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✈|ジップエアの成田/ロサンゼルス線、運航開始 設立時の目的1つ果たす


写真 ZIPAIR「JA822J」 (NINEJETSさん 2021年12月15日撮影)

ジップエアの成田/ロサンゼルス線、運航開始 設立時の目的1つ果たす

 
内容をざっくり書くと
機材は3機のうち、機体記号(レジ)「JA822J」が使用されました。
 

JALグループの格安航空会社(LCC)・ジップエア(ZIPAIR Tokyo)は2021年12月25… →このまま続きを読む

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機体記号

機体記号(きたいきごう、英語:aircraft registration)とは、航空機に付けられる個別の記号。国籍記号登録記号により構成される[1]

俗に英語のレジストレーション(registration)を利用して単にレジレジスタレジ番レジナンバーと呼ぶ場合もある。国土交通省航空局では識別記号と表記している[2]

航空機認識の表示方法が数字のみの場合もあるが、こちらはアメリカ空軍テールコード)、ロイヤルエアフォース(イギリス)や航空自衛隊(日本)などの軍用機に対し用いられる。そのため民間機に「機体数字」といった呼び方はしない。

なお船舶にも個別認識番号があるが、本稿では民間航空機に対してつけられる機体記号について記載する。

概要

国際民間航空機関(ICAO)に加盟する世界各国の国家および地域の民間航空機を認識するためにつけられるのが機体記号である。

アルファベットもしくはアルファベットと数字を組み合わせた「国籍記号」で所属の国籍を表し、ダッシュ(ハイフン)に続けて数字もしくはアルファベットによって登録された順に交付される番号で「登録記号」を表す。アメリカや日本のようにダッシュを使わない国もある。日本では航空法施行規則に定められており、133条は「航空機の国籍は、装飾体でないローマ字大文字JA(以下「国籍記号」という。)で表示しなければならない」、134条は「登録記号は、装飾体でない4個のアラビア数字又はローマ字の大文字で表示しなければならない」としている。

イギリスのような数字が入らないアルファベットのみの表記される場合は、無線連絡などの際に後ろの二文字に因んだフォネティックコードで呼ばれることがある。例えば、英国海外航空781便墜落事故の事故機であるデ・ハビランド DH.106 コメット"G-ALYP"は"Yankee Papa"(ヤンキー・パパ[3])と呼ばれていた。

また、コールサインを所有しない航空会社や個人所有機などでは日本でも無線連絡などの際にフォネティックコードで呼ばれている。例えば警視庁航空隊のシコルスキー S-92 "JA02MP"は、無線連絡の際、"ジュリエット・アルファ・ゼロ・ツー・マイク・パパ"と呼ぶ。

アメリカの民間航空会社の機材では、機体記号の最後の2文字が航空会社IATA航空会社コードになっていることが多い。例えば、アメリカン航空なら"AA"、旧パンアメリカン航空なら"PA"といった具合である。日本貨物航空もこの法則に当てはまる(JA02KZなど)。また、最近の「JA+3桁数字+1つのアルファベット」のスタイルになってからは、日本航空が末尾にJ [4]、全日空が末尾にAを用いている。フジドリームエアラインズは「JA+2桁の導入番号+FJ」で統一している。

また、消防や警察の所有機では110119といった緊急通報用電話番号を含む組み合わせ[5]、国の機関では自国に関する記号[6][1]、社有のビジネス機では会社に関する組み合わせ[7]など所属先にちなんだ記号を申請する例もある。

機種名にちなんだ番号を使用することもあり、例えばボーイング747の生産初号機には"N7470"、ブリティッシュ・カレドニアン航空で導入されたDC-10には"G-DCIO"(IOを10に見立てている)という番号が使用されたことがあった。

個人所有の機体は、所有者の名前や誕生日、機体の登録年月日などを含む並びを申請していることがある。ジョン・トラボルタ(John Travolta)が所有していたボーイング707は型番と名前の頭文字を組み合わせた『N707JT』としている。

研究機関試作機や市販のキットなどを組み立てた自作航空機のため、国籍記号とは別に専用の記号で登録を義務付けている国もあり、日本では超軽量動力機にはJRジャイロプレーンにはJE[8]、これら以外の自作航空機を新規登録するとJXで始まる識別記号が付与され[2]国籍記号のJAは使用されない。

