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村中秀史七段、木下浩一七段を77手で下す 午後2時から高見泰地七段ともう一局/将棋・叡王戦
内容をざっくり書くと
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。
将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が12月19日に行われ、村中秀史七段(39)が木下浩一七段(53)に… →このまま続きを読む
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叡王戦
叡王戦(えいおうせん)は、不二家主催の将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。2015年度にドワンゴ主催で一般棋戦として第1期が開始され、2017年度の第3期からタイトル戦に昇格した一番新しいタイトル戦である。番勝負の勝者は叡王のタイトル称号を得る。
概要
一般棋戦時代(第2期まで)
本棋戦発足以前、プロ棋士対コンピュータ将棋ソフトウェアの棋戦である将棋電王戦が開催されていたが、2015年の電王戦FINALをもって団体戦としての電王戦は一つの区切りとされた。
電王戦に類する棋戦の存続を希望したドワンゴが日本将棋連盟と協議した結果、まずドワンゴ主催で新たな一般棋戦を立ち上げ、優勝者が、電王トーナメントを勝ちあがったコンピュータ将棋ソフトウェアと、装いを新たにした電王戦[注 1]で対局する事で合意した。 新棋戦の名称は一般公募から選出され、公募案から主催者が9つ[注 2]に絞り込んだ上で、公式サイトから一般投票[注 3]を行い、「叡王戦」に決定[2]。優勝者は「叡王」の称号を得る。対局の模様は、約50〜60局がニコニコ生放送で生中継された。
電王戦FINALまではタイトル保持者は出場しなかったが、本棋戦の第1期には糸谷哲郎竜王、郷田真隆王将が出場した[注 4]。なお、本棋戦とその関連イベントでは、タイトル保持者であっても段位で呼称した[注 5]。
平成28年度の第2期までは日本将棋連盟のタイトル戦以外の公式棋戦では最上位に位置付けられていた(第2期叡王戦の契約金は1億2500万円[3]。優勝賞金は非公表)。
タイトル戦時代(第3期以降)
2017年5月20日に電王戦の終了と第3期以降は王座戦以来34年ぶりにタイトル戦へ昇格すると発表された。これにより、初めてタイトル戦は8つになり、棋聖戦が年2回開催されていた1994年度以来23年ぶりに年8回タイトル戦が開催されることになった。電王戦の終了に伴ってエントリー制から全棋士強制参加に変更され、タイトル保持者の段位呼称も廃止された。主催が新聞社・通信社以外のタイトル戦は史上初[4]。契約金の額による序列は竜王戦・名人戦に次ぐ第3位とされている。また、決勝七番勝負においては、過去に例がない変則持ち時間制の導入のほか、タイトル戦としては初の一日制七番勝負・事前振り駒・チェスクロック方式で行われる(#決勝七番勝負)。
第5期では運営費などを募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて実施。高額出資者には振り駒役や本選トーナメントの抽選カード引きなど、将棋タイトル戦における重要な役割の体験が提供される[5]。また、ドワンゴとの動画配信協業により、AbemaTVでも同時生放送が開始された[6]。こちらではオリジナル編集として解説・聞き手は登場せず、評価値と対局の様子に限定して放送される。
2020年10月20日、ドワンゴが叡王戦の主催契約を解除することが発表された[7]。10月29日、第6期から不二家と日本将棋連盟の共同主催となることが発表された[8]。同時に、商標は日本将棋連盟に譲渡、タイトル戦は五番勝負、契約金の額による序列は第6位となる。
永世称号
2020年7月現在、永世称号については未定である[1]。
方式(現行)
段位別予選
叡王戦は予選を段位別で行う唯一の棋戦である。
全棋士(叡王保持者・後述のシード者除く)が出場し、各段位別に勝ち残りトーナメントを行う。
段位別予選の組合せは予選抽選時(第6期は2020年10月6日)の段位によって行われる。持ち時間は1時間(チェスクロック方式)、切れたら秒読み60秒。
本戦トーナメント
本戦トーナメント出場者は、段位別予選通過者12名に、前期叡王戦ベスト4以上(前期七番勝負の敗者を含む)のシード権者4名を加えた計16名となる。
本選トーナメントの組み合わせは改めて抽選で決められる[注 6]。
持ち時間は各3時間(チェスクロック方式、切れたら1手60秒未満)。対局開始が15時と、他の棋戦より遅い時間に設定されており、18時から40分間夕食休憩が入る[9]。
挑戦者決定戦は決勝進出者2名による一番勝負で行われる。
五番勝負
前期叡王と挑戦者による五番勝負を行い、3勝した方が叡王の称号を得る[注 7]。
持ち時間は4時間(1日制)(チェスクロック方式)、切れたら秒読み60秒。
過去の方式
