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🚄|東海道山陽新幹線 のぞみ 7号車が10/1から S Work車両 に、N700S専用サービスも展開


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東海道山陽新幹線 のぞみ 7号車が10/1から S Work車両 に、N700S専用サービスも展開

 
内容をざっくり書くと
また、S Work車両 は、乗車券・特急券の効力が一体となった新幹線専用商品で、「東京都区内」「大阪市内」といった通常の乗車券に適用される「特定都区市内制度」は適用されない。
 

東海道・山陽新幹線 のぞみ 7号車は、10月1日から「S Work車両」になる。 のぞみ 7号車「S… →このまま続きを読む

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特定都区市内

特定都区市内(とくていとくしない)は、JRの運賃計算の特例の一つである。

概要

本特例はJRの旅客営業規則(旅規)第86条並びに第87条の規定に基づく。目的は大都市の駅での出札業務の簡素化である。

導入されたのは高度経済成長期の真っ直中だった時期であるが、背景として、その高度経済成長の進捗に伴ってビジネスや観光などを目的とする長距離移動需要が高まっていたことがあった。

当時、普通乗車券の発売には着駅毎に常備券を用意するか、あるいは手計算により運賃を算出した上で発着駅などを補充券に筆書し発行するかのいずれかによらなければならなかった[† 1]。前記の長距離移動需要の高まりを背景に、当時の国鉄は本制度を導入した。すなわち、当該特定都区市内の中心駅から片道の営業キロが一定以上であれば、特定都区市内駅にあるすべての駅を、いわば大きな一つの駅と見做して乗車券の発券処理をすることになるので、常備券整備や運賃計算の簡素化を図ることができる。 2021年現在は札幌仙台東京横浜名古屋京都大阪神戸広島北九州福岡、の計11都市(これらを「特定都区市内」と呼称)に各々所在する駅を対象に適用されている。「東京都区」内に限っては、片道営業キロによって適用される旅規条文及び対象範囲が異なる《詳細は後記参照》。

特例の内容

旅客営業規則(旅規)より

規定内容

  • 特定都区市内に所在する駅と、当該特定都区市内の中心駅から片道の営業キロが200kmを超える駅との相互間の片道普通旅客運賃は、当該中心駅を起点または終点とした営業キロまたは運賃計算キロによって計算する《旅規86条
  • 「東京都区内」の中で特に山手線内各駅および山手線の内側に所在する中央本線総武本線の各駅(これらを「東京山手線内」と呼称)については、東京山手線内の中心駅・東京駅からの片道営業キロが100km超200km以下(1km未満は切り上げ)の区間の駅との相互間の片道普通旅客運賃についても前記特定都区市内に所在する駅の場合と同様の計算法により取り扱われる《旅規87条
  • 以上旅規86条・87条による規定は、特定都区市内に所在する駅を発駅とする場合で一旦その特定都区市内の外を経たあと、再び発駅が属する特定都区市内を「通過」してから着駅に至る場合、あるいは特定都区市内に所在する駅を着駅とする場合で発駅より一旦着駅が属する特定都区市内を「通過」し外に出てから着駅に至る場合、適用対象外となる[† 2]
    • 「大阪市内」発着の乗車券については、特例として区域外の尼崎駅久宝寺駅を経由することができる。途中下車はできない[4]。本特例は尼崎駅・久宝寺駅を経由することを事実上「外を経て」いないものとみなすものであるが、旅客営業規則に規定がないため、原則通り経路指定単駅発着の乗車券を購入することで尼崎駅・久宝寺駅および経路上の大阪市内各駅で途中下車することも可能である。
    • なお、その他連絡運輸の範囲外や1回も当該市内を出ないで完結する乗車券(現行そのような自治体路線はない、今後の市町村合併では可能性あり)などでやむを得ない場合も市内制度は適用せず単駅指定となる。
  • 旅規86条・87条の規定により運賃計算される普通乗車券の有効期間は、その旅客運賃の計算に用いる中心駅から、または中心駅までの営業キロによる《旅規154条2項》。
  • 旅規86条・87条の規定により発売した乗車券を使用する場合は、当該乗車券の券面に表示された特定都区市内の各駅では途中下車できない《旅規156条》。
  • 特定都区市内の各駅で途中下車した場合には前途無効の扱いとなり当該乗車券は回収される《旅規165条》。ただし発駅と同一の特定都区市内の駅に下車した場合で実際の乗車駅と下車駅との区間に対する普通運賃を別途支払った場合、当該乗車券は旅行開始前または使用開始前のものと同一の効力を持つものとして取り扱われる《旅規166条》。

具体例

杉本町は大阪市内、五日市は広島市内にそれぞれ所在する駅で、両駅とも特定都区市内に所在する駅でもある。そして、「大阪市内」の中心駅・大阪駅から「広島市内」の中心駅・広島駅までの営業キロは337.8kmであり、200kmを超えている。よって発券される普通乗車券は、券面表示が「大阪市内→広島市内」、有効期間は3日となる。
なお、この普通乗車券を使って新大阪・広島間で山陽新幹線を利用する場合、実際には大阪・新大阪間で重複乗車となってしまうが、これに関しては規程150条(後記)により大阪・新大阪間の運賃を別途支払う必要は無く、別途新幹線乗車区間に対応した特急券等を購入すればよい。
目黒は「東京山手線内」に所在する駅で、その中心駅たる東京駅から上田駅までの営業キロは「189.2km」となり、100km超200km以下の範囲内に収まっていることから、発券される普通乗車券の券面表示は「東京山手線内⇒上田」となる。有効期間は2日で、新幹線利用には別途乗車区間に対応した特急券等が必要。
杉本町は大阪市内に所在し、名古屋市内駅である大高は名古屋市内に所在する、いずれも特定都区市内に属する駅である。杉本町から大高までの営業キロは220.4km(阪和、大阪環状、東海道経由)であるが、杉本町の属する「大阪市内」の中心駅・大阪駅から大高の属する「名古屋市内」の中心駅・名古屋駅までの営業キロは190.4kmと200kmに満たない。
その一方で、杉本町・名古屋間は208.0km、大阪・大高間は202.8kmといずれも200km超となっていることから、発券される普通乗車券の券面表示は「杉本町(単駅)⇒名古屋市内」か「大阪市内⇒大高(単駅)」のいずれかとなる。有効期間はいずれの場合も2日。なお、このようなケースでは、乗客から特に求めがない限り、乗車後の予定変更に対応できるよう、着駅側についてのみ本特例が適用される。
  • 東京から新幹線と在来線を乗り継ぎ富士まで、そこから身延線甲府に抜けた後、中央本線・総武本線で千葉まで
具体的には、以下に示す経路を辿る
[東京]- (東海道新幹線) - 三島 - (東海道本線) - 富士 - (身延線) - 甲府 - (中央本線) - 御茶ノ水 - (総武本線) - [千葉]
この経路を辿って千葉に向かう場合、東京から千葉までの営業キロは404.8kmとなる。ただし、東京から東海道新幹線(東海道本線)に乗って一旦「東京都区内」を出たあと、甲府からの中央本線にて再度「東京都区内」に入り総武本線にて通過する経路であることから、本特例の適用対象とはならず、「東京都区内」発とはならない。そのため、この経路で発券される普通乗車券の券面表示は「東京(単駅) ⇒ 千葉〔経由:新幹線・東海道・身延・中央東・総武〕」となり、よって「東京都区内」に所在する駅も含め区間内の全ての駅で途中下車が可能となる。有効期間4日間。

旅客営業取扱基準規程(規程)より

  • 中心駅からの営業キロによる本特例適用の有無を原因として、適用非対象駅までの運賃がそれより遠方にある適用対象駅までの運賃より高額になる場合は、適用非対象駅までの運賃を適用対象駅までの運賃と同額にすることができる《規程114条》。
実際の発駅(または着駅)と運賃計算上の起点駅(または終点駅)が異なり、中心駅から200km前後の場合にこうした矛盾が生じることがある。
【規定114条適用例】作並仙山線)から笈川(磐越西線)まで(仙台~郡山間は新幹線利用)
作並は「仙台市内」の駅ではあるが、中心となる仙台・笈川間の営業キロが200km以下(198.3km)なので本特例は適用されない。従って作並・高萩間の運賃は同区間の営業キロ227.0kmをそのまま適用して4070円となる。しかし高萩の一駅先の塩川まで見た場合、中心駅・仙台と塩川の間の営業キロが200km超(200.2km)となることから本特例が適用されて3740円となり、「近い駅までの方が運賃が高くなる」という矛盾が生じる。その為、作並・笈川間の運賃は本特例の適用される仙台・塩川間の運賃に合わせ3740円とすることができる。乗車券の券面表示は「作並(単駅)→笈川」で、3日間有効。
  • 東京近郊区間内相互発着の場合に於いて、「特定都区市内」中心駅からの券面表示経路による営業キロが200km超であっても、中心駅からの営業キロが200km以下になる経路が存在する場合は、本特例を適用しないで運賃を計算することができる《規程115条1項》。
  • 東京近郊区間内相互発着の場合において、東京からの券面表示経路による営業キロが100km超であっても、東京からの営業キロが100km以下になる経路が存在する場合は、東京山手線内発着の特例を適用しないで運賃を計算することができる《規程115条2項》。
上記2本の規定は、2009年3月14日に制定された規程(新)115条によるものである。
【規程(新)115条適用例】小岩総武本線)から植田常磐線)まで

