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【2020最新レビュー論文後編】GARMIN GPSウォッチ fenix 6X 登山地図ナビゲーションフィールドレビューと購入のコツ

(fēnix 6 series | Garmin ページより)

このレビュー論文では、先日購入したfenix6Xについて、登山やハイキングでの利用をベースとした上での実際の使用感を織り交ぜながら、機能や使い心地、操作方法、候補に挙がりそうな他機種との比較、使い方のコツやノウハウなどをレビューを交え、前編・中編・後編に分けて詳しく紹介していきます。

fenix 6シリーズの中でもfenix6Xにクローズアップしてマニュアル的に解説しているブログ記事はあまりないので、購入を検討される際のイメージ作りや、購入後の操作方法の参考になれば幸いです。これはブログ記事と言うより、文字数ベースだと論文レベルですが、読み応えのある内容に致しました。

全体を通して話の流れが繋がるようにしましたので、かなりのボリュームがあります。必要に応じて目次を使って下さい。目次は前編・中編・後編の全てを含んでいます。

目次

【レビュー論文前編】GARMIN GPSウォッチ fenix 6X 機能使い方詳細レビューと購入の決め手

GARMIN fenix6シリーズとは

fenix6Xの購入動機

fenix6シリーズのモデルによる違いを比較

fenix6Xの特徴

fenix6Xの機能
・スマートウォッチ
・音楽再生
・決済機能
・セーフティ機能
・Body Battery(ボディバッテリー)

スマートフォン連携アプリ
・Garmin Connect Mobile(コネクトモバイル)
・Connect IQ Store
・Garmin Explore App
・アプリやウェブサービスに関して

fenix6Xのバッテリー性能

fenix6XのGPS性能

【レビュー論文中編】GARMIN GPSウォッチ fenix 6X 登山地図ナビゲーション完全マニュアル

地図とナビゲーション
・GPSの軌跡ログをなぞるだけの使い方では、せっかくのGARMINが勿体ない。
・ナビゲーションについて、一旦整理してみます。
・登山でナビゲーションするための準備(fenix6XやハンディGPS)
・実際の山行でどのように使うか(出発まで)
・実際の山行でどのように使うか(出発後)

fenix6Xと「BaseCamp」の相性問題

「Connect」の致命的弱点

fenix6Xで複数ポイントを経由して目的地までルートナビゲーションを行うには?

【レビュー論文後編】GARMIN GPSウォッチ fenix 6X 登山地図ナビゲーションフィールドレビューと購入のコツ

いよいよ開封の儀&セットアップ

いざっ、フィールドへ!(①陣馬山→高尾山縦走編)

いざっ、フィールドへ!(②皆野駅→破風山周回編)

GARMINのハンディGPSとの比較

fenix6Xのトラブルシューティング

fenix6Xを購入する

fenix6Xの交換用バンド

おわりに

いよいよ開封の儀&セットアップ

改めまして、今回購入したモデルはこちら。「GARMIN fēnix 6X Sapphire Black DLC」です。

時計に合わせて、換えバンドも購入しました。レザータイプのものです。日常的に使う際にこのバンドだとだいぶイメージが変わりますね。

作りもしっかりしており好印象です

レザーバンドに付け替えた時はこんな感じに。落ち着いた雰囲気がたまりません。

写真はGARMIN公式サイトより

このレザーバンドと標準のバンドはシチュエーションによって、器具不要でほぼワンタッチで簡単に交換ができるので、おすすめの一品です。

ちなみに、最初からレザーバンドのタイプもあります。そちらのタイプには普通の黒いシリコンバンドも付属しています。今回は、レザーバンドの箱がどうなってるのか気になったので別々に購入した次第でした(笑)。換えバンドについては後述します。