機体記号を表示する位置は、各国の法令や機種により異なっており[1]、日本の場合、固定翼機では主翼の右上面と左下面、尾翼か胴体の側面、回転翼機は胴体の下面と側面に表示される[1]。回転翼機の尾翼は胴体側面とみなされる[1]。日本ではエンジンカウルには描かれないが、アメリカでは許可されている[1]

かつては塗装で描いていたが、現代ではステッカーが主流となっている[1]

国籍記号一覧

国家名もしくは地域名国籍記号登記記号規則
アフガニスタンの旗 アフガニスタンYAabc
アルバニアの旗 アルバニアZAabc
アルジェリアの旗 アルジェリア7Tabc
アンドラの旗 アンドラC3abc
アンゴラの旗 アンゴラD2abc
アンティグア・バーブーダの旗 アンティグア・バーブーダV2abc
アルゼンチンの旗 アルゼンチンLQabc
アルゼンチンの旗 アルゼンチンLVabc
アルメニアの旗 アルメニアEK12345
アルバの旗 アルバP4abc
オーストラリアの旗 オーストラリアVHabc
 オーストリアOEabc
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン4Kab1 or ab12 or 12345
バハマの旗 バハマC6abc
バーレーンの旗 バーレーンA9Cab
バングラデシュの旗 バングラデシュS2abc
バルバドスの旗 バルバドス8Pabc
 ベラルーシEW123ab or 12345
ベルギーの旗 ベルギーOOabc
ベリーズの旗 ベリーズV3abc
ベナンの旗 ベナンTYabc
バミューダ諸島の旗 バミューダ諸島VP-Bab
バミューダ諸島の旗 バミューダ諸島VQ-Bab
ブータンの旗 ブータンA5abc
ボリビアの旗 ボリビアCP1234
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナT9abc
ボツワナの旗 ボツワナA2abc
ブラジルの旗 ブラジルPPabc
ブラジルの旗ブラジルPRabc
ブラジルの旗ブラジルPTabc
イギリス領ヴァージン諸島の旗 イギリス領ヴァージン諸島VP-Lab
ブルネイの旗 ブルネイV8abc or ab1 or 123
 ブルガリアLZabc
ブルキナファソの旗 ブルキナファソXTabc
ブルンジの旗 ブルンジ9Uabc
カンボジアの旗 カンボジアXU123
カメルーンの旗 カメルーンTJabc
カナダの旗 カナダC-FFabc, Gabc, Iabc
カーボベルデの旗 カーボベルデD4abc
ケイマン諸島の旗 ケイマン諸島VP-Cab
中央アフリカ共和国の旗 中央アフリカTLabc
チャドの旗 チャドTTabc
 チリCCabc
中華民国の旗 台湾B12345
中華人民共和国の旗 中国B1234
 コロンビアHK1234a
コモロの旗 コモロ連合D6abc
 コンゴ民主共和国9Qabc
コンゴ共和国の旗 コンゴ共和国TNabc
コスタリカの旗 コスタリカTIabc
クロアチアの旗 クロアチア9Aabc
 キューバCU-T1234
キプロスの旗 キプロス5Babc
Flag of the Turkish Republic of Northern Cyprus.svg 北キプロス・トルコ共和国
(国際的未承認)
トルコのTCを使用abc
 チェコOKabc or abc12 or 1234 or A123 [1]
 デンマークOYabc
ジブチの旗 ジブチJ2abc
ドミニカ国の旗 ドミニカ国J7abc
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国HI123ab
エクアドルの旗 エクアドルHCabc
 エジプトSUabc
エルサルバドルの旗 エルサルバドルYSabc
赤道ギニアの旗 赤道ギニア3Cabc
エリトリアの旗 エリトリアE3abc
 エストニアESabc
エチオピアの旗 エチオピアETabc
フォークランド諸島の旗フォークランド諸島VPFab
フィジーの旗 フィジーDQabc
 フィンランドOHabc
フランスの旗 フランスFabcd
フランス領アンティルF-OGab
フランス領ギアナの旗 フランス領ギアナF-Oabc
ガボンの旗 ガボンTRabc
ガンビアの旗 ガンビアC5abc
ジョージア (国)の旗 ジョージア4L12345 or abc
ドイツの旗 ドイツDabcd
ガーナの旗 ガーナ9Gabc
ジブラルタルの旗ジブラルタルVPGab
ギリシャの旗 ギリシャSXabc
グレナダの旗 グレナダJ3abc
グアテマラの旗 グアテマラTGabc
ギニアの旗 ギニア3Xabc
ギニアビサウの旗 ギニアビサウJ5abc
ガイアナの旗 ガイアナ8Rabc
ハイチの旗 ハイチHHabc
ホンジュラスの旗 ホンジュラスHRabc
香港の旗 香港B-H; B-K; B-L
(Bは中国の国籍記号)
ab
 ハンガリーHAabc
アイスランドの旗 アイスランドTFabc
インドの旗 インドVTabc
インドネシアの旗 インドネシアPKabc
イランの旗 イランEPabc
イラクの旗 イラクYIabc
アイルランドの旗 アイルランドEIabc
イスラエルの旗 イスラエル4Xabc
イタリアの旗 イタリアIabcd
コートジボワールの旗 コートジボワールTUabc
ジャマイカの旗 ジャマイカ6Yabc
日本の旗 日本JA1234 or 123a or 12ab or a123
ヨルダンの旗 ヨルダンJYabc
カザフスタンの旗 カザフスタンUN12345
 ケニア5Yabc
キリバスの旗 キリバスT3abc
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮P123
大韓民国の旗 韓国HL1234
クウェートの旗 クウェート9Kabc
