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🧳|【2020年お盆期間】東京からの移動はどの地域が多かった?上位20位を発表


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【2020年お盆期間】東京からの移動はどの地域が多かった?上位20位を発表

 
内容をざっくり書くと
神奈川県、埼玉県、千葉県と、隣接した地域が上位に入っています。
 

レイ・フロンティア株式会社は、2020年8月14日から2020年8月16日の東京からの移動に関する分… →このまま続きを読む

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千葉県

千葉県ちばけん: Chiba Prefecture)は、日本関東地方に位置する県庁所在地千葉市

首都圏を構成し、都道府県人口人口密度は第6位[1]面積は第28位の規模である。県の財政力指数は全国第5位[2]、訪日旅客数は全国第3位[3]であり、中心業務地区幕張新都心アジア地域有数の国際見本市会場である幕張メッセ、国際線旅客数・就航都市数・貿易額で日本一成田国際空港、日本三大港湾である東京港湾の一角を担う千葉港、水揚げ量日本一で日本三大漁港の銚子漁港、集客施設来場者数日本一のディズニーリゾート、日本で唯一国際標準模式層断面及び地点に認定され、チバニアン(千葉時代)として地質年代の名称になる証拠となった地層千葉セクション東京大学千葉大学(柏キャンパス)を中心とした公・民・学連携の柏の葉スマートシティ、日本一の数を有する海水浴場、自然豊かな南房総国定公園水郷筑波国定公園などを筆頭とした観光リゾート地、優れた社会基盤、豊かな地域資源、バランスの取れた産業構造を核としている[4]

概要

県の人口は6,268,585人、面積は5,157.61平方キロメートル(km2)である。1920年(大正9年)10月1日、国勢調査での県の人口は約100万人であった。その後増加を続け、1983年(昭和58年)10月1日には500万人を超え、2002年(平成14年)9月17日に600万人を突破した。以降、引き続き人口は増加している[5][注釈 2]

県内の市町村数は54市町村 (37市16町1村)、県内の政令指定都市千葉市中核市船橋市柏市業務核都市は千葉市・柏市・成田市木更津市印西市である。

日本関東地方南東側に位置し、県域は東海道筋に古くから栄えた律令制以来の房総三国である上総国南総)・安房国房州)の全土と、下総国北総)の一部から成り立っている。1873年(明治6年)6月15日に、北西部の印旛県と南部の木更津県が合併し、旧両県の境で千葉氏の本拠地でもあった現在の千葉市中央区亥鼻城址周辺)に県庁が設置され、千葉県が成立した。

県内には100万規模の人口を有する政令指定都市千葉市を筆頭に、中核市最大の人口約64万人を有する船橋市、50万都市の市川市松戸市、40万都市の中核市である柏市、30万都市の市原市、20万都市が流山市八千代市と中核市同等の人口を持つ自治体が多数存在することも特徴として挙げられる。千葉市は国家戦略特区国際会議観光都市都市再生特別地区・グローバルMICE都市[6]に指定されており、国際機関を始めとした国の業務中枢機能と住宅中心の土地利用計画を大幅に見直した幕張新都心を中心に、関東地方において独自の重要性を持つ世界に開かれた国際都市の役割を担う。

平地の割合が大きく、可住地面積が広いことからも古くから住宅地開発が進んでおり、県北西部の人口は稠密である。特に高度経済成長と都市部の過密化により、通勤五方面作戦にて複々線化を行った総武本線常磐線京成線沿線に位置する都市は繁華街も多く、大規模商圏による拠点性・集積性のある駅周辺の人口増加が著しい傾向にある[7]。近年では都市再開発が進み、全国813市区中財政力指数第1位の浦安市[8]や第4位の成田市[9]、全国住みよさ7年連続第1位の印西市[10]、全国共働き子育てしやすい街第1位の松戸市など[11]財政制度施設が充実した都市も増えている。特に新通勤五方面作戦で提示された性格を継承して開業した京葉線沿線(新浦安南船橋幕張ベイタウンなど)や、つくばエクスプレス沿線(流山おおたかの森[12]柏の葉スマートシティなど[13])のほか、北総線新京成線沿線[14]新鎌ヶ谷など)、東葉高速線沿線(八千代緑が丘八千代中央など)、東京湾アクアラインにより利便性が向上した袖ケ浦市・木更津市(かずさアクアシティ[15])などでは、新興住宅地の開発が加速し、東京都心成田国際空港東京国際空港[16]へのアクセスの良さからも、大規模なマンション住宅街が林立し、商業施設の充実、整備された公共施設、自然豊富な住環境が整っている[17]。買って住みたい街[18]においても首都圏1位の船橋、5位の柏、6位の流山市(流山おおたかの森)、7位の習志野市(津田沼)と定住を目的としたファミリー層を中心に支持を受けている。

地域ごとに多様な特色を持っており、バランスの取れた産業構造(農業漁業工業商業)である。太平洋ベルトを構成する京葉工業地帯浦安市から富津市)の東京湾沿岸は都市化工業化が進んでおり、日本三大港湾に係る基幹産業の大規模施設として、発電所製鉄所製油所造船所のほか、コンテナターミナル物流センターLNG基地石油コンビナートなどが立地している。新たに柏の葉地域(柏市)には東京大学千葉大学(柏キャンパス)を中心とした公・民・学連携の新産業創造都市(柏の葉スマートシティ)が形成されている。工業製造品出荷額は中京京浜阪神工業地帯に次いで全国第4位である[19]。一方、酪農発祥の地である嶺岡牧や日本三大漁港の銚子漁港など、太平洋関東平野の地勢を生かした近郊農業・漁業が発達しており、平野部では畑作稲作が盛んなほか、丘陵部では酪農が盛んである。農業産出額は全国第3位[20]、漁業総生産量は第5位[21]と全国有数である。貿易港としても貿易額日本一の成田国際空港や、日本三大貿易港である千葉港を有する。2015年度の県内総生産は20兆2186億円であり、世界の過半数の国の国内総生産より大きな規模を有している[22]

名称

「千葉」という地名は、平安時代初期に編纂された勅撰史書『日本後紀』より、律令制以前の千葉国造国造名)や律令制以来の千葉郡名)にみることができる。

地名の由来については諸説あるが、現存の文書中最も古くにみえるのは、日本に現存する最古の和歌集である『万葉集』に防人であった下総国千葉郡の大田部足人755年天平勝宝7年)に詠んだ遠方へ赴いた兵士が故郷に残した切ない初恋の防人歌[23]として、歌の冒頭に「知波乃奴乃(千葉の野の)」と記されている[24]。また、奈良時代の『日本書紀』と『古事記』の両書には、応神天皇大和国から近江国に向かう途中、山城の宇治野の丘で遠く葛野一帯を望んでの国見歌で現れる「千葉の」は「数多くの葉が繁茂する」の意で、葛の葉が良く繁栄したことから葛の枕詞として用いられたのだと、契沖国学者)以来考えられており、「千葉」という地名に託した願い「土地と子孫の繁栄を願っての地名」を知る上での重要な資料とされている[25]

『万葉集』「第20巻4387番」より和歌の詳細については、以下を参照。

『万葉集』「第20巻4387番」より
原文
知波乃奴乃 古乃弖加之波能 保々麻例等 阿夜尓加奈之美 於枳弖他加枳奴
和歌
千葉の野の 児手柏の 含まれど あやに愛しみ 置きて高来ぬ
(訳)
千葉の児手柏の葉がまだ開ききっていないように、若くあどけない彼女(娘)が何とも痛々しく、手も触れずに遠く遥々やってきた。

『日本書紀』「歌謡三四原歌」より和歌の詳細については、以下を参照。

『日本書紀』「歌謡三四原歌」より
(原文)
知麼能 伽豆怒塢彌例麼 茂々智儾蘆 夜珥波母彌喩 區珥能朋母彌喩
(和歌)
千葉の 葛野を見れば 百千足る 家庭も見ゆ 国の秀も見ゆ
(訳)
千葉の葛野を眺めると、数多くの富み栄える民の家々も見える。国の中でもっとも繁栄したところにもみえる。

地理・自然

千葉県の県庁所在地である千葉市を中心にコンパスで円を書くと、南西諸島以外の日本列島は半径1,000キロメートル圏内にほとんど収まる位置にある。地理的特性として関東平野に含まれるが、南部は東と南を太平洋、西は東京湾と三方を海に囲まれた房総半島となっている。平野丘陵が県土の大半を占め、海抜500メートル以上の山地がない日本で唯一の都道府県である。南に進むほど半島であるという地理的条件により、陸上交通中心の見地から袋小路的な閉鎖性が問題視されると同時に、外洋に面していることから古来より開放的で外来文化が渡来しやすいという良い側面もあった。また、隣接する都県とは利根川、江戸川、東京湾、太平洋によって画され、古くは外敵の進入を防ぐ役割や覇者の起死回生の地としての役割を担ってきた。近年では東京湾フェリー東京湾アクアラインの開通によって半島性が緩和されている[26]

地勢上、広大な可住地と、長大な海岸線を有している。起伏の少ない県であり、関東平野の一部である北部は、海岸(東京湾太平洋)や河川(利根川江戸川など)沿いの低地と下総台地からなる。南部側は房総丘陵などの丘陵地帯だが、最高峰は標高408メートルの愛宕山であり、全都道府県のうち最高峰(点)が最も低い。そのため比較的温暖な気候に恵まれている。標高329メートルの鋸山鹿野山等、観光地化されているところもあり、南房総国定公園水郷筑波国定公園等、景勝地も豊富である。

房総半島の東京湾側は内房(うちぼう)、太平洋側は外房(そとぼう)と呼ばれ、東京湾沿いは埋立地が多く浦安市などでは面積が増加した。そのため、県の面積が一時、愛知県を上回っていた時期もある[注釈 3]。東京湾口には館山湾があり、浦賀水道の対岸には三浦半島神奈川県)がある。太平洋沿いは九十九里浜が面し、九十九里平野が広がる。半島南部には房総丘陵、半島中央部には上総丘陵と上総台地 、半島北部には下総台地があり、これらの台地や丘陵には縄文期侵食によってできた谷底平野谷津田)も見られる。一方で半島の北部から中部にかけて下総台地を囲む形で北西に江戸川低地、西に東京湾岸低地、北に利根川下流低地、東に九十九里沖積低地が分布する。

関東地方に属する都県では唯一、関東以外の地域と隣接していない。

平均海抜は46メートルとなっており、これは沖縄県の43メートルに次ぐ低い数値である[27]。そのため、縄文海進が最大規模となった紀元前4000年頃には、現在の古東京湾(南部)と香取海(北部)によって本州と分断されており、後に赤堀川逆川が開削される微高地で繋がっている状態であった。

印旛沼は長門川と印旛放水路の二つの川と接続しており、長門川は印旛沼から利根川へ流れる河川であるが、印旛放水路は利根川の増水時に長門川による印旛沼の排水が困難になった際に東京湾に排水を行う役目を持つのが特徴である。

県の最端部は突出しているのが特徴である。県最北端は野田市の関宿地区(関宿藩城下町)となっており、そのほかは海に突出するとなっている。

  • 県最西端:富津岬富津市
    • 東経139度44分21秒。東京湾中に明治から大正期に東京湾防衛のために造られた砲台跡の第一海堡第二海堡の海堡がある。この二つの人工島が千葉県に属すため、厳密には第二海堡が県最西端となる。
  • 県最南端:野島崎南房総市
    • 北緯34度53分17秒。元禄地震で付近が隆起し、それまで島であった野島が陸続きとなり、野島崎となる。野島崎灯台から更に南の岩礁が最南端となる。

地質

第三紀層および白亜紀堆積層。県内には学術的貴重な地層を数多くみることができる。代表例として最東端の犬吠埼では1億3000万年前から1億年前の恐竜時代の地層(砂岩泥岩互層)を見ることができ、白亜紀浅海堆積物として国の天然記念物に指定されており、日本の地質百選にも選定されている。

千葉セクション市原市)では、約77万年前の地層を見ることができ、地球史上で最後の地磁気逆転松山‐ブリュンヌ逆転)が起きた時期である更新世の前期と中期の境界を示すものとして極めて貴重であり、国際標準模式層断面及び地点 (Global Boundary Stratotype Section and Point, 略称:GSSP) の候補となった。2020年1月17日、正式に国際地質科学連合により国際標準模式層断面及び地点として認められ、77.4万年前から12.9万年前までの期間が「チバニアン」(Chibanian、千葉時代)と命名されることになった[28]。地質年代に日本の地名が使われるのは初めてである。「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で、国の天然記念物にも指定されている。

鋸山の周辺で採石される石は(ぼうしゅういし)と呼ばれ[29]、このうち鋸山頂上付近でとれるものを金谷石、元名石と呼び[30]、高宕山でとれるものを高宕石と呼ぶ。これらは、上総層群の竹岡層からなる凝灰岩でできている。上総層群は三浦半島に分布する三浦層群と同時期に形成されたことがわかっている[29]南房総市荒川にて2009年採石場新鉱物千葉石)も発見されている。

地形

平野・丘陵

河川

千葉県は大部分が平野部と低山で構成されているので、急な流れの川や大きな川は少なく、そのような川は多くが利根川のように他県から流れてくるものである。

利根川夷隅川養老川栗山川小櫃川一宮川小糸川南白亀川村田川作田川木戸川塩田川桑納川手賀川

湖・沼

印旛沼手賀沼霞ヶ浦大利根用水両総用水成田用水、、利根運河利根川河口堰、、北千葉導水路房総導水路行徳可動堰江戸川水閘門(江戸川水門)

亀山湖高滝湖豊英湖八鶴湖雄蛇ケ池三島湖与田浦岩婦湖

海・海岸

太平洋東京湾館山湾鹿島灘浦賀水道

名洗港海岸、上永井海岸、北九十九里海岸、横芝海岸、一宮海岸、太東漁港海岸、日在・和泉浦海岸、興津港海岸、東条海岸、白渚海岸、千倉海岸、館山港海岸、富山海岸、勝山漁港海岸、富津岬、木更津海岸、千葉港海岸幕張の浜検見川の浜・いなげの浜、千葉港海岸(船橋地区)船橋港親水公園[31]

干潟

三番瀬谷津干潟盤洲干潟富津干潟

安房三名山(富山、、伊予ヶ岳)、愛宕山鋸山鹿野山清澄山、安房高山、三郡山嶺岡浅間高宕山

湧水

千葉県内には多くの湧水地があり[32]久留里一帯では住民が管理する複数の井戸があり、名水として知られている[33]

熊野の清水(昭和の名水百選)、生きた水・久留里平成の名水百選

自然公園

国定公園
南房総国定公園水郷筑波国定公園
県立自然公園
県立養老渓谷奥清澄自然公園県立九十九里自然公園、県立印旛手賀自然公園、県立高宕山自然公園県立嶺岡山系自然公園県立富山自然公園、県立大利根自然公園、県立笠森鶴舞自然公園

