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🥾|すでに富士山超えてます|中区佐鳴台に高級食パン専門店がオープン!


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すでに富士山超えてます|中区佐鳴台に高級食パン専門店がオープン!

 
内容をざっくり書くと
食パンを紙に包んだ状態で、保存用のビニール袋も添えられていました。
 

中区佐鳴台に9月22日、高級食パン専門店「すでに富士山超えてます」がオープンしました! 高級食パン専… →このまま続きを読む

 ココハマ

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Wikipedia関連ワード

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(ふくろ)とは、物を入れる容器の基本的な形状の一つ。貨物輸送に関する国連勧告「Recomendations on the Transport of Dangerous Goods」では、袋は「、プラスチックフィルム、織布、織物その他の適当な材料で作られた柔軟な容器」と定義されている[1]英語bag(バッグ)やsack(サック)で呼ばれることもある。

概要

袋は柔軟な素材で作られた容器で、主にや紙またはプラスチックフィルム等や自然に存在するで作られる。と並んで基本的な容器の形状であり、用途によって様々な素材・大きさ・形状のものが利用されており、また用途に応じて様々な機能が追加された袋もあり、例えば運搬輸送)に使う袋では内容物が飛び出さないようにするための工夫や、で持つための取っ手が付けられるものもある。

容器の中の物が出ないように口を締められる構造になっている物も多い。使い捨ての簡便な容器から繰り返し利用される鞄の一種まで様々である。

形状的な性質としては、箱も含む容器全般同様に細かい物を収めてひとまとめにすることに向く。加えて柔軟であることから、内容物が無いときには折り畳むなどして袋自体を他の袋にまとめて収めたり、あるいはで一まとめに縛っておくこともでき、こういった性質は一時的に大量の物資を扱い易い状態に小分けしておくことにも向く。

その一方で、袋は内容物が外圧の影響を受けやすく、これに入れた物品は箱に収めた物品と比べると、輸送中に同じようにぶつけたとしても、箱が硬質な素材で作られているために自体が破損しても内容物が守られるのに対し、袋では直接内部に衝撃が加わり内容物も破損しやすいという欠点がある。このため、輸送に際して袋を利用するのは、加工以前の原料など多少形が変化しても問題とならないものや、粉末ないし液体(共に流体という性質を持つ)などの、そもそも形が無い物品を扱う場合に限られる。ただし内容物に直接的に外圧が加わらないよう、柔らかくも厚みのある素材で作られた、あるいは二重構造としてその間に適度な緩衝材を詰め込んだ、幾らかでも内容物を外圧から守る機能を持つ袋もある。

歴史

世界

人類の歴史の上でも、袋はありとあらゆるところで使われてきた。しかし自然の内にある構造物の内にもいわゆる「袋状」のものが無数に存在し、例えば動物胃袋膀胱ないし浮袋などといった器官は、これら動物を食料として利用するなどした残りとして取り出され利用されたほか、その皮を縫い合わせるなどして皮袋が作られ、利用されてきた。

基本的な容器の形質であるため、これの発展形に当たる道具も数多い。例えば巾着のように身の回りの物品を入れるために装飾された袋もあれば、ごみを廃棄するためにこれをまとめるためのごみ袋のように廃棄されることを前提として生産されるもの、簡便な鞄としてのリュックサック(ナップサック)など、枚挙に暇が無い。

日本

古代から中世に至るまで、大きな布袋を背負う姿は賎民のステータスシンボルであり、侮りや嘲笑の対象だった[2]。貴人の荷物持ちである従者は「袋持」と呼ばれ、家人のヒエラルキーの最下層に位置した。また、大袋は家財の一切合切を持ち歩く乞食非人の象徴的持ち物だった。その一方で、資料上最古の袋持である大国主命は、仏教の伝来とともに大黒天習合し、武力や富をもたらす福の神として信仰された[2]