方式の遍歴
期 | タイトル 扱い | 叡王戦 番勝負 | 本戦トーナメント | 予選トーナメント(段位別) | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対戦数 | 持ち時間 | 決勝戦 | 持ち 時間 | 対局 者数 | シード人数・条件 | 持ち 時間 | 予選突破枠(人数) | 出場資格 | 段位判定日 | ||||||||
合 計 | 九 段 | 八 段 | 七 段 | 六 段 | 五 段 | 四 段 | |||||||||||
1 | 一般棋戦 | 三番勝負 | 5時間 | - | 1時間 | 16名 | - | 1時間 | 16 | 6 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 棋士の希望者による エントリー制 | (1-3期) 開催年度の 4月1日 |
2 | 1名(叡王保持者) | 15 | 5 | ||||||||||||||
3 | タイトル戦 | 七番勝負 | 変則持ち時間 ・1時間 ・3時間 ・5時間 ・6時間(第7局) | 3時間 | ・全棋士 ・女流1名(四段予選) ・アマ1名(四段予選) | ||||||||||||
4 | 三番 勝負 | 24名 | 8名(優先順上から埋まるまで) ・前期ベスト4以上(決定) ・タイトル保持者(序列順)(竜王・名人は決定) ・全棋士参加棋戦優勝(優勝決定順) ・過去叡王戦成績上位者 | 16 | 4 | 3 | 3 | (4期) 主催者による 予選抽選日 | |||||||||
5 | (5期) 開催年度の 4月1日 | ||||||||||||||||
6 | 五番勝負 | 4時間 | 一番 勝負 | 16名 | 4名(前期ベスト4以上) (前期七番勝負敗者を含む) | 12 | 3 | 2 | 2 | 1 | ・全棋士 | (6期) 主催者による 予選抽選日 |
第1期~第2期 |
---|
タイトル戦ではなく、一般棋戦として開催された。 段位別予選 棋士の戦う棋戦としては史上初となる[注 8]、現役プロ棋士のエントリー制(出場するか否かは棋士の任意)で、予選はかつての天王戦と同様に段位別に勝ち残り式トーナメントを行い本戦出場者を決める、「段位別予選[注 9]」の方式を採用している。年度途中で引退が確定しエントリー資格のない棋士を除き、第1期は159名中154名[注 10]、第2期は162名中158名が出場した[注 11]。 各段位予選からの本戦進出枠は、「九段4名・八〜五段各2名ずつ・四段1名」の基本13枠に、タイトル保持者数を勘案して割り振った追加3枠の、計16枠[10]。したがって年度によって各段位の本戦進出枠は変動する。第1期は「九段6名、八段3名」[2]、第2期は第1期の優勝者(叡王)が本戦シードとなり、予選からの出場枠は「九段5名・八段3名」となった[9]。 各段位の出場枠に応じて分けられたブロック[注 12]ごとに行われる、勝ち残り式トーナメントの勝者が本戦への出場権を得る。段位やブロックの順を問わず、ランダムで数日おきに消化する。ニコニコ生放送で中継される時は、1日につき2局または3局が配信される。持ち時間は各1時間(チェスクロック方式)で、切れたら1手1分未満。 本戦トーナメント 予選勝者(第2期は第1期優勝者(叡王)を含む)16枠の配置を再抽選した後、勝ち残り式トーナメントにより決勝進出者2名を決定する。準決勝までの持ち時間は各1時間(チェスクロック方式)で、切れたら1手1分未満。 決勝三番勝負 決勝進出者2名の三番勝負で優勝者を決定する。持ち時間各5時間(チェスクロック方式)で、切れたら1手1分未満。昼と夕方にそれぞれ1時間ずつの休憩を挟む。 |
第3期 |
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タイトル戦昇格にともない、ルールの変更が行われた。以下、公式サイト等[4][11]で2017年5月時点で公表されていた項目のうち、第2期までからの変更点を中心に記載する。 段位別予選 第3期からは他の棋戦同様全ての現役棋士に出場義務が課される。また、四段予選には主催者推薦により女流棋士[注 13]1名、アマチュア選手1名へ出場権が与えられる。持ち時間は従来通り各1時間(チェスクロック方式、切れたら1手60秒未満)。 本戦トーナメント 第3期の本戦トーナメント出場者は、段位別予選通過者15名(九段5名・八段3名・七段2名・六段2名・五段2名・四段1名)と第2期優勝者(叡王)1名の計16名であった。持ち時間などのルールは現行と同様。 叡王が本戦トーナメントより出場となったため、決勝戦は後述の七番勝負となった。また、準決勝も一番勝負で実施された。 決勝七番勝負 決勝進出者2名により、現行のルールと同様に実施され、勝者がタイトル戦としての叡王となった。 |
第4期 |
