかり”をして身銭を得る戦災孤児の浮浪少女で、「キリコのマネージャー」を自称し、彼を巡ってゴウトらと行動を共にする。テレビシリーズ初登場時16歳。ウド編では、暴走族に拉致されかけて散々な目に遭う事もあったが、その時に暴走族に襲撃情報を売った事にはキリコが逆手に採ったり、キリコを見捨てようとするゴウトやバニラを何度も説得してキリコを助けるなど、重要な働きをした。クメン編ではバーの歌姫もこなすが、『機甲猟兵メロウリンク』の小説版によれば「たのまれグッバイ」以外の歌唱力はからっきしであるとのこと。
気が強いが少々涙もろい一面もある。キリコに気があったが、クメンでのバニラの愛のメッセージを聞いたきっかけでバニラの気持ちに応えるようになり、最初は嫉妬の対象だったフィアナのキリコとの関係をサンサで見て身を引き、むしろ彼らの力になろうとする。
『ザ・ラスト・レッドショルダー』のラストでは、キリコが孤独に流離っている夢を見たり、「クエント」や「ビッグバトル」ではフィアナを救う為に身体を張り、女同士という事もあり、フィアナの事をある意味3人の中で一番気遣う面を見せている。
小説『孤影再び』の時代にはバニラと結婚し、三男三女をもうけている。
バニラ・バートラー
声 - 千葉繁
ギルガメス暦2323年9月30日生まれ[3]。ココナ同様、ゴウトと行動を共にする一行のムードメーカーともいえる陽気な男で、元メルキア軍人の闇商人。ウドの街ではゴウトと共に、キリコを使って一儲けをたくらんでいたが、一緒に行動していくうちにキリコを支援するだけではなく、損得感情無しの男の友情で結ばれるようになる(親しみを込めて「キリコちゃん」と呼ぶことがある)。百年戦争時は軍の優秀なヘリパイロットで、ウド編でも治安警察のヘリを強奪して乗り回していた他、クメンで経営していたバーを焼かれた後には、一時EX-10のヘリのパイロットとして参戦し、クエント編ではそのパイロットの腕前を、小型宇宙艇を奪取した時にも発揮しており、『ビッグバトル』でもヘリを操縦してキリコをサポートする。
クメンでは「キリコに判りやすいように」という意味合いもあって、経営するバーの名前を、ファンタムレディーから採って「ファンタムクラブ」(キリコと3人以外はフィアナがそう呼ばれていた事も知らない意味もあって)という名前でゴウトと共同経営する。ファンタムクラブはEX-10の荒くれ兵士達の憩いの場となっており、収入も非常に高かったが、店を焼かれた後には再び軍隊に入る事を決意し、その際ココナに「戦争に集って生きるのは飽きた、ウジ虫よりは腐った肉の方がマシ」という彼なりの信念と哲学も見せている。
小説『孤影再び』の時代ではクメン産の食料品を扱う商売により成功し、交易都市グルフェーの名士となっていたが、そこでも流れ着いたキリコに協力する事となる。
ル・シャッコ
声 - 政宗一成
ギルガメス暦2318年5月12日生まれ[4]。巨漢のクエント人傭兵(キリコが始めて出逢ったクエント人でもある)で、クメン王国内戦時にキリコと共に戦った戦友。寡黙で信義に篤い性格。大柄なクエント人専用のAT、ベルゼルガを駆る。ポタリア、キデーラと共にアッセンブルEX-10では一番の腕利き兵士で、キリコも加えた4人でEX-10最強ATチームを結成した。
カン・ユーの命令に背いたキリコに同調して助ける中で次第に友情で結ばれていく。クメン編終盤では傭兵契約を優先してキリコ達から離れ、一時はカン・ユーを助けるものの、ラストではその卑劣な振る舞いにとうとう堪忍袋の緒が切れて彼を排除し、キリコ達を救った。
内戦終結後はクエント星に戻っており、クエント編で再登場しキリコと行動を共にし、その中でキリコが神の子である事に加え、密かにクエントとアストラギウス銀河を支配してきた神ワイズマンの事を知っていく。クエント星消滅後は、数少ないクエント人の生き残りとなっていたが、OVA『幻影篇』では、クエント星消滅の際、双子星だったヌルゲラント星にクエント人全員が転送されていた。OVA『ビッグバトル』にもゴウト達と共に登場し、キリコを支援する。
2010年リリースのOVA『幻影篇』にも登場。直近登場作品から32年の月日が劇中経過しているが、寿命が平均200歳を越えることもある長命種族であるため、髪型と服装が変わった以外さして加齢した様子や容貌の変化もなく、キリコゆかりの地を巡るバニラ、ココナと再会するだけではなく、クエントの頃のように、キリコと共にヌルゲラントで戦い、中枢に潜むワイズマンに肉迫していく。

秘密結社関係者

イプシロン
声 - 上恭ノ介
秘密結社が創り上げた2人目のPS「プロト・ツー」。PSとしてのアイデンティティーに過剰な誇りを持つなど不安定な部分があり、デライダ高地で覚醒した後に、PSとして秘密結社の最重要戦力となる。フィアナ同様に耳にピアスを付けている。
自分の教育係であり、同じPSであるフィアナへの愛情に溢れ、彼女を奪ったキリコに対し激しい憎悪、嫉妬心を抱き、クメン王国内戦以降、宿敵として執拗に付け狙い、不可侵宙域にあるサンサ星にまでその戦いは持ち込まれていく。
OVA『ザ・ラストレッドショルダー』ではブラッドサッカーでキリコと対決、続くクメン編第14 - 第16話でも交戦しているが、この時キリコは相手がフィアナだと思い、イプシロンであることを知らなかった。そして「ブルーAT」の異名を持つスナッピングタートルによってクメン政府軍の多大な損害を与えたが、第23話で愛機を失った後に、ストライクドッグを新たな専用機としていく。
そうした具合にキリコと再三銃火を交え続けるが、フィアナの妨害など様々な障害と、キリコ自身(異能者)の能力が次第に覚醒していく為、結局倒す事は出来ず、惑星サンサに不時着した宇宙戦艦Xにあったキリコの治療カルテを見て、これまでの戦いでもPSである自分と互角以上に渡り合ってきた戦闘能力を持つキリコが常人ではない事に彼なりに気づいていくが、最期はサンサクレーターでのキリコとの最終対決に敗北。自分を負かしたキリコがPSだというフィアナの言葉に同意し、息を引き取る。
ギムアール・イスクイ
声 - 屋良有作
秘密結社幹部で元ギルガメス軍特務工作部少佐。極めて武断的な性格で、相手を懐柔するよりも、力尽くで叩き潰すやり方を好む。PSに必要なヂヂリウムを確保するため、死亡したウドの治安警察署長の後任として送り込まれた。そこでフィアナを巡りキリコたちと争うこととなったが、ウド編のラスト、軍情報部にその存在が知られた事で本部から見棄てられ、更に情報部の要請で送り込まれたメルキア降下騎兵部隊の急襲を受け、爆発に巻き込まれ死亡した。
セルジュ・ボロー
声 - 緒方賢一
秘密結社幹部で元ギルガメス軍情報部少佐。劇中の風体やフィアナからは「ボロー司祭」と呼ばれるなど、宗教団体に所属していることが匂わされていたが、後のOVA『赫奕たる異端』で、異端者として破門された元マーティアルの一員だったと設定付けられている。イスクイと同格だが、彼に対しては「署長」と呼び、敬語を使う事が多い[注 2]
フィアナやイプシロンのお目付け役であり、ウド編及び、OVA「ザ・レッドショルダー」やクメン編でもキリコを危険な存在としてつけ狙い、ウドとデライダ高地ではフィアナを連れてかろうじて逃げ延びる。クメン編でカンジェルマンに取り入ってPSのテストをしていたものの、ラストで建材の下敷きになって死亡。
アロン・シュミッテル、グラン・シュミッテル
声 - 野島昭生(アロン)、二又一成(グラン)
PS製造に関わる双子(アロンが兄でグランが弟)の科学者で、実はワイズマンの手先。2人ともオネエ言葉でしゃべる。キリコとフィアナがクメンを脱出して以降、2人を追撃するイプシロンのテストを行う。のちにアロンはキリコがワイズマンの後継者であることに対する不満を抱き、反乱を企てるがキリコに射殺された。グランはその際に帰順し、クエント星では最後までキリコに従い艦を指揮したが、裂溝部での戦いで撃沈され戦死した。
アルベルト・キリイ
声 - 緒方賢一(第1話) → 亀井三郎
秘密結社の最高幹部で元ギルガメス軍少将。キリコ、ロッチナと共にワイズマンによって動かされていた人物であり、PS強奪やテスト、クメン内乱介入といった具合で組織を動かし、イスクイやボロー達に命令してきた。
キリコによって幹部達やイプシロンが倒された事によって、クエント編から結社の行動を前線に出て指揮していた。双子に誘導されてクエント星の技術を手に入れようとするなど野心的な面が見られる。ワイズマンからの直接指揮を受ける数少ないメンバーの1人だったが、人工天体内でキリコを後継者に選んだワイズマンにより用済みと判断され処分された。
クダル・コニン
声 - 山田俊司
秘密結社の一員で元ギルガメス軍少尉。小惑星リドでのPS素体強奪作戦でAT部隊の指揮を執り、その作戦に参加して疑問を抱いたキリコを疎外していた。戦後はバトリング選手としてウド市に潜伏しており、バトリング場のゴロツキたちからも一目置かれる存在であった。
しかし、バトリング場でキリコを見つけると彼の対戦相手だったボモーを自分と交代させ、功を焦ってブロウバトル(レギュラーゲーム)をリアルバトルに変更しキリコ抹殺を図るが、返り討ちにされてしまう。
チャルク・オリヤ
声 - 政宗一成
秘密結社の一員で元ギルガメス軍大尉。かつて教官としてキリコに市街地戦の訓練を施した過去を持ち、「一体が囮となって、もう一体が敵を仕留める」という戦術をモットーとし、リド襲撃作戦にも戦闘指揮官として参加していた。
コニンに続いてキリコを始末するために、ファイトマネー5000万ギルダンのリアルバトルをゴウト達に持ちかけ市街地に誘い出して襲うものの、キリコに戦闘不能にされた末、秘密結社について自白を迫られ、口封じのため治安警察によって抹殺された。
シムカス・フットー
声 - 嶋俊介
秘密結社の幹部で元ギルガメス軍大佐。サンサ編で戦艦テルタインの艦長として指揮を執っていた。古式なヘルメットとサングラスが特徴。技術にしか関心がないアロン・グランと、打倒キリコに燃えるイプシロンの勝手な行動に散々手を焼かされる。やや神経質で、不可侵宙域での活動にも常に警戒を怠らなかったが、バララント側の挑発にのせられて戦闘し、艦に深傷を負わされてしまった。
クエント編ではキリイと入れ替わる形で、乗艦ともども登場しなくなった。
キッデル・トガル
秘密結社の幹部で元ギルガメス軍中佐。第1話冒頭に登場したのみで以後出番がないが、ゲーム『ライトニングスラッシュ』では、廉価版PSといえる「フェイシャルソルジャー」開発の責任者として登場した。

ギルガメス軍関係者

ジャン・ポール・ロッチナ
声 - 銀河万丈(ナレーションも兼任)
ギルガメス暦2301年11月17日生まれ[5]ギルガメス軍の情報将校で大尉。第1話でキリコを拘束し尋問するが逃げられ、ウドの街に潜伏される。PSの情報を知っているであろうと目するキリコを追跡・監視するが、バッテンタインにその任務を解かれて以降はバララント軍の大佐として再登場、軍や秘密結社とは別にワイズマンの「ある意志」により、クエント編までキリコの行動を監視し続ける。
彼の真の主人というべきワイズマンは滅ぼされたが、自身はOVA『ビッグバトル』でバララント軍大佐として健在だったり、本編の32年後を描いたOVA『赫奕たる異端』ではキリコの記録を綴る老人となって登場し、『幻影篇』でもヌルゲラントで生きていたワイズマンに導かれてキリコを追い続けたりと、テレビシリーズ終了後も謎の多い人物として出演している。
OVA『ペールゼン・ファイルズ』では彼と瓜二つの情報省官僚・コッタ・ルスケが登場し、最終回で改名して軍に移ることを匂わせる台詞がある。テレビシリーズにおいてはキリコが装甲騎兵として出撃し始めた頃から見張るよう命じられていたと発言しているが、『ペールゼン・ファイルズ』登場時の行動がワイズマンの直接的な命令に従ったものか間接的な操作によるものかは不明である。
ディーテル・ロイル・バッテンタイン
声 - 戸谷公次
ギルガメス軍中将。「素体」を生み出したパーフェクト・ソルジャー育成計画に深く関わり、それを足がかりにしてメルキアの中央政界への進出を目論む野心を持っていた。ロッチナの上官で、秘密結社に奪われた素体と関わりのあるキリコの追跡を命じたものの、ロッチナがなかなかキリコと素体を捕獲出来ない事から、彼を更迭・左遷させたが、当のロッチナにはさして堪えなかったばかりか、バララント軍に移籍するようにしてしまった。
その後もサンサに派遣したレイパードによる艦隊をクエントに向けさせ、その武力を傘にロッチナから素体を奪取しようと試みるも失敗し、更に腹心のオスカー・フォン・ヘルメシオン准将が起こしたブランバンドール・スキャンダル[注 3]影響により、PS計画中止と政界進出断念に追い込まれる。
後に元帥まで昇進、ギルガメス連合最高執政官となるが、テレビシリーズと『赫奕たる異端』の間に起きた「アンティテーツ事件」によって死亡する。
ロッチナの秘書
声 - 梨羽雪子
第30話と、第50話に登場するギルガメス軍女性士官で、ギルガメス軍に籍を置いていた頃のロッチナから、クメン内乱終結時のキリコとフィアナの足取りを探る為の調査確認を依頼され、ロッチナがギルガメス軍を去った後にはクエント事変の際に連合軍の中央作戦室に配属される。
金髪美貌の女性兵士だが、ロッチナや秘密結社の人物達と同様にワイズマンの息がかかり、両軍の行動を逐一調査・報告していた可能性がある。
フーセン
声 - 広瀬正志
第1話のみに登場するギルガメス軍軍医。素体強奪に関わったキリコに対し、致死量にまで達するほどの自白薬投与と、脳刺激拷問を執拗に行うロッチナを諫める。また、キリコが素体奪取した組織を追う事を見越して、その体内に衛星監視用ビーコン(クメン編開始時に除去)を埋め込んでいた。

ウド編登場人物

ブーン
声 - 玄田哲章
ウドの街を牛耳る暴走族“ブーンファミリー”のボスで、治安警察と取引し、住民達を拉致して男達はヂヂリウム鉱山の人夫として扱き使い、女達を売春宿に送るなどの悪行三昧の日々で君臨していたが、前任署長とのそりが合わなくなった事と、キリコも混ざっていた人夫達の反逆暴動によって体制に揺らぎが生まれ、ATに乗ったキリコと戦うが、その時に新署長イスクイの就任によって、用済みとして始末される。
手下として大男のモウラ(声 - 郷里大輔)、小男のホロ(声 - 鈴木清信)、二枚目顔のシムノ(声 - 上恭ノ介)、肥満男のズルー(声 - 緒方賢一)などがいる。
ラペ
声 - 二叉一成
ブーンファミリーに拉致されたウド市民で、当初はブーンファミリーの冷遇に耐えてきたが、その横暴振りに忍耐が限界に来て、脱走を兼ねた反乱を思いつくが、警察署長をファミリーの何名かと共に殺害した後に息絶える。
ガスト・レマルガス
声 - 富田耕生
イスクイの前任の治安警察署長で、ブーンファミリーと影で結託している悪徳警官達の総元締め。ブーン達との協力体制に揺らぎが生まれた事で、手を切ることを持ちかけるが、人夫達の暴動に巻き込まれて命を落とす。
ボモー
声 - 鈴木清信(第4話)/塩沢兼人(総集編)
ウドの街の中堅バトリング選手。キリコのとは違い、薄いグリーン系の耐圧服を着ている。ゴウトが連れてきたキリコを小馬鹿にしていたが、挑発に乗らず、バトリングも「所詮遊びだ」と評したキリコに苛立ち、レギュラーゲームで痛めつけようとする。キリコやゴウトの前では偉そうな態度を取るが、コニンには頭が上がらず、彼に対しては丁寧な言葉遣いをする。強引に対戦相手変更を要求するコニンにその役割を譲る事になる。
『ボトムズバイブル』のSSでも登場。キリコと違って軍隊経験をハナにつかせるが、自分より階級が上の相手には恐縮する、いわゆる「弱者に強く、強者に弱い」タイプの人物の模様。
シェファード
声 - 長堀芳夫(第4話) → 二叉一成(第12話)
ボモーと同じく、ウドの街のバトリング選手で、胸部に100mmの装甲を施した赤いストロングバックスを愛機とする。
治安警察に傭われ、警察相手に立ち回っていたキリコが、ウドで注目される存在になっていた為、戦いたいと思っていて、装甲の厚さを活かしてフィアナのブルーティッシュドッグを追い詰めるが、駆け付けたキリコのスコープドッグの体当たりで地下に落とされて敗れる。

クメン編登場人物

ゴン・ヌー
声 - 玄田哲章
傭兵基地アッセンブルEX-10の責任者であるクメン王国軍の将軍で、風貌そのままの一癖も二癖もある人物だが、カン・ユーよりは良識がある。右目は義眼になっている。クメン内乱末期にクメン政府(正規)軍が手を焼く反乱軍のビーラーゲリラに対し、外人部隊をまとめ上げ、ゴウトによる闇ルートでの高価なAT(ATH-06WPダイビングビートル)を大量配備し、各アッセンブルの中で最もビーラー相手に戦果を挙げてきたことで「ビーラーキラー」という異名を持った。
そうしたビーラーゲリラとの戦いの途中にキリコを配下とし、ロッチナを介し本来はクメン政府と対立関係にあるメルキア軍と密約を結ぶ。そしてキリコを利用して奪われた素体を奪取し、戦後はメルキア軍に受け入れられる予定であったが、内戦の最終局面であるカンジェルマン宮殿での戦闘の最中にメルキア軍に裏切り同然の無差別攻撃を受け、戦死。
カン・ユー
声 - 広瀬正志
キリコが所属したアッセンブルEX-10のAT部隊長で、階級は大尉。パイロットとしての実力はそこそこだが、性格は残忍かつ陰湿であり、強者や格上には平伏し弱者や格下には容赦しない卑劣漢。こうした邪悪な人間性ゆえ人望は極めて薄く、指揮能力も欠如している。キリコを目の敵にしてさまざまな嫌がらせを行うが、それが高じてゴン・ヌーからの命令を無視した暴走を繰り返すようになり、元々低かったゴン・ヌーや部下からの信頼をより一層失っていく。ゴウトからも虐殺まがいな行いを指摘され、彼に「殺人鬼」呼ばわりされた。
その後も懲りずにPSで一儲けを狙ってフィアナに手を出そうとして、怒ったキリコと揉み合いになり、濁流に投げ落とされ、陸に上がった後もゲリラに追い回されるが、命からがらシャッコに合流。クメン編ラストでイプシロンに追い回されて乗機を破壊されるも、シャッコと共に宮殿内部に侵入。そこでメルキア軍に取り入るためにフィアナを差し出す事をキリコ一行に強要するが、あまりの卑劣さにシャッコからも完全に見限られ、「あんたは人間のクズだな!」と罵られて地下の竪穴へ投げ落とされて死亡した。
『ペールゼン・ファイルズ』ではエンディングのイラストや、劇中の写真の中に登場。『機甲猟兵メロウリンク』の小説版でも、メロウリンクをいたぶるシーンがある。また、『コミックボンボン』でののなかみのる作画のコミカライズ版では別の最期(キリコに河に落とされたシーンで退場)を迎えている。
ヒロラム・カンジェルマン
声 - 寺田誠
クメン王家の第3王子で王国親衛隊長も兼ねており、クメン近代化を支持する改革派だったが、父や兄たち王族が進めるクメン王国の性急な近代化路線に異を唱えて反乱を起こし、神聖クメン王国を建国した。しかしその真意はクメン王国の旧体制を象徴する者として、自分もろとも古い体制を消滅させ、クメンに真の意味で新しい時代を到来させようという「狙った負け戦」を意図したものであった。
クメン王国の長槍を使った伝統武術”バランシング”の達人であり、その腕前は王国親衛隊きっての実力者だったポタリアも、3回に1回しか勝てず、PSであるフィアナやイプシロンでさえ、簡単にあしらうほど。
王族に縋る大地主達の農民層を中心としたビーラーゲリラに加え、秘密結社と手を組む(彼自身、それに利用される事もあえて承知していた)ことで神聖クメン王国は急速に勢力を拡大したが、傭兵達の攻撃の中、クメン政府と結託したメルキア軍の軍事介入によって崩壊。目的が達成された彼は、かつての子飼いの部下であり、「ポター」という愛称で呼んでいた親友であったポタリアとの決闘による死を選んだ。
コミック版では上述のカン・ユーのように最期が異なり、ポタリア達に神聖クメンを興して、自らと共に滅ぶ目的を伝えたビデオメッセージを遺している。
ポル・ポタリア
声 - 速水奨
元クメン王国親衛隊員でアッセンブルEX-10のエース格の1人。クメン王国早期近代化を願って正規軍を離脱し、傭兵に志願した。カンジェルマンのかつての部下でかつ友人で、「俺」「お前」で呼び合う仲であり、カンジェルマンの事を「王族でただ1人、未来に目を向けていた人物」と評価していた。
クメン編の後半ではキリコ、ル・シャッコ、キデーラらとともにPS奪取作戦に参加する。愛機はダイビングビートルで、同機のキデーラと、ベルゼルガのシャッコ、マーシィドッグのキリコと共に戦っていくが、第24話でキリコから彼が秘密結社を追う真相を聞き、その秘密結社と手を組んだカンジェルマンの目的を探る事を決意し、第25話ではカンジェルマン宮殿に乗り込む際には愛機を自爆させ、スタンディングタートルに乗り換えて潜入。ビーラーゲリラに入っていたモニカとゾンム村以来の再会後に死別した後、翌第26話で変装してカンジェルマンの部屋に押しかけてバランシングによる決闘を行い、(カンジェルマンがわざとその身を晒して)倒した後に神聖クメン王国を興して滅びる事が目的だった彼の真の目的を知った。
クメン編ラストの第27話ではバニラにカンジェルマン専用(本来はボローがイプシロンを連れて)の脱出用シャトルのキーを託し、キリコ達に渡すよう頼む。
後年のOVA『幻影篇』までの間にクメンの近代化運動を指揮し、大統領にまで上りつめるも、カンナムを中心としたクーデター勢力に脅かされる。
ブリ・キデーラ
声 - 郷里大輔 / 三宅健太第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
アッセンブルEX-10のエース格の1人。当初はキリコにつっかかって行くことがあったが、キリコの腕や、ゴウト達の知人と認めてからはさり気なくサポートするようになる。金に汚い一面もあるが、戦友や、その知人達には概して親切であり、第18話ではゴン・ヌーの留守を狙ってキリコを拷問にかけようとしたカン・ユーの手から、ポタリアと共に機転を利かしてキリコを助け出した。ポタリア同様に愛機はダイビングビートル。
クメン編終盤の第24話で、フィアナと共に窮地に陥っていたキリコをポタリア、シャッコと共に助け出し、キリコから秘密結社を追う理由を聞かされ、イプシロンを捕まえてメルキア軍に売りつける目的でPS回収に来た味方を排除して同行。ポタリアと共にスタンディングタートルに乗り換えて、潜入したバニラの護衛も兼ねてキリコ、フィアナと共に宮殿内を暴れ回り、ポタリアの援護もするが、第27話でイプシロンを背後から襲うも、返り討ちにされ戦死。
前述のカン・ユー、カンジェルマンと同様にコミック版では結末が異なり、イプシロンにやられる事も無く、そのまま生き延びている。
ル・シャッコ
モニカ・マーカス
声 - 鵜飼るみ子
ビーラーゲリラの少女兵で、ポタリアが長らく会っていなかった幼馴染み。カンジェルマンが神聖クメン王国を興した事に共感し、ゲリラに加わる。第16話でEX-10に夜襲を仕掛け、バイクに乗って逃亡する時にポタリアと出くわし(この時は逃走に夢中で、蹴り倒した相手がポタリアとは気づかなかった)、逃げ込んだゾンム村で発見されて再会。その時はカン・ユーのロシアンルーレットの標的にされたが、キリコの計らいで命を助けられ、その借りを返すべく、第17話でカンジェルマン宮殿を脱出したキリコに小舟を渡して逃がす。
しかし、第25話でクメンとメルキアが手を結んで神聖クメンの敗北が決定的になった時、カンジェルマンの真意を知って絶望し、宮殿内の銃撃戦で流れ弾に当たって、ポタリアに看取られて絶命。

