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エアバス、カタール航空のA321neoの発注取り消し A350の塗装劣化問題で
内容をざっくり書くと
カタール航空は12月、イギリス・ロンドンの高等裁判所でエアバスに対して 法的手続きを開始 。
エアバスが、カタール航空によるエアバスA321neo、50機の発注を取り消したことがわかった。ロイタ… →このまま続きを読む
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カタール航空
カタール航空(カタールこうくう、アラビア語: الخطوط الجوية القطرية; al-khuṭūṭ al-jawwīya al-qaṭarīya, 英語: Qatar Airways)は、カタールの国営航空会社でカタールのナショナル・フラッグ・キャリア。
概要
カタールの首都ドーハにあるハマド国際空港を本拠地としている。コードシェアも含め150都市以上の国際的な目的地へ繋がっている。ワンワールドメンバーでアラブ航空会社機構の一員でもある。
イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けでは、「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている[1]。航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [2]
歴史
1993年11月22日に設立され、1994年1月20日にドーハ - アンマン線で運航を開始した。当社は元々王族の一族が所有者であったが、CEOのアクバル・アル=バーキル[注釈 1] (أكبر الباكر; ’akbar al-bāker, Akbar Al Baker) による新しい経営チームによって1997年4月に新しく設立された。資本はカタール政府(50%)及び民間投資家(50%)によって所有されている。ここ10年で、毎年35%の成長率でネットワークを広げている。
2007年に行われたドバイ航空ショーにおいて、カタール石油、シェル石油、エアバス、ロールス・ロイス、カタール・サイエンス&テクノロジー・パークの5社と提携し、天然ガス由来液体燃料を開発することを決定した[3]。これが実現すれば、カタール航空が世界で最初に天然ガス由来の燃料で飛行機を飛ばす航空会社になると示唆した。炭酸ガスの排出を大幅に削減し、地球温暖化の抑制を貢献できる利点があるとしている。
2007年、カタール航空は80機のA350や30機のボーイング787など、160億ドルにも及ぶ機材を発注した。また、今後数年で200機以上総額300億ドルに及ぶ機材発注を行う予定である。2008年、12月時点で平均機体年齢が3.2年と世界で最も新しい機材を使用している。
2010年4月25日、ドーハ - 東京/成田線就航。当初は関西国際空港経由で運航していたが、2012年10月28日より直行便化された[4]。
2012年10月8日、ワンワールドへ加盟するとの発表が出された。2013年9月9日、 ワンワールドへ10月30日から加盟を正式発表[5]。これを記念して、ワンワールド塗装をまとったボーイング777-300ER(機体番号:A7-BAA)のお披露目も行なわれた[6]。
2014年5月27日の発着便から、ドーハの発着空港をドーハ国際空港からハマド国際空港に移転した[7][8][9]。
2014年6月18日、ドーハ - 東京/羽田線就航[10][11]。
2014年9月17日、購入していた超大型機であるエアバスA380が引き渡されたが[12]、今後は退役する見込みとなっている[13]。
2014年12月22日、エアバスA350の最初の1機がエアバスから引き渡され、2015年1月15日からドーハ - フランクフルト線で運航を開始した[14][15]。
2016年1月12日、ドーハ - 関西線を週7便から週5便に減便[16]、同年3月31日、ドーハ - 関西線を運休[17]。
2017年2月5日よりドーハ - オークランド線を就航[18]。17時間30分の世界最長フライトとなる。
2017年6月5日、一部のイスラム諸国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦・バーレーン・エジプト・イエメン・モルディブなど)がカタールと国交断絶を表明したこと(カタール外交危機)により、対象国との運航便は運航停止され運休扱いとなったほか、サウジアラビア・エジプト・バーレーン・アラブ首長国連邦に関しては領空通過も禁止された。このため、北アフリカ向けの便については、イランやトルコ上空から地中海上空に、またサブサハラアフリカ向けの便については、オマーン上空からアデン湾上空に抜けるなど、アラビア半島を大きく迂回する形で飛行するようになっている。
