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【新型コロナ】長野県内で感染急増 阿部知事「今が正念場…」 年末年始の帰省・旅行「慎重に」
内容をざっくり書くと
一方、札幌市や大阪市が除外された「Go Toトラベルキャンペーン」は、県内は引き続き実施するものの、観光関係者と連携し、感染対策を徹底するとしています。
感染拡大が止まりません。長野県内では、きょう24日、新たに12人の新型コロナウイルスの感染が確認され… →このまま続きを読む
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札幌市
札幌市(さっぽろし)は、北海道の道央地方に位置し、石狩振興局に属する市。道庁所在地にして石狩振興局所在地であり、道庁所在地であることから「道都」とも呼ばれ[1]、政治・経済・文化の中心地。北海道最大の人口(約196万人)を有する政令指定都市である。
概要
日本最北の政令指定都市であり、全国の市の中では横浜市、大阪市、名古屋市に次ぐ4番目の人口を有しており、北海道全体の人口の約4割弱(約36%)を占めている。北海道のプライメイトシティであり、札幌都市圏を形成している。アイヌの人々が暮らしていた蝦夷地は1869年(明治2年)に北海道と改称され開拓使が置かれて札幌本府の建設が始まった[2]。1875年(明治8年)に最初の屯田兵が入植。札幌の建設計画は当時の開拓判官島義勇によって構想され、京都を参考にした街づくりは創成橋東側のたもとを基点に東西の基軸を創成川、南北の基軸を渡島通(現在の南1条通)として区画割を進めていった[3][4][5](現在の南北の基軸は大通公園[6])。このため、中心部の多くは街並みが碁盤の目状になっている[1]。
その後、周辺町村を編入・合併して市域を拡大していった。
1972年(昭和47年)にはアジア初となる冬季オリンピック(札幌オリンピック)を開催[7]。その後も国際スキー連盟の各種国際大会やアジア冬季競技大会、国際大学スポーツ連盟主催の冬季ユニバーシアード競技大会、FIFAワールドカップ、FIBAバスケットボール・ワールドカップ、世界ラリー選手権、ラグビーワールドカップなど数多くの国際大会が開催されている。札幌市としても各種イベントや展示会、企業の会議や報奨旅行などの誘致・開催 (MICE) への積極的な取り組みを行っており[8]、「国際会議観光都市」に認定されている。毎年1,300万人前後の観光客が訪れる観光都市となっており[9]、市町村の魅力度ランキング調査でも毎年上位にランクインしている都市である[10]。2013年(平成25年)にはユネスコ(国際連合教育科学文化機関)により創設された創造都市ネットワークの「メディアアーツ都市」分野に世界で2都市目に(アジアでは初めて)認定された[11][12]。
2026年冬季オリンピック開催地に立候補することを表明して誘致活動を行っていたが[13][14]、立候補および誘致活動を2030年大会に変更する意向を示した。
市名の由来
元々「サッポロ」は豊平川にアイヌの人々がつけた名称で、その流路一帯の地名に転用されたものであるとされる。由来はアイヌ語の「サッ・ポロ」(sat-poro、乾いた大きい)とする説(「かつての豊平川が乾季に極端に水量が少なくなる川だったため」、あるいは「一帯が乾燥した広大な土地だったため」)や、「サリ・ポロ・ペッ」(sari-poro-pet、その葦原が・広大な・川)であるとする説などがある[2]。
地理
石狩平野の南西部に位置し、面積は1,121.26 km2で香港とほぼ同じ面積を有している[2]。距離は東西42.30キロメートル(km)南北45.40 kmにわたって市域が広がっている[2]。平坦な中心部などは豊平川が形成した扇状地である[1]。
市南西部は山岳地帯で、一部は支笏洞爺国立公園に指定されている[15]。
地形
山地
- 主な山
- 峡谷
河川
- 主な川
- 主な滝
湖沼
- 主な湖
- 主な沼
- 主な池
海岸
- 湾岸
札幌市の北西に石狩湾があるが、ここに面している部分は小樽市銭函である。札幌市域は河口から約400m内側であり、非常に近いが、海に面してはいない。
気候
札幌市の気候は日本海側気候とされており[2]、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfa)に属する。4月から6月は晴天の日が多く、本州などに見られる梅雨の時期はない。夏は1日の平均気温が20℃を超える日が続く。10月には紅葉が始まり、12月上旬から降った雪が根雪となることが多い[2]。12月から2月の冬季は積雪寒冷を特徴としており、一冬の降雪量はおよそ5mにも達する[2]。3月に入ると寒気も緩み、4月上旬には根雪の終日を迎える[2]。人口約200万人を抱える大都市が豪雪地域に位置するのは、世界的に見ても珍しい[16]。
札幌市(札幌管区気象台)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 11.2 (52.2) | 10.8 (51.4) | 16.8 (62.2) | 28.0 (82.4) | 34.2 (93.6) | 31.9 (89.4) | 36.0 (96.8) | 36.2 (97.2) | 32.7 (90.9) | 26.4 (79.5) | 22.4 (72.3) | 14.8 (58.6) | 36.2 (97.2) |
平均最高気温 °C (°F) | −0.6 (30.9) | 0.1 (32.2) | 4.0 (39.2) | 11.5 (52.7) | 17.3 (63.1) | 21.5 (70.7) | 24.9 (76.8) | 26.4 (79.5) | 22.4 (72.3) | 16.2 (61.2) | 8.5 (47.3) | 2.1 (35.8) | 12.9 (55.2) |
日平均気温 °C (°F) | −3.6 (25.5) | −3.1 (26.4) | 0.6 (33.1) | 7.1 (44.8) | 12.4 (54.3) | 16.7 (62.1) | 20.5 (68.9) | 22.3 (72.1) | 18.1 (64.6) | 11.8 (53.2) | 4.9 (40.8) | −0.9 (30.4) | 8.9 (48) |
平均最低気温 °C (°F) | −7.0 (19.4) | −6.6 (20.1) | −2.9 (26.8) | 3.2 (37.8) | 8.3 (46.9) | 12.9 (55.2) | 17.3 (63.1) | 19.1 (66.4) | 14.2 (57.6) | 7.5 (45.5) | 1.3 (34.3) | −4.1 (24.6) | 5.3 (41.5) |
最低気温記録 °C (°F) | −27.0 (−16.6) | −28.5 (−19.3) | −22.6 (−8.7) | −14.6 (5.7) | −4.2 (24.4) | 0.0 (32) | 5.2 (41.4) | 5.3 (41.5) | 0.2 (32.4) | −5.8 (21.6) | −15.5 (4.1) | −23.9 (−11) | −28.5 (−19.3) |
降水量 mm (inch) | 113.6 (4.472) | 94.0 (3.701) | 77.8 (3.063) | 56.8 (2.236) | 53.1 (2.091) | 46.8 (1.843) | 81.0 (3.189) | 123.8 (4.874) | 135.2 (5.323) | 108.7 (4.28) | 104.1 (4.098) | 111.7 (4.398) | 1,106.5 (43.563) |
降雪量 cm (inch) | 173 (68.1) | 147 (57.9) | 98 (38.6) | 11 (4.3) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 2 (0.8) | 32 (12.6) | 132 (52) | 597 (235) |
平均降水日数 (≥ 0.5 mm) | 21.8 | 19.0 | 18.5 | 11.7 | 10.2 | 8.3 | 9.7 | 9.5 | 11.1 | 13.9 | 17.5 | 19.2 | 170.4 |
平均降雪日数 (≥ 0 cm) | 28.8 | 25.4 | 23.5 | 6.4 | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.2 | 13.9 | 26.5 | 125.8 |
% 湿度 | 70 | 69 | 66 | 62 | 66 | 72 | 76 | 75 | 71 | 67 | 67 | 69 | 68 |
平均月間日照時間 | 92.5 | 104.0 | 146.6 | 176.5 | 198.4 | 187.8 | 164.9 | 171.0 | 160.5 | 152.3 | 100.0 | 85.9 | 1,740.4 |
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1876年-現在)[17][18] |
札幌 (札幌管区気象台) 1961–1990年平均の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −1.1 (30) | −0.5 (31.1) | 3.5 (38.3) | 11.1 (52) | 17.3 (63.1) | 21.2 (70.2) | 24.8 (76.6) | 26.1 (79) | 21.8 (71.2) | 15.7 (60.3) | 8.2 (46.8) | 2.0 (35.6) | 12.5 (54.5) |
