1.大天荘の夕食
チェックインの際、メイン料理をお魚にするか、お肉にするか選ぶことができます。
この日は、お魚を選んだ人は「サバの味噌煮」。お肉を選んだ人は「ハンバーグ」でした。
「ハンバーグ」はボリュームたっぷり。宿泊している人の大半が「ハンバーグ」を選んでいました。
山での夕食では、ガッツリしたものを食べたい人が多いのでしょうか。しっかりタンパク質が取れるのも嬉しいですね。
メインのハンバーグもとても美味しかったのですが、特筆したいのが、この「芋煮」。
例年、9月から小屋締めまでいただくことができるそうです。
支配人の榊さんのご両親が東北のご出身で、榊さんも幼少の頃からよく食べていたそうです。
毎日の仕込みは大変ですが、小屋に来てくれた人たちに喜んでもらえたら、とメニューに加えたそうです。
これは、是非、一度食べていただきたい!物凄く美味しいですよー。
小鉢の酢の物の中にも、サーモンが入っていたり。とても贅沢なお夕食でした。
2.ランプの喫茶室
夕食の提供が終わると、食堂は「ランプの喫茶室」に変わります。
電気が消され、ランプの灯りだけになった食堂は大人の空間。
ジャズが流れて、とてもいい雰囲気でした。
メニューもローストビーフとワインのセットや支配人特製ホットワイン。
ケーキセットなど。とてもお洒落。そして、お値段も良心的価格です。
支配人特製ホットワインを頂きましたが、これまで飲んだどのホットワインよりも美味しかったです。
3.大天荘の朝食
朝食は季節ごと、日の出、日の入りの時間と当日宿泊人数により変わるそうです。
ハイシーズンでは4時15分から、ということもあるようです。2019年9月6日に宿泊した際は、4時45分からということでしたが、実際には4時40分くらいから始まりました。この日の日の出時刻は5時20分ごろ。小屋で朝食を頂いてからでも、日の出前に出発できるのが嬉しいところ。
「うちに泊まられるお客様は、大抵、縦走をしている方なので朝、早く出発する方が多いです。
その方達にも、朝食を食べてから出発していただけたら、と思って、早い時間に朝食を提供しているんです」と支配人の榊さん。
暖かい朝ごはんをしっかり頂いくと、その日1日のパワーが違ってきます。嬉しいサービスですね。
とはいえ、夜は喫茶、朝食は早朝。小屋のスタッフさんたちは大変でしょうね。
にもかかわらず、いつもにこやかに気さくに接してくださって、ホスピタリティ溢れる山小屋です。
登山口からは遠い山小屋、大天荘。ここまで足を運ぶことが出来た人だけが味わえる至福のひととき。
表銀座縦走の際には、是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
昼食営業の「インディアンランチ」も大人気ですよ。
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