能登町の野菜農家「ハルサ」さんにとっての能登半島地震と支援の現実 | 食べチョク
日本中に衝撃が走った令和6年能登半島地震から、7ヶ月ー。
メディアでは目にすることが少なくなり、私たちは今能登がどのようになっているのか、想いを馳せることが難しい状況となっています。
本当の能登は、どうなっているのか。そして、私たちの支援はどのように繋がっているのかー。
「食べチョク」サクセス&オペレーションチームの伊藤が、5月末に実際に現地でボランティアをして目の当たりにした、現地の様子と支援を受けた生産者さんの思いを、レポートします。
(※本記事は、2024年5月末の訪問の様子を、2024年7月に再構成したものです。)
登録生産者「ハルサ」の坂本さんにとっての能登半島地震
今回の訪問は、珠洲市のお隣、能登町に畑を持つ食べチョク登録生産者さんである「ハルサ」さんに全面協力してもらい実現しました。ハルサさんは能登町でジャガイモなどの野菜を育てている生産者さんです。
今回最もお世話になったのは農場長の坂本さん。坂本さんは珠洲市で育ち、一度上京した後、珠洲市に戻ってきてからは青年会議所で理事長を務めるほど、人望がとても厚い方。
そんな坂本さんが暮らす珠洲市でおきた今回の震災。