日平均気温 °C (°F) | −4.6 (23.7) | −4.0 (24.8) | −0.1 (31.8) | 6.4 (43.5) | 12.0 (53.6) | 16.1 (61) | 20.2 (68.4) | 21.7 (71.1) | 17.2 (63) | 10.8 (51.4) | 4.3 (39.7) | −1.4 (29.5) | 8.2 (46.8) |
平均最低気温 °C (°F) | −8.4 (16.9) | −8.0 (17.6) | −3.9 (25) | 2.2 (36) | 7.4 (45.3) | 12.0 (53.6) | 16.6 (61.9) | 18.2 (64.8) | 12.9 (55.2) | 6.0 (42.8) | 0.5 (32.9) | −4.9 (23.2) | 4.2 (39.6) |
出典: 理科年表 |
手稲区・手稲山口(1981年 - 2010年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −0.8 (30.6) | −0.2 (31.6) | 3.5 (38.3) | 11.1 (52) | 17.3 (63.1) | 21.2 (70.2) | 24.7 (76.5) | 26.3 (79.3) | 22.4 (72.3) | 16.2 (61.2) | 8.5 (47.3) | 1.9 (35.4) | 12.7 (54.9) |
日平均気温 °C (°F) | −4.2 (24.4) | −3.7 (25.3) | −0.1 (31.8) | 6.3 (43.3) | 11.6 (52.9) | 15.7 (60.3) | 19.7 (67.5) | 21.5 (70.7) | 17.2 (63) | 11.0 (51.8) | 4.4 (39.9) | −1.4 (29.5) | 8.2 (46.8) |
平均最低気温 °C (°F) | −8.4 (16.9) | −8.3 (17.1) | −4.4 (24.1) | 1.4 (34.5) | 6.4 (43.5) | 11.1 (52) | 15.7 (60.3) | 17.3 (63.1) | 12.2 (54) | 5.7 (42.3) | 0.2 (32.4) | −5.2 (22.6) | 3.6 (38.5) |
降水量 mm (inch) | 98.6 (3.882) | 76.4 (3.008) | 53.9 (2.122) | 47.4 (1.866) | 50.2 (1.976) | 41.4 (1.63) | 72.2 (2.843) | 111.6 (4.394) | 122.7 (4.831) | 105.0 (4.134) | 107.0 (4.213) | 99.1 (3.902) | 985.4 (38.795) |
平均月間日照時間 | 75.6 | 92.1 | 142.9 | 172.8 | 192.5 | 170.3 | 155.6 | 168.3 | 161.8 | 143.1 | 91.6 | 73.9 | 1,640.6 |
出典: 気象庁 |
豊平区・北海道農業研究センター気象観測露場における観測値(1981年 - 2000年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −1.9 (28.6) | −1.2 (29.8) | 2.4 (36.3) | 10.1 (50.2) | 16.0 (60.8) | 19.8 (67.6) | 23.6 (74.5) | 24.9 (76.8) | 21.0 (69.8) | 14.8 (58.6) | 7.3 (45.1) | 1.1 (34) | 11.49 (52.68) |
平均最低気温 °C (°F) | −11.1 (12) | −10.8 (12.6) | −6.3 (20.7) | 0.8 (33.4) | 5.4 (41.7) | 10.3 (50.5) | 15.2 (59.4) | 17.1 (62.8) | 11.8 (53.2) | 5.0 (41) | −1.2 (29.8) | −7.3 (18.9) | 2.41 (36.33) |
降水量 mm (inch) | 60.8 (2.394) | 56.8 (2.236) | 46.0 (1.811) | 57.7 (2.272) | 63.1 (2.484) | 53.9 (2.122) | 81.1 (3.193) | 157.8 (6.213) | 144.2 (5.677) | 106.5 (4.193) | 66.0 (2.598) | 63.0 (2.48) | 956.9 (37.673) |
降雪量 cm (inch) | 64 (25.2) | 89 (35) | 75 (29.5) | 27 (10.6) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 1 (0.4) | 12 (4.7) | 42 (16.5) | - (121.9) |
平均月間日照時間 | 93.9 | 110.9 | 153.3 | 155.2 | 159.5 | 148.2 | 133.6 | 142.9 | 140.1 | 135.9 | 79.3 | 73.6 | 1,526.4 |
出典: 北海道農業研究センター |
冬のヒートアイランド現象
近年は札幌でもヒートアイランド現象が日本三大都市と同様に著しい。この100年間に札幌の1月の最低気温は6.5度上昇し、名古屋の+4.3度や大阪の+3.6度を上回り、東京の+6.9度に近い上昇となっている[19]。札幌管区気象台が設置されている札幌都心では、ヒートアイランド現象により厳寒期に最低気温が-20度前後に下がることは皆無となり、-10度以下になることも激減している。さらに、1月の最低気温の平年値(-7.0度)より低くなることも少なくなった。特に2000年以降の最低気温の上昇率は東京を上回っている。そのため、北海道内で比較的温暖な気候とされていた道南沿岸部や、東北地方内陸部の一部地域よりも厳寒期の最低気温が高くなる日も多くなっている。
地域
行政区
コード | 区名 | 人口 (人) | 面積 (km2) | 人口密度 (人/km2) | 設置日 | 設置理由 |
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01101-1 | 中央区 | 239,982 | 46.42 | 5,169.8 | 1972年4月1日 | 政令指定都市移行に伴う措置 |
01102-9 | 北区 | 286,071 | 63.57 | 4,500.09 | ||
01103-7 | 東区 | 262,310 | 56.97 | 4,604.35 | ||
01104-5 | 白石区 | 214,062 | 34.47 | 6,210.1 | ||
01105-3 | 豊平区 | 224,449 | 46.23 | 4,855.05 | ||
01106-1 | 南区 | 135,752 | 657.48 | 206.47 | ||
01107-0 | 西区 | 218,139 | 75.10 | 2,904.65 | ||
01108-8 | 厚別区 | 126,273 | 24.38 | 5,179.37 | 1989年11月6日 | 白石区より分区 |
01109-6 | 手稲区 | 141,976 | 56.77 | 2,500.9 | 西区より分区 | |
01110-0 | 清田区 | 112,676 | 59.87 | 1,882.01 | 1997年11月4日 | 豊平区より分区 |
人口
札幌市の人口は2008年(平成20年)8月に190万人を突破しており[20]、男女比は女性の10.0人に対し男性は9.0人となっている。10代までは男性人口の方が多く、20代以降は女性人口の方が多くなる。
海に面していない市区町村では、日本一人口が多い。
1920年(大正9年)の第一回国勢調査では、人口は102580人であり、函館市・小樽市に次いで道内では3番目であった[21]。その後は第一次世界大戦後の好景気等によって、当時の基幹産業であった食品加工業や繊維工業などの軽工業が発達し、人口は順調に伸びていった[21]。1941年(昭和16年)の調査では人口が224729人と初めて20万人を超え、函館市を抜いて道内1位となった[21]。第二次世界大戦後は、1950年(昭和25年)の北海道開発法制定・1952年(昭和27年)の第一次北海道総合開発計画施行などの、日本政府主導の北海道開発事業が本格化し、道外資本の道内への進出も活発化した。それによって政府の出先機関が集中した札幌市の経済的役割も急激に上昇し、卸売や中請・下請等の企業・工場などの新設・移転が相次いだ[21](この点に関しては戦中から戦後にかけての日本政府の統制経済政策の影響も大きい[22])。戦後の全国的な都市集中傾向や道内の第一次産業(農林水産業)の不振などの事情もあり、戦前はそれほど顕著ではなかった道内各市町村からの札幌市への人口流入も目立つようになる[21]。1955年(昭和30年)の調査では人口が426620人と40万人を突破した[21]。
全国的な都市集中傾向は昭和30年代の高度経済成長期でさらに進み、北海道の中心都市である札幌市では特に顕著に現れた[21]。道内石炭産業の衰退による炭鉱離職者の札幌市流入とも重なり、年間4万人のペースで人口が急増した[20]。その後、生活圏の拡大により周辺市町のベッドタウン化が進行するものの札幌市の人口は増加の一途をたどり、1965年(昭和40年)の調査では人口が794908人、1970年(昭和45年)の調査では人口が1,010,123人となり日本国内で8番目となる100万人都市となった[20][21]。1972年(昭和47年)には川崎市・福岡市とともに政令指定都市に移行し、区制が施行された[20][21]。戦後の札幌市の大都市化は、北海道内からの道外への人口流出の歯止めになった部分はあるものの、雇用の受け皿となる事業拠点が札幌市やその周辺に集中したことにより、道内の農漁業地域や旧炭鉱地域の過疎化を助長する一因ともなった[21]。札幌市の人口は、平成27年をピークに減少傾向にあると考えられてきたが、平成29年においても、人口は増え続けている。北海道内の自治体で唯一推計人口を毎月発表している。2005年(平成17年)8月1日現在の外国人登録者数は8,414人である。合計特殊出生率は1.07人(平成20年度)である。