サンサ編登場人物

ムサ・ザンジニイ
声 - 田辺宏章
バララント星域軍艦隊指揮官。バララントの領界を侵犯したとしてキリコとフィアナを乗せた戦艦Xを攻撃した。その際たった1機でバララントのAT部隊を退けたキリコの戦いぶりを見て、彼をPSと認識した。更に戦艦Xとテルタインの正体を探るために艦隊を送り出す。
レスリオン艦長
声 -
バララント軍大型戦艦レスリオン艦長で、軍の命令で戦艦Xの追跡と、PS探索に向かう。一時は不可侵宙域に接近した事で、追跡を断念するが、テルタインの攻撃で戦艦Xがサンサ星に不時着し、ギルガメス側から戦艦Xがギルガメスの艦ではないと正式に伝わった事から上層部の命令で再度追跡を再開。テルタインを挑発して攻撃させ、損傷を負わせた後に、ロッチナにPS探索を交代する。
ゾフィー・ファダス
声 - 山口奈々
惑星サンサの中古兵器ブローカー、別名”鉄クズ屋”と呼ばれる再生武器商人のリーダー。かつてのサンサ星攻略戦で家族を失っており、それに関わったレッドショルダーに対して激しい憎しみを抱いている。ゴウトの取引先の一つであったが、キリコが元レッドショルダーであることを知ってからは彼を執拗につけ狙った。その道中でキリコの戦いに巻き込まれ、酸素が底を突きかけた際には不本意ながらも彼に助けられた。それでもキリコの命を狙おうとするが、自分と同じく家族を戦争で失ったココナの胸中を知ったことで身を引いた。
子分には同じくレッドショルダーに家族を殺されて恨みに思うダラム(声 - 笹岡繁蔵)、レテ(声 - 佐藤正治)、ルション(声 - 大林隆介)、ラドー(声 - 鈴木清信)がいる。
OVA『幻影篇』では老いて視力が弱まった身で働き続ける姿を見せるが、彼女の仕事を手伝う無口な青年がキリコであることに気づかず、32年の内に復讐心も薄れていることを話していたが、それはかつて彼女がキリコを見逃した時、バニラがキリコに伝えた「許すには(キリコの)髪が白くなるくらいの時間が必要」という言葉も意味していた。
アルス・カルメーニ
声 - 富田耕生(第1話) → 石森達幸
メルキア軍中将。第1話ではロッチナにバッテンタインからの依頼がある事を話し、第39話ではバッテンタインに不可侵宙域及び惑星サンサでの戦闘にPSや秘密結社が関与していることとロッチナがバララントに鞍替えした事実を知らせ、第6、第7機動艦隊の出動を促した。

クエント編登場人物

ゲッコ
声 - 上田敏也
クエント在住の交易商人。クエント各地で行商を行い、クエント人集落のネットワークにもコネがあるらしい。砂漠で行き倒れになっていたキリコを救った。ゴモル市でもキリコが秘密結社に雇われたハゼガー一味に捕らえられたときに、キリコの知人のクエント人=シャッコを呼び出すことで彼を窮地から救った。お人好しな半面、商人らしく助けた見返りを求め受け取ることも決して忘れない。
ハゼガー
声 - 加藤治
ゴモル市に住むならず者達のまとめ役で、秘密結社からの依頼で、傭兵センターを出たキリコを、手下達を引き連れて追い回し、遂に捕らえたものの、引き渡す直前に、ゲッコが呼んだシャッコとゴモル市長(声 - 池田勝)によって阻止される。
クエント人代表
声 - 玄田哲章
ゴモル市の傭兵センターで、ギルガメス、バララント両軍への傭兵の仲介を行うクエント人の代表で、ゴモル市に住む唯一のクエント人。都市には住まないクエント人を集めるために傭兵センターでその仲介を行っている。キリコが自身の謎を探るためにクエントに来て訊ねた時に、多くのクエント人と逢うように、そして逢うためには砂漠を渡るよう促す。
秘密結社がゴモル市を武力制圧し、ゴモルの塔を調べ始めた時には、”狼煙”と呼ばれる連絡手段で、「ゴモルで恐ろしい事が起こる」とクエント全域に伝えている。
テダヤ
声 - 矢田稔
シャッコが属する部族の長老。100年前は自身も傭兵として宇宙を転戦していたので標準アストラギウス語を話せる。キリコに対し「お前は異能者かも知れない」と説き、最長老メジと逢うことを勧める。
OVA『幻影篇』では、クエント消滅時に他のクエント人と共にヌルゲラントに瞬間転移して、健在だった事が明かされた。
ト・メジ
声 - 槐柳二
ル・シャッコの村の前長老でかつ、クエントの最長老であり、年齢は200歳を超えており、既に死期が近付き、やせこけたミイラや骸骨のような姿となりながらも、村の洞窟で瞑想にふけっていた。
キリコとシャッコに3000年前のクエント文明と神の存在を断片的に語り、そしてキリコが神の子の後継者として、再びクエントに戻ってくる事を予言した後に生涯を終える。
ヘルモド・レオン・レイパード
声 - 徳丸完
第24メルキア方面軍宇宙軍少将で、第6、第7機動艦隊指揮官。PS素体奪回とクエント星調査の任務を帯びてゴモル市を訪れた。バッテンタインの命を受け、サンサで捕縛したゴウト達を手駒に「裏切り者」のロッチナに素体=フィアナの返還を迫ったが、交渉決裂による戦闘中に作動したクエント星の自動防衛システムの攻撃によって艦隊は全滅、素体も奪い取れずに死亡する。

OVAの登場人物

ヨラン・ペールゼン
声 - 大塚周夫
『ザ・ラストレッドショルダー』『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』『ペールゼン・ファイルズ』に登場。メルキア軍将校にして特殊部隊レッドショルダーの創設者。百年戦争当時の階級は大佐、終戦時には少将。理想の戦闘集団作りに傾倒する彼は「いかなる訓練、強化も優れた人的素材にはかなわない」「通常の人間からは理想の兵士は生まれない」と考えるに至っており、戦時中に見た「真空中でも死なない緑の泡に包まれた赤子」の姿に魅了され、以来「死なない兵士」をその戦闘集団に組み込むことを画策するようになる。その過程で「異能生存体[注 4]」であるキリコを渇望するも、「全てに疑いを持ち反抗的で支配されることを拒む」キリコを御しきれないと判断。一転して、直接あるいは間接的に抹殺を図る。レッドショルダーの多大な戦果により軍部での地歩を固めるが、訓練中の死亡者の異常な多さや、惑星サンサにおける民間人の大量虐殺などがスパイにより露見したことで終戦直前に失脚する。自身が作成した通称「ペールゼン・ファイルズ」の内容に興味をもった情報省のフェドク・ウォッカムに軟禁され、拷問同然の扱いをされるものの事前に講じてあった策により脱出に成功。その後は秘密結社に身を寄せて己の理想を追求していた。デライダ高地の施設に旧レッドショルダー隊員たちと潜伏、ここでイプシロンの開発に成功するが、キリコ、グレゴルー、バイマン、ムーザに施設を襲撃され、バイマン機の機銃掃射を受け死亡する。
異能生存体の研究文書は後に「ペールゼン・ファイル」と呼ばれるようになり、『孤影再び』の時代でも軍人の間では伝説的な存在となっている。
グレゴルー・ガロッシュ
声 - 小林清志
『ザ・ラストレッドショルダー』『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場。キリコのレッドショルダー時代の仲間で階級は先任上級曹長。バイマン、ムーザといった札付き隊員のリーダー格。気合を入れる時両手で顔を叩く癖がある。レッドショルダー隊に編入されたキリコを刺客ではないかと疑うが、リーマンのキリコ抹殺命令を遂行中にキリコの生存率の高さを確信し、以降バイマン、ムーザと共に仲間として行動するようになる。百年戦争終戦直前の転属先で瀕死の重傷を負い除隊、顔に傷跡が残った。その後自らを陥れたペールゼンへの復讐のため、キリコを含めたかつての仲間を集めデライダ高地にある施設を襲撃する。PSとして覚醒したイプシロンの操るATブラッドサッカーの攻撃からキリコを救おうとして倒される。
バイマン・ハガード
声 - 塩沢兼人 / 加瀬康之サンライズ英雄譚シリーズ) / 高木渉(PS2版ゲーム)/ 千葉一伸スーパーロボット大戦シリーズ
『ザ・ラストレッドショルダー』『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場。キリコのレッドショルダー時代の仲間で階級は伍長。札付き隊員の1人であり、ニヒルな皮肉屋で斜に構えた態度を見せ、ムーザとは時折衝突することもあった。終戦直前の転属先で右手を失いAT操縦も可能な精巧な義手(本人曰く「ペールゼンを絞め殺せるぐらい不足はない」)を付けていたが、ペールゼン襲撃の際にもそれを悟られまいと本心を隠していた。デライダ高地施設の襲撃において敵である元レッドショルダーと激闘、満身創痍でペールゼンの元へたどり着き復讐を果たすが、その直後に力尽き死亡する。
ムーザ・メリメ
声 - 中尾隆聖
『ザ・ラストレッドショルダー』『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場。キリコのレッドショルダー時代の仲間で階級は伍長。グレゴルー、バイマンと並ぶ札付き隊員の1人であるが寡黙で実直な性格で、それゆえ時にバイマンと衝突することもあった。バイマンによると、終戦直前の転属先の作戦内容を家族に漏らしたとされ、そのために家族を殺されている[注 5]。キリコ達をペールゼンの元へ行かせるため、追ってきたイプシロンの駆るATブラッドサッカーを食い止めようと交戦するも戦死。
ラダァ・ニーバ
声 - 広瀬正志
『ビッグバトル』に登場。バララント側が開発したPS。PSと言っても生化学的手法で創造するギルガメス製と異なり、身体に機械を埋め込まれているサイボーグである。ア・コバの街で異形のATエクルビスを駆り、「デンジャーメロン」のリングネームでバトリングをしていたが、実はバトリングを利用してのテストが目的だった。自分に瀕死の重傷を負わせ恐怖を植え付けたレッドショルダーを憎み、そのレッドショルダーだったキリコを殺すことに異常なまでに執着する。「人質として捕らえたフィアナの自由を奪ってATに乗せ、遠隔操作でキリコたちを攻撃させる」「地上戦艦へのダイレクトリンクを施させた後、味方であるはずのバララント技術将校たちを殺害する」など、ギルガメス側PSとは違い、強い凶暴性と異常性が見られる。
乗っ取った地上戦艦を単独でコントロールし、フィアナを人質にキリコ達と戦うが、ゴウト達の支援を受けたキリコに艦内に潜入され、フィアナを奪還された後にキリコのライト・スコープドッグ、シャッコのベルゼルガ・イミテイトとの戦いの末、二体のATに抑え込まれて行動不能になったところで、地上戦艦の爆発に巻き込まれ、乗機もろとも葬られる。
エンディングクレジットでの表記は「ニーバ」であるが、「ニーヴァ」と表記した資料も存在し、混乱が見られる。語源はラーダ・ニーヴァ
チェロキー
声 - 北村弘一
ニーバと同じく『ビッグバトル』に登場したア・コバの街のマッチメーカー。ゴウトの古い知人であり、元レッドショルダーのビッグネームを持つキリコと、バララント側の依頼でニーバが戦うよう仕向けるため、キリコ達の留守にフィアナを誘拐し、バララントに引き渡し、AT対地上戦艦というハンディキャップマッチを仕切るようになる。
カルマン・トムス
声 - 辻村真人
『ビッグバトル』に登場したメルキア軍生体技術士官で、PS計画にも携わっていた。軍の依頼で、逃亡者であるキリコがプロト・ワンのフィアナを連れている事で、ヂヂリウムが手に入る情報をキリコに流させて捕らえ、フィアナを人間に戻すなどの取引を持ちかけるが、指揮する部隊がニーバに壊滅させられて自身も拉致された挙げ句、バララント側スタッフと同じく殺されてしまう。
ジェル
声 - 徳丸完
『ビッグバトル』登場のバララント士官で、ア・コバの街で秘密裏にバララントPSのテストを繰り返していた。キリコとトムスがア・コバに来た事をロッチナに告げ、ロッチナの命令でトムスを拉致し、ニーバとキリコを戦わせるようにしていたものの、情緒不安定のニーバに手を焼き、フィアナとトムスを拉致した事で任務を終わらせたことにして帰還しようとしていたが、狂気のニーバに襲われ、頭蓋骨を砕かれて死亡。
バージル・カースン
声 - 竹村拓
『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場。キリコと同期入隊のレッドショルダー隊員であるが、その正体はペールゼンを警戒しレッドショルダーの実態をつきとめようとするギルガメス軍上層部が送り込んだスパイであった。キリコを利用しつつ、彼が起こした暴動によってレッドショルダーの実情を明らかにするデータを入手して軍上層部に送り、任務を果たすが、第3次サンサ攻略戦の激戦の中で戦死。死に際に過去を知る事を拒み続けるキリコに過去を知る事を訴え、それがきっかけで、キリコはかつてサンサに居て、そこをペールゼンの指揮する部隊に襲撃された実態を知る。
小説『ザ・ファーストレッドショルダー』によれば、この名は偽名である。
インゲ・リーマン
声 - 池田勝
『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』『ペールゼン・ファイルズ』(写真のみ)に登場。ペールゼンの右腕で、惑星オドンにあるレッドショルダー基地司令官。階級は少佐。グレゴルーたちからは基地を収容所になぞらえて「所長」のあだ名で呼ばれている。「理想の兵士は徹底した訓練から生まれる」というペールゼンの思想に共感していたが、後にペールゼンが異能生存体説に転ずると異を唱え、グレゴルー達を唆してキリコ殺害を試みるも失敗。第3次サンサ攻略戦では異能生存体そのものを否定するため、口封じと処分を兼ねてグレゴルー達とカースンを含めてキリコを送り出し、2人の部下を率いて自らATで挑むが、猛攻で機体もろとも満身創痍となりながらも、尚も反撃し続けるキリコの異能生存体の力に「死なぬ筈があるか!死なぬ筈が!」、「必ず死ぬ筈だ!人間ならば!」と驚愕しつつ、相討ちとなって死亡する(後述)。
ファーストネームは小説版でも記述がなかったが、『ペールゼン・ファイルズ』第1話の軍事法廷のシーンで初めてフルネームが明かされた。長い間不明のままだったサンサ戦での死因も、『ペールゼン・ファイルズ』1巻のライナーノーツにてキリコと相討ちとなり死亡したと設定された。
ペールゼンとはキリコを巡って対立したが、手法はともかく訓練教官としての手腕は優れていた。AT乗りとしての技量も超一流であり、護衛2機を引き連れていた事に加え、相討ちになったとはいえ、キリコが搭乗するATを撃破した数少ない対戦相手の1人である[注 6]。これは、フィアナやイプシロン、テイタニアのような特別な処置を全く施されていない普通の人間を相手にキリコが撃破された数少ない例(クメン編第17話でも、カンジェルマン宮殿脱出の際にAT(スタンディングタートル)を使ったが、複数のゲリラATの攻撃を受け、機体を破棄している)となっている。
キリコが自分の理想を実現する存在ではないと悟ったペールゼンは、軍内部の影響力保持のため自分にとってレッドショルダーの重要性が増したと認識し、現場を担当していたリーマンを失ったことを惜しんでいる。
ネハルコ
声 - 渡部猛
『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』と『ペールゼン・ファイルズ』に登場。ギルガメス軍参謀総長で、階級は大将。ペールゼンの台頭によって軍が私物化されることを警戒し、その温床であるレッドショルダーを調査する為に惑星オドンに数十機のAT調査隊を送り出すが、50機のATからなるレッドショルダーによる返り討ちによって全滅、しかも派遣したことをペールゼンに逆用され、第三次サンサ攻略作戦の会議中にペールゼンに対して出した懲罰動議も撤回せざるを得なくなる。
ラーキンソン
声 - 塚田正昭
ネハルコの腹心の部下で、ギルガメス軍少将。ネハルコと同じく、OVA2作品に登場。ネハルコにレッドショルダーの内情を探るべく、カースンを差し向ける案を出し、了承させる。
マッカイ
声 - 田原アルノ
『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場の惑星オドンのレッドショルダー基地の兵士達のまとめ役で、リーマンの副官。グレゴルー、バイマン、ムーザの態度に手を焼いており、キリコが異能生存体かを試すのと同時に、同時に3人も始末しようと目論む。
テイタニア・ダ・モンテウェルズ
声 - 松岡洋子
『赫奕たる異端』『孤影再び』に登場。氾銀河的宗教結社マーティアルの枢機卿モンテウェルズの一人娘。少女時代、父により意図的に計画された交通事故で瀕死の重傷を負い、父親の手で次世代PS・ネクスタントに生体改造された。マーティアルへの貢献および高い戦闘能力を評価され、「秩序の盾」の称号を受ける。この時代「触れ得ざる者」と呼ばれ、「力は信仰と共にある」と説くマーティアルの教義に矛盾する存在と位置づけられていたキリコの抹殺を父の命により図るが、戦いの中でキリコに惹かれてゆく。アレギウムに移送されてきた半蘇生状態のフィアナをキリコへの配慮から完全に蘇生させるが、皮肉にも、この判断が取り返しのつかない悲劇を招いてしまう。「補助脳」の発動によりキリコをAT戦で圧倒、機体を撃破した数少ない人物[注 7]。心根の良い女性であるが、多少短気で強情なところがあり、自分の気持ちを素直に表現できない不器用な人物として描かれている。
『孤影再び』ではキリコの抹殺任務失敗からアレギウムから追われる身となり、激戦の末に力尽きてキリコの腕の中で死亡、そしてキリコの手でオアシス近くに埋葬された。
ヴィアチェフラフ・ダ・モンテウェルズ
声 - 山内雅人 / 阪脩(幻影篇)
『赫奕たる異端』『幻影篇』『孤影再び』に登場。氾銀河的宗教結社マーティアルの枢機卿にして惑星マナウラに中枢を構えるマーティアル第9セクターの指導者。かつてはギルガメス連合に属するマナウラ軍の士官であった。次期法皇の座を狙い、己の権勢を高めるため、ネクスタントに改造した娘・テイタニアを遣わし、キリコの抹殺を企てる。首尾よく法皇の座につくものの、テイタニアが敗北したショックで錯乱、廃人同様となってしまう。が、やや回復した頃、再び現われた「神の子」の報せに奪取を目論む。
ゴディバ
声 - 江原正士
『赫奕たる異端』に登場。惑星マナウラの軍医長。かつてはマーティアルにて医学の研究をしていたが、キリコの扱いを巡って医学的見地からマーティアル本山アレギウムに異を唱え破門された過去を持つ。宇宙都市コンプラント墜落後に保護し奇跡的な回復を見せた患者が、かつて自分の運命を変えたキリコだと知らされ愕然とする。その後キリコの要請を受け軍を脱走、アレギウム襲撃まで行動を共にする。襲撃に先だって、キリコから半蘇生状態のフィアナの再凍結を依頼される。再凍結は果せなかったが、フィアナの「(キリコに会うまでの)最後の力が欲しい」という願いを聞き入れる。
たいへん陽気な性格な男で、32年の時を経て再び天涯孤独の身で世に投げ出されたキリコにとって、新たな、そして貴重な相棒となった。