東京都区内に所在する小岩から福島県内に所在する植田までの最短経路は「総武本線 - 武蔵野線 - 常磐線」で、営業キロは189.2km。当該経路のままで「東京都区内」の中心駅・東京から見た場合の営業キロが200km超(202.0km)となっていることから、距離の上では本特例が適用されて「東京都区内 ⇒ 植田〔経由:総武本線、武蔵野線、常磐線〕」という券面表示の普通乗車券(運賃3740円)が発券されるところである。しかし、乗車区間および中心駅・東京から着駅・植田までの区間がいずれも東京近郊区間内で完結していること、更に中心駅・東京から植田までの区間の最短経路である「[東京]- (東北本線) - 日暮里 - (常磐線) - [植田]」を辿った場合の営業キロが200km以下(193.6km)となることから、券面表示「小岩(単駅) ⇒ 植田〔経由:総武本線、武蔵野線、常磐線〕」の普通乗車券(運賃3410円)の発券を受けることができる。なお、東京近郊区間内で完結することから有効期間は1日(当日限り有効)〔旅規154条〕となり、かつ「途中下車不可」の扱い〔旅規156条2号〕となる。

  • 大阪市内発着の乗車券で大阪・北新地両駅相互の乗り継ぎ、神戸市内発着の乗車券で新神戸と「三ノ宮元町神戸新長田の各駅」間相互乗り継ぐための一時出場が認められている《規程145条2項》。
  • 特定都区市内発着となる普通乗車券を所持する旅客が、列車に乗り継ぐため同区間内の一部が複乗となる場合は、旅客運賃を収受しないで当該区間の乗車を認める《規程150条》。
【規程150条適用例】

「東京都区内 → 松本(経由:中央東・篠ノ井)」と券面表示された普通乗車券を使って西荻窪から乗車し、新宿特急列車(「あずさ」など)に乗り継いで折り返すことが出来る。なお、新宿からの特急券等を別途用意する必要がある。

  • 大阪市内発着となる普通乗車券を所持する旅客は、別途運賃不要で以下の区間を区間外乗車することができる《規程150条2項》。
    • 塚本を出入口駅とする大阪市内発着の乗車券の場合「加島 - 尼崎間」
    • 加島を出入口駅とする大阪市内発着の乗車券の場合「塚本 - 尼崎間」
    • その他の駅を出入口駅とする大阪市内発着の乗車券の場合「塚本 - 尼崎 - 加島間(この場合、尼崎では途中下車不可)」
      • 尼崎駅が大阪市内駅ではないものの、上記の乗車をする場合に限っては塚本 - 尼崎 - 加島間も大阪市内区間と同様の扱いを受けられるものである。
      • 同様の特例は、大阪市内駅ではない久宝寺駅を挟んだ「加美 - 久宝寺 - 新加美」間にも適用される[4]
  • 東京都区内に京葉線葛西臨海公園経由で出入りする場合でも、東京都区内発着の乗車券と総武本線・小岩発着の乗車券を併用することで乗車できる。同じく、横浜市内発着の乗車券と根岸線本郷台発着の乗車券を使って東海道本線戸塚経由で乗車することや、大阪市内発着の乗車券とJR東西線・加島発着の乗車券を使って東海道本線・塚本経由で乗車することもできる《規程155条[† 3]》。

設定区域一覧

  • 現在本特例が適用されているのは、大阪市京都市名古屋市横浜市神戸市札幌市仙台市広島市北九州市福岡市の計10都市と東京23区内
  • 駅の設定は基本的に各市の市域内。ただし、(JRが定める)中心駅へJR線だけで行くために一旦市外に出なければならない駅は山陽新幹線新神戸相鉄・JR直通線羽沢横浜国大[† 4]を除き除外され、同一線内に特定都区市内に指定された市以外の市町を挟む場合などには、便宜上他市町の駅も含める場合がある。この場合、乗車券の券面にこれら除外駅や含まれる駅を表記(横浜市内の場合は、「横浜市内・川崎・鶴見線内」、または「横浜市内・川崎」と表記)する場合がある(旅規183条3項)[† 5]
    • 当該都区市内での新線開業や新駅開業、市町村合併による市域拡大の場合は、当該の新駅が既存のJR線内に当該都区市内のみで接続する場合に限り、当該都区市内ゾーンへの組入れが行われる。
  • 各設定区域には、「鉄道・航路旅客運賃・料金算出表」において事務管理コードが設定されている。 
  • 本特例が適用されている都区市内に所在する各駅の駅名標の右上または左上には、それを示す記号(下表にて列挙する各カテゴリの先頭の四角マーク)が付いている。
記号設定名称
(中心駅)
路線・区間路線図
オレンジ色の線は新幹線を表す
札札幌市内
札幌駅
札幌市内
仙仙台市内
仙台駅
仙台市内
区東京都区内
東京駅
東京山手線内・東京都区内
(緑線の部分が東京山手線内)
山東京山手線内
(東京駅)[† 6]
  • 東海道本線:東京 - 品川間
  • 東北本線:東京 - 田端
  • 山手線:全線全駅
  • 中央本線:神田 - 代々木間
  • 総武本線:秋葉原 - 御茶ノ水間
浜横浜市内
横浜駅
便宜上、横浜市外である川崎尻手八丁畷川崎新町及び小田栄川崎市川崎区及び幸区)並びに鶴見線内の全駅を含む。
横浜市内と市外にまたがり所在地表記が横浜市外(鎌倉市)となる大船を除く。
市外乗車(鶴見 - 新川崎 - 武蔵小杉)の特例が存在する[11]
横浜市内
名名古屋市内
名古屋駅
名古屋市内
京京都市内
京都駅
便宜上、京都市内と市外にまたがり所在地表記が京都市外(亀岡市)となる位置に移転した保津峡山陰本線)を含む。京都市内
阪大阪市内
大阪駅
便宜上、大阪市外である南吹田高井田中央JR河内永和JR俊徳道JR長瀬及び衣摺加美北吹田市及び東大阪市・おおさか東線)を含む。
市外乗車(塚本 - 尼崎 - 加島間、加美 - 久宝寺 - 新加美間)[4]及び大阪駅と北新地駅との乗り継ぎの特例が存在する。
大阪市内
神神戸市内
神戸駅
神戸市北区にある道場福知山線)を除く。
新神戸駅と在来線との乗り継ぎの特例が存在する。
神戸市内
広広島市内
広島駅
便宜上、広島市外である海田市向洋安芸郡海田町及び府中町・山陽本線)を含む。広島市内
九北九州市内
小倉駅
北九州市内
福福岡市内
博多駅
福岡市西区にある筑肥線姪浜 - 周船寺」間の各駅を除く。福岡市内

沿革

  • 1939年10月15日 - 東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸から300kmを超える駅について、各都市中心駅までの運賃で当該市内各駅に有効とする六大都市制度を制定
  • 1942年4月1日 - 六大都市制度を151km以上に変更
  • 1944年4月1日 - 六大都市制度を廃止。二大都市制度を東京と大阪に適用。101km以上に変更。東京電車環状線内制度を東京駅から51km以上の駅に設定
  • 1957年4月1日 - 二大都市制度を151km以上に変更
  • 1961年4月6日 - 二大都市制度を201km以上に変更
  • 1969年5月10日 - 二大都市制度に横浜、名古屋、京都、神戸各市内を追加、特定都区市内制度に変更(旧六大都市制度の事実上の復活)
  • 1972年9月1日 - 特定都区市内制度に札幌、仙台、広島、北九州、福岡各市を追加。東京電車環状線内を「東京山手線内」に変更

特別企画乗車券での例外

普通乗車券とは別の規定により発売される特別企画乗車券(トクトクきっぷ)の中には、過去あるいは現在時点で、本特例で規定されている条項にかかわらず発駅または着駅として特定都区市内エリアを設定したり、本特例の適用対象都市・都区以外の都市やエリアに対して本特例に準じた取扱を行われたりするものが散見される。IC乗車券(SF利用)・新幹線専用の企画乗車券(IC/切符とも)の場合当制度が利用できない。

営業キロの例外

新幹線回数券や“早特きっぷ”類、あずさ回数券、ひたち往復きっぷ(2013年9月末日を以て発売終了[12])、ひたち回数券などのトクトクきっぷは、利便性を考慮して、中心駅から200km以下の区間であっても100km超の中距離区間であれば、特定都区市内制度を適用している場合がある。

そのため、設定区間によっては通常の乗車券ではあり得ない券面表示になることもある。以下にその該当例を列挙する。

  • 「名古屋(市内)⇔新大阪(市内)」(名古屋大阪間190.4km)
  • 「仙台(市内)⇔盛岡」(仙台・盛岡間183.5km)
  • 「新宿(都区内)⇔“甲府 - 竜王”」(東京・甲府間134.1km)
  • 「新横浜(市内)⇔“新富士 - 静岡”」(横浜・新富士間:経由新横浜125.3km)
  • 「東京(都区内)⇔安中榛名」(東京・安中榛名間123.5km)
  • 「東京(都区内)⇔宇都宮」(東京・宇都宮間109.5km)
  • 「東京(都区内)⇔“高崎 - 前橋”」(東京・高崎間105.0km)
  • 「上野(都区内)⇔“友部 - 勝田”」(東京・友部間104.6km)
  • 「東京(都区内)⇔“熱海 - 静岡”」(東京・熱海間104.6km)