気候

気象庁による年間平均気温は15.7℃(最高気温平均19.6℃、最低気温平均12.3℃[34])。

太平洋側の気候に属する。平野部が多く起伏の少ない県であり、山岳部の平均標高も低い。更に太平洋沖合いには黒潮暖流)が流れておりも少ない為、全体的には年間通して比較的温暖な気候に恵まれ、全域が太平洋側気候海洋性気候)に属する。内陸性気候特有のフェーン現象放射冷却の影響を受けにくく、真冬日豪雪冷害真夏日猛暑を観測することも少ないため、気象災害も起きにくい。

太平洋沿岸部などでは、海流や風の影響で涼しいため、真夏日日数も少ない避暑地である。一方、温暖な海洋性気候である南房総や北東部沿岸地域に対して、下総台地や山岳部(房総丘陵)等の内陸部は内陸性気候に近くなる。また近年では都市化の進行が著しく、都市部(主に県北西部)ではヒートアイランド現象が発生している。

天気予報などで示される地点は、気象台や旧測候所(現在の特別地域気象観測所)のある銚子市(北東部)、千葉市(北西部)、勝浦市(南東部)、館山市(南西部)といずれも海洋性の気候が強い地点であるため、県内内陸部の気温とは大きくかけ離れている点も少なくない。

県北西部から北東部にかけての内陸地域で、内陸性気候の特色が強い。千葉市の若葉区などの内陸部も含まれる。特に、佐倉市成田市香取市周辺にかけては筑波颪が吹き付けるために県内で最も寒さの厳しい地域である。1月の平均最低気温は成田が-2.4℃、佐倉で-2.0℃まで下がり、時には-5℃から-8℃前後まで下がることもある。

柏市松戸市我孫子市流山市野田市鎌ヶ谷市などが属し、湾岸部に並ぶ人口密集地である。市川市船橋市などの葛南地域の内陸部もここに該当する。内陸に位置しているため沿岸からの暖気の吹き込みに影響されにくいという点から、時に南岸低気圧通過時には県内で唯一、雨に変わらずに雪のまま推移することで積雪を記録することもある。

近年はヒートアイランド現象の影響で都市部を中心として、冬の冷え込みが和らぐ一方、夏は熱帯夜になりやすくなっており、東京都心の気候と類似する。千葉県北西部の天気予報は一括して旧千葉測候所の天候が基準となるために、東葛地域の実際の天候・気温とは異なることも多い。そのため、2002年には気象庁予報警報区分では二次細分区域として「東葛飾」[注釈 4]という区分が誕生した。

浦安市から市川市、船橋市、千葉市、市原市までの東京湾に隣接した沿岸地域を示す。農地が少なく、県内では県北西部と並び人口密度が高い地域である。そのため、夏は熱帯夜になることもあり、冬は氷点下になることが少ないなど県内で最もヒートアイランドの影響を色濃く受けており、東京都心沿岸部の気候と類似する。千葉市の1月の最低平均気温は1.9度で、これは南房総の鴨川1.5℃や館山1.0℃よりも高く、銚子2.7℃、勝浦2.6℃に次いで3番目の高さとなっている。千葉県北部が南岸低気圧による雪の時、千葉市市原市ではの場合が多い。

九十九里浜に沿って太平洋に面した地域で、海洋性気候となり千葉県の中でも年中温暖な気候である。特に銚子市の夏は関東平野部の中では最も涼しく、冬の最低気温も県内で最も高い。そのため夏は避暑地に、冬にはとして多くの観光客が訪れる。ヒートアイランドの影響が少ないため、少し内陸に入ると冬季は冬日になることも多い[注釈 5]。冬季の南岸低気圧通過時はこの地域には暖気を巻き込むことが多いため、積雪となることは非常に少ない。また、全般に夏は冷涼ながらも、茂原市などの南部内陸部は夏の日中県内でも暑くなりやすい。

南部は温暖な気候と一括されがちであるが、実際には、温暖な沿岸部と寒冷な内陸山岳部(房総丘陵)に二分され、さらに外房(太平洋側)と内房(東京湾側)で気候は異なる。

内陸山岳部は標高の高い丘陵地帯であるため、年間の寒暖の差は大きく内陸性気候となる。冬は、アメダス地点の市原市牛久)や君津市(坂畑)などの標高の高い内陸部では1月と2月の平均最低気温は氷点下であり、冷え込むことが多く、標高が高い山々では、時に大雪となることがある。市原市(牛久)では内陸性の気候であり、県内の中でも猛暑日を記録することが多い。しかし、朝晩は涼しく熱帯夜は少ない。君津市(坂畑)は亀山湖に近い立地からか夏も涼しく、標高120メートル程の場所としては冷涼な地点のひとつである。

一方、温暖な沿岸部、特に南房総地域は黒潮海流の影響で気候は年間通して温暖で、夏には多くの海水浴場が開設され、冬には避寒地として多くの観光客が訪れる。外房沿岸地域は特に温暖で、霜が降りることはあまりなく、南房総市の南端部は関東で最も春の訪れが早い地域である。一方、内房は外房ほどの温暖さはなく、館山特別地域気象観測所では、1月の平均最低気温が1.0℃と千葉市より低く、冬日を観測することもある。気象区分では南部に属するものの、木更津市などは千葉市の気候とほとんど変わらない。

夏は、外房の御宿町勝浦市などでは海流や風の影響で涼しく、勝浦の8月の平均最高気温は28.8℃にしかならず、過去に猛暑日を記録したことはなく、真夏日日数も少ない避暑地でもある。

千葉の気候(気象庁・気象統計情報より)
 下総台地東葛地域京葉地域
北東部南部
佐倉香取成田[35]我孫子船橋千葉銚子横芝光茂原市原市
牛久
君津市
坂畑
勝浦鴨川館山
平均
気温
()
最暖月25.6
(8月)
25.1
(8月)
25.3
(8月)
25.9
(8月)
26.5
(8月)
26.7
(8月)
24.9
(8月)
25.6
(8月)
26.0
(8月)
25.9
(8月)
24.8
(8月)
25.3
(8月)
25.8
(8月)
26.1
(8月)
最寒月3.3
(1月)
3.6
(1月)
3.6
(1月)
3.7
(1月)
4.9
(1月)
5.7
(1月)
6.3
(1月)
4.3
(1月)
4.9
(1月)
4.0
(1月)
3.4
(1月)
6.4
(1月)
6.0
(1月)
6.2
(1月)
降水量
(mm)
最多月200.8
(9月)
288.2
(10月)
214.8
(9月)
207.9
(9月)
232.6
(10月)
200.4
(9月)
226.5
(9月)
188.6
(9月)
217.0
(9月)
237.7
(9月)
257.4
(9月)
249.5
(9月)
217.4
(9月)
222.1
(9月)
最少月38.8
(12月)
64.8
(2月)
50.7
(12月)
34.1
(12月)
55.2
(2月
51.5
(12月)
70.3
(12月)
41.0
(12月)
44.7
(12月)
47.7
(12月)
65.0
(12月)
73.0
(12月)
59.0
(12月)
66.6
(12月)

動植物

陸の動植物

房総半島南部にはニホンザルやニホンジカが生息している。一方、他県に見られるクマなどは生息していない[36]

以下は房総の陸上に生息する主要な動植物である[37][38]

海・川の動植物

三方を海で囲まれた地形であり、地形・海流の関係により多様な生態系が築かれている。

東京湾は閉鎖性水域と呼ばれる、海水の流出入量が少ない海域である。複数の河川が注ぎ、富栄養化が進んでいる影響で、赤潮青潮などの現象が度々発生している。湾奥の三番瀬や、富津干潟盤州干潟などの広大な干潟が現在も残る。これらの干潟にはアサリバカガイなどの貝が生息し、春から夏にかけて潮干狩りが行われている。アシハラガニガザミといった甲殻類から、アジサシカワウなどの鳥類も生息[40]する。小櫃川河口には環境省レッドリストにて絶滅危惧IB類に指定されている東京湾固有種のキイロホソゴミムシが生息し[41]アシ原(ヨシ原)を形成しているアシ(ヨシ)をはじめ、ハマダイコンなどの植物やアマモなどの海藻が生息する[42]

富津市と鋸南町の境界付近にある明鐘岬周辺より南の海域からは、わずかながらサンゴが生息している[43]。これは、黒潮の影響を受けた海水温と透明度の高い海水が流入するためである。そしてこの近辺からは東京湾海底谷が広がり、メガマウスミツクリザメなどの貴重な深海生物が多く生息している。館山市周辺海域には造礁サンゴが分布している[44]。日本は黒潮の暖かい海流により世界的に見て造礁サンゴが広い範囲に分布しているが、その中で館山の造礁サンゴは北限とされている。

そのほか東京湾および館山湾周辺にはスズキメバルイイダコアカエイなど豊富な魚類が生息している。

館山周辺の沿岸から夷隅地区はイセエビが豊富に生息しており、いすみ市および県全体では漁獲高全国1位である。鴨川市には特別天然記念物にも指定されている鯛の浦がある。これは群泳せず浅い海を泳がないマダイが群泳する姿を、海面近くでみることができるためである[45]

房総半島は標高が低いこともあり、水温の低い谷川はない。そのため、カワゲラカゲロウは全体として少なく、ヤマメや大卵型のカジカは生息していない[37]

外来生物

勝浦市にはかつて行川アイランドと呼ばれる観光地があり、この施設から逃げ出したとされるキョンが勝浦市周辺で繁殖しており、県内には数千頭生息しているとされている[46]。また盤洲干潟や富津干潟などにはサキグロタマツメタと呼ばれる貝が流入している[47]。これは本来、中国近海の干潟や瀬戸内海などにしか生息していない貝であったが、中国などからのアサリの輸入に際して混入してきたとされる。この貝はアサリなどの二枚貝を捕食するため、在来種であるツメタガイとともに干潟の多くのアサリの天敵となっている[48]

歴史

地域と人口

地域区分

県下には、37市6郡16町1村がある。自治体における町はすべて「まち」、村は「むら」と読む。県庁による地域区分には、4地域の分類と、県庁および地域振興事務所の所管区域による6区分とがある。県の総人口は6,280,561人。人口は、2021年10月1日現在の推計人口である。

合計特殊出生率は1.32と、全国の1.42を下回っている(2014年)ものの東京都市圏(1都3県)の中では高い水準である。人口は千葉市や東京23区に近い船橋市、市川市、松戸市、流山市、浦安市、八千代市、柏市を中心に急増しているのに対し、県東部など東京通勤圏最外縁部に位置する市町村では減少傾向にある。そのため総人口の増減では横ばいになっている。千葉県では、今後予想される人口減少や高齢化に対して危機感を持ち、早期段階で子育て支援や労働力確保に力を入れている[49]

4地域区分

中央地域 2,057,743人
西地域 3,172,999人
東地域 307,469人
南地域 742,350人

県庁・地域振興事務所の所管区域

  • 千葉・市原(県庁直轄) 1,220,438人
  • 葛南地域振興事務所(船橋市)所管区域 1,561,048人
  • 東葛飾地域振興事務所(松戸市)所管区域 1,416,364人
  • 印旛地域振興事務所(佐倉市)所管区域 882,844人
  • 香取地域振興事務所(香取市)所管区域 117,839人
  • 海匝地域振興事務所(旭市)所管区域 184,548人
  • 山武地域振興事務所(東金市)所属区域 221,009人
  • 長生地域振興事務所(茂原市)所管区域 157,782人
  • 夷隅地域振興事務所(大多喜町)所属区域 81,418人
  • 安房地域振興事務所(館山市)所属区域 138,529人
  • 君津地域振興事務所(木更津市)所管区域 321,346人
千葉・市原 1,246,058人
千葉市市原市
葛南 1,688,558人
市川市船橋市習志野市八千代市浦安市
東葛飾 1,523,536人
松戸市野田市柏市流山市我孫子市鎌ケ谷市
北総 716,222人
佐倉市四街道市白井市印西市成田市八街市富里市印旛郡
香取 103,444人
香取市香取郡
海匝 154,717人
銚子市旭市匝瑳市
東上総 142,387人
茂原市長生郡
山武 196,444人
東金市山武市大網白里市山武郡
夷隅 67,038人
勝浦市いすみ市夷隅郡
南房総 323,871人
木更津市君津市富津市袖ケ浦市
安房 118,286人
館山市鴨川市南房総市安房郡

人口

Demography12000.svg
千葉県と全国の年齢別人口分布(2005年)千葉県の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 千葉県
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

千葉県の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

県内市町村人口。人口は2021年10月1日現在、世帯数は2010年3月1日現在[50]

市町村総数(人)世帯数(世帯)特筆事項
1千葉市978,021402,402政令指定都市(1992年4月1日)
2銚子市57,09026,527
3市川市496,237218,098
4船橋市644,682257,727中核市(2003年4月1日)
5館山市44,64920,431
6木更津市136,37948,447
7松戸市497,126210,447
8野田市152,34957,250
9茂原市86,34235,484
10成田市131,68952,310
11佐倉市167,35765,608
12東金市57,84423,585
13旭市63,11023,343
14習志野市176,72067,996
15柏市429,738158,131中核市(2008年4月1日)
16勝浦市16,5048,695
17市原市268,037111,587
18流山市203,83864,614
19八千代市201,01672,919
20我孫子市130,38753,529
21鴨川市31,72714,320
22鎌ケ谷市110,09841,518
23君津市81,43633,905
24富津市41,78017,357
25浦安市169,90372,254
26四街道市94,17432,710
27袖ケ浦市64,27622,228
28八街市66,74226,596
29印西市104,34029,542
30白井市62,10821,220
31富里市49,30820,037
32南房総市35,11215,935
33匝瑳市34,51713,225
34香取市71,24227,344
35山武市47,69619,571
36いすみ市35,02715,056
37酒々井町20,5828,572
38栄町19,9228,120
39神崎町5,7262,212
40多古町13,4615,313
41東庄町13,0154,644
42大網白里市47,83218,193
43九十九里町14,3156,483
44芝山町6,9582,510
45横芝光町21,7998,124
46一宮町11,8924,467
47睦沢町6,7122,449
48長生村13,6564,995
49白子町10,1204,345
50長柄町6,5772,676
51長南町7,0882,908
52大多喜町8,7083,651
53御宿町6,7993,184
54鋸南町6,7983,513

都市

千葉県内 市別人口ランキング
千葉県内市別人口密度ランキング(推計人口 2021年10月1日)

千葉県内市町別人口・面積・人口密度

人口・面積・人口密度
自治体コード人口
(人)
面積
(km2
人口密度
(人/km2

県・市町村の変遷

明治以降
昭和以降
平成以降
現在
  • 現在は37市16町1村。うち千葉市に6区。

地域特性

北西部

人口密集地域であり、県内の人口の大部分を占める。県央地域、印旛地域、葛南地域、東葛地域に分かれ、北西部として一括りにされることが多い。狭義では、千葉市周辺を除いて、旧東葛飾郡現在の船橋や我孫子など)の範囲を指すこともある。スポーツ界では、特に葛南・東葛は「サッカー王国」として有名である。アマ界を見ても、高校サッカーにおける激戦区のひとつであり、船橋市立船橋高等学校習志野市立習志野高等学校、流通経済大学付属柏高等学校などが全国制覇を成し遂げているほか、強豪校が私立・公立ともに多い。