登場メカ

用語

アストラギウス銀河
本作の舞台となっている架空の銀河。詳しくはアストラギウス銀河を参照。渦状銀河であり、その直径は10万光年以上。ギルガメス側領域とバララント側領域に二分した戦争状態で、中立地帯として不可侵宙域がある。標準アストラーダ語が共通言語[注 8]
アストラギウス暦
アストラギウス銀河の統一宇宙暦。マーティアルの原型となった原始宗教が惑星ジアゴノにて神の啓示が書かれたヤーダル碑を発見した時を紀元とする。アストラギウス暦による百年戦争の終結は7213年である。この暦ではギルガメス暦元年が4871年、バララント暦元年が4153年になる。
派生作品である『機甲猟兵メロウリンク』を含め、しばしば「アストラギウス」と誤表記されていたが、『赫奕たる異端』ではこの表記に直されている。
アッセンブルEX-10
クメン王国が反乱勢力に対抗するため創設した政府軍基地「アッセンブル」の最も新しいもの。兵員の大半が傭兵である。EX-10所属の傭兵部隊は、百年戦争終結で退役したAT乗りが多く参加し、ビーラーゲリラに対し最も戦果を挙げた有力な部隊であった。ウドを脱出しデライダ高地での戦いを終えたキリコも参入し、カン・ユー大尉の下で特殊任務に就く。後に司令官のゴン・ヌー将軍はPSの奪取と引き換えにメルキア軍に迎え入れられるよう協定を結ぶが、戦後のクメンにおける治安・国体整備の障害になるとみなされ、内戦の最終段階でメルキア降下部隊の攻撃により部隊ごと殲滅された。なお、劇中の時点では、アッセンブルEX-1〜9のうち、EX-6、EX-7はビーラーゲリラにより既に壊滅させられていた。
異能者
アストラギウス暦4000年頃に文明が高度に発展したクエント人の間に誕生した一種の突然変異種。コンピューターへの適応性が異常に高く、肉体の代謝能力も常人を遥かにしのぐ。彼らはクエント人としては異常なまでの野心を持つため、平和的なクエント人はこれを忌避し、激しい戦闘の末にクエント星から追放した。銀河各地の未開星系に追放された彼らは、原住民に介入することでそれぞれの文明レベルを引き上げ、ついにクエント星帰還を目的とした超空間航法を開発するまでに至った。しかし、クエント星に戻った彼らは既に物質的肉体的限界点に達し、種としての限界が近付いていたため、自らの意思を原形質保存装置に蓄え、集合意志体「ワイズマン」を名乗りアストラギウス銀河の神として歴史を影から操るようになった。連綿と続く銀河大戦も、戦争によって彼らの文明を引き継ぐ後継者を探す目的でワイズマンがギルガメス・バララント両陣営を裏から操作したものである。
ウド
惑星メルキアのローラシル大陸中央部分に存在する地下階層都市。もともとは戦争中の爆撃後のクレーターを利用して建設された軍事施設であったが、軍が施設を放棄した後戦争難民が集まり都市化されていった。直径は5km、全高は3kmに及ぶ。戦後の混乱期には、難民や軍の帰還兵が流れ込むようになった。そこでは軍事物資や兵器の密売、売春や人身売買、軍の施設であった頃のコンピューター工場跡から採掘されるヂヂリウムの闇取引、バトリング興行などが行われ、その利潤を目当てに治安警察や暴走族ブーン・ファミリーといった武装集団が街を牛耳り、暴利を貪っていた。軍から脱走したキリコが、ゴウト、バニラ、ココナと巡り合った場所でもある。アストラギウス暦7214年の本編第1クール終盤でメルキア軍の空挺部隊と治安警察、更に秘密結社の増援との戦闘において崩壊した模様。ウド周辺は大気が汚染されており、赤色の有害な「酸の雨」が降る。
ギルガメス連合
アストラギウス銀河をバララントと二分する勢力。劇中では「ギルガメス星域」または「ギルガメス同盟」と呼ばれ、「〜連合」という名称は後日関連ムックのライターが創作したものである。反バララント軍事通商連合としてアストラギウス暦5500年頃にギルガメス星系を中心に形成された(なおギルガメスは初代首星となる)。第3次銀河大戦ではバララント軍による攻撃で初代首星ギルガメスと二代目首星ビシュティマが崩壊し、メルキアが三代目の首星に就いた。国力ではバララントに劣り、第3次銀河大戦中盤までは劣勢に立たされていたが、メルキア主導の元でATの開発、戦場への大量投入により戦局を挽回した。
クエント星
アストラギウス銀河のほぼ中心部に位置する。過去には超古代文明が発展し栄華を極めたが、その文明はアストラギウス暦4000年頃に崩壊し、7210年代にはその面影もない砂漠に覆われた惑星と化している。多くの原住民は深い谷底で原始時代さながらの生活をしており、高性能機器の部品に使用されるクエント素子の発掘と成年男性を傭兵として銀河各地に送りだす事が数少ない産業である。大柄なクエント人傭兵は、戦闘能力の高さと命令に忠実な事から、各地の戦場では高く評価されている。クエント人は政府を持たず、超古代文明の遺構の上に存在する唯一の都市、ゴモルが便宜上の首都とされているが、ゴモルの居住者もほとんどは他星の人間であり、基本的にクエント人がゴモルを訪れるのは傭兵の募集があった時だけである。クエント事変後の周辺星域での古代クエント遺産を巡る争いが、第4次銀河大戦のきっかけを作る。
クメン王国
惑星メルキアの小国。ローラシル大陸の南端のバラミル半島に位置する農業国で、首都はザイデン。メルキアの中では戦争中の自然へのダメージは少なかったらしく、亜熱帯性気候でジャングルに囲まれた豊かな自然を持つ。メルキアにありながらメルキア連邦には加盟せず、親バララントの姿勢を貫き完全な独立を求めようとしてメルキアの中央政府と20年来の対立状態にあった。しかしクメン王国内でも近代化を推し進めようとするクメン政府と近代化の犠牲となった国民の大半を占める農民による「ビーラーゲリラ」が武力闘争を繰り広げ、これに近代化によって特権を奪われた旧支配階級が合流して反政府組織「神聖クメン王国」を結成し激しい内乱へと発展していった。のちにクメンとメルキアが停戦したことから、クメンが全軍をビーラーゲリラ討伐に振り向けた事と、メルキア政府の介入により終結。
サンサ
かつてはバララントの勢力圏に位置する惑星。バララントの交易の重要な地点でもあり、ギルガメスへの侵攻には中継基地が置かれたこともあって、戦略的には重要な場所であったため幾度となく戦火に見舞われることとなった。中でも7212年12月から翌年2月にかけての第3次サンサ攻略戦において、ギルガメス軍は特殊部隊・レッドショルダーを投入することで最終的には勝利を収めるものの、度重なる戦災によって大気の呼吸が困難になるほどに自然環境が破壊され居住不能とされた(このため、惑星上での活動には酸素ボンベが必要不可欠となっている)。戦争終結によってサンサは不可侵宙域に指定され、わずかに残った住民が細々と生活している。当然ながら酸素がなくなったため植物はほぼ絶滅し、惑星上は砂漠が広がる不毛の大地と化していた。だが『幻影篇』までの年月の間、大きく自然環境の改善が試みられたらしく、ようやく酸素ボンベなしに人々が生活できるようになっている。
ヂヂリウム
半液体化金属の半導体。半透明の青い物質である。常温での超伝導効果をもつため、ATなどに搭載される高速コンピューター回路に不可欠とされる。触媒によって特殊な放射線を発し、第3次銀河大戦終盤には最重要の戦略物質として重視されるようになった。ギルガメスが開発したPSは身体機能の維持のため定期的な照射が必要とされている。企画初期の設定には「ヂライト・ヂゴル・ナトリウム」とする表記があり[6]ヂヂリウムの正式な呼称とも取れる。
「ジジリウム」や「ジジリュウム」などの表記もあり統一されていなかったが、データベース作成にあたり高橋監督の判断で「ヂヂリウム」に統一された[7]
パーフェクトソルジャー
PSと略される。戦場で理想的な能力を発揮できるようにするため、肉体や脳神経に人為的な処置をされた一種のサイボーグ。メルキア軍において開発され、秘密結社により奪取され研究が進められた。ATパイロットとしては優秀な能力を持ち、強靭な肉体と並外れた反射神経、精神操作による軍に対する高い忠誠心を有する。しかし身体機能の維持のためには定期的にヂヂリウムの照射を受けなければならず、精神的な不安定さなどの問題があった。さらに寿命も2年程度しかない。バララント側でも同様に開発され、こちらは肉体がより機械的に強化されていたが、やはり精神面に問題が残っていた。なお、『デュアルマガジンNo.9』P.28の記述によると、「PSはヂヂリウムがないと筋肉硬直を経て死に至る」というのは秘密結社の洗脳暗示による欺瞞で、最終的には筋力が常人並みに衰えて安定するとされる。「禁断症状」とされる筋肉の硬直は、催眠効果により現れるもので、実際に死につながるわけではない。
バトリング
ATを使う模擬戦闘の賭け試合。百年戦争の終結後、軍からあぶれたATパイロットたちが放出品のATを用いて模擬戦闘を行う。火器を使わずに格闘戦を行う「レギュラーゲーム」と、実弾を使用して実戦さながらの戦闘を行う「リアルバトル」、ATサイズの槍や刀剣類が使用される「ブロウバトル」が存在する。ごくまれにAT対地上戦艦、AT対機甲猟兵などAT対ATの枠組みを外れた異種格闘戦が行われることがある。
観客はどちらのATが勝つかを予想し、金を賭けて見物する。リアルバトルでは試合の性格上、パイロットのみならず流れ弾で観客にも死傷者が出るが、むしろ刺激的とされ好評である。ウドの街が発祥の地と言われており、戦争の長期化で大衆娯楽のほとんどが廃れた事もあって、娯楽に飢えた民衆から高い人気を博している。
ウドの街以外でも、ア・コバ(OVA『ビッグバトル』)やタ・ビング(OVA『機甲猟兵メロウリンク』第2話)、アグ(小説『青の騎士ベルゼルガ物語』)といった他の街でも行われている。
バララント同盟
アストラギウス銀河をギルガメスと二分する勢力。劇中では「バララント星域」と呼ばれ、「〜同盟」と呼ばれたことはない(ムック編集スタッフの創作である)。主人公がギルガメス陣営の人間であるためバララントは劇中の描写が相対的に乏しく、内情や来歴に関する設定の多くもやはり関連ムックで創作されたものである。首星はバラン。アストラギウス暦5500年頃に、ギルガメスよりやや早く成立している。秘密主義と超国家主義の傾向が強い軍事大国で、その内情には窺い知れない部分も多いが、国家としてのまとまりや国力はギルガメスを上回っている。第3次銀河大戦では豊富な宇宙戦力をもって戦争中盤までギルガメスを圧倒したが、その後ギルガメスがATを開発、戦場に投入するようになると形勢の逆転を許してしまう。
元々アニメーション本編で百年戦争は「原因も定かでない戦争」と語られていたが、これもまた関連ムックでその戦争の「原因」が創作されている。関連ムック由来によると、バララントの国家体制は「戦時共産主義」であり、同時に「大バラン主義」と称される極端な宇宙進出・偏重主義を奉ずるとされる。バララントの歴史は宇宙進出とそれに伴う他星系の「解放」(=侵略)の歴史であり、体制下の他民族は同化・抑圧政策に遇していると言われ、バララントの浸透を恐れた諸星域国家による軍事通商同盟「ギルガメス連合」の成立を促すこととなった。
秘密結社
ワイズマンの超絶的な力に魅せられてその手先となったとされる謎の組織。垂直水平に交わった鉤十字型の意匠を組織のシンボルとしている。ギルガメス軍将校を幹部構成員とし物語開始以前から存在しているが、彼らは軍籍に身を置いたまま組織に加盟して活動していた。『装甲騎兵ボトムズ』第1話「終戦」でギルガメス軍基地=小惑星リドからPSを奪取し、第三次銀河大戦が終戦を迎えると活動を顕在化。幹部らは軍籍を離れ、宗教団体の体裁をとるようになった。特に最高幹部のアルベルト・キリイ、セルジュ・ボロー等は司祭の服装を正装としている。政界、軍部、財界などに影響力を持っていたとされるが、その実態は謎が多く組織の正式名称も秘密のままであった。組織の構成員はワイズマンの意志を実現するために暗躍し、その見返りとして地位と財産が約束されていたという。主な活動としては武器の開発・生産・売却があげられ、特にPSや新型ATの開発に力を入れていた。
宗教的な雰囲気があるが、作中では詳細に述べられていない。OVA『赫奕たる異端』の制作時において、元はマーティアルの一教区だったが、マーティアルで禁忌とされている“力への愛の科学技術による代行”、つまりPS開発に携わったことが原因でアレギウムから破門されたという設定が追加されている。ただ、マーティアルの教義がワイズマンの干渉によって生まれたものである[要出典]ので、ある意味では原点回帰である。
百年戦争
アストラギウス暦7113年から7213年にわたってギルガメス、バララント間で繰り広げられた銀河規模の戦争である第3次銀河大戦の俗称。ただしテレビ版本編では第3次銀河大戦の名称は登場せず、一貫して「百年戦争」と称される。百年戦争末期には、両陣営の200を超える惑星が、戦火に巻き込まれている。
不可侵宙域
ギルガメスとバララント、両勢力の立ち入りを禁止する中立宙域。5632年の星雲法制定では、聖地アレギウムがあるジアゴノ星などが指定される。7213年の百年戦争休戦条約ではサンサ星周辺など、終戦時に両陣営の支配が明確でない宙域が指定された。指定時期は不明だが代表的な宙域に、古代クエント文明のクエント星、アストラギウス銀河最大の銀行のあるアンティテーツ星などがある。
マーティアル
アストラギウス銀河全域において信奉されている巨大宗教。組織制度や聖職者の様子等、カトリックによく似た描写で表現されている。また、組織のシンボルとして十字架ではなく「鍵」が設定されている。これはこの宗教における天国の扉を開く鍵=闘争、競争の具象であるとされ、高位の聖職者の法衣から末端信者のATパイロットが手に握るロザリオにまでその姿がある。
惑星ジアゴノの原始宗教が神の啓示を記したヤーダル碑の発見に端を発し、アストラギウス暦1000年に成立した。「闘争こそ調和と進化の源」の教義を持ち、軍事、政治、経済の面においても強い影響力を持つ。マーティアルの中枢は惑星ジアゴノのアレギウムに存在する根本聖堂にあり、法皇を中心とした中央集権的な組織として形成されている。5632年に成立した「星雲法」のもとでギルガメス、バララントの双方から保護されている。銀河全域に広がった教区はセクターと呼ばれ、アレギウムから任命された枢機卿が赴任し指導に当たっている。第712代法王指名選挙と同時期にアレギウムで起きた事件は「アレギュウムの赫い霍乱」として庶民にまで知られるが、事件の詳細は一切公表されなかったためにさまざまな憶測を呼び、影響力に陰りが見え始める。
メルキア
ギルガメス連合の首星。第3次銀河大戦開戦時はギルガメス連合への加盟が遅く発言権も低かったが、有力な惑星が次々に消滅した事やAT開発にみられる優れた軍事技術と豊富な工業力を背景に連合内で急速に台頭し三代目の首星の座に就いた。メルキアの政治体制は連邦制をとっており、その中ではいくつもの自治州や独立国家が存在する。第3次銀河大戦では致命的とはいかないまでも度重なる戦災を被ったことで人口が大きく減少し、治安も悪化している。キリコが従軍している数年の間に人口の4分の3が死滅したという。
レッドショルダー
正式名称は第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊任務班X-1。ATの右肩を血の赤に染めていたことに由来を持ち、俗に吸血部隊とも呼ばれる。キリコもかつては所属していた。
戦場におけるATの重要性が高まってきた第3次銀河大戦終盤、エリート部隊と謳われた第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊作戦部隊の中において、ヨラン・ペールゼンの手によって更に徹底されたエリート部隊として創設された。第3次銀河大戦の末期の銀河各地の戦場で活躍し、中でも第3次サンサ攻略戦ではギルガメス軍に多大な戦果をもたらしている。
しかし、戦場における非戦闘員や民間人への残虐行為や行き過ぎた秘密主義が国際的な問題となり、停戦協定では部隊の解散までが合意事項に含まれるほどであった(このような事実はなく、急激に勢力をのばすペールゼンのやり方に危惧した軍上層部が情報操作を行ったという説もあるが、目撃者や元部隊員の証言もあるため、この説は信憑性が低い)。
戦争終結によって正式に解散された後、隊員の一部は秘密結社と結託して己の理想を追求するペールゼンの私兵となる。
テレビシリーズ劇中では「正式にはメルキア戦略装甲騎兵団特殊任務班X-1」であるというキリコの台詞があった。ただし後に作られたウド編の総集編及び小説版では「メルキア戦略機甲兵団特殊任務班X-1」と訂正されていた。
青の騎士ベルゼルガ物語』では正式名称が「メルキア機甲兵団2045部隊特殊任務班X-1」となっている。
ワイズマン
声 - 柴田秀勝
かつてクエント星を追放された異能者達がクエントに帰還後、地底深くの原形質保存装置に自らの意志を集合させ意識集合体となった時に名乗った名称。ワイズマンは肉体のない意志だけの存在となって以降、古代クエント文明の超高度な科学力を背景に1000年以上にわたって銀河各地の文明に干渉し、組織や人材、情報などを操りアストラギウス銀河の歴史を影から操っていった。自らを神と任じ、人類からはその存在を知られることなく、銀河を二大勢力によって分割統治させ人類に絶え間ない戦争を仕掛けるのであるが、これは自らの後継者の誕生を促すワイズマンの意志でもあった。力への愛ではなくテクノロジーによって神の存在に近づこうとし「神を見失った」ために「マーティアル」から異端として排斥された一派=秘密結社は、このワイズマンの信奉者であった。

スタッフ

主題歌・挿入歌

オープニングテーマ - 「炎のさだめ」[10]
作詞 - 高橋良輔 / 作曲・編曲 - 乾裕樹 / 唄 - TETSU
エンディングテーマ - 「いつもあなたが」[11]
作詞 - 高橋良輔 / 作曲・編曲 - 乾裕樹 / 唄 - TETSU
挿入歌 - 「たのまれグッバイ」
作詞 - 高橋良輔 / 作曲・編曲 - 乾裕樹 / 唄 - 川浪葉子

主題歌2曲と、挿入歌を収録したレコードは、共にキングレコード(スターチャイルド・レコード)より発売された。

作品解説

テレビ版のストーリーは、治安警察と暴走族が牛耳る街「ウド」(第1話 - 第13話)、反政府軍との内戦が続く熱帯の王国「クメン」(第14話 - 第27話)、砂漠の惑星「サンサ」(第29話 - 第39話)、キリコ出生の秘密が隠された惑星「クエント」(第41話 - 第52話)の4つのパートに分かれており、舞台が変わるごとに、市街戦・湿地戦・宇宙戦・砂漠戦など、さまざまなバリエーションの戦闘シーンを展開する。これは『太陽の牙ダグラム』が舞台がほぼ砂漠だけということで画面が単調だったためとされている[12][注 9]

各話担当作画監督の1人であったアニメアール谷口守泰は本作で活躍して[2]、その後、高橋監督作品『機甲界ガリアン』の中核スタッフを経て、高橋が監督した『蒼き流星SPTレイズナー』ではキャラクターデザイナーに抜擢された。

「ボトムズ」という名称

本作の企画を作った当時はトップレスバーならぬボトムレスバーという、下半身に何も履いていない女店員が接客するバーが有った為「ボトムス」といういやらしいイメージの有る名前に抵抗を持つ人が居た。高橋良輔は、これはアストラギウスの言語であり英語ではないという説明で乗り切ったという[13]

ATとその乗り手を指す「ボトムズ」という呼び名は、軍の定めた公式見解では「Vertical One-man Tank for Offence & Maneuver-S:攻撃と機動のための直立一人乗り戦車」の略称であるとされている[14]。しかし実際は脆弱な装甲、発火しやすいポリマーリンゲル液、コストを下げるため切り捨てられた機体の生存向上システム──人命よりも生産性を優先させたATは、搭乗者の生存率の低さからまさに“鉄の棺桶”とも言える代物だった。同時にパイロットたちの素行の悪さと任務環境の過酷さから付いたスラング「Bottoms:最低の奴(ら)」であるとする「説が強い」[1][15]という。

従って、番組終了後発表された小説『青の騎士ベルゼルガ物語』(ソノラマ文庫・1985)にある「最低の野郎ども」という解釈は初出ではない。高橋は当初作品タイトルの『ボトムズ』の英語スペルをBottomsにするつもりであったが、商標上の問題により実現せず、やむをえずVotomsに変えたという経緯がある。同時に、ATやATパイロットのことだけでなく、作品の描くテーマとしてより広義に「底辺の人間たち」という意味も込められているとのことである[16]

テレビシリーズ序盤、主人公のモノローグや予告編のナレーションにおいて、ATを「ボトムズ」と呼称(それとともにATパイロットは「ボトムズ乗り」と呼称)する回が数回あったが、その後劇中でその名を聞くことはOVA『ペールゼン・ファイルズ』までしばらくなかった。劇中に主に使われる呼称はATであり、ATの正式名称「アーマードトルーパー」、そして「スコープドッグ」等の固有機体名もほとんど登場しない。特に固有機体名を使わないのは、玩具販売を目的としたスポンサーが付くアニメでは異例中の異例であり、そのことがリアルロボットアニメとしての本作の地位を高めた一因にもなっている。

キャラクタ―設定

主役については無口な男の方が饒舌な男よりカッコがいいと高橋監督が感じ、ATのコックピットの中でしか安らぎを感じることが出来ない無口な男にした。

ヒロインについてキャラクターデザイナーの塩山紀生が美女が好きな為、高橋監督が好きなココナのような愛嬌があるタイプではなく、完璧な美女にした。フィアナが初登場時にスキンヘッドだったのは脚本の吉川惣司が主張した為で高橋監督は液体の中で髪が揺らぐ様子を描きたかったので、スキンヘッドにしたくなかった。

高橋監督によれば、結果として恋愛ものとして見られることがあり、実際そうなったのかもしれないが、元々恋愛はボトムズの要素の一つだった。高橋監督は恋愛を描くにあたり三角関係を作ろうとしたが、ココナではフィアナに太刀打ち出来ないと感じ、フィアナをめぐる三角関係を作る人物としてイプシロンを設定した。ルックスはキリコより男前にした。高橋監督はイプシロンを見ていて、この男は長生き出来ないと感じ、イプシロンにふさわしい死に場所を与える為、第39話「パーフェクト・ソルジャー」のエピソードを作った。[17]

主役メカ設定

ガンダムからロボットが兵器として扱われる様になり、兵器として考えるに際し、戦車のイメージはダグラムでやったので、スピード感を重視したジープのイメージとした為、自動車を縦にしたサイズにした。メカデザイナーの大河原邦男は既にそのサイズのロボットを高橋監督が相談する前に描いていて、偶然、両者の思惑が一致した。[18]

製作に影響を与えた作品

数々の映画を大胆に引用(借用)したことでも知られる。ウド編は『ブレードランナー』、クメン編は『地獄の黙示録』、除隊した兵士が何の準備もないまま社会に放り出される主人公キリコの成り立ちは『ランボー』などに影響を受けていると関係者が公言している[19]

音楽

主題歌・挿入歌

主題歌を担当した覆面歌手・TETSUの正体は、後に1990年代のヒット曲の仕掛け人となったシンガーソングライター・織田哲郎である。織田が自身の公式サイト内の日記(2001年6月7日付)で読者からのメール等に応えて明らかにしたところによれば、ボトムズ放映の頃、まだデビューするかしないかの駆け出しだった彼は、アルバイトとして覆面歌手扱いで曲を吹き込むことも多かったという。

この作品についても、当時お世話になっていた人の求めに応じて歌った[注 10]ものであり、彼が数多く担当した、そういった事情のある歌の中でも最も有名なものである。

主題歌のオープニングテーマとエンディングテーマは、いずれも高橋良輔が作詞を担当。今でもカラオケでファンによく歌われるなど親しまれている曲だけあって、「酒代に困った頃に作詞印税が入ってきて助かってます」と冗談交じりに語っている。

挿入歌「たのまれグッバイ」は、テレビ版のクメン編において、バーにいたココナが歌っている曲である。レコーディングの際、バーで歌う雰囲気を出せるようココナ役の川浪はお酒を飲まされてレコーディングを行ったという逸話がある。

行進曲

劇中、サンサ編のレッドショルダー関連映像の場面や、『野望のルーツ』の終盤に流れる行進曲は、本作のために作成された曲ではなく、サントラ盤に収録されておらず、ファンの間では通称「レッドショルダーマーチ」と呼ばれていた[22]

この曲については、アニメ雑誌『アニメック』のキングレコードへの問い合わせでは各テレビ局のBGM用の既成曲でタイトルや作者、著作権元は不明とされ[23]、『アニメージュ』誌による音響制作会社のオーディオ・プランニング・ユーへの取材では、曲名は「AVANZATA」で作曲はM・ZALLAで一般へは未発売[24]。他にも「テレビ東京の汎用既成曲」[22]、「(放映当時は冷戦の最中で情報がほとんど手に入らない)東欧圏の民族音楽」「コサック部隊の音楽」「記録映画の音楽」[25]などさまざまな説が唱えられ、正体が判然としなかった。

2007年になってこの曲の正体が判明する。1966年制作のイタリア映画『Due Marines e un Generale』(邦題『』、バスター・キートン主演。ちなみに彼の最後の出演作である)のサントラの2曲目「Arrivano I Marines」がその正体であった。作曲はPiero Umiliani()。同じサントラには『機動戦士ガンダム』第12話で使用された曲も含まれている[26]。M. Zallaはピエロ・ウミリアーニの変名の一つである[27]。この曲は、カップインスタントうどん赤いきつねのCMや『ボトムズ』が放送される以前の自転車、ビッグワンガムのCMにも使われた。

前作品『太陽の牙ダグラム』のタカラ製プラモデルのCMで流され、それが好評だったためレッドショルダーのマーチに採用されたのだという[23]

この曲はPlayStation用ソフト『青の騎士ベルゼルガ物語』にもCD-DAで収録された。バトリングをテーマとしたこのゲーム中において選択できる入場テーマの一つで、この曲を選択しているとゲーム中でレッドショルダーにまつわる幾つかのサブイベントが発生する様になっている。なお発売当時の雑誌インタビューにおいて、開発スタッフが音源を探し回った末テレビ東京のライブラリーにたどり着き、そこから収録した事を明かしている[要出典]。ただしこの収録曲は、アニメ本編で使われた音源 (Due Marines e un Generale) をそのまま収録したものではなく、新規に録音した別物である。

ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z』においては、「戦騎達の行進」という曲調を限界まで似せたオリジナル曲が代用として使用されており、劇中では「レッドショルダーマーチ」と一貫して呼ばれている。

反響

本放送は放送時間の問題等もあり、平均視聴率は高いとは言えなかったが、AT・スコープドッグを始めとした玩具・プラモ関連のセールスが好調であった為、打ち切られる事もなく、4クールの放映を全うした。

各話リスト

サブタイトル、脚本、演出、作画監督の出典→[28]