キルギスの旗 キルギスEX12345 or 123
ラオスの旗 ラオスRDPL12345
 ラトビアYLabc
レバノンの旗 レバノンODabc
レソトの旗 レソト7Pabc
リベリアの旗 リベリアA8abc
リビアの旗 リビア5Aabc
 リトアニアLYabc
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルクLXabc
マカオの旗 マカオB-Mab
北マケドニア共和国の旗 北マケドニアZ3abc
マダガスカルの旗 マダガスカル5Rabc
マラウイの旗 マラウイ7Qabc
マレーシアの旗 マレーシア9Mabc
モルディブの旗 モルディブ8Qabc
マリ共和国の旗 マリTZabc
マルタの旗 マルタ9Habc
マーシャル諸島の旗 マーシャル諸島V71234
モーリタニアの旗 モーリタニア5Tabc
モーリシャスの旗 モーリシャス3Babc
メキシコの旗 メキシコXAabc
メキシコの旗メキシコXBabc
メキシコの旗メキシコXCabc
ミクロネシア連邦の旗 ミクロネシアV6abc
モルドバの旗 モルドバERabc or 12345
モンテネグロの旗 モンテネグロ4Oabc
モナコの旗 モナコ3Aabc
モンゴルの旗 モンゴルJU1234
モントセラトの旗 モントセラトVPLab
モロッコの旗 モロッコCNabc
モザンビークの旗 モザンビークC9abc
ミャンマーの旗 ミャンマーXYabc
ミャンマーの旗ミャンマーXZabc
ナミビアの旗 ナミビアV5abc
ナウルの旗 ナウルC2abc
ネパールの旗 ネパール9Nabc
オランダの旗 オランダPHabc
オランダ領アンティルの旗 アンティルPJabc
ニュージーランドの旗 ニュージーランドZKabc
ニュージーランドの旗ニュージーランドZLabc
ニカラグアの旗 ニカラグアYNabc
ニジェールの旗 ニジェール5Uabc
ナイジェリアの旗 ナイジェリア5Nabc
 ノルウェーLNabc
オマーンの旗 オマーンA4Oab
パキスタンの旗 パキスタンAPabc
パレスチナの旗 パレスチナSU-Yab
パナマの旗 パナマHP1234abc
パプアニューギニアの旗 パプアニューギニアP2abc
パラグアイの旗 パラグアイZPabc
ペルーの旗 ペルーOB1234
フィリピンの旗 フィリピンRP-C1234
ポーランドの旗 ポーランドSPabc
ポルトガルの旗 ポルトガルCSabc
カタールの旗 カタールA7abc
レユニオンの旗レユニオンF-ODab
 ルーマニアYRabc
ロシアの旗 ロシアRA12345 or 1234K
ルワンダの旗 ルワンダ9XRab
セントヘレナの旗セントヘレナVQ-Hab
セントクリストファー・ネイビスの旗 セントクリストファー・ネイビスV4abc
セントルシアの旗 セントルシアJ6abc
セントビンセント・グレナディーンの旗 セントビンセント・グレナディーンJ8abc
サモアの旗 サモア5Wabc
サンマリノの旗 サンマリノT7abc
サントメ・プリンシペの旗 サントメ・プリンシペS9abc
サウジアラビアの旗 サウジアラビアHZabc or ab1 or ab12 or abc1
セネガルの旗 セネガル6Vabc
セネガルの旗セネガル6Wabc
セーシェルの旗 セーシェルS7abc
シエラレオネの旗 シエラレオネ9Labc
シンガポールの旗 シンガポール9Vabc
スロバキアの旗 スロバキアOMabc
スロベニアの旗 スロベニアS5abc
ソロモン諸島の旗 ソロモン諸島H4abc
ソマリアの旗 ソマリア6Oabc
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国ZSabc
南アフリカ共和国の旗南アフリカ共和国ZTabc
南アフリカ共和国の旗南アフリカ共和国ZUabc
南スーダンの旗南スーダンZ8abc
セルビアの旗 セルビアYUabc
スペインの旗 スペインECabc
スリランカの旗 スリランカ4Rabc
スーダンの旗 スーダンSTabc
スリナムの旗 スリナムPZabc
エスワティニの旗 エスワティニ3Dabc
 スウェーデンSEabc
スイスの旗 スイスHBabc
シリアの旗 シリアYKabc
フランス領ポリネシアの旗 タヒチF-OHab
タジキスタンの旗 タジキスタンEY12345
タンザニアの旗 タンザニア5Habc
タイ王国の旗 タイHSabc
トーゴの旗 トーゴ5Vabc
トンガの旗 トンガA3abc
トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ9Yabc
チュニジアの旗 チュニジアTSabc
トルコの旗 トルコTCabc
トルクメニスタンの旗 トルクメニスタンEZa123
タークス・カイコス諸島の旗 タークス・カイコス諸島VQ-Tab
ツバルの旗 ツバルT2abc
ウガンダの旗 ウガンダ5Xabc
 ウクライナUR12345 or abc
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦A6abc
イギリスの旗 イギリスGabcd
国際連合の旗 国際連合4Uabc
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国N12345 or 1234a or 123ab or 1234
ウルグアイの旗 ウルグアイCXabc
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタンUK12345
バヌアツの旗 バヌアツYJab1 or ab12
ベネズエラの旗 ベネズエラYV123
 ベトナムVN1234 or a123
イエメンの旗 イエメン7Oabc
ザンビアの旗 ザンビア9Jabc
ジンバブエの旗 ジンバブエZabc