2020年4月6日よりドーハ - 関西線を運航再開予定[19]であったが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年6月15日まで就航が延期された[20]。
2021年1月、前述カタール外交危機による運休及び領空通過禁止措置は順次開放され運航再開している[21][22]。
保有機材
同社が発注したボーイング社製の航空機の顧客番号(カスタマーコード)はDZで、航空機の形式名はB777-2DZLR、B777-3DZERなどとなる。 ※エグゼクティブ部門においてボンバルディア グローバル 5000型機やチャレンジャー605型機なども運用している。
備考
- エアバスA350XWBのローンチカスタマーで900型、1000型を発注。2014年12月に最初の1機を受領し、2015年1月15日からドーハ - フランクフルト路線に就航させた[23]が、21年8月にカタール航空当局の指示により、保有するA350x13(900型x11機、1000型x2機)機の塗装下地が想定より早く劣化が判明したため飛行停止措置を執り、代替機としてA350導入により整備保管していたA330の運用復帰させたと発表[24]。
- エアバスA320neo型機80機やボーイング777X型機100機を発注済み[25]。
運用機材リスト
カタール航空の機材は以下の航空機で構成される。
機種 | 運用機数 | 発注機数 | 座席数 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
F | C | Y | 計 | ||||
エアバスA320-200 | 29 | - | - | 12 | 120 | 132 | 一部ウィングレット装着機 2024年までに退役予定 |
132 | 144 | ||||||
エアバスA321-200 | 3 | - | - | 12 | 170 | 182 | |
エアバスA330-200 | 6 | - | - | 24 | 236 | 260 | A350塗装剥離問題により復帰 |
エアバスA330-300 | 8 | - | - | 30 | 275 | 305 | |
エアバスA350-900 | 36 | - | - | 36 | 247 | 283 | 塗装下地剥離問題により11機飛行停止 |
エアバスA350-1000 | 19 | 23 | - | 46 | 281 | 327 | 塗装下地剥離問題により2機飛行停止 及び2021年以降受領延期中 |
エアバスA380-800 | 10 | - | 8 | 48 | 461 | 527 | 2024年から段階的に退役させる予定で コロナにより整備待機させていたが A350の塗装下地剥離問題により 2021年12月から5機が順次復帰再稼働予定[29] |
ボーイング737MAX10 | - | 25 | - | 25機の追加オプション付き[30] | |||
ボーイング777-200LR | 9 | - | - | 42 | 217 | 259 | |
230 | 272 | ||||||
ボーイング777-300ER | 50 | 1 | 42 | 312 | 354 | ||
316 | 358 | ||||||
24 | 388 | 412 | A350XWBの塗装剥離問題により出資している キャセイパシフィック航空の中古機をリース導入 | ||||
ボーイング777-8X | - | 10 | |||||
ボーイング777-9X | - | 30 | |||||
ボーイング787-8 | 30 | - | - | 22 | 232 | 254 | 2020年以降ボーイング側の品質問題もあり受領延期中 |
ボーイング787-9 | 7 | 23 | - | 30 | 281 | 311 | |
ボーイング747-8F | 2 | - | 貨物機 | ||||
ボーイング777F | 26 | 2 | 貨物機 | ||||
ボーイング777XF | 0 | 34 |
画像
就航都市
サービス
機内サービス
カタール航空の機内サービスの評価は国際的にも非常に高く、イギリスのスカイトラックス社による「5つ星航空会社」に認定されている11社のうちの1つに数えられる(2017年現在)。2007年にファーストクラス「世界第1位」の称号を受賞。中東地域におけるベストキャビンクルーの称号については6年連続獲得している(2008年現在)。さらに、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」賞では、2011年、2012年、2015年、2017年と4回1位を獲得しており、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、エミレーツ航空などと共に高い評価を受けている。また、保有機就航年数も平均約4年と世界の中で最も新しい飛行機を所有・運航しており、設立以来1度も重大事故を起こしていないことから安全性も高いと言える。