ウド編
話数放送日サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第1話1983年
4月1日
終戦五武冬史京春香加瀬充子清水恵蔵
塩山紀生
第2話4月8日ウド松野達也知吹愛弓谷口守泰
第3話4月15日出会い川端蓮司鈴木英二
第4話4月22日バトリング高橋良輔滝沢敏文谷田部勝義神宮慧
第5話4月29日五武冬史加瀬充子上村英司
第6話5月6日素体滝沢敏文知吹愛弓西城明
第7話5月13日襲撃吉川惣司川端蓮司谷沢豊
新田敏夫
第8話5月20日取引鳥海尽三谷田部勝義鈴木英二
第9話5月27日救出滝沢敏文加瀬充子谷口守泰
第10話6月3日レッド・ショルダー吉川惣司知吹愛弓鈴木英二
塩山紀生
第11話6月10日逆襲吉田浩桐野克也西城明
第12話6月17日鳥海尽三川端蓮司神宮慧
第13話6月24日脱出滝沢敏文鈴木英二
塩山紀生
クメン編
話数放送日サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第14話1983年
7月1日
アッセンブルEX-10吉川惣司松野達也加瀬充子谷口守泰
第15話7月8日疑惑吉田浩桐野克也西城明
第16話7月15日掃討鳥海尽三知吹愛弓鈴木英二
第17話7月22日再会高橋資祐川端蓮司神宮慧
第18話7月29日急変吉川惣司滝沢敏文加瀬充子上村英司
塩山紀生
第19話8月5日思惑康村正一西城明
第20話8月12日フィアナ
(ウド編の総集編)
五武冬史
吉川惣司
鳥海尽三
高橋良輔塩山紀生
第21話8月19日溯行鳥海尽三谷田部勝義鈴木英二
塩山紀生
第22話8月26日触発池田成桐野克也谷口守泰
第23話9月2日錯綜吉川惣司知吹愛弓神宮慧
第24話9月9日横断鳥海尽三富沢雄三川端蓮司西城明
第25話9月16日潜入吉川惣司加瀬充子上村英司
第26話9月23日肉迫谷田部勝義鈴木英二
第27話9月30日暗転滝沢敏文知吹愛弓塩山紀生
第28話10月7日運命さだめ
(ウド編の総集編)
五武冬史
吉川惣司
鳥海尽三
高橋良輔塩山紀生
サンサ編
話数放送日サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第29話1983年
10月14日
二人五武冬史池田成川端蓮司谷口守泰
第30話10月21日幻影滝沢敏文津田義三西城明
第31話10月28日不可侵宙域鳥海尽三池田成加瀬充子鈴木英二
第32話11月4日イプシロン知吹愛弓上村英司
塩山紀生
第33話11月11日対決吉川惣司滝沢敏文谷田部勝義谷口守泰
第34話11月18日惑星サンサ池田成川端蓮司西城明
第35話11月25日死線五武冬史滝沢敏文津田義三鈴木英二
第36話12月2日恩讐高橋資祐康村正一上村栄司
塩山紀生
第37話12月9日鳥海尽三知吹愛弓鈴木英二
第38話12月16日暗闇滝沢敏文加瀬充子西城明
第39話12月23日パーフェクト・ソルジャー池田成谷田部勝義谷口守泰
第40話12月30日仲間
(サンサ編の総集編)
五武冬史
吉川惣司
鳥海尽三
高橋良輔塩山紀生
クエント編
話数放送日サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第41話1984年
1月6日
クエント吉川惣司谷田部勝義川端蓮司八幡正
塩山紀生[注 11]
第42話1月13日砂漠津田義三鈴木英二
第43話1月20日遺産知吹愛弓
第44話1月27日禁断五武冬史加瀬充子西城明
第45話2月3日遭遇滝沢敏文谷田部勝義鈴木英二
第46話2月10日予感鳥海尽三池田成川端蓮司谷口守泰
第47話2月17日異変津田義三鈴木英二
第48話2月24日後継者知吹愛弓西城明
第49話3月2日異能者吉川惣司康村正一八幡正
第50話3月9日乱雲谷田部勝義鈴木英二
塩山紀生
第51話3月16日修羅滝沢敏文川端蓮司鈴木英二
第52話3月23日流星加瀬充子谷口守泰

※第52話(最終回)には、塩山紀生が作画監修としてクレジットされている。

放送局

※放送局の呼称は当時のもの。

放送地域放送局放送系列放送日時備考
関東広域圏テレビ東京[8]テレビ東京系列金曜 17:55 - 18:25製作局
大阪府テレビ大阪[8]金曜 17:55 - 18:25
北海道北海道放送[8]TBS系列土曜 17:00 - 17:30[29]放送当時、TXN系列のテレビ北海道は未開局だった。
秋田県秋田テレビフジテレビ系列
宮城県仙台放送[8]
福島県福島中央テレビ日本テレビ系列火曜 17:00 - 17:30(1983年5月 - 1984年3月20日)
月曜 - 金曜 6:15 - 6:45(1984年3月26日 - 4月4日)[30]
新潟県テレビ新潟[8]
石川県石川テレビ[8]フジテレビ系列金曜 17:25 - 17:551983年4月1日から1984年3月23日まで放送[31]
福井県福井テレビ火曜 17:25 - 17:55[32]1985年頃に放送[33]
中京広域圏東海テレビ[8]土曜 18:00 - 18:30放送開始後にTXN系列のテレビ愛知が開局したが、引き続き最終回まで放送
京都府KBS京都[8]独立局
兵庫県サンテレビ2016年4月4日から放送
サンテレビ公式ツイッター2016年3月4日ツイート分で公表
岡山県・香川県山陽放送TBS系列放送当時、TXN系列のテレビせとうちは未開局
広島県テレビ新広島[8]フジテレビ系列
愛媛県南海放送[8]日本テレビ系列
福岡県RKB毎日放送[8]TBS系列放送当時、TXN系列のTXN九州は未開局
熊本県テレビ熊本フジテレビ系列
沖縄県沖縄テレビ[8]

テレビシリーズ終了後

テレビシリーズで描かれなかった空白期や、過去の物語が3本のオリジナルビデオアニメ(OVA)としてリリースされ、好セールスを記録した。この人気を受け、外伝的作品『青の騎士ベルゼルガ物語』(小説)、『機甲猟兵メロウリンク』(OVA)が生まれた。さらに1994年には本編の32年後を舞台とする続編『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』(OVA)がリリースされた。

2006年、模型雑誌で連載中の『装甲騎兵ボトムズ・コマンドフォークト』と連動したトークショーにおいて、高橋良輔監督によるボトムズ新作アニメの制作予定が発表され、翌2007年2月のワンダーフェスティバル 2007では仮称題名を『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』としてキャラクターやATのビジュアルを公開。夏頃の作品開始を予定し進行中との情報が告知された。スタッフも当時のスタッフのほとんどが集結している。OVAの『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』とテレビ本編の空白期間を舞台として描かれる。2009年1月17日には『ペールゼン・ファイルズ劇場版』が公開された。

2007年からは日経トレンディネットで、『ペールゼン・ファイルズ』などの制作現場やボトムズの次回作の構想を、高橋良輔が制作日誌的な小説にした「新・小説VOTOMSいちぶんの一」を連載中である。

この新アニメシリーズとは別に『日経エンタテインメント!』誌で高橋良輔が小説版ボトムズ・『孤影再び』を連載(「日経キャラクターズ!」誌からの移動)。『赫奕たる異端』の後の時代の物語で、第14回では、ペールゼン・ファイルズについて触れられており、メルキア情報相次官フェドク・ウオッカムの名が出てくる。なお、『孤影再び』を元にした最後のエピソードと謳っているOVA、『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』が2010年3月よりリリースされた。

チャンピオンRED』2008年6月号から2009年7月号にかけて漫画『装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES』(作画:杉村麦太 )が連載された。こちらは主人公がボトムズ乗りの幼い少女で、クエント人の女傭兵も登場している(乗機はベルゼルガ)。

珍しい例としては、アストラギウス銀河の300年後の様子を描いた高橋良輔による小説『equal ガネシス』(2011年5月に単行本化)が存在する。ここではアーマードトルーパーは「ロボトライブ」と呼ばれるアンドロイド兵士に取って代わられている。

Blu-ray Perfect Soldier Box発売記念としてTOKYO MXで2020年12月27日(BS11では12月29日)に高橋良輔監督が出演する特番『ドキュメンタリー of ボトムズ 異能の系譜』を放送[34]

テレビシリーズ版以降に製作されたアニメ作品

総集編6本とOVA10作品が製作されている(以下、発売した順に記載)。

  • 一連の作品を時系列順に整理すると以下のようになる(外伝・派生作品は除く)。
  1. レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
  2. ペールゼン・ファイルズ 全12話
  3. テレビシリーズ・ウド編(第1話 - 第13話)
  4. ザ・ラストレッドショルダー
  5. テレビシリーズ・クメン編(第14話 - 第27話。第28話はウド編の総集編)
  6. テレビシリーズ・サンサ編(第29話 - 第39話)
  7. テレビシリーズ・クエント編(第41話 - 第52話)
  8. ビッグバトル
  9. (テレビシリーズ最終話のエピローグ)
  10. 赫奕たる異端 全5話
  11. 孤影再び
  12. 幻影篇 全6話

装甲騎兵ボトムズ VOL.I STORIES OF THE A.T.VOTOMS

1985年6月21日発売[35]。テレビシリーズを時系列にまとめた総集編。演出・構成は谷田部勝義[35]

装甲騎兵ボトムズ VOL.II HIGHLITS OF THE A.T.VOTOMS

1985年7月20日発売[36]。銀河万丈がナレーションを担当した各話の予告編をすべて収録し、ココナ・バニラ・ゴウトの3人を中心に構成された名場面集。演出・構成は知吹愛弓[36]

エンディングと、ファンタムクラブでココナが歌うシーンが塩山紀生によって新たに作画されている。ファンタムクラブのシーンでは監督の高橋良輔、キャラクターデザインの塩山紀生、プロデューサーの長谷川徹らがワンカット登場するお遊びがある。

クエント消滅後のロッチナがギルガメス軍の軍服を着て登場しているが、これが『ビッグバトル』の前に入るのか後に入るのかは不明。

ザ・ラストレッドショルダー

1985年8月21日発売[37]OVA作品。時間軸的にはウド編とクメン編の間に入るエピソード。1986年8月2日に劇場公開もされた。本作品は第3回日本アニメ大賞OVA最優秀賞を受賞している。

スタッフ[38]
  • 原案 - 矢立肇
  • 原作・監督 - 高橋良輔
  • 脚本 - 吉川惣司
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 塩山紀生
  • メカニカルデザイン - 大河原邦男
  • 演出 - 加瀬充子
  • 音楽 - 乾裕樹
  • 作画監督 - 塩山紀生
  • メカ作監 - 吉田 徹
  • 美術監督 - 宮前光春
  • 音響監督 - 浦上靖夫

ウド

1986年2月21日発売[39]。ウド編の総集編。演出・構成は高橋良輔。

オープニング、エンディング、『クメン』の予告編がマックスファクトリー製作のジオラマで表現され、話題になった。

クメン

1986年4月5日発売[40]。クメン編の総集編。演出・構成は高橋良輔。この総集編にはフィアナが登場しない。

『ウド』同様にオープニングとエンディングはジオラマバージョン(オープニングの内容は『ウド』と異なる。エンディングは同じ)。

ビッグバトル

1986年7月5日発売[41]のOVA作品。時間軸的には最終話におけるクエント消滅からキリコとフィアナがコールドスリープに入るまでの間に入るエピソード。

スタッフ[42]
  • 原案 - 矢立肇
  • 原作・監督 - 高橋良輔
  • 脚本 - はままさのり
  • キャラクターデザイン - 塩山紀生
  • メカニカルデザイン - 大河原邦男
  • 音楽 - 乾裕樹
  • 美術 - 岡田和夫
  • 音響監督 - 浦上靖夫

サンサ

1988年1月23日発売[43]。サンサ編の総集編。演出・構成は高橋良輔。

オープニングは谷口守泰、エンディングは塩山紀生による新作画(『クエント』も同じものが使用された)。

制作時、谷口は『機甲猟兵メロウリンク』のデザイン作業に取り掛かっており、『ボトムズ』本編では登場することのない、対ATライフルを携え、マントを羽織った機甲猟兵姿のキリコを観ることが出来る。谷口は絵コンテも担当。そのエピソードは当時『アニメージュ』誌に連載されていた自らのイラストエッセイに記されている。演出は谷口の指名で今西隆志が担当した。

クエント

1988年2月20日発売[44]。クエント編の総集編。演出・構成は高橋良輔。

レッドショルダードキュメント 野望のルーツ

1988年3月19日発売[45]のOVA作品。時間軸上最も古いエピソード。劇伴音楽は乾裕樹による新作。オープニングアニメーションはアニメアールの吉田徹の絵コンテによる新作が予定されていたが、スケジュールの都合により本編カットを抜粋し構成したダイジェストが使用された。

スタッフ
  • 原案 - 矢立肇
  • 原作・監督 - 高橋良輔
  • 脚本 - 吉川惣司
  • キャラクターデザイン - 塩山紀生
  • メカニカルデザイン - 大河原邦男
  • 演出 - 今西隆志
  • 音楽 - 乾裕樹
  • 美術 - 岡田和夫、宮前光春
  • 音響 - 浦上靖夫

機甲猟兵メロウリンク

1988年から1989年にかけて発売[46]された外伝に当たるOVA作品。全12話[46]

赫奕たる異端

1994年から1995年にかけて発売されたOVA作品。全5話。

ペールゼン・ファイルズ

2007年から2008年に掛けて発売されたOVA作品。全12話。2009年1月17日に劇場版が公開。

幻影篇

2010年3月より発売のOVA作品。全6話。

ケース;アービン

2011年2月25日発売の「ボトムズ新生3作品」にあたるOVA作品。2010年11月6日にはイベント上映。世界観は共有するが、キリコを中心とするシリーズとの接点は設けられていない作品。

ボトムズファインダー

2011年4月7日発売の「ボトムズ新生3作品」にあたるOVA作品。2010年12月4日にはイベント上映。本作などの世界観や設定を一切用いていないパラレルワールドの作品。

孤影再び

日経エンタテインメント!』誌で連載された小説。後に「ボトムズ新生3作品」の一環でOVA化され、2011年4月22日に発売。発売に先行して2011年1月8日にイベント上映。


DVD

  • 装甲騎兵ボトムズ DVDメモリアルボックス
    テレビシリーズと(2005年時点での)全OVAがセットになった初回限定DVD-BOX。
    2005年2月24日発売。
  • 装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX I [47]
    2010年2月23日発売
    テレビシリーズ第1話 - 28話を収録。
  • 装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX II [48]
    2010年5月28日発売
    テレビシリーズ第29話 - 最終話を収録。
  • 装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX III [49]
    2010年8月27日発売
    『ペールゼン・ファイルズ』以降を除くOVAを収録。

以下は単品販売。

  • 装甲騎兵ボトムズ Vol.1 - Vol.4
    2006年10月27日発売
  • 装甲騎兵ボトムズ Vol.5 - Vol.7
    2006年11月24日発売
  • 装甲騎兵ボトムズ Vol.8 - Vol.10
    2006年12月22日発売
  • 装甲騎兵ボトムズ Vol.11 - Vol.12
    2007年1月26日発売
  • 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
  • 装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
  • 装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
  • 装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 1
  • 装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 2
    2007年2月23日発売

ネット配信

ビデオ・DVDなどのパッケージ以外にも、UHF地方局やCS局でたびたび放送されており、ネット配信サービス(バンダイチャンネルなど)で全シリーズが視聴可能である。

小説

  • テレビのノベライズ
    以上4作品は著:高橋良輔、本文イラスト:塩山紀生、表紙イラスト:大河原邦男、(角川スニーカー文庫角川書店
  • OVAのノベライズ
    以上2作品は著:吉川惣司、表紙・本文イラスト:塩山紀生、(アニメージュ文庫徳間書店
    • 愛蔵版 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー 2005年2月19日発売 ISBN 4198619816
    上記の吉川惣司作の2作品をまとめ、加筆・訂正をしたもの。表紙イラスト:天神英貴、徳間書店刊
  • 本編後の物語・外伝など
    • 装甲騎兵ボトムズ 孤影再び - 『日経エンタテインメント!』2006年5月号から2007年9月号に連載。OVA『赫奕たる異端』の後日談。32年ぶりにバニラ、ココナ、ゴウトを訪ねるところから物語は始まる。著:高橋良輔、本文イラスト:塩山紀生。
    • 装甲騎兵ボトムズ コマンドフォークト - 『月刊ホビージャパン』2006年9月号より連載。百年戦争中に活躍したスーパーエース部隊の物語。キリコらアニメのキャラクターは登場しない。1/24スケールのプラモデルを使ったディオラマと絡めて展開される。著:野崎透、監修:高橋良輔。同じ出版社の『キャラの!』(旧『Novel JAPAN』)では並行してHJ誌連載分より以前のエピソードが連載され、塩山紀生がイラストを担当した。
    • 装甲騎兵ボトムズ 戦場の哲学者 - SBクリエイティブより2016年10月にムック本として出版[50]。著:高橋良輔。百年戦争末期の惑星パルミスで戦場を転々とする傭兵AT乗り・フィローを主人公とした物語。主要なATは大河原邦夫が描きおろす(本文イラスト:シラユキー)。このほか、池田成による絵コンテや設定・各種解説も付き、さながらアニメ作品資料集のような装丁になっている。
      もともとは2015年にweb上で随時発表するという発表があったが[51]かなり延び、webでは第一章「絢爛たる葬列」をサンライズが直接運営するWeb小説サイト『矢立文庫』で2016年9月より随時連載するという形になった[52]
    • 装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇 - 2020年9月25日より、WebNewtypeと電撃ホビーウェブでWeb連載。幻影篇の後日譚[53]
  • その他
    • アニメ雑誌『アニメック』1983年10月号に高橋良輔による短編が掲載された(その後に出版化はされていない)。「もしボトムズが当初の構想通りバトリング選手として街から街へ転々とするというものであったなら……」という設定の下で、キリコが軍を追われる原因となった小惑星リドの事件(テレビシリーズ第1話)を野営中に振り返るという内容。この小説を原型として『機甲猟兵メロウリンク』の第5話が作られており、特にチェコブ(架空の植物)の毒で悪夢を見始めるという導入部分はほぼそのまま流用されている。
    • 月刊ホビージャパン別冊「青の騎士ベルゼルガ物語」掲載のスペシャルシナリオ「前編:運命との出会い」(シナリオ高橋良輔 / イラスト塩山紀生)において主人公ケイン・マクドガルの危機を救ったのが『ボトムズ』本編の主人公キリコ・キュービィーだったという記述がある。これは小説『青の騎士ベルゼルガ物語』を仮にOVA2巻にした場合の前半シナリオとして書かれたもの。

カセット版

1988年12月25日に朝日ソノラマから発売。ウド編の中盤までを再構成したもの。テレビシリーズの乾裕樹の音楽は使用されていない。

キャスト
  • キリコ - 郷田ほづみ
  • ゴウト - 富田耕生
  • バニラ - 千葉繁
  • ココナ - 川浪葉子
  • ロッチナ - 銀河万丈
  • ボロー - 緒方賢一
  • カルメーニ - 佐藤正治
  • オリヤ - 茶風林
  • コニン - 梁田清之
  • コンピューターの声 - 林玉緒
スタッフ
  • 企画・製作 - 朝日ソノラマ、(株)ムービック・プロモートサービス
  • 原作・脚本 - 高橋良輔
  • 演出 - 大熊昭
  • イラスト - 塩山紀生

コミック

  • 装甲騎兵ボトムズ - コミックボンボンKC(講談社) 著:のなかみのる 全4巻、絶版
    • コミックボンボン』誌上にテレビ放映と同時期(1983年5月号 - 1984年4月号)に連載されたもの。単行本収録の際に大幅な描き足しがあったが、雑誌版のオリジナルな絵柄だったキャラクターが、新作部分のみアニメ版に近い絵柄となっている。これについて、漫画執筆作業の時点でアニメの相当回の設定や脚本の決定稿が届いていなかったり、色設定やキャラクターの詳細も不明なことが多かった等の事情を、後に作者がインタビューで答えている。更に後の大都社版(全2巻)では全体的に作画修正され、アニメ設定に近い絵柄となった。なお、講談社版では「百年戦争」は「十年戦争」と呼ばれ[注 12]、キリコの幼少時に始まったとされている。イプシロンとの決着シーンはアニメ版とは異なり、更に『プラモ狂四郎』でそれと同様のシーンが再現されている。
  • 装甲騎兵ボトムズ - 『TVアニメマガジン』(秋田書店)連載 著:岡崎優
    • 1983年5月号より、毎回8ページのダイジェストストーリー漫画を連載。長らく未単行本化だったが、2011年3月にマンガショップより、『サンライズロボット漫画コレクションVol.2「太陽の牙ダグラム」&「装甲騎兵ボトムズ」』が発売され、「ダグラム」共々初の単行本化となった。
  • AT Stories - (双葉社) 作:岡島正晃、画:曽野由大
    • グレートメカニック誌で連載されているオリジナルストーリー集。同誌に掲載されたものと描き下ろしで構成されている。
第1巻 ISBN 978-4575939491
第2巻 ISBN 978-4575940671
  • 装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES 作画:杉村麦太
  • ARMORED TROOPER VOTOMS : SUPEREME SURVIVOR (CPM COMICS)著: Tim Eldred
    • 1997年に、OVA『野望のルーツ』とテレビシリーズ第1話をコミカライズしたアメコミ(グラフィックノベル)版。

模型

タカラ(現・タカラトミー)はダグラムでミリタリーに強い金型屋を押さえたため、複雑なデザイン造形が可能になった[注 13]

当初はタカラがスポンサーとなって製作された作品であるため、同社から1/24スコープドッグをはじめ、他にも1/35、1/48スケールで数々のATがプラキット化された。しかしタカラのアニメ模型からの撤退により模型の金型はいくつかの模型会社を転々とし、根強い人気にもかかわらずキットにプレミアがつくような時期が続いた[54]。その後、ウェーブが前述の1/24スケールキットに手を加えた「スコープドッグ・ターボカスタム」などを発売。更にバンダイが、傘下のエモーションレーベルからの作品DVD化とともに本作品のプラキット化権を獲得し、同社制作の初めてのOVA『ペールゼン・ファイルズ』登場のATを含む1/20スケールキットを発売した。 なお、1/35ストライクドッグは過去何度か再版されているものの、現在ラインナップから外されている。金型は行方不明(紛失あるいは破損)という噂が流れ、今ではオークションで高値取引されている。

この他、ユニオンモデルから1/60スケールのプラキットが発売された。本放送が終了し一年以上経った後に、ファッティー、ツヴァーク、ラビドリードッグ[注 14]といった、タカラからは未発売だったATもキット化されている。

またカバヤの食玩シリーズとして、前作「太陽の牙ダグラム」のコンバットアーマーに続いて、ボトムズのATも十二種類、軟質プラスチックの組み立てキット化された。こちらにもタカラからは未発売の、ファッティー、ツヴァーク、ラビドリードッグがラインナップに含まれている。

