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🥾|シラネアオイ見ごろ 男体山の登山者癒やす


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シラネアオイ見ごろ 男体山の登山者癒やす

 
内容をざっくり書くと
栃木県と群馬県にまたがる日光白根山が名前の由来となっているシラネアオイは奥日光に自生する花ですが、シカの食害などで数が少なくなっています。
 

日本固有の種、シラネアオイの花が奥日光の日光二荒山神社中宮祠で見ごろを迎えています。 男体山の登拝門… →このまま続きを読む

 とちぎテレビ

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日光白根山

日光白根山(にっこうしらねさん)は、栃木県日光市群馬県利根郡片品村の境界にある標高2,578mの

日光火山群の北西端にある活火山で、西方への溶岩流の上に主峰・奥白根(おくしらね)などの溶岩ドームが形成されている[1]深田久弥日本百名山の一つで、火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている[2]。日本国内では北関東以北で最高峰の山である[1][注釈 1]

概要

白根山』とは、古来より峯が雪で白く染まる様を形容した名称であるため、同名の山が日本各地にあり[注釈 2]、その他の白根山と区別するため日光白根山と呼ばれるが、国土地理院発行の5万分の1地形図『男体山』には白根山とのみ記載されている。

日光白根山は白根火山群の各山々(新第三紀火山)に周囲を囲まれており、また一年を通して雲に隠れていることが多く、関東地方からは日光連山の稜線上に、奥白根山頂部のドーム状(第四紀火山)の突起物が載っている程度にしか見えない。冬季、天候条件が整えば黒い山肌に雪を纏う日光表連山の山々に比し雪に覆われてひときわ白い山体を現す。

白根火山群周辺には五色沼湯ノ湖湯滝戦場ヶ原小田代ヶ原など自然の造形物が在り、また貴重な高山植物の植生も見られるため、山域は日光国立公園に指定され保護されている。しかしながら、この山に多く自生することから名付けられた植物のシラネアオイも現在ではほとんど見ることはできず、また周辺山域には立ち枯れが多く見られ、その原因を首都圏からの大気汚染物質の飛来とする研究もあるなど、自然環境の変化が進んでいる。

形成と火山活動

日光白根山は日光火山群のうち唯一歴史時代の噴火記録の残っている火山である[1]。日光白根山の火山活動は約2万年前に始まり、いずれも山頂付近、座禅山付近、血の池地獄付近の3箇所の噴出口からの厚い溶岩流や溶岩円頂丘によって形成された[1]。火砕流堆積物を伴うこともあるが爆発的噴火は記録されていない[1]。約6000年前以降、周辺に堆積物を残す噴火は6回以上あったと考えられている[1]。マグマ噴火は2400年前を最後に発生しておらず、以後はすべて水蒸気噴火である[1]

有史以降の主な活動

  • 1649年(慶安2年) - 水蒸気噴火。火砕物降下。山頂火口で噴火。降灰多量、直径約200m 深さ約10mの新火口を生成。頂上の神社全壊。火山爆発指数:VEI 2[3]
  • 1872年(明治5年)5月14日 - 水蒸気噴火?。南西斜面中腹で噴火、南西斜面の中腹に直径200mを越える火口生成、噴煙[1]
  • 1873年(明治6年}3月12日 - 水蒸気噴火?。火砕物降下。噴火場所不明[3]
  • 1889年(明治22年)12月4日 - 水蒸気噴火?。火砕物降下。白根山西斜面の小川村に面した旧火口で噴火[3]
  • 1952年(昭和27年)7〜9月 - 噴煙と鳴動[3]。小規模な水蒸気噴火とみられている[1]
  • 1993〜95年(平成5〜7年)7月〜翌々年9月 - 地震と火山性微動。中禅寺湖付近で微小地震活動が、山頂直下で微小地震・微動活動が活発化[3]
  • 2001年(平成13年)3月31日~4月初旬 - 日光白根山の北西部から北東部(深さ5km未満)で地震活動[1]
  • 2011年(平成23年)3月〜 - 地震。東北地方太平洋沖地震以降、西側及び北西側へ約5km付近と、東側から南東側へ約5〜10km付近で地震活動が活発化[3]

火山活動の特徴

日光白根山の噴火様式には水蒸気噴火とマグマ噴火があるが、積雪期にマグマ噴火が発生した場合には融雪型火山泥流を誘発する可能性が指摘されている[1]