![]() | |
札幌市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 札幌市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 札幌市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
札幌市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接する自治体
歴史
江戸時代、洪水により豊平川の流れが東に変わり、元の流路は伏籠川(伏古川)となった。また、松前藩によってアイヌ支配のため開かれた石狩十三場所が1780年代中頃から末にかけて(天明から寛政期)確立。そのうちハッシャブ場所(現在の茨戸川左岸、発寒川合流地付近、現在の北区内)・シノロ場所(現在の茨戸川左岸、篠路川合流地付近、現在の北区内)・ナイホウ場所(伏古川上流付近、現在の東区内)・上サッポロ場所(豊平川流域)・下サッポロ場所(豊平川流域)が現在の札幌市に相当する地域に開かれた。これらの場所と呼ばれる松前藩家臣の知行地は幕末まで存続した。
上記の場所と密接に関わるアイヌのコタン(集落)は明治初期に4つあった。上サッポロコタンが現在の中央区北2条東1丁目付近、(サクシ)コトニコタンが現在の北海道大学キャンパス付近、フコシコタンが現在の東区北9条東9丁目付近、ハッサムコタンが現在の西区琴似4の1付近だった[1]。
戊辰戦争最後の戦いとなった箱館戦争に勝利した明治政府は北海道開拓を本格化。その中心となる札幌の建設を担う開拓判官の島義勇が1869年(明治2年)旧暦11月、小樽経由で札幌入りした。当時は林と湿地が入り混じる原野だった。上記のアイヌコタンのほかは100戸ほどの和人入植者が点在するくらいであった。島は、数百人の職人・人足のほか地元アイヌの協力を得て都市建設を始めたが、食糧が不足し、掘立小屋で犬を抱いて寒さをしのぎながら寝る苦難の着手だった。中央区南1条東1丁目には「札幌建設の碑」があるほか、島の銅像が札幌市役所ロビーと北海道神宮に建てられている[1]。
年表
- 斉明天皇4年(658年):阿部比羅夫の活動した「弊賂弁の島」は札幌低湿地帯とする伝承がある。
- 元文年間:石狩十三場所に場所請負制導入。
- 文化4年(1857年):寛政11年(1799年)に行われた東蝦夷地の幕府直轄に続き、西蝦夷地も幕府直轄となる。
- 安政4年(1857年):箱館奉行によって札幌越新道(銭函—豊平—千歳—勇払)開削。これに伴い現在の豊平橋付近に石狩役所・荒井金助の命を受けた大和民族(和人)が渡し守として定住。志村鐵一家族の3名が豊平川右岸(現在の豊平区側)に、吉田茂八家族の4名が豊平川左岸(現在の中央区側)にそれぞれ住んだ。
- 安政5年(1858年):松浦武四郎が定山渓で温泉(現在の定山渓温泉)発見。荒井金助が現在の北区篠路地区に、農民数十戸・50人を入植させる[25]。石狩地方における農業開拓の嚆矢[25]。
- 慶応2年(1866年):現在の東区北13条東16丁目に、大友亀太郎の役宅が建てられる(現在の札幌村郷土記念館敷地内)。大友堀(現在の創成川)開削。付近は札幌村となる。美泉定山によって定山渓温泉に湯治場が開かれる。
明治
- 明治2年(1869年):明治政府が開拓使設置。蝦夷地を北海道と改称。11国86郡が置かれ石狩国札幌郡となる。島義勇により札幌本府の建設開始。本府とは、政庁或いは政庁を核とした中心市街地のことを指す。島の構想は、現在の大通公園を中心に、北側を官庁街・南側を商業地とする、といったものであった[26]。札幌神社(現在の北海道神宮)創建。
- 1871年(明治4年):岩村通俊により札幌本府の建設再開。開拓事業の本拠地が函館から札幌へ移転。本願寺道路(平岸 - 伊達村尾去別、後の虻田街道、現在の国道230号)が完成。薄野遊郭設営。
- 1872年(明治5年):御用火事(岩村通俊が、当時頻発していた火災の原因となっていた草葺小屋を一掃するため、市街地の一部を計画的に焼き払った)[27]。
- 1873年(明治6年):札幌越新道を前身とする札幌本道(札幌 - 室蘭 - 森 - 函館、現在の国道5号の一部と国道36号)完成。小樽 - 銭函 - 札幌間道路(後の札樽国道、現在の国道5号の一部)開削完成。
- 1875年(明治8年):琴似に最初の屯田兵が入植。東京の開拓使仮学校が札幌に移転し、札幌学校となる。
- 1876年(明治9年):ウィリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)着任(翌年帰国)。札幌学校が札幌農学校と改称(現在の北海道大学は同年開学と位置付けられる)。官営の麦酒醸造所(現在のサッポロビールの前身)を設置。
- 1878年(明治11年):札幌農学校演武場(現在の札幌市時計台)完成。
- 1879年(明治12年):郡区町村編制法施行により、札幌市街地が札幌区となり、札幌郡より離脱[28]。なお、ここでいう区は、開拓使の下部組織として地域を統括する行政区画であり、自治団体ではない。従って後年の地方自治体としての札幌区とは異なる[29]。
- 1880年(明治13年):手宮 — 札幌間に鉄道(手宮線)開通、札幌停車場(現在の札幌駅)開業。
- 1881年(明治14年):要人接待用の施設として、大通に豊平館竣工(1957年〈昭和32年〉に中島公園へ移転)。
- 1882年(明治15年):開拓使廃止。北海道は函館県、札幌県、根室県の3県に分かれる(三県一局時代)。札幌 — 幌内(幌内炭鉱)間に鉄道開通(官営幌内鉄道全線開通)。
- 1886年(明治19年):函館・札幌・根室の3県を廃止し、北海道庁設置。県師範学校を廃し、北海道師範学校(現在の北海道教育大学)設置。
- 1888年(明治21年):北海道庁赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)完成。
- 1890年(明治23年):江別道路(札幌 — 江別、現在の国道12号の一部)完成。
- 1892年(明治25年):市街中心部で大火。全市街戸数の5分の1に当たる887戸が焼失し、区役所・裁判所・警察署等の公共施設も数多く焼失[30]。
- 1896年(明治29年):札幌に第7師団設置。
- 1899年(明治32年):北海道区制施行。地方自治体としての札幌区が発足。北海道拓殖銀行法公布(翌年に北海道拓殖銀行開業)。
- 1903年(明治36年):札幌農学校が現在の北海道大学構内へ移転。
- 1907年(明治40年):東北帝国大学(現在の東北大学)設置の勅令により、札幌農学校が札幌区所在のまま同大の所管となり、東北帝国大学農科大学と改称。
- 1910年(明治43年):札幌村の一部、白石村大字上白石村の一部(現在の菊水地区の一部)、藻岩村大字山鼻村の屯田兵村地区、豊平町大字豊平村の大部分(現在の豊平・旭町・水車町)を編入。また、札幌区内の一部の地域が、琴似村に編入される。札幌市電の前身となる札幌石材馬車鉄道運行開始。
- 1911年(明治44年):大通防火帯に公園設備が加えられ、大通逍遥地(現在の大通公園)完成。札幌市徽章制定。
大正
- 1918年(大正7年):北海道帝国大学(現在の北海道大学)を札幌区に設置。東北帝国大学から農科大学が移管。開道50年記念北海道博覧会開催。札幌石材馬車鉄道の市内路線を電車化し、札幌電気軌道運行開始。定山渓鉄道線運行開始(1969年廃止)。
- 1920年(大正9年):第1回国勢調査。札幌区の人口は102,580人であった(当時の小樽区の人口は108,113人、函館区の人口144,749人が全道一であった)。薄野の遊郭が現在の白石区菊水に移転。
- 1922年(大正11年):市制施行。
- 1924年(大正13年):豊平橋が永久橋となり、木塊舗装竣工。
昭和(終戦まで)
- 1933年(昭和8年):北海タイムスが1927年に設置した飛行場を逓信省航空局札幌飛行場として整備。
- 1934年(昭和9年):札樽国道(現在の国道5号の一部)の全面改修工事完成[31]。
- 1937年(昭和12年):第5回冬季オリンピック(1940年)の開催が決定したが、国際情勢の悪化により翌年返上。
- 1940年(昭和15年):札幌に北部軍司令部設置。第5回国勢調査で、札幌市の人口が206,103人となって函館市の人口(203,852人)を上回り、北海道の都市人口第1位となる。
- 1941年(昭和16年):円山町と合併。
- 1942年(昭和17年):札幌飛行場(丘珠空港)設置。
- 1945年(昭和20年):太平洋戦争末期の日本本土空襲の一環として、アメリカ海軍空母艦載機による北海道空襲が行われる(7月14-15日)。
昭和(戦後)
- 1950年(昭和25年):白石村と合併。『さっぽろ雪まつり』初開催。
- 1955年(昭和30年):琴似町・札幌村・篠路村と合併。藻岩山観光自動車道・藻岩山ロープウェイが営業開始。
- 1957年(昭和32年):さっぽろテレビ塔完成。
- 1959年(昭和34年):「さっぽろライラックまつり」初開催。札幌市中央卸売市場開設。
- 1960年(昭和35年):市民投票により市の花(スズラン)、木(ライラック)、鳥(カッコウ)決定。
- 1961年(昭和36年):豊平町と合併。札幌市民交響楽団(札幌交響楽団)結成。
- 1964年(昭和39年):市民の歌、市旗制定。
- 1967年(昭和42年):手稲町と合併。