県央地域
千葉市とその周辺地域を指し、市原市などの内房北部や印旛地域の一部も入ることもある。千葉市には県庁が置かれ、県内の政治・経済・文化の中心となっている。東京からは一定の距離があるため、ベットタウン的側面を持ちつつも、川崎製鉄の企業城下町であったことと、東京湾沿いに京葉工業地帯が立地し産業の中心基盤であるために、昼間流入人口が多い点で、東葛・葛南地域やさいたま市横浜市とは異なっている。また千葉市は幕張新都心を中心に多国籍企業外資系企業国際機関及び国家機関官公庁)の研究・研修機関が立地しているほか、各大企業の千葉支店・東関東支店が開設される支店経済都市でもあることから、転勤族も少なくなく、年度末、年度初めには人口の社会増減が大きくなる。また、文化的にも県北東部、南部などとの接点が多い。一方、美浜区に代表されるような東京寄りの地域では、千葉市中心部との接点は小さく、千葉都民も多いなど形態は異なっており葛南地域とほとんど変わらない。
印旛地域
内陸工業団地の造成や宅地化が進み千葉ニュータウン成田ニュータウンなどの大規模ニュータウンが造成されている一方、周辺には自然も多く残る。内陸部側は、北総または印旛と呼ばれている(ただし「北総」には東京湾岸や東総地域など旧下総国地域全体を指す場合もある)。千葉ニュータウンなどの西部では東京への通勤客も多いため千葉都民が多いが、成田市には年間約3100万人が利用する成田国際空港が位置し、航空関連産業が立地する業務拠点都市となっており、佐倉市など周辺部からの通勤客の流入も多い他、東部では千葉市への通勤客も少なくない。利根川沿いは農村地域であり、茨城県との交流も多い。スイカやメロン、梨、人参、落花生栽培など県内では農業が盛んな地域でもある。
葛南地域
習志野市から市川浦安にかけての総武線の沿線地域が中心であり、新京成線沿線や湾岸部には大規模な団地が造成されている。東葛地域と同類に分類されることも多いが、常磐線沿線の東葛と違い千葉駅まで運行する同じ総武線沿線であることから県央地域との接点も一定程度はある。全国各地からの住民の流入により人口が増加。臨海部にはディズニーリゾート船橋ららぽーとなどの商業施設やレジャー施設が立ち並ぶ。いわゆる「千葉都民」の多い地域で、中でも浦安市は、住民の平均年齢が最も低い市である。
東葛地域
一般に常磐線沿線地域以北を中心とした地域を指すことが多く俗に千葉都民と呼ばれる人が多い。東葛は千葉市を中心とした県央地域との繋がりが浅く、全国紙の地方版も、千葉市周辺版東葛版に分けられており、むしろ茨城県との交流の方が多く他隣接する埼玉県とも密接な関係にある。千葉県にありながらも千葉県民としての地域意識が薄い点で、県内他地域とは大きく異なっている。柏駅周辺は県内屈指の商業地区となり、千葉市中心街を凌ぐ賑わいでもある。野田市周辺は一部無アクセント地帯となっており、栃木茨城と言語・文化的に近い。

北東部

主に香取地域、海匝地域と東上総地域の一部を指し、九十九里浜沿いの地域も含む。概ね国道51号国道126号の沿線を指している。利根川沿い地域では鹿行鹿嶋市などの茨城県南東部)との交流関係が深く、千葉市との交流も大きい。香取市から鹿嶋市に至る利根川沿いから形成される「水郷」や美しい海岸線を持つ九十九里浜などの観光地を抱える。かつては利根川の運河交通の要衝として栄え、香取神宮などの有名な神社仏閣が鎮座し歴史的な街並みの残る佐原のある香取市や日本有数の漁港・醤油産地としも知られる銚子市などは古くから発展してきた。農業が盛んで、銚子市周辺は比較的温暖な気候のため、畑などでは、メロン、キャベツ、植木などが栽培されている他、成田空港以東の下総台地を構成する地域は、東総と呼ばれており、「香取干潟八万石」といわれる所で、水田地帯が広がり、ブランド米の『多古米』の産地でもある。スポーツ界においてこの地域出身のプロ野球選手が多く、千葉県立銚子商業高等学校銚子市立銚子高等学校横芝敬愛高等学校の卒業生が目立つ。

南部

宅地化が進み、工場も立地する内房沿岸地域の北部(県央地域に近いため、南部には分類されないことも多い。)と県内一の観光エリアでもある南房総・外房地域とではかなり異なっている。

君津・木更津地域
君津市までの臨海部は京葉工業地域となっており、多くの工場などが立ち並び、宅地化も進んでいる。県央地域との交流が大きい。木更津市神奈川県川崎市を結ぶ東京湾アクアラインは神奈川県側や羽田空港からの観光客の県内への一般的な通過点となっており、また海ほたるパーキングエリアの入れ込み客数が多いのが特徴である[51]。近年は木更津市などはアクアラインを経由し東京まで近いために東京への通勤圏ともなっているが、房州弁の影響も残るなど文化的には独自性を保っている。一方、内陸部は房総丘陵の山々が広がっており、手付かずの自然が数多く残されている。
南房総地域
南房総(房総半島南部)は特に温暖な気候であり、県花である菜の花ポピーの栽培が行われている。漁業も盛んで、勝浦漁港は国内有数のの水揚げ港であり、いすみ市大原漁港は日本一のイセエビの水揚げ漁港である[52]。多くの面積が房総丘陵を代表とした低山の森林地帯であり、構成する地域の半島南部は南総と呼ばれている。この地域は江戸時代後期ごろから房州石と呼ばれる石材が山から切り出されるなどして発展してきており、周辺には房州石で作られた家屋や塀が今も残っている。また、において房州石で本館が建てられるなど[53]、長年地域に密着して使用された石材であることがわかる。

政治

県政

県のシンボル

  • 県章
    • 県章は、カタカナの(チ)と(ハ)を図案化したもの。(1909年(明治42年)12月28日制定)
  • 県旗
    • 県旗は、中央に県章を配し、地は希望と発展を表す空色、マークは菜の花の薄黄色で縁取ったもの。(1963年(昭和38年)7月29日制定)
  • 県の歌
  • 県の花
    • 県の花は「なのはな」。1954年(昭和29年)4月にNHKが一般に公募した。正式には決められてはいない。
  • 県の体操
    • 県の体操はなのはな体操と定められており、高齢者向けや児童向けがある。
  • 県のロゴ[54]
    • ひらがなの「ちば」を元にデザインしたロゴ。「縦書き」「横書き」があり、それぞれに「白地に色文字」「色地に白抜き文字」がある。また、ひらがなにローマ字(CHIBA)併記のものもある。2006年(平成18年)11月2日公表。

県政史

  • 1874年明治7年):千葉県初代権令(県令)に柴原和が任命される。
  • 1877年(明治10年):県令柴原和が「」を刊行。
  • 1879年(明治12年):第1回県議会議員選挙を実施。各郡より48名人の新議員が選出される。
  • 1880年(明治13年):夷隅郡に民権政社「以文会」が結成。
  • 1911年(明治44年):新県庁舎の開庁式が行われる。
  • 1924年大正13年):千葉県立図書館を設置。
  • 1928年昭和3年):普通選挙による初の千葉県会議員選挙を実施。普通第1回選挙で、川島正次郎ら11名が当選。
  • 1939年(昭和14年):国民精神総動員事務局を県庁内に設置。
  • 1940年(昭和15年):大政翼賛会千葉県支部発足。
  • 1941年(昭和16年):第1回大政翼賛会千葉県協力会議開催。
  • 1942年(昭和17年):千葉県翼賛壮年団を結成。翼賛選挙で翼協推薦候補9名、非推薦候補2名が当選。満州開拓青少年義勇隊の千葉県支部隊91名が渡満。
  • 1946年(昭和21年):千葉県庁内に第82軍政部(後の)が設置、保護下に入る。
  • 1947年(昭和22年):初の県知事公選によって、川口為之助が選出。農地改革による第1回農地買収を実行。結成。千葉県警察発足。
  • 1950年(昭和25年):県と千葉市の誘致活動により川崎製鉄千葉製鉄所の建設が決定。
  • 1952年(昭和27年):制定。
  • 1958年(昭和33年):九十九里射撃場(キャンプ・カタカイ)の無制限射撃中止をアメリカ軍が通告。
  • 1959年(昭和34年):日米安保改正阻止千葉県民会議が結成。規則制定。
  • 1961年(昭和36年):を作成。八幡製鐵の君津誘致協定を調印。
  • 1962年(昭和37年):新県庁舎が完成。
  • 1963年(昭和38年):が施行。
  • 1964年(昭和39年):県10支庁発足。を発表。
  • 1968年(昭和43年):市原市に千葉県公害研究所(現)を設置。
  • 1973年(昭和48年):県政百周年事業式典が挙行。第28回国民体育大会(若潮国体)夏季大会開催。
  • 1981年(昭和56年):を策定。
  • 1982年(昭和57年):東京湾横断道路建設促進県民協議会を設立。
  • 1983年(昭和58年):を策定。
  • 1996年平成8年):県本庁舎(現本庁舎)完成。
  • 1999年(平成11年):千葉県長期ビジョン「」を策定。
  • 2000年(平成12年):を決定。
  • 2002年(平成14年)9月30日:を廃止。
  • 2006年(平成18年):全国初の障害者差別をなくすための条例である「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」を制定。

知事

県議会

財政

平成29年度
  • Iグループ(財政力指数0.5以上)

参考

  • 平成19年度財政力指数 0.76
  • 平成18年度財政力指数 0.70
  • 平成17年度財政力指数 0.65
  • 平成16年度財政力指数 0.63

公共施設

県立文化会館
  • 千葉県文化会館(千葉市中央区)
  • 千葉県東総文化会館(旭市)
  • 千葉県南総文化ホール(館山市)
  • 青葉の森公園芸術文化ホール(千葉市中央区)
県立図書館
県立博物館

2004年(平成16年)4月1日から県立博物館・美術館の利用料金が有料になった。

県立美術館
スポーツ施設
県立公園
県民の森

行政サービス

インフラストラクチャ

千葉県の公共下水道普及率は長年全国平均を下回っており、2009年(平成21年)3月末の調査では、全国よりも5%ほど低い67.2%である[57]。千葉市や柏市など北西部の都市では普及率が軒並み80%を超えるが、館山市や旭市などでは10%を下回るなど低い状況にあり、南房総市やいすみ市など公共下水道事業が実施されていない地域も多い[57]。また上水道給水人口比率は94.1%の全国26位、主要道路の舗装率は99.9%と全国1位だが、市町村道舗装率は81.1%と全国25位である[58]。以上のように千葉県のインフラストラクチャは国内でも高い水準とはいえず、県庁の県土整備部などが改善に向けた活動を行っている。

千葉県インターネット放送局

「千葉県インターネット放送局」は千葉県が運営するインターネットテレビ放送である。知事定例記者会見、ウィークリー千葉県、県立病院紹介など7系統のチャネルを用意して県政の広報に務めている[59]

自衛隊

経済・産業

県内に本社を置く主な企業

千葉市

市川市

柏市

浦安市

茂原市

船橋市

その他の自治体

農業

  • 温暖な気候で土地が平坦であり、大消費地である東京都や神奈川県に近い場所として、近郊農業が盛んである。農業産出額は平成27年度(2015年)の統計で全国第4位。品目別収穫量の平成24年度(2012年)の統計では、ホウレンソウサヤエンドウ枝豆春菊の収穫量が全国第1位であり、大根人参さといもソラマメスイカビワが全国第2位。他にもキャベツショウガが全国第3位、ごぼうトマトなどの作物の生産も盛ん。稲作や酪農、花卉類の生産も盛んである。なお、二十世紀なし1888年(明治21年)に松戸市のゴミ捨て場から発見された木が発祥とされている。南房総では暖かい気候を利用した花の栽培が盛んで、花の産出額(2015年(平成27年)度)は全国第2位。
  • 特産品としては落花生が全国的に有名である。千葉県の落花生栽培の先駆者として有名な金谷総蔵は、開墾したばかりの痩せた土地にも良く育つ作物を探していたところ、1878年(明治11年)、県令から勧められ落花生の栽培を始める。その後栽培地域は干潟地方(匝瑳郡と海上郡にまたがる地域)から山武郡、香取郡、印旛郡など北総一帯へ瞬く間に広がり、千葉県を代表する作物となった。金谷総蔵の死後、その功績が認められ1906年(明治39年)農商務大臣、1968年(昭和43年)農林大臣より表彰される。また、旭市鎌数の伊勢大神宮に「落花生の碑」が建てられている。ちなみに千葉県で最初に落花生が栽培されたのは、1876年(明治9年)の牧野万右衛門が最初といわれている。
  • 日本の酪農発祥の地とされる。徳川吉宗により、享保13年(1728年)にインド産といわれる白牛(はくぎゅう)が輸入され、[60]現在の南房総市(旧丸山町)で乳製品作りが始まったのが起源とされている。生乳生産量では全国第3位(2000年(平成12年))。

農産物一覧

穀物・野菜類
果物類
畜産物類

※全国第6位

その他

水産業

県の三方が海に接している事から水産業が盛んであり、イセエビの漁獲量は多年にわたり全国第1位である。

漁業総生産量(平成21年の農林水産統計年報速報値)は全国第6位で、特に銚子魚港は全国有数の漁港となっている。館山、勝浦にも漁港があり、の水揚げが多い。 東京湾では海苔の養殖も行われている。かつては遠浅の干潟が広がる千葉市など東京湾奥部でも養殖が盛んに行われていたが、沿岸の埋め立てに伴い、これは消滅した。現在は、木更津市や富津市、船橋市などの遠浅の海で養殖されている海苔は『江戸前海苔』として珍重されている。香りや味の良いアサクサノリを復活させる試みも行われている。

水産物一覧

海産物類
川産物類

製造業・鉱業

  • 江戸時代から醤油みりんといった醸造業が盛んである。特に日本の醤油発展の歴史や生産量で群を抜いており、日本一の醤油産地となっており、日本国外への醤油工場建設なども多い。
  • 千葉港とその周辺埋め立て地を中心とした京葉工業地帯の誕生によって、重化学工業が盛んとなった。県の工業の特色として、化学工業と食料品工業の比重が高いことが挙げられる。
  • 市原市では工業が盛んで、工場規模は県内でトップ。
  • 茂原市周辺では豊富な天然ガスを利用した工業が盛ん。茂原市天然ガス生産量は日本一。
  • 天然ガス鉱床(ガス田)から産出するヨウ素は世界でも有数の産出量で、日本が世界に輸出するほとんど唯一の鉱物資源である。千葉県の生産量は年間約5,700t(1999年(平成11年))で、全国の約87%を占めている。なおヨウ素の産出は世界の約35%を日本が占めているが、千葉県は世界一のヨウ素産出地でもある。

