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💳|PayPay×銀だこのキャンペーン、8月は10%戻ってくるクーポンを配布


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PayPay×銀だこのキャンペーン、8月は10%戻ってくるクーポンを配布

 
内容をざっくり書くと
今回も、「お好きなたこ焼(8個入り)」と引き換え可能な回数券が4枚(2000円)、11枚(5000円)の2種を用意した。
 

築地銀だこを展開するホットランドは8月2日~31日の期間、全国の築地銀だこ対象店舗(一部店舗を除く)… →このまま続きを読む

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五千円紙幣

五千円紙幣(ごせんえんしへい)は、日本銀行券の1つ。五千円券五千円札とも呼ばれる。額面は5,000で、歴代の日本銀行券の中で一万円紙幣に次いで2番目に高額面である。

現在発行されている五千円紙幣は、2004年(平成16年)から発行されている樋口一葉の肖像のE号券である。

この他にかつて発行されたC号券とD号券があり、これまでに発行された五千円紙幣は全部で3種類存在する。いずれも法律上有効である[1]

C号券

Series C 5K Yen Bank of Japan note - front.jpg
Series C 5K Yen Bank of Japan note - back.jpg

1957年(昭和32年)9月17日の大蔵省告示第200号「昭和三十二年十月一日から発行する日本銀行券五千円の様式を定める件」[2]で紙幣の様式が定められている。主な仕様は下記の通り[3]

1953年(昭和28年)にB壱万円券の発行方針が公表されるも、当時は通貨インフレーション発生に対する警戒感が非常に根強く一旦は断念していた[5]1955年(昭和30年)頃から神武景気と呼ばれる飛躍的な経済成長が続き、当時の最高額面のB千円券が紙幣発行高の85%を占めるようになった[6]。やがて経済成長と共に国内経済が安定しかつてのようなインフレーションの心配もほぼなくなり、更なる高額紙幣発行の反対意見も収まりを見せたことから改めて一万円紙幣と五千円紙幣の発行が決定された[6]。依然としてインフレーションや釣銭の扱い等を懸念する声があることも踏まえ、当初は一万円紙幣から先に発行予定であったところ、様子を見ながら五千円紙幣から順に発行することとなった[6]

C一万円券よりもこちらの方が1年ほど先に発行されているため、初の五千円紙幣としてC五千円券の発行が開始された時点では最高額面の紙幣であった。発行開始当時の大卒初任給が1万3000円程度ということもあり、当時はこのような高額紙幣は発行する必要があるのかという議論がなされ小銭を扱う業種では釣銭への対応が難しいといった高額紙幣に対する不安があったが[7]、折しも高度経済成長が始まった時期でもあり高度経済成長の進展とともに順調に流通量が増えていった。

B千円券やC一万円券と同じく肖像は聖徳太子であるが、これらの紙幣との識別性向上のため聖徳太子の肖像は表面中央に描かれている。聖徳太子の肖像については、同じ原画を基にしているものの各券種で別に彫刻されたものであるためそれぞれ表情が僅かに異なっている[6]。裏面中央には東京都中央区にある日本銀行本店本館が描かれているが、かつて甲百圓券に描かれた際とは構図が異なり、さらに甲百圓券発行当時はまだ存在しなかった日本銀行本店3号館[注 1]が本館の東側(右奥)に隣接して描かれている[6]。裏面右側には積み上げられた6箱の千両箱の上に立つ2頭の獅子(ライオン)が日本銀行行章を掲げ持つ図柄が描かれているが、これは日本銀行本店の扉や門などに彫刻されている紋章と同じものである[6]。なおB号券からE号券までの各券種では題号の「日本銀行券」、漢字表記の額面金額、銀行名の「日本銀行」といった各種文言は表面の中央か左側に纏めて3行構成で表記されているが、C五千円券に限ってはそれぞれ離れた場所に記載されている。大型の寸法の券面のため記番号は4ヶ所に印刷されている[6]