- 1968年(昭和43年):「北海道100年記念式典・札幌市創建100年記念式典」開催。
- 1971年(昭和46年):さっぽろ地下街(ポールタウン・オーロラタウン)開業。札幌市営地下鉄南北線(北24条—真駒内)開業[注釈 1]。札幌新道(宮の沢—北34東1)開通。札幌小樽道路(現在の札樽自動車道)開通(1974年全線開通)。
- 1972年(昭和47年):第11回冬季オリンピック大会(札幌オリンピック)開催(2月3日から2月13日)[7]。政令指定都市移行(4月1日)。中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区の7区からなる行政区制施行。 豊平峡ダム完成。
- 1976年(昭和51年):札幌市営地下鉄東西線(琴似駅—白石駅)開業。
- 1978年(昭和53年):札幌市営地下鉄南北線(北24条駅—麻生駅)開業。
- 1981年(昭和56年):札幌新道国道区間(宮の沢—上野幌3条)全線開通(2015年札幌市道区間(上野幌3条—里塚)全線開通)。
- 1982年(昭和57年):地下鉄東西線(白石駅—新さっぽろ駅)開業。
- 1986年(昭和61年):第1回となるアジア冬季競技大会開催。'86さっぽろ花と緑の博覧会(第4回全国都市緑化フェア)開催[32]。
- 1988年(昭和63年):函館本線(琴似駅—苗穂駅間)高架開通。札幌市営地下鉄東豊線(栄町駅—豊水すすきの駅)開業。
平成
- 1989年(平成元年):白石区から厚別区、西区から手稲区が分区。第44回国民体育大会(はまなす国体)開催[33]。
- 1990年(平成2年):パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)初開催[34]。パセオ全面開業。
- 1992年(平成4年):YOSAKOIソーラン祭り初開催[35]。
- 1994年(平成6年):地下鉄東豊線(豊水すすきの駅—福住駅)延伸開業。
- 1996年(平成8年):ジャパンフットボールリーグ(JFL)コンサドーレ札幌(現在の北海道コンサドーレ札幌)誕生[36]。
- 1997年(平成9年):豊平区から清田区が分区。
- 1998年(平成10年):札幌駅北口広場供用開始[37]。
- 1999年(平成11年):地下鉄東西線(琴似駅—宮の沢駅)開業。 JR札沼線(学園都市線)高架開通。地下街アピア開業。
- 2001年(平成13年):札幌ドームオープン[38]。
- 2002年(平成14年):札幌ドームで「2002 FIFAワールドカップ」グループリーグ開催[39]。第6回DPI(障害者インターナショナル)世界会議・札幌大会開催[40]。
- 2003年(平成15年):JRタワー開業。札幌コンベンションセンターオープン。
- 2004年(平成16年):日本ハムファイターズが札幌へ移転し、北海道日本ハムファイターズ誕生[41]。 札幌市交通局の市営バス事業廃止。
- 2006年(平成18年):札幌市立大学開学。
- 2008年(平成20年):第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に参加する新興諸国の首脳が来札し、レセプション開催[42]。インターネットにかんする国際会議「アイコモンズ・サミット」開催[43]。
- 2009年(平成21年):家庭ごみ有料化開始。
- 2010年(平成22年):2010年日本APECの一環として第2回高級実務者会合(SOM2)及び関連会合、貿易担当大臣会合(MRT)開催[44]。
- 2011年(平成23年):札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)開通[45]。
- 2014年(平成26年):札幌市北3条広場(アカプラ)オープン[46]。「札幌国際芸術祭」初開催[47]。
- 2018年(平成30年):北海道胆振東部地震発生、東区元町で市内史上最大となる震度6弱を観測[48]。札幌市民交流プラザオープン。
令和
- 2019年(令和元年):札幌ドームでラグビーワールドカップ2019の予選プールを開催。
行政区画の変遷
- 1869年(明治2年):開拓使設置。蝦夷地を北海道と改称。11国86郡が置かれ石狩国札幌郡となる。
- 1871年(明治4年):開拓使仮本庁所在地(現在の北4条東1丁目付近)を中心に、1里(約3.9キロメートル)四方の区域が、札幌市街区域と定められる[49]。また、その区域内には村落を作らないという方針から、東本願寺管刹所東方の「辛未一(しんぴいち)の村」の住民50戸を、円山村・琴似村へ再入植させた[49]。
- 1872年(明治5年):現在の北3条西6丁目に、開拓使本庁庁舎設置。この新庁舎を中心に東西4町・南北5町が本庁敷地と定められ、さらに1里四方の区域が札幌市街区域と改められた(ただし翌年以降、区域内に次々と村落が新設されたため、その規模は徐々に縮小されていった)[49][50]。
- 1876年(明治9年):大区小区制施行し、札幌郡は第一大区と定められ、その下に6つの小区が置かれた[51]。
- 1879年(明治12年):郡区町村編制法施行によって札幌市街地が札幌区となり、札幌郡より離脱[52]。
- 1880年(明治13年):札幌区・札幌郡が札幌区役所の管轄となる[53]。
- 1884年(明治17年):札幌郡が札幌郡外五郡役所の管轄となり、札幌区役所の管轄は札幌区のみとなる[54]。
- 1886年(明治19年):山鼻村から鴨々中島(現在の中島公園)編入[55][56][57]。同じ頃、円山村の一部編入[55]。
- 1899年(明治32年)10月1日:北海道区制施行し、札幌区となる。札幌区以外の北海道内には函館区と小樽区設置。
- 1910年(明治43年)4月1日:札幌村(現在の中央区と東区の一部)の一部、白石村大字上白石村(現在の白石区の一部)の一部(現在の菊水地区の一部)、藻岩村大字山鼻村(現在の中央区・南区の一部)の屯田兵村地区、豊平町大字豊平村(現在の豊平区の一部)の大部分(現在の豊平・旭町・水車町)編入。また、札幌区内の一部の地域が、琴似村に編入。
- 1922年(大正11年)8月1日:市制施行し、札幌市となる。この時の市域は現在の中央区、北区、東区、白石区、豊平区の各一部。
- 1941年(昭和16年)4月1日:円山町(現在の中央区の一部(西20丁目以西、旭ヶ丘など)、南区の一部(川沿、南沢、藻岩下など))編入。
- 1950年(昭和25年)
- 4月1日:札幌村の一部編入[58]。
- 6月1日:白石村(既に札幌市だった菊水地区の一部を除く現在の白石区の一部、厚別区の全体)編入。
- 1951年(昭和26年)4月1日:広島村の一部編入[59]。
- 1955年(昭和30年)3月1日:琴似町(現在の中央区の一部(宮の森、盤渓)、北区の一部(新琴似、新川、屯田、北25条以北)、西区の一部(旧手稲町の平和、西町、宮の沢を除く地域)、手稲区の一部(新発寒))、札幌村(東区の大部分)、篠路村(現在の北区の一部(篠路))編入。
- 1961年(昭和36年)5月1日:豊平町(既に札幌市だった豊平、旭町、水車町を除く現在の豊平区の一部、清田区と南区の大部分)編入。
- 1967年(昭和42年)3月1日:手稲町(現在の西区の一部(平和、西町、宮の沢)、旧琴似町だった新発寒を除く手稲区の一部)編入。
- 1972年(昭和47年)4月1日:政令指定都市に移行し、中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区の7区による行政区制施行。
- 1973年(昭和48年)12月:小樽市の一部編入[60]。
- 1989年(平成元年)11月6日:西区より手稲区、白石区より厚別区を分区し、9区となる。
- 1997年(平成9年)11月4日:豊平区より清田区を分区し、10区となる。
政治
市政
札幌市は市長の補助機関として副市長(旧称・助役)が置かれ、市長が議会の同意を得て選任する。任期は市長と同じ4年。2018年(平成30年)現在で3人が選任されている[61]。政令指定都市移行後に区制を施行し、現在は10区に分かれている。各区長は市長の事務を補助執行し法令などにより委任された事務を自らの権限と責任で執り行う[61]。また、事務の目的や性質などに合わせて室・局を設け、局には部・所・室などを設けており、さらに課・係などに分かれている。職員数は約14,000人[61]。
医療に関しては、イタリアのバザリア法制定など、世界で精神科病棟の廃止・隔離拘禁の違法化が進む中[62]、札幌市の精神科病床数は全国の市町村で最も多く、7200床がある。人口1万人当たりの精神科病床数は、世界平均が1.5床に対し、札幌市は38床で、札幌市は世界一精神病患者の社会的入院が広がった都市である[63]。
市長
- 歴代首長
代 | 名前 | 就任年月 | 退任年月 |
---|---|---|---|
区長(官選) | |||
初代 | 対馬嘉三郎 | 1899年(明治32年)12月 | 1902年(明治35年)5月 |
2代 | 加藤寛六郎 | 1902年(明治35年)6月 | 1906年(明治39年)6月 |
3代 | 青木定謙 | 1906年(明治39年)11月 | 1912年(大正元年)11月 |
4代 | 阿部宇之八 | 1913年(大正2年)8月 | 1919年(大正8年)8月 |
5代 | 佐藤友熊 | 1919年(大正8年)12月 | 1921年(大正10年)12月 |
市長(官選) | |||
初代 | 高岡直吉 | 1923年(大正12年)2月 | 1927年(昭和2年)12月 |
2代 | 橋本正治 | 1927年(昭和2年)12月 | 1937年(昭和12年)5月 |
3代 | 三沢寛一 | 1937年(昭和12年)7月 | 1945年(昭和20年)7月 |
4代 | 上原六郎 | 1945年(昭和20年)8月 | 1946年(昭和21年)11月 |
市長(公選) | |||
5代 | 高田富與 | 1947年(昭和22年)4月 | 1959年(昭和34年)4月 |
