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⛺|100均のソロキャンプ用鉄板を比較! セリアとキャンドゥの違いは? 実際に使ったのでレビューします


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100均のソロキャンプ用鉄板を比較! セリアとキャンドゥの違いは? 実際に使ったのでレビューします

 
内容をざっくり書くと
ソロキャンプにぴったりな鉄板が、100均の セリア と キャンドゥ で販売されています!
 

近年100均各社は、アウトドア関連の新商品も多く打ち出しています。発売から早々にキャンパーが注目し、… →このまま続きを読む

 ハピキャン

アウトドア情報発信メディア 「ハピキャン 」です。名古屋テレビ放送( メ〜テレ)にて毎週水曜日深夜0時15分放送中の番組 「#おぎやはぎ のハピキャン〜キャンプはじめてみました〜 」とも連動! 番組はGYAO! でも無料配信しています。YouTubeチャンネルも!


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ソロキャンプ

ソロキャンプ: solo camping[1])は、一人で行うキャンプである[2]

概説

ソロキャンプというのは独りで行うキャンプのことである。

ソロキャンプは、何世紀も前から行われていた。登山をする人々の間では、古くから単独登山(単独山行)というのも行われていて、当たり前のようにソロキャンプは行われていた。近代的なキャンプを行い始めたとされているThomas Hiram Holding(1844 – 1930)も行っていた。さらに、もし近代キャンプ以前の歴史も含めることが許されるならば、太古の昔から行っていたと言ってよい。→#歴史

ソロキャンプのとらえかた、位置づけは人それぞれであり、「趣味の一種」と感じている人もいる。「リクリエーション[3]」の一種、ととらえる人もいる。人によってはどうしても「旅行」と関連づけてしか ものを考えられない人がいるようで、「広義では旅行全般としての宿泊の方法の一つとして考えれらて、狭義ではキャンプを目的とする個人旅行として考えられる[4]」と言う人もいる。

ソロキャンプをしている人を「ソロ・キャンパー solo camper[1]」と呼ぶ。

キャンプでは、やをどのようにしのぐか、ということがひとつの大切で、切実なポイントになるが、それに関しては、テントタープやで行うスタイルなどがある。他にも車中泊で行うスタイルもある。

大人数のキャンプでは大型のキャンプ道具等を多く必要とするので自動車に積み込まざるを得なくなるのに対して、ソロキャンプではコンパクトで軽量な道具を用い、バックパックに荷物をまとめることが多い[5]。そのため、準備に労力を必要とせず、公共交通機関での移動も可能である。自転車ツーリングバイクツーリングで行うことも可能である。

ソロキャンプを好む人がそれを選ぶ理由のひとつは、行程、活動範囲、キャンプ地で行うこと、食事、道具選びなど、全て個人の裁量で決められることである。個人の裁量で行うため、行程のプラン作成も、キャンプ中の予定変更も容易にできるので、だれにも気兼ねすることなく、純粋に楽しめる活動である。

歴史

近代キャンプ以前

近代キャンプとは違った意味のキャンプ、近代キャンプ以前のキャンプも含めれば、人類の歴史が始まって以来、絶えずキャンプは行われてきたわけであり、人類の歴史は(とらえかたにもよるが)およそ300万年などと言われているが、その歴史のほとんどはキャンプばかりをして生きていたわけであるし、その中で単独のキャンプも行われていたと考えてよい。太古の昔の狩猟採集社会では、狩人が単独で狩りを行うことになった場合、夜を迎えれば自然と単独のキャンプになったわけであるし、太古の昔に単独で徒歩で移動した人も(たとえば今から約5000年前、紀元前3000年ごろに生きたとされ、近年融けた氷河の中から発見されたアイスマンも単独で移動していたわけだが)途中で夜を迎えれば独りでキャンプしたわけであるし、遊牧民は家族や数家族で行動することが一般的ではあるが、それでもやはり独りになる人もいたし、そういう人が移動中に夜を迎えることもあったわけである。したがって、近代キャンプ以前の、人類が生きるために行っていたキャンプまで含めれば、太古の昔から単独でキャンプすることは行われていたと考えてよい。