工業製品一覧

県内に工場のある主要企業

生活・交通

警察

交通

道路

有料道路
国道
県道

鉄道

千葉県に所在する駅数は336駅であり、埼玉県(230駅)と比較して100駅以上多く、神奈川県(352駅)と同じ程度である。これは総武本線京成本線京成千葉線のように駅間で競合する路線があり、県の面積も比較的広いためである。

JTBパブリッシング交通新聞社(都道府県代表駅の記号がない「東京時刻表」を除く)の時刻表における県の代表駅は千葉駅であり、千葉県庁および千葉市役所へは同駅で接続する千葉都市モノレール1号線の沿線に、千葉県総合スポーツセンターへは2号線の沿線に所在する。県内で最も乗降人員が多い駅は西船橋駅であり、一日平均乗降人員は約70万人である。両駅を結ぶのは総武緩行線であり、市川市西部で江戸川を渡って東京都心へ直結する。並走する総武快速線は西船橋駅を通過し、隣駅の船橋駅に停車する。

鉄道路線は人口密度が高い北西部に集中しており、特に葛南地域は大正時代から総武本線と京成本線・京成千葉線が競合している。1969年に営団地下鉄東西線(現:東京メトロ東西線)が、1989年に都営地下鉄新宿線がそれぞれ開業して総武緩行線の駅に接続しているが、都心方面で競合する総武快速線は接続駅を通過する。1990年に京葉線が全線開業して、東京ディズニーリゾートや幕張新都心への利便性が向上した。平日のラッシュ時は新木場駅 - 蘇我駅間の35.6 kmがノンストップである通勤快速が運転され、総武快速線のバイパス路線としての役割も担う。2001年に開業したディズニーリゾートライン舞浜駅と東京ディズニーリゾートの各施設を連絡する路線であり、環状の単線を反時計回りで運行する。

東葛地域は常磐快速線常磐緩行線(地下鉄千代田線、小田急線乗り入れ)が都心方面への輸送を一手に引き受けているが、2005年に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開通したことで、それらと競合するようになった。2015年には上野東京ラインが開業し、それまで上野駅発着だった常磐快速線が東京都心(東海道線品川駅)に乗り入れるようになった。常磐緩行線と接続する流鉄流山線は、東京近郊でありながらICカード乗車券が使用できない中小民鉄のローカル線で、全線が単線である。葛南地域と東葛地域を縦断する路線は武蔵野線東武アーバンパークライン(東武野田線)、新京成電鉄新京成線の3路線があり、いずれも松戸市と船橋市を経由する。武蔵野線は1988年から京葉線と直通運転を行っており、これらの3路線で唯一東京都心に乗り入れる。東武アーバンパークラインは2019年に柏駅 - 船橋駅間の複線化が完了し、2020年に同区間で急行運転を開始した。新京成線の大半は戦前に敷設された鉄道連隊演習線の跡地を転用しており、曲線が極めて多い線形となっている。

印旛地域は北総鉄道北総線が東西に横断しており、2010年に京成成田空港線が開業して成田空港への新たなアクセス鉄道となった。都心と成田空港を直通するスカイライナー印旛日本医大駅から東側の新線区間で私鉄最速の160 km/h運転が行われている。成田山新勝寺の最寄り駅である成田駅成田空港駅方面を含む4方向へ路線が伸びているが、そのすべてが成田線の一路線という形態となっている。もう一つの最寄り駅である京成成田駅は京成本線の他に京成東成田線が乗り入れ、2000年に開業した芝山鉄道線と相互直通運転を行っている。芝山千代田線の営業距離は2.2 kmであり、日本の鉄道事業者で最も短い路線である。千葉県唯一の新交通システム路線である山万ユーカリが丘線ユーカリが丘のアクセス路線として開業し、2021年現在も開業当初の非冷房車が運行されている。

佐倉駅 - 松岸駅間は山武地域を経由する総武本線と、香取地域を経由する成田線の2路線があるが、成田線の列車は松岸駅の隣駅である銚子駅まで乗り入れる。同駅は銚子電気鉄道線との接続駅となっており、途中の海鹿島駅は関東地方で最東端に位置する駅である。総武本線は成東駅東金線に、成田線は香取駅鹿島線に接続する。

蘇我駅 - 安房鴨川駅間は君津地域と安房地域を経由する内房線と、長生地域と夷隅地域を経由する外房線の2路線がある。内房線は京葉工業地域を経由し、海側に貨物線の京葉臨海鉄道臨海本線が並走する。外房線と競合する京成千原線は全線が単線であり、運賃が高く利用が低迷している。

木更津駅で接続する久留里線は千葉県にあるJR線で唯一の非電化路線であり、ICカード乗車券が使用できない。房総半島を横断する小湊鉄道線いすみ鉄道いすみ線上総中野駅で接続しているが、いずれも全線が単線の非電化路線である。1997年に東京湾アクアラインが開通し、その後も高速バスが相次いで開業した影響で南部の鉄道路線は軒並み利用者数が減少しており、特に利用者数の減少が著しい内房線は2015年のダイヤ改正で特急「さざなみ」が平日のみの運転になり、定期列車はすべて君津駅発着に短縮された。

2019年度現在、朝ラッシュ時の混雑率が最も高い県内の路線は東京メトロ東西線の199%であり、最混雑区間は木場駅から門前仲町駅までの区間である。都営地下鉄新宿線が全線開業した1989年度に混雑率が200%を下回ったが、1996年に東葉高速鉄道東葉高速線が開業して相互直通運転を行ったこともあり、現在に至るまで混雑率が200%程度で横ばいである。2014年度以降は日本の鉄道で最も混雑率が高い路線となっている。これに次ぐのは総武緩行線であり、錦糸町駅から両国駅までの区間で194%である。こちらは1995年度まで混雑率が240%を上回っていたが、広幅車体に置き換えられて輸送人員が減少したことにより、2013年度に混雑率が200%を下回った。

一方で、京成本線はラッシュ時の最混雑区間が大神宮下駅から京成船橋駅までの区間となっており、混雑率も127%と低い。これは、船橋駅から都心側は並走する総武快速線が所要時間・行先等で圧倒的に有利であり、青砥駅から都心側も都営地下鉄浅草線に直通する京成押上線が便利であることによる。

久留里線、小湊鉄道線、いすみ鉄道いすみ線、京葉臨海鉄道臨海本線を除いて、電化されている。

また、千葉県は関東地方で唯一、新幹線が通らない県でもある[61]

空港

飛行場

ヘリポート

  • 浦安ヘリポート
  • 布施ヘリポート
    • THC(航空輸送事業)
  • 幕張新都心ヘリポート

港・フェリー

大部分を海に面する地理を生かして、多くの工業港や漁港マリーナがある。以下はその中から抜粋したものある。

工業港
漁港
フェリー港
マリーナ
  • 市川マリーナ
  • 稲毛ヨットハーバー
  • 銚子マリーナ

医療・福祉

災害拠点病院
保育所

教育

専修学校
特別支援学校
高等学校
中学校
小学校
幼稚園

マスメディア

新聞

県は産経新聞以外の全国紙東京新聞夕刊も配達するエリア。

  • 全県新聞
  • 地域限定新聞
    • 稲毛新聞(千葉市の希望者・各世帯に配布・本社千葉市)
    • 柏市民新聞(柏市の希望者・各世帯に配布・本社柏市)
    • 房日新聞(館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町の希望者・各世帯に配布・本社館山市)
    • 新千葉新聞(本社木更津市)
    • 房総時事新聞(本社木更津市)
    • 日刊常総新聞(本社銚子市)
    • 大衆日報(本社銚子市)
    • 外房新聞(鴨川市・勝浦市の希望者・各世帯に配布・本社鴨川市)
    • 地域新聞(本社八千代市)

テレビ局

県域放送チバテレのほかに、広域放送NHK放送センターNHK総合NHK Eテレ)と在京キー局5局(日本テレビテレビ朝日TBSテレビ東京フジテレビ)が県内全域で放送対象地域に、また放送対象地域外のTOKYO MXが東葛飾地域と葛南地域[62]を中心に受信エリアのめやすとなっている[63]

ラジオ局

※ 外国語放送のInterFMが県内の放送対象地域は千葉市成田国際空港のみであるが[64]、概ね東葛飾地域と葛南地域[62]は放送区域になっている[65]エフエム東京(TOKYO FM)、J-WAVEも東葛飾地域と葛南地域を中心に放送区域になっている[66][67][68]

AMラジオは後述する送信所がある放送局の他、TBSラジオ文化放送の放送対象地域である。

ケーブルテレビ

Category:千葉県のケーブルテレビ局を参照。

送信所がある放送局

上記の他、下記の放送局の親局送信所が千葉県内にある。

また県内各所にNHK放送センターと広域民放5社の中継局が置かれている[69]※送信チャンネルについては総務省関東総合通信局のウェブサイト(デジタル中継局開局情報)を参照。

文化・スポーツ

方言

伝統的な方言(千葉弁)として、東総弁が東部で、房州弁が南部で話されているものの、若年層では衰退する傾向にある。他都県からの移住者が多い北西部や都市部では、主に首都圏方言が話されている。

食文化

郷土料理

ご当地ラーメン

ご当地駅弁

千葉駅の浜弁シリーズ
  • 潮干狩り弁当
  • やきはま弁當(1940年(昭和15年)に登場した伝統駅弁)
  • 勝浦鰹のたたき漬け炙り盛り
  • やきはま丼(ハマグリ型の陶製容器に入っているのが特徴)
  • 大漁万祝
千葉駅菜の花トンカツ駅弁
  • トンかつ弁当
  • 菜の花弁当
  • JUMBOカツ弁当
千葉駅の幕の内の駅弁
  • 下總弁当
  • 若潮弁当
  • 大人の休日
  • 千葉万葉
千葉駅・季節の駅弁
  • 秋のきのこ御飯弁当
  • 海鮮寄せ鍋風炊込御飯弁当 (12月限定駅弁)
  • うなぎ弁当(土用の丑の日前後の期限限定駅弁)
千葉駅の他の駅弁
  • 万葉軒のやき肉弁当
  • 万葉御寿司
  • どんとちらしまつり寿し
  • 鰯乃押寿司
  • 鯛のもぐり御飯 花鯛
  • 南房総花摘み弁当
五井駅の駅弁
  • あさりめし
  • 房総ちらし
木更津駅の駅弁
  • こだわり横丁バーベQ弁当
  • 木更津簀立て
  • 漁り
安房鴨川駅の駅弁
  • 房総半島うにとさざえめし(外房線・安房鴨川駅の駅弁)
  • わかしお弁当
  • さんが焼
  • あわびちらし
  • 房総半島うにとさざえめし
  • 幕の内かもがわ
館山駅の駅弁
  • くじら弁当

伝統工芸

経済産業大臣指定伝統的工芸品
伝統工芸品
細工
織物・衣装等
  • :佐倉市
  • :佐倉市
  • :銚子市
  • 万祝:房州
人形
  • :茂原市
  • :長南
  • :八千代市
楽器
  • :香取市佐原
神祇品
  • :市川市
  • :山武市
木工品
  • :旭市
  • :九十九里町
  • :九十九里町
  • :君津市
焼き物
  • :鎌ケ谷市
その他
  • :市原市
  • :香取市佐原

特産品・名産品

加工品
菓子類
地酒

日本酒メーカー一覧を参照の事

乳製品
農産物
海産物
畜産物
鑑賞用植物
  • (成田山御霊薬):成田市
画材・顔料

芸術

吹奏楽

千葉県内は、柏市立柏高等学校銚子市立銚子高等学校など、全国でも有数の強豪校が集中している。また、これらの高校は全日本吹奏楽コンクールには収まらず、海外のコンサートなどにも呼ばれている[70]

スポーツ

千葉県の高校野球は全国的に見て地方大会の参加校が非常に多い[71]上、他県と違って公立・私立を問わず、実力の伯仲している学校が多いため、県の代表校が毎年のように入れ替わる状態が長く続いている。全国高等学校野球選手権の記念大会においては西千葉地区と東千葉地区に分けられることもある。硬式野球部の夏の全国高等学校野球選手権千葉大会では例年千葉マリンスタジアムで開会式・閉会式が行われ、予選の試合の多くは千葉県野球場青葉の森野球場などで行われる[72]
高校サッカーでは船橋市立船橋高等学校習志野市立習志野高等学校流通経済大学付属柏高等学校を中心とした東葛地区に強豪が多いという特徴がある[73]。他の都道府県に比べ、全国高等学校サッカー選手権大会に同一校が県代表として連続出場するケースが少ない(前年度の全国優勝校が県大会で姿を消すこともある)ため、高校サッカーの「最激戦区」とも呼ばれる[73]。県大会の出場校が多く、1次から3次に分けられることもあって、全国高校サッカー選手権大会のトーナメントが決定するまでに県代表が決まっていないこともしばしば。地方大会は各地の競技施設または学校のグラウンドで行い、準決勝と決勝はフクダ電子アリーナ柏の葉公園総合競技場などで行われる。

野球
サッカー
フットサル
ラグビー


アメリカンフットボール
バスケットボール
バレーボール
プロレス
ボクシング
  • 本多ボクシングジム(千葉市中央区)
  • 稲毛ボクシングジム(千葉市稲毛区)
  • 船橋ドラゴンジム(船橋市)
  • ランドボクシングジム(船橋市)
  • 石丸ボクシングジム(習志野市)
  • セレスボクシングスポーツジム(柏市)
  • 土橋ボクシングジム(佐倉市)
  • 京葉ボクシングジム(市原市)
相撲
陸上競技
水泳
  • 千葉県水泳連盟

自転車競技

エアレース

2003年レッドブルの企画で始まった曲技飛行パイロットによるエアレースシリーズの総称。国際航空連盟公認のレースとなっている。

2015年よりエアレース日本会場として千葉市美浜区幕張海浜公園で開催され、滑走路ハンガー管制施設などの特設飛行場が浦安市に設営されている。浦安市総合公園では、パブリックビューイングが行われている。

サーフィン

サーフィンの盛んな場所として知られ、国際大会「WQSシリーズ」や「国際サーフィン大会」等が開催される[74]

特に九十九里浜釣ヶ崎海岸(志田下)は国内屈指と評されるサーフポイントであり、2020年東京オリンピックにおけるサーフィン競技会場となっている[75]

千葉国体

2010年(平成22年)9月25日より千葉県においてゆめ半島千葉国体(第65回国民体育大会)が開催された。大会マスコットキャラクターのチーバくんはその後千葉県の公式マスコットとなった。

2020年東京オリンピック・パラリンピック

幕張メッセ及び釣ヶ崎海岸2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場となっている。

競技会場所在地競技
オリンピックパラリンピック
幕張メッセ千葉県千葉市フェンシングテコンドーレスリングゴールボール、テコンドー、シッティングバレーボール車いすフェンシング
釣ヶ崎海岸サーフィン会場千葉県長生郡一宮町サーフィン-