先に機能紹介をしましたので順序が逆になりましたが、届いたばかりのfenix6Xをいよいよ開封します。

パッケージは立方体です。時計の存在感を強調したデザインになっています。

箱に貼られている写真は、上部、左右から見た時のものです。実物と比べてみましたがほぼ実物大です。

時計の厚みですが、前モデルのfenix5X Plusより薄型化が図られました。

日常使いで使っているGPSウォッチのSUUNTO(スント)のTraverse(トラバース)とfenix6Xの実物と比べてみると、fenix6Xの方が薄かったです。時代の流れを感じます。

アメリカ国防総省のMIL規格「MIL-STD-810G」(米陸軍標準規格テスト)にも準拠しています。

GARMINの商品紹介ページなどでは、この表示を見かけた記憶がなかったのでどうなってるのかなと思ってましたが(購入後、よく探すとちゃんと記載はありました)、さらっと普通に準拠してました。この点気になっていた方、他にもいるのではないでしょうか?これにより、高い耐熱性・耐衝撃性および耐水性を実現しています。

ミルスペックがどこまで必要なのかは別として、やっぱり安心感が変わってきますね。

いよいよご対面です。ディスプレイにはウォッチフェイスの表示イメージのフィルムが貼られています。画面の保護も兼ねています。

時計の下には付属品や保証書、取扱説明書などが入ってるようです。

内容物一式です。取扱説明書の類は、ごくごく簡単な「クイックスタートマニュアル」しか同梱されていません。この感じはすっかり普通になってしまいましたね。

あとは、専用のUSBケーブル。これは独自規格のものです。fenix6X(に限らず他機種も)はUSB-CやマイクロUSBなど一般的な規格のケーブルは利用できません。

詳細なマニュアルはGARMIN公式サイトよりPDFファイルがダウンロードできます。そちらの方も、とりあえず機能を羅列しただけな感があり、実際には時計をいろいろいじってみないと感覚的に理解するのは厳しいと思いました。結構大変な思いをしたので、この記事はなるべく分かりやすく書くことを心がけました(笑)。

(Support: Getting Started with the fēnix® 6 Series)

セットアップ自体は、質問項目に答えていけば大体完了するようになっています。この動画のイメージで大丈夫です。

いざっ、フィールドへ!(①陣馬山→高尾山縦走編)

最初のフィールドテストは、普段歩き慣れている「JR中央本線藤野駅→陣馬登山口→陣馬山→景信山→小仏城山→高尾山→霞台園地(ケーブルカーの駅のところ)」ルートにしました。

このルートは、途中のポイントや距離感が全て頭に入ってるので、fenix6Xのナビゲーションが思うようにならなかった場合にそれがすぐ分かるというのが理由です。ただ、陣馬山への登りだけは今回初めてとなる「栃尾尾根」を利用します。歩いたことの無い道でどのようなナビゲーションがされるのか、やっぱり多少は気になりましたので。

これまでに、fenix6Xのナビゲーションに大きく関係する2点、「BaseCamp」との相性問題、「Connect」の致命的弱点などが明らかになったことについて説明してきました。

この「陣馬山→高尾山縦走編」はどの時点のテストだったかというと、まだ、その2つの問題が明らかになる前でした。BaseCampでルートとウェイポイントを作成し、それをfenix6Xに送信しただけです

まさか、そのような展開になるとは夢にも思っていなかったので、この日、現地での対応含め想定外の状況が発生したのも、結果的には問題点が明らかになるきっかけとなりテストとしては上々でした。

それでは、出発です!