鎌倉時代に入ると、人さらい地頭の郎党が人を拘禁・連行する道具として大袋を使うようになり、大きな布袋を背負う姿は恐怖や嫌悪の象徴ともなった[2]。鎌倉末期に編纂された幕府の法書『沙汰未練書』には、刑事犯罪のひとつに「大袋」という罪がある。どのような犯罪なのかについて事例研究が行われているが、袋を使った犯罪には次のようなものが見受けられる。まず、袋を使った誘拐には子どもを人身売買する目的で誘拐するものと、大人を拉致した上で暴力によって金品を奪う目的のものがあり、後者の拘禁の様を「袋に入れられる」と表現した。また、拘禁後の暴力の様から「袋だたき」などの言葉が生まれたとも考えられる[2]。別の事例として、白昼堂々と行われる集団強盗や、主人の権威を借りた郎党による動産の差し押さえ行為を「大袋」と解釈する研究もある[2]

袋の材質

袋の材質には、製の紙袋、セロファン製のセロファン袋、合成樹脂製の合成樹脂袋、綿製の綿袋、製の麻袋、合成繊維製の合成繊維袋などがある[3]

  • 綿袋
  • 麻袋
  • 紙袋
  • セロファン袋
  • 合成樹脂袋
  • 合成繊維袋
  • 革袋 - 遊牧民など、家畜をよく利用している民族は、動物のを使った袋も日常的に使用している。水を入れる容器、を入れて発酵させる容器などがある。
  • ゴム袋 - ゴムのシートを熔着して作る袋。特殊な工業用途で使われる。たとえば、中国四川省瀘州市では、天然ガスバスの屋根に装着したゴム袋に入れて、燃料として使用する例がある。

麻袋

穀物郵便物を入れたり、土嚢を作るために使われてきたでできた袋。南京袋(ナンキンぶくろ)、または「ドンゴロス」(粗い綿布を指す英語の"dungaree" ダンガリー からの転訛と言われる)とも呼ばれる。麻袋(jute bags)にはヘシアンバッグやガンニーバッグなどの種類がある[3]

麻袋は丈夫で摩擦にも強いため、中古の袋を別の容器に転用したり、荷物輸送や建築工事の養生用のクッション代わりに使う事例もしばしば見られる。郵便物を入れるための袋(内部での郵便物の輸送用に使われる)は郵袋という。麻縄は丈夫なため古くから使われてきたが、材質の改良により、クラフト紙袋ポリプロピレン製の袋などにとって代わられつつある。

紙袋

紙袋は紙製の袋で重包装紙袋や角底紙袋などに分類される[3]

大型紙袋

粉末の袋詰めに紙袋を使うアイデアは1870年代にドイツで考えられていたが、業務用のセメント小麦粉の包装に大型紙袋が使うよう奨励されるようになったのは1890年代のことである[4]。初期の紙袋は麻袋に比べて抵抗力が弱く、麻袋であれば投下による積み込みや積み下ろしでも損傷しない場合でも紙袋だと損傷してしまうことがあり、当時労働者からは嫌悪され輸送に使用されることは稀だった[4]。しかし、第一次世界大戦でドイツが経済封鎖されると、黄麻を輸入できなくなり、クラフトペーパーの多層袋が使われるようになった[4]

小型紙袋

紙で出来ており、手でぶら下げる取っ手のついたものが、主に百貨店などの比較的高級な店で商品を購入したときや、大きな商品を購入したとき、商品を大量に購入したときなどに、店から無料で与えられる。デザインに凝ったものもあり、商品購入後にかばん代わりに使用されることもある。(Shopping bag)と呼ばれている。

樹脂フィルム製のレジ袋が登場する以前(1970年代まで)は、取っ手のない単なる紙袋(色は漂白していない段ボールのような茶色)がスーパーなどで使われていた。当時は買い物篭を持って買い物に行くため、これでも問題はなかったが、一般的な紙袋は強度が弱く、ビン入り食品など重いものや、生鮮食品のような水気を含むものが入れられると、袋が破れたり底が抜けたりすることが多かった。樹脂フィルム製のレジ袋が登場すると、そのまま持ち運べる上に強度も強いため、取っ手のない紙袋は、フランスパンのような特殊なものや、比較的小さな物(主に医薬品など)を入れる場合を除いて、ほとんど姿を消した。