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第3期からの変更点を中心に記載する。 段位別予選 段位判定日が開催年度の4月1日から、主催者による抽選日に変わった。[12] 本戦トーナメント 第4期の本戦トーナメント出場者は、シード者8名(前期ベスト4入り3名・タイトル保持者5名)と段位別予選通過者16名(九段4名・八段3名・七段3名・六段3名・五段2名・四段1名)の計24名に増えた。 挑戦者決定三番勝負 第4期から挑戦者決定戦が三番勝負で行われる。 七番勝負 第3期叡王との七番勝負が行われる。 |
第5期 |
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第4期からの変更点を中心に記載する。 女流・アマチュア代表決定戦 第5期のみ実施。段位別予選開幕に先立ち、3月下旬に「女流代表決定戦」「アマチュア代表決定戦」を実施し、当期の四段予選から出場する女流棋士(女性奨励会員も含む)およびアマチュアをそれぞれ1名ずつ選出する。 いずれも非公式戦扱いであり、参加者は各棋界のタイトルホルダー等から主催者により選定される。女流王座戦のアマチュア予選などとは違い、公募制ではない。定員4名による1日制トーナメント方式で争われ、優勝者1名が四段予選に出場できる。 各対局のルールは段位別予選と同様。持ち時間は1時間(チェスクロック方式)、切れたら秒読み60秒。1回戦を10時・14時より行い、決勝戦を19時より行う。どの対局もニコニコ生放送での映像配信が行われる。 第5期女流代表決定戦には女流6大タイトルホルダー全員(里見香奈女流四冠、西山朋佳女王[注 14]、渡部愛女流王位)に加え、清水市代女流六段が登場[13]。第5期アマチュア代表決定戦には直近の主要アマ大会優勝者(アマ竜王・アマ名人・アマ王将・赤旗名人)が参加した[14]。 第3期・第4期には代表決定戦が行われず、段位別予選には女流棋界・アマチュア棋界のタイトル保持者から主催者推薦で選ばれた者が出場していた。女流は第3期が加藤桃子女王[注 15]、第4期が里見香奈女流五冠。アマチュアは第3期が赤旗名人、第4期はアマ名人・朝日アマ名人の二冠保持者(いずれも抽選時点)であった。 段位別予選 段位判定日が主催者による抽選日から、開催年度の4月1日に戻った。 |
第6期 |
---|
第5期からの変更点を中心に記載する。 開催時期 10月末から翌年9月[注 16]。 段位別予選 段位判定日が開催年度の4月1日から、再び主催者による抽選日となった[15]。 女流棋士、アマチュアの出場は無し。 本戦トーナメント タイトル保持者の本戦シードは無くなった。 第6期の本戦トーナメント出場者は、シード者4名(前期ベスト4以上)と段位別予選通過者12名(九段3名・八段3名・七段2名・六段2名・五段1名・四段1名)の計16名に減った。 挑戦者決定戦 三番勝負から一番勝負になった。 五番勝負 持ち時間変動制七番勝負から、持ち時間4時間の五番勝負になった。 |
歴代結果
|
一般棋戦(第1-2期)
期 | 開催 年度 | 決勝三番勝負 | 本戦トーナメント | 注 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝者 | 勝敗 | 準優勝者 | 九段 | 八段 | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | |||||
1 | 2015 | 山崎隆之 | ○○ | 郷田真隆 | - | 塚田泰 郷田◎ 三浦 | 先崎 高橋 森内 | 鈴木大 山崎◎ 行方〇 | 豊島 村山慈〇 | 佐々慎 宮田敦 | 阿部光 佐々勇 | 青嶋 | [16] [17] |
期 | 年度 | 優勝者 | 勝敗 | 準優勝者 | 前叡王 | 九段 | 八段 | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | ||
2 | 2016 | 佐藤天彦 | ○○ | 千田翔太 | 山崎 | 丸山 深浦 中村修 | 久保 羽生〇 | 佐藤天◎ 広瀬 稲葉 | 豊島〇 小林裕 | 及川 千葉 | 千田◎ 佐々勇 | 佐々大 | [18] [19] |
タイトル戦(第3期-)
期 | 開催 年度 | 叡王戦七番勝負 | 本戦トーナメント | 注 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
決勝 勝者 | 勝敗 持ち時間 | 決勝 敗者 | -- | 本戦シード | 予選突破 | |||||||||||||
前叡王 | 九段 | 八段 | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | ||||||||||||
3 | 2017 | 高見泰地 | ○○千○○ 5/3/ | ▲金井恒太 | 佐藤天 | 深浦 藤井猛 佐藤康 | 渡辺明 丸山〇 | 行方〇 豊島 北浜 | 佐藤秀 小林裕 | 澤田 金井◎ | 高見◎ 近藤誠 | 藤井聡 | [20] [21] | |||||
期 | 開催 年度 | 叡王 | 勝敗 持ち時間 | 挑戦者 | 挑決三番勝負 | 本戦シード | 九段 | 八段 | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | 注 | |||||