今日は藤野駅からスタートです。陣馬山はほとんどの方が高尾駅からバスで「陣馬高原下」に行き、そこから和田峠を経由して登る方が多数派かと思いますが、陣馬山に登るルートはそれ以外にもいくつかあります。

この藤野駅から出発するのもそのうちの一つで、この駅から「和田」行きのバスで5分ほど、「陣馬登山口」から歩き始めることができます。

このルートが好きになった理由の一つに、陣馬高原下からのアクセスの場合、高尾駅から陣馬高原下までバスがかなり混雑するのと、それに加えて結構長い時間乗る必要があるという点があります。その分バス代も高くなりますし。

こちらは藤野駅からバスでわずか5分ほど。圧倒的に近いです。「その距離なら歩いてもいいんじゃないの?」と思われた方もいるかと思いますが、このバス通りは途中に少し長いトンネルがありまして、そのトンネル幅がかなり狭いんです。バスと車がすれ違うのも一苦労レベルなので、そこを歩いて行くのは避けたいなと。初めての方はバスで行くことをおすすめします。

登山口に到着しました。ここから山行開始です。

歩き慣れた道とは言え、一日の行程を地図で確認します。これは「山と高原地図 27 高尾・陣馬」です。

「BaseCamp」で予め作っておいた今日のルート、「陣馬登山口-霞台園地」を選択します。

GPSの測位が終わり、地図が表示されました。「陣馬登山口」のウェイポイントが地図上に表示されてますね。次の経由地「陣谷温泉分岐」も表示されています。この表示部分は最大で全角5文字しか表示されないため、「陣谷温泉分」となっています。一番下の「1.06km」は「陣谷温泉分岐」までの距離です。

万事OKかと思いきや、何か違和感。

そうです。道の上にルートが引かれていません。陣谷温泉分岐まで直線になってます。ということは、この距離も直線距離のはず。あらら。

時計左側の真ん中(もしくはその下)のボタンを押すと、画面表示を変えることができます。このようなトレーニングページ(登山も含めアクティビティ中に表示できる情報画面)は自由にカスタマイズすることができ、表示させる内容も選ぶことができます。

現在表示されているページは、画面を7分割したもので、真ん中の一番大きい数字が標高(200m)です。登山の場合は、標高はやっぱり一番大きい表示にしておきたいですね。

上から順に、「次のウェイポイント(経由地):陣谷温泉分岐」

左側「DIST.NEXT(次のウェイポイントまでの距離):1.06km」

右側「ETA NEXT(次のウェイポイントの到着予想時刻):8:48」

真ん中標高の下、左側「目的地名称:霞台園地」

右側「目的地距離:13.44km」

一番下の「8:44」は現在時刻です。以上のように、好きな場所にどの項目でも表示できます。

この状態で、一見全て問題なく表示されているように見えますが、そもそも直線でウェイポイントが結ばれている以上、目的地までの距離も実際の歩く距離にはなりません。完全に失敗です

「BaseCamp」を利用したルート作成はPCがないとできないので、ここで新しいルートを作ったり調整することできません。やりたいと思っていたことはここで終了です(笑)。

とは言え、この時点で想定外の動作をしていたことから、これは他のやり方もいろいろ試してみる価値がありそうでしたので、アプローチを変えました。

あーでもないこーでもないと格闘すること数十分、さすがに出発しないとということになり出発することにします。

今日は右側のルート「栃谷尾根」経由で歩いて行きます。歩いている間も、他にどんな方法が考えられるかとか考えてました。山歩きしてる感じがしません(笑)。

一つの方法が思い浮かんだので試してみます。

画面には地図が表示され、ルートも道に沿って引かれています。593mと次のウェイポイント「陣谷温泉分岐」までの距離も出ています。

これは、時計本体で「コース」を作成したものです。予め作成しておいたウェイポイントをつなげてコースを作ります。ウェイポイントさえ時計に入ってれば、現地でもどこでも作れます。

これで何の問題も無さそうですが、やろうと思っていたことはできていません。

まず、次のウェイポイントの名称表示が消えてしまいました。これは、ウェイポイントをウェイポイントともコースポイントとも認識していないために起こっています。先述しましたが、GARMINのハンディGPSで当たり前にできるはずのことができていません

次に、このルート案内方法ですが、これはルーティング方法設定で「地図優先」にしています。こちらも先述の通り、地図優先だと道に沿ったルートが引かれるものの、途中のポイントと最終目的地を通るだけで、その間は必ずしも作成した通りに進むとは限りません。予め作成しておいた利用ルートを使わない可能性もあるわけです。