透かしも聖徳太子の肖像であるが、笏を持たない姿を描いている点で表面中央に印刷された肖像と異なっている。B号券以前の券種以上に精緻で明瞭な透かしであるほか、B号券とは異なりその部分には印刷がされていないためこれを容易に確認できる[6]。更に左側の地模様の印刷と重なる部分にも「5000」の数字の透かしが入れられている[6]乙五圓券以来の透かしの図柄が人物画で、透かし部分が空白となっている紙幣である[6]。紙幣用紙は三椏などを原料とするものであるが、洗濯機の普及により誤って洗濯機にかけられて紙幣が損傷するなどの事象が多発したため用紙の強化が求められたため尿素樹脂が添加されている[8]

B号券では製造効率の向上のためにB五十円券を除き縦方向の寸法を同じにして、横方向の寸法のみを額面金額が上がるにつれて一定間隔で長くしていたが[9]C号券では券種識別性向上のために額面金額が上がるにつれて縦横両方向に一定間隔で長くする形式に変更された[10]

使用色数は、表面9色(内訳は凹版印刷による主模様2色、地模様5色、印章1色、記番号1色)、裏面5色(内訳は凹版印刷による主模様1色、地模様3色、印章1色)となっている[11][3]。新技術である多色凹版印刷が盛り込まれ[6]、凹版印刷による主模様が途中から色の変わる2色刷りとなっている[12]。地模様も印刷色が大幅に増加し、従来の券種と比較すると幾分カラフルな見た目の券面となっている[6]

沖縄本土復帰に伴う通貨交換用の特殊記号券が存在し、記番号の英字の組み合わせのうちいくつか特定のものがこれに当たるがその現存数は非常に少ない。

D号券

Series D 5K Yen bank of japan note - front.jpg
Series D 5K Yen bank of japan note - back.jpg

1984年(昭和59年)6月25日の大蔵省告示第76号「昭和五十九年十一月一日から発行する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件」[13]で紙幣の様式が定められている。主な仕様は下記の通り[3]

  • 日本銀行券
  • 額面 五千円(5,000円)
  • 表面 新渡戸稲造[13]太平洋を中心とした地球
  • 裏面 富士山本栖湖に映る逆さ富士)、赤松
  • 印章 〈表面〉総裁之印(ミニ改刷後は特殊発光インキ) 〈裏面〉発券局長(ミニ改刷後は特殊発光インキ)
  • 銘板 大蔵省印刷局製造/財務省印刷局製造/国立印刷局製造(製造時期により3種類あり)
  • 記番号仕様
    • 記番号色 黒色/褐色(製造時期により2種類あり)
    • 記番号構成 記号:英字1 - 2文字+通し番号:数字6桁+記号:英字1文字
  • 寸法 縦76mm、横155mm[13]
  • 製造実績
    • 印刷局から日本銀行への納入期間 1983年(昭和58年)12月20日[3] - 2003年平成15年)
    • 製造枚数 [14]
      • 2,385,600,000枚[記番号:黒色]
      • 2,014,200,000枚[記番号:褐色・大蔵省銘]
      • 531,000,000枚[記番号:褐色・財務省銘]
      • 74,200,000枚[記番号:褐色・国立銘]
  • 発行開始日 1984年(昭和59年)11月1日[13]
  • 支払停止日 2007年(平成19年)4月2日[1]
  • 有効券

C号券の発行開始から20年以上が経過しC号券で使用された紙幣製造技術や偽造防止技術が陳腐化してきたことや、飛躍的な印刷技術の向上を背景に1980年代頃から精巧な偽造券が散見されるようになったことから、偽造防止対策強化のためにD号券が発行された[15]D一万円券、D五千円券、D千円券の3券種同時の改刷であるが[15]、日本銀行券で3券種が同日に改刷されるのは第二次世界大戦以降では初めてである。またこの頃にはATM両替機自動販売機自動券売機)といった紙幣取扱機器も急速に普及し始めていたことからこれも念頭に置いたうえで改刷が行われた[15]

