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富士山登山鉄道構想 「次世代型路面電車が優位」骨子案
富士山の麓と5合目をつなぐ登山鉄道構想を考える有識者の会議が1月30日開かれ富士スバルラインにLRT… このままもっと読む
PORTALFIELD編集部より
LRT(Light Rail Transit・軽量軌道交通)と聞いて、すぐに思い浮かんだのが富山市内を走る「セントラム」や「富山ライトレール」です。立山や剱岳登山へのアクセスの際に富山駅周辺で利用された方もいるのではないでしょうか。
今回の富士山の登山鉄道構想においては、富士山有料道路、富士スバルラインはこれまで通り確保した上で、自然環境への影響などをできるだけ避けつつ、いかに新しく鉄道を建設するか注目されていましたね。
このニュースで新鮮に感じたのは、LRTはどちらかと言うと市内電車的にあまり標高差がない所を走るイメージがあったんですが、富士山のように普通に勾配がある道路でも大丈夫なんだなと。結構タフに走れる乗り物だというのが、そのスマートな外観からは想像がつきませんでした。
富山市内でLRTを利用して感じたのは、低床構造の車両はバリアフリーの観点からも有効ですし、誰にでも乗り降りしやすいその構造は鉄道の新世代を十分に実感させてくれるものでした。
世界中から多くの人々が訪れる、日本の特別な山「富士山」。柔軟な発想で新しい試みに取り組む姿勢は歓迎したいものです。今後の話の行方が楽しみです。
UTYテレビ山梨