近代キャンプ開始後

近代キャンプの中のソロキャンプに話を戻すと、 (20世紀になり)キャンプが広く行われるようになると、自分の周囲で行われているグループキャンプやファミリーキャンプのことだけしか見えていない人々が増え、その結果2020年代になると「 " 従来のキャンプ" は、なんらかの組織、友人、知人、家族など複数人数で行うグループキャンプやファミリーキャンプが中心だった。」と書かれたり、「キャンプブームの広がりとともに、近年では一人でキャンプに出掛けるソロキャンプを楽しむ人が増えている[6]」と書かれる状態になったわけである。

(2000年代や2010年代あたりからじわじわと)流行しており、ソロキャンプをしている様子のSNSへの投稿や、各種メディアでも取り上げられることが増えている[7]

2015年に連載が開始された漫画『ゆるキャン△』が日本で人気となり[2]、(もともとはキャンプに興味が無くて漫画ばかり読んでいたようなインドア派の人々の間でも)キャンプがブームとなったが、同作品でも1人でのキャンプが紹介されており[2]、携行すべき荷物が少なく同行者に気兼ねすることもなく楽しめる気楽さがうけ、2019年ころから各種メディアでも大きく取り上げられるようになり[2]、やはりキャンプを知らなかった人々に広まるきっかけになった。

2020年には世界的なコロナ禍が起き、他の人々と物理的な距離をしっかりとることで感染防止を実現しつつ 広い空間で積極的に身体を動かして楽しめるので、ソロキャンプの流行に爆発的な加速がかかり、日本では「ソロキャンプ」が2020年の流行語大賞で選ばれた。

調理・料理

ソロキャンプは独りなので、他の人に気がねする必要がなく、料理に関しても、とても自由である。極端にシンプルでも誰からも文句を言われないし、逆にこだわり抜いてとてつもなく長時間かけても誰からも文句を言われない。

熱源の選択

木の枝、薪 系

木ので小さな焚火を作り、それを熱源として料理する方法が人気である。特に木の枝は現地調達することができ、つまり周囲の地面に落ちている枯れ枝などを拾って集めれば済み、荷物の運搬量を減らすことができ、長期連続キャンプをする人などはわざわざ燃料を買わずに済む。

焚火の場(臨時のコンロとして機能する場所)は、シンプルに直径10~20センチ程度の石をまるく(半円形などに)ならべて簡易式のコンロを作ってもよい。石が「風除け」兼「反射板」となる。また、凝る人などは、地面に穴を2つ掘って貫通させてという簡易式の地中のロケットストーブのようなものを作って調理する。

また、直火禁止の場所で行うことを想定して、ステンレス製の焚火補助器具を持参する方法もある(たとえば有名どころではピコグリルやFIREBOXや、他にもamazonで中国製の安価だが性能が良くなったものが非常に多種類販売されていて、世にあふれている)。

小型ストーブ系

他は、なんらかの燃料を用いた小型のストーブを使う、という方法も定番である。燃料の缶は、タイプでもタイプでも、好み次第。また他にも、小型アルコールストーブでもよい。基本的に小枝や薪を燃料にするという人も、雨のせいで付近の枝が濡れて使えない時のために、一種の「保険」の意味でも、小型ストーブを持参することが一般的。

食材

調理系 肉類、魚介類、野菜などの食材を、スーパーや食料品店であらかじめ購入し持参し、ナイフ・包丁などを使ってしっかり切り、コッヘルスキレットなどで熱したり、肉を直火で焼くなど、調理らしい調理をしてから食べる。

レトルト・缶詰・インスタント 系 レトルト系食品、缶詰、インスタント食品などをあらかじめ購入・持参し、コッヘルなどで温めたり茹でたりするだけで、単品もしくは組み合わせで食べる。

テイクアウト系 スーパーの総菜や、お弁当、サンドイッチ、お刺身など、いわゆる「できあいの料理」をキャンプ場所に行く途中などで購入して持ち込む方法。大抵は、温めることも省略する。もっとも簡便な方法。大人数だと文句を言われてしまいそうだが、ソロキャンプでは誰からも文句を言われず、これでも楽しめる。