観光

千葉県の入込観光客数は約1億7934万人(延べ数、2017年[76])と、日本屈指の観光客数である。宿泊客数については、延べ約1833万人である。外国人観光客数は1112万人で、延べ宿泊数は456万人である(2019年)[77]

東京都に隣接し、鉄道高速道路などの交通網のほか、所在する成田国際空港と、東京湾アクアラインなどを通じての東京国際空港により、内外の観光客にとって来訪しやすい環境となっている。地域別では東葛飾地域が約5957万人と最も多く、次いで千葉地域(約3122万人)、印旛地域(約2556万人)、君津地域(約2455万人)、安房地域(約1172万人)の順となっており、この5地域で全体の8割以上を占めている。月別の観光入込客数の状況では1月が約2019万人と最も多く、次いで8月(約1988万人)、7月(約1752万人)、5月(約1541万人)の順となっている。

国土交通省の調べによると「観光入込客統計に関する共通基準」の観光地点等分類別の観光入込客数は「スポーツ・レクリエーション」が約6797万人(構成比37.9%)と最も多く、次いで「歴史・文化」が約2706万人(構成比15.1%)、「行祭事・イベント」は、約2699万人(構成比15.1%)となっている。

南部では三方を海に面し広大な砂浜があり、南房総国定公園・水郷筑波国定公園を始め、自然が豊富であり観光業が盛んである。北西部ではディズニーリゾートショッピングセンター博物館などの施設がにぎわう。北東部の成田山新勝寺佐原など、歴史情緒の残る地域では成田空港を利用する外国人観光客でにぎわう。沿海部では広大な砂浜を生かした海水浴場や干潟を利用した潮干狩り場がある。またいすみ鉄道銚子電鉄などのローカル線なども観光に利用される。

観光客の誘致を主な目的として、富津市に、鴨川市におらが丼が存在する。これらの丼は調理法などで分けたものはなく、店舗ごとに異なった丼に共同で同じ名前の付けアピールし、観光客の来店を促し消費につなげようとするものである。おらが丼はたびたび観光ガイドブックなどにも掲載され、県内では有名なご当地グルメである。また、漁業および農業ともに発達しているため、梨や房州びわなどの果物を加工したものや、鯨肉を利用した鯨のたれ、あるいは落花生の加工品や鯛せんべいなどが土産物として販売されている。一部地域の土産物としては、銚子電鉄などが販売するぬれせんべいが有名である。

文化財

国宝

  • 国立歴史民俗博物館(佐倉市)
    • 宋版漢書(慶元刊本)- 61冊
    • 宋版後漢書(慶元刊本)- 60冊
    • 宋版史記(黄善夫刊本)- 90冊
    • 額田寺伽藍並条里図(麻布)- 1鋪
    • 後宇多院宸記(文保三年具注暦)御自筆本 - 1巻

国の特別天然記念物

重要伝統的建造物群保存地区

日本遺産

  • 北総四都市江戸紀行(佐倉市、成田市、佐原、銚子市)

指定文化財

国指定及び県指定文化財の件数一覧、国の名勝及び天然記念物の重複指定1件を含む[78]

種類国指定県指定合計
有形文化財建造物287098
絵画72633
彫刻14108122
工芸品145267
典籍136
書跡022
古文書51318
考古資料34043
歴史資料21417
無形文化財088
民俗

文化財

有形民俗

文化財

22123
無形民俗

文化財

65763
記念物史跡2782109
名勝437
天然記念物165067
合計128548682

対外関係

千葉県を舞台とした作品

千葉県出身の著名人

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 海上を隔てて隣接。
  2. ^ 平成23年に初めて減少に転じ、平成25年までの間のみ減少し、平成26年に再び増加に転じる。
  3. ^ 愛知県では中部国際空港の建設及び埋立てに伴い、再び愛知県の方が面積が広くなっている。
  4. ^ 気象庁区分では柏市、我孫子市、流山市、野田市、松戸市、鎌ケ谷市に加え、市川市、船橋市、八千代市、習志野市、浦安市も東葛飾に入っている。
  5. ^ 横芝光の1月最低平均気温は-0.6℃であり、冬型時は千葉市よりも冷え込むこともある。
  6. ^ 当初は社名の通り浦安市に所在していたが、市川エフエム放送閉局と共に市川市に移転。

出典

  1. ^ アーカイブされたコピー”. 2010年11月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年8月23日閲覧。
  2. ^ 平成30年度地方公共団体の主要財政指標一覧
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  4. ^ 千葉県地方創生 人口ビジョン・総合戦略【概要版】. http://www.pref.chiba.lg.jp/ebook/seisaku/ss/HTML5/pc.html#/page/6 
  5. ^ 千葉県. “平成29年千葉県毎月常住人口調査報告書(年報)” (日本語). 千葉県. 2019年2月18日閲覧。
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  9. ^ 総務省|地方財政状況調査関係資料|平成26年度地方公共団体の主要財政指標一覧” (日本語). 総務省. 2019年3月12日閲覧。
  10. ^ 週刊東洋経済』の「住みよさランキング2018」では、千葉ニュータウンの中核となる市域である印西市が、総合評価で全国1位に7年連続(2012~2018年)でランクイン。
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  12. ^ データで分かる流山市の街力。子育てファミリーに人気の秘密を大調査! | みんなの住まい | 三井不動産レジデンシャル” (日本語). データで分かる流山市の街力。子育てファミリーに人気の秘密を大調査! | みんなの住まい | 三井不動産レジデンシャル. 2019年3月11日閲覧。
  13. ^ 今つくばエクスプレス(TX)沿線がアツい!どんな魅力があるの?|マンション暮らしガイド|長谷工の住まい”. マンション暮らしガイド. 2019年3月11日閲覧。
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  15. ^ 都心へのアクセス抜群!子育てしやすい街、千葉県袖ケ浦市の魅力に迫る<PR>”. ヨムーノ - 住まいと暮らしの情報サイト. 2019年3月11日閲覧。
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  30. ^ 石材図鑑 凝灰岩類2 (鎌倉石・房州石)
  31. ^ 千葉県. “千葉の海岸の現況” (日本語). 千葉県. 2018年12月21日閲覧。
  32. ^ 千葉県の代表的な湧水
  33. ^ 「千葉県地下水汚染対策連絡会」の「砒素含有地下水に係る調査対策部会」が作成した2000年(平成12年)3月に地下水砒素濃度分布図 (PDF) などを参考に安全性の確認が取れた井戸で湧水を飲むのが望ましいと考えられる。
  34. ^ 気象庁|過去の気象データ検索”. www.data.jma.go.jp. 2019年2月18日閲覧。
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  37. ^ a b 千葉県の自然史 別編3 千葉県動物写真集
  38. ^ 千葉県の自然史 別編2 千葉県植物写真集
  39. ^ 自然誌シンポジウム「どうする?房総のシカと生物多様性保全」
  40. ^ 写真集目次
  41. ^ キイロホソゴミムシ とは - コトバンク
  42. ^ 写真集目次
  43. ^ 明鐘岬 〜芳醇の海と黒潮の美しい透明度をあわせ持つ海
  44. ^ 東京ガス : 環境コラム / 北限に分布する造礁サンゴを調べる
  45. ^ 鯛の浦の歴史|特別天然記念物に指定された理由
  46. ^ 第7回 増え続ける千葉県房総半島のキョン - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル
  47. ^ 木更津盤州干潟紀行 市場魚貝類図鑑
  48. ^ アサリの天敵「ツメタガイ」と「サキグロタマツメタ」について (PDF)
  49. ^ 千葉県. “千葉県まち・ひと・しごと創生(地方創生)” (日本語). 千葉県. 2019年3月12日閲覧。
  50. ^ 毎月常住人口調査月報インデックス/千葉県
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  53. ^ 「石と芸術のまち」金谷美術館がオープン
  54. ^ 千葉県のロゴ・キャラクター・マーク
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  57. ^ a b 公共下水道の紹介/千葉県
  58. ^ [1]
  59. ^ 千葉県インターネット放送局
  60. ^ 最新版日本の地理5『関東地方』47頁
  61. ^ 茨城県も新幹線駅は存在しないものの、東北新幹線大宮駅-小山駅間で猿島郡五霞町および古河市内を約10 kmに渡り通過している。また山梨県については地理的には中部地方に区分されるものの、行政や経済面などでは関東地方として扱われる場合もあり、その場合は山梨県も新幹線が通らない県となる。
  62. ^ a b 地域振興事務所一覧(千葉県)
  63. ^ 地上デジタル受信ガイド (TOKYO MX)
  64. ^ 放送普及基本計画第2の2の(1)のウの規定による一般放送事業者の行う超短波放送のうちの外国語放送を行う放送局の放送対象地域(総務省)
  65. ^ About InterFM(2014年6月11日閲覧)
  66. ^ TOKYO FM× 東京タワー頂上新アンテナ送信記念 TOWER OF LOVE(2014年6月12日閲覧)
  67. ^ JーWAVE概要(2014年6月12日閲覧)
  68. ^ 東京スカイツリーFM局エリア図(総務省) (PDF)
  69. ^ 地上デジタル放送開局済一覧 - 一般社団法人デジタル放送推進協会
  70. ^ 千葉)市立柏高吹奏楽部 上海の国際音楽祭で演奏へ:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2021年6月13日閲覧。
  71. ^ 千葉県高等学校野球連盟 | 加盟校一覧
  72. ^ 第92回全国高等学校野球選手権千葉大会 組合せ
  73. ^ a b スポーツナビ (2011年11月26日). “市立船橋、“最激戦区”千葉を制し3年ぶり出場権=高校サッカー選手権”. 2011年12月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年11月27日閲覧。
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  78. ^ 千葉県. “県内の文化財指定状況(平成30年6月1日現在)” (日本語). 千葉県. 2019年3月18日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

行政
官民の観光サイト
関連資料
先代:
木更津県印旛県
新治県の一部(下総国
行政区の変遷
1873年 -
次代:
-----
茨城県(下総国利根川以北)
埼玉県(下総国江戸川以西)

神奈川県

神奈川県かながわけん: Kanagawa Prefecture)は、日本関東地方に位置する県庁所在地横浜市

首都圏の一角を成し、都道府県別の人口は隣接する東京都に次ぐ第2位[1]昼間人口及び人口密度は東京都、大阪府に次ぐ第3位である。県内総生産も東京都、愛知県、大阪府に次ぐ第4位となっている[2]。県内の政令指定都市は全国で唯一の3市(横浜市川崎市相模原市)で、面積は第43位の規模である[3][注釈 3]は、清川村1村のみである。

概要

神奈川県は関東地方の南西部に位置する県で、元の相模国全域と武蔵国の一部が該当する。人口は9,239,502人(2021年10月1日現在)[4] で、総人口の約6.9%を占め、面積は2416.17平方キロメートル(km2)で、国土の約0.6%を占める[3]

県内の市町村数は33で、うちは19、は13、は1(清川村)である。県内の政令指定都市横浜市川崎市相模原市の3市、中核市横須賀市の1市、施行時特例市小田原市大和市平塚市厚木市茅ヶ崎市の5市である。藤沢市は人口が30万人を超えているが(約43万人)、中核市に指定されていない。

県東部の横浜市川崎市は、都市化工業化が進んでおり、東京湾に面した京浜工業地帯の一角を形成する。県西部は緑豊かな丹沢山地から足柄山地箱根山が連なり、酒匂川が流れる足柄平野には小田原城城下町小田原市が開ける。県中央部は相模原市厚木市海老名市などの平野部で都市化工業化が進んでおり、相模川が流れ平塚市から相模湾に注ぐ。県南東部は、海沿いに茅ヶ崎市藤沢市が開け、鎌倉幕府が置かれた鎌倉市から、明治以来の軍港都市・横須賀市がある三浦半島にかけて、三浦丘陵が連なる。

県域は、古くは相模国の中心である相模湾沿岸部と相模川流域部が栄えた。川崎市と横浜市の大部分を占める武蔵国の領域は、古東海道(矢倉沢往還)沿いと東京湾沿岸を中心に小規模な農漁村が形成された。相模国府は所在地が特定されていないが、平塚市、大磯町、海老名市、小田原市に置かれていたという説がある。

平安時代から武士団の活動が活発化し、末期には征夷大将軍源頼朝により鎌倉鎌倉幕府が置かれた。鎌倉時代の始まりである(開幕の時期は諸説あり)。鎌倉には鶴岡八幡宮を筆頭に神社仏閣が多数建立され、鎌倉五山も整備され、武士の都として機能した。その後、執権北条氏によって運営された鎌倉幕府は元寇の恩賞を分け与えられず、全国的に反乱を招く。幕府自体も新田義貞の鎌倉攻めにより滅亡。足利尊氏による室町時代へと時代は移る。室町時代には鎌倉公方が東の将軍府として置かれるも、政権争いが絶えず、最終的に鎌倉公方茨城県古河に移り古河公方となり、武家の都・鎌倉の終焉を迎える。その際に鎌倉の街並みも破壊され、現在に至る街の連続性は失われた。

戦国時代には北条早雲が相模・伊豆を切り取り、日本最初の戦国大名となる。その後5代続いた後北条氏の拠点である小田原は隆盛を誇り、関東制覇に邁進した。当時の小田原城下の発展は西の山口に対し、東の小田原とまで言われた。日本最初の上水道も、この時代に整備された。しかし豊臣秀吉の快進撃の前に降伏を余儀なくされ、戦国大名としての北条氏は断絶に至った。秀吉の全国制覇の際、北条氏の領土は徳川家康に移り、家康は拠点を小田原から江戸に移した。その後江戸時代には江戸幕府の置かれた江戸への交通路として東海道が整備され、東京湾沿岸部の開発が進んだ。県域には幕府直轄の代官支配地と旗本御家人の所領が多く配された。江戸時代中期以降、県域内に本拠を置いた大名領()は西部の小田原藩(小田原市)及び規模の小さい2藩(荻野山中藩(厚木市中荻野)、武蔵金沢藩(六浦藩、横浜市金沢区))のみであるが、一方で県域外に本拠を置く大名の飛地領が多く置かれ(烏山藩栃木県那須烏山市)、佐倉藩千葉県佐倉市)、西大平藩愛知県岡崎市)など)、県域内の支配はモザイク状に細分されていた。幕末には横浜港が開港され、明治時代に入ると東京湾沿岸部を中心として発展した。

戦前・戦後を通じて、京浜工業地帯周辺における商工業の発展と東京一極集中に伴うベッドタウン化などにより人口も増加したため、県内には過疎地域自立促進特別措置法によって指定された過疎地域が長らく存在しなかった。しかし、2017年3月31日付で足柄下郡真鶴町が過疎地域に指定された[5]。また、後述(#人口)のように横須賀市や小田原市、三浦市など人口の停滞ないし減少が顕著な地域もあり、また足柄上地域などに中山間地域を抱えている点に他都道府県と変わりはない。