ゲーム

家庭用ゲーム機

装甲騎兵ボトムズ ザ・バトリングロードスーパーファミコン、1993年10月29日)
製作タカラ。アクションゲーム。
初のコンシューマーゲーム。ウドの街等を舞台にした、終戦から開戦までの外伝物。脚本は、ゲームパッケージに「サンライズのスタッフ」と表記されているが、今西隆志が担当。キャラを塩山、ゲームAT等を大河原と、本作スタッフがデザイン。『赫奕たる異端』を準備中のスタジオで、今西演出、塩山作画監督、銀河万丈ナレーションによるCM映像が制作された。
装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語PlayStation、1997年10月30日)
製作タカラ。3Dアクションゲーム。
小説『青の騎士ベルゼルガ物語』の「黒き炎編」をゲーム化。初回限定版には1/24デュアルモデルのスコープドッグパラシュートザック装備とバトリングプレミアムカードが付属。主人公のケイン・マクドガルやクリス・カーツなど、原作のキャラクターが多数登場する。終盤の選択肢でケインかクリスのどちらかがラスボスになり、エンディングも変わるマルチエンディング方式が採用されている。隠しコマンドを入力する事で通常では手に入らないシャドウ・フレアが使用出来る。
装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編(PlayStation、1998年4月2日)
製作タカラ。3Dアクションゲーム。
テレビ本編のウド編からクメン編までをゲーム化。ただし、クメン編は一部のみ。初回限定版は1/24デュアルモデルのスコープドッグレッドショルダーカスタムとバトリングプレミアムカードが付属。
装甲騎兵ボトムズ ライトニングスラッシュ(PlayStation、1999年3月18日)
製作タカラ。3Dアクションゲーム。
バトリング選手中心の外伝であり、キリコ本人は登場しない。しかしウド編後半での、キリコとフィアナを追うため雇われたバトリング選手たちと戦い援護することができたり、秘密結社による廉価版PS開発を阻止するなど本編に係わる部分や、本編や『メロウリンク』の登場人物も多く出演している。初回限定版は1/24デュアルモデルのライトニングスラッシュとバトリングプレミアムカードが付属。脚本に竹田裕一郎、キャラクターデザインに塩山紀生、ゲーム用ATデザイン等に大河原邦男と原作スタッフが参加している。
装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢(PlayStation、1999年9月30日)
製作タカラ。ターン制戦術級シミュレーションゲーム。
装甲騎兵ボトムズ(PlayStation 2、2007年11月15日)
開発ユークス、製作バンダイ。3Dアクションゲーム。
ボトムズ関連ゲームで初めてテレビ全編と、『ペールゼン・ファイルズ』序盤までのOVAを網羅している。AT操縦の爽快感を考慮して開発したゲームで、50種類以上のATを操縦出来る。ATを降りて戦闘可能、戦闘中に別のATなどに乗換えが出来る。バイマン役は物故した塩沢兼人に替わって高木渉が担当。初回特典にはスペシャルガイドブックが付属した。
フィギュアヘッズ(PlayStation 4Windows
開発スクウェア・エニックス。3Dアクションゲーム。
これ自体はボトムズを主題としたものではないが、2017年4月13日にボトムズとのコラボレーションが開始される[55]

PCゲーム

装甲騎兵ボトムズ ブラック・ユニコーン(PC-8801mk2、1988年12月8日)
ファミリーソフト。シミュレーションゲーム。
外伝。キャラクターデザインは谷口守泰。アクション要素のあるシミュレーションゲーム。
装甲騎兵ボトムズ DEAD ASH デッド・アッシュ(X68000、1991年6月20日)
ファミリーソフト。シューティング。
外伝。キャラクターデザインは加瀬政広。主人公はバトリング選手で、ゴウトと契約する。キリコと戦い、ワイズマンの後継者を目指す展開まである。
装甲騎兵ボトムズ THE REAL BATTLE(PC-9801、1996年11月22日)
ファミリーソフト。バトリングシミュレーション。
プレイヤーキャラのバトリング選手の育成とATのカスタマイズを行い、バトリングに参加する。キリコやリーマンなどのキャラが対戦相手、又はタッグマッチのパートナーとして登場する。
2009年よりプロジェクトEGGからWindowsXP版発売。

アーケード

装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎(2016年7月より同年10月下旬までの期間限定稼働)
バンダイナムコエンターテインメント。体感系ロボットシミュレーター。
バンダイナムコが期間限定で開設している「VR体験アミューズメント施設」“ VR ZONE Project i Can ”で稼働。ATコックピット(風に仕立てた筐体)に座りVRヘッドマウントディスプレイを装着、FPS視点で敵AT(コンピューター制御のNPC)と戦う。厳密にはゲームでは無くシミュレーション的な設備なので、原典の設定同様、当たりどころが悪ければ即刻の機体停止(ゲームオーバー)もありうる。

ゲームブック

装甲騎兵ボトムズ 復讐の惑星シド(上原尚子/草野直樹/山口宏/ スタジオ・ハード 1987年9月10日)
勁文社、アドベンチャーヒーローブックス25。
外伝物のゲームでスペシャル・アドバイザーには高橋良輔、イラストに草彅琢仁。原作者の高橋良輔が唯一関わったゲーム。この作品の後に山口は『メロウリンク』に参加する。

TRPG

ツクダホビー、1992年6月)
ツクダホビーの『機動戦士ガンダム』シリーズのTRPG「」のシステムを流用したルール。
装甲騎兵ボトムズTRPG(トイインターナショナル/エンターブレイン、2001年3月、ISBN 978-4757704145
制作監修はサンライズ。ログインテーブルトークRPGシリーズ。ATの改造ルールが充実している。

ボードウォー・シミュレーションゲーム

  • HG-048 装甲騎兵ボトムズ RED SHOULDER(ツクダホビー、1986年3月)
  • FS-005 装甲騎兵ボトムズ CIVIL WAR(ツクダホビー、1986年6月)

3Dシミュレーションゲーム

  • NO.3 PLOTTERS CITY WOODO (プロッターズシティウド)(タカラ、1983年11月) - ボードゲーム。立体のATのユニット(駒)を使用する。照準線判定にペリスコープを使用することで話題になった。

トレーディングカードゲーム

  • 装甲騎兵ボトムズ ザ バトリングカード(タカラ、1997年) - 本作が原作のカードゲーム。
  • ブレイブサーガ(タカラ、1999年4月) - 上述のゲームのカードゲーム版。
  • サンライズクルセイド(バンダイ、2007年10月) - サンライズ作品のカードゲーム。第1章 異界の聖戦から登場。

タイピングソフト

装甲騎兵ボトムズ タイピングトルーパー(WindowsMac、イーフロンティア、2003年2月7日)
タイピング練習ソフト。ゲーム性のあるステージは、ウド編、クメン編の全6ステージ。メインキャラは音声付で、ATはフルCG、銀河万丈の予告付き。

クロスオーバー作品

上記の他、本作の直接的なゲーム化ではないが、クロスオーバー系ゲーム数作品に本作に登場するキャラクター、並びにロボットが複数登場している。

スーパーロボット大戦シリーズ
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇PlayStation Portable、前編『破界篇』2011年4月14日、後編『再世篇』2012年4月5日発売)
テレビシリーズ、『ザ・ラストレッドショルダー』、『野望のルーツ』、『ペールゼン・ファイルズ』が登場。担当声優が死去しているキデーラ役(郷里大輔)は三宅健太、バイマン役(塩沢兼人)は千葉一伸が担当。
スーパーロボット大戦Operation Extend(PlayStation Portable、2013年7月18日配信)
テレビシリーズ、『ザ・ラストレッドショルダー』、『野望のルーツ』、『ペールゼン・ファイルズ』が登場。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇/天獄篇PlayStation 3 / PlayStation Vita、前編『時獄篇』2014年4月10日、後編『天獄篇』2015年4月2日発売)
両篇にテレビシリーズ、『ビッグバトル』、『赫奕たる異端』が登場し、『天獄篇』のみ『幻影篇』と『孤影再び』が登場。
スーパーロボット大戦X-ΩiOS / Android、2015年10月5日配信)
テレビシリーズ、『メロウリンク』が登場。2020年3月には『赫奕たる異端』が期間限定で登場。
スーパーロボット大戦TPlayStation 4 / Nintendo Switch、2019年3月20日発売)
テレビシリーズ、『ザ・ラストレッドショルダー』、『ビッグバトル』が登場。

その他PCソフトウェア

ペーパーフィギュア
  • スコープドッグ(Windows、Mac、インナーブレイン、1997年)
  • ペーパーフィギュア ブルーティッシュドッグ(Windows、Mac、インナーブレイン、1998年5月21日)
  • ペーパーフィギュア スコープドッグリニューアル版(Windows、Mac、インナーブレイン、1998年5月28日)
    スコープドッグやブルーティッシュドッグのペーパークラフトの展開図データ。カラープリンタで展開図を印刷して組み立てる。
データベース
  • 装甲騎兵ボトムズ デジタルメモリアル1(Windows、Mac、ムービック、1999年10月17日)
    CD-ROM2枚組のデータベース。収録内容は、制作者インタビュー、年表、予告、音声集、ギルガメス文字フォント、大河原イラスト、スコープドッグVR集等。

パチンコ・パチスロ

2011年にサミーからパチスロ 装甲騎兵ボトムズのリリースが発表され、同年4月下旬に全国のパチンコ・パチスロ店に設置。2013年にサンスリーからパチンコCR装甲騎兵ボトムズが同年8月に発売された。

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 本編のクレジットでは第3話が「美女」。第4話以降最終回まで「ファンタム・レディ」。
  2. ^ ただし、ウド編ラストでは、イスクイが〈組織に〉切り棄てられた事をほのめかしており、コミック版でも平然と見棄てている。
  3. ^ 機甲猟兵メロウリンク』で描かれた終戦間近の惑星ミヨイテでの軍需物資(主にヂヂリウム)強奪事件。
  4. ^ ペールゼンが命名した、生存確率が桁違いに高い生命体の呼称。
  5. ^ 情報漏洩が事実かは不明。
  6. ^ しかもキリコ機はスコープドッグの「ターボカスタム」であったが、リーマン機はターボカスタムでない「コマンダーカスタム」である。
  7. ^ その他は初回戦闘時のプロト・ワン、OVA・本編でのイプシロン。
  8. ^ ただし、劇中では「一般アストラーダ語」とも言われていた。
  9. ^ ただし『太陽の牙ダグラム』において、砂漠が舞台のシーンは全話数の半分にも満たない。
  10. ^ ただしこの時は既にデビューしていたので、レコード会社の契約の都合上、名前を変えて欲しいと依頼した。
  11. ^ 表記は"紀雄"
  12. ^ スポンサーのタカラが本作放送開始の前後に発行した、商品パンフレット『SAK 3D HOBBY』における本作の紹介文でも「10年戦争」との表記があり、これが誤植でない限りは企画段階や初期設定で戦争の期間が10年とされていた可能性がある。
  13. ^ GREAT MECHANICS 4 模型メーカーであったニットー(日東科学教材)が協力しており、ダグラムの1/144モデルは同社から発売されている。
  14. ^ 当初はストライクドッグのキットから改造するためのパーツで、同シリーズのキットを幾つも買って応募する景品扱いだったが、後にフルキットとして発売された。

出典

  1. ^ a b 『SFアニメがおもしろい 機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで』EYECOM Files(編)、アスペクト、1997年。ISBN 4893666436「この作品のメカがスゴイ! 『装甲騎兵ボトムズ』 氷川竜介」、p.82
  2. ^ a b アニメージュ編集部(編)『TVアニメ25年史』徳間書店、1988年、132頁。
  3. ^ a b 完全版資料集 1987, p. 20.
  4. ^ a b 完全版資料集 1987, p. 21.
  5. ^ 完全版資料集 1987, p. 22.
  6. ^ 月刊アウト編集部『ボトムズオデッセイ』復刊ドットコム、147頁。ISBN 978-4-8354-5040-7
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  9. ^ 三栄書房『サンライズロボットアニメ大解剖』10頁掲載の宣伝ポスターより
  10. ^ 炎のさだめ”. ORICON STYLE. 2016年1月9日閲覧。
  11. ^ いつもあなたが”. レコチョク. 2016年1月9日閲覧。
  12. ^ a b 「高橋良輔インタビュー」『日経キャラクターズ!』、日経BP、2005年1月。
  13. ^ 電撃ホビーマガジン presents 電ホビ.ch in ワンダーフェスティバル2014[夏] - 2014/07/27 11:30開始 - ニコニコ生放送 5:09:11 高橋良輔「最初はやはりですねボトムズっていう名前そのものも否定されて。 最近皆さん知らないんですけど昔はトップレスバーなんつのが有ったんですよ。 あのー、んー、ま無いんですよね。で、それの発展形というか、まあ法律では許されてないんですけどボトムレスバーってのも有ったんですよ。 ですから「えーっそんないやらしいイメージの名前を付けていいの?」っていう当然大反対が有りまして。 あのー、でもまあこれアストラギウスという所で、英語ではなくこういう事で。 只「ボトム」という事に対する言葉のイメージはあのー、かなりひきずりました。ま底辺というか、そういう事ですね」
  14. ^ プラモデルの組立説明書の記述より。
  15. ^ プラモデル『1/24 ATM-09STスコープドッグ』(タカラ・1983)付属解説書の記述による。
  16. ^ 「高橋良輔インタビュー」『デュアルマガジン』第4巻、タカラ丸善、1983年。
  17. ^ TOKYO MX 2020/12/27放映 「ドキュメンタリーofボトムズ 異能の系譜」内での高橋監督のインタビュー
  18. ^ TOKYO MX 2020/12/27放映 「ドキュメンタリーofボトムズ 異能の系譜」内での高橋監督のインタビュー
  19. ^ 高橋良輔 (2011). 装甲騎兵ボトムズ 最新作登場記念15時間スペシャル!. (インタビュー). WOWOWオンライン.. http://www.wowow.co.jp/anime/votoms/interview/ 2014年2月24日閲覧。 
  20. ^ a b 月刊アウト編集部『ボトムズオデッセイ』復刊ドットコム、144頁。ISBN 978-4-8354-5040-7
  21. ^ a b c d e 浅子徹一 ほか『アニメージュオリジナル』3、徳間書店、2009年。ISBN 978-4197202683
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  23. ^ a b 「アニメ雑学大事典 連載7」『アニメック』、ラポート、1985年1月、 125頁。
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  53. ^ [1]電ホビ 2020年9月25日
  54. ^ ホビージャパン別冊『モデラーズマテリアルシリーズ6:装甲騎兵ボトムズ』ベルゼルガDT製作記事注釈より。
  55. ^ 装甲騎兵ボトムズ × フィギュアヘッズ コラボレーション特設サイト

関連項目

※テレビシリーズ放送当時、タカラが発行していた模型雑誌。

外部リンク

テレビ東京 金曜17:55 - 18:25枠
前番組番組名次番組
太陽の牙ダグラム
(1981年10月23日 - 1983年3月25日)
装甲騎兵ボトムズ
(1983年4月1日 - 1984年3月23日)
UFO戦士ダイアポロン
(再放送)
(1984年3月30日 - 1984年9月28日)

ゴルゴ13

ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、さいとう・たかをによる日本劇画

超一流のスナイパー(狙撃手)・暗殺者「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画である。

1968年11月から小学館ビッグコミック』にて連載中。

リイド社単行本(SPコミックス)は2020年12月の時点で199巻を数え、この巻数は日本で3番目[* 1]である。2018年12月時点でシリーズ総発行部数は2億8000万部を突破している[1]

連載継続中の漫画としては日本で4番目の長寿漫画[2][3][4]である。また、連載期間は、2020年9月時点で51年10月となるが、この数字は、同一作家による連載漫画としては日本で5番目の長さである[4][5]

作品内容

作品のほとんどには狙撃の依頼者がいて、コードネームゴルゴ13(英称:Golgo 13、略称:G)ことデューク東郷に特殊な依頼ルートを経由して接触する。Gは個人的ルールにそぐう場合にそれを請け負い、ひとたび請け負ったならいかなる困難があろうと完遂する。これが、概ね一話完結の物語として発表されている。

狙撃の依頼者がいない作品としては、Gの出自を探求・推理する作品、Gが何かしらのトラブルに巻き込まれる作品、Gの狙撃完遂率がほぼ100%であるが故にGに狙われているとの噂に惑わされる人々を描いた作品等、Gによる狙撃が中心ではない作品もしばしば見られる。

依頼されたGの狙撃対象は人間のみならず、物品、あるいは事象の場合もある。それは、世界情勢、経済状況、人間関係等において、対象がGの狙撃によって排除(死亡等)あるいは機能不全にされることにより、依頼者にとっての分かれ道となる。

依頼者は、Gによる狙撃完遂によって、自らの成功あるいは有利となることを期待しているが、依頼者が意図した結果をみるとは限らない作品も多々見られる。

すなわち作品の中には、己の人生の分岐を他人であるG任せにし、期待した結果にならない場合もあるのである。

いずれにせよ、狙撃という手法から各国の諜報機関等から「テロリスト」と認識され、各国には過去の狙撃とその結果起きた事象のレポートが蓄積されている。各国の諜報機関はGの動向を逐一ウォッチしており、国益にかなう場合は援助する一方、国益に反する場合には徹底的に攻撃を加える。そのような国家権力との間の多勢に無勢の戦いであろうと、Gは生き残る。

さて狙撃は本来、非合法である。それでも狙撃を依頼する者たちは、この作品の中では非合法の裏社会の者のみならず、国家の中枢にいる者や、一般市民である例も多い。すると、非合法の狙撃を決断するほどの依頼者たちの背景や心理状況が描かれ無くては物語としては成立し得ない。

そこで、多数の協力者が執筆した脚本を元に作品が創られている。実在の事件がイメージされるエピソード、または実在の公人をモデルにした人物の登場もあるが、いずれもあくまでもフィクションである。

掲載誌・単行本

一次掲載

劇画『ゴルゴ13』は、小学館ビッグコミック』誌に連載されている。最新作は「第605話 地球の裏側で」。

1968年(昭和43年)11月発売の1969年1月号[* 2]に「第1話 ビッグ・セイフ作戦」が掲載され、2020年4月までは一度も休載せず[6]連載を続けていた。しかし、2019年の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、作業時の3密(密閉、密集、密接)を避けるため2020年5月25日発売号より新作を休載すると発表した[7]。休載から1ヶ月半を経て、2020年7月10日発売号(第600話「銀翼の花嫁」)より新作の連載が再開された[8]

『ビッグコミック』では毎回、36ページが掲載される。この項では便宜的に、この一度に掲載されるボリュームを1U(1ユニット、1度分の掲載量の意)と表現している。

『ビッグコミック』での連載において、一つのエピソードは、複数回の掲載にまたがることが多い。2Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/後編」と、3Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/中編/後編」と、4Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/中編①/中編②/後編」と表記されている。また、1Uのエピソードを「単発」、2Uのエピソードを「前後編」、3Uのエピソードを「三部作」とも呼ぶ。

『ビッグコミック』の掲載時の特徴として、次の点が挙げられる。

  • 脚本協力者、作画スタッフ、担当編集者の名を表記している。
  • 最終ページに、カット付きで次回エピソードの予告がつく。

『ビッグコミック』では毎回1Uのボリュームで掲載されるが、周年などのイベント時には、過去に1Uの作品が2作同時に掲載されたこともある。また、2Uの長さの作品が一挙掲載されたこともある。

『ビッグコミック』本誌のほか、かつては『ビッグコミック増刊号』にも、1Uの新作が掲載されていた。ゴルゴ13のエピソード一覧や「ゴルゴ学」などでは「増刊○○話」のように表記されている。しかし、2011年12月増刊号掲載の「増刊106話 もうひとりのプロフェッショナル」を最後に、増刊での新作の掲載はなくなり、以後は1Uの旧作が再録されている。この増刊掲載の分は、本誌のエピソード数にはカウントされていない。増刊掲載の新作はのべ106話制作されたため、『ゴルゴ13』のリリースされた総エピソード数は、本誌の掲載エピソード数に106を加えた数字になる。

刊行中の単行本・単行本相当の刊行物

別冊ゴルゴ13シリーズ

ビッグコミック』に掲載されたエピソードは、4年ほど経た後に小学館から『ビッグコミック SPECIAL ISSUE 別冊 特集ゴルゴ13シリーズ』として発刊される。以下、「別冊ゴルゴ」と表記する。

「別冊ゴルゴ」の発売日は、3・6・9・12月の13日、定価は税込み530円である。サイズはB6サイズで、B5の『ビッグコミック』誌の半分のサイズになる。平綴じでカバーはなく、ザラ紙に印刷されており、いわゆるペーパーバック体裁で、現在のいわゆるコンビニコミックの元祖である。

「別冊ゴルゴ」は、1970年(昭和45年)1月1日に第1集が刊行され、最新刊は2020年12月13日発売の「第210集」、収録作は「重慶の土龍」「魔女の銃弾」「夢の国」「ビルに立つ男」の4作、JAN 4910296790119-00482[* 3]。この第210集という数字は、漫画としては最長巻数である。

「別冊ゴルゴ」の巻数表示は、第1集から第28集までは巻数表示が一切ない。第29集から第167集までは裏表紙に小さく〔29〕のように、第64集以降は裏表紙に加えて本の背に No.64 のように、第168集以降は本の背に加えて裏表紙に No.168 のように表示されている。1971年(昭和46年)1月1日発行の第5集までは「ビッグコミック増刊」と称していた。

「別冊ゴルゴ」では、1巻に8U分(たとえば前後編が2話と三部作が1話と単発が1話、のように)収録される。1Uを36ページとすると、約288ページ相当という勘定になる。実際の「別冊ゴルゴ」は、340ページほどのボリュームとなっており、この差は『ゴルゴ13』以外の他の作家の漫画分や広告、扉絵の再収録の分である。

「別冊ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • 『ビッグコミック』で複数回にわたっていたエピソードは、分断の部分は修正され、つなぎ目は意識されないように工夫している。
  • 新エピソードを一番早く読める(ただし「第320話 BEST BANK」だけは、本誌→増刊→SP→別冊の順で収録された)。
  • 『ビッグコミック』に掲載された順に収録されるわけではない。そのため、「第○○○話」という表示はなくなる。
  • 他の作家による短編漫画が1本、4コマ漫画が1本の計2作が収録される。後者は2000年ごろまで、さいとうのかつての妻であるセツコ・山田による「Sさん一家」[* 4]が掲載されていた。この他2000年代初頭までは矢野徹による短編小説(SF読み物と表記されているが、実際はお色気要素が強いもの)が掲載されていた。
  • 最終ページの次話の予告は削除され、替わってゴルゴ13のシンボルのロゴマーク(茨の冠を被せられた骸骨の後ろ姿)がデザインされている。
  • 165集以後、脚本協力者の名は表示されているが、作画スタッフと担当編集者の名は表示されない。
  • 「第237話 幻の栽培」と「第266話 バチカン・セット」の2作は、現在の時点で「別冊ゴルゴ」に収録されていない。

増刊ゴルゴ13シリーズ

「別冊ゴルゴ」に収録されたエピソードは、約1年ほど経ってから小学館から『ビッグコミック増刊 ゴルゴ13総集編』として発刊される。以下、「増刊ゴルゴ」と表記する。

「増刊ゴルゴ」は、1973年(昭和48年)1月15日に第1集が発行され、最新刊は2021年2月13日発売の第202集、「ドローン革命」「縄文の火」「ビッグ・データ」の3作が収録されている。JAN 4910296770319-00409。発売日は、2・5・8・11月の13日、税込み定価は450円である。B5サイズのホッチキス中綴じで、『ビッグコミック』と同じ体裁、同じ画面サイズになる。カバーはなく、ザラ紙に印刷されており、増刷はされない。

「増刊ゴルゴ」の巻数表示は「vol.202」のように表示されている。

「増刊ゴルゴ」では、1巻に8U分(たとえば単発が1話と前後編が2話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを36ページとすると、約290ページ相当という勘定になる。

「増刊ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • 一番大きなサイズで読むことができる。
  • 「ビッグコミック」や「別冊ゴルゴ」に収録された順に収録されるわけではない。
  • vol.155以後、脚本協力者の名は表記されているが、作画スタッフと担当編集者の名は表記されない。
  • 「別冊ゴルゴ」のNo.108に収録された「増刊32話 告発の鉄十字」は、現在の時点で「増刊ゴルゴ」に収録されていない。

SPコミックス

「増刊ゴルゴ」に収録されたエピソードは、約1年ほど経ってからリイド社から『SPコミックス ゴルゴ13』として発刊される。以下、「SPゴルゴ」と表記する(リイド社は元々さいとう・プロの出版部門が源流で、SPはさいとう・プロの略)。

