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🥾|【動画】奮闘「渓流のクライマー」 和歌山県古座川町でボウズハゼ


写真 上流を目指して岩肌を登るボウズハゼ(8月31日、和歌山県古座川町小川で)

【動画】奮闘「渓流のクライマー」 和歌山県古座川町でボウズハゼ

 
内容をざっくり書くと
川で産卵し、生まれたボウズハゼはすぐに海へ下って生活。
 

和歌山県古座川町小川にある景勝地「滝の拝」で、垂直の岩肌にくっついて登る姿から「渓流のロッククライマ… →このまま続きを読む

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ボウズハゼ

ボウズハゼ(坊主鯊 学名: Sicyopterus japonicus)は、アジアに分布するのハゼの一である[1]が丸みを帯び、藻類を主なとすることを坊主になぞらえて命名されたとされる[2]

特徴

最大で全長20センチメートルほどになる[3]。体色は茶褐色で、黒褐色の帯状の斑紋がある[3]。には色彩に性差のあるものが多いが、本種では雌雄の違いはみられない[2]。同のとは、本種には尾鰭に褐色の線がないことなどで区別できる[3]

分布

日本台湾韓国に分布。日本では北は福島県から、南は西表島小笠原諸島まで見られる[3]

生態

河川渓流域に生息し、流れの速い場所に群がって生活している[3]。 石に付着する藻類を主な餌とし[1][3]、河川のなかでも林冠が開いていて、藻類の成長が速い場所を好む[4]

両側回遊性である。は川で産まれるが、孵化した仔魚は川を下り、で浮遊生活を送る[5]。やがて川に戻り、下流で変態した後、川を遡る[6]。このとき、小さめのや、ダムの壁を越えて遡上することができるという[3][6]

分類

ハゼ科のボウズハゼ亜科に分類される[1][3]。しかし分子系統学に基づきハゼ科のを独立のに昇格させ、ボウズハゼ亜科をそこに含めることを提唱する研究者もいる[7]

ボウズハゼ属はインド洋太平洋に分布し、本種のほかになど30種以上が記載されている[3]

参考文献

  1. ^ a b c Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2011). "Sicyopterus japonicus" in FishBase. May 2011 version.
  2. ^ a b 荒尾一樹、山本裕康、瀬能宏「悩ましいボウズハゼ類の色 (PDF) 」 『自然科学のとびら』第16巻第1号、神奈川県立生命の星・地球博物館、2010年、 pp.4-5。
  3. ^ a b c d e f g h i 鈴木寿之、渋川浩一(解説)、矢野維幾(写真)『決定版 日本のハゼ』瀬能宏(監修)、平凡社、2004年、pp.49-50。ISBN 4582542360
  4. ^ Abe, S et al. (2003). “Habitat use of the grazing goby (Sicyopterus japonicus) in response to spatial heterogeneity in riparian shade”. Journal of Freshwater Ecology 18 (1): 161-167. doi:10.1080/02705060.2003.9663962. https://doi.org/10.1080/02705060.2003.9663962. 
  5. ^ Watanabe, S et al. (2006). “Genetic diversity of Sicyopterus japonicus as revealed by mitochondrial DNA sequencing”. Coastal Marine Science 30 (2): 473-479. doi:10.15083/00040741. https://doi.org/10.15083/00040741. 
  6. ^ a b Shen, KN; Tzeng, WN (2008). “Reproductive strategy and recruitment dynamics of amphidromous goby Sicyopterus japonicus as revealed by otolith microstructure”. Journal of Fish Biology 73 (10): 2497-2512. doi:10.1111/j.1095-8649.2008.02102.x. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1095-8649.2008.02102.x/abstract. 
  7. ^ Thacker, CE (2009). “Phylogeny of Gobioidei and placement within Acanthomorpha, with a new classification and investigation of diversification and character evolution”. Copeia 2009 (1): 93-104. doi:10.1643/CI-08-004. http://www.bioone.org/doi/abs/10.1643/CI-08-004. 

 

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