新幹線専用の企画乗車券の例外

東海道新幹線山陽新幹線・(九州新幹線2022年春開始予定)の「エクスプレス予約(会員価格・繫忙期割増なし)/スマートEX(通常の乗車券場合指定席以上は200円引で条件があるが早割系切符もある・自由席は全くの同額)」のEXきっぷ、東北新幹線上越新幹線北海道新幹線北陸新幹線・山形新幹線・秋田新幹線の「新幹線eチケット(通常の乗車券場合指定席以上は200円引で条件があるが早割系切符もある・自由席は全くの同額)・タッチでGo!新幹線(切符と同額)」で購入した新幹線運賃料金一体の場合(きっぷ・IC共)、特定都区市内制度は利用できない。利用条件によっては通常の窓口で購入した場合が良い時がある。また「ぷらっとこだま」は指定改札しか通過できない為特定都区市内制度は利用できない。

設定都市(エリア)の例外

トクトクきっぷの中には、現在本特例にて規定されている11都市・都区部以外の都市・エリアに対し、本特例と同様の取扱方を行うものが存在する。

過去のケース

周遊きっぷ(2013年春廃止)の前身である、『ミニ周遊券』・『ワイド周遊券』・『ニューワイド周遊券』といった「周遊券」類などのトクトクきっぷで、当時国鉄と提携していた日本交通公社(現・JTB)により「函館市内」・「新潟市内」・「千葉市内」・「高松市内」各エリアを発着とするものがJR移行後の1998年3月31日まで設定されていた。

また東海道新幹線区間の新幹線回数券で、「千葉市内」発着のものが設定されたことがある。

尚、これらの乗車券における途中下車に関しては、「特定都区市内駅乗車券」と同様に《旅規156条》、《旅規165条》、及び《旅規166条》の規定が適用された。

現在のケース

JR九州が企画・発売しているトクトクきっぷのうち「熊本」発着が設定されている商品の中には、「熊本」のみの単駅指定とするのではなく「上熊本・『熊本〜水前寺』間」エリアを独自設定した上で“着駅”として指定しているものが存在する。『九州新幹線2枚きっぷ』・『九州新幹線日帰り2枚きっぷ』・『ガチきっぷ』の3商品が該当する。2015年まで発売されていた九州新幹線「つばめ」博多・熊本間を往復することに特化した『ビックリつばめ2枚きっぷ』も該当していた。

またJR東日本が2009年の年末年始期(2009年→2010年)から発売している『ふるさと行きの乗車券』は、着駅(エリア)として「秋田・青森エリア」・「岩手・三陸エリア」など、本特例で規定されている都市・都区内域とは異なるエリアが設定されている一方、発駅(エリア)については、初回発売分では本制度で規定されている「東京都区内」のほか、さいたま市内区間のうち大宮以南区間(「大宮〜戸田公園」・「大宮〜川口」の2区間)の2エリアが設定されていた[13]。2010年年末年始期(2010年→2011年)発売分以降は前記「東京都区内」およびさいたま市内大宮以南区間を包含する「東京電車特定区間」のみの設定となっている[14]

このうち着エリア側の取扱について、初回発売分には本特例で規定されている、「都市・都区内」着の乗車券による着域内での途中下車取扱方と同様の形態が採られており[13]、着エリア内(復路では発エリア内)での下車は前途無効の扱いとなっていた。また本トクトクきっぷでは発着各エリア間の各駅での下車も前途無効の扱いとなっていた。2010年年末年始期発売分以降は、初回発売分で”ゆき券”にあった着エリアの路線図が“かえり券”に表示されるようになったことに伴い、復路の着エリアからの乗車時に限り、着エリア内のJR線普通列車自由席に乗り降り自由という取扱方に変更されている[14]。なお、別途料金券類を購入することにより特急列車新幹線にも乗車可能。

株主優待割引乗車券の例外

概要

東京博多間を結ぶ東海道・山陽新幹線は、在来線でのJR旅客会社毎の管轄領域で見た場合、東日本東海西日本九州の4つのJR旅客会社に跨っている。

また、東海道・山陽新幹線自体も、新大阪を境に、新大阪以東の東海道新幹線区間はJR東海、新大阪を除く新大阪以西の山陽新幹線区間はJR西日本、と、管轄するJR旅客会社が異なっている。

このため、特定都区市内に所在する東海道・山陽新幹線の駅のうち、以下に列挙する駅は新幹線のりばと在来線のりばとで管轄するJR旅客会社が異なっている。

  • 東海道新幹線区間(JR東海管轄)
    • 東京・品川新横浜・・・在来線はJR東日本管轄
    • 京都・新大阪・・・在来線はJR西日本管轄
  • 山陽新幹線区間(JR西日本管轄)
    • 小倉・博多・・・在来線はJR九州管轄

一方、東海道・山陽新幹線を管轄するJR東海とJR西日本は、現在、共に株式市場上場しており、各々の株主に対し、優待サービスの一環として、自社管轄内全線に係る乗車券類(除外条件有り)を割引購入出来る株主優待割引券を保有数等に応じて配布している[15]。この株主優待割引券を使って他社管轄に跨る乗車券類を購入する場合、自社管轄区間のみ割引対象となり、割引対象となる自社管轄区間分と割引対象とならない他社管轄区間分を分けて発売される。このため乗車区間によっては株主優待割引券を使わずに乗車全区間分通しの乗車券類で購入する場合と比べて割高になるケースがあるとしてJR側は注意を呼びかけている。

JR東海とJR西日本が各々発行する株主優待割引券を使って、東海道新幹線(JR東海管轄)または山陽新幹線(JR西日本管轄)を利用することを前提に本特例適用の要件を満たす特定都区市内に属する新幹線駅発着の普通乗車券を購入する場合で、在来線のりばが「他社管轄」となっている前記列挙の駅を発着駅としている場合には、その前記列挙の駅の側では本特例は適用されず、単駅指定の形で発券される。

具体例

  • 名古屋から東京まで東海道新幹線(JR東海管轄)を利用。JR東海の株主優待割引券を使って乗車券・特急券を購入
名古屋・東京間の片道営業キロは「366.0km」であり、距離の上では「名古屋市内⇒東京都区内」という券面表示の普通乗車券が発行できそうなところ、発駅の名古屋は在来線もJR東海の管轄であるのに対し着駅の東京では在来線がJR東日本の管轄となっていることから、着駅では本特例は適用されず、発券される普通乗車券の券面表示は「名古屋市内⇒東京(単駅)」となる。

JR線以外での適用

都区内の常磐緩行線各駅にて乗降する場合

東京都区内の駅のうち、JR線のみで乗り換えなしに直接山手線に乗り継ぐことのできない常磐緩行線金町亀有綾瀬の各駅の乗降客に対しては、東京地下鉄(東京メトロ)千代田線北千住西日暮里間を乗車することを、同区間の運賃170円を支払うことで利用できる。ただし綾瀬と西日暮里の間を乗車した場合の本来の運賃は、全区間東京地下鉄線扱いとなるため200円となる。

その他

JRの長距離乗車券以外でも、他社私鉄や地下鉄などとの連絡普通乗車券、連絡定期乗車券の販売対象区間駅に、東京都区内や東京山手線内といった表現が使われている場合がある。この場合は“東京都区内や東京山手線内に所属する駅”という意味であって、長距離乗車券のような東京都区内や東京山手線内という区間ではない。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 近距離の普通乗車券に限って言えば、まず1956年に硬券収納方式の電動式自動券売機(単能機;乗車券1種類のみ発券可)が登場した。その後1960年1月マルスの運用が開始されると自動券売機を利用する発売が推し進められるようになった。その後、現在の自動券売機と同様の、乗車券用ロール紙を筐体内部で裁断・印刷して発券される方式が導入された。ロール紙は単能機では1965年から、多能機(複数の運賃に対応)では1966年から試験導入され、1968年10月1日から本格的に導入されている。しかし近距離以外の乗車券への対応は、新幹線岡山延伸開業の年・1972年に乗車券発券にも対応した「マルス105」からである[1][2][3]
  2. ^ 本但し書きは、2008年4月1日の旅規改正により、従前からの旅規86条・87条の各条文にそれぞれ追記された。旅規87条の場合は、但し書きの中の「特定都区市内」を全て「東京山手線内」に読み替える。この改正と引き換えに、本但し書きの中で示しているケースに該当する場合に、本特例適用の有無を旅客が選択出来ることを定めた規程(旧)115条は廃止されている。
  3. ^ 特定都区市内着発の乗車券と、その特定都区市内の出入口にあたる駅までの乗車券を併用することによる他経路乗車を認める特例を定めた条文で、他経路乗車中は途中下車不可。この特例が導入されているのは東京都区内発着・横浜市内発着両関連で2区間ずつと大阪市内発着関連1区間の計5区間で、標記以外では「東京都区内発着の乗車券と西大井発着(武蔵小杉以遠・武蔵中原方面)の乗車券の併用による“武蔵小杉・蒲田間”」・「横浜市内発着の乗車券と矢向発着(武蔵小杉以遠・武蔵中原方面)の乗車券の併用による“鶴見・武蔵小杉間”」で導入されている。
  4. ^ 料金計算上の隣駅は同じ横浜市内の鶴見であるが、羽沢横浜国大を経由する列車はすべて鶴見を通過しているため、実際は一旦市外の武蔵小杉に出る必要がある。なお、川崎市内の一部の駅は横浜市内ゾーンに組み入れられているが武蔵小杉は対象外。
  5. ^ なお、東海道本線東京 - 戸塚間および東海道本線品鶴線品川 - 武蔵小杉 - 鶴見間およびこれに挟まれる南武線川崎 - 武蔵小杉間で「東京都区内」「横浜市内」いずれにも属さない駅は武蔵小杉駅新川崎駅向河原駅平間駅鹿島田駅の5駅のみである。
  6. ^ 山手線一周全線と中央線・総武線の代々木 - 神田・秋葉原間については、東京からの片道営業キロが100kmを超え200km以下にある駅に対して東京山手線内が適用される。