「SPゴルゴ」の発売日は、4・7・9・12月の5日。サイズはいわゆる「おとなマンガ」のサイズで、小学館のビッグコミックスのサイズと同じである。

「SPゴルゴ」は、1973年6月21日に「第1集 ビッグ・セイフ作戦」ISBN 4-8458-0001-2 が刊行され、最新刊は2020年12月5日発売の「第199集 黒白の演出」ISBN 978-4-8458-3526-3、収録作は、表題作と「オクトパスの疑似餌」の計2作。

「SPゴルゴ」の巻数表示は、背と表紙に「199」のように表示されている。

「SPゴルゴ」では、1巻に6U分(たとえば単発が1話と前後編が1話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを40ページとすると、約240ページという勘定になる。

「SPゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • 通常のおとなマンガのコミックスで、いつでも新本で入手できる。紙質も良い。
  • カバー裏表紙に収録エピソードのあらすじが掲載される。
  • 『ビッグコミック』や「別冊ゴルゴ」や「増刊ゴルゴ」に収録された順に収録されるわけではない。
  • 154巻以後、脚本協力者の名は表記されているが、作画スタッフと担当編集者の名は表記されない。
  • 「245話 捕虜交換―スワップ」は「増刊ゴルゴ」のvol.171に収録されたが、現在の時点で「SPゴルゴ」に収録されていない。
SPコミックスの装丁

SPコミックスは、装丁のマイナーチェンジが繰り返されている。初版の詳細な装丁は以下の通り。

また69巻の奥付発行日は「1989年(昭和64年)1月8日」と、存在しない日になっている。

LPは最終ページの、Cはカバーの略。

巻数12-567-910-1617-3233-4748-67686970-8990-101102-107108-114115-143144-150151-153154以降
発行所株式会社さいとう・プロダクション株式会社リイド社
C背の下部表示さいとうプロ作品(「・」はない)リイド社
C背の巻数表示なしあり
C表紙の巻数表示なしあり
C裏表紙の巻数表示あり
バーコードなしあり
著者・発行所等の表示場所LPLPとC袖LPLPとC袖LP
その本の発行日の表示場所LPLPとC袖C袖LPC袖LP
初版の表示なしありなしあり
C裏表紙の内容紹介とその地の色なしあり;赤紫色あり;赤色
ISBNとその桁数なし10桁13桁
C袖の既刊ゴルゴ13単行本の紹介なし列記なし列記一括列記一括
脚本協力者の表示なしあり

そのSPコミックスのゴルゴ13が初版かどうかは、6巻から16巻と108巻以降は「初版」の表示があるのでわかる。

  • 1巻は、2巻以降の既刊紹介がなければ初版である。
  • 2巻から5巻、7巻から47巻、68巻から111巻は、カバー袖に列記された既刊の紹介が、その巻手前までであれば初版、その巻以後の分もあれば重版である。
  • 48-67巻は、カバー袖に列記された既刊の一括表記の既刊紹介の巻数が、その巻の手前までであれば初版、その巻以後の分もあれば重版であると推定できる。

SPコミックスコンパクト

「SPゴルゴ」に収録されたエピソードは、約2年ほど経ってからリイド社から『SPコミックスコンパクト ゴルゴ13』として発刊される。以下、「文庫ゴルゴ」と表記する。

「文庫ゴルゴ」は、2002年9月30日に第1集「ビッグ・セイフ作戦」ISBN 4-8458-2539-2 が発行され、最新刊は2020年10月末発売の第161集「G13ファイル」、収録作は、表題作と「巨人共のシナリオ」「もうひとりのプロフェッショナル」の計3作、ISBN 978-4-8458-3114-2。発売日は、2・6・10月の月末最終日。サイズは文庫のサイズだが、リイド社は「コンパクト」と称している。

なお、1976年〜1988年に小学館の文庫からも文庫サイズで刊行されているが、このシリーズは「小学館文庫」の項を参照。

「文庫ゴルゴ」の巻数表示は、背に「161」のように表示されている。

「文庫ゴルゴ」では、1巻に7U分(たとえば前後編が2話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約300ページ相当という勘定になる。

「文庫ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • 「文庫ゴルゴ」の場合はページ数の都合で「前編」「後編」に分割され、2巻にわたってまたぐエピソードもある(文庫8巻・9巻の『マニトバ』など)。
  • 通常の文庫マンガのコミックスで、いつでも新本で入手できる。
  • 原則として『ビッグコミック』に掲載された順に収録される。161集までで本誌515話までおよび増刊掲載作全部が収録された(ただし一部の未収録作を除く)。
  • 巻末にの書き下ろしによる、作品とエピソードの解説があり、この解説で話数、脚本協力者や作画スタッフ、担当編集者の名前などを記載している。従って、このコンパクトを見れば、あるエピソードが第何話なのか、脚本協力者や作画スタッフは誰なのかを知ることができる。
  • 「増刊20話 疫病神の道標」は「SPゴルゴ」の83集に収録されたが、現在の時点で「文庫ゴルゴ」に収録されていない。

My First BIG

「文庫ゴルゴ」に収録されたエピソードの一部は、小学館のコンビニコミックのMFB(My First BIG)のラインナップで『MFB ゴルゴ13』として発刊される。「MFBゴルゴ」と表記する。

「MFBゴルゴ」は、1999年7月23日に第1集「VS NATO & VS ARMY」ISBN 4-09-109202-0 が発行され、最新刊は2021年2月5日発行の第186集「OLYMPIAN~英雄~」、収録作は「氷上の砦」「フルマーク」「戦場に漁る者」の3作、ISBN 978-4-09-803129-0

発売日は、1・2・3・5・6・8・10・11月の第一金曜日。発行月がまちまちに見えるが「MFBゴルゴ」は「SPゴルゴ」が発刊されない月に発刊されるパターンとなっている。サイズはB6サイズで、B5の『ビッグコミック』の半分のサイズになる。平綴じでカバーは無くザラ紙に印刷されており、いわゆるペーパーバック体裁である。基本的には増刷はされないが、一部は増刷されたり、あるいは時間をおいてから「アンコール発売」などと銘打って再版されることもある。

「MFBゴルゴ」の巻数表示はない。また、その巻のテーマや題材が本の背と表紙に表記されている。英語2ワードのことが多い。たとえば、115集は「SILENT MEMORIES」となっている。

「MFBゴルゴ」では、1巻に6U分(たとえば単発が1話と前後編が1話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約250ページ相当という勘定になる。実際の「MFBゴルゴ」は、270ページほどのボリュームとなっており、この差は、追加されたコラムや広告の分である。

「MFBゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • この「MFBゴルゴ」は、あるテーマや題材に沿って収録作が選ばれている。たとえば、115集はサブタイトル「SILENT MEMORIES」に対し「黒い記憶」「禁じられた言葉」「五十年の孤独」の3作が収録されている。
  • このテーマに沿ったうんちくのコラムが追加される。115集では「催眠術で殺人は可能か!? 無意識世界に潜む恐怖!!」というタイトルで、「禁じられた言葉」の後催眠、「黒い記憶」の自己催眠に関して論考している。
  • 脚本協力者、作画スタッフ、担当編集者の名は表記されない。

SPコミックスポケットエディション

「文庫ゴルゴ」に収録されたエピソードの一部は、リイド社コンビニコミックの『ゴルゴ13 POCKET EDITION』として刊行される。以下、「ポケットゴルゴ」と表記する。

「ポケットゴルゴ」の発売日は不定期。サイズは文庫のサイズだが、リイド社は「文庫」ではなく「ポケット」と称している。カバーはなくザラ紙に印刷されており、ペーパーバック体裁である。

「ポケットゴルゴ」は、2011年3月24日に第1集「番号預金口座」ISBN 978-4-8458-4101-1 が刊行され、最新刊は2020年3月刊行のVOL.147「史上初の狙撃者」ISBN 978-4-8458-5139-3、収録作は、表題作と「高度1万メートルのエピデミック」「檻の国」の計3作。

なお、2008年刊の「リイド社版アニメ・ベストセレクション」も「ゴルゴ13 POCKET EDITION」と銘打たれているが、そのシリーズは「リイド社版アニメ・ベストセレクション」の項を参照。

「ポケットゴルゴ」は巻数は非常に小さく表紙に「VOL.147」のように表示されている。

「ポケットゴルゴ」では、1巻に7U分収録される。1Uを40ページとすると、約280ページ相当という勘定になる。

「ポケットゴルゴ」は、以下のような特徴がある。

  • 脚本協力者の名は表記されるが、作画スタッフと担当編集者の名は表記されない。

ウェブ版

2008年(平成20年)4月より、Yahoo!コミックにおいて、「The Archive Selection of ゴルゴ13」と題して、傑作選がウェブコミックで配信されている。

キンドル版もリリースされている。

完結シリーズ、実質的に完結したシリーズ

小学館文庫

小学館叢書

ボス漫

BEST13 OF ゴルゴ13

さいとう・たかをBEST3 画業50周年記念出版

小学館版 ゴルゴ13アニメ化作品セレクション

リイド社版 ゴルゴ13アニメ・ベストセレクション

ALL TIME BEST シリーズ

英語版

全13冊。

制作背景

大人向けの劇画作品を発表する場を求めていたさいとう・たかをは、1968年2月末の『ビッグコミック』の創刊号に『捜し屋禿鷹登場!!』で参加した。これに続いて、同年『ビッグコミック』誌上に発表した作品が『ゴルゴ13』であった。

さいとうは現代劇は苦手であり、『ゴルゴ13』を執筆したのは計算の上でのことである[6]。どうせ現代劇にするなら極悪人にしよう、しかし主人公が嫌われてはまずいので、社会悪と言うことにしよう。それなら善悪の解釈は時代によって変わってくるのだから[6]、と言った次第である。またさいとうはゴルゴは「ヒーロー」ではないともしている[6]。故に堂々としていないという[6]

やがて、それまでの漫画・劇画の主人公としてはあまりに異質なキャラクターが登場する物語が評判を呼ぶ。特に「依頼者との約束は必ず守る」という信条と、そのための超一流の技量を身に備えた男の中の男(として確立していった)ゴルゴ13の人気は高い。世界情勢や時事問題を巧みに取り込むことによって、冷戦終結で活躍の場を失うのではないかといわれた危惧をも乗り越え、同誌上において2020年5月の初の休載までの実に52年間、ただの一度も連載を休まないという快挙を成し遂げた[* 5][6][9][10]。またあくまでこれは「仕事」であり、一般の社会人と同様に長期間続けて飽きるとか飽きないとかの話ではない、としている[6]

制作体制

連載開始当時の1970年代における、劇画のスタイルを踏襲している。また、1ページ目に「超A級狙撃手(スナイパー)のスーパー・アクション!」のキャッチフレーズ(連載初期は「一匹狼の殺し屋を非情なタッチで描く快作!!」)、サブタイトルのタイポグラフィ、あるいはあくまで数話読み切りの漫画で、その集合体として「ゴルゴ13シリーズ」と呼んでいるなど、連載当初からの体裁も固守している。

さいとう・プロダクションでは制作は分業制を採っており[6]、2020年時点で10名超のスタッフが関わっているが[11]、ゴルゴの顔だけは作画スタッフが描きたがらず、さいとう自身が描いている(さいとうによれば「描かされている」)[6]。さいとう曰く、ゴルゴの顔は誰でも描けるような造形であるはずなのだが、他の人物が描くとちょっと違うらしいとのことで[6]、さいとうの知り合いの女性が言うには、さいとうが描く主人公には色気があるそうである[6]

作品の傾向

本作では様々な国家や人物が登場し、体制に属する人間はゴルゴ13を使って敵対国に介入し目的を達成しようとすることが多い。

冷戦期は主にが舞台または絡んだ話が中心となっていたが、冷戦後、特に2000年代に入ってからは中国を題材にした話が急増している。中国は冷戦中は(作中の立ち位置的には)善玉または単なる依頼人であったことが多かったが、2000年代に中国の台頭や反日デモの頻発化が顕著になると、標的側や、依頼人側に回ったとしても契約違反で制裁を受ける、といった傾向が多くなっている。

作品にリアリティを出すため、さいとうは舞台となる街の描写、特に“街の匂い”にまで拘っている[12]インターネットがない時代、特に当時日本では情報が少なかったアフリカの空港などの風景もリアルに描かれているが、資料が手元にない場合はまずその国の大使館に問い合わせ、それでも収集が難しい場合はその国に行くという一般人を探し出し、訪問ついでに作画に必要な風景を撮影してきてもらうなどして描いた[12]。特に、ゴルゴが1986年以降に起こった歴史的な大事件、天安門事件ベルリンの壁崩壊などはほぼ全て描いている。

このほか、ゴルゴ13の中でも最大の謎である『ゴルゴの生い立ち』については、2017年時点で7回触れている[12]。ルーツ編をやると売れるので編集から頼まれる部分もあるが、さいとう自身も楽しんで描いている[12]。ただ、さいとう自身はどのルーツが本当なのかは考えないようにしている[12]

最終回について

『ビッグコミック』での連載開始当初、さいとうは『ゴルゴ13』を10話で終了させる予定だった[12]。殺し屋を主人公にしても、その殺しの手段を使い切ればネタ切れになってしまうだろうと考えていたためである。都市伝説の類で「最終回の原稿は既に完成しており、金庫の中にしまってある」という流言もあるが、『ゴルゴ学』によれば、実際にはまだ執筆はされていないことが、さいとう本人によって明らかにされている。

最終話のコマ割りについては最後のシーンまで頭の中で出来上がっていると言い、「最終話は20代のころに考えたため、当時考えたコマ割りまで全て鮮明に覚えている」とも述べている。また、「最終話の内容については自分以外に(当時の)キャップ(=作画チーフ)2人にしか教えていないが、その2人は既に亡くなってしまった」とのことで、結局は最終回の内容について知る者は、さいとう本人だけとなっている[12](具体名は挙げなかったが、石川フミヤス武本サブローを指しているものとみられる)。NHK総合の「ごごナマ」 2020年1月9日放送分にゲスト出演した際にも、この話が出たが逝去した二人のキャップには教えたという前述とおりの流れのあと「(教えた中で今も存命している最後の一人である)元キャップに少し前に会った時、最終回の話をまだ覚えているかと尋ねたら、教えた事自体を完全に忘れていた」という趣旨の発言をしており、やはり現在は、さいとう以外に知る者はいないということになる。

ただ一方で、「いま最終回を描いてしまえば、もうゴルゴ13は描けなくなる」、また「ゴルゴは書き始めたときは32歳だったので、ゴルゴは現在82歳…」と最終回の“ヒント”をゲストとして出演したテレビ番組の中で語っている[12]。このほか、「最終回は使えない。この作品は僕の手から離れてみんなのものになっているので、勝手に終わらせられない。僕が死んだ後でも終わらなかったりして」とNHKラジオわが人生に乾杯!』で語っている[信頼性要検証]。連載50年を迎えたインタビューでは、「最終回は私の頭の中にあるけれど、私の一存では終われない。引き受けてくれる人がいれば後を託します。結末もちゃんと伝えてね」と語っている。[13]

ゴルゴ13のモデル

作者のさいとう・たかをによれば、連載当初のゴルゴ13の容姿のモデルは、映画版にも主演した高倉健[14]。また、他人が後ろに立つと殴る習性は、さいとうの兄が映画館から出てきた時に「足を踏まれた」と後ろの人を殴ったエピソードが元となっている[15]。連載開始当初はゴルゴ自身の台詞を多く記載していたが、「あまり喋らせるとボロが出るので」依頼人などゴルゴ以外の登場人物に喋らせることにした[14]。ゴルゴの台詞は次第に減っていき(ふきだしは「…………」が多い)、寡黙なキャラクターが定着した。

「東郷」という姓は、中学時代の恩師である担任の教師から取っている[14]

本作品に登場している火器において、多くはリアリティーを求める為に、アメリカラスベガスの銃器ツアー(旧デザートシューティングツアー 現ハワイ州) などにて実際に実弾発射など、火器それぞれの特性などを体験しての作品への採用をしている。

評価・影響

受賞

  • 第21回(昭和50年度)小学館漫画賞青年一般部門受賞。
  • 第31回(平成14年度)日本漫画家協会賞大賞受賞。
  • 第50回(平成16年度)小学館漫画賞審査委員特別賞受賞。

他作品への影響

ゴルゴ13は日本において広く知られた漫画劇画)キャラクターの一人であり、狙撃手の代名詞といっても過言ではない。その特徴的な風貌もあって、数多くの漫画の中でパロディ・キャラクターが登場している。お笑い番組でもしばしばパロディ化される。またCM・広告にも多数出演し、ゴルゴの強さの裏には数々の商品が関係していることが明らかになっている(例:「白い肉体」)。

愛読者

テレビ番組『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』では、「ゴルゴ13芸人」という企画では、企画をプレゼンしたヒデ、その実現をプロデューサーに勧めた東野幸治のほか、ケンドーコバヤシ山根良顕チャド・マレーンが、ゴルゴ13に関するエピソードやシーンについて司会の雨上がり決死隊と共にトークを行った[16]

オートレースでは選手が自分の車両を保有し愛称をつけているが、は歴代の保有車に、順に「スーパーゴルゴ」「S・ゴルゴ」「ゴルゴ13」「Gサーティーン」と命名している。

競走馬にも『ゴルゴ13』に由来する馬がいる。

  • - 馬主:近藤利一、鹿毛・牡、冠名+ゴルゴ13より、生年月日:2004年2月16日[17]
  • - 馬主:松本好雄、栗毛・牡、冠名+ゴルゴ13より、生年月日:2004年4月14日[18]

批評など

呉智英は『週刊宝石』に連載していた漫画の評論にて、「『穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金』はデュークが登場せずともトリックが成立し得るストーリーだが、ゴルゴ13であるためにデュークを登場させた」と指摘した。するとゴルゴファンから抗議が殺到し、呉は再反論するはめになった。一連のやりとりは、呉智英著『バカにつける薬』(ISBN 4-575-71075-X)のP104からP124『鹿を撃つ』に収録されている。また『THE ゴルゴ学』内でも竹熊健太郎が論争を要約して触れている。

その他

  • 『ゴルゴ13』の35周年、著者・さいとう・たかをの画業50周年となる平成13年(2001年)には、『H.13ゴルゴイヤー』というキャンペーンが行われた。
  • 2013年もキャンペーンが行われた。
  • のポスターに採用された。
  • 朝日新聞社発行『AERA』1000号記念号の「現代の肖像」のコーナーで、ゴルゴ13が登場した。
  • 2004年(平成16年)ごろ、大日本印刷の会社紹介パンフレットにゴルゴ13が使用された。表紙のほか、右ページに本編の台詞を改変した漫画、左ページに解説が入る。コミックスなどを印刷しているのは競合の凸版印刷である。
  • 外務省2017年(平成29年)、海外ビジネスに関わる中堅・中小企業向けに、ゴルゴ13が危機管理について指南する漫画付きマニュアルを製作した[19][20]
  • 2003年に放送されたテレビ番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ系)の中の「トリビアの種」コーナーにて実施された全国統計調査によると、「理容店によく置かれている漫画」の第1位である[21]。調査方法は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7大都市各300店舗、計2100店舗を回って同じタイトルの漫画は何冊あっても1つとしてカウント、本作は337店舗に置かれていた[21]。これは一話完結で待ち時間でも読みやすいからであると同時に、作者が理髪店出身という経緯から親しみがあるという店も存在する[22]

登場する兵器・用語

G
各国の機関が会話する時などに用いるゴルゴ13の暗号名(コードネーム)。
ゴルゴ13のM16
ゴルゴが愛用するM16で、「傑作・アサルトライフル」では銃職人ベリンガー(アニメではデイブ・マッカートニー)がM16の強化を施す。最長射撃距離600m。
「傑作・アサルトライフル」と「激突! AK-100 vs. M-16」ではM16の象徴がゴルゴであるために、ゴルゴが命を狙われることがある。
後段のM16も参照。
マッジ・ペンローズの遺稿
第51巻179話「毛沢東の遺言」
ミステリ作家マッジ・ペンローズがゴルゴ13の出生や秘密を詳細に書いた原稿だが、作中では内容が明らかにされていない。
第四帝国
初出は第52巻182話「沸騰」
ネオナチの中でも最も強いとされる勢力。各種企業を経営して、資金面も信じがたいほど多いといわれている。ヒトラーの第三帝国は13年しか続かなかったが、自分達は千年続くと豪語している。本来は米ソが衝突した際に間をついて最後の戦いを挑むということだったが、ゴルゴ13を排除するということになった。しかし、ゴルゴによって崩壊する。
ロックフォード財閥
初出は第63巻217話「ロックフォードの野望」(アニメ版第44話)
世界最大の財閥。ロックフォード家の資産は、公表されているだけでも6千500億ドル(約145兆円)だが、実際にはこの数百倍あると考えられる。アメリカ大統領、ソ連書記長でさえ、ロックフォード財閥には勝てない。
ロシア革命において、莫大な資産援助を赤軍に与えたことや、旧ソ連政府は誕生の瞬間において、既にロックフォードの手の中にあったことや、アメリカ国内で常に宿敵だったニクソンウォーターゲート事件で葬りさったのは、おそらくロックフォードと考えられる。ユダヤの雄ロスチャイルドは、既に200年間にわたりヨーロッパ全域を制覇していたが、現代ではロックフォードの軍門に下りヨーロッパを分割統治されている。世界に冠たる巨大企業のほとんど全てがロックフォードの所有となっている。ロックフォードを敵に回すことはすなわち、世界を敵にすることである。
なお、ロックフォードが世界を支配しているという設定は、「ロックフォードの野望」「ロックフォードの野望 謀略の死角」とゲーム「ゴルゴ13 ファイルG13を追え」の3作品のみの描写であって、他の作品にはこの設定は存在しない(ただし、金とコネに物を言わせてゴルゴを上から支配しようとする存在は他作品にも出てくる)。
また、現実においても世界経済を影で牛耳る財閥の噂はあるが、陰謀論の類いであるとされる(陰謀論の一覧#財閥陰謀論、王室陰謀論
また、モデルとなったロックフェラー家は作中にも登場している(「呪術の島」「ブラックジャイアント伝説」)。
デジタルコミック『ゴルゴ13 カーライルの野望』では「カーライル財閥」として登場。
XST
第74巻231話「見えない翼」
ロッキード社が開発したステルス戦闘機F-19の原型機。設計はクラレンス・ベッカー博士率いる開発チーム「スネーク・ワーク」が担当し、1977年に3機が完成した。
テスト飛行は当初グルームレイク空軍基地で行われ、1機が事故で墜落、1機がKGBの工作員による奪取を阻止するために撃墜された後に、残る1機は英語版に隣接する秘密基地「サム」に移送された。XSTの奪取に失敗したKGBは、この残る1機の奪取もしくは破壊とベッカーの暗殺をゴルゴ13に依頼する。
機体形状はレベル社のプラモデルなどに見られるF-19の形状に酷似している。なお、現実に計画されていたステルス機はF-19ではなくF-117であり、XSTはハブ・ブルーに相当する。
F25
第111巻342話「偽空座標X」
米国戦略計画統括局(ARPA)・人工知能研究室(AI・DEV)のラズベリー中尉が主導となって開発した、人工知能攻撃システムを搭載したアメリカ軍の次期主力戦闘機。ソフトウェアを省いた機体のみを国外へ販売することも計画されている。開発コードはATX、価格は1機2億ドル以上。試作機の試験はRE12空軍基地で行われている。
単発・クリップドデルタ・双垂直尾翼の単座戦闘機で、水平尾翼の代わりにベントラルフィンを有している。F-15の200倍のステルス性F-14の5倍の迎撃能力を持っており、人工知能がパイロットに対して攻撃指示を行うほか、人工知能主導の自律戦闘も可能。武装として翼下と翼端のパイロンにAIM-1 サイドワインダーを計6発装備している。
開発チームが歯止めを失って暴走し、人工知能にゴルゴ13が搭乗した戦闘機の戦闘データを組み込んだため、それを感知したゴルゴ13の破壊対象となる。なお、ゴルゴ13の戦闘スタイルを取っているため、その戦闘機動は予測不可能。
最終暗号
第129巻427話「最終暗号」
数学教授佐久シゲルが解読した暗号。別名「佐久暗号」と言われる。
この暗号は一方から簡単に解けても別の方では難しい特徴を持つ(暗号の解読コードを知っている人間には解読できるが、知らない人間が解読することはほぼ不可能)。これは素数の2乗は誰でも簡単に計算できるが、逆に素因数分解で元の素数を求めるには桁数が多くなるほど大変な苦労を要する。例えば10桁の素数の2乗は誰でも電卓がなくても筆算すればどうにか答えは出るが、逆に筆算の素因数分解で元の素数を求めるのは困難である点を利用している。コンピューターでは2進法で数値を表すため、この方法を使うと人間では計算はほぼ不可能で、スーパーコンピューターを使用しても相当に長時間が必要という暗号で現代社会で実際に使われている方式である。
SDR2
第148巻418話「装甲兵SDR2」
ベトナム戦争以来続く歩兵の地上戦アレルギーを克服すべく、米軍から戦闘用ロボットの開発を依頼されていたアメリカのダイナミック・ランドシステムズ社(以下DLS社と呼ぶ)が、1997年に日本の自動車メーカー・ONDが開発した二足歩行ロボット「S2」の発表会を見たことをきっかけに5年の歳月をかけて製作した二足歩行バトルスーツ。当初は完全な無人兵器とする予定だったが、歩行システムと制御用人工頭脳に行き詰ったため、ONDから半ば強引に二足歩行技術を提供させ、兵士1名を搭乗させる有人機として完成した。前述の通りバトルスーツと称されているが、ロボットの二足歩行技術を採用していることから人間がロボットに乗り込み操縦する半ロボット兵器とも見られる。身長2メートル20センチメートルで、重量は約1トン。OND同様半ば強引に提供させた日本の隅友金属の強力電動モーター、四菱の燃料電池を使用しているため10時間歩行が可能。また、30kmを歩行してもウォーキング程度にとどまる。
内装はNASA宇宙服に使用されている生命維持装置と同じで、常にSDR2内部の温度は一定に保たれる。兵装は右手にガトリング砲、左手にライフルと反対側に先端が尖ったワイヤー、左肩には爆薬ストックを装備している。装甲はDLS社が製作した戦車M1エイブラムスの同様のもので、RPG-7のような対戦車兵器が命中しても破壊されることはない。
電磁波を使用し、地面に埋まっている地雷、プラスチック製地雷を映像化して、地雷を回避することが可能。なお、作中SDR2が地雷を踏んでも壊されることはないが、対戦車地雷では回避していた所から、対戦車地雷に対しては脆いと見られる。
戦闘が浅い兵士のために、DLS社が用意したスパコンに現在戦っている状況を画像で送り敵の戦法及び使用している武器を計算し、SDR2搭乗者の所へ戦法が送られて有利に戦闘を進めることが可能。ヘルメットのガラスは防弾ガラスで、暗視スコープとしても機能する。また、ヘルメットの前面フードにモニターがあり、前述のスパコンが送ってきた戦法がモニターから表示される。また搭乗者のバイタルはモニターされており、必要に応じて鎮静剤解熱剤、栄養剤、興奮剤などを自動的に注入する。
その欠点は、搭乗者側が精神面で対応しきれないこと。開発者は「コンピューターの命令に従うだけなので搭乗者への精神的負担は軽減される」としていたが、実際はコンピューターの命令に従ったとしても「人を殺した感覚」は搭乗者にダイレクトに伝わるため、搭乗者の精神は徐々に蝕まれることとなる。事実劇中でも搭乗員の兵士は実験中徐々に精神を蝕まれ、最終的にはほとんど正気を失った様な状態となっていた。