6代 | 原田與作 | 1959年(昭和34年)5月 | 1971年(昭和46年)5月 |
7代 | 板垣武四 | 1971年(昭和46年)5月 | 1991年(平成3年)5月 |
8代 | 桂信雄 | 1991年(平成3年)5月 | 2003年(平成15年)5月 |
9代 | 上田文雄 | 2003年(平成15年)6月 | 2015年(平成27年)5月 |
10代 | 秋元克広 | 2015年(平成27年)5月 | 在任中 |
役所
- 札幌市役所
- 中央区役所
- 北区役所
- 東区役所
- 白石区役所
- 豊平区役所
- 南区役所
- 西区役所
- 厚別区役所
- 手稲区役所
- 清田区役所
行政機構
情報公開
札幌市では、1989年(平成元年)4月に『札幌市情報公開条例』を施行。2000年(平成12年)4月には全部改正後の札幌市情報公開条例を施行。2004年(平成16年)1月からインターネットによる公文書公開請求の受付を開始している[64]。
年度 | 1996 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
札幌市のランキング | 5 | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 7 | 9 | 1 | 2 | 1 | 3 | 11 | |||||
対象都市数 | 12 | 8 | 8 | 9 | 10 | 10 | 12 | 13 | 13 | 14 | 15 | 17 | 19 |
札幌市民憲章
札幌市民憲章は、1963年(昭和38年)11月3日に市民の総意として制定された[66]。
- 札幌市民憲章
- 前章:わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です。
- 1章:元気ではたらき、豊かなまちにしましょう。
- 2章:空も道路も草木も水も、きれいなまちにしましょう。
- 3章:きまりをよくまもり、住みよいまちにしましょう。
- 4章:未来をつくる子どものしあわせなまちにしましょう。
- 5章:世界とむすぶ高い文化のまちにしましょう。
議会
市議会
札幌市は1953年(昭和28年)4月に全国に先駆けて市議会を公開した[67]。市議会には、年4回定期的に開く定例会(通常3月、5月、9月、12月)と必要に応じて開く臨時会があり、その招集は市長が行う。
- 定数:68名
- 任期:2015年(平成27年)5月2日から2019年5月1日
- 議長:鈴木健雄(札幌市議会自由民主党議員会)
- 副議長:恩村一郎(札幌市議会民主党・市民連合議員会)
- 委員会
- 常任委員会
- 総務委員会
- 財政市民委員会
- 文教委員会
- 厚生委員会
- 建設委員会
- 経済委員会
- 議会運営委員会
- 特別委員会
- 会派構成
2019年(令和元年)7月5日時点の会派構成は以下の通り。
会派名 | 議席数 | 当選時の公認・推薦党派 |
---|---|---|
札幌市議会自由民主党議員会 | 27 | 自民党公認27名 |
札幌市議会民主市民連合議員会 | 20 | 立憲民主党公認19名、立憲民主党推薦無所属1名 |
札幌市議会公明党議員会 | 10 | 公明党公認10名 |
日本共産党札幌市議会議員団 | 10 | 日本共産党公認10名 |
札幌市議会市民ネットワーク北海道 | 1 | 市民ネットワーク北海道公認1名 |
道議会
- 北海道議会議員(札幌市選出)
- 定数:28名
- 任期:2019年(令和元年)5月13日から2023年(令和5年)5月12日
選挙区 | 氏名 | 会派名 |
---|---|---|
中央区 (3) | 千葉英守 | 自民党・道民会議 |
檜垣尚子 | 自民党・道民会議 | |
藤川雅司 | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
北区 (4) | 山根理広 | 民主・道民連合(立憲民主党) |
吉川隆雅 | 自民党・道民会議 | |
道見泰憲 | 自民党・道民会議 | |
中野渡志穂 | 北海道議会公明党議員団 | |
東区 (4) | 渡邊靖司 | 自民党・道民会議 |
阿知良寛美 | 北海道議会公明党議員団 | |
渕上綾子 | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
宮川潤 | 日本共産党北海道議会議員団 | |
白石区 (3) | 伊藤条一 | 自民党・道民会議 |
広田まゆみ | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
森成之 | 北海道議会公明党議員団 | |
厚別区 (2) | 花崎勝 | 自民党・道民会議 |
菅原和忠 | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
豊平区 (3) | 吉田祐樹 | 自民党・道民会議 |
松山丈史 | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
大越農子 | 自民党・道民会議 | |
清田区 (2) | 梶谷大志 | 民主・道民連合(立憲民主党) |
宮下准一 | 自民党・道民会議 | |
南区 (2) | 丸岩浩二 | 自民党・道民会議 |
畠山みのり | 民主・道民連合(立憲民主党) | |
西区 (3) | 武田浩光 | 民主・道民連合(立憲民主党) |
加藤貴弘 | 自民党・道民会議 | |
和田敬友 | 自民党・道民会議 | |
手稲区 (2) | 角谷隆司 | 自民党・道民会議 |
須田靖子 | 民主・道民連合(立憲民主党) |
衆議院
- 衆議院議員
- 任期:2017年(平成29年)10月22日から2021年10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
北海道第1区(中央区、南区、西区) | 道下大樹 | 立憲民主党 | 1 | 選挙区 |
船橋利実 | 自由民主党 | 2 | 比例復活 | |
北海道第2区(北区、東区) | (欠員) | |||
北海道第3区(白石区、豊平区、清田区) | 荒井聰 | 立憲民主党 | 8 | 選挙区 |
北海道第4区(手稲区など) | 中村裕之 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
本多平直 | 立憲民主党 | 3 | 比例復活 | |
北海道第5区(厚別区など) | 和田義明 | 自由民主党 | 2 | 選挙区 |
池田真紀 | 立憲民主党 | 1 | 比例復活 |
国家機関
「行政機関所在地一覧」参照[68]
官公庁
- アイヌ総合政策室北海道分室
- 事務総局北海道事務局
- 札幌法務局
- 南出張所
- 北出張所
- 西出張所
- 白石出張所
- 札幌矯正管区
- 北海道地方更生保護委員会
- 札幌保護観察所
- 法務総合研究所札幌支所
- 矯正研修所札幌支所
- 札幌刑務所
- 札幌刑務支所
- 札幌拘置支所
- 札幌少年鑑別所
- 検察庁札幌高等検察庁
- 札幌地方検察庁
- 札幌区検察庁
- 札幌地方検察庁
- 公安調査庁北海道公安調査局
- 出入国在留管理庁札幌出入国在留管理局
- 北海道財務局
- 函館税関札幌税関支署
- 財務総合政策研究所北海道研修支所
- 国税庁札幌国税局
- 札幌北税務署
- 札幌中税務署
- 札幌西税務署
- 札幌東税務署
- 札幌南税務署
- 国税庁国税不服審判所札幌国税不服審判所
- 国税庁税務大学校札幌研修所
- 国税庁長官官房総務課監督評価官室札幌派遣監督評価官室
- 国税庁長官官房国税庁監察官札幌派遣国税庁監察官
裁判所
独立行政法人・特殊法人等
「独立行政法人所在地一覧」「特殊法人等所在地一覧」(平成30年7月1日現在)参照[69][70]
- 北方領土問題対策協会札幌事務所
- 国際協力機構北海道国際センター(札幌)
- 日本学生支援機構北海道支部
- 勤労者退職金共済機構
- 建設業退職金共済事業本部北海道支部
- 清酒製造業退職金共済事業本部北海道支部
- 林業退職金共済事業本部北海道支部
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構
- 北海道支部・北海道職業能力開発促進センター(ポリテクセンター北海道)
- 北海道障害者職業センター
- 労働者健康福祉機構北海道産業保健総合支援センター
- 国立病院機構
- 地域医療機能推進機構
- 農林水産消費安全技術センター札幌センター
- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
- 北海道農業研究センター
- 動物衛生研究部門北海道研究拠点
- 国立研究開発法人森林研究・整備機構
- 森林総合研究所北海道支所
- 森林整備センター東北北海道整備局北海道水源林整備事務所
- 国立研究開発法人水産研究・教育機構北海道区水産研究所
- 農畜産業振興機構札幌事務所
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所北海道センター
- 札幌大通サイト
- 製品評価技術基盤機構北海道支所
- 日本貿易振興機構北海道貿易情報センター
- 中小企業基盤整備機構北海道本部
- 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所
- 自動車技術総合機構北海道検査部
- 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部北海道新幹線建設局
- 自動車事故対策機構札幌主管支所
- 都市再生機構東日本都市再生本部札幌都市再生事務所
- 住宅金融支援機構北海道支店
- 特殊法人等
- 東日本電信電話
- 北海道事業部
- 北海道支店
- NTT東日本札幌病院
- 北海道事業部
