写真 ジャガイモより栄養価が高い
栄養価が高いアピオスは高齢者など食の細い人におすすめ【時間栄養学と旬の食材】
内容をざっくり書くと
そんなアピオスには一体どんな栄養価が含まれているのでしょうか?
【時間栄養学と旬の食材】アピオス 「アピオス」という名前の野菜があります。聞きなれない方も多いのでは… →このまま続きを読む
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アメリカホド
アメリカホド(学名:Apios americana)は、マメ科の植物。原産は北アメリカ大陸東部で、日本には明治時代中期に導入された[1][2]。英名はポテトビーン、インディアンポテト、グラウンドナッツ。日本では属名であるアピオスや、単にホド(ホドイモ)とも呼ばれる。日本には在来種であるホドイモ (Apios fortunei) が存在するが、多くは野生で栽培はごく一部にとどまり、東北地方を中心に作物として主に栽培されているのはアメリカホドである。
特徴
多年草であり、つる性で、高さは2m-4mに達する。葉は、羽状複葉で、5-7枚の薄い小葉をもつ。花序には、10-40個の蝶形花を密集してつける。花の外面は緑白色、内面は紫褐色になる。翼弁と舟弁は曲がりくねっていて色が濃い。花期は夏である。果実は細長く、長さ5-10cmになる。果実は1列に並び、熟すとさやが裂けてらせん状によじれる。地下には、数節にくびれた塊茎がある[2]。
人間の利用
地下の塊茎を食用とする。くびれた塊茎は、20個ほどになることもある[3]。大きさは直径2cmから8cmほどである[4]。イモをそのまま加熱して、煮たり焼き芋やてんぷらなどで食する。マメ科のイモなのでポテトビーンとの異名があり、またネイティブ・アメリカンにとっての貴重な食料であったためインディアンポテトの名がある。日本での主産地は青森県であり、七戸町、佐井村、むつ市などで生産量が多い。
脚注
- ^ 『新編 食用作物』星川清親、養賢堂、昭和60年5月10日、訂正第5版、p654
- ^ a b 原色日本帰化植物図鑑 (1975)
- ^ 「地域食材大百科」p374 農文協 2010年3月10日第1刷
- ^ 「マメな豆の話」p209 吉田よし子 平凡社 2000年4月20日初版第1刷
参考文献
- 長田武正 『原色日本帰化植物図鑑』保育社、1975年、245頁。ISBN 978-4-586-30053-2。