「M16」

作中で、ゴルゴ13は状況によって様々な銃を使い分ける。その中のM16(AR-15をベースとする米軍の制式目的ライフル)は、本来軍用小口径アサルトライフルであり、遠距離の狙撃に適した銃ではない。しかし、ゴルゴ13が使用しているM16は改良が施されており、あえてM16を狙撃銃としている理由について『デッド・アングル』で解説されることとなった。その後、『激突! AK-100 vs. M-16』で、ゴルゴはAK-47の開発者であるカラシニコフ(劇中名:カラジニフ)に、「自分は一人の軍隊である」と発言し、ゴルゴの体格に最も合い、狙撃銃、アサルトライフルとしての性能を高いレベルで両立できる銃としてM-16が最適であるために、ゴルゴがM-16を使用しているとカラジニフは解釈した。この際、ゴルゴはAK-100が50年先も名銃として残るだろうが、M-16にはそれまでの寿命はないとも彼に話したが、最終的にはカラジニフがゴルゴに抵抗したため殺害に及んでいる。また、ゴルゴはM16の開発者でもあるストーナー(劇中名ストーラ)に生前、M16の欠点や改良点をアドバイスしたらしく、それを元にM16A2を開発したという設定になっている。

劇画家の小林源文によると、本作の連載開始前、当時モデルガンメーカーMGCの社員で、宣伝部所属だったイラストレーターの上田信に、さいとう・プロから「新連載の主役である殺し屋に持たせる銃は何がいいか?」と、それが狙撃に使うものであるという説明なしの質問があり、最新の軍用銃だったM16を勧めたのが採用の理由であったという。また、ゴルゴ13は狙撃手という印象が定着している(狙撃以外の方法での殺人は稀)が、初期の作品においては必ずしも狙撃を行わず、必要な場合のみ手段のひとつとして狙撃を行うオールマイティな殺し屋である。実際、過度にM16に固執しているわけではなく、超長距離からの精密な狙撃が必要な状況や仕事の内容(目的)によって、M16以外の銃を使用していることもある。

なお、さいとうたかを自身は国内外の様々なライフルからM16の多様性を評価し、ゴルゴ13の愛銃として採用したと『コンバットマガジン』誌(2009年4月号)で語っている。

現実のM-16
本来のM16は、軍用アサルトライフルであり、狙撃銃としての精度は大口径の銃・ボルトアクションライフルのほうが優れている。
ただし、M16はアサルトライフルとしては高精度である。弾薬の特性上遠距離射撃には問題点が残るものの、300mから400m程度の近距離狙撃には現在でもよく用いられる。そのため、特殊目的ライフル(Special Purpose Rifle)として、狙撃用に改良した狙撃銃M16も存在する。
作中でのM16の描写
狙撃銃としては、M16が決して最適ではないことはゴルゴ13も承知の上である。しかしゴルゴ13はフリーランスの狙撃手であり、単純に狙撃をこなせばよいという訳ではなく、任務中に敵との銃撃戦に入ることも頻繁にある。よって1丁の銃で狙撃と銃撃戦の両局面に対応できるM16は最適の選択になる。なお第一話「ビッグ・セイフ作戦」では、専用に作られたロング・マグナム弾を使う、アーマライトM16を高性能狙撃用に改良した変形銃、であると語られている。

スタッフ

さいとう・プロダクション

現在の制作スタッフ
  • - 石川が体調を崩したごろから、さいとうプロのスタッフになる。
  • ふじわら・よしひで(藤原芳秀
過去の作画制作スタッフ
写真提供

脚本スタッフ

リイド社SPコミックスコンパクト161巻まで(=本編515話までとビッグコミック増刊掲載作すべて)に収録されたエピソードのうち、8本以上を書いている脚本家、及びそれ以下でも特筆性のある脚本家のリスト。括弧内数字は作品数。ただし、SPコンパクト版に未収録の作品、および脚本家の名が脱落している1作品(=コンパクト23巻の第94話「破局点」)はカウントしていない。また「502話 キメラの動力」は静夢と横溝邦彦の共著で、双方いずれにもカウントしている。

  • K・元美津(81)
  • (54)
  • 横溝邦彦(47)=元作画スタッフ
  • (44)
  • (30)=小説家の船戸与一、自作のノベライズも行っている。
  • (29)
  • (25)=別名 竹内とおる;とおる
  • きむらはじめ =別名 きむら・はじめ(24)
  • (24)
  • (24)
  • (20)
  • (18)
  • 小池一雄(18)=後に小池一夫
  • 工藤かずや(16)
  • 夏緑(15)
  • (15)
  • (11)
  • (11)
  • (8)=別名 テーラ平良、テーラー平良
  • (8)
  • (8)
  • 宮崎惇(7)=「18話 白の死線」「23話 内陸地帯」「32話 帰ってきたターゲット」「44話 VooDoo」「51話 潜入ルート“G3”」「増刊7話 蝶を射つ!!」「81話 海へ向かうエバ」(案、原案、脚本協力を含む、一部の記載で「宮崎淳」と誤植されている。)
  • (6)
  • (5)=さいとう・たかを当人 「増刊7話 蝶を射つ!!」「81話 海へ向かうエバ」「93話 夜は消えず」「203話 女カメラマン・キム」「249話 ルート95」
  • 別名 (5)=松本正彦の別名 「156話 ニューヨークの謎」「175話 獅子の椅子」「185話 予期せぬ人々」「189話 リトル・ハバナ」「214話 スパニッシュ・ハーレム」
  • (4)=堀井雄二 「217話 サギ師ラッキー」「220話 アイリッシュ・パディーズ」「224話 イリーガルの妻」「233話 弾道」
  • 林律雄(1)「増刊11話 刑事よさらば」
  • 江戸川啓視(1)=長崎尚志 「429話 真のベルリン市民」
  • 井沢元彦(1)=「500話 史上初の狙撃者」

実写映画

なお、さいとうは「(2008年現在で)実写版ゴルゴ13を撮るならば、ハンマー投げ選手の室伏広治しかいない」と語っている[23]

劇場アニメ

ゴルゴ131983年

  • 「帝王の罠」をベースに、「ヒドラ」「チェック・メイト」など数本の作品のシークエンスをアレンジしたパートを加え、さらに独自のストーリーとキャラクターを使って構成されている。世界で初めて劇中に3DCGを使ったアニメ作品。ゴルゴの声は瑳川哲朗が担当している。ゴルゴが紙巻タバコを吸っていたり、待ち合わせでクラクションを鳴らされるまで相手に気づかない、おなじみの台詞を言わないなどの点が原作と異なっている。監督の出崎統は、トークイベントにおいて「ゴルゴみたいな人間は、いるわけがない。結局、感情移入ができなかった。だから長坂さんの脚本にあった『あんたは最高の人間だった』という最後のレオナルド・ドーソンのセリフをコンテ段階で変えた」と語った。
  • 性表現や残酷な描写があり、WOWOWでは年齢視聴制限付(R-15指定相当)で放送されたこともある。
  • 音響はモノラルで製作・公開されたが、「日本初のドルビー・ステレオ映画」と誤解されることがある。これは、同監督の『SPACE ADVENTURE コブラ』(1982年)と混同されているようである。後のOVA版制作時のインタビューによると、実写映画版の出来には不満のあったさいとうも、このアニメ版は、上記のように「お約束」を守っていないことを承知しながらも気に入った模様で、OVA版も同じ出崎が監督することを喜んでいた。なお、さいとういわく「アニメにはあまり興味がない」とのことだが、『スペースコブラ』は例外的にお気に入りだったようで、これも出崎が監督だったと後で知って驚き、納得したとのこと。またこのアニメ版の初号試写を観た段階で、出崎と長年コンビを組み、この作品でも作画監督を務めた杉野昭夫について、自分の絵に左右されずに独自のキャラクターを作り上げている点、およびその絵の巧さを、きわめて高く評価していた。

スタッフ(劇場アニメ)

  • 監督 - 出崎統
  • 製作 - 藤岡豊山本又一朗
  • プロデューサー - 稲田伸生
  • 脚本 - 長坂秀佳
  • 音楽 - 木森敏之
    • 主題歌 - 「プレイ・フォー・ユー」シンディ・ウッド(ポリスター
  • 作画監督 - 杉野昭夫
  • 美術監督 - 小林七郎
  • 撮影監督 - 高橋宏固
  • 編集 - 鶴渕允寿
  • 録音監督 - 伊達渉
  • 選曲 - 鈴木清司
  • 効果 - 倉橋静男東洋音響
  • 音楽プロデューサー - 飯田倫子
  • 製作担当 - 池田陽一
  • 助監督 - 大賀俊二
  • 原画 - 大塚伸治福島敦子、塚田信子、森本晃司、本木久年、大橋学、杉野左秩子、清水恵蔵、四分一節子、小林ゆかり、川筋豊、小泉謙三、大坂竹志、半田由利、武藤照美、高橋千代子、清山滋峯
  • 動画 - 加藤涼子、遠藤ひろみ、岩田通代、吉沢八重子、水野恭子、近藤勝也、桑沢和世、松尾裕子、舘山かおる、川端良子、鈴木弥生、北野由美子、小曽根陽子、長繩宏美、大村まゆみ、杉山典子、植木貴子、村井宏宣、水野祥司、岡野秀彦、山崎久夫、柳沢哲也、深谷米子、井上哲、奥野浩行、萩森啓子、露木進、吉川文代、清野良夫、高奥誠也、関口重晴、宮田輝子、新屋真知子、前島健一、佐々木正克、伏田光宏
  • 作画協力 - マジックバス中村プロダクションA・I・C、スタジオ・オニオン、A・G・U、はだしぷろ、悟空舎、ネオ・メディア、ACT、スワンルー・プロ
  • 仕上協力 - スタジオ キャッツ、遊民社、虫プロダクション、スタジオ マリン、IMスタジオ、アクト、ヴィオラ社、はだしプロダクション、新生プロダクション、A・I・C、スタジオサンライズ、スワンルー・プロ
  • 背景 - 小林プロダクション - 福村八重子、是信光男、大村真二、形山正、加藤賢司、下谷美恵子、小平朝子、田沢彰太
  • 撮影 - - 宮内征雄、細野正、平山昭夫、安津畑隆、伴尚志、小林武男、大田勝美、宇田川孝、遠藤公祐、安原吉晃、石川郁子、佐藤雪絵
  • 動画チェック - 新木寿子、中川早苗
  • 色指定 - 池内道子
  • 仕上検査 - 比嘉貴子、小沢宗子
  • 特殊効果 - 橋爪朋二、前川孝
  • ネガ編集 - 高橋和子
  • 制作通行 - 横溝隆久、森田和芳、高野武、高橋信治
  • 制作協力 - あんなぷる
  • コンピュータグラフィックス製作 - トーヨーリンクス
    • CG製作総指揮 - 大村皓一
    • CGディレクター - 御厨さと美
    • テクニカルディレクター - 西村仁志
    • プロデューサー - 都築正文、山川紀正、市橋耕治
    • エンジニア - 吉村浩、大野廣司、小林弘明、田中伸治、芳田朗、児田洋一、塚田利夫、相沢真人、遠藤增春、桜井照久、福本隆司
    • コリオグラフィー - 湖川友謙
    • CGスタッフ - 渡辺登、、芥川義明、明珍友子、森香織、星野均、千葉敬介、橋本知明、駒形行哉、村山正之、加藤信之、西畑泰、小野浩美、杉浦治、岡村新、斉藤紀久代、渡辺純、武井潤
    • 制作担当 - 山下雄大、秋田健作
    • 制作進行 - 浅野秀二
    • CG製作協力 - 大阪大学CGグループ - 白川功、河田亨、江木康雄、榎木美恵子、出口弘、辰己敏一、河合利幸、平井誠、中山貴司、内藤岳、内村敏幸、西田政人、那須雅樹、山下伸一、舟渡信彦
    • プロデューサー - 飯田倫子、山中博晶
    • ディレクター - 吉田達夫、岩村憲真
  • 音楽制作 - ライトリンクスコーポレーション
  • 録音制作・録音スタジオ - 東北新社
  • 現像所 - 東洋現像所
  • アニメーション制作 - 東京ムービー新社
  • 製作 - 東京ムービー新社、フィルムリンク・インターナショナル
  • 配給 - 東宝東和

キャスト

OVA

ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜1998年

  • アニメ化第2作。玄田哲章がゴルゴ13を演じている。劇場版と同様に、ゴルゴ13への依頼方法や、任務遂行時に標的に対し私情を挟む描写が原作と異なる。また、一旦標的に接近したゴルゴ13が相手を仕留め切れずに逆襲されて逃げるなど、らしからぬ一面を見せるシーンがある。
  • 性表現(ソニアが全裸になるなど)や残酷な描写(ベニングが目を潰されるなど)がある。AT-Xでは年齢視聴制限付(R-15指定)で放送された。ソニアの描写はOVA版『ブラック・ジャック』のカルテ3に登場するマリア・カルネラから引き継がれたものである。ゴルゴ以外のキャストは中尾隆聖(トーマス・ウォルサム)、勝生真沙子(ソニア)、有本欽隆(ロバート・ハーディ)、内田直哉(ベニング)、大塚明夫(情報屋)、上田敏也(ロッチーニ)、富田耕生(ゴードン)、荒川太朗(アントニオ)、菊地祥子(アンリ)、中村大樹(バーナード)、麦人(ゴメス将軍)、梅津秀行(バーテン)など。

スタッフ(OVA)

  • 製作:吉村仁、長澤之
  • プロデューサー:山本又一郎
  • 企画:田代智之
  • 脚本:田子明弘
  • キャラクターデザイン・作画監督:杉野昭夫、内田裕
  • 美術監督:市原美恵子
  • 撮影監督:、野口肇
  • 編集:森田清次
  • 音響監督:山田智明
  • 音楽:芳野藤丸
  • ミュージックディレクター:鈴木清司
  • 演出:桑原智
  • 原画:西田正義、三浦厚也、吉村昌輝、小林準治、木川純一、瀬谷新二、横手博人清水健一、釘宮洋、大下久馬、青柳重美、小田不二夫、加瀬政広、野田道子、八木喜之、吉田忠勝、片岡康治、建石敬子、石川聡、田中嘉、片山みゆき、東海林康和、宇都宮香織
  • 動画チェック:岡村隆
  • 動画:柴山博満、細居美恵子、目黒香央里、清水保之、野口陽子、柴田絵理子、東京アニメーションセンターD.R. MOVIE有限会社イマジンスタジオダブスタジオエムアイきのプロダクション、北京写楽美術芸術品有限公司 - 党群、韓穎、張登雲、王冬梅、石海英、石玉玲、陳靜、王立明、牛文伶、萬志文、田咏梅、朱文維、馬志毅、睿海霞、呂嬌、劉琳、周紅武、牛金良、李萍、孫振宇、朱紅梅、王軍
  • 美術:岡田和夫、斎藤雅己、柴田正人、岩崎清宏、管野孝信、長嶋哲彦、大橋則子、東信史
  • 色彩設定:岡野強、番場聖
  • 特殊効果:村上正博
  • デジタルペイント:川添恵
  • 仕上検査:斎藤京子、王淑雲、梁麗紅
  • 仕上げ:北京写楽美術芸術品有限公司 - 陳栄花、王麗英、程玉海、葛書吉、程継東、劉増海、陳艶紅、張学松、喜志蓮、程曉剛、王建蕊、馬連義、石雪蓮、蒋曉剛、羅東閣、閻紅梅、張志華、張志勇、李興壽、王秀芬、王娣娣、黄雯莉、楊建敏、李興峰、李海東、王愛萍、付雪花、安立芳、馬微、趙香春、張春蘭、倪春娟、王艶婷、柴勝武、趙曉芳、陳金茹、孟祥平、馮長亮、李小松、陳艶麗、黄潤貴、陳紅梅、孫麗君、孟冬霞、張清華、黄永海、張娜、陳国富
  • 撮影: - 、野口肇、宮川晴年、堀越弘伸、小川猛、佐藤純、永井純子、丸橋由紀子、高橋智弘、福田智子、木村俊也、佐藤益由、豊永安義
  • ネガ編集:森田編集室 - 坂本雅紀、高山智江子、青木正子
  • 現像:IMAGICA
  • タイトル:マキ・プロ
  • ビデオ編集:キュー・テック
  • エンディングテーマ曲:「Turquoise Blue」
    • 作詞:エリック・ゼイ / 作曲・編曲:芳野藤丸 / 唄:芳野藤丸、小野ひとみ
  • 音楽制作協力:原一夫(サブウォーカーズ)、平田尚一(トライストーン・エンタテイメント
  • 音響効果:糸川幸良
  • 録音調整:はたしょうじ
  • 録音助手:田中文章
  • 録音スタジオ:東京テレビセンター
  • 音響制作:HALF H・P STUDIO、野口貴由
  • 制作進行:華平、大澤宏志
  • 動画制作:周惠君、許志国、聶佳
  • 仕上制作:靳雪勤、張軍利、梁曉紅、沈黎華、田亜江
  • 制作事務:根崎祥子、名倉三香子
  • 監督・絵コンテ:出﨑統
  • 制作協力:手塚プロダクション
  • アニメーション制作:手塚プロダクション
  • 製作:、グッドヒル・ヴィジョン、BMGジャパン

キャスト

テレビアニメ

1971年版

1971年4月から7月までTBS平日23:30 - 23:40で放送。初のテレビアニメ化だが、セルアニメではなく、劇画の静止画に登場人物の声や効果音などを吹き込んだ、いわゆる「スチールアニメ」(画ニメ)となっている。また女性役には、当時人気があった女優や歌手を起用した。しかし、後年のアニメ特集やアニメ雑誌などで取り上げられることはほぼない。

声の出演

TBS 平日23:30 - 23:45枠
前番組番組名次番組
ゴルゴ13
(TBS版)
ホビーライフ

2008年版

連載40周年を記念した作品で、初の「動画」でのテレビアニメ化となる。テレビ東京系列6局およびBSジャパン・一部の独立UHF局および地方局にて2008年(平成20年)4月11日(テレビ東京の場合)より放送を開始し、4月13日にBSジャパンで放送を開始した[26]、翌2009年(平成21年)3月27日で放送を終了した(基本情報はテンプレートおよび放送局の項を参照のこと)。

ゴルゴ13の特質を表す台詞などのうち「用件を聞こう」「俺の後ろに立つな。命が惜しければ」が選ばれ、キャッチフレーズやナレーションにも使われた。また、ゴルゴ役の声優に舘ひろしを起用している。また、本作以前の作品でゴルゴを担当した経験のある声優(津嘉山、小川、有本、玄田)もゲストで出演している。

現代(2008年度以降)を舞台としているため、原作掲載時と比べ、時代にそぐわないものはカットされたり、現代に合うように変更されたりしている[* 6]。また、原作の特徴の一つだった現実の国際情勢や実在の事件に題材をとったジャーナリスティックな話は登場せず、エピソードの舞台となる国名や都市名さえ明記されないことが多い。またアニメオリジナル展開もある[* 7]

本アニメのゴルゴは、全編通して喫煙シーンがカットされている。連載初期のエピソードをアニメ化するにあたっては、作劇上必要なものを除きゴルゴのセリフがカットされている。一方でゴルゴのセリフが一切存在しないエピソードについては最低一言、喋るシーンが必ず加えられている。

DVDはバンダイビジュアルが発売し、2008年(平成20年)11月から全13巻でレンタルが開始され、11月に第1巻が、その後は毎月2巻リリースされた。セルDVDは2009年6月26日から全4巻で発売された。第1巻は4枚組で14話、2巻以降は3枚組で12話収録とDVD-BOXに近い構成となっているが、1枚あたりの値段は約1500円から2100円程度だった。放送終了後に主題歌を歌ったGIZA studioの所属アーティストやグループが解散したり、芸能界から引退する等と所在が分からなくなったことから、Blu-ray Discについては現状では販売されていない。ただし、海外版は発売されている。ネット配信については現在バンダイチャンネルなどで有料配信中。