D号券では世界的な各額面の人物肖像に文化人が採用された[16]。世界的な傾向として国家元首政治家だけでなく、文化人も紙幣肖像に採用されるようになったことがD号券で文化人が採用された理由である[16]。五千円券の肖像には女子教育に尽力した教育者の新渡戸稲造が選ばれ、表面右側に肖像が描かれている[17]。新渡戸稲造が慶祝用の白のネクタイを着用しているのは、養女の結婚式に出席した際の写真を原画としたためである[17]。この肖像の原画となった写真では新渡戸稲造が首を傾げているため、首の傾きを修正した上で使用している[17]。額面の下には太平洋を中心とした地球が描かれているが、これは新渡戸の「我、太平洋の架け橋とならん」という言葉に因んだものである[17]。D五千円券を除くD号券およびE号券の紙幣の表面は全てが左側に漢数字で額面金額等の表記、中央に透かし、右側に肖像などの図柄となっているが、D五千円券は額面金額と透かしの位置が入れ替わっている。裏面中央には本栖湖の湖面に富士山が映る逆さ富士が描かれている[18]。これは岡田紅陽の「湖畔の春」という写真を基にして描かれており[18]、同じ原画はE千円券にも使われている。湖面に富士山が映る光景は年に1、2度しかないといわれ、貴重なものである。また左側には赤松の木があしらわれている[18]。なお日本銀行券では日本銀行行章は裏面にのみ入っているものが多い中、このD五千円券は表面の額面金額の文字に重なっている所にも日本銀行行章が入っている数少ない例の一つである。

初期の記番号は黒色で印刷されていた[13]が、1993年(平成5年)12月1日発行分から記番号の色を褐色に変更する[19]とともに、「ミニ改刷」と呼ばれる一部改造券を発行した[20]。従来のデザインはそのままに、追加でマイクロ文字紫外線発光インキ(紫外線照射により発光するインキであり、表面印章「総裁之印」のオレンジ色発光と、裏面印章「発券局長」の赤色発光が確認できる。)等の偽造防止技術が施されている[20]。なお黒色記番号は記番号の組み合わせを全部使い切ってはいなかった。

中央省庁再編及び独立行政法人化に伴う製造者の名称変更に伴い、褐色記番号の紙幣紙幣の製造者名の銘板表記については、当初は「大蔵省印刷局」[13]2001年(平成13年)5月14日発行分から「財務省印刷局」[21]2003年(平成15年)7月1日発行分から「国立印刷局」[22]と3度変更されている[20]

D五千円券の変遷の詳細を整理すると下表の通りとなる。下記の4タイプに分かれる。

発行開始日記番号色マイクロ文字印章銘板(製造者名)変更理由
1984年(昭和59年)11月1日[13]黒色[13]なし[20]特殊発光なし[20]大蔵省印刷局製造[13]
1993年(平成5年)12月1日[19]褐色[19]あり[20]特殊発光あり[20]偽造防止力向上のための様式変更(ミニ改刷)
2001年(平成13年)5月14日[21]財務省印刷局製造[21]製造者の組織変更
2003年(平成15年)7月1日[22]国立印刷局製造[22]製造者の組織変更

透かしは肖像と同じく新渡戸稲造であり、従来よりも大型で白黒の階調のはっきりしたすき入れとなっている[23]。ただし肖像と透かしでは新渡戸稲造の肖像の図柄が左右反転になっている。視覚障害者が触覚で容易に券種を識別できるよう、表面から見て左下隅に識別マークとして点字の「い」を模した丸印が縦に2つ透かしにより施されている[23]。透かしによる視覚障害者用識別マークは世界初である[23]

寸法については前代のC五千円券と比べて縦方向・横方向ともに小型化している[15]。これは世界的な紙幣の小型化の流れに合わせたものであるほか、製造能力の向上や取扱上の利便性などを考慮したものである[15]。同時に改刷されたD号券3券種で比較すると縦方向の寸法は同じで、横方向の寸法のみを額面金額が上がるにつれて5mmずつ長くする形式となっている[15]。なお後に発行されたD二千円券と比較すると横方向は1mmしか違わない。