座席構成は、エアバスA380とエアバスA330(※-200、-300の一部)がファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスの3クラス、その他の機材はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスで運航されている。
機内食は豚肉を使わないムスリム食。日本路線においては、和食、ウエスタン、アラビア料理の3つのチョイスがある。事前予約が必要な特別食も充実している。また、エコノミークラスにおいてもビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカ、ブランデーなど多様なスピリッツが無料で提供されている。
客室乗務員は世界100カ国以上出身の多国籍で構成されており、日本路線には日本語話者も常時2~3人程度乗務している。また、日本就航以前から日本人客室乗務員を採用しており、日本路線のみならず就航している全路線に乗務している。
地上サービス
ハマド国際空港にて、ビジネスクラス、ファーストクラスの乗客には、アル・ムルジャン ビジネスラウンジにて、食事やシャワーのサービスを提供している [82]。 乗り継ぎ時間が5時間から12時間ある乗客には、無料の市内観光ツアーが実施されている[83]。乗り継ぎ時間が8時間を超える乗客には、ホテルを提供している[84]。
ドーハ国際空港を利用していた当時は、世界初となる、ファースト・ビジネスクラス専用「プレミアム・ターミナル」を2006年にドーハ国際空港に開設していた。スパ、サウナ、ジャグジ、マッサージ、仮眠室や、最先端の会議室、ビジネス施設、保育所、ビデオゲームルーム、レストラン、デューティーフリー・ショップなども設けられている。また、ドーハ国際空港にてヨーロッパ路線に乗り継ぐファーストクラス利用者には「プレミアムターミナル」から搭乗機まで、BMW・7シリーズでの送迎をしていた[85]。
マイレージサービス
カタール航空のマイレージサービス「プリヴィレッジクラブ」は、ワンワールド加盟航空会社でコードシェア便を運航している日本航空やアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどのほか、以下の会社とも相互協定を結んでいる。
受賞歴
- 中東ベストキャビンクルー7年連続受賞(2009年時点)
- ファーストクラス世界第1位(2007年)
- 中東ベストエアライン(2009年)
- ベストエコノミークラス(2009年)
- Skytrax エアライン・オブ・ザ・イヤー[86](2015年)
その他、エアライン・オブ・ザ・イヤーにも毎年、上位にランクインしている。
アメリカのフライトスタッツ社の調べによると、定時到着率は83.64%[87]と高い。
その他
- 垂直尾翼に描かれている同社のシンボルマークは、アラビアオリックスである。機内誌は『oryx』。
- 2017年8月9日より、カタール国政府が査証無しで入国できる制度を開始した。この際に、最低6カ月間の有効期限のあるパスポートと帰路の航空券を提示すると、有効期限内なら何度でもカタールに入国できる複数回有効の査証が無料で発行される。なお本制度は国籍によって異なり、30日間滞在の場合は30日間有効となり、申請をするとさらに30日間の滞在延長ができる[88]。90日間滞在の場合は180日間有効となる[89][90]。
コードシェア
ワンワールド加盟航空会社
その他
アシアナ航空
フィリピン航空
ミドル・イースト航空
ルフトハンザドイツ航空
中国南方航空(2020年1月からコードシェア開始予定)[92]
スポンサーシップ
2012年11月、カタール航空はFCバルセロナのスポンサーになるとともに商業スポンサーとしては史上初のユニフォーム胸スポンサーとなり[93]、2016年シーズン末で契約満了となった。
2014年10月、サウジアラビアのサッカークラブ、アル・アハリ(Al-Ahli)は推定年間1600万ドル(約17億6000万円)の3年契約を締結していたが2017年6月に国交断絶が発表されたわずか数時間後に契約を打ち切ると表明した。2018-19シーズンよりイタリア・セリエAのローマとの胸スポンサー契約を交わした。その他アルゼンチンのボカ・ジュニアーズ、ドイツのバイエルンのオフィシャルエアラインにも指定されている。
2017年から22年まで国際サッカー連盟(FIFA)パートナーおよびオフィシャルエアラインとなった。また2018年アジア競技大会・UEFA EURO 2020でもオフィシャルエアラインを担当した。