登山では基本的に「地図優先」では使えないです。この時はたまたま他に道が無かったので一見正常に見えますが、複数経路を選べる場所であれば、表示が変わっていた可能性があります。

あちらを立てればこちらが立たず。まさにそんな状況です。時計本体でコースを作成しても、それだけでは上手くいかないことが分かったので、とりあえずそれはそのまま動作させておいて、まずは歩いて行きます。

少し歩いて行くと「栃谷園地休憩所」の看板が。ここ、トイレもあるようです。陣馬登山口バス停を降りて近辺にも公衆トイレはあるんですが、コースと違う方向にあり若干離れているので、栃谷尾根経由利用の場合は、ここまで来ちゃった方が便利かもしれません。

最初はこのような道ですが、ぐんぐんと高度を上げていきます。お隣の「一ノ尾尾根」も落ち着いてていい道ですが、こちらは視界が開ける場所が多いです。明るい雰囲気の道が続きます。

陣馬山頂に到着。ここでもナビゲーションの設定をいろいろ試しましたが、これまでと比べて特に変わらないので、改めて時計でコースを作り直して出発します。

陣馬山への登りで時間的にはだいぶまきましたが、この時点で、標準CTから数十分遅れてます。やばっ(笑)。

陣馬山から高尾山の縦走は、特に小仏城山までの区間でのこのようなゆったりとした山歩きができるのが魅力です。都心から1時間ほどでアクセスできる高尾山ですが、お花など植物の種類も多く、清々しい空気感がたっぷり味わえます。気分転換にはもってこいです。

明王峠を過ぎ、景信山へ。

景信山山頂からは都心方向への景色が見渡せます。このルートの中でも一番広々とした視界が得られるところです。

土曜日ということもあり賑わってました。お茶屋さんでは食事を取ることもできます。ここは野草の天ぷらが味わえることで有名ですね。

トイレ休憩だけして、引き続き歩いて行きます。

次のウェイポイントの名称が表示できないので、それ以外の表示項目をいろいろ試してます。一番下には次までの距離が表示できてますので、ここでは現在時刻を。

その隣にもう一つ項目を表示することが可能なので、これでポイント名称が表示されればバッチリですね。次回のフィールドテストを兼ねた山行で実現できればいいなあ。

この写真は、時計に西日が直射日光的に射してる状態です。登山中はバックライト自動点灯をオフに設定してあるのでバックライトは点灯していません。この液晶がいかに見やすいか一目瞭然ですね。

トレーニングページの表示項目をいろいろ変えてみてます。パッと思いつく各種情報のほとんどを表示可能です。

662はこの地点の標高です。このような標高と距離ベースにしたコース全体のプロフィールや、

最高標高地点と最低高度地点、上昇量や下降量、コース全体の中で今どこにいるのか色分けされ、パッと見ても直感的に分かりやすくなっています。

狸さんがいるのを確認し、さらに進みます。それにしてもこの置物、もうずっと前からありますが誰が持ってきたんだろう(笑)。

小仏峠からは相模湖が望めます。その横に走ってるのは中央自動車道。いま歩いてるこの真下に渋滞の名所「小仏トンネル」が通っています。

この縦走もいよいよ終盤、次は小仏城山です!

ほどなくして、小仏城山に到着!

