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【バスタ新宿改善なるか】国交省/バスタ全国展開へ/道路法改正で定義明確化、民間ノウハウ活用


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国交省/バスタ全国展開へ/道路法改正で定義明確化、民間ノウハウ活用

国土交通省は、国内最大級のバスターミナル「バスタ新宿」(東京都渋谷区)に代表される集約公共交通ターミ… このままもっと読む

PORTALFIELD編集部より
バスタといえば、新宿南口の「バスタ新宿」にピンとくる方も多いかと思います。様々な関係者の思惑があり、そうそう簡単に物事がまとまらなかったであろうは容易に想像できますが、開設当時のバスタ新宿はそれはそれは使いにくい施設でした。

例えば、トイレの数が絶対的に少なく、特に女性用では長時間の渋滞が発生していたのは日常茶飯事、バスターミナル機能を持たせてるとPRする割に、これまた絶対的に足りない待合場所の席数、他にも挙げると幾つもありますが、そのような状況が嫌でバスタ新宿の利用を避けるようになった人もいるのではないかとも思われるほどの状況でした。

地べたに座ってバスを待ってる方がいる光景が当たり前になっている状況には、果たしてバスタは本当に必要だったのかと、内心では複雑な思いがあります。

駅の周辺19か所に点在していた高速バス停を集約したとありますが、そもそもこれも絶対的に必要だったかどうかは怪しく、結果的にはバスタ周辺道路の慢性的渋滞の要素に。役所の当初の説明では渋滞解消を掲げてただけにここでも残念感が漂います。

その一方で、今回の道路法改正により民間のノウハウを積極的に取り入れるというのは素直に歓迎したい動きです。基本的にはバス乗り降りの為の施設なんですから、トイレと待合場所、コンビニ等売店、この辺がストレスなく機能するだけで十分かと。新宿開業当時の状況が再び起きないことを切に願います。

 日刊建設工業新聞

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