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✈|編隊飛行なしの観閲式、部隊への負担軽減の方向が鮮明に


写真 2021年の観閲式、YouTube中継

編隊飛行なしの観閲式、部隊への負担軽減の方向が鮮明に

 
内容をざっくり書くと
日本周辺の防衛体制、災害派遣任務など自衛隊を取り巻く環境変化から、観閲式の実施は近年、厳しい状況にあると防衛省は説明しており、2020年の航空観閲式から、過去に実施されていた内容から大きく変更され、開催されています。
 

防衛省は2021年11月27日(土)、自衛隊記念日行事「中央観閲式」を陸上自衛隊朝霞駐屯地で開催しま… →このまま続きを読む

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航空観閲式

航空観閲式(こうくうかんえつしき)は、航空自衛隊が3年に一度、通常時は茨城県の航空自衛隊百里基地(茨城空港)で実施する観閲式観兵式=軍事パレード)である。自衛隊の創設を記念して、自衛隊記念日行事の一環として行われる。

概要

開催目的は「自衛隊最高指揮官である内閣総理大臣(観閲官)の観閲を受けることにより、自衛隊員の使命の自覚及び士気の高揚を図るとともに、防衛力の主力を展示し、自衛隊に対する国民の理解と信頼を深める」として、1996年平成8年)以降、原則陸上自衛隊海上自衛隊航空自衛隊の持ち回りで実施されており、航空観閲式は3年に一度実施している。

陸上自衛隊担当が中央観閲式となる。また、海上自衛隊担当は自衛隊観艦式、航空自衛隊担当では航空観閲式となり、回次はそれらの通算である。航空観閲式は持ち回り制になった1996年に初開催されている[1]。航空総隊司令部総務部企画室内に航空観閲式準備室が設置され、7ヵ月かけて実施が準備される[2]

観閲式は関係者のみの見学となっている。また、航空観閲式実施の年は百里基地航空祭(一般開放)は行われない。

令和2年度(2020年)は、新型コロナウイルス感染症流行や、観閲式にかかわる隊員への負担を鑑み、規模を大幅に縮小して入間基地にて実施され、式典のみ実施された。(飛行展示は実施せず)

実施年表(1996(平成8)年以降)
名称年次実施日主管場所
平成8年度第43回航空観閲式1996年10月27日航空自衛隊百里基地
平成9年度第44回自衛隊観艦式1997年10月26日海上自衛隊相模湾
平成10年度第45回中央観閲式1998年11月1日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成11年度第46回航空観閲式1999年10月31日航空自衛隊百里基地
平成12年度第47回自衛隊観艦式2000年10月29日海上自衛隊相模湾
平成13年度第48回中央観閲式2001年陸上自衛隊中止[3]
平成14年度第49回航空観閲式2002年10月20日航空自衛隊百里基地
平成15年度第50回自衛隊観艦式2003年10月26日海上自衛隊相模湾
平成16年度第51回中央観閲式2004年11月7日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成17年度第52回航空観閲式2005年10月30日航空自衛隊百里基地
平成18年度第53回自衛隊観艦式2006年10月29日海上自衛隊相模湾
平成19年度第54回中央観閲式2007年10月28日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成20年度第55回航空観閲式2008年10月19日航空自衛隊百里基地
平成21年度56回自衛隊観艦式2009年10月25日海上自衛隊相模湾
平成22年第57回中央観閲式2010年10月24日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成23年度第58回航空観閲式2011年10月16日航空自衛隊百里基地
平成24年度第59回自衛隊観艦式2012年10月14日海上自衛隊相模湾
平成25年第60回中央観閲式2013年10月27日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成26年度第61回航空観閲式2014年10月26日航空自衛隊百里基地
平成27年度第62回自衛隊観艦式2015年10月18日海上自衛隊相模湾
平成28年第63回中央観閲式2016年10月23日陸上自衛隊朝霞訓練場
平成29年度第64回航空観閲式2017年航空自衛隊中止[4]
平成30年度第65回中央観閲式2018年10月14日陸上自衛隊朝霞訓練場
令和元年度第66回自衛隊観艦式2019年海上自衛隊中止[5]
令和2年度第67回航空観閲式2020年11月28日航空自衛隊入間基地

 主要出席者

参加部隊・行事

例として、2014年に開催された第61回航空観閲式の例を示す[1][6]

観閲飛行

21機種10個編隊45機で飛行を実施する

観閲部隊

  • 百里基地エプロンで行うため、規模は中央観閲式に比べて小規模で実施される。
  • 航空自衛隊 中央音楽隊
  • 航空自衛隊 移動部隊
  • 陸上自衛隊大隊(航空学校霞ケ浦校
  • 海上自衛隊大隊(第3術科学校
  • 航空自衛隊第3大隊
  • 航空自衛隊第2大隊
  • 航空自衛隊第1大隊

地上展示走行

  • ペトリオット部隊(第1高射群第3高射隊)
  • 基地防空部隊(第7航空団基地業務群・第7基地防空隊)
  • 移動警戒管制部隊
  • 移動通信部隊
  • 移動管制部隊(航空保安管制群
  • 移動気象部隊(航空気象群
  • スイーパー(清掃車)(第7航空団基地業務群)
  • F-15J 2機(タキシング)
  • F-2A 2機(タキシング)
  • F-4EJ改 2機(タキシング)

飛行展示 

  • 緊急発進展示(F-15J ホットスクランブル 2機)
  • 航空偵察展示(RF-4EJ偵察機 2機 低高度 高速進入)
  • 機動飛行展示(ホットスクランブル実施機である、F-15J戦闘機 2機)
  • 模擬対地攻撃展示(F-2戦闘機 2機 20mm機関砲射撃)
  • XC-2 次期輸送機 航過飛行
  • ブルーインパルス展示飛行
  • 60周年大編隊記念飛行

備考

  • 航空観閲式に先立ち、前日に事前展示を行うが、事前展示においても入場者は関係者のみとなっている。
  • 緊急発進展示では、自衛隊最高指揮官たる内閣総理大臣が緊急発進のボタンを押して、スクランブルを命じている[6]
  • 航空観閲式実施中も茨城空港での民間航空機の発着陸は通常通り行われる[6]
  • 陸上自衛隊大隊は1個大隊規模の編成であるが、自衛隊旗(通常は連隊旗として使用する)を使用する。

出典・脚注

  1. ^ a b 自衛隊記念日行事 航空観閲式 2017 - Flyteam
  2. ^ 航空総隊司令部総務部企画室 - 航空総隊司令部
  3. ^ アメリカ同時多発テロ事件のため
  4. ^ 台風22号の接近に伴う荒天のため
  5. ^ 令和元年東日本台風(台風19号)に伴う災害派遣に万全を期すため
  6. ^ a b c 防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式 - youtube(航空自衛隊チャンネル)

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