使用色数は、表面9色(内訳は凹版印刷による主模様2色、地模様5色、印章1色、記番号1色)、裏面4色(内訳は凹版印刷による主模様1色、地模様2色、印章1色)となっている[13][3]複写機イメージスキャナなどでの色分解を困難にするため、中間色を多用した印刷となっている[24]

余談

当初、大蔵省女性を採用することで、清新さをアピールするつもりで紫式部清少納言与謝野晶子樋口一葉らを候補に挙げていた。しかし紫式部と清少納言は写真が存在せず、与謝野晶子は反戦歌を作ったことと孫が当時の国会議員である与謝野馨であること、樋口一葉は短命であったことがマイナス材料となり結局見送られた。最終的に人選が決まったのは1980年昭和55年)6月のことで、東京女子大学の初代学長で女子教育に力を入れた新渡戸稲造が採用されることとなった。なお当時の鈴木善幸首相の出身地は新渡戸と同じ岩手県である[25]

E号券

5000 Yenes (2004) (Anverso).jpg
5000 Yenes (2004) (Reverso).jpg

2004年(平成16年)8月13日の財務省告示第374号「平成十六年十一月一日から発行を開始する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件」[26]で紙幣の様式が定められている。

  • 日本銀行券
  • 額面 五千円(5,000円)
  • 表面 樋口一葉[26]
  • 裏面 尾形光琳筆「燕子花図[26]
  • 印章 〈表面〉総裁之印(特殊発光インキ) 〈裏面〉発券局長
  • 銘板 国立印刷局製造
  • 記番号仕様
    • 記番号色 黒色/褐色(製造時期により2種類あり)
    • 記番号構成 記号:英字1 - 2文字+通し番号:数字6桁+記号:英字1文字
  • 寸法 縦76mm、横156mm[26]
  • 発行開始日 2004年(平成16年)11月1日[26]
  • 発行中
  • 有効券

D号券の発行開始から20年が経過し、精巧な偽造券が発見されるようになってきたことから、前回同様E一万円券E千円券と併せて3券種同時の改刷となった。基調となる色はD号券と同系統の色調を受け継いでおり、E五千円券はD五千円券と同じく紫色系であるが、より鮮やかな色合いとなっている。

肖像はD号券で見送られた小説家の樋口一葉が選定されたが、日本銀行券の表面の肖像に女性が描かれるのは初めてである[注 2]。表面右側には樋口一葉の肖像が、裏面左側には燕子花を描いた屏風絵である国宝の「燕子花図」(尾形光琳筆)の図柄が採用されている。透かしは肖像と同じく樋口一葉である。前代のD五千円券と比較すると、長辺が1mm長くなっており、これによりD二千円券の長辺との差は1mmから2mmとなった。

偽造防止技術には光学的変化インクを除きD二千円券に使われたものが多く採用されたが、新たに表から見て右側に紙を薄くした「すき」を入れた「すき入れバーパターン」と、見る角度によって像(金属箔に刻まれた絵柄)が変わる「ホログラム」が採用された。五千円券には肖像の右側付近に縦棒のすき入れが2本入っており、ホログラムの像は光の入射角により桜花、日本銀行行章、額面金額の「5000」の数字などが確認できる。特殊発光インキについては、紫外線照射により表面の印章「総裁之印」(D号券と異なり裏面印章「発券局長」は発光しない)がオレンジ色に発光する他、表面の地模様の一部がオレンジ色に、裏面の地模様の一部が黄緑色に発光する。

また公式に発表されていないが、表面と裏面に、片仮名「ニ」「ホ」「ン」(日本)の文字がシークレットマークとして入っているほか、ユーリオンも採用されている。さらにホログラムの上下にも、漢字で「日」「本」の文字が刻まれている。

日本銀行券では、日本銀行行章は裏面にのみ入っているものが多い中、このE五千円券は表面の額面金額の文字に重なっている所にも日本銀行行章が入っている数少ない例の一つである。