上記のようなサービスの紙袋以外にも、市場で販売されている紙袋もある。コンビニエンスストアなどで、傘などと一緒に販売されていることが多い。用途は、荷物が増えたときの運搬用や、プレゼントを入れるためなどさまざまである。価格は大体200円~400円前後で、紙だけの仕上げのもの、ラミネート加工のされているもの、紙の上からナイロンPEを被せているものがある。特にナイロンPEを上から被せている紙袋は、昭和34年ごろに、日本で初めて発案された。丈夫で水にも強く、大阪万博のときに太陽の塔とシンボルマークをデザインした紙袋は、爆発的に売れた。また、タバコのパッケージをそのままデザインに使った商品は、若い男性に紙袋を持たせる一代ブームになった。

合成樹脂袋

袋の形状

  • ボトムシール袋 - チューブ状のフィルムを指定寸法に溶着した後切断した単純な構造のもの、ゴミ袋や米袋が代表的用途である。
  • サイドシール袋 - プラスチックフィルムを半切し指定寸法に溶着切断したもの、代表的用途はダイレクトメール用の封筒や衣類の包装によく用いられる。
  • 三方シール袋 - 三辺がシールされている袋のこと。袋の四辺のうち一辺が余ることになるが、ここは袋の口として開いている場合もあれば、半折されて閉じている場合もある。
  • 四方シール袋 - 四辺がシールされている袋のこと。シンプルな形状である。
  • ピロー袋 - 円筒型の胴への背貼りと上下のシールがされた袋。
  • 真空成型袋 - 真空成型技術により作られた全く継ぎ目の無い袋である。一般用途に用いられる事は殆ど無く、専ら特殊工業用途に用いられる。
  • 袋 - 専ら工業用途の(ドラム缶の内張り等)の特殊な袋形状である。チューブ状の胴体部と円形の底部をヒートシールすることで袋を形成している。
  • ガゼット袋(Gusset) - ガゼットは脇の下などのまちのこと。横ガゼットタイプと底ガゼットタイプが存在する。底ガゼットタイプはさらに亜種として舟底タイプのものも存在する。これらは袋の両サイド又は底がV字型に畳まれている。前者は煎茶の包装として後者は食パンの用の包装として良く見かける。
  • スタンディングパウチ - 袋の底が立体的に確保されており、自立可能な袋。ミートソースなど一部のレトルト食品や、詰め替え用シャンプーのパッケージなどでよく見られる。

ポリ袋・ビニール袋

ポリエチレンを素材とした袋が「ポリ袋」である。用途としては、大小各種商品のパッケージ用や包装用、運搬用、レジ袋ゴミ袋など幅広く使われる。

ポリ塩化ビニルを素材とした袋は「ビニール袋」と呼ばれる。ポリエチレンを使ったポリ袋のこともビニール袋と呼ぶ人が多いが、これは日本独特の言い方で誤った呼び方である。その他ポリプロピレンポリエステルナイロンなどを使用した袋も「ビニール袋」と呼ばれることが日本では多い。かつてはポリ袋などよりもビニール袋の方が多く使われていた時代があったことのなごりである。

他の素材への転換

環境保全のため小売店では持ち帰り用袋をポリ袋から紙袋に変更するなどの取り組みが行われている[5]

袋の形式

形状や機能による袋の種類を挙げる。

  • チャック袋 - 再封可能なチャック付きの袋。海苔ふりかけなど湿気を嫌う食品類のパッケージを中心に見られる。
  • 巾着袋 - 日本で古くから使用されている布製の袋。口を紐で締められるようになっている。布を合わせて縫い、口の部分に紐を通すだけというシンプルな構造のため個人でも容易に作ることが出来る。
  • 頭陀袋