現地調達系 本格的な人は釣り竿を持参して、現地の近くの、たとえば山ならば渓流などで釣りをしてヤマメアユなどの魚を自力で釣って、それを食材とすることで大きな喜びを得る。山菜などを周辺で自力で集める人もいる。海周辺ならば海釣りで調達する方法もある。釣りに何時間も時間をかけても誰からも文句を言われず、自分が納得ゆくまで楽しむことができる。

道具(ギア)

キャンプで一番大切なのは、大自然そのもの(森林匂い、風の匂い、風の、木の枝の音、小動物たちの鳴き声、周囲の植生渓流の光景、渓流の音、壮大な山々 等々)を楽しむことであり、自分が持参する道具は二の次である。道具にばかり意識がゆく人は、キャンプ好きではなく、ただの道具好きである。とは言え、使いやすい道具があると、キャンプも快適である。できるだけ少量の道具で済ませるのを理想とするか / 道具にばかり意識を向けてしまうか、というあたりでキャンプスタイルに根本的な違いが生まれるものだが、大人数のキャンプとちがって、ソロキャンプというのは他人に向かって見栄を張る必要が無いので、スタイルもきわめて自由である。

一般的な道具のリスト

一般的に、ソロキャンプで利用される道具(ギア)には、次のようなものがある[8]

  • シェラカップ
  • マグカップ(屋外なので飲み物がかなり冷えやすいので、フタができるものや、魔法瓶タイプのマグカップが好まれる)
  • ランタン
  • ナイフ
  • カッティングボード)カッティングボードは、ソロキャンプでは無しで済ませる、ということも最近は次第に一般化しつつある。米国のかつてのカウボーイたちのように、野菜などは手で持ったままナイフの刃を手前にむけて空中でカットし、肉なども、手で適当にぶらさげてカットしたり、付近にころがっている枝や石などを拾って軽く洗うなどして即席のカッティングボードとして扱い、その上でカットする、ということをする人が増えている。

道具がらみのスタイル

道具がらみの流儀、スタイルは多種多様である。そもそも一人で行うソロキャンプは、SNS等で公開されていなければ、だれにも知られない個人の活動として完結するため、密やかな楽しみと言え、スタイルも人々に知られない。実はSNSやテレビ番組で公開されているソロキャンプというのは、統計的に多数派で一般的というよりは、あくまで公開するためのものであり、かなり作為的で、見栄(虚栄)が入っていたり、話題にさせるために作為的なことをしているものである。以下は、そうした、公開されている、やや作為的なソロキャンプの例である。SNSなどに公開されているものの中で、特に高価な道具ばかりを強調したものは、道具メーカーなどからお金を裏で受け取り、意図的に宣伝(販売推進)としてやっている者もいるので、情報を受け取る側はメディアリテラシーを持ち、情報からかなり割り引く形で実態を理解する必要がある。

シンプル/ブッシュクラフト系

最小限の道具を活用して、自然の素材を最大限利用しながら、自然との一体感を楽しむ独自性の高いスタイル。このスタイルを好んでYouTube等の動画サイトにアップロードしている人もおり、ヒロシをはじめとしたソロキャンプを愛好する「キャンプ芸人[9]」が注目されるきっかけにもなった。

おしゃキャン系

ソロキャンプでも、サイトを様々なデコレーションで飾るスタイル(食べ物も、カフェのメニューの様な料理を楽しむ)。近年、日本の女性の間で『ゆるキャン』というアニメが大流行し、その一部がソロキャンプを始めて、このようなスタイルが新たに生まれた。

ミリタリー系

主に軍の放出品や、類似するデザインや道具でコーディネートしつつ、ヘビューデューティなサイトを構成するスタイル。もともといわゆる「ミリタリーマニア」の傾向がある人がソロキャンプも始めると、このスタイルをとりたがる。