勝敗 | 挑決敗者 | 前年ベスト4 | タイトルホルダー他 | |||||||||||||||
4 | 2018 | 高見泰地 | ●●●● 5/3/ | ▲永瀬拓矢 | ○●○ | 菅井竜也 | 金井 丸山 行方 | 羽生 佐藤天 菅井◎ | 中村太 渡辺明〇 | 深浦 佐藤康 | 郷田〇 木村一 | 橋本 広瀬 松尾 | 永瀬◎ 斎藤慎 藤井聡 | 遠山 及川 増田康 | 渡辺大 都成 | 竹内 [注 17] | [22] [23] | |
5 | 2019 2020 [注 18] | ▲永瀬拓矢 | 千●持持○ ○●○●● 5/1/3/6/6[25] | 豊島将之 | ●○○ | 渡辺明 | 高見 菅井 | 渡辺明◎ 郷田 | 広瀬 豊島◎ | 斎藤慎 佐藤天 | 久保 藤井猛 | 佐藤康 塚田泰 | 真田 野月 行方 | 佐藤秀 飯島 千田 | 増田康 佐藤和 及川 | 佐々大〇 青嶋〇 | 古森 | [26] [27] |
期 | 開催 年度 | 叡王戦五番勝負 | 本戦トーナメント | 注 | ||||||||||||||
叡王 | 勝敗 | 挑戦者 | 挑戦者決定戦 | 本戦シード | 予選突破 | |||||||||||||
挑決敗者 | 前年ベスト4 | 九段 | 八段 | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | |||||||||||
6 | 2021 | 豊島将之 | 永瀬 渡辺明 | 青嶋 佐々大 | [28] |
記録
一般棋戦時代
優勝 | 決勝進出 | 本戦T進出 | |
---|---|---|---|
最年少 | 第2期 佐藤天彦 28歳 | 第2期 千田翔太 22歳 | 第1期 青嶋未来 20歳 |
最年長 | 第1期 山崎隆之 34歳 | 第1期 郷田真隆 44歳 | 第1期 高橋道雄 55歳 |
タイトル戦
叡王獲得 | 叡王挑戦 | 挑決進出 | シード権獲得 (本戦ベスト4) | 本戦トーナメント進出 (シード含む) | 本戦トーナメント進出 (予選通過者) | 女流出場 (女流代表決定戦出場を含む) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
最年少 | 第3期 高見泰地 24歳 | 第3期 高見泰地 24歳 | 第4期 永瀬拓矢 26歳 | 第3期 高見泰地 24歳 | 第3期 藤井聡太 15歳 | 第3期 藤井聡太 15歳 | 第3期 加藤桃子 22歳 |
最年長 | 第5期 豊島将之 30歳 | 第3期 金井恒太 31歳 | 第5期 渡辺明 35歳 | 第4期 郷田真隆 47歳 | 第5期 塚田泰明 54歳 | 第5期 塚田泰明 54歳 | 第5期 清水市代 50歳[注 19] |
棋士 | 叡王在位 | 番勝負進出 | 挑決進出 (叡王在位含む) | ベスト4以上 (叡王在位含む) | 本戦T進出 (叡王在位含む) | 最高成績 | 本戦T出場時 段位 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通算 | 連続 | 通算 | 連続 | 通算 | 連続 | 通算 | 連続 | 通算 | 連続 | 最高 | 最低 | ||
高見泰地 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 | 叡王 | 七段 | 五段 |
永瀬拓矢 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 叡王 | 七段 | 七段 |
豊島将之 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 叡王 | 八段 | 八段 |
金井恒太 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 挑戦者 | 六段 | 六段 |
渡辺明 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 | 挑決 | 九段 | 九段 |
菅井竜也 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 挑決 | 七段 | 七段 |
丸山忠久 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | ベスト4 | 九段 | 九段 |
行方尚史 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 3 | ベスト4 | 八段 | 八段 |
郷田真隆 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | ベスト4 | 九段 | 九段 |
佐々木大地 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | ベスト4 | 五段 | 五段 |
