写真
【レビュー】初めてのタープならスノーピーク「アメニティタープ(ヘキサ)」がオススメ!
内容をざっくり書くと
万能にみえるスノーピークのアメニティタープですが、こんな方にはオススメできません。
タープはキャンプやアウトドアの日除け&雨除けに必要で、紫外線防止にも役立ってくれますので女性のキャン… →このまま続きを読む
ハピキャン
アウトドア情報発信メディア 「ハピキャン 」です。名古屋テレビ放送( メ〜テレ)にて毎週水曜日深夜0時15分放送中の番組 「#おぎやはぎ のハピキャン〜キャンプはじめてみました〜 」とも連動! 番組はGYAO! でも無料配信しています。YouTubeチャンネルも!
Wikipedia関連ワード
説明がないものはWikipediaに該当項目がありません。
スノーピーク
スノーピークは、日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカーおよびそのブランド名(Snow Peak )である。世界に先駆け、「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社で知られており、「自らもユーザーである」という立場から、「自分たちが本当にほしい製品」を作ることで、それまでなかった「自然の中で豊かで贅沢な時間を過ごすアウトドアの楽しみ方」を確立してきた。創業以来一貫して革新的な新製品の開発を行い、顧客本位の高品質なモノづくりを続けている。コーポレートメッセージは「人生に、野遊びを。」である。
概要
創業は山井幸雄商店という金物問屋で、当時の登山用品に不満があった初代社長の山井幸雄が、オリジナルの登山用品・釣り具を開発したことによりアウトドアレジャーメーカーとして事業を拡大し、株式会社ヤマコウと社名変更した。1986年に山井幸雄の長男である山井太が入社してキャンプ製品の開発を開始。これにより、オートキャンプシーンを創りだしたパイオニアとして知られることになった。1996年に山井太は代表取締役に就任して同時に社名を株式会社スノーピークとし、オートキャンプの需要拡大とともに新しい製品を市場へ投入していった。
90年代前半にオートキャンプブームが収束すると減収が続く長いトンネルに入る。1990年代後半ユーザーとのキャンプイベント「Snow Peak Way」を開催し、その時にユーザーから語られた「製品は良いけど高い」「品揃えが悪い」という言葉にショックを受け、見直しを図る。正規特約店制度を導入し全商品の品揃えを確保できる店舗展開や、問屋を介さないことでマージンを抑え販売価格を下げる努力を続ける[1]。同時期、直火での焚き火が禁止されたキャンプ場でも焚火ができるステンレス製の焚火台をリリースしてロングセラー商品として育て上げるなど状況に応じた製品開発で苦境を脱した[2]。現在では日本国内のみならず海外にもグループ会社を持ちオートキャンプ、登山用のテントや寝具、タープ、チェア、マグカップ等のアウトドア用品や自然指向のライフスタイルを実現するアイテム等の販売を行なっている。
徹底してユーザーの立場に立った製品開発を行なうこと、そしてフィールドで実証することにより品質を磨くことをものづくりの理念としている。また、経年劣化やユーザー自身の過失などを除いて永久保証制度を敷いている。故障やテントの破れ等ほとんど全てのアイテムが同社のアフターサービスで修理のサービスを受けることができ、「良い物を長く」「捨てない=エコロジー」の提案を実証している。製品の価格は高めとなっているが、高品質で高いサービスを提供している。
2009年4月1日にはフライフィッシング以外のフィッシング事業をグローブライド(旧:ダイワ精工)に譲渡した。譲渡後もグローブライドはスノーピークブランドを展開している。
2011年4月29日、本社機能をそれまでの三条市三貫地から同市中野原(旧:南蒲原郡下田村)に「HEADQUARTERS」として拡張移転。計165,000m2の土地に直営のオートキャンプ場「HEADQUARTERS Campfield」をオープン。同社製品の全てを手に取ることができる直営店「HEADQUARTERS Natural Lifestyle Store」を併設している。キャンプ場ではレンタルも可能。『手ぶらキャンププラン』という機材一式レンタルや宿泊利用費、スタッフによる設営サポートが含まれた初心者向けのプランも用意している。本社「HEADQUARTERS」は工場やアフターサービス、オフィスの見学が可能である。
2014年よりアパレル事業をリニューアル。「Home⇌Tent」をコンセプトに「日常と自然の距離をなくす服」を開発し店舗展開も進めている。2015年11月表参道に旗艦店をオープン。他にも、住まいやオフィスにおけるアウトドアライフスタイルを提案するアーバンアウトドア事業を展開するなど新規事業にも力を入れている。2016年9月、建築家隈研吾とコラボーションしたモバイルハウス「住箱-JYUBAKO」を発表。
自然の中で生きる力、家族や友人とのコミュニケーション等、現代社会で失われつつある「自然と人のつながり」や「人と人とのつながり」を大切にし、自然と共に生きることにより人間性を回復するアウトドアライフスタイルの提案をミッションとしている。
各地方自治体と、観光振興や人材育成に協力する連携協定を結んでいる[3]。
2020年2月26日、3月27日付で社長の山井太が代表権のある会長に就任し、長女の山井梨沙副社長が社長に就任する人事を発表した[4][5]。
沿革
- 1958年(昭和33年)7月 - 山井幸雄商店を創業。
- 1963年(昭和38年)10月 - 「スノーピーク」を商標登録。
- 1964年(昭和39年)1月 - 有限会社山井商店を設立、法人組織化。
- 1971年(昭和46年)5月 - 株式会社ヤマコウへ組織変更。