大手メーカー系

好みのメーカー製品の道具一式を揃えて、サイトを構成するスタイル。特にメーカー名ばかりが強調されたSNSや動画などは、しばしばメーカーが裏でお金(インセンティブ)を払うなどして作為的に、マーケティング(販売推進)手法の一種でつくりだしたイメージである。まんまとそのマーケティング手法に乗せられて、それの模倣をやってしまう人も一部にいる。

ガレージブランド系

少数のマニアがオリジナル製品を求めて、ハンドメイドの製品をネット販売するガレージブランドのWebサイトから購入し、独創性の高い機能や、デザインの道具でサイトを構成するスタイル。

ファミキャン道具流用系、登山キャンプ道具流用系

もともと家族でキャンプしていたが、あるタイミングから、ソロキャンプも行うことになり、ギアはそのまま家族用のキャンプ道具で行うスタイル。あまり作為的でない、自然な状態のソロキャンプの初期段階。また、もともと登山部などで集団キャンプをしていた人が、登山部を離れてから低地でソロキャンプばかりを行うようになる場合も、登山用キャンプ道具をそのまま流用する。ソロキャンプとしては数十年前からおこなわれている、きわめて自然な、初期段階のスタイル。

移動方法

キャンプサイトまで移動する方法も、千差万別である。なお、本当にソロキャンプが大好きでたまらない人は、「ただ一泊のために、単発で移動する」というような小さなことはせず、たっぷり楽しむために連泊したり、長期のツーリング計画を組み、その長期ツーリングの中で毎晩ソロ・キャンプを楽しむ。

  • 徒歩+ 公共交通機関)- リュックサックなどにキャンプ道具を詰めて運ぶ。
  • 自転車 - サイドバッグを増設してキャンプ道具類を詰める。何十年も前から今日にいたるまで、一人で長期の自転車ツーリングをする人はしばしばソロキャンプをしている。自転車の長距離ツーリストたちのあいだでは、ソロキャンプは、昔からの、あたりまえの行為。
  • オートバイ - サイドケース(パニアケース)を増設してキャンプ道具を詰める。何十年も前から今日にいたるまで、一人で長距離バイクツーリングをする人は、しばしばキャンプ道具を積み、ソロキャンプをしている。特に、たとえば1000km超だとか大陸横断くらいの長距離ツーリングするライダーなどは、途上、宿がうまく見つからない土地で夜を迎えることは必ずあるので、どのみち絶対にキャンプ道具を積んで走る(とはいえ、キャンプ好きというのは、そんな消極的な理由でキャンプ道具を積むわけではない)。ソロキャンプが好きな人は、ひとりきりで気楽にやることを心から楽しい、と感じているので、たとえ宿が見つかる土地でも、ソロキャンプするほうを基本的に選ぶ。
  • 自動車ワンボックスカーキャンピングカーキャンピングトレーラー) - 自動車は、そこを眠る場所にすることもできる。道具も多めに積める。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b [1] The Washington Post 『ワシントンポスト』のソロキャンプに関する記事。urlや本文写真キャプションなどに「solo camping」という表現が含まれ、文章中に「solo camper」という表現も使われている。
  2. ^ a b c d 智恵蔵、ソロキャンプ
  3. ^ 日本単独野営協会 公式サイト
  4. ^ 不完全な出典。出典は文献名、発行年月日、出版社、掲載ページを明記しなければいけない。→ 【特集】「ソロキャンプ」の記事一覧です|DANRO
  5. ^ ソロキャンプの装備について考えてみる|BE‐PAL
  6. ^ 何月何日の観光経済新聞の何ページか明記せよ。観光経済新聞「オートキャンプ、参加人口【データ】オートキャンプ、参加人口は850万人」
  7. ^ 出典の要件を満たしていない。出典は文献名、発行年月日、出版社、掲載ページを明記しなければいけない。→ DANRO「アニメ『ゆるキャン』を参考に、女性キャンパーが語る「ソロキャンプ」の魅力」
  8. ^ 「ソロキャンプ」道具やグッズ、おすすめのキャンプ場は?【初心者必見】|DANRO
  9. ^ 芸人ヒロシ「ソロキャンプ」に夢中なワケ “原始的な時間”で心と体をリセット | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン

関連項目

最近のメディア関連

外部リンク

100円ショップ

100円ショップ(ひゃくえんショップ)とは、店内の商品を原則として1点100日本円均一で販売する形態の小売店。別名「100円均一」およびそれを省略した「100均」・「百均」(ひゃっきん)と呼ばれることもある。

概要

販売商品は、加工食品化粧小物食器や調理道具、乾電池などの日用品文房具が多く、ほとんどの場合、大量の店舗(チェーンストア)を保有している。

大創産業(ダイソー)・セリアキャンドゥワッツ(ミーツ・シルク)の大手4社で合計約5500店舗、売り上げ高は約5500億円(2012年度)[1]

100円というキリのよい価格設定が手軽で安いワンコインというイメージとあいまって人気を博している。実際は消費税込みで食品は108円、それ以外は110円(標準税率の場合)で販売する店も多い。また99円など100円以下の価格で統一している店や、基本的に100円だが200円や300円、500円といった商品を一緒に販売している店もある。


歴史

「商品を均一価格で売り出す」というアイデアは、日本国内においては古くは享保7年〜8年(1722年1723年)頃から江戸で流行した「十九見世」(十九文店、十九文屋[2][3][4]文化6年〜7年(1809年1810年)頃から江戸で流行した「三十八文見世」(三十八文店、三十八文屋)[3][4]、同時期に江戸で流行した均一価格の食べ物屋台「四文屋」[4][5]、松屋呉服店(現:松屋)が1908年(明治41年)に行った「均一法大売出し」や1910年(明治43年)に行った「一円均一」という例がある[6]

前史 - 十銭ストア

現在の100円ショップに近い業態を営んだ戦前の例として、髙島屋が全国に展開したいわゆる「十銭ストア」が挙げられる。アメリカの「10セントストア」を参考にしたものとされる[6]

1926年(大正15年)に大阪・長堀店に「なんでも十銭均一売場」を設置したのを皮切りに、1930年(昭和5年)には難波南海店に「高島屋十銭ストア」(のち1932年(昭和7年)に「高島屋十銭二十銭ストア」、1937年(昭和12年)に「高島屋十銭二十銭五十銭ストア」へ改称)を開業した[7]。その後1932年(昭和7年)にかけて独立型の店舗50店を大阪・京都・名古屋・東京周辺に展開し、大好評を博したという[7]

1937年(昭和12年)に施行されたによって規制が強まると、高島屋は均一店事業を本社から切り離して「株式会社丸高均一店」を設立[7]1941年(昭和16年)には全国に100店を超えるチェーンを築いたが、その後の太平洋戦争により経営基盤を奪われ実質的な廃業に至った。なお、残存したいくつかの店舗は1952年(昭和27年)に「株式会社丸高」のストア部門(後に「高島屋ストア」)として再出発し、2003年(平成15年)にはイズミヤに買収され、商号を「カナート」へと変えて現在に至っている[7]が、戦後のこれら店舗はいわゆる100円ショップの業態をとってはいない。

1935年頃を1とした場合の2011年現在の物価指数は概算で1,800前後であり[8]、当時の10銭は現在の180円程度に相当するということになる。

「十銭ストア」の取り扱い商品は「日常家庭生活に必要なものはほとんど全部」に及んだ[7]。商品調達にあたっては均一店専門の納入業者を開拓、生産者との直接取引を導入するとともに、生産者への指導・援助も行い、均一店向けの商品開発や商品の標準化にも積極的に関与したという[7]

1960年代の催事販売

100円ショップに見られるような均一低価格による販売手法は1960年代から行われていたが、当時のそれはスーパー百貨店などの催し物として1週間程度の期間に限るものであった。この販売形式を「催事販売」、これを行う業者を「催事業者」と呼び、催事業者らは各店舗を定期的に巡回して催事販売を行った[9]。催事販売で売られる商品の大半は「100均メーカー」と呼ばれるメーカーの商品を中心に安定供給できる定番商品と、これに質流れの金融品や仕入先が何らかの事情で現金化を急ぐために販売した「処分品」と称される商品からなり、当時100円以上で販売されていた商品も含め全品100円で販売した。さらに販売後のトラブルに対応するためスーパーなどに取引口座を開設し、催事販売をした店舗を通してクレーム対応などもしながら各地を移動して販売を行っていた。