青嶋未来 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | ベスト4 | 五段 | 五段 |
佐藤康光 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | ベスト8 | 九段 | 九段 |
深浦康市 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト8 | 九段 | 九段 |
広瀬章人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト8 | 八段 | 八段 |
斎藤慎太郎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト8 | 七段 | 七段 |
及川拓馬 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト8 | 六段 | 六段 |
藤井猛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | ベスト8 | 九段 | 九段 |
小林裕士 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト8 | 七段 | 七段 |
渡辺大夢 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト8 | 五段 | 五段 |
佐藤天彦 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | ベスト16 | 九段 | 九段 |
藤井聡太 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト16 | 七段 | 四段 |
増田康宏 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ベスト16 | 六段 | 六段 |
佐藤秀司 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | ベスト16 | 七段 | 七段 |
木村一基 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 九段 | 九段 |
久保利明 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 九段 | 九段 |
塚田泰明 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 九段 | 九段 |
北浜健介 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 八段 | 八段 |
橋本崇載 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 八段 | 八段 |
真田圭一 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 八段 | 八段 |
飯島栄治 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 七段 | 七段 |
千田翔太 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 七段 | 七段 |
澤田真吾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 六段 | 六段 |
近藤誠也 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト16 | 五段 | 五段 |
羽生善治 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 九段 | 九段 |
松尾歩 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 八段 | 八段 |
野月浩貴 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 八段 | 八段 |
中村太地 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 七段 | 七段 |
遠山雄亮 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 六段 | 六段 |
佐藤和俊 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 六段 | 六段 |
都成竜馬 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 五段 | 五段 |
竹内雄悟 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 四段 | 四段 |