登山

登山口は栃木県側には湯元温泉登山口(日光湯元温泉)や金精峠登山口、群馬県側には菅沼登山口や日光白根山ロープウェーの山頂駅登山口がある[1]

山頂に至る主な登山道は、湯元温泉登山口から外山尾根・天狗平・前白根山を経由するもの、菅沼登山口から弥陀ガ池を経由するもの、金精峠登山口から五色山・弥陀ガ池を経由するものなどがある。また、麓の丸沼から日光白根山ロープウェーで標高2000m付近まで行けるようになり山頂駅からも登れるようになった。

避難小屋は栃木県側に五色沼避難小屋、群馬県側に七色平避難小屋がある[1]

山岳信仰

江戸期から明治にかけて、上州では奥白根山を『荒山権現』として祀り、信仰登山の対象となっていたと云われるが、その遺跡は皆無である[4]。現在、そのルートは日光白根山ロープウェー経由の道に比較的近く、当時の信仰登山に纏わる地名が地図上にのみ見える。

現在は、前白根山山頂に前白根山神社、奥白根山山頂に奥白根山神社がある。

日光白根山由来の植物

日光白根山が基準産地となるなど、和名の名前の由来となっている植物に、次のようなものがある。

参考画像

周辺

脚注

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注釈

  1. ^ 日光白根山は北アルプス雪倉岳(2611m)と緯度が近いが、同山より緯度で14秒、緯線上の距離にして430mほど高緯度に位置している。
  2. ^ 草津白根山白根三山など。古事類苑によると、石川県白山も当初は『しらね』と呼ばれていたほか、山梨県には数々の『しらね』が存在していた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 日光白根山火山防災避難計画”. 群馬県. 2020年12月15日閲覧。
  2. ^ 火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山”. 気象庁. 2016年2月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 日光白根山 - 気象庁
  4. ^ 深田久弥著 『日本百名山』 奥白根山の記述に拠る。

関連項目

外部リンク

シラネアオイ

シラネアオイ(白根葵、学名Glaucidium palmatum Siebold et Zucc.)は、キンポウゲ科(シラネアオイ科として分けることも多い)シラネアオイ属の多年草。深山の植物。日本固有種の1属1種である[1][2]

特徴

北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに分布している[1]。高さは20-30 cm。花期は5-7月頃。花弁はなく、7 cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、美しい姿をしている。

和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。

分類・系統

本種は1属1種のシラネアオイ科としてキンポウゲ科から分離することもあり(ダールグレン体系など)、かつてキンポウゲ科に含められていたボタン科(現在では別系統と見るのが定説)に近縁とする説もあった。しかし分子系統解析によれば、北米に分布するヒドラスチス属(Hydrastis:これも1属1種のヒドラスチス科Hydrastidaceaeとする説がある)とともにキンポウゲ科から初期に分岐したと考えられ、系統的にはキンポウゲ科に含めるのが適切である。萼片が白いものが、シロバナシラネアオイ(Glaucidium palmatum f. leucanthum[1]。果実が1個の袋果になるものが、ヒトツミシラネアオイ(Glaucidium palmatum f. monocarpum[1]八重咲きのものが、エゾアオイ(Glaucidium palmatum f. paradoxum[1]

種の保全状況評価

日本の以下の都道府県レッドリストの指定を受けている[3]

その他

新潟県妙高市の市の花に指定されている。また、統廃合前(現在は十日町市)の新潟県東頸城郡松之山町の町の花に指定されていた。田中澄江が『新・花の百名山』の著書で、日光白根山を代表する花の一つとして紹介した[4]

脚注

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  1. ^ a b c d e 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1989年9月20日、499頁。ISBN 4-635-09019-1
  2. ^ POWO (2019). Plants of the World Online. Facilitated by the Royal Botanic Gardens, Kew. Published on the Internet; http://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:711245-1 Retrieved 15 June 2021.
  3. ^ 日本のレッドデータ検索システム「シラネアオイ」”. (エンビジョン環境保全事務局). 2012年9月9日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典元の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
  4. ^ 田中澄江『新・花の百名山』文藝春秋、1995年6月10日、113-116頁。ISBN 4167313049

外部リンク


 

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