ゴルゴ誕生45周年にあたる2013年には同年4月よりTOKYO MXで全話を翌2014年3月まで放送した。

スタッフ(テレビアニメ)

  • 原作 - さいとう・たかを、さいとう・プロ
  • 原案協力 - 西村直純
  • チーフディレクター - 大賀俊二
  • シナリオコーディネーター - 飯岡順一
  • キャラクターデザイン - 竹内一義
  • 美術監督 - 水谷利春
  • カラーデザイン - 甲斐けいこ、篠原愛子
  • 撮影監督 - 高橋健太郎
  • デジタルプロダクションディレクター - 羽山泰功
  • CGIディレクター - 畑中裕之
  • 音響監督 - 小山悟
  • 音楽監督 - 鈴木清司
  • 音楽プロデューサー - 池田大介
  • 編集 - 瀬山武司
  • 音響効果 - 横山正和
  • 銃器監修 - 納富貴久男(BIG SHOT)、近藤力
  • スーパーバイザー - 齋藤人志、大村信
  • コンテンツプロデューサー - 柴田幹雄、湯浅昭博、久保聡
  • アソシエイトプロデューサー - 大槻育宏、岡本順哉→三野裕久、大河原健、岡本順哉
  • アニメーションプロデューサー - 福丸教幸
  • プロデューサー - 松山進→青木俊志
  • アニメーション制作 - The Answer Studio
  • 製作 - テレビ東京創通エンタテインメント

主題歌

レーベルは全てGIZA studio

声の出演

デイブは出ない回も多いので、本当の意味での主要キャラクターはゴルゴのみ。

各話リスト

※「巻数」のうち、I - IVは「小学館版 ゴルゴ13アニメ化作品セレクション」に収録されているエピソードの、収録巻数。

話数サブタイトル巻数※劇画脚本協力アニメ脚色絵コンテ演出作画監督SPコミックス巻数
Target.1AT PIN-HOLE!K・元美津柏原寛司大原実大賀俊二鈴木信一7
Target.2ROOM・No.909IIK・元美津扇澤延男亀井隆高田昌宏倉川英揚
渡辺裕二
11
Target.3傑作・アサルトライフルIII横溝邦彦柏原寛司福富博大賀俊二渋谷一彦100
Target.4プリティウーマン
原作では『レディ・ビッチ』
IK・元美津柏原寛司
津村美智子
奈須川充25
Target.5スーパー・スターの共演竹内亨柏原寛司
梶原阿貴
西澤晋町谷俊輔楊柄吉79
Target.6神に贈られし物早里哲夫大川俊道前園文夫大賀俊二鈴木信一35
Target.7G線上の狙撃氷室勲大川俊道亀井隆羽毛田朋樹倉川英揚
渡辺裕二
75
Target.8動作(アクション)・24分の4浜家幸雄大川俊道大原実三浦陽渋谷一彦18
Target.9檻の中の眠り小池一雄柏原寛司奈須川充麦野アイス興村忠美2
Target.10帰って来た標的(ターゲット)宮崎惇小澤俊介西澤晋町谷俊輔西澤晋
楊柄吉
5
Target.11デッド・アングルII工藤かずや小澤俊介前園文夫高田昌宏鈴木信一66
Target.12TOUCH DOWN外浦吾郎岡芳郎[* 8]川越淳渡辺裕二40
Target.13クロスアングル熊坂俊太郎扇澤延男前園文夫加藤顕原敦彦
倉川英揚
93
Target.14落日の死影外浦吾郎岡芳郎大原実三浦陽渋谷一彦31
Target.15海へ向かうエバ宮崎惇・
沖吾郎
大川俊道奈須川充高山秀樹柳瀬穣二21
Target.16死臭の聖者国分康一小澤俊介亀井隆町谷俊輔西澤晋112
Target.17残光北鏡太扇澤延男福富博鈴木信一15
Target.18スタインベック三世IV牧戸次郎津村美智子前園文夫高田昌宏倉川英揚
原敦彦
68
Target.19硝子の要塞IV夏緑今石千秋大原実三浦陽渋谷一彦130
Target.20メランコリー・夏(サマー)小池一雄扇澤延男福富博町谷俊輔竹中重治3
Target.21ガリンペイロIII北鏡太小澤俊介西澤晋鈴木健一西澤晋49
Target.22インディアン・サマーK・元美津大川俊道亀井隆鈴木信一鈴木信一
松田芳明
85
Target.23ジェット・ストリームK・元美津柏原寛司杉山正樹高田昌宏倉川英揚
原敦彦
19
Target.24サンタ・アナ安達謙太郎梶原阿貴大原実加藤顕本沢拓海76
Target.25フロリダ・チェイスIV夏緑岡芳郎大久保富彦橋本三郎川口弘明138
Target.26冷血キャサリンI国分康一岡芳郎西澤晋鈴木健一西澤晋110
Target.27フィアレス新井たかし安部陽子亀井隆鈴木信一139
Target.28白夜は愛のうめき小池一雄本川耕平杉山正樹倉川英揚松田芳明
倉川英揚
2
Target.29配役〈キャスティング〉大滝良平今石千秋飯島正勝石踊宏渋谷一彦30
Target.30ラブはナイフ森幸太郎江連祐一大久保富彦橋本三郎細川修平6
Target.31ANGRY WAVESIIK・元美津野坂直代西澤晋殿勝秀樹村松尚雄13
Target.32殺意の交差III小池一雄村川康敏杉山正樹鈴木信一5
Target.33誇り高き葡萄酒(ワイン)犬丸らん輿水泰弘亀井隆倉川英揚松田芳明
倉川英揚
94
Target.34殺人劇の夜氷室勲藤岡一紀福冨博石踊宏大沢翔真145
Target.35血統の掟IV工藤かずや國岡直人橋本三郎柳孝相
細川修平
70
Target.36死に絶えた盛装K・元美津植村沙羅西澤晋殿勝秀樹西澤晋33
Target.37クリスマス・24アワーズK・元美津輿水泰弘飯島正勝鈴木信一52
Target.38少女サラI夏緑海東清作石踊宏倉川英揚松田芳明
倉川英揚
132
Target.39アッシュ最良の日IVながいみちのり梶原阿貴大原実石踊宏渋谷一彦108
Target.40鬼畜の宴II外浦吾郎金子遊橋本三郎細川修平
川口弘明
38
Target.41ペチコートレーンの夜霧K・元美津津村美智子西澤晋48
Target.42大きな口(ラージ・マウス)の湖上K・元美津藤岡一紀杉山正樹鈴木信一32
Target.43空白の依頼横溝邦彦植村沙羅亀井隆大賀俊二松田芳明105
Target.44ロックフォードの野望工藤かずや竹田佑輔石踊宏本沢拓海63
Target.4536000秒分の1秒横溝邦彦海東清作荻原露光菅原浩喜111
Target.46世紀末ハリウッドIIIテーラ平良桃井史郎杉山正樹西澤晋120
Target.47夜は消えず沖吾郎町谷俊輔杉山正樹前園文夫鈴木信一25
Target.48黒い瞳 EBONY EYESIきただたくみ扇澤延男石踊宏渋谷一彦55
Target.49装甲兵SDR2平良隆久大川俊道竹内一義148
Target.50天使と悪魔の“腕”IV木村睡蓮柏原寛司大原実大賀俊二本沢拓海110
  • キッズステーションでは独自の放送規定により、第4話は欠番、第13話は一部をカットして放送[27]

放送局

放送地域放送局放送期間放送日時放送系列備考
関東広域圏テレビ東京2008年4月11日 - 2009年3月27日金曜 25:23 - 25:53テレビ東京系列製作局
大阪府テレビ大阪2008年4月12日 - 2009年3月28日土曜 25:30 - 26:00
日本全域BSジャパン2008年4月13日 - 2009年3月29日日曜 24:30 - 25:00BSデジタル放送視聴者への注意テロップ表示あり
福岡県TVQ九州放送2008年4月14日 - 2009年3月30日月曜 26:23 - 26:53テレビ東京系列
岡山県
香川県
テレビせとうち2008年4月15日 - 2009年3月31日火曜 25:28 - 25:58
北海道テレビ北海道2008年4月16日 - 2009年4月1日水曜 26:50 - 27:20
愛知県テレビ愛知2008年4月17日 - 2009年4月2日木曜 26:58 - 27:28
和歌山県テレビ和歌山2008年4月20日 - 2009年4月19日日曜 22:54 - 23:24独立局
三重県三重テレビ2008年4月21日 - 2009年4月6日月曜 25:00 - 25:30提供クレジット部分差し替えあり
奈良県奈良テレビ月曜 25:30 - 26:00
日本全域AT-X2008年5月1日 - 2009年4月9日木曜 10:00 - 10:30CS放送リピート放送あり
第4話より日中の放送では視聴
年齢制限がかかっている[5]
キッズステーション2008年8月4日 - 2009年7月20日月曜 24:00 - 24:30リピート放送あり
第4話は放送上の都合により未放送
福島県テレビユー福島2008年10月2日 - 2009年10月15日木曜 25:29 - 25:58TBS系列視聴者への注意テロップの表示は無し
熊本県テレビ熊本2008年11月3日 - 2009年3月30日
2009年7月6日 - 2010年2月15日
月曜 25:55 - 26:25
月曜 26:00 - 26:30
フジテレビ系列20話で休止
7月より21話から再開
東京都TOKYO MX2013年4月2日 - 2014年3月11日火曜 25:00 - 25:30独立局12月最終週のみ同月30日(12月31日
未明)24:30 - 25:00に放送
ゴルゴ13ベストセレクション
関東広域圏テレビ東京2009年4月5日 - 9月27日日曜 22:54 - 23:24テレビ東京系列製作局字幕放送
北海道テレビ北海道同時ネット、字幕放送
愛知県テレビ愛知
大阪府テレビ大阪
岡山県・
香川県
テレビせとうち
福岡県TVQ九州放送
テレビ東京 金曜25:23枠
前番組番組名次番組
モヤモヤさまぁ〜ず2
※25:00 - 25:30
【30分繰り上げて継続】
ゴルゴ13
(2008年4月 - 2009年3月)
テレビ東京 金曜25:30枠
オシゴト交換
※25:30 - 26:00
ゴルゴ13
(2008年4月 - 2009年3月)
ハヤテのごとく!!
テレビ東京系列 日曜22:54枠
ゴルゴ13ベストセレクション
(2009年4月 - 9月)
neo sports
※22:54 - 23:30
【30分繰り上げ】

ストップモーション・バージョン

1990年(平成2年)、リイド社より 全10巻のVHSビデオとして発売された。これはアニメではなく、原作に着色したもの(ただし、吹き出しや擬音などはカットされている)を画面に映し出し、そこに声優が声を充てる、というもの絵は動かないが、衝撃のシーンで左右に揺らすなどの効果を与える程度の演出が行われ、セリフ・効果音も入っている。2000年(平成12年)10月から12月ごろ、日曜日深夜に「観る漫画」というコンセプトでよみうりテレビで放送され、後にBS日テレファミリー劇場でも放送された。 なお、「3.アラスカ工作員」の話では「アラスカ工作員」+「「鎮魂歌に牙を」の前半分」で、「4.鎮魂歌に牙を」では「「鎮魂歌に牙を」の後半分」+「リオの葬送」、「5.ラ・カルナバル」は「ナチス鉤十字章は錆びず」+「ラ・カルナバル」で構成されている。

声の出演
ビデオリスト
  1. ROOM No.909ISBN 4-8458-1301-7
  2. ナイト・メアISBN 4-8458-1302-5
  3. アラスカ工作員ISBN 4-8458-1303-3
  4. 鎮魂歌(レクイエム)に牙をISBN 4-8458-1304-1
  5. ラ・カルナバルISBN 4-8458-1305-X
  6. AT-PIN-HOLE!ISBN 4-8458-1306-8
  7. キャサワリーISBN 4-8458-1307-6
  8. 九竜(カオルン)の餓狼ISBN 4-8458-1308-4
  9. 聖者からの依頼ISBN 4-8458-1309-2
  10. 動作(アクション)・24分の4ISBN 4-8458-1310-6

このシリーズは、2001年に新作が追加され、VHSのビデオカセット全5巻で再発売された。1巻に3エピソード分が収録されている。

  1. vol.1 ナイトメア アラスカ工作隊〔ママ〕 落日の死影ISBN 4-09-904244-8
  2. vol.2 鎮魂歌に牙を ラ・カルナバル 折れた矢ISBN 4-09-904245-6
  3. vol.3 AT PIN ホール〔ママ〕 キャサワリー ガリンペイロ ISBN 4-09-904246-4
  4. vol.4 九龍の餓狼 聖者からの依頼 メジャー・オペレーション ISBN 4-09-904247-2
  5. vol.5 動作・24分の4 シシリー島の墓標 メスリーヌの猫 ISBN 4-09-904248-0

(なお、ROOM No.909 は、こちらのシリーズでは未収録となっている)

小説

2011年に小学館から全3巻の単行本が刊行された。時代背景を小説発表時と同時代にしていたり、原作にはなかったキャラクターの設定も付け加えられている。いずれも、船戸与一が外浦吾朗名義で脚本を執筆した作品を、自らノベライズしている。

ラジオドラマ

1977年(昭和52年)5月NHK・FMにて放送。

ドラマCD

1994年(平成6年)に「VIRTUAL SOUND MOVIE ゴルゴ13」と銘打たれたドラマCDが発売される。原作ではなかったシーンも追加されている。ニッポン放送開局40周年の企画としてリリースされた。スピーカーの外側からも音が聞こえるような「」という録音方式が使われている。音楽はボブ佐久間、演出はニッポン放送の、ゴルゴ13の声は津嘉山正種、ナレーションは野際陽子、CD2枚組、詳細な解説つき。

収録は以下の4話。

デジタルコミック

  • デジタルコミック『ゴルゴ13 カーライルの野望』『ゴルゴ13 見えない軍隊』(1998年、ダイキ、プレイステーション版 および WINDOWS95とMacintosh向け版=ISBN 4-09-906846-3) - 「カーライルの野望」は原作「ロックフォードの野望」、「見えない軍隊」は同タイトルを着色、声を入れて、プレイステーションやパソコン上で「読む」ゴルゴ13である。声優は有本欽隆銀河万丈納谷六朗ほか。

ゲーム

パチンコ・パチスロ

  • パチンコ『CRゴルゴ13』(2003年平和
  • パチンコ『CRゴルゴ13 STRIKES AGAIN』(2006年、平和)
  • パチンコ『CRゴルゴ13 BACK IN THE BATTELE FIELD』(2010年、平和)
  • パチンコ『CRゴルゴ13 PAYBACK TIME』(2013年、平和)
  • パチンコ『CRフィーバードラムゴルゴ13』(2018年、SANKYO
  • パチンコ 『CRフィーバーゴルゴ13』 (2018年、SANKYO)
  • パチスロ『ゴルゴ13』(2001年、平和)
  • パチスロ『ゴルゴ13ザプロフェッショナル』(2006年、平和)
  • パチスロ『ゴルゴ13 あの男に連絡だ!』(2010年、平和)
  • パチスロ『ゴルゴ13-薔薇十字団の陰謀-』(2013年、平和)
  • パチスロ『ゴルゴ13 S』(2017年、SANKYO)
  • パチンコ『フィーバーゴルゴ13 疾風ver』(2020年、SANKYO)

公認CD

  • ゴルゴ13〜ジャズ・セレクション 2002年発売 EAN 4988002437672 エアジン(マイルス・デイビス) など13曲収録。
  • ゴルゴ・ジャズ〜男は黙って・・・ピアノ・トリオ13 2008年発売 EAN 4988003361686 ワルツ・フォー・デビーなど13曲収録。
  • ゴルゴ・ジャズ〜男は黙って・・・スタンダード13 2008年発売 EAN 4988003361679 ワーク・ソングなど13曲収録。
  • ゴルゴ・ジャズ〜男は黙って・・・ビッグ・バンド13 2008年発売 EAN 4988003361693 チュニジアの夜など13曲収録。

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参考文献・関連書籍など

公式本

  • 「オフィシャル・ブック THEゴルゴ学」ビッグコミック特別編集プロジェクト 小学館 2000年12月13日初版第1刷発行ISBN 4-09-371351-0
  • 「ゴルゴ13 世界情勢裏ナビ」ビッグコミック特別編集班 小学館 2006年6月1日初版第1刷発行ISBN 4-09-180036-X
  • 「ゴルゴ13 データファイル」G13調査委員会 リイド社 2013年9月19日初版第1刷発行ISBN 978-4-8458-4163-9
  • 「「ゴルゴ13」で知る世界の軍事技術」 小学館 2015年10月18日初版第1刷発行ISBN 978-4-09-101762-8
  • 「「ゴルゴ13」で驚く歴史の闇ミステリー!?」 小学館 2015年12月17日初版第1刷発行ISBN 978-4-09-101765-9
  • 「「ゴルゴ13」で楽しむリアル世界裏紀行」 小学館 2016年2月18日初版第1刷発行ISBN 978-4-09-101764-2
  • 「「ゴルゴ13」で読み解く!昭和・平成ニッポン裏歴史」 小学館 2018年12月1日初版第1刷発行ISBN 978-4-09-101788-8

 

パロディ本・非公式本・黙認本・タイアップ本・関連本

原作のコマが引用されている本
  • 「ゴルゴ13の仕事術」漆田公一&デューク東郷研究所 祥伝社 2001年7月23日初版第1刷発行ISBN 4-396-61128-5
  • 「古文単語ゴロ513」板野博行 ナガセ 1997年9月15日初版発行ISBN 4-89085-050-3 P104〜P124
  • 「ゴルゴ13特別授業」土岐寛 幻冬舎 2020年8月26日第1刷発行ISBN 978-4-344-92866-4
いわゆる「謎本」に属する本であるため、原作のコマが引用されていない。
  • 「帰ってきたヤッちゃん」三宅裕司のヤングパラダイス編 ニッポン放送出版 1986年7月7日初版第1刷発行ISBN 4-89353-094-1 P51〜P66
  • 「ゴルゴ13の秘密」世界ゴルゴ調査会東京本部 データハウス 1993年6月13日初版第1刷発行ISBN 4-88718-156-6
  • 「ゴルゴ13真面目研究」ゴルゴを愛する13人委員会 サンドケー出版局 1993年8月5日第1刷発行ISBN 4-914938-10-3
  • 「ゴルゴと呼ばれた男 改訂版」プロジェクト=デューク ひかり出版 1994年9月20日改訂版第1刷発行ISBN 4-906500-04-8
  • 「バカにつける薬」呉智英 双葉社 1996年7月15日第1刷発行ISBN 4-575-71075-X
  • 「ゴルゴ13の倒し方」非日常研究会 同文書院 2000年3月15日第一版第1刷発行ISBN 4-8103-7704-0
  • 「ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談」竹熊健太郎 イースト・プレス 2005年3月18日発行ISBN 4-87257-541-5
  • 「『ゴルゴ13』の秘密」(新装版) 世界ゴルゴ調査会東京本部 データハウス 2007年2月発行ISBN 4-88718-906-0

注釈

  1. ^ 1位は『ドカベン』シリーズの合計205巻(完結)、2位は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の200巻(完結)。
  2. ^ 当時は月刊だった。
  3. ^ JANコードの13桁の数字で検索すると該当する本を表示する
  4. ^ 一時期は「ゴルゴさんち」という名称で掲載されており、単行本も同名で刊行されている。
  5. ^ さいとう曰く「締め切りを守るのはプロとしての最低条件である」と22〜3歳のころに「吠えて」しまったことを実行している。
  6. ^ 情報収集に携帯電話やノートパソコンを用いたり、オリンピックに関する話や大統領らしき人物の描写を現在にあわせて改変するなど。
  7. ^ たとえばTarget.13「クロスアングル」では原作では一度ビルの窓ガラスに写ったゴルゴを撮影しようとしたカメラマンがいたが失敗、ゴルゴが睨むだけで話が終わっているが、アニメ版ではこの後、銃声が響いており、ゴルゴが制裁を行ったことが示唆されているなど。
  8. ^ 放送時は「扇澤延男」とミスクレジット。

出典

  1. ^ “「ゴルゴ13」が50年間、読者から圧倒的支持を集める理由”. bizSPA!フレッシュ. (2018年12月4日). https://bizspa.jp/post-95746/ 2020年9月18日閲覧。 
  2. ^ 「ゴルゴ13」50周年特別展、モデルガンなど展示 (2017年6月7日)
  3. ^ 碧南一家超人ロックタンマ君に次いで4番目
  4. ^ a b 碧南一家連載50年記念特集 (PDF) 」 『広報へきなん』第1805巻、碧南市、2017年2月1日、 2-5頁、2019年3月11日閲覧。
  5. ^ 小島功の『仙人部落』(57年11月)、聖悠紀の『超人ロック』(52年5月)、みつはしちかこの『小さな恋のものがたり』(52年4月)、東海林さだおの『タンマ君』(52年2月)に次ぐ。
  6. ^ a b c d e f g h i j k 『週刊文春』2014年2月20日号 p.120-「阿川佐和子のこの人に会いたい 第1006回 劇画家 さいとう・たかを」
  7. ^ 「ゴルゴ13」が初の休載へ 共同通信. 2020年5月8日閲覧。
  8. ^ 「ゴルゴ13」が新作再開 新型コロナで一時休載共同通信. 2020年9月1日閲覧。
  9. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年5月8日). “「ゴルゴ13」、連載52年で初の休載へ 新型コロナが影響” (日本語). SankeiBiz. 2020年5月9日閲覧。
  10. ^ ゴルゴ13が休載、52年の歴史で初 作画過程「3密」:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2020年5月9日閲覧。
  11. ^ 「ゴルゴ13」休載へ 50年以上の雑誌連載で初めて 新型コロナ - NHK
  12. ^ a b c d e f g h ビーバップ!ハイヒール 【『ゴルゴ13』驚愕の最終回!さいとう・たかをが全て語る】”. goo tv(関西版) (2017年10月5日). 2017年10月19日閲覧。
  13. ^ 『信濃毎日新聞』 2018年1月6日朝刊「ゴルゴ13 連載50年 狙撃者の現在地」
  14. ^ a b c 『ゴルゴ13』を描くのは苦手だった! さいとう・たかをが語る制作秘話”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA (2014年2月18日). 2014年2月19日閲覧。
  15. ^ NHK探検バクモンゴルゴ13の秘密基地に潜入せよ!(完結編)より。なおNHKにより1年間配信される予定であるがその後は検証不可能となる可能性があるため、注意を要する。
  16. ^ 2008年05月15日放送
  17. ^ [1][2]
  18. ^ [3][4]
  19. ^ ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル”. 外務省ホームページ. 2017年6月25日閲覧。
  20. ^ “中小向け海外安全対策に「ゴルゴ13」外務省、10万冊発行”. 『日本経済新聞』電子版. (2017年6月22日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H3E_S7A620C1PP8000/ 
  21. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 4』講談社、2003年。
  22. ^ 水曜日のダウンタウン
  23. ^ 『ゴルゴ13』連載40周年 さいとう・たかを氏、実写化するなら「室伏広治が適任」ORICON STYLE
  24. ^ オペレーター役なども兼任
  25. ^ 娼婦役も兼任
  26. ^ 『ビッグコミック』2008年1月10日号(2007年12月25日発売)にて、2008年春テレビアニメ化を発表。各マスコミの先行報道を経て、同誌2008年3月10日号(2008年2月25日発売)にて放送情報を正式に発表した。
  27. ^ キッズステーション「ゴルゴ13」番組ページ
  28. ^ 「オイルサーディン」×『ゴルゴ13』の超A級コラボ「ゴルゴサーディン」よもやダジャレでは済まされない!『ゴルゴ13』仕様のオイルサーディン!!その名も「ゴルゴサーディン」10月下旬より発売開始!!小学館ホームページ(2018年10月15日)2018年11月29日閲覧。

関連項目

外部リンク


 

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