- 日本放送協会札幌放送局
- 日本郵便北海道支社
- 日本司法支援センター札幌地方事務所(法テラス札幌)
- 日本たばこ産業北海道支社
- 日本政策金融公庫
- 札幌支店
- 札幌北支店
- 日本政策投資銀行北海道支店
- 日本銀行札幌支店
- 日本私立学校振興・共済事業団北海道会館「札幌ガーデンパレス」
- 放送大学学園放送大学北海道学習センター
- 日本年金機構北海道地域部
- 札幌東年金事務所
- 札幌西年金事務所
- 街角の年金相談センター札幌駅前
- 札幌北年金事務所
- 街角の年金相談センター麻生
- 新さっぽろ年金事務所
- 全国健康保険協会北海道支部
- 日本中央競馬会
- 商工組合中央金庫札幌支店
- 北海道旅客鉄道
- 日本貨物鉄道北海道支社
- 道央支店
- 東日本高速道路北海道支社
道の機関
- 北海道庁
- 北海道議会
- 北海道公安委員会
- 北海道警察
- 石狩振興局
- 北海道教育庁石狩教育局
- 北海道選挙管理委員会事務局石狩支所
- 北海道教育委員会
- 北海道札幌道税事務所
- 北海道立女性相談援助センター
- 北海道立心身障害者総合相談所
- 北海道立衛生研究所
- 北海道立精神保健福祉センター
- 北海道立子ども総合医療・療育センター(コドモックル)
- 北海道計量検定所
- 北海道立札幌高等技術専門学院
- 北海道石狩家畜保健衛生所
- 北海道連合海区漁業調整委員会
- 空知総合振興局札幌建設管理部
- 北海道立道民活動センター(かでる2・7)
施設
公文書館・図書館
- 公文書館
- 図書館
美術館・博物館
文化施設
運動施設
- 札幌市円山球場
- 札幌市麻生球場
- 札幌スタジアム
- 札幌市円山競技場
- 札幌厚別公園競技場
- 札幌サッカーアミューズメントパーク
- 札幌市中央体育館(北ガスアリーナ札幌46)
- 札幌市中島体育センター
- 札幌市北区体育館
- 札幌市東区体育館
- 札幌市美香保体育館
- 札幌市豊平区体育館
- 札幌市月寒体育館・屋外競技場
- 札幌市カーリング場(どうぎんカーリングスタジアム)
- 札幌市手稲区体育館
- 札幌市厚別区体育館
- 札幌市平岸プール
- 札幌市手稲曙温水プール
- 札幌競馬場
- 大倉山ジャンプ競技場
- 宮の森ジャンプ競技場
- 白旗山競技場
- 札幌市星置スケート場(江守記念星置スケート場)
多目的施設
- 札幌ドーム
- 真駒内屋外競技場(真駒内セキスイハイムオープンスタジアム)
- 真駒内屋内競技場(真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
- 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)
- 札幌コミュニティドーム(つどーむ)
- 札幌コンベンションセンター
- 札幌流通総合会館(アクセスサッポロ)
- サッポロファクトリーホール
公園
対外関係
国別外国人登録数
2009年2月の札幌市外国籍市民意識調査 報告書(ダイジェスト版)[72]によると、札幌市の外国人登録総数は9,126 人。
- 内訳
国籍別(上位) | 人数 |
---|---|
中国 | 3,255 人(約35.7%) |
韓国・朝鮮(北朝鮮) | 2,714 人(約29.7%) |
アメリカ合衆国 | 522 人(約5.7%) |
フィリピン | 316 人(約3.5%) |
ロシア | 267 人(約2.9%) |
カナダ | 166 人(約1.8%) |
英国 | 163 人(約1.8%) |
オーストラリア | 150 (約1.6%) |
ネパール | 122人 (約1.3%) |
インドネシア | 108人 (約1.2%) |
その他 | 1343 人(約15.0%) |
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
ポートランド市(アメリカ合衆国 オレゴン州)
ミュンヘン市(ドイツ連邦共和国 バイエルン州)
瀋陽市(中華人民共和国 遼寧省)
ノボシビルスク市(ロシア連邦 ノボシビルスク州)
大田広域市(大韓民国 広域市)
- 提携都市
国内
- 提携都市
- その他
国際機関
「在札幌外国公館等」参照[75]
領事館
- 総領事館
- 名誉領事館
外国政府関連機関
- カナダ政府札幌通商事務所
- 在札幌サハリン州代表部
- 札幌
- 札幌アリアンス・フランセーズ
- 札幌韓国教育院
その他関連機関
経済
北海道経済の中心都市で、2009年(平成21年)度の市内総生産(名目)はおよそ6.2兆円であるが、1995年度(平成7年度)をピークに減少している[76]。物価変動を取り除いた実質では、2004年度(平成16年度)がピークとなっている[76]。札幌市の経済は人口の増加に伴う市民サービスや事業所向けのサービス業などの第三次産業が最も発達しており、地元に形成された需要に対応する内需型産業を中心に発展してきた[76]。
第一次産業
- 明治時代の開拓初期から屯田兵が水田・畑の開墾を行い、1876年(明治9年)には北海道大学の前身となる札幌農学校が設置されるなど北方農業の技術拠点としての役割を担ってきた[77]。太平洋戦争後は札幌市の急速な発展に伴い都市基盤整備のために農地が転用され、農地・農家戸数の減少が進んだ[77]。2006年(平成18年)の農業産出額はおよそ38.4億円で、耕種が30.7億円で畜産が7.8億円となっている[77]。主な産物は、タマネギ(札幌黄)、カボチャ、スイカ、ホウレンソウなどで、タマネギに関しては札幌が栽培発祥の地である。
第二次産業
- 北海道における工事費(出来高ベース)の構成比は、2010年度(平成22年度)で公共56.4%、民間43.6%と公共の割合が半数以上を占めており、全国で最も高い比率となっている[77]。公共事業の減少傾向に伴い札幌市でも建設業の事業所数・従業員数ともに減少している[77]。製造業においては札幌市の製造品出荷額は2010年(平成22年)で4696億円となっており、北海道内では工業都市の苫小牧市・室蘭市に次いで第3位となっている[77]。また、製造業においても事業所数・従業員数ともに減少傾向となっている[77]。主な業種は食料品製造業、印刷・同関連業、金属・機械製造業となっている[77]。
札幌市では「札幌型ものづくり産業」としてIT産業、バイオ産業、コンテンツ産業が新たな産業振興として発展しており、1986年(昭和61年)には札幌テクノパークが分譲開始し、1990年代には札幌駅北口周辺を中心にIT関連企業が集積した[77]。札幌市のIT産業は主要製造業を上回る規模になっており、北海道全体のおよそ8割のシェアになっている[77]。また、2011年(平成23年)12月には札幌市が総合特別区域法による「札幌コンテンツ特区」(2016年特区解除)[78]、札幌市を含む北海道内の一部市町村が「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」に指定されており、フード特区では北海道産の農水産資源や加工品の付加価値向上、販路拡大などを図っている[79]。
第三次産業
- 札幌市で最も発達している産業である。小売業に関しては事業所数は減少傾向であるが、従業者数は飲食料品小売業を中心に増加している[77]。不動産業事業所数の割合は、全国・北海道・地方中枢都市(仙台市・広島市・福岡市)のいずれと比較しても札幌市の割合が上回っている[77]。札幌市中心部(駅前通地区)のオフィス平均賃料は2011年(平成23年)12月末時点で13,445円/坪となっており、東京丸の内地区の3分の1の賃料となっている[77]。札幌市は2000年度(平成12年度)からコールセンターの誘致活動を行っており、金融業・保険業・小売業など全国有数のコールセンター集積地となっている[77]。サービス業に関しては、学術研究・専門技術サービス業事業所数の構成比が全国・北海道と比較して高い割合になっている[77]。また、サービス業における業種別の従業者数の構成比をみると、医療・福祉業が最も多く、次いで宿泊業・飲食業、生活関連サービス業・娯楽業と続いている[77]。
札幌市に拠点を置く企業
農林業
建設業
製造業
- 食品
- 石屋製菓
- 永光農園
- かね彦
- 北の達人コーポレーション
- きのとや
- コトメンフーズ
- 坂栄養食品
- さがみ屋
- サザエ食品
- サッポロウエシマコーヒー
- 札幌キムラヤ
- 札幌酒精工業
- 札幌千秋庵製菓
- 札幌バルナバフーズ
- 札幌パリ(ヤマザキグループ)
- サッポロビール(東京都との二本社制)
- 佐藤水産
- サンマルコ食品
- 春雪さぶーる(エア・ウォーターグループ)
- 食農
- 新札幌乳業
- ソラチ※登記上の本社は芦別市
- 土倉(伊藤園グループ)
- テンフードサービス(みよしのさっぽろで外食チェーンも営む)
- どんぐり
- 西山製麺
- 日糧製パン(ヤマザキグループ)
- 日本清酒
- 福山醸造
- ベル食品
- 北欧STプラン
- ホクリヨウ
- 北海道コカ・コーラボトリング(大日本印刷グループ)
- 北海道畜産公社
- ほんま
- 横山製粉
- よつ葉乳業 ※登記上の本社は音更町
- ロイズコンフェクト
- ロバパン
- わらく堂
- ろまん亭
- 機械
- 石油・石炭製品
運輸
- 公共交通
- AIRDO
- 北海道エアシステム(JALグループ)
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 札幌ばんけい(ばんけいバス)(太陽グループ)
- ジェイ・アール北海道バス(JRバス)
- じょうてつ(じょうてつバス)(東急グループ)
- ハートランドフェリー
- その他運輸
卸売業
小売業
- 百貨店・スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- セコマ(セイコーマート)
- ホームセンター
- ジョイフルエーケー
- ニトリ(ニトリホールディングス)
