さて、いよいよ悠久堂書店二階へ。
周囲に積み上げられた古書に圧倒されます。
新刊本にはない、独特の迫力です。
今も人気の山岳雑誌「山と渓谷」。創刊は1930年。
岳人(がくじん)のバックナンバーは200円で販売されていました。
現在はモンベルのグループ会社「ネイチュアエンタープライズ」からの発行されている「岳人」ですが、1937年、京都大学の山岳部有志により創刊されました。
1949年からは、中部日本新聞社(現:中日新聞社)に移管、2014年8月号までは東京新聞出版局(中日新聞社東京本社)から発行されていていました。
1958年創刊に創刊された山岳雑誌「アルプ」
代表は串田孫一、編集長は大洞正典。
尾崎喜八、畦地梅太郎、深田久弥、内田耕作、山口耀久、三宅修、大谷一良、岡部牧夫等が中心となり、1983年に廃刊になるまで25年間にわたり300号が発行されました。
当時主流だった「山溪」「岳人」が実用記事中心であるのと比べ、 「アルプ」は紀行文や論評、随想、絵画や版画、写真なども掲載されていて芸術的な文芸誌のような趣です。
アルプ200号記念特集。1000円で販売されていました。
こちらは私がお買い上げ。
初めて読むアルプの世界感が楽しみです。
こちらは、畦地梅太郎さんのサイン入りでお値段2000円也。
いい雰囲気です。
陳列されている本から山岳の歴史を語りかけられているような気持ちになる空間に身を置いていると、時が経つのも忘れてしまいました。
いかがでしたか?
皆さんも足を運んでみたくなったのではないでしょうか。登山ショップ縦走コースが、また、長くなりそうですね。
有限会社 悠久堂書店
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