出典

  1. ^ 鉄道技術来し方行く末・第8回「出改札機」鉄道総研『RRR』2012年11月号より
  2. ^ 鉄道における自動券売機の変遷~お客さまへの利便性向上に向けて』(『JR East Technical Review』第4号・2003年夏)
  3. ^ 旅客販売総合システム「MARS(マルス)」』鉄道情報システムWebサイト→当該頁「MARSの歴史と変遷」タブ内より
  4. ^ a b c 「大阪市内」発着となる乗車券による市外乗車の特例”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
  5. ^ 仙山線 西仙台ハイランド駅及び八ツ森駅廃止について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社、2014年2月14日、同日閲覧。
  6. ^ 平成26年2月10日 旅客営業規則の一部改正について (PDF) - 九州旅客鉄道、2014年2月10日、2014年2月12日閲覧。
  7. ^ 可部線延伸開業にかかる運賃認可申請について - JR西日本 2016年11月4日付。
  8. ^ 平成29年春ダイヤ改正についてJR西日本 2016年12月16日付。
  9. ^ おおさか東線開業に伴う運賃に関わる認可申請などについてJR西日本 2018年12月27日付。
  10. ^ 相鉄・JR直通線に関わるJR線区間の運賃等について”. 東日本旅客鉄道 (2019年2月26日). 2019年2月26日閲覧。
  11. ^ a b 運賃計算の特例:JR東日本 2019年12月1日閲覧。
  12. ^ 常磐線の特別企画乗車券の発売終了および「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」の設定追加について』(JR東日本水戸支社・2013年8月8日付発出プレスリリース)
  13. ^ a b JR東日本帰省応援キャンペーン(2009)~お正月は列車でふるさとへ』 - JR東日本・2009年11月4日付けリリース文書《当該文書3ページ目に本トクトクきっぷ2009年発売分の説明記載有り》
  14. ^ a b JR東日本帰省応援キャンペーン(2010)~お正月は列車でふるさとへ』 - JR東日本・2010年11月18日付けリリース文書《当該文書4ページ目に本トクトクきっぷ2010年発売分の説明記載有り》
  15. ^ 株主優待の内容詳細については『株主優待のご案内』(JR東海)・『株主優待』(JR西日本)をそれぞれ参照。

関連項目

外部リンク


特別急行券

特別急行券(とくべつきゅうこうけん)とは、特急券(とっきゅうけん)ともいい、基本運賃と特別急行の料金(特急料金)を区分している運賃制度において、特別急行列車(特急)に乗車するときに乗車券とともに必要となる券である。

概要

アメリカでは20世紀の初頭、インターアーバン電車に食堂車やパーラーカーを連結した、LIMITEDと称する急行列車を運転し、乗客からは特別料金を徴収した。この列車から日本の特急列車の英訳語がLIMITED EXPRESSとなった。

ヨーロッパの鉄道ではかつては基本となる運賃に対しては乗車券を購入し、さらに速い列車を利用する場合には特急券を購入するというシステムが一般的であった[1]。ヨーロッパでは、特別の客車で編成された豪華列車に別料金を徴収して乗客を乗せることは19世紀から存在したが、これもアメリカの例と同様に速度に対する対価より、豪華な空間提供の対価である要素が強い。日本の特急に近い物としては、TEE列車の特急券がその代表的な物であった。TEEの特急券は距離により金額が決められていた。

日本でも特急の利用には乗車券とは別立ての特急券を要するシステムがとられている。

一方、ヨーロッパでは包括運賃制度が一般的な運賃制度となってきており、超高速列車や寝台列車でも列車(車両)ごとに運賃と他料金(特急料金や寝台料金)を一括して運賃設定を行っていることが多く、この場合には切符も一括されており別立ての特急券は存在しない[1]

JRと一部私鉄

特急券(指定席)

概要

旧国鉄及びJR各社の場合、原則として特急列車では急行列車と異なり、座席指定制を原則としていた。

1972年エル特急が設定されて以降自由席を設置した列車が増えたことや、1985年に設定された新特急などのように自由席を中心とした列車が設定されたことによりその意義が薄れているが、JR東日本の「はやぶさ」・「はやて」・「こまち」・「成田エクスプレス」など全車指定席としている列車や、その他の基幹的な列車の場合には現在も基本的には指定席制を採用している。

そのため単に「特急券」と称する場合は、列車およびその座席かつ乗車区間がともに指定されたもの、いわゆる「指定席特急券」を指し、券面に記載されている列車・区間にのみ有効である。注意しないといけないのは、券面に記載されている発駅から乗車しなかった場合、効力を失うケースがあることである。これは旅客営業規則の下記の規定による。

  • 第173条 指定席特急券は、これを所持する旅客が、その指定の乗車駅で乗車しない場合は、他の旅客にその座席または旅客車を指定して急行券の発売をすることがある。この場合、指定駅で乗車しなかった旅客は、当該急行券に指定された座席を請求し、または旅客車に乗車することができない。

ここで説明されているのは、自由席特急券で乗車した乗客が、着席されていない指定席に対して車内で車掌に差額を支払い、指定席特急券を発券してもらうようなケースである(列車の発車前のマルスシステムでは排他制御が働くため、別の乗客に区間の重複する指定券を発券することは通常はない)。たとえば東海道新幹線に東京からの指定券を用意して品川から乗車するような未乗車区間が短い例ではこのようなケースは現実にはまず起こり得ない(条文を見てもわかるとおり、着席しなければ必ず別の乗客に発券するという趣旨ではなく、職員の判断に委ねられる)。

乗り遅れた場合には払い戻しはできないが、同区間を運行するその日の後続列車に自由席がある場合には自由席に乗車することが可能である。ただし、全車指定席の列車でも後続列車への乗車を認めている場合があり、「はやぶさ」「はやて」「こまち」「かがやき」では立席の利用が、「ひたち・ときわ」「成田エクスプレス」「スワローあかぎ」「あずさかいじ」「はちおうじ・おうめ」「富士回遊」「湘南」「踊り子」では空席の利用が、それぞれ可能である。それ以外の列車では後続の全車指定席の列車への乗車はできないが、同経路の自由席のある列車の自由席には乗車できる。なお、接続する列車の運休・遅延により乗り継げなかった場合は後続列車への振替を請求できる。

また、近年では近距離での利用促進を図るため自由席を中心に新幹線を含めた一部の列車では定期乗車券での利用が認められており、一部の特急列車では定期券にこれを追加する事で乗車可能としている。

しかし、もともとは長距離利用を前提としていたため、寝台特急などでは定期乗車券での利用を認めておらず[注釈 1]、特急券等のほか普通乗車券も必要である。

発売期間

基本的に該当列車の発車日(始発駅基準)の1ヶ月前の午前10時から発売され、のりばへの移動時間を考慮し、発車時刻のおよそ5 - 10分前に終了する。

例えば、1月1日の21時26分に高松駅を出る寝台特急「サンライズ瀬戸」の指定券は、12月1日の10時ちょうどに発売開始となる。なお、この列車に1月2日の0時40分発車となる大阪駅から乗車する場合でも、発売開始日は12月1日である。

また、一部のみどりの窓口や旅行代理店では、「予約」と称し1ヶ月前より以前から指定席の申込を受け付けている場合があるが、指定席には予約という制度は無く、あくまで対象の窓口で発売日の10時に発券処理を実施してもらう権利の予約である[注釈 2]

閑散期・繁忙期

JR東日本JR東海JR西日本JR四国北海道新幹線九州新幹線及びJR各社間を利用する場合、指定制である特急券の額は乗車する日によって料金が変わる。期間等は以下のとおり[2]

名称期間料金
通常期閑散期・繁忙期以外の日基本料金(下記に掲げるものや、市販の時刻表等で表示される料金)
閑散期

以下の期間の祝日及びその前日・振替休日を除く月曜日から木曜日

  • 1月16日 - 2月末日
  • 6月
  • 9月
  • 11月1日 - 12月20日
基本料金より200円引き
繁忙期
  • 3月21日 - 4月5日
  • 4月28日 - 5月6日
  • 7月21日 - 8月31日
  • 12月25日 - (翌年)1月10日
基本料金より200円増し

以下の列車・区間を利用する場合は、特急料金は時期によって変化しない(すべて通常期の料金で計算)[2]

座席未指定券

JR東日本の一部の全車指定席の列車とJR東日本からJR東海および会社線へ直通する一部の全車指定制列車[注釈 4]において、乗車日と乗車区間のみを指定したもの。旅客営業規則では「未指定特急券」、券面上では「特急券(座席未指定)」と称する。乗車する列車・座席は別途指定することができ[注釈 5](購入時の指定も可能)、指定しないままでも車内の空席を利用できる。座席指定の有無によらず料金は同一である。

2015年3月14日のダイヤ改正より、常磐線特急「ひたち・ときわ」の全列車[3][4]、「スワローあかぎ」、「成田エクスプレス」で、2019年3月16日のダイヤ改正で中央東線特急「あずさかいじ」「はちおうじ・おうめ」「富士回遊」に導入[5]、2021年3月13日から「踊り子[注釈 3]」と新設された「湘南」に導入した[6][7][8]

「ひたち・ときわ」「スワローあかぎ」「あずさ・かいじ」「はちおうじ・おうめ」「富士回遊」「湘南」「踊り子[注釈 3]」(旅客営業規則別表第1号の2第1項の列車)

特急料金が通年同額となり、料金も通常の指定席より安価に設定される[注釈 6]。また、車内購入時の料金が事前購入時の260円増しとなる[9]