小仏城山には「城山茶屋」さんともう一軒お茶屋さんがあります。城山茶屋さんのご主人とはすっかり顔なじみになってまして、久しぶりにお会いできればと楽しみにしてました。

まずは新年の挨拶を。昨年の台風の話にもなりましたが、やはりこの周辺もだいぶ被害を受けたようです。

待ってました!今日一番のお目当てです(笑)。

城山茶屋さんには、おでんの他にも名物の「なめこ汁」やその他のメニューも充実しています。なめこ汁は味噌仕立てではなく醤油仕立て。七味をぱらりと。とろみが付けてあるので、身体が温まります。

個人的に嬉しいのはビールの銘柄が選べるところ。私の定番はサッポロ黒ラベル。ここまで運んでくるのが大変なはずの瓶ビールまで選べるのには脱帽です。

ご主人と顔なじみになったのも、いくつか要因はあるものの、おそらくいつも何本も注文してることが一番のきっかけになってるかと。一杯やりながら話が弾みます(笑)。

ここで一通りのものは食べられますので、ここでご飯の予定であれば食料を持ってこなくても問題ありません(行動食とか非常食は別)。ただ、基本的には週末や祝日の営業とのことですので、平日に行く際はご注意を

小仏城山を十分楽しんで、今日の縦走の最後のお山、高尾山です。

写真が城山茶屋からいきなりワープし、既にだいぶ陽が傾いてるように見える一枚ですが、その辺はお察し下さい(笑)。

山頂の「大見晴園地」からは晴れてると富士山が望めます。空気が澄んでる冬場の午前中なら晴れていればバッチリです。

高尾山薬王院をお詣りし、ケーブルカーの山頂駅へ。今日の縦走&フィールドテストも終了です。

アクティビティを終了すると、記録された各種データを一括して保存することができます。写真に写ってるのは今日のタイム(休憩時間含む)や総上昇量、総下降量。Connectアプリやウェブサービスとも連動していますので、後から詳しい結果を見ることが可能です。

この日のフィールドテストでは、fenix6Xの挙動がいろいろ見えてきました。この結果がベースとなり、先述したその後の改善策を見つけることに繋がりました。操作方法を身に付けるためにも、フィールドテストはやっぱり必要ですね。

いざっ、フィールドへ!(②皆野駅→破風山周回編)

前回の「陣馬山→高尾山縦走」のフィールドテストから2週間、この日は埼玉県にある「破風山(はっぷさん)」へ向かいます。秩父鉄道の皆野駅から皆野アルプス経由で山頂まで。下りは別のルートで下山します。

この2週間は、海外のサイトなども参考にしながら現時点で調べられうるであろうほぼ全ての情報をもとに試行錯誤を繰り返してきました。その結果、前回のフィールドテストで明らかになった問題は、結果的には前述の対処方法を編み出して解決できました

ここでは、試行錯誤後に果たして期待通りに動作するかの検証をしてきた、フィールドテストの第二弾になります。先にチラッと紹介すると、下の写真のような表示をさせることができました。成功です!

登山口になる秩父鉄道の皆野駅まで、今日はまず、池袋から西武池袋線・西武秩父線を走る「特急ちちぶ号」に乗車します。楽しみにしてたのが新型車両「ラビュー」です。

特急でも新幹線でも、ホームの乗車位置に立つとワクワクするのは私だけでないはず。

ラビューとは初対面です。スピード感を意識したとんがり系デザインが多い中で、この何とも言えない丸っこいデザインがこれまた。

車内に乗り込みます。最新の車両だけあって洗練されてます。間接照明が利用され雰囲気も上々です。

この「ラビュー」は世界的建築家の妹島和世(せじまかずよ)さんが内外装デザインを手がけました。最近は有名建築家が各地の鉄道デザインを手がけることが増えてきて、登山に出かける際の楽しみの一つになってます。

このシートも独特のデザインです。どのようにリクライニングするのか気になってましたが、なるほどなと。アームレストもリクライニングに連動して動きます。座り心地としては、列車のシートというよりは普通のソファに近い感覚です。シートピッチも広く快適でした。

前の座席の背面に取り付けられた一般的な大きなテーブルの他に、アームレストには小型のテーブルが内蔵されています。座席を向かい合わせにした時にこれがあるのとないのとでは全然違いますね。