視覚障碍者が判別できるように紙幣の下端の左右に、指触りで金種を識別するために凸凹の印刷がされている[27]。E一万円券は左下隅L字・右下隅逆L字、E五千円券は八角形、D二千円券は3つの丸印(点字の「に」)、E千円券は_(下線)となっている[28]。また、国立印刷局から、スマートフォンで判別・読み上げる事が出来るアプリ「言う吉くん」が提供されている[29]

ホログラムの透明層は、光沢がありその他の印刷面と触感が異なる。発行当初、五千円券のホログラムの透明層は一万円券のものと同一面積・形状の楕円形であったが、2014年平成26年)5月12日に、五千円券のホログラムの透明層が従前よりもやや大きい角丸四角形に変更され[30]、これにより視覚障害者にとって五千円券・一万円券の識別性の向上が図られた。また同時に記番号の色も黒色から褐色に変更された[31]

E五千円券の変遷の詳細を整理すると下表の通りとなる。

発行開始日記番号色ホログラム透明層の形状変更理由
2004年(平成16年)11月1日[26]黒色楕円形
2014年(平成26年)5月12日[31]褐色角丸四角形券種識別性向上のための様式変更

使用色数は、表面14色(内訳は凹版印刷による主模様2色、地模様10色、印章1色、記番号1色)、裏面7色(内訳は凹版印刷による主模様1色、地模様5色、印章1色)となっている。

2024年度発行予定の新紙幣

5000 yen obverse scheduled to be issued 2024 front.jpg
5000 yen obverse scheduled to be issued 2024 back.jpg
  • 日本銀行券
  • 額面 五千円(5,000円)
  • 表面 津田梅子
  • 裏面 の花
  • 印章 〈表面〉総裁之印 〈裏面〉発券局長
  • 銘板 国立印刷局製造
  • 記番号仕様
    • 記番号色 黒色
    • 記番号構成 記号:英字2文字+通し番号:数字6桁+記号:英字2文字
  • 寸法 縦76mm、横156mm
  • 発行開始日 2024年(令和6年)上期予定
  • 未発行

2024年(令和6年)上期を目処に、偽造抵抗力の強化など目的として千円券・五千円券・一万円券の3券種が同時に改刷される[32]。これまでの例に従えば「F号券」と呼ばれると推測される。

刷新後の五千円紙幣は、D号券E号券と同様の紫色系を基調とした色合いで、表面の肖像は教育者の津田梅子、裏面は日本固有種の植物である藤の一種のノダフジ(野田藤)[33]の花が描かれた図案に変更予定である。記番号も9桁から「AA000001AA」のような形式の10桁に変更される。

新たな偽造防止技術としては、高精細すき入れ模様とストライプタイプのホログラムが導入される予定である。視覚障害者のための識別マークは上下に配置され、アラビア数字で「5000」が大きく描かれ、漢数字による額面の「五千円」は左上隅に配置されている。

現在まだ製造開始されていないが、製造は2021年(令和3年)の秋頃から開始する予定としている。発行予定日の2年半ほど前から製造されるのは、自動販売機やATMその他の新紙幣を扱う各種機器の改修の際にテストを入念にし、障害やトラブルが起きないようにするためとされる。またその時に発表された新五千円券の見本のデザインには、表面の額面金額の大きなアラビア数字「5000」の下の発行元銀行名「日本銀行」の文字の更に下に、「BANK OF JAPAN」の発行元銀行名の英語表記が追加されている。