古森悠太 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ベスト24 | 四段 | 四段 |
氏名 | 主催者推薦 | 段位別予選出場 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
通算 | 連続 | 期 | 通算 | 連続 | 期 | |
里見香奈 | 2 | 2 | 4-5 | 2 | 2 | 4-5 |
加藤桃子 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 3 |
西山朋佳 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | |
渡部愛 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | |
清水市代 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 |
氏名 | 主催者推薦 | 段位別予選出場 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
通算 | 連続 | 期 | 通算 | 連続 | 期 | |
横山大樹 | 2 | 2 | 3-4 | 2 | 2 | 3-4 |
鈴木肇 | 1 | 1 | 5 | 1 | 1 | 5 |
桐山隆 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | |
森村賢平 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | |
小山怜央 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 |
期 | 合計 | 本戦シード | 九段予選 | 八段予選 | 七段予選 | 六段予選 | 五段予選 | 四段予選 | 欠場 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 154 | 0 | 27 | 22 | 29 | 33 | 27 | 16 | 5 |
2 | 158 | 1 | 26 | 22 | 33 | 35 | 24 | 17 | 4 |
3 | 162 | 1 | 26 | 26 | 33 | 33 | 24 | 19 | 0 |
4 | 164 | 8 | 24 | 25 | 38 | 30 | 22 | 17 | 0 |
5 | 166 | 8 | 25 | 25 | 38 | 31 | 20 | 19 | 0 |
6 | 166 | 4 | 28 | 28 | 44 | 24 | 21 | 17 | 0 |
エピソード
- 開始時刻勘違いによる不戦敗(第2期)
- 第2期叡王戦、2016年10月30日の久保利明九段と豊島将之七段の対局において、開始時刻である午後2時の1時間後までに対局会場の東京将棋会館に久保が現れず、久保の不戦敗が決定した。久保は謝罪のため、同日午後6時30分、別の対局の中継冒頭に登場し、「開始時刻の午後2時を午後7時と勘違いし、気付いた時には大阪の自宅にいて既に間に合わない状態であった」などの経緯を説明した[29]。なお、久保と豊島は後日ドワンゴのイベントとしてエキシビションの対局を行い、久保が勝利を収めた。
- 羽生善治三冠の参戦、名人の優勝で将棋ソフトと初対決へ(第2期)
- 第1期への出場を見送った羽生善治三冠が第2期で初参加し、注目を浴びた。電王トーナメント優勝ソフトのPonanza開発者である山本一成はPonanzaと羽生との対局を長年待ち望んでいたが[30][31]、羽生は準決勝で佐藤天彦名人に敗れた。一方佐藤はそのまま勝ちあがって優勝し、電王戦で将棋ソフトと現役タイトルホルダー、特にプロの頂点とされる名人が初めての対局を行ったが、結果はソフト(Ponanza)が2戦とも勝利し、AIの進化を広く知らしめることとなった。叡王と電王の対局は第2期をもって終了したため、ソフト側の4連勝で幕を閉じた[注 22]。
- 大番狂わせの決勝七番勝負の顔合わせ(第3期)
- 第3期本戦は前述の通り第2期叡王でシードされた佐藤天彦名人と、唯一予選を勝ち上がった渡辺明竜王(進出決定当時、初戦を迎える前に竜王失冠し棋王のみに)以外のタイトル保持者がいない状況で行なわれた。決勝七番勝負は初戦で佐藤を破った金井恒太と、準々決勝で渡辺を破った高見泰地という、初手合の組み合わせとなった[32]。両者ともタイトルに初挑戦であり、番勝負の勝者が初タイトルを手にすることとなった。タイトル戦において番勝負の両対局者が共に初のタイトル挑戦となるのは史上初であり[注 23]、「両者とも勝てば初タイトル」まで条件を広げても、第1期九段戦の大山康晴対板谷四郎以来のことで、68年ぶりとなる[32]。五段であった高見は決勝進出を果たしたことにより、「竜王及び名人以外のタイトル挑戦で1つだけ昇段」の規定に準じるとして六段に昇段、叡王獲得で七段に昇段した。