各国の事情

アメリカ

現在の登録番号は、

  1. 国籍記号「N」
  2. 1〜9999の数字
  3. アルファベット列2桁以下(0桁可)かつ数字とあわせ5桁以下

を続ける。ただし、1〜99(アルファベットなし)は連邦航空局 (FAA) により予約されている。『N1』はFAAのロッキード ジェットスターに与えられた。

1929年から1948年12月31日までは、現在と異なるシステムで番号登録されていた(すでに登録された旧形式の番号は、1953年1月1日までに切り替えられた)。旧形式では、Nの次の1文字「class prefix」で種類分けされていた。たとえば、民間機の多くは「NC+数字」で登録されていた(なお、この「NC」は prefix code などと呼ばれるが、国籍記号は「NC」ではなく「N」だけである)。この形式は、国籍記号が導入される1929年以前からアメリカ国内で使われていた形式が元になっており、それ以前は「C+数字」だったのが「NC+数字」に切り替わった。

class prefix の意味は次のとおり(1948年以前に廃止されたものも共に挙げる)。

軍用機はテールコードで管理されている。

クロアチア

クロアチアの国籍記号は現在「9A」であるが、ユーゴスラビアから独立した一時期「CR」という機体記号を国際的承認なしに暫定的に使用していた。

サンマリノ

サンマリノは唯一、空港やヘリポートがないため登録されている航空機はない。

ソ連

かつてのソビエト連邦の機体記号は国名のロシア語表記(Союз Советских Социалистических Республик)を略した「СССР-12345[9]という形であった。キリル文字で表記されているが、これをラテン文字アルファベットに転記すると「SSSR」となる。