その他五千円紙幣に関する事項

  • 銀行等の金融機関のATMでは五千円紙幣の入金は可能であるが、カセットボックスの技術的問題や製造コストの関係上、五千円紙幣の出金に対応しているATMは現在のところ稀である。
    • ゆうちょ銀行には五千円紙幣の出金に対応するものが設置されていることがあるが、その場合でも五千円紙幣で出金するには工夫が必要である。ただし最新の機種ではその機能も外されている。
    • 金融機関の店舗内にある両替機を使って、五千円紙幣を出金することは可能であるが、新券両替を切らしたり一部の両替機では五千円紙幣の出金を停止している場合がある。
    • C号券時代には五千円紙幣の出金が可能なATMも多数存在した。
  • 一万円紙幣や千円紙幣と比較すると五千円紙幣の発行数は圧倒的に少ない。前述のATMの事情の他、レジ自販機等の機械に五千円紙幣が入っていない、あるいは五千円紙幣の出金に対応していないという理由で、5000円以上の釣銭の千の位が千円紙幣5~9枚で支払われる場合もしばしばある。その他金融機関のIT化に伴う窓口での現金入出金の減少等の事情を考慮しても、近い将来、特に新紙幣発行予定の2024年以降、二千円紙幣と同様に五千円紙幣の製造が中止され、五千円紙幣が日常的な紙幣でなくなる可能性も指摘されている。
  • 一万円紙幣に次いで2番目に高額であることから、現在小売店や飲食店等では五千円紙幣で支払った場合、店員が「五千円入ります」と声を掛けることも稀にある。最高額の紙幣である一万円紙幣に対する「一万円入ります」の声掛けの例は多く、この慣習はC号券時代からある(詳細は一万円紙幣#その他一万円紙幣に関する事項を参照)が、C号券時代にはC一万円券とC五千円券の肖像画が同じ聖徳太子で、「一万円入ります」の声掛けによってはっきり区別する意味があったことから、五千円紙幣に対する「五千円入ります」の声掛けの慣習は少なくともC号券時代には存在しなかった。
  • 流通している五千円紙幣の寿命は釣り銭などのやりとりが多く傷みやすいため、平均1~2年程度とされる。

変遷

概ね20年程度の間隔で改刷が行われ、図柄を改めると同時に最新の偽造防止技術を導入することで偽造防止力を確保している。

関連項目

  • (記念硬貨のみ)

参考文献

  • 植村峻『紙幣肖像の近現代史』吉川弘文館、2015年6月。ISBN 978-4-64-203845-4
  • 植村峻『日本紙幣の肖像やデザインの謎』日本貨幣商協同組合、2019年1月。ISBN 978-4-93-081024-3
  • 利光三津夫、 植村峻、田宮健三『カラー版 日本通貨図鑑』日本専門図書出版、2004年6月。ISBN 978-4-93-150707-4
  • 大蔵省印刷局『日本のお金 近代通貨ハンドブック』大蔵省印刷局、1994年6月。ISBN 978-4-17-312160-1
  • 大蔵省印刷局『日本銀行券製造100年・歴史と技術』大蔵省印刷局、1984年11月。
  • 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の通貨』東洋経済新報社、1975年。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 日本銀行本店3号館は1938年(昭和13年)建築。
  2. ^ 改造紙幣には神功皇后が描かれていたが、これは日本銀行券ではなく政府紙幣であった。また、二千円券の裏面には紫式部が描かれているが、肖像画ではない