名称

県名は東海道筋に古くから栄えた宿場町神奈川宿(現・横浜市神奈川区)、および幕末戸部町(現・横浜市西区紅葉ケ丘)に置かれた神奈川奉行所に由来する[6]。これら「神奈川」の由来は、京急本線京急東神奈川駅近くに流れていた長さ300メートルほどの小川の名前からで、現在は道路になっている[7]

地理・地域

神奈川県は関東地方の南西端に位置し、東西約78キロメートル (km) 、南北約60 kmとなっている。県域はかつての相模国全域と武蔵国久良岐郡橘樹郡都筑郡(現在の川崎市および横浜市の一部)からなる。西は丹沢山地で山梨県、箱根山地で静岡県と接する。東は東京湾に面し、東京湾アクアラインを介して千葉県と連絡する。南は相模湾に面し、三浦半島が太平洋に突出する。北東部の川崎市では多摩川下流が東京都との境界となっているが、中流部では東京都に属する稲城市多摩市町田市が多摩川以南に張り出し、町田市はその南西部で境川を都県境として本県の相模原市大和市と接している。

土地の利用区分面積(2003年)は、森林・原野が39.2%を占め、以下、宅地の26.5%、農用地の8.8%、道路の7.9%、水面の3.8%と続く。

県内の最高峰は蛭ヶ岳(1,673 m)で、檜洞丸(1,601 m)、大室山(1,588 m)が続く。川の長さは相模川(55.6 km)が最も長く、境川(52.1 km)、中津川(32.8 km)が続く。湖の面積は芦ノ湖(7.1 km2) が最も広く、宮ヶ瀬湖 (4.6 km2)、相模湖(3.3km2)と続く。

地形

県域は中央部を南流する境川と相模川によって大きく東部丘陵地帯(境川以東)、中央部低地帯(境川-相模川)、西部山地帯(相模川以西)に分けられる。海岸線の長さは約430 kmに及び、変化に富んでいる。

東部:多摩丘陵・三浦半島

多摩川と境川にはさまれた県内東部の地形を特徴づけるのは多摩丘陵を中心とする丘陵地形である。東京都多摩地域南西部から続く多摩丘陵のうち、県内に属するのは南部の標高70〜90 mほどの低位面である。東京湾側斜面と相模湾側斜面とを分ける分水界は西に偏しており、東京湾側では多摩川支流の三沢川や五反田川、鶴見川とその支流の恩田川、さらに帷子川大岡川などによって、また相模湾側斜面では境川支流の柏尾川とその支流によって樹枝状に侵食された谷(谷戸)が分布する。

川崎市高津区南部から横浜市港北区鶴見区神奈川区にかけての高台はこの丘陵面よりも一段低い標高40〜60 mほどの洪積台地で、鶴見区内の地名から下末吉台地と呼ばれる。横浜市中部の野毛山・久保山や根岸台などの高台も同じ堆積面と考えられ、また多摩川対岸の武蔵野台地南東部の荏原台や淀橋台とも対比される。多摩川は北の武蔵野台地と南の多摩丘陵・下末吉台地の間を流れ、沖積低地を形成する。川崎市川崎区と東京都大田区南部(蒲田・六郷・羽田地区)にかけて三角州を形成しているが、人工的な地形改変が著しい。

多摩丘陵の主稜線は、横浜市の最高地点である円海山(153 m)・大丸山(156 m)を経て三浦半島に続く。三浦半島はそのほとんどを三浦丘陵によって占められ、これを侵食する小河川沿いに開けた谷戸に鎌倉、逗子、横須賀などの都市が分布する。しかし平坦地が乏しいために、横須賀では早い段階から丘陵上にまで市街化が進み、他の地域でも高度経済成長期後半以降大規模な地形改変による宅地開発が行われている。横須賀市南部の平作川の河谷付近よりも南では衣笠断層や北武(きたたけ)断層、武山(たけやま)断層など、西北西 - 東南東方向に伸びる活断層が並行している。この活断層群は浦賀水道を挟んだ房総半島南部まで続く。半島南端の武山断層以南の三浦市では大きく分けて3段の海岸段丘が発達し、段丘面上には平坦地が広がる。段丘を樹枝状に侵食する河谷の末端は沈水して、小網代湾や油壺湾などの溺れ谷が分布する。

中央部:相模平野

県中央部の相模川中下流域に広がる階段状の平坦地を相模平野と呼ぶ。広義には関東平野の一部とされることもあるが、多摩丘陵によって分離され、地質構造上は独立の堆積盆地とされる。相模川の堆積作用によって形成された相模平野は、古い堆積面である相模野台地(相模原台地)と現在の堆積面である相模川低地とに分けられる(相模川低地の部分を「相模平野」と呼ぶこともある)。

相模野台地は、相模川左岸と境川の間の大部分を占める洪積台地であり、西側の相模川沿いで顕著に見られる階段状の地形は最終間氷期以降に形成された河岸段丘である。北部の相模原市(旧市域)では大きく3段の平坦面に分けるが、台地南西端に位置し地質的な由来を異にする高座台地や、さらに古い時代の堆積面が丘陵となってわずかに残る座間丘陵など、詳細には10数段の平坦面が分布する。一方、相模川右岸にも中津台地と呼ばれる洪積台地が愛川町東部から厚木市北部にかけて広がっているが、その規模は相模野台地に比べると小さい。

相模川は相模原市当麻(たいま)付近で流路を南に変え、海老名・厚木付近から両側に自然堤防後背湿地を発達させた沖積低地を形成する。この低地は西の丹沢山地から流れ出す金目川水系が相模川右岸に形成した低地と一体となって県中央部に広い平野を作る。相模国内では早くから開発された地域であり、海老名には国分寺が建立され、寒川町には相模国一ノ宮である寒川神社が鎮座する。平塚から藤沢かけての相模湾岸には、縄文海進高潮期以降の海岸線の後退を反映して10列以上の砂堆列が分布する。湘南海岸として知られるこの砂浜は、相模川や酒匂川などから供給された土砂に由来すると考えられているが、近年はダム建設などによる供給との不均衡から茅ヶ崎市などで侵食が著しい。

西部:丹沢・箱根火山

県西部の山地は、それぞれの間に位置する秦野盆地足柄平野によって北部の丹沢山地、東部の大磯丘陵、西部の箱根火山および足柄山地に分けられる。

足柄平野の北東縁で大磯丘陵との境界をなす直線的な急崖は国府津-松田断層帯と呼ばれる非常に活発な活断層によるものであり、これを山北町神縄断層に延長した神縄・国府津-松田断層帯東日本を載せる北アメリカプレート伊豆半島を載せるフィリピン海プレートの境界と考えられている。丹沢山地は、フィリピン海プレートに載って南から移動してきた伊豆半島が本州に衝突することで隆起して形成された山地であり、大磯丘陵は神縄・国府津-松田断層帯の活発な活動の蓄積によって隆起した丘陵である。神縄・国府津-松田断層帯は相模湾底の相模トラフに続き、1703年元禄16年)の元禄大地震1923年大正12年)の関東地震関東大震災)などの大地震の震源となっている。

箱根火山は伊豆・小笠原弧に属し、二重の外輪山を持つ大規模な複式火山である。約65万年前に活動を始め、現在の熱海 - 三島 - 御殿場 - 小田原を山麓とする巨大な火山が形成された。約25万年前に起きた巨大噴火以降、白銀山 - 大観山 - 三国山 - 金時山 - 明神ヶ岳 - 明星ヶ岳を外輪山(古期外輪山)とする最初のカルデラが形成され、約6万5千年前の大噴火の頃までに-および屏風山を東側の外輪山(新期外輪山)とする新しいカルデラが形成された。現在の中央火口丘である神山駒ヶ岳などは約3万年前に活動を開始し、それ以前に形成されていた古い中央火口丘を覆って成長した。中央火口丘からの火砕流山体崩壊による堆積物が北側を回って流れていた早川を堰き止め、仙石原芦ノ湖が形成された。箱根火山では現在でも大涌谷で噴気活動が見られ、周囲に箱根温泉湯河原温泉など多くの温泉が分布する。

気候

ほぼ全土がケッペンの気候区分によると温暖湿潤気候に含まれるが、丹沢山地の高標高地域は西岸海洋性気候または亜寒帯湿潤気候に分類される。 太平洋側気候(但し相模原市のうち旧相模湖町・旧藤野町・旧津久井町地域は中央高地式気候に属する)で太平洋側に位置するため、温暖であり、また雨量が多い。県内の気温観測点は気象台を含めても5つで、全都道府県の中でもっとも少ない。政令指定都市である相模原市は2地点での雨量観測に限られ、川崎市に至っては雨量観測点を含む、アメダス自体が設置されていない。気象庁予報警報規程では東部(代表地:横浜)と西部(代表地:小田原)に分けられ、天気予報が発表される。ただしこの区分による「東部」と「西部」の境界は相模川ではなく、相模川東岸の旧市域を含めた相模原市全域が「西部」に、逆に相模川の西側に位置する平塚市・大磯町・二宮町が「東部」に属する。2010年5月27日に同規程が改正され、気象警報注意報は市町村単位で発表されるようになったが、従前の発表単位であった旧「二次細分区域」(改正後は市町村が「二次細分区域」とされている)はそのまま市町村等をまとめた地域として適宜報道機関などで用いられている。これも含めた県内の区分は以下の通りである。

  • 東部
    • 横浜・川崎 - 横浜市、川崎市
    • 湘南 - 鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町
    • 三浦半島 - 横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町
  • 西部
    • 相模原 - 相模原市
    • 県央 - 秦野市、厚木市、伊勢原市、愛川町、清川村
    • 足柄上 - 南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町
    • 西湘 - 平塚市、大磯町、二宮町、小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町

横浜・川崎、湘南、三浦半島、西湘は海洋性気候、相模原、県央、足柄上は内陸性気候を併せ持つ。

各地の気候特色

神奈川県内各地の平年値(統計期間:1981年 - 2010年、出典:気象庁・気象統計情報
平年値
(月単位)
東部・沿岸部内陸・多摩丘陵西部・沿岸部西部・山間部
横浜三浦藤沢
辻堂
海老名相模原
相模原中央 
小田原相模原
相模湖
丹沢湖箱根
平均
気温
(°C)
最暖月26.7
(8月)
26.3
(8月)
26.6
(8月)
26.5
(8月)
25.9
(8月)
最寒月5.9
(1月)
6.4
(1月)
6.1
(1月)
4.6
(1月)
5.3
(1月)
降水量
(mm)
最多月233.8
(9月)
195.5
(9月)
191.3
(9月)
243.6
(9月)
270.2
(9月)
246.6
(9月)
271.1
(9月)
313.9
(9月)
451.4
(8月)
最少月54.8
(12月)
56.1
(1月)
57.7
(2月)
58.3
(12月)
54.6
(2月)
60.2
(12月)
46.4
(12月)
62.1
(12月)
87.4
(12月)
  • 京浜地区 - 川崎市から横須賀市にかけての沿岸地域が京浜地区に該当する。この地域の気候は、特にヒートアイランドの影響を非常に強く受けている、横浜市は気象台が海のそばにあるため、冬日にはほとんどならず、冬の最低気温は同じ横浜市内でも内陸部とは大きな差がある。夏は暑く、熱帯夜が非常に多い。また、気温が高いために南岸低気圧による積雪も内陸よりは少ない。
  • 湘南三浦半島 - 湘南地域や三浦半島は海洋性の気候で温暖であり、霜が降りることも少ない。夏も酷暑とはならずに、1年を通して温暖・温和な気候となっている。三浦半島南端の三浦市は年間降水量が県内で最も少ない。
  • 多摩丘陵・内陸平野部 - 東京の多摩地域とほぼ同じ気候であり、相模原市厚木市の他、横浜市や川崎市の内陸地域なども該当する。冬は寒く、冬日の数もかなり多くなる。海老名市は1月の平均気温が県内のアメダス地点では最も低くなっており、平均最低気温が−0.7度と氷点下であり、時に氷点下5度以下まで下がる。しばしば南岸低気圧による大雪をもたらし、1980年代以降でも30〜40 cm前後の積雪を記録したこともある。一方、内陸部においては丹沢山地により北風の流入が妨げられる影響で、南西部ほど雪が降りにくく、厚木市中心部や伊勢原市では積雪となる事は少ない。他方で右影響の小さい横浜市西部などでは積雪が増える。夏は日中かなり暑くなり猛暑日も多い。人口過密であるにも関わらず、この地域のアメダス気温観測地点は海老名しか存在しない。
  • 西湘 - 相模川以西の小田原市秦野市などの平野部は冬季は南岸低気圧が通過する場合も、暖気を巻き込むことが多いために、雨や霙となる場合が多く、ほとんど積雪とはならない。しかし、晴れた朝は冷え込むため京浜沿岸地区に比べても冬日の数は多い。また、夏は比較的過ごしやすい。年間降水量も東部よりも多い。
  • 相模山間部 - 山梨県に隣接する山間地域の相模原市緑区相模湖町津久井町藤野町域や箱根町などは内陸性気候となり寒さは厳しい。夏は冷涼で避暑地となる。冬季の南岸低気圧により箱根丹沢などの山地ではかなりの積雪をもたらす。また、箱根火山付近を中心とする西部の山岳地帯で年間降水量が県内最多の多雨地帯となり、東部に向かって年間降水量が減る傾向にある。
グラフ(月ごとの値)
  • 横浜地方気象台のデータによる
  • 横浜・東京は1971年 - 2000年、小田原、海老名は1979年 - 2000年の平均値

自然公園

国立公園
富士箱根伊豆国立公園
国定公園
丹沢大山国定公園
県立自然公園
県立丹沢大山自然公園、県立陣馬相模湖自然公園、県立真鶴半島自然公園、県立奥湯河原自然公園

地域

人口:9,239,502人

以下の19市6郡13町1村がある。町の読みはすべて「まち」、村は「むら」。横浜地域、川崎地域、横須賀三浦地域、県央地域、湘南地域、県西地域の6つの地域区分がある[8]

横浜地域

圏域内人口:3,776,179人

川崎地域

圏域内人口:1,541,159人

横須賀三浦地域

圏域内人口:687,997人

県央地域

圏域内人口:1,586,256人

    • 相模原市 - 政令指定都市(3区)[9]
      • 緑区 - 中央区 - 南区
      • ※相模原市は従来「県央地域」に含まれていたが、2006年(平成18年)3月20日の津久井郡津久井町相模湖町の編入に伴い、県は「津久井地域」としていた旧津久井郡4町の区域を管轄する出先機関(県政総合センター)を統合して県北地域県政総合センターを設置した。2007年(平成19年)3月11日の津久井郡城山町藤野町の編入に伴い、新・相模原市全域が「県北地域」となった。
        2008年(平成20年)4月1日に県央地域県政総合センターと県北地域県政総合センターを統合し、県央地域県政総合センター[9] を設置した。これに伴い、相模原市は再度「県央地域」に含まれることになった。
    • 厚木市 - 施行時特例市[9]
    • 大和市 - 施行時特例市[9]
    • 海老名市[9]
    • 座間市[9]
      • ※座間市(当時座間町)は、元々相模原市(当時相模原町)の一部であった。
    • 綾瀬市[9]
  • ※北相地域ともいう。

