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冬キャンプを最高に楽しくする!「薪ストーブ」の選び方
内容をざっくり書くと
しかし、そうした薪ストーブでも、自分なりにコツを把握しながら使い続けるのも愛着が湧くもの。
こんにちは!冬キャンプといえば幕内引き籠り派のくにぱぐです。冬キャンプにあると最高に面白いのが「薪ス… →このまま続きを読む
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薪ストーブ
薪ストーブ(まきストーブ、英: wood-burning stove)は、薪を燃料とする暖房器具。主に輻射式、対流式の二つの暖房方式がありほとんどの製品はその両方の機能を併せ持っている。材質は鋳鉄製と鋼板製が多い。燃料の薪は石油、石炭のように枯渇してしまう地下資源ではないこと、燃焼時に放出される二酸化炭素は木の成長によって回収されるため、カーボンニュートラル(炭素中立)な暖房であるという利点がある[1]。
歴史
や調理の目的で火は古来より人の生活に欠かせない存在だった。焚火が発達し、屋内でも火が焚けるようにしたものが囲炉裏であったが、煙の出口がなかったため、後にフードと煙突の付いた囲炉裏が考案された。それを元に囲炉裏を壁の中に埋め込むことで暖炉が発明された。アメリカでは移民がヨーロッパ(とくにイギリス風)の暖炉を持ち込み、家庭で使っていたが従来の暖炉は暖房効率が低く燃料を大量に消費した[1][2]。
1742年、政治家、発明家として知られるベンジャミン・フランクリンが暖炉の暖房効率を改善するため前面以外の5面を鉄板で囲ったフランクリン・ストーブ(ペンシルバニア暖炉)を発明。が装着されたこのストーブは暖房効率が高く好評で、多くのメーカーから同様の暖炉が販売され主流となった。後にフランクリンストーブは改良により現在の薪ストーブのように扉が付けられた。それが現在の薪ストーブの始まりである。アメリカではその後、一旦は石炭・石油の発達により、薪ストーブの人気は下降したが、石油危機をきっかけに復活、その後環境に関する法制定により、二重燃焼システムや触媒など燃焼効率を高めた機種が開発された[1][2]。 その他、紀元前の中国では煙突付きの青銅製のストーブがすでに存在していた事が知られている。
仕組み
扉の付いた鉄の箱に煙突が取り付けられた構造が薪ストーブの基本的な形態である。暖炉や焚火との違いは、前者が空気の出入りが開放的であるのに比し、薪ストーブは密閉的であることである。暖炉や焚火が燃焼に必要な空気の数十倍の量の空気を吸い込み排気するのに対し、薪ストーブは小さな空気の入り口を調整し燃焼に必要な空気を取り入れ、煙突からの排出も調整される。そのため取り入れられる空気は燃焼に必要な量の2〜3倍に制限される。前者がほぼ火そのものの輻射熱しか感じさせないのに対し、薪ストーブでは本体内の燃焼によって生じる熱を本体表面からの輻射熱や、本体周囲を対流する暖かい空気によっても部屋を暖めることができる。薪ストーブには燃焼調整のために空気弁、煙突ダンパーといった機能が付与され、近年では燃焼効率や趣味性を上げたり、燃焼ガスの環境規制を通過するために、ガラス扉、二次燃焼、触媒、バッフル板などの機能が付与されるようになった[1]。
問題点
大気汚染
薪ストーブの燃料として用いられる薪は精製されていない燃料であるため不完全燃焼となり、煤、PM2.5などの粒子状物質、悪臭を発生させる。 日本の環境省によるガイドブックによると、一般的な薪ストーブのそれらの放出量は、精製された石油燃料を使う石油暖房機器と比べて350倍近く多い[3]。 。住宅地などにおいてはそれらが周囲に充満することとなり、健康被害を招く恐れがある。フランスでは暖炉などの類似の暖房器具は大気汚染を理由に使用が禁止されている[4]。
近隣住民からの苦情
先述の大気汚染により近隣住民とのトラブルが多発しており、それを受けた多くの自治体から注意喚起が行われているが、使用禁止には至っていない[5]。
脚注
- ^ a b c d 地球丸「薪ストーブ大全」1996年12月1日
- ^ a b Morso 薪ストーブの歴史
- ^ 木質バイオマスストーブ環境ガイドブック 環境省
- ^ 大気汚染対策で暖炉が使用禁止に、仏パリ首都圏 afpbb news
- ^ 薪ストーブ・暖炉の使用にご注意ください
関連項目
外部リンク
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