「スワローあかぎ」は前年の2014年3月15日の改正時から導入していたが、この時は専用の「スワローあかぎ料金券」の場合に適用され、車内で購入する場合は通常の指定席料金が適用された(料金券を使用せず、通常の指定席券で購入することも可能であった)。なお、指定席料金は通常のB特急指定料金だった。高崎支社ではこの方式を(現在の方式も含め)「スワローサービス」と称していた[10]が、高崎支社以外では単に「着席サービス」という表現を行っている[4][5][6][7][8]

「成田エクスプレス」

満席の場合のみ発売となっていた「立席特急券」(次項参照)に代わって導入したもので、座席未指定料金は通常の指定席料金(A特急料金)と同額である[11]

立席特急券

「はやぶさ」・「こまち」など一部の全車座席指定制列車では、自由席特急券もしくは特定特急券に相当する額で座席指定を受けない条件で利用することができる立席特急券(りっせきとっきゅうけん)を発行する場合がある。

この特急券は、「乗車する列車・区間が指定された自由席特急券」という位置づけである。座席の指定を受けないという点では自由席特急券と同じであるが、異なるところは乗車する列車が指定されている点にある。自由席特急券では有効の期間・区間内であれば一回に限りどの列車の自由席に乗ってもよいとされているため、この立席特急券は指定席特急券の一種として扱われている。

なお、かつて運行されていた寝台特急でも、B寝台の一部を座席車として利用できる区間を設けていたものがあった(ただし利用できる号車、発売席数は限定された)[注釈 7]。また、大阪行き「日本海」のように座席指定席扱いとした区間もあったが、ほとんどの寝台特急では自由席扱い(立席)としていた。下りでは出発日翌朝に停車する駅より終点までの区間で、上りでは始発から出発日当日夜間の停車駅までの区間で、それぞれ利用可能としたケースが多く、寝台特急でこの立席特急券の制度を最後まで採用していたのが「あけぼの」であった。「寝台券」のページも参照のこと。

自由席特急券

特別急行列車自由席車がある場合には乗車する際に自由席特急券を発行する。一般に、(通常期の)特急券から指定席料金(530円)を引いた額に相当する金額である(通年同額)。一部の特急列車では定期券にこれを追加する事で乗車可能となる。

列車の指定は無く、指定日当日[注釈 8]に出発するどの在来線特急列車にも乗車できる。原則として1枚で乗れるのは1列車に限られ、特急列車を乗り継ぐ際にはそれぞれに特急券が必要であるが、例外的に乗り継ぎが認められる区間が存在する(→乗り継ぎ料金制度)。

在来線特急の料金体系

特急料金の体系としては、基本であるA特急料金と、それ以外の特定の特急料金が設定されているB特急料金[注釈 9]の2つがある。

B特急料金は特定の区間で定められておりその区間内だけを利用する場合はB特急料金となるが、他の区間にまたがって乗車する場合には乗車する全区間にわたってA特急料金が必要となる。なおB特急料金の料金自体は旧国鉄では全国一律であったが、JR発足によってJR各社が旧運輸大臣・国土交通大臣への届出による事から少しずつ崩れてきており、短区間の利用促進のため区間を限って安価な料金区分を設定するケースも見られる。(国鉄時代の急行の流れをくむ料金体系)

また、B特急料金区間であっても「成田エクスプレス」と「サフィール踊り子」のようにA特急料金が適用される列車や、東武線直通特急のように独立した特定のB特急料金を設定している列車もある。

JR各社および一部会社線の特急料金

新幹線の場合、三角表と称される駅間から料金を割り出す方式を採っている。

なお、特定特急券では区間により金額が異なる。

JR各社の在来線特急料金表(2019年現在)[12]
金額は。「 - 」は設定内無し。
料金種別A特急料金B特急料金
会社管内JR全社[注釈 10]JR北海道[注釈 11]JR東日本[注釈 12]JR東海[注釈 13]JR西日本JR九州
営業キロ・
座席指定の有無
指定席自由席指定席自由席指定席自由席指定席自由席指定席自由席指定席自由席あそぼーい![注釈 14]
かわせみ やませみ[注釈 15]
25kmまで1,2907608503201,0505201,1906601,1906608403101,050
50kmまで1,1606301,1606301,370
75kmまで1,7301,2001,6801,1501,4809501,5301,0001,5209901,3708401,580
100kmまで1,4809501,690
150kmまで2,3901,8602,3601,8301,8901,3601,9701,4401,9501,4201,7801,2501,990
200kmまで2,7302,2002,7302,2002,2901,760-2,2901,7601,9401,4102,150
300kmまで2,9502,4202,9502,4202,5101,9802,5101,9802,0501,5202,260
400kmまで3,1702,6403,1702,6402,7302,2002,7302,2002,2101,6802,420
401km以上3,4902,9603,4902,9603,0702,5403,0602,530
600kmまで(B特急料金は【401km以上】が上限)
601km以上3,8303,3003,8303,300
「ひたち・ときわ」「スワローあかぎ」「あずさ・かいじ・はちおうじ・おうめ・富士回遊(JR東日本線内)」「湘南」「踊り子(JR東日本・JR東海線内)」の特急料金[5][12]
会社管内営業キロ・

購入箇所の差

50kmまで100kmまで150kmまで200kmまで300kmまで400kmまで
JR東日本事前料金760円1,020円1,580円2,240円2,550円2,900円
車内料金1,020円1,280円1,840円2,500円2,810円3,160円
JR東海[注釈 13]事前料金760円1,020円1,580円2,240円-
車内料金1,020円1,280円1,840円2,500円
  • 「スワローあかぎ」「湘南」は150km以内、「踊り子」は200km以内[注釈 16]、「あずさ・かいじ・はちおうじ・おうめ・富士回遊(JR東日本線内)」は300km以内が最長。
  • グリーン車を利用する場合の特急料金は、事前料金から530円引き。
「富士回遊(富士急行線内)」特急料金[15]
大月 - 下吉田・富士山・富士急ハイランド・河口湖大月 - 都留文科大学前都留文科大学前 - 下吉田・富士山・富士急ハイランド・河口湖下吉田 - 富士山・富士急ハイランド・河口湖
600円400円400円400円
「踊り子(伊豆急行線・伊豆箱根鉄道駿豆線内)」特急料金[6][7][8]
「 - 」は設定内無し。
指定席グリーン車
伊豆急行線内520円930円(踊り子)

1190円(サフィール踊り子)

伊豆箱根鉄道駿豆線内200円- [注釈 17]
  • 富士回遊の中央東線からの利用の場合は大月まで、踊り子(伊豆急下田駅発着・修善寺駅発着)の東海道線・伊東線からの利用の場合はそれぞれ伊東駅・三島駅までの特急料金に加算
  • 富士回遊の富士急行線内のみの利用と特急踊り子号の伊豆箱根鉄道駿豆線内のみの利用は座席指定は不可
  • 富士回遊の河口湖線内(富士山 - 富士急ハイランド - 河口湖)のみの利用は乗車券のみで空席の利用が可能
  • JR東日本・JR東海線内とは異なり事前料金・車内料金共に同額

「富士回遊」を富士急行線と跨って利用する場合は、JR東日本線から直通する列車の指定席料金(東日本旅客鉄道株式会社旅客連絡運輸規則72条の2に定められた指定席料金)と富士急行線特急料金を合算した金額となっている。

B特急料金で利用可能な区間

2021年5月27日現在[16]。ただし、以下の区間内でも、特定特急料金区間を除く。また、現在特急列車を運転していない路線・区間もある。
会社路線名
五十音順
区間備考
東日本旅客鉄道東海旅客鉄道管内吾妻線渋川駅 - 万座・鹿沢口駅
赤羽線全線列車特定区間の規定により池袋駅 - 田端駅 - 赤羽駅間(湘南新宿ライン)を通過する列車にも適用することができる。
伊東線全線
羽越本線新発田駅 - 秋田駅
内房線全線
奥羽本線秋田駅 - 青森駅
鹿島線全線
北上線全線
京葉線全線条文上含まれる市川塩浜駅 - 西船橋駅と西船橋駅 - 南船橋駅間は路線図に記載がないが、後者はB特急券の発行実績がある。
上越線高崎駅 - 石打駅
常磐線上野駅 - 勝田駅東北本線上野駅 - 日暮里駅間も含む。
仙山線全線
総武本線全線錦糸町駅 - 御茶ノ水駅間を含む。
外房線全線
高崎線全線
中央本線東京駅 - 竜王駅
東海道本線東京駅 - 三島駅経路特定区間の規定により品川駅 - 武蔵小杉駅 - 鶴見駅間を通過する列車にも適用される。武蔵小杉駅発着は条文上含まれず路線図にも記載がないが、B特急券の発行実績がある。熱海駅 - 三島駅間を含む場合はJR東海の料金表が適用される。
東北本線東京駅 - 黒磯駅上野東京ライン東京駅 - 上野駅間を含む。

経路特定区間の規定により日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅間を通過する列車にも適用される。