器官の袋

  • 胃袋 - のこと。胃は食べた物を一時的に溜め込むため、袋のような形状になっている。
  • 子袋 - 子宮のこと。
  • 玉袋・金玉袋 - 陰嚢のこと。
  • 有袋類育児嚢

比喩としての袋

堪忍袋

「堪忍袋」とは、人が怒りを我慢できる心の度量を袋にたとえた慣用表現。「堪忍する」とは、許したり、我慢したりすること。「堪忍袋の緒が切れる」ということわざも残る(「緒」とは、袋の口を締めるひものこと。「尾」ではない)。また、布袋が背負っている袋をそう呼ぶ慣習がある。

上記のことわざに基づいた落語堪忍袋』がある。

お袋

母親のことを指す。古くから存在する語であり、室町時代の故実書『鎌倉年中行事』に「御袋様」の語が見られ、1603年に刊行された『日葡辞書』にも「おふくろ」の項目がある。語源は母親が金銭や貴重品を袋に入れて管理していたことに由来する説や胎盤や子宮を「ふくろ」と呼んでいたことに由来する説など諸説あるが不明。

袋叩き

“袋に入れて周囲から叩く”から、手も足も出ない独りの人間を、直接手を出した者が分からないよう大勢で攻撃すること。殴る・蹴るなどの物理的攻撃にも、発言・行動などを批判する(→吊し上げ)ときにも使われる。

関連する生物名

動物
オーストラリアでは有袋類がほぼ唯一のほ乳類として適応放散し、その結果他地域の様々なほ乳類と類似した姿になっている(収斂)。それらは他地域の動物名にフクロをつけた形の和名(例えばフクロネコフクロアリクイフクロモモンガなど)が与えられている。
真菌類
  • フクロカビ Olpidium - ツボカビ門。近縁群にこれに類する名のものがいくつかある。またクサリフクロカビ Olpidiopsis は外見的にこれらに似るが、菌類ではない卵菌類に属する。
植物

脚注

  1. ^ 内野篤「危険物輸送と容器の安全性」『安全工学』第30巻第5号、安全工学会、1991年、 318-324頁、 doi:10.18943/safety.30.5_318ISSN 0570-4480NAID 1300060318692021年7月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e 保立道久『中世の愛と従属』<イメージリーディング叢書> 平凡社 1986年 ISBN 4582284566 pp.34-38,54-84.
  3. ^ a b c 中分類91 容器及びせん(輸送用および分配用容器に限る)”. 総務省. 2020年12月19日閲覧。
  4. ^ a b c 佐藤猛「ドイツに於けるセメント紙袋工業の沿革」『パルプ紙工業雜誌』第1巻第2号、紙パルプ技術協会、1947年、 12-16,44、 doi:10.2524/jtappij1947.1.2_12NAID 1300036843052021年7月1日閲覧。
  5. ^ 外食産業を対象としたヒアリング調査結果”. グリーン購入ネットワーク. 2020年12月19日閲覧。

関連項目

食パン

食パン(しょくパン)[3]とは、大きな長方形の箱型の型で焼いたパンのこと[4]

概説

食パンとは、生地発酵させ、大きな長方形の箱型の型に入れて焼いたパンのことである。薄く切ってトーストにして食べたり、サンドイッチに用いたりされる[4][5]

形により「山型食パン(ラウンドトップ)」「角型食パン(プルマンブレッド)」「ワンローフ」などに分類される。18世紀頃にイギリスで、カナダ強力粉を原料[6]として金型に入れて焼いた山型食パンの製造が開始された[7]。イギリス系の植民地や食文化が世界に拡散するとともに、ブリキの箱(tin box)で焼くパンも全世界規模で広まった。別名「ティンブレッド(tin bread)」はこれに由来する。

英国の山形白パンやフランスのパン・ド・ミーなどに起源を持つ日本の食パンであるが、日本人は日本人の食感で、材料比率・形・焼き加減などを変え、英仏の原型とはいささか異なった独特のパンにして食べている。