2019年から南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催するクラブチームの大会コパ・リベルタドーレス、コパ・スダメリカーナ(レコパ・スダメリカーナも含む)の公式スポンサーを務めている。
テニスでは2014年に開催されたインターナショナルプレミアテニスリーグの共同スポンサーとしてコカ・コーラとともに支援していた。
競馬でも、世界最高峰級レースである凱旋門賞のスポンサーを長年にわたり務めている。
注釈
- ^ 日本語のメディアでは「アクバル・アル・バクル」「アクバル・アル・ベイカー」「アクバル・アル・バケル」などと表記されることがある。
参考文献
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- ^ “日本発着路線をもつアルテア利用航空会社 (2015年6月現在)”. 2015年9月26日閲覧。
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- ^ https://csnews.jp/overseas/aviation/20180126_14314.html
- ^ 日本もこの制度の対象となっている他、アメリカ、韓国、ベネズエラ、シンガポール、マレーシア、香港、カナダ、ブラジルなどの計47か国が当てはまる。
- ^ [2]
- ^ 該当国はオーストリア、フィンランドなどのヨーロッパ諸国を中心とした33か国。
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- ^ https://flyteam.jp/news/article/115439
- ^ Qatar Airways becomes Barcelona's shirt sponsors, albawaba.com, November 17th, 2012
外部リンク
- カタール航空 公式ホームページ
- カタール航空 - YouTubeチャンネル
- Qatar Airways (@qatarairways) - Instagram
12月
12月(じゅうにがつ)は、グレゴリオ暦で年の第12の月(1年の最終月)に当たり、31日ある。
日本では、旧暦12月を「師走」、「師馳」(しわす・しはす)または「極月」(きわまりづき・ごくげつ・ごくづき)と呼んできた。
今では「師走」及び「極月」は、新暦12月の別名としても用いられる。
英語での月名 December は、「10番目の月」の意味で、ラテン語で「第10の」という意味の decem の語に由来している。 実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で(そのため年末の2月は日数が少ない)、3月から数えて10番目という意味である[1]。
グレゴリオ暦の12月1日はその年の9月1日と同じ曜日になる(→365日)。
明治時代に日本が太陰暦から太陽暦に変更した際に、政府が年末の給料を削減するために12月の日数を2日とした(明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日とした)。
しはすの語源
「しはす」の語源は、古いことなので分からない。「大言海」は、「歳極(トシハツ)ノ略轉カト云フ、或ハ、萬事爲果(シハ)つ月ノ意、又、農事終ハル意カ」と言い[2]、また「十二箇月ノ名ハ、スベテ稻禾生熟ノ次第ヲ逐ヒテ、名ヅケシナリ」(「睦月」の項)と言っている[3]。 なお、僧侶(師は、僧侶の意)が仏事で走り回る忙しさから、という平安時代からの説(色葉字類抄)があるが、これは語源俗解(言語学的な根拠がない、あてずっぽうの語源のこと)による宛て字であり、平安時代にはすでに、「しはす」の語源は分からなくなっていた[4][5](民間語源#日本語における民間語源)。
様々な説
日本国語大辞典は、語源については記述していない。末尾に次の9説を列挙するのみである[6][7]。
- 経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)の義〔奥義抄・名語記・壒嚢鈔〕。
- 四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月の意〔志不可起・和爾雅・日本釈名〕。
- トシハツル(歳極・年果・歳終)の義〔東雅・語意考・類聚名物考・和語私臆鈔・黄昏随筆・古今要覧稿・和訓栞〕。
- ナシハツルツキ(成終月)の略転〔紫門和語類集〕。
- 農事が終わり、調貢の新穀をシネハツル(歛果)月であるところから〔兎園小説外集〕。
- 稲のない田のさまをいうシヒアスの約。シは発声の助語。ヒアスは干令残の義〔嚶々筆語〕。
- シヲヘオサメヅキ(為竟収月)の義〔日本語原学=林甕臣〕。
- セハシの義〔万葉代匠記〕。
- シバシ(暫)の月の義〔遠碧軒記〕。
異名
- おうとう(黄冬)
- おとづき(弟月)
- おやこづき(親子月)