成田線全線成田駅 - 我孫子駅間も含む。
南武線全線条文上含まれる尻手駅 - 浜川崎駅間は路線図に記載がない。
日光線全線
根岸線全線
白新線全線
磐越西線郡山駅 - 喜多方駅
武蔵野線全線条文上含まれる鶴見駅 - 府中本町駅間および西浦和駅 - 与野駅間は料金計算に用いられることがなく、路線図にも記載がない。前者は武蔵小杉駅経由扱い、後者は南浦和駅経由扱いでB特急料金が適用される。
山手線全線
横須賀線全線
横浜線全線
両毛線新前橋駅 - 前橋駅
西日本旅客鉄道管内大阪環状線全線
関西本線木津駅 - 新今宮駅 - 天王寺駅
関西空港線全線
紀勢本線新宮駅 - 和歌山駅
山陰本線京都駅 - 浜坂駅
山陽本線神戸駅 - 姫路駅運行上JR神戸線の愛称がある。
東海道本線京都駅 - 神戸駅間JR京都・神戸線の愛称がある。
七尾線全線[BLE 1]
奈良線全線
播但線全線
阪和線天王寺駅 - 和歌山駅間
福知山線全線
舞鶴線全線
九州旅客鉄道境界駅の下関駅も含む在来線全線。ただし、一部区間で特定料金区間あり。
  1. ^ 七尾線の50kmを超える区間(七尾線の全区間営業キロは59.5km)においても特定料金として50km以下の料金が適用される。おトクな特急料金│きっぷのルール:JRおでかけネット

特定特急券

新幹線・在来線の特に限定された列車や乗車区間において、発売される。料金は特別に定められる。

一般には自由席を利用する際に設定されるが、一部、指定席でも設定されている場合がある。在来線の場合には特急列車に格上げする形で急行列車を全廃した線区が多い。なお、B特急料金はこの「特定特急券」と同じ経緯で設定されたものである。

なお、新幹線においては以下のものが特定特急券として扱われている。

  1. 九州新幹線を除く各新幹線の以下の期間までに開業した区間において、隣接駅間の自由席特急券相当のもの(開業後その間に駅が出来た場合は、出来た駅も対象に含む)。同区間の新幹線の指定席特急料金が2,300円台かかるのに対し、自由席利用の場合は860 - 980円と大幅に割引されている。ただし、在来線特急扱いの秋田新幹線山形新幹線の場合についてはこのような設定はない。
    例として東海道新幹線:東京駅 - 品川駅 - 新横浜駅間や名古屋駅 - 岐阜羽島駅間、山陽新幹線:三原駅 - 東広島駅 - 広島駅間など
    例として東北新幹線:北上駅 - 新花巻駅 - 盛岡駅間、上越新幹線:熊谷駅 - 本庄早稲田駅 - 高崎駅間、北陸新幹線安中榛名駅 - 軽井沢駅間・新高岡駅 - 金沢駅間など
    例外として隣接駅間ではないが東北新幹線の東京駅 - 大宮駅間にも設定されている。上野駅 - 大宮駅間の特定特急券の料金に東京駅までの210円を加算し、1,070円となっている。
  2. 九州新幹線の新八代駅 - 川内駅間以外の隣接駅間と博多駅 - 久留米駅間の自由席特急券相当のもの。
  3. 東海道・山陽新幹線東京駅 - 小倉駅間の新幹線停車駅と九州新幹線の新鳥栖駅又は久留米駅との相互間の自由席特急券相当のもの。
  4. 山陽新幹線の小倉駅と九州新幹線の新鳥栖駅 - 鹿児島中央駅間の新幹線停車駅との相互間の自由席特急券相当のもの。
  5. 東海道新幹線・山陽新幹線において、「のぞみ」・「みずほ」の自由席に乗車するために必要な特急券。
  6. 東北新幹線の盛岡駅 - 新青森駅各駅間と秋田新幹線の盛岡駅 - 秋田駅各駅間の立席特急券相当のもの。
    自由席が設置されていない「はやて」・「はやぶさ」または「こまち」において、盛岡駅 - 新青森駅間または盛岡駅 - 秋田駅間の利用に限り、普通車指定席の空いている席を利用できる。ただし、当該座席の座席指定席特急券を所持する乗客が来た時点で席を代わらなければならない。
  7. 北海道新幹線の2016年3月26日開業区間では、東北新幹線の「はやて」と「はやぶさ」が新青森駅から新函館北斗駅まで乗り入れており、同区間でも上記と同様の特定特急券が発売されている[17]

また、新幹線の回送線を活用した在来線区間(上越線越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間、博多南線の博多駅 - 博多南駅間)では、全列車が特急扱いとされており、新幹線区間とは別に100円として特定特急料金が設定されている[18]こちらも参照)。

特定特急料金で利用可能な区間

2019年10月1日現在一般に入手可能な最新の旅客営業取扱基準規程による[19]

  • 下記相互区間外へ跨る場合や座席種別の記述がない場合はその旨の記述がある場合を除き、上述のA特急料金またはB特急料金が適用される。
  • 区間指定の場合は列車名は不問(但し、当該座席がない場合を除く)。列車指定の場合、指定された列車以外で当該区間を利用した場合は上述のA特急料金またはB特急料金が適用される。
  • 指定席料金は通常期料金。
区間指定
会社路線名区間距離座席料金備考
東海旅客鉄道管内身延線富士駅 - 甲府駅30kmまで普通車自由席330
31-50kmまで普通車自由席660
飯田線豊橋駅 - 飯田駅30kmまで普通車自由席330
31-50kmまで普通車自由席660
中央西線多治見駅 - 塩尻駅30kmまで普通車自由席330
31-50kmまで普通車自由席660
関西本線
紀勢本線
名古屋駅 - 亀山駅
亀山駅 - 新宮駅
30kmまで普通車自由席330伊勢鉄道を経由する場合は河原田駅 - 津駅間のJR区間分の料金は不要になるが、伊勢鉄道分として別途320円が必要。伊勢鉄道経由時もJR分の距離は打ち切られず通算される。
31-50kmまで普通車自由席660
御殿場線松田駅 - 御殿場駅全区間普通車指定席8602012年3月16日までは松田駅 - 沼津駅間が相互区間内であった(2012年3月17日以降は臨時特急列車で松田駅 - 御殿場駅相互区間外を利用すると特定料金対象外になる)。
西日本旅客鉄道管内七尾線津幡駅 - 和倉温泉駅51km以上普通車指定席1,190金沢駅から利用する場合、JR区間は津幡駅からのため相互区間内であるが、IRいしかわ鉄道線分の料金が別途200円必要(指定席・自由席同額)。金沢以西からの場合は特定料金対象外になる。
31-50kmまで普通車自由席660
山陰本線鳥取駅 - 出雲市駅101km以上普通車自由席1,320区間内相互間のみ。鳥取駅から益田駅までなど、乗降の指定区間を超える乗車の場合は特定料金対象外になる。
米子駅 - 益田駅
瀬戸大橋線など岡山駅 - 児島駅または左記区間と四国旅客鉄道へ跨る区間50kmまで普通車自由席560
四国旅客鉄道管内全路線全区間25kmまで普通車指定席1,070
普通車自由席330
26 - 50kmまで普通車自由席530
九州旅客鉄道管内日豊本線
肥薩線
国分駅 - 鹿児島中央駅
霧島神宮駅 - 重富駅
吉松駅 - 隼人駅
の相互区間(【A】)
全区間普通車指定席840
普通車自由席660
吉松駅 - 鹿児島中央駅間
霧島神宮駅 - 鹿児島中央駅間
の相互区間
全区間普通車指定席1,050【A】の相互区間内の場合、【A】の料金が優先される。
普通車自由席520
鹿児島本線
日豊本線
門司港駅 - 博多駅
下曽根駅 - 博多駅間
の相互区間
26km以上普通車指定席1,050
普通車自由席520
日南線宮崎駅 - 南郷駅26km以上普通車指定席1,050
普通車自由席520
福北ゆたか線博多駅 - 直方駅26km以上普通車自由席420
列車指定
会社列車名区間距離座席料金備考
東日本旅客鉄道管内日光
きぬがわ
スペーシアきぬがわ
新宿駅から東武鉄道各駅まで購入
した場合のJR区間分
全区間普通車指定席1,050別途東武鉄道線内の料金が必要。JR線区間内のみ利用の場合は特定料金対象外になる。
成田エクスプレス渋谷駅 - 千葉駅全区間普通車指定席1,29050km以内と同額。運行上は渋谷駅より遠い新宿駅 - 千葉駅の最短距離が50km以内に対し、渋谷駅からの場合最短区間で50kmを超えてしまうための措置。

新幹線特急券

新幹線用新幹線特急券新幹線指定席特急券および新幹線自由席特急券)と称する。在来線特急用特急券(特別急行券)と称するが、これは、新幹線と在来線とは特別急行列車の料金体系が異なるためで、例えば、山陽新幹線新大阪駅 - 姫路駅間のように併走する在来線にも特急列車(この区間では、「スーパーはくと」・「はまかぜ」)が走っている場合では、新幹線特急券を有する場合には新幹線を利用し、「スーパーはくと」の特急券を有している場合には「スーパーはくと」を利用することができる。

新幹線の場合には、目的地まで有効である新幹線特急券を持っている場合では、新幹線の列車を乗り換えても新幹線改札を出ない限り有効である。詳しくは、新幹線特急料金の通算を参照のこと。

グリーン車、グランクラス、寝台車を利用する場合の特急料金

グリーン車に乗車するにはグリーン券が、グランクラスに乗車するにはグランクラス券が、寝台車に乗車するには寝台券がそれぞれ別に必要である。ただし、これらの料金には座席指定料金に相当する額(以下「指定額」)がそれぞれの料金に含まれているとみなされるため、特急料金としては指定額を減額した額が適用される。基本的には自由席特急料金と同額となる。

乗継料金制度

特に定められた条件で、特急列車を乗り継ぐ場合、一方の列車の特急料金が半額となるなどの割引制度や通し計算になる制度が存在する。これについては「乗り継ぎ料金制度」の項目を参照されたい。

特急料金不要の特例区間

特急列車を利用するには特急料金が必要だが、特例として乗車券だけで特急列車に乗車できる区間がある。これらは普通列車が全く運転されていない区間、あるいはごく短区間の利用者に対して配慮されたものである。