原型になっている英仏のパンと、日本流の「食パン」をひとまとめにしてしまうのは多少問題があるが、日本語の語彙体系で言えば双方が「食パン」に分類されてしまうので、あわせて説明する。

名称

「食パン」は日本語における呼称で、日本での造語である。日本人が型に入れて焼いた軟らかいパンのことを「食パン」と呼ぶようになった理由については、「美術のデッサンの時に描いた線を消すのに用いるパンを『消しパン』と呼称し、それに対して食用のパンを『食パン』と呼称し始めた」とするものや、「明治初期に外国人が主食として用いていること(『主食用パン』であること)を示す言葉として使われるようになった」とするものなど、いくつもの説がある[8]

台湾では日本語教育が行われた歴史があり、日本語の影響を強く受けた台湾語では食パンとトーストを「ショッパン」(白話字:sio̍k-pháng)と呼称している。一般的には国語が使われるので吐司(tǔsī)と呼ばれている)。焼いていないものは白吐司。同じく日本の影響を受けた朝鮮半島では食の漢字音のみ朝鮮語読みして「シッパン」(シパン、식빵 / 食빵、sikppang)と呼ばれる。そもそもパンそのものを「パン」(빵、ppang)と呼んでいる。

構造

クラム

パンの外皮の内側にある気泡を多く含む軟らかい部分をクラムまたは内相という[9]

食パンはフランスパン・ド・ミーに相当する[5]。このmieはフランス語で中身を意味し、クラムの部分を楽しむタイプのパンとして嗜好され、日本でも「パン・ド・ミー」の名称で販売されることがある[5][10]

かつて、軟らかく中が白いパンは豊かさの象徴だった。製パン工場で大量生産される廉価なローフブレッドによって、貧困層も従来より高品質な食事で命をつなぐことができるようになり、自家製パンの労働からも解放された。その半面で、手間のかかる郷土料理やホームベイク文化の消失にも繋がっている[11]

パン耳

パンの外側の硬く焼き色がついた部分はクラスト(crust)または皮(表皮)というが、食パンの場合は「耳」ともいう[9]。英語ではを意味する「heel」という呼び方もある。

サンドイッチなどに使う時は耳の部分のやや硬くパサパサした食感を避けるため、日本では切り落として白い部分だけを用いることことが多い。パンをまとめて焼き、サンドイッチに加工したりする街のベーカリーや大手の製パン工場にとって「パンの耳」は一種の中途半端な余剰物にあたる。古くから動物園や農家などの動物・家畜の餌(飼料)として活用されてはいたものの結局は捨てられることが多く、それらをどう活用するのかは課題であった。近年では別の商品としての活用例が増えている。

  • 末広製菓山崎製パンが販売する「揚げパンスナック」は、サンドイッチ製造時の副産物であるパン耳を加工・商品化したものである。
  • 山崎製パンは「ランチパック」製造時副次産物のパン耳を商品化した「チョコの山」を2009年に発売した[12]
  • 従来はパン粉会社や家畜飼料会社へ提供していたパン耳を、ラスクに加工販売するかつサンド[13]もある。

家庭などではオーブンなどで軽く焼くとカリカリとした食感になり、ラスクやの代用品とすることができる。また、パンの耳を揚げて砂糖や蜂蜜で味つけをし、かりんとうに似た食感の菓子として供することもある。

種類と形態

分類

食パンには次のような分類がある。

角食パン(角型食パン)
角食パンは、生地を型に入れた後、蓋をして焼いた食パンである[5]。蓋を閉じて焼くためしっとりと滑らかな触感となる[5]
山食パン(山型食パン)
山食パンは、生地を型に入れた後、蓋をせずに焼いた食パンである[5]。焼く過程で生地が上に伸びるため比較するときめが粗い触感となる[5]。日本では明治時代にイギリス人によって作られたこともあり「イギリスパン」ともいう[5]