湘南地域

圏域内人口:1,313,176人

県西地域

圏域内人口:334,735人

※人口は2021年10月1日現在

広袤(こうぼう)

国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、神奈川県の面積は2416.17km2である[10]

神奈川県の東西南北それぞれの端は以下の位置である[11]。北端は生藤山、南端は城ヶ島の安房崎、東端は川崎浮島ジャンクション、西端は三国山 (神奈川県・山梨県・静岡県)の北にある三国峠である。加えて、重心も併記する。また統計局の平成27年国勢調査によると、人口重心は横浜市旭区南希望が丘にある

重心
(伊勢原市石田)
北緯35度25分03秒 東経139度20分14秒 / 北緯35.41750度 東経139.33722度 / 35.41750; 139.33722 (神奈川県重心)

北端
(相模原市緑区佐野川)
北緯35度40分22秒 東経139度08分01秒 / 北緯35.67278度 東経139.13361度 / 35.67278; 139.13361 (神奈川県最北端)
人口重心
(横浜市旭区南希望が丘)
北緯35度27分10.74秒 東経139度30分41.93秒 / 北緯35.4529833度 東経139.5116472度 / 35.4529833; 139.5116472 (神奈川県人口重心)
西端
(足柄上郡山北町世附)
北緯35度24分17秒 東経138度54分57秒 / 北緯35.40472度 東経138.91583度 / 35.40472; 138.91583 (神奈川県最西端)
神奈川県庁舎所在地
(横浜市中区日本大通)
北緯35度26分52秒 東経139度38分33秒 / 北緯35.44778度 東経139.64250度 / 35.44778; 139.64250 (神奈川県庁)
東端
(川崎市川崎区浮島町)
北緯35度31分07秒 東経139度47分46秒 / 北緯35.51861度 東経139.79611度 / 35.51861; 139.79611 (神奈川県最東端)
↓南端
(三浦市城ヶ島)
北緯35度07分44秒 東経139度37分44秒 / 北緯35.12889度 東経139.62889度 / 35.12889; 139.62889 (神奈川県最南端)

歴史

原始時代

旧石器時代の遺跡は少なく、あまり発掘されていない。縄文遺跡は県内全域にわたって多く見られ、代表的な遺跡として勝坂式土器の名前の由来となった勝坂遺跡(国の史跡)や、国内でも最大規模を誇る巨大集落址が発掘された岡田遺跡、国内最古級の貝塚である夏島貝塚(国の史跡)等がある。 弥生時代の遺跡大塚遺跡は高台に作られた弥生時代中期の環濠集落である。歳勝土遺跡では、大塚遺跡の環濠とその周囲に広がる土塁に近接した一帯から方形周溝墓群[1]が発見されて、年代的にも同時代であることが確かめられ、環濠集落(大塚遺跡)に住んだ人びとの墓地であることが明らかになった弥生時代の大規模な環濠集落が完全な形で発掘されたのは極めて稀有な例である。 両遺跡の全体像が明らかになった結果、居住域と墓域が一体的に把握できる貴重な遺跡であるとして残存部分が1986年(昭和61年)1月31日に国の史跡に指定された。

古代

5世紀前半には、在地土豪がヤマト王権に服属。相模川流域に相武国造酒匂川流域に師長国造、鎌倉・三浦付近に鎌倉別が任命された。安閑天皇元年(534年?)には橘樹郡・久良岐郡に屯倉が設けられる。

古代から中世にかけては、住人の中の富者が開墾地を広げ貢納物資の輸送にあたるなどしてさらに富裕となり、これを守るための自衛武力を蓄える。中央から相模・武蔵に派遣された役人の土着が相次いだ。

神奈川県域は、相模八郡[注釈 4]と武蔵国三郡[注釈 5]からなる。国司が政務を執る政庁(国衙)は、国府と呼ばれた。相模国の国府は初め海老名に置かれ、後に移された。移転先の所在地は、はっきりしないが、『和名類聚抄』によると大住郡[注釈 6]、『伊呂波字類抄』には余綾郡[注釈 7]にあったとされる。武蔵国の国府は、東京都府中市大國魂神社付近といわれる。その神社境内から国庁脇殿と考えられる建物跡や敷き瓦が出土している。聖武天皇によって天平13年(741年)に詔が出され、全国に国分寺(僧寺と尼寺)が造営された。武蔵国分寺は東京都国分寺市に所在し、僧寺は中門・金堂・講堂が一直線に並ぶ東大寺式伽藍配置である。寺域は3〜4町四方(約15ha)で、全国でも最大規模に属する。相模国分寺は、海老名市国分にある。僧寺は東西160m、南北120mの回廊をめぐらし、中門・東西に金堂と塔・講堂が配置された法隆寺式伽藍配置で、詔が出された天平より古い白鳳様式であるので、郡司の氏寺を改修したものと考えられている。尼寺は、中門・金堂・講堂と並び、講堂の両脇に経蔵と鐘楼がある[12]

延喜式内社としては足上郡寒田神社、余綾郡に川勾神社、大住郡に前鳥神社、高部屋神社、高座郡寒川神社(名神大社)などが鎮座する。

中世

中世には鎌倉に初めて幕府が開かれ、武家政治の中心となる(鎌倉時代)。
室町時代には、室町幕府により、関東八ヶ国(関八州)及び甲斐伊豆の十カ国[注釈 8] を統治する為に鎌倉府が置かれている。実質的な政務は、鎌倉府の長である鎌倉公方ではなく、補佐役の関東管領が執り行っていたため、関東管領の直轄地となっていた。

戦国時代には小田原城を拠点とする戦国大名北条氏が旧支配勢力を滅ぼし、関東の覇者として不動の地位を固めた。後北条氏の優れた統治のもと、小田原は関東最大の都市(城下町)に成長した。独自に日本国外と交易を行い、城下に唐人町を抱え、3代当主北条氏康によって日本で初めての水道である小田原早川上水が建造されるなど、当時「西の山口、東の小田原」と謳われた程国内でも発展した都市の一つとなっていた。

近世

江戸時代には小田原藩が存在したが、旗本領も多く、三浦按針(ウィリアム・アダムス)が徳川家康から三浦半島に領地を拝領したことは有名である。江戸時代中期以降、現県域内に本拠を置いたのは小田原藩のほかに同藩の支藩である荻野山中藩および武蔵金沢藩(六浦藩)があり、ほかに県域外に本拠を置く藩(烏山藩佐倉藩西大平藩など)の飛地が多く配された。小田原藩は相模川以西にある程度まとまった所領を有していたが(全域を領していたわけではない)、特に相模川以東では幕府領・旗本領・大名領のいずれについても支配が細分されて相給とされる村が極めて多く、現県域内において地域的なまとまりを醸成するような一円的な支配は行われなかった。

江戸時代初期には徳川家康が好んで鷹狩りを行い、小杉御殿(現在の川崎市中原区)、神奈川御殿(横浜市)、藤沢御殿(現在の藤沢市)、中原御殿(現在の平塚市)などの将軍滞在所が置かれた。これらの御殿の使用は3代将軍徳川家光の代まで行われ、一時廃れたが、8代将軍徳川吉宗の代に復活した。

19世紀の初頭から外国船(いわゆる「黒船」)が日本近海に現れるようになり、日本の開国を求めてきた。中には武力で「開国・開港」を迫る国もあった。沿岸地域の警備が政治問題となり、神奈川県下では会津藩が文化7年(1810年)から観音崎・西浦賀・三崎での台場や陣屋の建設に着手した。これらの陣屋には会津藩士が常駐し、軍事訓練を行った。有事には沿岸の村々から漁船・荷物船を徴発する体制が作られた。その後も黒船の来航は止まず、文政元年(1818年)5月にはイギリス船が、同5年(1822年)にはイギリス捕鯨船が洲崎沖(千葉県)、天保8年(1837年)6月にはアメリカ商船モリソン号が浦賀沖に来航した。これら相次ぐ黒船の来航に、警備が強化されるとともに、非常時には沿岸の村々の人々を広く動員することが決められ、名主や村役人が警備担当者を分担することとなり、江戸湾の周囲の地域は防備の最前線に立たされることとなっていった。弘化3年(1846年)5月、アメリカのビットル艦隊が江戸湾内に来航したときには延べにして船3000隻以上、農漁民4万人以上が防備に徴発・動員された[13]

幕末

江戸幕府安政5年(1858年)の日米修好通商条約日英修好通商条約安政五カ国条約)で「神奈川」を開港場とすることを約したが、繁華な場所への外国人の雑居により攘夷騒動などのトラブルが起こることを懸念し、出入りの管理が容易で街道筋から離れた対岸の横浜村(現在の神奈川県庁付近)に開港場を開設した。これは条約違反であったが、幕府は横浜は神奈川に含まれると強弁した[14]。当初、欧米列国は条約違反を主張していたものの、この外交論争は間もなく終息する。横浜の港湾設備その他の施設が充実していくにつれて、神奈川宿は衰退し、横浜が発展し始めたためである。

安政6年(1859年)、安政五カ国条約に基づき開港場とされた横浜と近傍区域(神奈川宿、程ヶ谷宿本牧、根岸など)の行政を担当する神奈川奉行が設けられ、神奈川奉行所が武蔵国久良岐郡戸部村(横浜市西区紅葉ヶ丘、神奈川県立図書館付近)に、関内の現在神奈川県庁が建つ位置(横浜市中区日本大通)には神奈川運上所(横浜税関の前身)が置かれた。神奈川奉行は横浜周辺の行政とともに、条約で「横浜から十里四方」とされた居留外国人の遊歩区域に関する事務も管掌した。

近・現代

慶応4年(明治元年)3月19日1868年4月11日)に神奈川奉行所の戸部役場(内務担当)、神奈川運上所(外務担当)は新政府軍に接収されて横浜裁判所となり[15]、次いで同年4月20日5月12日)には横浜裁判所が改称されて神奈川裁判所となり、その下に戸部裁判所(内務担当)、横浜裁判所(外務担当)が設置される形となった[16]。さらに、同年6月17日8月5日)には神奈川府となり[17]、同年9月21日11月5日)に神奈川県に改称された[18]。寺島宗則が神奈川県の知県事に任命された。半年余のうちに4度も機構変革・改称が行われたことになる。なお、神奈川県史では横浜裁判所が設置された慶応4年3月19日(1868年4月11日)を「立庁記念日」としている[19]

設置当初の神奈川県は従前の神奈川奉行所・神奈川裁判所の事務を引き継ぎ、「六郷川(多摩川)と酒匂川の間、横浜から十里四方」の旧幕府領・旗本領の行政を担当するものとされた。発足時の領域は、武蔵国橘樹郡133村、都筑郡77村、久良岐郡のうち50村、多摩郡の一部(錯綜をきわめるため詳細は分割後の多摩各郡の項目を参照)、相模国鎌倉郡77村、三浦郡89村、高座郡のうち103村、大住郡のうち104村(小田原藩領20村、六浦藩領1村を含む)、愛甲郡のうち12村(小田原藩領3村を含む)、津久井郡のうち30村(小田原藩領15村を含む)であった。ただし、藤沢宿以西の東海道筋や相模川以西の諸村の一部事務を韮山県が担当したり、小田原藩や荻野山中藩、六浦藩(武州金沢藩)の管轄区域との調整などに関連して、現実の支配関係は錯綜している。

明治2年(1869年)、神奈川県域では、小田原藩・荻野山中藩・六浦(むつら)藩が版籍奉還を願い出て同年6月(7月)に各藩主が知藩事に任命され、全国的には中央集権化が進んだ。明治4年7月14日1871年8月29日)の廃藩置県の後、同年11月14日12月25日)に関東地方の府県が統合・再編され、神奈川県の管轄区域は武蔵国のうち久良岐郡橘樹郡都筑郡および相模国のうち三浦郡鎌倉郡とされた[20]。また、相模国のうち境川以西の高座郡大住郡淘綾郡愛甲郡津久井郡足柄上郡足柄下郡の区域は伊豆国全域とともに小田原に県庁を置く足柄県に属するものとされた。これに対して神奈川県は、高座郡および武蔵国多摩郡が外国人遊歩区域に含まれることから従前の通り神奈川県の管轄とするべきであるとの上申書を政府に提出し、これを受けて当初は東京府及び入間県に分割された多摩郡の全域と、足柄県に属することになった高座郡とが改めて神奈川県の所属とした。この結果、多摩地域が神奈川県の管轄となり、相模川が足柄県との県境となった。なお、多摩郡のうち東京の市街地に近接する中野村ほか31村(後の東多摩郡。現在の中野区・杉並区)は翌明治5年8月19日1872年9月21日)に再度東京府へ移管されている[21]1876年(明治9年)4月18日には足柄県が廃止され、同県の旧相模国地域は神奈川県に、旧伊豆国地域は静岡県に編入された[22]。この時点で、現在の神奈川県の原形が完成した。しかし、上からの行政区域の改編は地域住民の生活感情を無視するものとして、足柄県の廃止の後10年経過した1886年(明治19年)に、再興を願い出ている[23]

1878年(明治11年)、郡区町村編制法により県内に横浜区および久良岐郡橘樹郡都筑郡西多摩郡南多摩郡北多摩郡三浦郡鎌倉郡高座郡大住郡淘綾郡足柄上郡足柄下郡愛甲郡津久井郡の15郡が編成された(東京府に再移管された旧多摩郡域は東多摩郡となった)[24]。その後1893年(明治26年)4月1日には、西多摩郡・南多摩郡・北多摩郡が東京府へ再移管されたため[25]、現在の県域が確定する。その後1896年(明治29年)3月26日郡制の施行に際して大住郡淘綾郡が統合されて中郡となる。

近代には東京の外港都市となった開港場・横浜を中心に京浜工業地帯が形成され、商業・工業が発展した。

1923年大正11年)9月1日関東大震災(関東地震)では、小田原三浦半島の直下が震源となったことから、大きな被害を受けた。また、当時としては珍しい大規模な都市計画が当時軍都であった相模原市で実施され、現在でも碁盤の目の道路などに名残が残る。

第二次世界大戦では、1944年昭和19年)以降、横浜市を始めとする沿海都市が空襲や艦砲射撃を受けた。

東京湾の入口を制する横須賀市に置かれた横須賀港は戦前から日本海軍最大級の軍港であり、戦後も海上自衛隊自衛艦隊司令部やアメリカ海軍第7艦隊司令部が置かれている。また、相模原市座間市に広がるキャンプ座間綾瀬市大和市に跨る厚木海軍飛行場相模原市相模総合補給廠米軍相模原住宅など、神奈川県には現在沖縄県に次いで多くの米軍関連施設が存在する。これらの施設は2001年平成13年)のアメリカ同時多発テロ事件により各施設に厳戒態勢が敷かれ、その後もセキュリティレベルは下がっていない。

2016年10月14日、障害者支援施設において起きた事件により再発防止のため「ともに生きる社会かながわ憲章」が制定された[26][注釈 9]