普通列車が全く運転されていないことによる特例区間

在来線の指定区間内に限り、普通乗車券のみで特急の普通車自由席を利用できる制度である。

この特例は、「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」などの「普通列車に限って利用可能」という特別企画乗車券(以下「普通列車専用券」)でも同様に適用され、指定された区間のみであれば普通車自由席のみ利用することができる。

特例が適用されない例

次の場合には特例が適用されず、実際に乗車した全区間の特急料金が必要となる。この場合、上記の普通列車専用券は使用できないため、別途運賃も必要となる。

  • 区間内であっても適用されない例(後述の「過去の特例区間」も参照)
    • 指定席やグリーン車を利用した場合
    • 自由席であっても、特例区間外にまたがって乗車した場合
  • 新幹線車両を使用する区間
  • 普通列車が1往復でも存在する区間
    • 例えば日豊本線佐伯駅 - 延岡駅間は、沿線集落の過疎化やモータリゼーションに伴う乗降客減少が民営化当時と比べても著しくなったため、普通列車の減便を繰り返した結果、2018年3月17日ダイヤ改正以降は普通列車が下り1本・上り2本(他に重岡駅折り返しの列車が2往復あり)のみの運行となったが、それでも普通列車が存在しているため特急料金不要の特例は適用されていない。また石北本線上川駅 - 白滝駅間も、普通列車は2往復(うち1往復は特別快速「きたみ」)のみの運行だが、同様に特急料金不要の特例は適用されていない。
現在の特例区間
過去の特例区間
  • 津軽海峡線 (津軽線海峡線):蟹田駅 - 木古内駅間(2002年12月1日 - 2016年3月21日
    本区間の場合、特急「スーパー白鳥」・「白鳥」に格上げしたうえで、従来の快速「海峡」が廃止されたことにより設定された。北海道新幹線の開業に伴いこの区間における本特例は廃止となり、以後は青春18きっぷなどの特別企画乗車券で商品ごとに同新幹線を利用出来る特例あるいは利用するための条件を規定している(北海道新幹線#乗車券の特例制度を参照)。
    一方で、鉄道による北海道への唯一の連絡路線である津軽海峡線の青函トンネルが絡む区間であるにもかかわらず、区間末端の蟹田・木古内両駅に全列車停車しなかったことや、津軽線・江差線との接続の兼ね合いから、利用についての説明がなされた区間でもある。
    本事例では、木古内駅から特急「白鳥」を利用して青森駅まで移動する場合、特例区間である木古内駅 - 蟹田駅間を越えて乗車することになる。ここで木古内駅 - 青森駅まで同じ特急列車に乗車し続けた場合は、乗車券のほかに木古内 - 青森まで有効な特急券が必要であった。
    また、「いったん蟹田駅で特急列車からホームに降り、再度同じ特急列車に乗車した」だけでは下車したことにならず、この特例は適用されなかった(改札口を出てあらためて出札する必要があった)。この際、一部の解説本で「一度ホームに降りてから再度同じ列車に乗れば問題ない」と記載されているものがあるが、これは有人駅に限り(旅客営業規則第3条)誤りとなる。
    なお蟹田駅で下車し、後続の特急列車(つまり別の列車)に乗り換えた場合は特例が適用され、必要な特急料金は蟹田 - 青森間だった。

ごく短区間の利用者に対して配慮された区間の例

これらの区間では普通列車も運行されているが、宮崎空港線、奥羽本線では遠方とを結ぶターミナル駅と市の中心部のアクセスが考慮されて、佐世保線ではこの区間の普通列車が大幅に減便になったことへの救済措置として特急料金不要の特例が設けられている。

宮崎空港線、佐世保線の特例では、特例区間のみで普通車指定席またはグリーン車に乗車する場合は、普通列車用の指定席券またはグリーン券を別途購入することで乗車可能である。また特例区間を跨いで乗車する場合でも、特急料金は特例区間外のみで計算する。

  • 例えば二日市駅から佐世保駅まで特急「みどり」に乗車する場合、必要な特急券は二日市駅 - 早岐駅間で有効なものでよい。

一方、奥羽本線の特例は特例区間のみを普通車自由席に乗車する場合のみに適用され、同区間でも普通車指定席やグリーン車に乗車する場合、また新青森駅を跨いで特急に乗車する場合は、新青森駅 - 青森駅間も特急券が必要となる。また「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」は設定当初は適用の対象とされていなかったが、2012年夏季より乗車することができるようになった(「青春18きっぷ」(夏季・冬季)の発売について(JR東日本) (PDF) )。この特例は臨時快速「リゾートしらかみ」にも適用されている。

なお室蘭本線(支線)の東室蘭駅 - 室蘭駅間は、特急「すずらん」がこの区間は全て普通列車として運転されているものであり、「特急列車に乗車券のみで乗車可能」とは意味合いが異なる。また「すずらん」以外にも、末端区間は普通・快速列車として運転される特急は複数存在する。

特殊販売について

JRにおいて、以下の特殊な事情について規定を定めている。

  • 2時間以上すでに遅れている、ないしは運行する場合に2時間以上遅れそうな場合には「遅延特約」ないしは「遅延承知」と称して遅れることに対して払い戻さない事を条件に5割引をして販売する場合がある。なお、この制度は急行にも適用される。また、すでに購入済みの特急券(購入時点では遅れは発生していない)については、2時間以上の遅れが生じた場合、特急料金を全額払い戻しできる。ただし、新幹線並行路線で新幹線に振り替え乗車した場合は払い戻しされない。
  • 特急列車については「専用車両を使用すること」が前提となっているが、事故などにより専用車両を使用して運行する都合が付かない場合「編成変更特約」と称して、そのことに対して払い戻さない事を条件に最大5割引して販売する場合がある[20]
    • この制度を適用した事例としては、旧国鉄時代にこの適用があったとされる著名な事例として、以下の事例が挙げられる。この規定は特急列車がほぼ完全に冷房化された1961年10月1日のダイヤ改正時に制定されたものであり、これらの事例は、専用車両がなかったか、あるいはそれに準用するが冷房装置の取り付けがない等の理由で行われた。ほとんどの場合は普通座席車で特急料金を100円引き(1976年11月6日実施の大幅値上げより500円引きに変更)にして対処した。
      • 事故により特急形車両が充当できず、急行形車両である153系電車を用いて運行された在来線特急時代の「こだま」。この時の特急料金は1等・2等とも半額であった。
      • 設定当時不定期列車として運行された寝台特急みずほ」は登場時、当時すでに存在した20系客車の充当が困難であったため、冷房のない旧型客車を使用したため、夏季の利用について特急料金の割引で対応。および臨時特急「ひびき」の1962年夏の運転分では当時冷房のなかった157系電車であったため、これも夏季の利用について特急料金の割引で対応。座席車での割引料金はいずれも1等220円、2等100円。
      • 1969年より1970年まで車両の手当が付かなかったため、暫定的に「北斗(下り)2号・(上り)1号」に急行形車両であるキハ56系気動車を用いた。この時の特急料金は100円引きであった。
      • 臨時列車では12系客車で運行された在来線特急時代の特急「つばさ」がある。これは当時キハ181系気動車の手配が困難であったためである。この時の特急料金は100円引きであった。その後も臨時「つばさ」は設定されたが、特急と同じ車内設備を持つ14系客車が使用されるようになったため、特急料金の値引きはなくなっている。
  • 天候の悪化等の理由により間引き運転がなされ普通列車が運行されない場合、状況的に特急列車に乗車せざるを得ないと判断された際は、該当区間に限り、特急料金不要で一部または全部の特急列車への乗車が認められる場合がある。ただし普通列車が運行できない場合の特例であり、普通列車が運行している状況下では特急料金が必要である。

私鉄

私鉄においても、特急あるいはそれに準じる名称の速達列車を運行している場合があるが、列車の性格ないしは、会社の判断により特急料金を徴する場合と徴しない場合がある。なお、本項目では冒頭にもある通り有料列車における基本的に目的地への速達サービスに対するものを中心に挙げる。たいていの場合、速達サービスと着席サービスが一体であり、それが分離されているものは少数にとどまっている。

座席未指定券

富士急行・伊豆急行・伊豆箱根鉄道

JR東日本・富士急行線特急「富士回遊」、JR東日本・JR東海・伊豆急行・伊豆箱根鉄道の特急「踊り子」にのみ導入。

指定席特急券

私鉄の場合、JRとの乗入れ列車を含む有料特急を走らせている場合には特急券が必要である。この場合、多くは速達サービスと着席サービスが一体であり、列車予約が早い段階から行われ、発券される(JRにおいては乗車1ヶ月前からであるが、大体2ヶ月前から3日前程度)。そのため、乗車当日になると目的の列車の座席が無い場合もあり得る。

なお、以下の鉄道会社では「指定券」としての特性を生かし、以下のサービスを行っている。

東武鉄道

東武鉄道では、特急料金を列車の運行する時間帯による割引を実施している。共に詳細はスペーシア・「りょうもう」も参照されたい。基本的には、以下の通りであるが、列車指定となっている。

  • 「午後割」…浅草駅を12時台 - 16時台までに出発する下り特急列車
  • 「夜割」…始発駅をおおむね17時以降に出発する上り特急列車。

近畿日本鉄道・京都丹後鉄道

近畿日本鉄道京都丹後鉄道では、両者とも乗り継ぎ料金制度を採用している。具体的な内容は当該項目を参照されたい。

立席特急券・自由席特急券

  • 長野電鉄の特急は全席自由席ながらも、運賃のほか特急料金が必要である(距離に関係なく全区間100円)。
  • 富山地方鉄道の特急には指定席車と自由席車のいずれも設けられている。
  • 富士急行の「フジサン特急」では展望車のほか自由席が設けられているが、自由席でも運賃以外に特急料金が必要である。なお「フジサン特急」は車両検査の際、一般型車両で代走しており特急料金も半額に値下げされる。

