神田神保町には、個性的な飲食店が多く立ち並んでいますが、その中でも一番最初にご紹介したい、いや、一番最初でなければご紹介できない、そんなお店があります。
ビアホール・洋食
「ランチョン」
明治42年創業。神保町にある日本屈指の老舗ビヤホール兼洋食屋さんです。
当初、店名はなく、また、このあたりで「生ビールを飲める洋食屋」は当店だけだったため、お客さまからは単に「洋食屋」と呼ばれていたのでした。
ですが、常連客だった東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)の学生さんたちが「名前がないのは不便だから」と、【ランチョン】と名付けてくださったのです。
「神田神保町 ビアホール・洋食ランチョン」のwebsiteより引用。
1階の入口の扉をあけ、螺旋階段を登るレトロな雰囲気の広い客席が広がっています。
四代目(現マスター)・鈴木 寛さん
創業以来、「ビールを注ぐことができる」のは店主だけなのだそうです。
取材のお願いをすると、快く応じてくれただけでなく、「ビールを注いでいるところ、撮りますか?」とおっしゃってくださったり。とても優しい気配りをしてくださる方です。
こちらが鈴木さんに注いでいただいたランチョン一番人気の『アサヒ生ビール』。
通称、Ⓕ(マルエフ)と呼ぶ樽生です。
ではでは、早速いただきましょう!
一口飲んで、思わず
「美味しい!」
と唸ってしまうような、とってもまろやかな舌触り!
スーパードライもキレがあって美味しいですが、これは、全くの別物です。
お料理が運ばれてきました。
今日、最初に注文したのは、ランチョン人気メニューのひとつでもある
「自慢メンチカツ」
ナイフを入れると、ジュワッと肉汁が溢れ出してきました。
デミグラスソースのお味は、
「美味しい老舗洋食屋さんの味」と言えば、イメージが湧いてきますでしょうか。
とても美味しい!!
ビールをいただきながら、何品か楽しむのであるのなら二人でシェアしても十分なボリュームです。
そして、特筆すべきは、この自家製トマトドレッシング!
これがまた、とっても美味しいんです。
色は、トマトというよりニンジンのようですが、適度な酸味がなんとも言えない良いお味。
こちらは、お店で販売していますのでお持ち帰りもできますよ。
是非是非。おすすめです!
ところで、こちらのお店。
お皿をはじめ、ナイフやフォーク、ナプキン、コースターなどお店のイメージキャラクターがデザインされています。
こういうこだわり、なんだか、素敵ですよね。
さて、お料理の話に戻りましょう。
こちらは塩タン。ハーフサイズを頂きました。
思わずビールがガンガン進みます(笑)
唐揚げも頂きました。
お料理がきてびっくり!
「唐揚げ」のイメージをいい意味で裏切るインパクトです。
とにかく大きい!しかも骨付き。
こちらも大変美味しく頂きました。
とても美味しかったので「マルエフ」ばかり頂きましたが、ビールも数種類ありますし、他のお酒もたくさんの種類があります。
また、とってもお得なランチタイム日替わりメニューも充実していますよ!
神田神保町のビアホール・洋食の「ランチョン」。
登山洋品店縦走のバリエーションルートに加えてみてはいかがでしょうか。
店名 : ビヤホール ランチョン
所在地 : 東京都千代田区神田神保町1-6
営業時間:11:30~21:00ラストオーダー
(土曜日は~20:00ラストオーダー)
定休日:日曜日・祝日
HP : http://www.luncheon.jp/
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