- かぎりのつき(限月)
- くれこづき(暮来月)
- けんちゅうげつ(建丑月)
- ごくげつ(極月)
- しわす(師走)
- はるまちつき(春待月)
- ばんとう(晩冬)
- ひょうげつ(氷月)
- ぼさい(暮歳)
- ろうげつ(臘月)
12月の年中行事
- 12月13日 - 正月事始め
- 12月13日-帝国記念日(ロニ共和国)
- 12月13日 - 聖ルチア祭
- 12月24日 - クリスマス・イヴ(各国、主にキリスト教圏)
- 12月25日 - クリスマス(各国)
- 12月25日 - 終い天神
- 12月25日 - スケートの日
- 12月26日 - ボクシング・デー
- 12月31日 - 大晦日(日本)
かつてあった祝日
12月に行われるスポーツ
- 第1日曜 - 福岡国際マラソン(福岡市)
- 上旬 - ゴルフ日本シリーズ(男子ゴルフ 東京よみうりカントリークラブ)
- 中旬の日曜 - 甲子園ボウル(アメリカンフットボール 阪神甲子園球場)
- 下旬の日曜 - 全国高等学校駅伝競走大会(京都市)
- 23日-29日 - 全国高等学校バスケットボール選手権大会
- 下旬 - 全日本フィギュアスケート選手権大会(フィギュアスケート)
- 26日-31日 - スペングラーカップ(スイス・ダボス)
- 30日 - 全日本大学女子選抜駅伝競走大会(静岡県富士宮市)
12月がテーマの楽曲
- 12月の雨 (歌: 荒井由実)
- 12月の雨 (歌: ふきのとう)
- 12月の雨の日 (歌: はっぴいえんど)
- 12月の祈り (歌: 堀ちえみ)
- 12月の魔法 (歌: 槇原敬之)
- 12月の織姫 (歌: Wink)
- 12月のカンガルー(歌: SKE48)
- 12月の神様 (歌: 渡辺美里)
- 12月のカレンダー (歌: 斉藤由貴)
- 十二月 (歌: 中島みゆき)
- 十二月の風に吹かれて (歌: 河島英五)
- 十二月のセントラルパークブルース (歌: Mr.Children)
- 約束の十二月 (歌: 斉藤和義)
- さよならDecember (歌: DJ OZMA)
- 暦の上ではディセンバー (歌: アメ横女学園芸能コース、ベイビーレイズ)
- December (歌: I WiSH)
- DECEMBER SONG (歌: 加藤和彦)
- No Snow In December (歌: MONKEY MAJIK)
- December's Children (曲: 周防義和)※テレビドラマ『奇跡の人』劇中曲
- December Morning (歌: 松田聖子)
- December Morn (歌: 松田聖子)
- Harmony of December (歌: KinKi Kids)
- 12月の天使達 (歌: MY LITTLE LOVER)
- 12月のLove song (歌: Gackt)
- 12月のエイプリルフール (歌: EPO)
- 南半球12月 (歌: 杉山清貴)
- 12月 (歌: 森山直太朗)
- 12月 (歌: BLANKEY JET CITY)
- 12月 (歌: SION)
- 12月の空 (歌: 鈴村健一)
- 雨に消えたあいつ(歌:伊藤智恵理)
- たとえば12月の夜に (歌:GARNET CROW)
このほか、様々なミュージシャンによるクリスマスソングが多数発表されている。
その他
脚注・出典
- ^ 同様に一般的な暦の9月,10月,11月はそれぞれローマ暦で7,8,9番目の月にあたり、ラテン語の「第7の」「第8の」「第9の」を意味する "septimus", "octavius", "nonus" に由来する
- ^ WEB言海 p.461、「志はす」の項(「大言海」とは、やや記述が異なる)
- ^ 高島俊男:お言葉ですが・・・(7)、漢字語源の筋ちがい、p.87、文春文庫、第1刷、2006年6月10日、ISBN 4-16-759808-6、(株)文藝春秋
- ^ 関根健一「「師走」に師は走らなかった?!」(PDF) 『なぜなに日本語』三省堂、2015年5月25日、386-387頁。ISBN 978-4-385-36607-4 。
- ^ 高島俊男:お言葉ですが・・・(7)、漢字語源の筋ちがい、「しからば一年のおしまいの月を『しはす』と呼ぶのはいつごろからはじまったかというと、これは師馳説が出てくるよりさらに何百年も前からである。平安時代にはもう、なぜそう言うのかわからなくなっていた。だから『坊さん走る』説が出てきたわけで、・・・」pp.86-87、文春文庫、第1刷、2006年6月10日、ISBN 4-16-759808-6、(株)文藝春秋
- ^ 日本国語大辞典、第11巻、pp.110-111、1976年5月1日発行、第1版第2刷、小学館
- ^ しわす ジャパンナレッジ
関連項目
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