1980年代 - 固定店舗の出現

従来の催事販売はしばしば好評を博していたが、1985年3月に有限会社ライフの創業者・松林明が愛知県春日井市に日本初の固定店舗による100円均一店をオープンし「100円ショップ」と命名して販売を開始した。

その後、現在の100円ショップチェーン最大手の大創産業(「ダイソー」)創業者の矢野博丈は商品の品質アップに力を入れる(一部には採算割れの商品も含む)ことで、催事販売を依頼するスーパーや百貨店の信用を勝ち取り、1991年に最初の常設店舗を開設した。

これ以後は「キャンドゥ」「セリア」「ワッツ」といった、後に株式公開する同業の他社も参入して店舗網を広げた結果、新たな販売チャンネルとしてメーカーから認知されるようになり、バブル崩壊後の不況デフレともあいまって急速に店舗数が増加し「不況時代の成長業界」とも称されるようになった[9]

また、2000年代からは食料品中心の100円ショップ型の生鮮コンビニという業態も登場し、その先駆けとして1996年九九プラスが「SHOP99」(現在はローソンストア100に吸収)が出店を開始した。

その結果2010年までには、いわゆる「バッタ屋」時代に主流だった金融品や処分品を安く仕入れて販売することは少なくなり、大量の店舗による販売力を生かして国内外のメーカーへ自社専用商品(プライベートブランド)の形で大量に生産を委託することで、仕入れ価格のダウンと品質の確保を両立させることが多く行われるまでになった。たとえばダイソーでは、数百万個という単位での一括製造を行いコストダウンに努めている。しかし製造コストは下がるものの在庫コストは莫大なものとなる。

安定供給の改善

製造は日本国外のメーカーへ委託するものも多く、価格を抑えるために船舶を用いた安価な輸送に依存している場合が多く、コンビニエンスストアなど主要な小売店チェーンのほとんどが導入しているPOSシステム等を用いたリアルタイムな商品動向の追従や対応が難しい。その結果、メディア等で紹介されても供給量を急に増やすことができず、欠品を起こしてしまうこともしばしばある。これらの弱点とも言える不安定供給の問題は購買層にも徐々に浸透し始めており、次回来店時の欠品といった不安要素にもなり、価格とも相まって購買意欲をそそる結果も生まれている。オリジナル商品にも一応JANコードは印字されているためにPOS化は可能ではあったが、かつてはPOSシステムを利用した単品ごとの商品管理を導入していなかった。2005年頃から大手チェーンの店舗には支払い時に商品のJANコードを読み取らせて代金を精算するPOSシステムが導入され始め、商品生産・供給システムの改善が行われている。

販売手法

基本的には、店内の商品は原則として1点100円(税別価格の場合も存在)で販売される。店によっては99円、88円などの場合もある。小型飲料や駄菓子など単価の安い商品は数個で100円(2個で100円、3個で100円など)で販売される。100円という低価格により、衝動買いを誘う演出を凝らした売り場作りが取られている。

100円均一で販売するため、何でも安いというイメージがあるが、実際にはスーパーやドラッグストアホームセンターなどで100円以下で販売されている商品も存在する。2000年代ダイエーでは「暮らしの88」という名称で雑貨などの「88円均一コーナー」が常設されている店舗が存在した[10]

均一価格の採用は計算しやすくするためと言われているが、最近では商品の品揃えを増やしたり粗利を厚くする目的で、衣料を中心として200円や300円、一部では500円や800円、それ以上の高額商品もある。なお現在は廃番となっているが、ダイソーの「三脚式ホワイトボード」が6,800円(税別。2007年の発売当時の価格は消費税5%で7,140円)であった。

2004年4月1日より消費税総額表示の義務化に伴い、税別100円均一で販売する場合「100円ショップ」を(当時の消費税率5%を加味して)「105円ショップ」に看板を変えなければならないのかとの懸念が一部で起こったが、法律上は店名を変更する必要はない。