- DCMホーマック(DCMホールディングス)
- ホーマックニコット(DCMホールディングス)
- ドラッグストア
- 保険調剤薬局
- メディカルシステムネットワーク
- 自動車・産業機械小売
- エムズメッセ
- カメイオート北海道
- 札幌トヨタ自動車
- 札幌トヨペット
- 札幌日産自動車
- トヨタカローラ札幌
- 日産プリンス札幌販売
- 日本ニューホランド(ニューホランドAg)
- ネッツトヨタ札幌
- ネッツトヨタ道都
- 東日本テクノ
- 北海道いすゞ自動車(国際興業グループ)
- 北海道スバル
- 北海道日産自動車
- 北海道三菱自動車販売
- UDトラックス北海道
- 燃料・ガス小売
- 外食産業
- その他小売
金融・保険業
- 金融機関
- 北洋銀行
- 北海道銀行
- 北海道信用金庫
- 北央信用組合
- 札幌中央信用組合
- ウリ信用組合
- 北海道労働金庫
- JAバンク北海道(北海道信用農業協同組合連合会)
- JFマリンバンク北海道(北海道信用漁業協同組合連合会)
- 生命保険
- アクサ生命(東京都との二本社制)
- 証券業
- 証券取引所
- その他金融・保険
不動産業
サービス業
- 観光
- アミューズメント
- 医療・福祉サービス
- 広告代理
- コンサルタント
- 人材紹介
- 学習支援
- その他サービス
札幌市に事務局を置く協同組合
- 札幌市農業協同組合
- サツラク(サツラク農業協同組合)
- 生活協同組合コープさっぽろ
- 東北海道貸切バス事業協同組合
- ホクレン(ホクレン農業協同組合連合会)
- 北海道NOSAI(北海道農業共済組合連合会)
- 北海道ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)
- 北海道季節労働組合
その他協会・団体
産業団地一覧
「さっぽろ産業ポータル」参照[80]
- 北区
- 新川地区工業団地
- 東区
- 東苗穂工業団地
- 丘珠鉄工団地
- 丘珠地区工業団地
- 札幌市リサイクル団地
- 白石区
- 米里北地区工業団地
- 大谷地流通業務団地(流通センター)
- 南区
- 札幌アートヴィレッジ
- 西区
- 発寒鉄工団地
- 発寒鉄工関連団地
- 発寒木工団地
- 発寒地区第2工業団地
- 発寒地区第3工業団地
- 発寒地区第4工業団地
- 厚別区
- 厚別地区軽工業団地
- 厚別地区第2軽工業団地
- 札幌テクノパーク
- 手稲区
- 手稲工業団地
- 手稲山口地区軽工業団地
- 清田区
札幌市で創業された主な企業
- アルケミスト(キャラクター商品開発・ゲーム企画販売。現在の本社は東京都江東区)
- ウェルネット(いちたかガスワンと源流を同じくしていたが、現在は本社を東京都に移転し、同社との資本関係は無い)
- 工房(コンピュータシステム企業。現在の本社は埼玉県川口市)
- サッポロビール(開拓使麦酒醸造所の後身である札幌麦酒会社を源流の一つとする)
- つぼ八(外食チェーン。現在の本社は東京都中央区)
- とんでん(和食レストラン。現在の本社はさいたま市南区)
- 日本調剤(保険調剤薬局。現在の本社は東京都千代田区)
- ハドソン(ゲームソフト製作会社。コナミデジタルエンタテインメントに吸収され法人格消滅。後に東京都港区に移転)
- 北海道エア・ウォーター(総合ガス企業。現・エア・ウォーター。現在の本社は大阪市中央区、登記上の本店は札幌市)
- メロンブックス(同人ショップ。現在の本社は東京都台東区)
- 雪印乳業(食品製造業。現在の雪印メグミルク。現在の本社は東京都新宿区、登記上の本店は札幌市)
- 道水(旧社名「北海道水産製造」。札幌市で創業し、本社を北海道函館市へ移した移転)
かつて札幌市にあった企業
情報・通信
マスメディア
テレビ・FMの送信所は手稲山、AMラジオの送信所は江別市(江別ラジオ放送所)に設置している。2015年6月現在、札幌市では全国の市区町村(基礎自治体)で最も多い8局が放送している。
新聞社
出版社
- 財界さっぽろ(財界さっぽろ)
- 太陽(月刊クォリティ)
- Re Studio(リ・スタジオ)(北方ジャーナル)
- 北海道アルバイト情報社
- 北海道出版企画センター
放送局
- テレビ放送
- 北海道放送(HBC)※JNN・TBSネットワーク系列(リモコンキーID=1ch)
- 札幌テレビ放送 (STV)※NNN・NNS系列(リモコンキーID=5ch)
- 北海道テレビ放送(HTB)※ANN・テレビ朝日ネットワーク系列(リモコンキーID=6ch)
- テレビ北海道(TVh)※TXN系列(リモコンキーID=7ch)
- 北海道文化放送(UHB)※FNN・FNS系列(リモコンキーID=8ch)
- エリア放送
- ことにTV 琴似商店街(西区)
- ラジオ放送局
- 北海道放送
- STVラジオ※NRN系列(1440kHz・FM:90.4MHz)
- エフエム北海道(AIR-G')※JFN系列(80.4MHz・大通:79.2MHz)
- エフエム・ノースウェーブ(NORTH WAVE)※JFL系列(82.5MHz・大通:77.2MHz)
- コミュニティ放送局
- インターネットラジオ局
- SSKラジオ放送(札幌総合コミュニティーラジオ放送)
- ケーブルテレビ事業者
通信
- 情報処理・データセンター
- 電気通信
- ソフトウェア
- その他
生活基盤
ライフライン
ガス
- 北海道ガス(北ガス)
- 北海道セントラルガス
電力
- 北海道電力(ほくでん)
- 北海道パワーエンジニアリング
熱供給
教育
- 国立大学
- 公立大学
- 私立大学
- 私立短期大学
交通
IC乗車カードはJR北海道が導入している「Kitaca」、札幌市交通局が導入している「SAPICA」があるが、KitacaがSAPICAエリア(一部を除く)で片利用できるサービスのため、注意が必要である[81][82]。また、高齢者の社会参加を促進するため「敬老優待乗車証」や、障がい者交通費助成として「福祉乗車証」などを発行している[83][84]。
空港
鉄道
現在の鉄道路線は、JR北海道の他、札幌市交通局が運営する札幌市営地下鉄・札幌市電がある。中心となる駅はJR札幌駅と地下鉄大通駅である(両駅は地下歩行空間を介して直結している) 。私鉄系では、かつて定山渓鉄道株式会社(現在のじょうてつ)が運営する定山渓鉄道線が存在したが、1969年に全線廃止となった。
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 札沼線(学園都市線)
- 日本貨物鉄道北海道支社(JR貨物)
- 一条線
- 山鼻西線
- 西15丁目停留場 - 西線6条停留場 - 西線9条旭山公園通停留場 - 西線11条停留場 - 西線14条停留場 - 西線16条停留場 - ロープウェイ入口停留場 - 電車事業所前停留場 - 中央図書館前停留場
- 山鼻線
- 都心線
- すすきの停留場 - 狸小路停留場 - 西4丁目停留場
シェルター内を走行する札幌市交通局5000形電車(2006年11月)
索道・鋼索鉄道
バス
かつては路線バスで札幌市営バスが運行していたが、北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつの3社に譲渡して廃止した。都市間バスは札幌駅周辺から北海道内各都市への高速バス、新千歳空港および札幌丘珠空港への連絡バス、観光地へのシャトルバスが発着している。
路線バス
バスターミナル
タクシー
北海道運輸局によれば、札幌交通圏における2013年度末の合計タクシー車両台数は4,874両(適正車両数4728両)。2013年度の実働実車率は30.4 %(2001年度比マイナス14.1 %)。2013年度の総実車キロは1億1,773万5,777 km(前年度比1.2 %増)。2013年度の日車営収および日車実車キロは、それぞれ28,800円および74.8 km(2001年度比の日車営収はマイナス23. 9%、日車実車キロはマイナス30.2 %)であった。この事実を受けて2015年10月20日に運輸審議会は「札幌圏ではタクシーの供給輸送力を削減しなければ、タクシー事業の健全経営を維持し、公共交通としての機能を発揮できない」として、タクシー適正化・活性化法第三条第一項に基づき、札幌交通圏[注釈 2]を総車両数を制限することが可能な「特定地域」として指定することが適当であると判断した。特定地域の指定期間満了日は2018年10月31日である[85]。
北海道ハイヤー協会加盟事業者による普通車の初乗り上限運賃は、距離制 (1.6 km) が670円、時間制(30分)が2,830円となっている[86]。
道路
札幌市街地の道路は、開拓使の都市計画に基づき1869年(明治2年)に始まり1871年(明治4年)から本格的に作られ始められ、碁盤の目のように走っているのが特徴である[87]。札幌の建設を計画した開拓使の判官島義勇は、中国の長安や日本の京都風にしたいと考えていたが、工事の難航から免官となり、1870年(明治3年)に開拓次官の黒田清隆がこれに代わって多くのアメリカ人技師を招き寄せて新都市を開発し、アメリカ式のまちづくりを行っていった結果だといわれる[87]。当初は、札幌の街路の名称に「札幌通」「石狩通」といったアメリカ式に地名を街路名とするネーミングがなされていたが、明治の中頃からは、街路名に東西路は「南1条」、南北路は「西1丁目」のように京都風の名称がつけられた[87]。
高速道路
国道
観光
文化財
「札幌市内の指定文化財(国・道・市)」参照[88]
国指定
- 重要有形民俗文化財
- アイヌのまるきぶね - 北海道大学植物園内 北方民族資料室蔵
- 重要無形民俗文化財
- アイヌ古式舞踊 - 札幌ウポポ保存会[89]
- 史跡
- 開拓使札幌本庁本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎
- 琴似屯田兵村兵屋跡
道指定
- 有形文化財
- 旧永山武四郎邸