北海道では、四辺が直線の食パンを「角食」(かくしょく)と呼び、一辺が丸い食パンを「山食(やましょく)」と呼ぶ人も多い。

なお、小麦粉に全粒粉を用いたものは全粒食パン(ブラウンブレッド、グラハムブレッド)という[5]

英仏の食パン

イギリスでは焼き型に蓋せず上部が盛り上がった山形である。

近年、イギリス大都市部のパン職人はフランスやドイツ流のサワードウ発酵パンを主流とする。伝統的なローフブレッドは田舎町のパン工房や観光地で探した方が見つけやすい状況にある[14]

食パンはフランスの「パン・ド・ミー」に相当する[5]。フランスはパンの種類が多様であり、その多くが外側が濃い色にパリパリと固く焼き上げられたものである。フランス語で「mie ミー」というのは中身のことであり、ハードなクラスト(皮)ではなく、ソフトなクラム(中身)を楽しむパンという意味である[5]。フランスでは日本の食パンに比べてやや小振りなタイプが広く嗜好されている[15]。とは言ってもフランスでは朝食ではクロワッサンなどが主流であるし、サンドイッチに使うパンはあくまでバゲット類が主流なので、全体の流通量に占めるパン・ド・ミーの割合はかなり小さい。

日本の食パン

明治初期に日本へイギリスの山型白パンが伝わり、主に外国人向けに製造された。神戸では米騒動を期に食パンが朝食用に用いられた[16]太平洋戦争後、サンドイッチを食する占領軍兵士の要望を受けて、角型食パンが8枚に切り分けて販売される。後年に食パンの食感が日本人の嗜好へ調整されるようになった。トーストでの供食に好まれる6枚(20mm)、5枚(24mm)、4枚(30mm)など厚切りや、サンドイッチなど調理加工に好まれる10枚(12mm)、12枚(10mm)など薄切りが販売されるなど切り分け厚は多様である[17]

消費は関西が特に多い。都道府県別の消費量で見ると、近畿の2府4県が上位10位内に入っており、廉価品より高級品、薄切り(6・8枚切)より厚切り(4・5枚切)の販売額が高い[18]

欧州各国ではだけで練られることが多いのに対して、日本の食パンは牛乳脱脂粉乳バターマーガリンショートニングなど油脂類の添加されているものも多い。こうした日本の製品は菓子パンに分類される場合がある。

現代日本において、食パンは主食の1つとして社会の隅々まで普及し切っており、様々な事業者により生産・販売される。大手製パン会社が自社ブランド小売チェーン等から依頼を受けたプライベートブランド(PB)商品[19]として生産し、特にスーパーやコンビニを中心に卸しているほか、街中のベーカリーでも独自に製造し販売している。家庭のホームベーカリーで作られる事もあるが、炊飯とは異なり、一般的とは言い難い。

製法

日本の食パン基本配合の一例は次のとおり[20][21]

工程はおおまかに言うと、ミキシング(材料を混ぜること)→ 発酵 → 切り分け・丸め → ベンチタイム → 成形・型詰め → 焼成 → 型からの取り出し、といった順になる。

製粉小麦粉類を焼成すると重量は約1.5倍に増加する。用いられる長い箱型の型は、日本では「食パン型」と呼ばれている。

日本の家庭で食パンを作ろうとしても、以前はなかなか困難であった。生地をコネたり発酵させたりといった工程の管理も大変であったが、長い金属型を入れて焼くことができるような大型のオーブンなどを持つ賃貸・分譲・戸建てなどの家庭用住宅の物件が不動産業界から例外的と見なされるほどに少なかったためである。近年、日本の家庭では家庭用パン焼き機(ホームベーカリー)も普及するようになってきており、そのほとんどが工程のコースを選べるようになっており、おおむね基本コースとして「食パン」コースを用意している。家庭用パン焼き機の内部には、テフロン加工などのこびりつかない金属型とヒーターがあり、生地をコネることや発酵も含めて工程のほとんどが自動的に行われるようになっている。