主な100円ショップ

大手4社

ローカルチェーンなど

生鮮コンビニ業態

これらの店舗は100円ショップの形を取ったコンビニエンスストアと謳う生鮮コンビニ業態で、食材を中心とした品揃えが特徴である。

その他の業態

100円ショップにヒントを得た、300円・390円・500円・1000円均一ショップなどの業態もある。100円ショップに比べると店舗数は少ないが、若い女性向け商品を中心に増えつつある。

300円ショップ

390円ショップ

1000円ショップ

他の通貨圏

アジア

日本の100円ショップの雑貨の多くは中国で製造され輸入されているが、現地中国でも均一価格で販売する店が増えている。100円をに換算すると7元程度になるが、中国では「一元店」「三元店」「五元店」「十元店」などが見られ、必ずしも統一されていない。また店名に示している価格と違う商品のコーナーもある。これは日本のような企業化されたルートではなく個人経営の店が多いためである。品揃えもばらばらであるが、ほとんどが日用雑貨類を扱っており食品や衣類はほとんどない。なお、日本の消費税に相当する付加価値税は全て内税で売られている。

また韓国には「1000ウォンショップ」がある。

アメリカ

アメリカでは、日本の100円ショップ同様に小間物商品を1ドル均一(その名のとおりワンコインの1ドルの店舗や、99セントセントの店舗もある)で販売する「1ドルストア」(Dollar store)という小売業態がある。

ダイソーのアメリカ店は、ベースの商品価格が$1.50(2018年8月現在約166円)である。

ヨーロッパ

イギリスには「1ポンドストア」や「99ペンスストア」がある。また、デンマークを本拠地とするフライングタイガーコペンハーゲンやソストレーネ・グレーネ、スウェーデンを本拠地とするラガハウスなどがある。

出典

  1. ^ 名古屋和希・井上聡子 (2013-03-05). “攻める100円ショップ (下)”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): 11面.
  2. ^ 十九文屋(ジュウクモンヤ)とは - コトバンク
  3. ^ a b 中江克己『お江戸の意外な商売事情 リサイクル業からファストフードまで』
  4. ^ a b c 「十九文店」「四文屋」資料メモ、大友浩ブログ「芸の不思議、人の不思議」、2012年3月2日。
  5. ^ 5 江戸っ子の気質が生んだ食料品の百円ショップ「四文屋」 - [著]ISMPublishingLab. - 犬耳書店
  6. ^ a b 80年前にも「100均」があった! 時代の流行児・10銭ストア、ことばマガジン(朝日新聞デジタル)、2012年9月11日。
  7. ^ a b c d e f 『戦前期日本におけるチェーンストアの初期的発展の限界』 平野 隆 / 三田商学研究 第50巻第6号 [1]
  8. ^ 「戦前基準5大費目指数(東京都区部)」 統計局 [2]
  9. ^ a b 『100円ショップ大図鑑 生産と流通のしくみがわかる 安さのヒミツを探ってみよう』PHP研究所、2005年。ISBN 4-569-68558-7
  10. ^ ――価値ある毎日の必需品を88円均一で提供――ダイエー開発商品「暮らしの88」発売について、ダイエー、2000年9月5日。
  11. ^ 静岡の100円ショップ、ダイソー子会社に 円安で収益厳しく 日本経済新聞
  12. ^ CouCou事業の譲受に関するお知らせ”. 株式会社大創産業. 2020年11月24日閲覧。
  13. ^ a b 会社概要│ダイソー”. 株式会社大創産業. 2020年11月24日閲覧。
  14. ^ 大創産業/300円ショップ「CouCou」事業34店を取得”. 流通ニュース(株式会社ロジスティクス・パートナー). 2020年11月24日閲覧。
  15. ^ 300円均一の雑貨店「ミカヅキモモコ」の運営会社、新型コロナの影響受け自己破産へ(帝国データバンク)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2021年2月9日閲覧。
  16. ^ 「ミカヅキモモコ」事業譲受に関するお知らせ よりサスティナブルな企業に”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年2月9日閲覧。

関連項目


 

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