- バーチャルアイドル「ひふみちゃん」(第4期)
- 第4期叡王戦七番勝負の発表会で、タイトル戦の広報大使としてバーチャルYouTuber「ひふみちゃん」が披露され、声を担当している"中の人"(非公表だが加藤一二三と推測される)が第1局の手番を決めるための振り駒を行った[34]。
- A級棋士と対戦せずにタイトル獲得(第4期)
- 第4期叡王となった永瀬拓矢は段位別予選・本戦・タイトル戦を通して、「A級棋士」と「叡王以外のタイトルホルダー」と対戦することなくタイトルを獲得した。これは第28期竜王戦の渡辺明以来である。
- 決勝、タイトル戦がストレート決着(第1期~第4期)
- 第1・2期の決勝、第3・4期の七番勝負がストレート決着した。七番勝負のタイトル戦が2期連続でストレート決着するのは、第26・27期王位戦、第45・46期王将戦、第10・11期竜王戦に続いて4度目。
- この記録は、第5期第4局で永瀬拓矢叡王が勝利し、1勝1敗2引分(後述)に持ち込んだことで終止符が打たれた。
- 「小林ひろし七段」対決(第5期)
- 第5期七段予選では小林宏対小林裕士の対戦が実現。両者は初手合であった。両者ともに「小林ひろし七段」のため、呼称問題が発生した。運営では両者が関東と関西に分かれていることに着目し、宏を「東の」と、裕士を「西の」と枕をつけて呼ぶことで解決を図ろうとしたが、両者ともわかっているからとして断り、対局開始時は「小林先生」で呼ぶことになった[35][36]。なお勝負は後手番の裕士の勝ち。
- 七番勝負が延期(第5期)
- 当初4月12日[37]に開幕予定だったが新型コロナウイルスの影響で七番勝負が延期された[38]。その後日程が調整され6月21日に開幕した。
- 2度の持将棋が成立(第5期)
- 持ち時間5時間で行われた第2局で持将棋が成立した。変則持ち時間制である叡王戦七番勝負で持将棋が成立したのは史上初めてで、タイトル戦では2014年の第55期王位戦第3局以来となった。当初、持ち時間1時間で第3局と第4局のダブルヘッダーが行われる予定であった日に第2局の持将棋指し直し局を行うと発表したが[39][注 24]、その後第2局は持将棋の成立によって引き分け無勝負とし、第8局の開催準備を進めていると発表した[40]。また、持ち時間1時間の第3局でも持将棋が成立した。タイトル戦で2度の持将棋成立は史上初。こちらも指し直しはせずに、予定通り夜から第4局を実施[注 25]し第9局の開催が準備されることとなった[41]。また第8局・第9局では、通常のタイトル戦であれば千日手または持将棋が成立した時、当日の再対局終了が深夜に及ぶことが予想される場合は翌日以降に持ち越しとなるところ、時間に関係なく決着がつくまで対局をやり直す特別ルールが設定された[42]。
- 持ち時間史上最短(第5期)
- 2020年7月19日、七番勝負第3局・第4局が行われた。持ち時間1時間はタイトル戦として史上最短[43]であり、予選(本戦3時間)より持ち時間の短いタイトル戦は史上初。また、指し直しを除きタイトル戦が1日に2局指されるのも史上初である。
- 七番勝負最多第9局、史上初3度目の振り駒(第5期)
- 2020年9月6日にはタイトル戦番勝負史上初の3度目の振り駒が行われ、2020年9月21日にはタイトル戦番勝負史上初の第9局が行われた。
その他
ネット配信
主催がドワンゴのため、第4期まではニコニコ生放送が独占でネット配信を行っていた。メインコンテンツとなる対局のほか、段位予選組み合わせ発表会、本戦トーナメント抽選会、番勝負開催地発表会及び振り駒式、番勝負前夜祭(第3期のみ)、そして叡王就位式の配信が行われている。
その対局の配信であるが、予選は八段以下の一部と九段予選の全局、本戦以降は全局が生中継対象となる。また、日本将棋連盟公式の棋譜中継アプリでも配信されている(生中継の対象とならなかった対局でも配信されることがある)。対局においては、上座・下座の別は叡王が登場する七番勝負を除く生中継の対象対局では存在せず、先手番が配信画面の右側、後手番が左側に着座する。これは、同じく上座・下座の別がないNHK杯テレビ将棋トーナメントとは反対の配置である。
2018年8月からは、生中継が行われなかった対局の中から数局をピックアップ解説したり、または本戦の振り返り解説をするといった内容の「叡王戦パラダイス」も月1回配信される。MCは観戦記者の・。第3期叡王戦の終了後には、スポンサーであるキリンビバレッジの主催で「茶王戦」と称した記念対局が第3期叡王の高見泰地と谷川浩司によって指され、対局中および対局後に、茶道遠州流の師範・貫庵大柴宗徹による点前が行われた。
第5期からはABEMA 将棋チャンネルでも配信が行われる[44]。第5期はニコ生で解説・評価値付き中継、ABEMAで解説なし中継を配信するといった棲み分けが行われたが、ドワンゴの撤退により第6期以降は事実上ABEMAのみの配信となっている。これに伴い第6期では、予選の一部対局がABEMAの本拠地であるChateau Amebaにて行われている。
駒