- 琴似屯田兵屋 - 琴似神社境内
- 札幌市K-446遺跡出土の遺物 - 札幌市埋蔵文化財センター蔵
- 新琴似屯田兵村記録 - 北海道大学附属図書館蔵
市指定
- 無形文化財
- 丘珠獅子舞 - 丘珠獅子舞保存会
- 有形文化財
- 旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)
- 旧琴似川流域の竪穴住居跡分布図 - 札幌市埋蔵文化財センター蔵
- 札幌独立キリスト教会文書 - 札幌独立キリスト教会蔵
- 札幌市N30遺跡出土品 - 札幌市埋蔵文化財センター蔵
- 新琴似屯田兵中隊本部
- 清華亭
- 木造日蓮聖人坐像 - 妙心寺
- 旧札幌控訴院(現:札幌市資料館)
- 有形文化財および史跡
- 札幌村・大友亀太郎関係歴史資料及び史跡 - 札幌村郷土記念館
- 史跡
国登録
「札幌市内の登録文化財」参照[90]
- 登録有形文化財
- エドウィン・ダン記念館(旧北海道庁真駒内種畜場事務所)
- 旧西岡水源池取水塔
- 黒田家住宅(母屋・蔵・門・塀)
- 杉野目家住宅
- 日本基督教団札幌教会(旧札幌美以教会堂)
- 沼田家住宅旧第二りんご倉庫
- 柳田家住宅旧りんご蔵
- 北星学園創立百周年記念館(旧北星女学校宣教師館)
- 北海道大学旧札幌農学校昆虫学及養蚕学教室
- 北海道大学旧札幌農学校図書館読書室・書庫
- 北海道大学農学部博物館バチェラー記念館
- 北海道大学附属植物園庁舎(旧札幌農学校動植物学教室)(現宮部金吾記念館)
- 北海道大学古河記念講堂(旧東北帝国大学農科大学林学科教室)
- 北海道知事公館(旧三井クラブ)
- 遠藤家住宅(主屋・蔵・南石蔵・北石蔵・表門・塀)
- 札幌市旧三菱鉱業寮
観光スポット
- 中央区
- 北区
- 北海道大学
- 北海道大学古河記念講堂
- 北海道大学総合博物館
- 札幌農学校第2農場
- 北海道大学ポプラ並木
- 北海道大学イチョウ並木(北13条道路)
- 北海道さっぽろ「食と観光」情報館「Kita・Bell」(キタベル)
- 北海道どさんこプラザ(「Kita・Bell」内)
- 清華亭
- 百合が原公園
- ペケレット湖
- あいの里公園(トンネウス沼)
- 東区
- 白石区
- 豊平区
- 南区
- 西区
- 厚別区
- 手稲区
- 清田区
- 平岡樹芸センター
- 札幌ふれあいの森
文化・名物
祭事・催事
- さっぽろ雪まつり(2月)
- すすきのアイスワールド(2月)
- さっぽろライラックまつり(5月)
- もいわやまの日(5月から6月)
- YOSAKOIソーラン祭り(6月)
- 北海道神宮例大祭(札幌まつり)(6月)
- 四番街まつり(6月または7月)
- 北海道真駒内花火大会(7月)
- カルチャーナイト(7月)
- 道新・UHB花火大会(7月)
- さっぽろ夏まつり(7月から8月)
- すすきの祭り(8月)
- さっぽろタパス(9月)
- アシリチェップノミ(9月)
- さっぽろオータムフェスト(9月)
- 札幌国際短編映画祭(9月または10月)
- さっぽろ菊まつり(11月)
- さっぽろホワイトイルミネーション(11月から2月)
- ミュンヘン・クリスマス市(11月から12月)
- 音楽イベント
- パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF、7月から8月)
- SAPPORO CITY JAZZ(7月から8月)
- さっぽろ旭山音楽祭(7月)
- スポーツ大会
- 雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会(1月)
- 札幌オリンピック記念国際スキージャンプ競技大会(1月)
- 札幌国際スキーマラソン(2月)
- 札幌市長杯争奪スノーホッケー大会(2月)
- 宮様スキー大会国際競技会(3月)
- 伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会(3月)
- 北海道を歩こう(5月)
- 札幌市民体育大会(7月)
- 南部忠平記念陸上競技大会(7月)
- 札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会(7月または8月)
- 札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会(7月または8月)
- 全国スポーツ少年団軟式野球交流大会(8月)
- 北海道マラソン(8月)
- ツール・ド・北海道(9月)
- 札幌マラソン(10月)
- 札幌市でこれまでに開催された主なスポーツ大会
- 1954年(昭和29年):第9回国民体育大会秋季大会。1954年世界オールラウンドスピードスケート選手権大会男子大会。
- 1972年(昭和47年):第11回オリンピック冬季競技大会(札幌オリンピック)[7]。なお、同大会のアルペンスキー競技は第22回アルペンスキー世界選手権を兼ねていた。
- 1986年(昭和61年):第1回アジア冬季競技大会。
- 1989年(平成元年):第44回国民体育大会(はまなす国体)[33]。
- 1990年(平成 2年):第2回アジア冬季競技大会。
- 1991年(平成 3年):第15回ユニバーシアード冬季競技大会。
- 1996年(平成 8年):第5回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)北海道大会。
- 1997年(平成 9年):第19回世界アマチュア囲碁選手権戦。
- 2002年(平成14年):2002年FIFAワールドカップグループリーグ3試合[39]。
- 2006年(平成18年):2006年バスケットボール世界選手権グループゲームラウンド15試合。
- 2007年(平成19年):2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会(アジア初開催)。
- 2008年(平成20年):2008年世界ラリー選手権・ラリージャパン。
- 2010年(平成22年):2010年世界ラリー選手権・ラリージャパン。
- 2017年(平成29年):2017年アジア冬季競技大会。
- 2019年(令和元年):ラグビーワールドカップ2019
音楽
スポーツ
- プロ野球
- 社会人野球
- 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
- 日本女子サッカーリーグ
- フットサル
- エスポラーダ北海道(日本フットサルリーグ)
- エスポラーダ北海道イルネーヴェ(日本女子フットサルリーグ)
- ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)
- バレーボール
- アイスホッケー
- 北海道フォクシーズ
- 札幌ホッケークラブ
- 札幌インフィニティーズ(女子)
- ボルテックス札幌アイスホッケークラブ(女子)
- カーリング
- 北海道コンサドーレ札幌(男子)
- 北海道銀行フォルティウス(女子)
- ノルディックスキー(スキージャンプ)
- チーム土屋
- チーム雪印メグミルク
- アメリカンフットボール
- ラグビー
- 陸上競技
- ホクレン女子陸上競技部
- ボクシング
- 協栄札幌赤坂ボクシングジム
- 北海道畠山ボクシングジム
- プロレス
名物
「味噌ラーメン」や「スープカレー」発祥の地とされ[91][92]、北海道の新鮮な食材を活かした様々な食文化が発達している。2005年に「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」が設立しており、洋菓子製造が盛んな札幌からスイーツの普及を通して北海道経済に新たな活力を生み出そうと各方面への取り組みが行われている[93]。2009年には札幌市として『北海道の食を愛するまち札幌』宣言を行い、北海道内外に食を発信するだけではなく、北海道の食を消費していくことの必要性を唱えている[94]。
- 名物
- 名産
- 札幌黄(東区丘珠地区で生産されるタマネギの品種)「味の箱舟」登録品種
- さつおう(東区丘珠地区で生産されるタマネギの品種。札幌黄の改良品種)
- 札幌大球(最大級の大きさで生産されるキャベツの品種)「味の箱舟」登録品種
- 大浜みやこ南瓜(手稲区山口地区で生産されるカボチャの品種)
- サッポロスイカ(手稲区山口地区で生産されるスイカの品種)
- ポーラスター(清田区真栄・有明地区で生産されるホウレンソウの品種)
- サトホロ(札幌市農業センターが開発したイチゴの品種)
- 札幌八行(北海道伝統野菜のトウモロコシの品種。大通公園名物焼きとうきび創業当時の品種で一般に「八列とうきび」と呼ばれる)「味の箱舟」登録品種
- サッポロミドリ(雪印種苗が開発した札幌発祥の枝豆の品種
- 札幌大長ナンバン(札幌伝統野菜のトウガラシの品種)
- 札幌白ゴボウ(札幌伝統野菜のゴボウの品種)
出身・関連著名人
栄誉(名誉)市民
平岸霊園内の栄誉市民霊域には、橋本、高岡、板垣の墓所がある。
著名な出身人物
札幌市を舞台とした作品
「札幌フィルムコミッション」は、札幌を舞台にした映画やテレビ番組、CM撮影などに対してロケ地や気象、イベント情報、撮影時に必要な申請などの各種情報を提供している[95]。また、「ジャパン・フィルムコミッション」北海道ブロック長として、北海道全域で撮影する際には北海道内各自治体への連絡窓口となって撮影が円滑に進むように支援している[96]。
脚注
注釈
出典
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参考文献
- ロム・インターナショナル(編)『道路地図 びっくり!博学知識』河出書房新社〈KAWADE夢文庫〉、2005年2月1日。ISBN 4-309-49566-4。
関連項目
外部リンク
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