中国・香港・マカオ・台湾

中国、香港、マカオ、台湾の4つの国及び地域は、全て「B」を記号として使用している。なお、中国と台湾は双方ともBプラス数字といった機体記号を使用している。そのため、過去に同じ機体記号が存在したこともありえる[10]が現在では中国は4桁、台湾は5桁となっているため重複は無い。香港とマカオは機体記号が全てアルファベットであるので、区別しやすい。

香港がイギリスから中国に返還される前まではVR-H**という機体記号が割り当てられていた。また澳門も1999年まで中国とは別の機体記号(旧宗主国のポルトガルと同じ記号)が割り当てられていた。返還に際して、中国に対してVR-Hが香港時代からそのまま割り当てられているが、現在は使用されていない。また、この時点まで同じVR-を使用していたイギリス領の各地では、VR-がイギリスと中国の両方に割り当てられてしまうと不具合が生じるので、香港返還と同時にVP-に変更された。

ドイツ

ドイツの機体記号は、戦前までは「D-1929」といった、現在のイギリスなどに近い表記方法であった。戦後民間航空が再開された時に現在のスタイルになった。

東ドイツ1973年まで「DM-ABC」、それ以後は「DDR-ABA」という形であった。DDRはドイツ語の国名"Deutsche Demokratische Republik"の略称である。(例示した「DDR-ABA」はインターフルクエアバスA310で、ドイツ統一時に「D-AOAA」となったが会社自体がなくなったため短命に終わった)

日本

日本では、航空法により、国土交通省(航空機登録原簿)への登録をして交付された航空機登録証明書に記載された国籍記号と登録記号を表示しなければならない(詳しくは航空機の登録を参照)。

かつては"JA"の後ろは機種別の登記になっており、航空機の機種別に次のように分類した登録をすることとしており、民間の航空会社だけでなく、官庁警察消防海上保安庁航空局など)で運用する航空機にも割り当てられている。ただし、自衛隊で運用されている航空機の場合は航空法による機体記号の適用除外であるため、数字のみで構成される独自の機体記号が用いられている(航空自衛隊の装備品一覧#機体番号を参照)。

上記のうち、航空会社でおもに使用されるジェット機およびターボプロップ機についてはさらに細かい分類が行われていた。最初は"JA8000"番台は4発ジェット旅客機(DC-8初号機がJA8001)、"JA8100"番台は大型4発ジェット旅客機(当時はボーイング747のみ)、"JA8300"番台は3発ジェット旅客機(ボーイング727など)、"JA8400"番台は双発ジェット旅客機(ボーイング737など)、"JA8500"番台は大型3発ジェット旅客機(DC-10・MD-11トライスターなど)、"JA8600"番台から"8800"番台はターボプロップ機(YS-11や測量用のエアロコマンダーなど)、というように分類されていたが、1990年代以降、航空機の登録数が大幅に増加し、この法則では賄いきれなくなり、空いている番号を埋めていった(その中には、かつて忌み数として飛ばされていた番号[11]もあり、8000番台に限り[12]埋めて使用している)。

また、6001〜6999番台においてはピストン多発飛行機が使用するための空白地帯であったが、ヘリコプターの普及に伴い9001〜9999番台が不足したため、6001〜6999番台をヘリコプターの登録枠となった。

さらなる航空機の増加や更新に備えるべく1997年以降“JA+3桁の数字+アルファベット1つ”もしくは“JA+2桁の数字+アルファベット2つ”のパターンになっており、さらに「アルファベットのI(アイ)・O(オー)・S(エス)は使用不可」などの詳細な規則も規定されている(アラビア数字の1・0・5との誤認を防ぐため)。