通常のプロ(棋士・女流棋士)公式戦では盛上駒が使用されている[45]。しかし、叡王戦では、動画配信の対象となる対局については、段位別予選から番勝負に至るほぼ全ての対局で一字駒(彫埋駒)が使用されている[注 26]。一字駒は文字が大きく見やすいのと、彫埋駒はライトの照明による反射が少なく、盤面の撮影に最適であるため、テレビ棋戦(2018年現在は、NHK杯・銀河戦・女流王将戦の3棋戦)では古くから使用されているが、それ以外のプロ公式戦で一字駒が使用されるのは叡王戦が初の事例である。
棋譜
棋譜の配信は、公式サイトにて段位別予選・本戦・番勝負の全局で行われている[注 27]。
棋譜表示にFlashではなく、HTML5が採用された初のタイトル戦である。このため、※ Internet Explorer10以下のブラウザをご利用の方は、ご覧になることができません。と記されている[46]。ただし、叡王戦中継サイト (決勝七番勝負)ではFlashが[47]用いられる。
脚注
注釈
- ^ 2015年以前の電王戦は「第n回」(最終回のみ「FINAL」)だったが、2016年からは他の棋戦と同じく「第n期」となる。
- ^ 覇王、叡王、賢王、棋帝、抗帝、仁王、天帝、一刀座、棋神。
- ^ 投票結果(得票数等)は公表されていない。
- ^ 羽生善治名人(王位・王座・棋聖)、渡辺明棋王は欠場。段位は当時のもの。
- ^ 仮に名人が出場しても、「〜名人」ではなく「〜九段」となった。同様の措置は叡王戦(1期・2期)のみであった。なお、第1期優勝者の山崎隆之は第2期では叡王と呼称された。
- ^ 王座戦、棋王戦、棋聖戦では前期ベスト4は準決勝まで対戦しないよう組まれる。
- ^ 第3期のみ、前期叡王は本戦トーナメントからの出場、七番勝負は本戦トーナメントの決勝進出者2名の対局となった。
- ^ 女流棋士の戦う女流棋戦では、2011年に開始した女流王座戦で、女流棋士を含めてエントリー制をとっている。
- ^ 年度初め(4月1日現在)の段位を基にトーナメントを決定する。そのため、それ以降に昇段した棋士は、実際の段位より低段位の予選に出場することになる。
- ^ 不参加は羽生善治・渡辺明・有森浩三・堀口弘治・堀口一史座の5名。
- ^ 不参加は渡辺明・橋本崇載・堀口一史座・上村亘の4名。
- ^ 第2期までドワンゴではアルファベット(A、B…)、日本将棋連盟ではアラビア数字(1、2…)で表記され、ブロックの表示順は異なっていたが(Aブロック = 1 ではない)、第3期からはアルファベット表記に統一され、ブロックの表示順も同一になった。
- ^ 女性奨励会員も含む。
- ^ 西山は奨励会員であり、女流棋士ではない。
- ^ 加藤は当時奨励会員であり、女流棋士ではなかった。
- ^ 第7期は6月から翌年6月に戻る模様。
- ^ 開始時は四段であったが、予選進行中に勝数規定で五段に昇段し、その後予選を制して本戦に進出。よって第4期本戦トーナメントに四段は出場なしとなった。
- ^ 新型コロナウイルス感染症の流行による開催の遅れと、主催変更時に開催時期が見直されたため、挑戦者決定時は2019年度、獲得時は2020年度となっている[24]。
- ^ 清水は女流代表決定戦(非公式戦)にて敗退。公式戦である四段予選出場の最年長記録は、第5期 里見香奈の27歳。
- ^ 第3-4期は主催者推薦を受けた女流棋士等(女性奨励会員を含む。以下同じ)1名がそのまま段位別予選に出場。第5期は主催者により選定された女流棋士等が女流代表決定戦(非公式戦)に出場し、優勝者1名が段位別予選に出場。第6期は女流棋士の出場なし。
- ^ 第3-4期は主催者推薦を受けたアマチュア1名がそのまま段位別予選に出場。第5期は主催者により選定されたアマチュアがアマチュア代表決定戦(非公式戦)に出場し、優勝者1名が段位別予選に出場。第6期はアマチュアの出場なし。
- ^ 阿久津八段は電王戦FINALにおいて電王AWAKEに勝利している。
- ^ 叡王戦の主催者側では「1937年の第1期名人戦以来81年ぶり[33]」としているが、そもそも第1期名人戦で番勝負は行われておらず正しくない。
- ^ 通常の対局では持将棋は千日手同様即日指し直しを行うが、タイトル戦の場合持将棋は1局として成立し、生涯戦績でも持将棋引き分けが1局として計上されるため、持将棋指し直し局という表現は極めて珍しい。なお叡王戦では、規定により21時30分までに持将棋が成立すると千日手と同様即日指し直しを行うが、本局は21時30分を過ぎての持将棋成立となったため対局者の合意により即日指し直しは行われなかった。
- ^ 厳密には対局開始予定から30分遅れての19時30分開始。
- ^ 第3期の七番勝負では、第3局のみ盛上駒が使用された。
- ^ 第5期のアマチュア代表決定戦と女流代表決定戦について、両決定戦の動画生配信は行われたが、公式サイトで棋譜の配信は行われていない。
出典
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- ^ 2018年8月13日19:00〜藤井猛九段対南芳一九段
- ^ 2018年5月26日第3期叡王戦決勝七番勝負第4局金井恒太六段対高見泰地六段