座席指定券・着席整理券・特別車両券

特急列車に自由席車と指定席車が併結されているケースとして、以下のものが挙げられる。自由席車が料金不要で乗車券のみで利用できるのに対し指定席車に料金が必要な列車では、速達サービスに対する料金ではないため、特急券ではなく、座席指定券着席整理券特別車両券等として発行される。自由席・指定席ともに特急料金が必要な列車では、指定席車利用では特急券に座席指定券等を追加する必要がある。

京成電鉄

京成電鉄では、有料特急であるスカイライナー、シティライナーおよびモーニングライナー・イブニングライナーを利用する場合において、特急券が必要である。

京成電鉄では通勤形車両を使用した特急、および特急より速達の快速特急(ともに料金不要)を運転しているため、最も速達であるスカイライナーの券は「スカイライナー券」となっているが、駅の案内および放送では「特急券」とも案内されている。

名古屋鉄道

名古屋鉄道の「ミュースカイ」全車両または「快速特急」・「特急」の1・2号車(豊橋・中部国際空港方1・2両目)に設定されている特別車「μ」の座席は、座席指定制としている特別車両券「ミュー(μ)チケット」として、名鉄の主要駅や旅行会社で1乗車360円で発券される。また、特定駅での特定方面同士の乗り継ぎの場合、同時購入する場合に限って1乗車と同額の「乗継ミューチケット」が発売される。

南海電気鉄道

南海電気鉄道の場合、南海本線特急「サザン」のみが10000系専用車両に「自由席」の通勤形車両を併結した“一部座席指定”制となっており、座席指定券の扱いを行っている。

なお、高野線特急「こうや」、「りんかん」空港特急「ラピート」については運行当初より“全車座席指定”制を採っており、これらの列車の指定券は「特別急行券」と区別する。

京阪電気鉄道

京阪電気鉄道の「快速特急『洛楽』」・「特急」の6号車(京都方から6両目)に設定されている座席指定制特別車「プレミアムカー」の利用には「プレミアムカー券」が必要[21]。また、平日朝晩の座席指定制特急「ライナー」の一般車の利用には「ライナー券」が必要である。ただし、ライナーに連結されるプレミアムカーにはプレミアムカー券を必要とする[22]

中小私鉄

先述の通り、富山地方鉄道の特急・富士急行の「フジサン特急」の乗車には指定席・展望車・自由席のいずれも乗車券のほか特急券を要するが、富山地方鉄道特急指定席ではさらに座席指定券、「フジサン特急」の展望車利用には着席整理券を必要とする。

イタリア鉄道

イタリア鉄道フェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS)では普通運賃に特急料金や寝台料金を追加する運賃制度であるが、駅や窓口などの購入形態により切符は乗車券と特急券が分かれている場合もあれば、1枚にまとめられている場合もある[23]

脚注

  1. ^ a b 土屋武之『鉄道の未来予想図』実業之日本社、2013年、61頁
  2. ^ a b きっぷあれこれ 特急券”. 東日本旅客鉄道 (2019年10月1日). 2019年12月18日閲覧。
  3. ^ 首都圏発着 在来線特急のご案内”. 東日本旅客鉄道. 2019年12月18日閲覧。
  4. ^ a b “上野東京ライン開業に伴い、常磐線特急はより快適に、より使いやすい特急に生まれ変わります。~新たな着席サービスを導入します~” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2014年10月30日), https://www.jreast.co.jp/press/2014/20141021.pdf 2020年11月14日閲覧。 
  5. ^ a b c “中央線特急に新たな着席サービスを導入します” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2018年10月30日), https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181019.pdf 2019年12月18日閲覧。 
  6. ^ a b c “東海道線特急が新しく生まれ変わります” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2020年11月12日), オリジナルの2020年11月12日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201112063532/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho02.pdf 2020年11月12日閲覧。 
  7. ^ a b c “特急踊り子号に新たな着席サービスを導入します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 伊豆急行, (2020年11月12日), オリジナルの2020年11月14日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201114024855/https://camel3.com/cms/files/izukyu/MASTER/0100/auKeofzz.pdf 2020年11月12日閲覧。 
  8. ^ a b c “特急踊り子号車両更新に伴う駿豆線内特急料金の設定について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 伊豆箱根鉄道, (2020年11月12日), オリジナルの2020年11月12日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201112093531/http://www.izuhakone.co.jp/railway_news_20201112.pdf 2020年11月12日閲覧。 
  9. ^ ご利用方法”. 東日本旅客鉄道. 2019年12月18日閲覧。
  10. ^ “特急「スワローあかぎ」号が新登場 さらなる着席サービス向上のため、「スワローサービス」を開始します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道高崎支社, (2013年12月20日), オリジナルの2015年4月2日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20150402090100/http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/2014swallow.pdf 2020年11月14日閲覧。 
  11. ^ “2015年3月ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2014年12月22日), https://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf 2020年11月14日閲覧。 
  12. ^ a b 「きっぷあれこれ「特急券」」『JR時刻表』2019年12月号、交通新聞社、2019年11月20日、月刊版。ASIN B07X4TQ5KQ
  13. ^ 「あそぼーい!」展望席及び白いくろちゃんシートは通年単一料金。
  14. ^ 「かわせみ やませみ」のやませみベンチシートの指定席は通年単一料金。
  15. ^ JR・富士急行線直通特急 富士回遊”. 富士急行. 2019年12月18日閲覧。
  16. ^ 2021年5月27日改正の旅客営業規則第57条の3第2項の規定による
  17. ^ 「北海道新幹線の特急料金等について」(pdf) 別紙2-2 JR北海道 2015年10月13日
  18. ^ 区間指定は旅客営業規則第57条の3第2項第5号・6号、料金額は旅客営業規則第125条第1項(1)ロのe・fの料金
  19. ^ お得な特急料金(JR東海)”. 東海旅客鉄道. 2019年10月1日閲覧。
  20. ^ [1] 東日本旅客鉄道旅客営業規則第2章第7節「急行券の発売」 - 2012年9月11日閲覧
  21. ^ 京阪電車プレミアムカー” (日本語). 京阪電車 特別車両 PREMIUM CAR. 2021年3月6日閲覧。
  22. ^ 全車両座席指定「ライナー」|京阪電気鉄道株式会社”. www.keihan.co.jp. 2021年3月6日閲覧。
  23. ^ JTBパブリッシング『ララチッタ イタリア(2017年版)』、4頁

注釈

  1. ^ とりわけ、寝台特急の場合、1998年より運行を開始している「サンライズ瀬戸出雲」の「ノビノビ座席」として連結されている普通車座席は座席指定制となっているため、末端部分とはいえ短距離の利用は難しいともいえる。また寝台特急では昼間時座席使用である「ヒルネ」では最後に行っていた「あけぼの」まで立席特急券と定期券の利用を認めていなかった。
  2. ^ JR東日本の運営するえきねっとでは1ヶ月7日前から申し込むことが出来るが、これも同様に1ヶ月前10時の発券処理の権利予約である。
  3. ^ a b c 全車両がグリーン車およびプレミアムグリーン車となっている特別急行列車「サフィール踊り子」への適用は旅客営業規則第57条の規定により行われない。
  4. ^ 旅客営業規則および旅客連絡運輸規則では「旅客営業規則別表第1号の2に定める列車群に含まれる特別急行列車」に対して適用するとされているきっぷの制度と定義されている。
  5. ^ 会社線内のみの利用については座席指定は不可
  6. ^ 自由席料金よりは高い。料金水準はA特急の自由席料金と同程度である。一方、区間によっては座席指定券を含めた急行料金よりも安いケースがある。
  7. ^ 寝台特急「さくら」など開放型のA寝台を連結した列車ではA寝台が座席利用できた区間もあったが、A寝台車はグリーン車扱いとされたためグリーン車指定席券が必要であった。
  8. ^ 2014年4月1日発売分より指定日当日のみとなったが、それ以前は2日間有効だった http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131208.pdf (PDF)
  9. ^ 従来急行の運転が中心であった線区において、特急昇格・急行全廃の際実質的に料金値上げとなる額を緩和するために設けられたものであり、長距離区間を除いて原則A特急料金と急行料金のほぼ中間に当たる金額に設定されている。ただしJR四国ではB特急料金の設定がない。またJR北海道・東日本・九州では逆に短距離区間において急行料金より安い特急料金が設定されており、この区間は特急料金・急行料金とも同額となる特例が設けられている。
  10. ^ 基礎的な特急料金であり、2社間又は、同一会社内でも発着駅のいずれかがB料金区間外であれば全乗車区間に適用される。
  11. ^ B特急料金適用区間は除く。
  12. ^ JR東日本のB特急料金にはJR北海道海峡線を含む。
  13. ^ a b JR東日本とJR東海を直通して利用する場合はJR東海の料金表が適用される。
  14. ^ 展望席(パノラマシート)及び白いくろちゃんシート[13]
  15. ^ やませみベンチシートの指定席[14]
  16. ^ 旅客営業規則上において、JR東海線内相互発着利用もしくは東日本とJR東海を直通して利用する場合の規定上
  17. ^ グリーン車は伊豆箱根鉄道駿豆線内に乗り入れない

関連項目

外部リンク


 

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