なお、1997年以前に日本に導入された機体で2桁の数字+アルファベット2つパターンを登録している岐阜県防災航空隊ベル412EP、JA96GF(現在は抹消されている)が挙げられるが、これはアメリカ籍で導入され、翌年の1997年に日本国籍を取得したためである[13]

また、戦前までは"J-ABCD"といった、現在のイギリスに近い表記方法であった。例えば神風号はJ-BAAI、ニッポン号はJ-BACIという具合であった。1952年に民間航空が再開された時に国籍記号が"JA"となった。

JA001Aは朝日新聞社航空部が報道機として導入したセスナ サイテーション560に与えられ、2018年現在は岡山航空株式会社が所有している[14]

日本では、自動車の登録番号と同様に一度使用された機体記号は、同一の機体を国内で再登録する場合(海外に売却した機体を買い戻し再登録する場合、修理や改修のため抹消した機体を再登録する場合)を除いて、原則として二度と使用しない。全日空ボーイング767-381F製造番号.33404)のJA601Fは2002年8月に同社保有で登録された後、2011年2月に売却されタンパ・カーゴなどで使用されていた。2015年12月に全日空が買い戻したが、同じ登録記号が使用された。日本航空ボーイング747-246F(製造番号.22477)のJA8151は1994年にアメリカのサザン・エア・トランスポートに売却されたのちに、1999年に日本航空に復帰したがJA8937として再登録された。前述の全日空の事例とは異なり、異なる登録記号が使用されている。異なる機体に対する再割り当ての事例は確認されており、2006年12月に登録された全日空のボーイング777-381ER(製造番号.32650)のJA777Aは、1997年に事故により大破し抹消登録されたロビンソン R44の登録記号と同じである。

日本では修理や改修が必要となった航空機を登録抹消し、一度外国籍に登録し、修理や改修が完了後に再び日本国籍を再登録する事例(修理の場合の事例:個人保有(元・アジア航測)のJA8600など、改修の場合の事例:Peach Aviationのうち登録記号の末尾が「VA」の旧バニラ・エア機材)も存在する[15]

2019年にはバニラ・エアとPeach Aviationとの経営統合に伴い、バニラ・エア機材をPeach仕様に揃えるための改修が必要となった。改修はマレーシアにあるエアバス社系の整備会社で実施されるが、改修前に一旦登録抹消して一度フランス国籍で登録し、改修完了後にPeachにおいて同じ登録記号で再登録する措置が取られる。

初代日本国政府専用機航空自衛隊に所属したため、専用のシリアルナンバー(機体番号)が付けられた。アメリカから日本へのフェリーでは民間機扱いで登録されていたが、後にそれぞれ「1号 - JA8091→20-1101、2号機 - JA8092→20-1102」へと変更された。また3号機の導入を見越してJA8093も割り振られていたが、導入が見送られたため未使用のまま現在も欠番である。

登録記号は新規登録時に希望する並びを申請できるが、登録記号取扱規則により制限がある[1]

熱気球のみ登録は国土交通省ではなくに登録を行う[16]

超軽量動力機等のスポーツ、レクレーション等を目的とした飛行や、自作機などによる試験飛行の機体登録の際に付与される識別記号には、国籍記号のJAは使用されず、それぞれJRJEJXから始まる6文字の記号が申請順に割り当てられる[8][2]。これらの識別記号はアルファベット2文字とアラビア数字4文字で構成するが、超軽量動力機とジャイロプレーンにおいてアラビア数字4文字の記号が不足する場合には下1桁から3桁までアルファベットを含めて構成することしている。ただし除外されるアルファベットについてはI、O及びQとなっており、登録記号取扱規則で除外されるSは使用可能となっている。

  • JR0201〜6ZZZ 超軽量動力機(舵面操縦型)
  • JR7001〜7ZZZ 超軽量動力機(体重移動操縦型)
  • JR8001〜9ZZZ 超軽量動力機(パラシュート型)
  • JE0001〜9ZZZ ジャイロプレーン
  • JX0001〜9999 超軽量動力機やジャイロプレーンの要件を満たさない自作航空機

