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【涸沢岳・編集部考察あり】北アルプスで遭難の男性(52)死亡 岐阜・高山市


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北アルプスで遭難の男性(52)死亡 岐阜・高山市

岐阜県高山市の北アルプスで遭難していた男性会社員(52)が22日、遺体で発見されました。警察によると… このままもっと読む

PORTALFIELD編集部より
今回の遭難事故はこの記事の前にも報道されていましたが、遭難された方が110番通報したのが1月19日の午後5時頃とのことでした。

報道を見て感じたのは、「救助活動をしてもらうことで迷惑をかけてはいけない」との思いが、もしかしたら必要以上に強かったのではないかという点です。

道迷いの時点では、身動きできなくなるような怪我をしていないことで、できるだけ自力で下山する事を第一に考えていたことは共感できますし、基本的にはそうありたいと登山者の誰もが思っているはずです。

ただ、今回の通報があった午後5時という時刻は、既に日没時刻を過ぎており、稜線で上空に遮るものが無い状況でも周囲はだいぶ暗くなり始めていたと思われます。

まだ動ける、との思いで、ひょっとしたら穂高岳山荘なり北穂高小屋へ向かうことを試みていたのではないかと思いますが、結果的に進退窮まる状況もしくは体力の限界まで追い込んでしまい、気がついたら陽も落ち、その時間になってしまったのではないかと。仮に、相当な冬山重装備であったとしても、3000m峰が連なるこのエリアで予期せぬ場所で一晩、二晩と過ごすことがいかに厳しいことか想像に難くありません。

このような事故の際に、「あの時こうしていれば」とか「ひょっとしたら」と後々に始めてもどうにもならない事があることは重々承知ですし、まるでタクシー代わりのようにヘリコプターの出動を要請するなどはもってのほかですが、厳冬期の穂高の稜線での道迷いというケースでは、通報時刻があまりにも遅すぎたのではないかと思います。

その一点だけでもなんとかなっていれば、発見時刻が早まった可能性もあるであろう事を考えると残念でなりません。ご冥福をお祈り致します。

 中京テレビ

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