出典

  1. ^ a b c d e 現在発行されていないが有効な銀行券 五千円券” (日本語). 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 1957年(昭和32年)9月17日大蔵省告示第200号「昭和三十二年十月一日から発行する日本銀行券五千円の様式を定める件
  3. ^ a b c d e f 大蔵省印刷局『日本銀行券製造100年・歴史と技術』大蔵省印刷局、1984年11月、306-313頁。
  4. ^ 大蔵省印刷局『日本のお金 近代通貨ハンドブック』大蔵省印刷局、1994年6月、242-255頁。ISBN 9784173121601
  5. ^ 植村峻 2015, p. 215-216.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 植村峻 2015, p. 216-222.
  7. ^ “悲鳴を上げる窓口 小銭扱う興行街や駅など”. 朝日新聞 朝刊 (東京): pp. 7. (1953年9月3日) 
  8. ^ 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の通貨』東洋経済新報社、1975年、219-220頁。
  9. ^ 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の通貨』東洋経済新報社、1975年、214-216頁。
  10. ^ 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の通貨』東洋経済新報社、1975年、218-221頁。
  11. ^ 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の通貨』東洋経済新報社、1975年、190頁。
  12. ^ 植村峻『紙幣肖像の歴史』東京美術、1989年11月、198-203頁。ISBN 9784808705435
  13. ^ a b c d e f g h i j k l 1984年(昭和59年)6月25日大蔵省告示第76号「昭和五十九年十一月一日から発行する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件
  14. ^ 鈴木和三郎『日本の現行貨幣 収集の手引き』内外貨幣研究会、2011年11月、72頁。
  15. ^ a b c d e f 植村峻 2015, p. 232-234.
  16. ^ a b 植村峻 2015, p. 234-237.
  17. ^ a b c d 植村峻 2015, p. 239-241.
  18. ^ a b c 植村峻 2015, p. 243-244.
  19. ^ a b c d e f g 1993年(平成5年)6月24日大蔵省告示第134号「平成五年十二月一日から発行する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件
  20. ^ a b c d e f g 植村峻 2015, p. 248-249.
  21. ^ a b c d e 2001年(平成13年)3月30日財務省告示第85号「平成十三年五月十四日から発行する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件
  22. ^ a b c d e 2003年(平成15年)6月13日財務省告示第482号「平成十五年七月一日から発行を開始する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件
  23. ^ a b c 植村峻 2015, p. 245-246.
  24. ^ 植村峻 2015, p. 246-247.
  25. ^ "追跡・聖徳太子拾万円札プラン 日の目見なかったデザイン再現"『朝日新聞』1988年12月6日
  26. ^ a b c d e f g h 2004年(平成16年)8月13日財務省告示第374号「平成十六年十一月一日から発行を開始する日本銀行券壱万円、五千円及び千円の様式を定める件
  27. ^ 視覚障害者の暮らし--お金の見分け方編【FTCJフィリピン盲学校支援事業】
  28. ^ 識別マーク(凹版印刷)
  29. ^ お札識別アプリ「言う吉くん」
  30. ^ “新様式の日本銀行券5千円券の発行開始日を決定しました” (プレスリリース), 財務省, (2013年12月2日), http://www.mof.go.jp/currency/bill/issued/20131202.htm 2014年3月3日閲覧。 
  31. ^ a b 2013年(平成25年)12月3日財務省告示第374号「平成二十六年五月十二日から発行を開始する日本銀行券五千円の様式を定める件
  32. ^ a b 新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します” (日本語). 財務省. 2019年4月9日閲覧。
  33. ^ 新五千円札裏面の「ノダフジ」 実は大阪・福島発祥” (日本語). 産経新聞. 2021年4月14日閲覧。

外部リンク

回数券

回数券(かいすうけん)とは、高頻度で利用する顧客のために、乗車券・航空券・入場券・食券・施設利用券等を何枚か一綴りにして発行する金券のことで、利用の都度支払う場合に比べ、料金が割引になっているのが一般的である。

概要

綴られた個々の券が、金券の性格を持ち、利用者は必要な時に必要な枚数を使用してサービスを受けることができる。

発行者からみると、綴った枚数分のサービス利用を見込めるという利点や、毎回金券を販売するのに比べてコストを抑えられるといった利点がある。そのため、個別の券に比べて何らかの割引やサービスをつけることが多い。また、利用促進のために有効期限が設定されている。

利用者から見ると、上述の割引を受ける利点の他、都度、券を購入しなければならないわずらわしさを解消するなどの利点がある。逆に不利な点は、有効期限が定められているため、有効期限が過ぎる前に利用しなければならないという点であるが、有効期限がない回数券も存在する。

かつては回数券と言えば、紙で1回毎に切り取り線がついたものであったが、1990年代以降はカード式にして利便性を向上させたものも登場した。一方2000年代以降はICカード(主に公共交通機関)やETC(高速道路や有料道路)の普及、金券ショップへの転売・ばら売り防止策として回数券の発行・利用を終了した事業者も現れている。

実例

交通機関の回数券の詳細については回数乗車券を参照。船舶の場合の回数乗船券も含む。

関連項目


 

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