- 1996年(平成8年)12月 - 株式会社スノーピークに商号変更。
- 2011年(平成23年)4月 - キャンプフィールドを併設した店舗・工場・オフィスが一体となったHeadquatrsへと本社及び工場を移転。
- 2014年(平成26年)12月11日 - マザーズ上場。
- 2015年(平成27年)12月11日 - 東京証券取引所第一部に市場変更。
- 2016年(平成28年)7月1日 - 株式会社スノーピークビジネスソリューションズ設立。
- 2017年(平成29年)1月4日 - 株式会社スノーピークグランピング設立。
- 2017年(平成29年)2月1日 - 株式会社スノーピーク地方創生コンサルティング設立。
- 2017年(平成29年)3月1日 - 物流や製造、アフターサービス、営業の一部等中核機能を集約した「スノーピーク オペレーションコア HQ2」稼働開始。
店舗展開
- Headquarters
- スノーピーク二子玉川
- スノーピーク丸の内
- スノーピーク昭島
- スノーピーク表参道
- スノーピーク新宿LUMINE
- スノーピーク東急プラザ銀座
- スノーピークららぽーとTOKYO-BAY
- スノーピーク横浜みなとみらい
- スノーピーク武蔵小杉
- スノーピーク海老名
- スノーピークららぽーと湘南平塚
- スノーピークビルボードプレイス新潟
- スノーピークららぽーと名古屋みなとアクルス
- スノーピーク箕面自然館
- スノーピークALBi大阪
- スノーピーク京都藤井大丸
- スノーピーク太宰府
- スノーピーク天神Dice&Dice
- スノーピーク奥日田
米国 2店舗
- Snow Peak Portland
- Snow Peak SoHo
韓国 4店舗
- Snow Peak HQ Lounge (Korea)
- Snow Peak Store Busan
- Snow Peak Store Icheon
- Snow Peak Store Pangyo Hyundai
台湾 1店舗
- Snow Peak HQ Lounge (Taiwan)
合計24店舗
インストア店舗
国内49店舗、台湾6店舗 合計53店舗
ショップインショップ店舗
国内65店舗、韓国34店舗 合計99店舗
キャンプ場
- スノーピーク十勝ポロシリ
- Headquarters
- スノーピーク箕面キャンプフィールド
- スノーピークおち仁淀川
- スノーピーク土佐清水キャンプフィールド
- スノーピーク奥日田キャンプフィールド
主な製品
- ランドブリーズシリーズ(テント)
- ランドステーションシリーズ(タープ)
- オフトンシリーズ(寝袋)
- ギガパワーシリーズ(ストーブ・ランタン・バーナー・ヒーター等)
- ほおずきシリーズ(LEDランタン)
- 焚火台
- テーブルウェア・チタンマグカップ
パートナーシップ
2018年10月末現在以下のとおり。
- 環境省(国立公園オフィシャルパートナー)
- 燕三条「畑の朝カフェ」
- ZOZOTOWN
- YAMAP(登山情報サイト)
- コンサベーション・アライアンス・ジャパン
- 一般社団法人フォレストック協会
- TranTixxii(トランティクシー)(日本製鉄-意匠性チタンブランド)スノーピークのチタン製アウトドア製品は、全て最高級チタンのTranTixxii(トランティクシー)を使用
- スノーピークビジネスソリューションズ
関連子会社
2019年12月末時点では以下のとおり。
- 株式会社スノーピークウェル
- Snow Peak Korea, Inc.
- 株式会社スノーピークビジネスソリューションズ
- 株式会社スノーピーク地方創生コンサルティング
- 株式会社スノーピーク白馬
- Snow Peak London, Limited.
- Snow Peak USA, Inc.
メディア
- BS-TBS『グローバルナビフロント』2014年8月2日放送分で同社の特集が取り上げられ、社長の山井太もスタジオ出演した。
- テレビ東京『カンブリア宮殿』2014年9月18日放送分で同社の特集が取り上げられ、山井太社長もスタジオ出演した。
関連書籍
- 『ザ・ファースト・カンパニー2016』(ダイヤモンド社、2016年1月)ISBN 9784478068588
- 『自然にふれて取りもどす「人間の基本」』(マガジンハウス、2015年3月)ISBN 9784838727360
- 『ブランドのそだてかた』(日経BP、2012年10月)ISBN 9784822264819 -スノーピークも取り上げられている。
- 山井太著『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』(日経BP、2014年)ISBN 9784822277659
- 『OUTDOOR LIFE with DOGS 犬とキャンプ! 』(マガジンハウス、2016年8月)
- 『キャンプで子育て GUIDE for FAMILY CAMP』(マガジンハウス、2016年9月)
脚注
- ^ 苦しい時期に知った仕事の“原理原則”こそが、増収増益のカギ【株式会社スノーピーク山井社長の仕事論】リクナビNEXT Journal
- ^ 【フロントランナー】『朝日新聞』2014年11月8日
- ^ 「新潟のスノーピーク、熊本県人吉市と包括連携」日本経済新聞ニュースサイト(2020年2月21日)2020年3月3日閲覧
- ^ “スノーピーク、新社長に山井梨沙氏 前期決算一部訂正”. 日本経済新聞 (2020年2月27日). 2020年2月27日閲覧。
- ^ 大塚千践 (2020年2月27日). “スノーピーク新社長に創業家3代目の山井梨沙氏 32歳での抜てき”. WWD. 2020年2月27日閲覧。