人口

市町村行政課が、毎年3月31日(平成26年度からは1月1日)現在で公表した住民基本台帳人口における数値は下表の通りである。(単位・人)平成15年以前は [1] を参照。

年度人口前年度比
平成16年8,600,10953,252
平成17年8,644,03143,922
平成18年8,693,37349,342
平成19年8,741,02547,652
平成20年8,798,28957,267
平成21年8,848,32950,040
平成22年8,885,45837,129
平成23年8,906,59021,132
平成24年8,917,36810,778
平成26年8,940,00111,415
平成27年8,950,66010,659
平成28年8,961,72411,064
平成29年8,969,5307,806
平成30年8,972,7703,420
平成31年8,976,9544,184

人口は1939年(昭和14年)に200万人、1956年(昭和31年)に300万人を超えて以後、ほぼ7年ごとに100万人ずつ増加していった。2012年(平成24年)6月1日現在では907万2471人と、全都道府県で第2位の人口となっている。また、2010年から2015年における人口増加率は東京、沖縄県埼玉に次ぐ第4位となっている。

合計特殊出生率は1.28と全国の1.37を下回っている(2009年)が、総人口はいまだ増加傾向にあり、特に横浜・川崎・相模原では都心回帰に伴って県内の市町村からの転入も多い。一方で、横須賀・三浦・小田原など東京通勤圏最外縁部に位置する市町では減少傾向にある。このため都市部への人口集中が進み、2012年(平成24年)現在、神奈川県民のうち約41%が横浜市民、約16%が川崎市民、約8%が相模原市民である。すなわち、県人口のおよそ3分の2が横浜市川崎市相模原市に集中していることになる。横浜市と川崎市は100万人を超える人口を有しており、100万人都市を2つ抱える都道府県は神奈川県が全国で唯一である[注釈 10]。その一方で、例えば三浦市では人口が5万人を割り込み、戸建て住宅の定住者に10万円の奨励金を交付する三浦市定住促進制度などを導入するなど、人口減が顕著になっている。

Demography14000.svg
神奈川県と全国の年齢別人口分布(2005年)神奈川県の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 神奈川県
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

神奈川県の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

都市

神奈川県内 市別人口ランキング
神奈川県内市別人口密度ランキング(推計人口 2021年10月1日)

神奈川県内市町別人口・面積・人口密度

人口・面積・人口密度
自治体コード人口
(人)
面積
(km2
人口密度
(人/km2

都市圏

政治

県政

県の沿革

歴代知事

県議会

議長・副議長

2018年9月19日現在の議長·副議長[27]

  • 議長:桐生 秀昭(自民党、横浜市港南区)
  • 副議長 : 齋藤 健夫(かながわ国民民主党・無所属クラブ、藤沢市)
会派

2018年(平成30年)9月19日現在

  • 議員数103人(定数105)
  • 14会派
会派名呼称略称議員数
自由民主党神奈川県議会議員団自民党自民48人
立憲民主党・民権クラブ神奈川県議会議員団立憲民主党・民権クラブ立民17人
公明党神奈川県議会議員団公明党公明10人
かながわ国民民主党・無所属クラブ神奈川県議会議員団かながわ国民民主党・無所属クラブ民主8人
県政会神奈川県議会議員団県政会県政6人
日本共産党神奈川県議会議員団日本共産党共産6人
わが町わが町わ町1人
神奈川ネットワーク運動神奈川ネット神ネ1人
神奈川絆の会神奈川絆の会絆会1人
愛甲クラブ愛甲クラブ愛ク1人
大志会大志会大志1人
民主みらい神奈川民主みらい神奈川民み1人
横浜緑の会横浜緑の会緑会1人
川崎県民クラブ川崎県民クラブ川ク1人
議員数計(14会派)103人
定数
選挙区別定数

計49選挙区 定数105(2018年(平成30年)9月19日現在)[28]。なお、定数の一部変更と一部の合区が定められた「神奈川県議会議員の定数、選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例」改正案がすでに成立しており、2019年3月1日以後初めてその期日を告示される一般選挙から施行されることになっている[29]。以下は現行の、つまり前述の改正が反映される前のものである。

選挙区定数
横浜市鶴見区3
神奈川区3
西区1
中区2
南区2
港南区3
保土ケ谷区2
旭区3
磯子区2
金沢区2
選挙区定数
横浜市港北区4
緑区2
青葉区3
都筑区2
戸塚区3
栄区1
泉区2
瀬谷区1
川崎市川崎区2
幸区2
選挙区定数
川崎市中原区3
高津区2
宮前区3
多摩区2
麻生区2
相模原市緑区2
中央区3
南区3
横須賀市5
平塚市3
選挙区定数
鎌倉市2
藤沢市5
小田原市2
茅ヶ崎市3
逗子市・葉山町1
三浦市1
秦野市2
厚木市3
大和市3
伊勢原市1
選挙区定数
海老名市1
座間市1
南足柄市1
綾瀬市1
寒川町1
大磯町・二宮町1
足柄上1
足柄下1
愛川町・清川村1

財政

平成20年度
  • 予算一般会計額 1兆6832億円
  • 職員数 一般職 77105名
    • 内訳 教育職51443名、公安職(警察)17050名、一般職員8612名
    • 人件費総額 7877億8871万円
    • 一般会計に占める人件費割合 46.8%
平成19年度
  • 財政力指数 0.92
    • Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)17自治体中1位
  • 一般会計歳出 1兆6641億円
  • 自主財源の割合 81.3%
  • 一般財源の割合 79.2%
平成18年度
  • 財政力指数 0.86
    • Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)16自治体中2位
  • 一般会計歳出 1兆6457億円
  • 自主財源の割合 69.2%
  • 一般財源の割合 79.3%
平成17年度
  • 財政力指数 0.82
    • Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)10自治体中2位
平成16年度
  • 財政力指数 0.81
    • Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)8自治体中2位

かながわインターネット放送局

「かながわインターネット放送局」は神奈川県が運営するインターネットテレビ放送である。知事定例記者会見、県政ビデオクリップ、スポットCMなどのチャンネルを用意して県政の広報に務めている[30]

国政

衆議院
神奈川県は比例区南関東ブロック(定数22)に属し、小選挙区は県内に18区(定数18)ある。
参議院
参議院議員通常選挙神奈川県選挙区は定数8(改選数4)[31]

経済・産業

平成20年(2008年)度の県内総生産は30兆8,997億円である。ドルに換算すると3,500億ドル前後に相当し、G20参加国の南アフリカ共和国アルゼンチン国内総生産(GDP)に匹敵している。一人当たりの県民所得は319.9万円である[32]。産業別就業者数は、第一次産業が4万4,000人、第二次産業が117万8,000人、第三次産業が295万5,000人となっている。学区別平均年収の最も高い地域川崎市立宮前平小学校の学区で1044万円である。

産業

商工業

県内の事業所数(工業を含む)は309,441事業所で、全国シェアは4.9%、また従業者数(製造業を含む)は337万4,752人で、全国シェアは5.6%となっている(2001年(平成13年))。いずれも東京都、大阪府愛知県に次ぐ全国第4位である。事業所の40.5%は卸売・小売、飲食店で、29.1%のサービス業がこれに続く。また、従業者の31.7%はサービス業で、29.5%の卸売・小売、飲食店がこれに続く。

化学工業は東京、大阪、愛知を抜いて1位となっている。

県内の工業にかかる事業所数は10,966事業所で、従業者数は421,464人となっている。特に東京湾に面する横浜市や川崎市の臨海部は京浜工業地帯として工業が盛んである。製造品出荷額等は18兆5,660億円で、愛知県に次ぐ全国第2位となっている。

県内の商業にかかる事業所数は74,540事業所(卸売業14,764事業所、小売業59,776事業所)で、従業者数は621,811人となっている。事業所数の全国シェアは4.62%となり、東京都、大阪府、愛知県に次ぐ全国第4位となっている。

横浜港川崎港横須賀港の3港合計の貿易額は、輸出額8兆3,112億円、輸入額4兆5,389億円で、それぞれ全国の13.6%、9.2%を占める。全国の港別貿易額の順位では、横浜港は成田空港名古屋港東京港に次ぐ全国第4位(平成13年以降)、川崎港は第11位、横須賀港は第29位となっている。輸出品の7割以上は機械類及び輸送用機器が占める。また、輸入品は鉱物性燃料が3割、食料品等、機械類および輸送用機器がそれぞれ約15%を占めてこれに続く。

県内には横浜市・川崎市などの市街地、江の島鎌倉などの湘南地域、三浦半島の海水浴場、丹沢・大山、相模湖などのアウトドア・フィールド、箱根湯河原町といった温泉地など、レジャー施設・観光地も多い。県内の観光客数は1億7,118万6,000人(2008年、過去最高)となっている。うち1億5,725万人が日帰り観光客である。地域別に見ると、日帰り観光客が最も多いのは横浜・川崎地域の5,084万8,000人、宿泊客が最も多いのは箱根・湯河原地域の578万9,000人となっている。

農林水産業

県内の農家数は29,681戸(平成17年)で、県全体の世帯数の1%にあたる。経営耕地面積は16,978haで、うち76.7%が畑・樹園地(畑53.6%、樹園地23.1%)となっている。1戸あたりの作付面積は全国平均より小さいが、土地生産性は非常に高い。大消費地に近接する地の利を生かして、キャベツ大根などの野菜牛乳豚肉花卉の生産が盛ん。果樹はナシおよびミカンの生産が多い。西部、中部の中山間地域ではが生産されており、「足柄茶」の統一ブランドで販売されている。また、はるみ (米)が平成28年度日本穀物検定協会が認定する食味ランキングにおいて特Aに認定されたことから、ブランド化を進める動きも出てきている。農業産出額は761億円で、市町村別では第1位が三浦市(111億円)、第2位横浜市(102億円)、第3位平塚市(63億円)と続く。
また、ワインの年間生産量は34,676キロリットル(平成22年度[33])に上り、ワインの生産量は統計上は日本一となっている。これは藤沢市に大手酒造会社であるメルシャンのワイン工場があることによる。

漁業・養殖業生産量は57,641tで、うち海面漁業が95.1%を占める。三浦半島に散在する25の漁港を中心に行われ、マグロ延縄による遠洋漁業と大型定置網による沿岸漁業が盛ん。特に特定第三種漁港の指定を受ける三崎漁港はマグロ遠洋漁業の基地となっており、2005年時点で水揚げ金額は全国2位である。相模湾では、独自の魚食文化も生まれ、オシツケスミヤキナガスミヤキなどが貴重とされる。

森林面積は、県土の約4割にあたる95,278ha(うち9割が民有林で、1割が国有林)。林家数は増加しているものの、木材価格の低迷で伐採が控えられているため、造林面積は20ha以下で推移している。県内の1ha以上の林家について見ると、1 - 3haの林家が全体の67.5%を占め、所有規模は極めて零細である。

県内に本社を置く主要企業

横浜市
(鶴見区)
(神奈川区)
(西区)
(中区)
(港南区)
(保土ヶ谷区)
(旭区)
(磯子区)
(金沢区)
(港北区)
(青葉区)
(都筑区)
(戸塚区)
(栄区)
川崎市
(川崎区)
(幸区)
(中原区)
(高津区)
(宮前区)
(麻生区)
相模原市
(緑区)
(中央区)
(南区)

生活・交通

警察

交通

空港

県内に民間空港はない。最寄の空港は東京国際空港成田国際空港(国際線)である。なお、日本の太平洋に面する都道府県で民間空港がないのは、神奈川県と三重県だけである。

鉄道路線

1991年(平成3年)に、日本で3番目、東日本地域では初の鉄道路線の全線電化が行われた(貨物線を除く)。大阪府・滋賀県・香川県と同様、JRの路線はすべて幹線で地方交通線は存在せず、関東地方では唯一JR東海在来線が乗り入れている。また県内において、首都圏の全ての大手私鉄及び地下鉄の車両が相互乗り入れを含めて見られる[注釈 11]。  

計画中の路線

路線バス

道路

高速道路
一般国道
県道
神奈川県の県道一覧を参照されたい。なお、混同を避けるため県内を走る国道の番号は使用していない。

船舶

かつてはマリンエキスプレス(川崎港-那智勝浦港-宮崎港・日向港)、シャトル・ハイウェイライン久里浜港-大分大在港)などが営業していた。

医療・福祉

災害拠点病院
保育所

教育

専修学校
特別支援学校
高等学校
中学校
小学校
幼稚園

マスメディア

新聞社

その他全国紙中日新聞東京新聞)の総局・支局・通信部も県内に所在する。

放送局

テレビ局

その他、広域放送NHK放送センター総合テレビ教育テレビ)と在京キー局5局(日本テレビテレビ朝日TBSテレビ東京フジテレビ)の放送対象地域になっている。なお前述した各局は県内各地に中継局がある。

ラジオ局

アール・エフ・ラジオ日本の本社及び演奏所は横浜市にあるが、生番組の大半は東京支社(東京都港区)に於いて制作・放送されている。その他在京AM3局(TBSラジオ文化放送ニッポン放送)の放送対象地域になっている。また外国語放送のInterFMも横浜市と川崎市が放送対象地域になっている[34]。更に放送対象地域外のTOKYO FM[35]J-WAVE[36] も横浜市、川崎市を中心に放送区域になっている。

コミュニティ放送局
ケーブルテレビ局

神奈川県のケーブルテレビ局(参照)

文化・スポーツ

方言

  • 神奈川県方言 - 県全域でまとまった方言というものは存在しない。

食文化

郷土料理
駅弁

伝統工芸

経済産業大臣指定伝統的工芸品
伝統工芸品

音楽

神奈川県歌
民謡
ご当地ソング

スポーツ

サッカー

※その他、神奈川県社会人サッカーリーグ関東サッカーリーグなどにも神奈川県のチームがある。

野球
バレーボール - Vリーグ
バスケットボール
ラグビー
アメリカンフットボール - Xリーグ
ソフトボール
アイスホッケー - アジアリーグ
陸上競技
卓球
ボクシング
プロレス
県内にファーム本拠地を置くスポーツクラブ(上記記載を除く)

観光

神奈川県の入込観光客数は1億7,119万人(延べ数、2008年(平成20年)[39])で、地域別では横浜・川崎地域が最も多く、宿泊客数では箱根・湯河原地域が最も多い。また、国土交通省の調べによると、神奈川県の延べ宿泊者数は約1000万人泊(2007年(平成19年)[40])となっており、47都道府県中では沖縄県に次ぐ第7位で、長野県愛知県と並ぶ。一方、外国人観光客数は2019年に250万人に及び、延べ宿泊者数は294万人泊であった[41]

有形文化財建造物

対外関係

神奈川県は、以下の国内外の地域と友好交流関係を結んでいる。

国・名称
アメリカ合衆国の旗 アメリカメリーランド州1981
中華人民共和国の旗 中国遼寧省1983
ドイツの旗 ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州1989
大韓民国の旗 韓国京畿道1990
ウクライナの旗 ウクライナオデッサ州1986