計数単位

食パンの重量は「1斤(きん)」「2斤」……と数える。尺貫法から派生した「英斤」(120=450グラム)に由来し、製品重量の時代毎の変遷(シュリンクフレーション)と偏差を考慮して1斤当たりの重量は350 - 400グラムであるのが一般的で、製パン業界の公正競争規約では340g以上と定めている[22]。切り分け前の棒状食パンは1本、2本と数え、切り分け後は1枚、2枚、または1切れ、2切れと数える。

美術

木炭およびそれに適した用紙を用いるデッサンの場合、描いた線を修正する時に消しゴムを使うと硬くて用紙を傷める。このため前述のように、軟らかく油分の少ない食パンが広く用いられている。練り消しゴムが安価に広く流通している現在でも、木炭デッサンでは最適の道具として食パンが用いられることが多いのである。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  2. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  3. ^ 新明解国語辞典』の初版などには「口語形はしょっぱん」と書かれていた。これは名古屋を中心とする中部地方域と九州各県に見られる新方言である。[要出典]
  4. ^ a b 広辞苑 第6版【食パン】
  5. ^ a b c d e f g h i j k ナガタ ユイ『サンドイッチの発想と組み立て』誠文堂新光社、2012年、10頁。
  6. ^ 『穀物・豆 (新・食品事典)』河野友美 編、、1994年、152頁。ISBN 4-88009-101-4
  7. ^ 舟田詠子『パンの文化史』朝日新聞出版朝日選書〉、2007年、236頁。ISBN 978-4-86143-069-5
  8. ^ あははっ 語源 食パンの語源
  9. ^ a b パンの用語集”. 日本パン技術研究所. 2019年1月18日閲覧。
  10. ^ パン・ド・ミとハードトースト、その違いは?”. ドンク. 2017年6月29日閲覧。
  11. ^ パンの歴史』第2章,4章
  12. ^ パンの耳のチョコレート菓子「チョコの山」 - 日経トレンディネット
  13. ^ まい泉の“かつサンド”の“パンの耳”で作ったラスクが登場!|web★1週間
  14. ^ パンの歴史』pp. 114-116
  15. ^ 『パンの事典―おいしいパンのある幸せな生活』成美堂出版編集部、成美堂出版、2006年、60,90。ISBN 4-415-03995-2
  16. ^ 「神戸のケーキとパン」『聞き書 兵庫の食事』日本の食生活全集兵庫編集委員会(編)、農山漁村文化協会〈日本の食生活全集〉、1992年、61頁。ISBN 4-540-91006-X
  17. ^ 柴崎友香「ローカルフード」『よそ見津々』日本経済新聞出版社、2010年、123頁。ISBN 978-4-532-16755-4。「「八枚切り」の存在を大阪の友だちに言うと、「ああー、だからトーストくわえて走っている場面が【漫画やラブコメに】あるんや」という。確かに、五枚切りではくわえて走るのは、無理ではないがちょっと難しい。あごが疲れそうだ。四枚切りではさらに難易度が上がる。」
  18. ^ 大阪市ゆとりとみどり振興局; 財団法人大阪観光コンベンション協会 「大阪食のタブー集・マナー集・常識集」 『Osaka TOURIST GUIDE(大阪観光案内)』 。 オリジナルの2011年1月6日時点によるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20110106184030/http://www.osaka-info.jp/ja/taberu/taberu_data/taboo17.html2011年6月5日閲覧 
  19. ^ PB商品「金の食パン」が高くても売れる理由プレジデント 』2014年3月17日号(2018年10月3日閲覧)。
  20. ^ 『小麦粉とパン・めん・菓子・料理』 財団法人製粉振興会、平成19年、p.57
  21. ^ 小麦粉のおはなし ●日本人が作り出した食パン(製粉振興会) 2011年7月9日閲覧。
  22. ^ 食パンの1斤の定義はどのように決められているのですか。”. 消費者相談 > 過去の相談事例. 農林水産省 (2008年7月). 2009年6月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年6月7日閲覧。

参考書籍

関連項目

外部リンク


 

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