『JX0001』は大西勇一スバル・1000のエンジンを流用して制作したモーターグライダー『スバルプレン』で、現在は向井千秋記念子ども科学館で展示されている。この他にオープンスカイプロジェクトのM-02J(モーターグライダー)には『JX0122』が、超小型ヘリコプターのホームビルト機であるGEN H-4の試験機には『JX0076』と『JX0077』が割り当てられている。

モナコ

モナコには空港はないが、ニースのコート・ダジュール空港からモナコまで、ヘリ・エア・モナコによるヘリコプター定期便が運航されているほか、遊覧飛行用や自家用も登録されている。

ロシア

アエロフロート・ロシア航空など、ロシアの航空会社が西側諸国の企業であるボーイング製やエアバス製の旅客機を運用する際には輸入航空機に対する高関税から逃れるため[17]にロシアの機体記号で登録することなくリース機として導入し、他国の機体記号(バミューダ諸島のVQ-B/VP-BやアイルランドのEI)を登録している場合が多い[18]

国名との対応

一覧を参照すればわかるように、国家名と国籍記号はほとんど一致していないことが見て取れ、国籍記号から国家名を連想しにくい。国籍記号と国家名の頭文字が合致しているものは

くらいしかない。

ほかには、

が推測できるのみである。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 機体記号のひみつ - 実験用航空機レポート - JAXA
  2. ^ a b c 自作航空機に関する試験飛行等の許可について - 国土交通省航空局
  3. ^ 書籍によっては「ヨーク・ピーター」になっている場合もある。
  4. ^ 日本エアシステムの機体は末尾にD。
  5. ^ JA01TA:大分県防災OITAから。JA291F:福井県防災291ふくいと読める。JA119A:東京消防庁119の部分は消防緊急通報用電話番号
  6. ^ 飛翔がアメリカで実験を行う際に取得した機体記号はN288JA
  7. ^ N155AN:日産自動車155の部分をISSに見立てている
  8. ^ a b 超軽量動力機又はジャイロプレーンに関する試験飛行等の許可について - 国土交通省航空局
  9. ^ アルファベットのCやPと同じ形だが、キリル文字であるので読みはエス・エス・エス・エルである。
  10. ^ 実際、中華航空140便墜落事故を起こした中華航空エアバスA300-600の機体記号は「B-1816」だが、2019年現在中国国際航空に同番の機体が存在する。(機種はエアバスA321-200)※ただし2機が同時に登録されていた時期はない
  11. ^ を連想させる"JA***4"、"JA**42"やを連想させる"JA***9"など。日本航空ではDC-8で欠番とされた"JA8004"が後に日本エアシステムMD-90に登録されている。全日空では、ボーイング727で欠番とされた"JA8304"が後に同社のエアバスA320、"JA8342"が後に同社のボーイング767-300に、トライスターで欠番とされた"JA8504"は後に同社のボーイング737-500に、フォッカー F27で欠番とされた"JA8609"が後に同社のエアバスA320にそれぞれ登録されている。なお、全日空のボーイング737(-200)で欠番とされた"JA8404"は、結局同社のボーイング737(-500)で登録されている。
  12. ^ 全日空のDH104で欠番とされた"JA5004"と"JA5009"、DC-3で欠番とされた"JA5044"と"JA5049"と"JA5099"、日本航空のDC-4で欠番とされた"JA6004"、DC-6で欠番とされた"JA6204"、DC-7で欠番とされた"JA6304"は未使用のまま現在も欠番である。
  13. ^ 登録記号取扱規則(抜粋)(平成8年より運用) (PDF)”. 国土交通省航空局. 2013年5月3日閲覧。
  14. ^ 機体記号 : JA001A (岡山航空) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)
  15. ^ バニラのA320、ピーチへ移管開始 改修初号機が離日”. . 2019年6月14日閲覧。
  16. ^ 日本気球連盟とは”. . 2016年12月23日閲覧。
  17. ^ Russia Wants Western-built Aircraft on RA-Registry”. AINonline. 2020年3月10日閲覧。
  18. ^ ただしオーロラ航空など、ボーイング製の機体であってもロシアの機体記号で登録している航空会社もある。

関連項目

外部リンク

    JA822J


     

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