何なんでしょう、この独特のゆるさは(笑)。

可愛らしいデザインに思わずニヤッと。足元にまで広がる高さがある窓がとにかく大きいです。飯能から先、西武秩父線に入って山間部を走行中はまるで黒部峡谷鉄道のトロッコ列車レベルの開放感があります。もう、椅子だけが動いていくような感覚です。窓が白くなってますが、これは反射してたものがいろいろ写り込んでいたので画像をマスクしたものです。実際には普通の透明なガラスです。

朝ご飯を食べたりしながらくつろいでると、ほど良い時間で終点の西武秩父に。

秩父鉄道に乗り換えて、今日の山行の出発地となる皆野駅に到着しました。

操作方法は前回のフィールドテストの時と同じです。「コース」メニューから予め「BaseCamp」で作成しておいたルート「皆野駅−破風山」を選択します。

やったね!バッチリです。ここまで長かった⋯(笑)。

表示されている画面は各種情報を表示できるトレーニングページです。前回のフィールドテストの結果をもとに表示項目を絞り込みました。

順に一番上が、次のウェイポイントの名称、

左側:次のウェイポイントまでの距離、右側:日没時刻

標高

左側:目的地名称、右側:目的地距離

一番下が現在時刻です。

この設定は、普段使ってるハンディGPSと大体同じ表示になるようにしました。私の場合は歩いている間はこの画面を表示しておいて、必要があれば地図画面を見る使い方です。

地図画面も問題ありません。「山と高原地図」ベースの地形図、道に沿ったルート表示(色が付いてる道)、次のポイントの名称(前原)、現在時刻、次のポイントまでの距離(1.13km)完璧です

初めての街中で交差点がいくつかあったりすると、一瞬どの道か分かりにくくなることがありますが、この案内は登山口まで十分に実用的でした。

コースプロフィールも分かりやすいです。

前回は使いませんでしたが、画面に表示されてるのが「ClimbPro」機能です。ルート途中にある上り坂データを表示してくれます。上り坂の数、平均勾配やそこまでの距離、上昇量などが表示されてますね。

登山の場合は道の性質上細かなアップダウンがあることが多いので、上り坂の数自体はあまり参考にならない感じがしましたが、傾斜が強くなるところは検出してる感じでした。

皆野駅から登山口(大淵登山口)までは、途中、荒川を渡ったりして少し歩いて行きます。

山に近づいてきました。ルートはこの正面の山から取り付く形でした。

登山口の入口です。fenix6Xを見てみると、

キターっ!登る前から既に達成感(笑)

トレーニング画面も全く問題ありません。求めていたのはまさにこれです。

大淵登山口に到着です。いざっ、皆野アルプスへ!

最初のお山、「前原山」です。登山口からここまで急登が続き、一気に標高を上げてきます。晴れてて乾燥してたものの、落ち葉が滑りやすくあまり下りには使いたくない感じでした。

場所場所で異なる印象を感じられるバリエーションに富んだ道が続きます。上の写真のところは少しやせ尾根っぽい雰囲気が出てていい感じでした。

このあたりもいい雰囲気です。

このルートは「山靴の道」とも呼ばれているらしく、登山靴をモチーフにした可愛らしい道標が所々に現れます。

ちょっとした岩岩っぽいところを登ると、

男体拝(なんたいおがみ)です。視界が開け、遠くの山々まで見渡せます。この皆野アルプス(山靴の道)は所々で視界が開けていて、全体的に日が差し込み明るい道です。

このルート、アップダウンが結構あります。高度計の数字も上下しながらあまり変わらない状態が続きます。

破風山は標高だけ見れば低山ですが、それだけではこの感じは判りませんね。やっぱり山って侮れないことを改めて実感です。歩き甲斐のある道に満足度も高まってきます。

今日の登山計画はこんな感じです。これは「山と高原地図」がベースになってまして、ヤマレコのサービスであるヤマプラを使うと簡単に作成できます。(画像はヤマプラより)

11時6分、「山と高原地図」のポイントである「風戸分岐」に到着しました。予め「BaseCamp」でウェイポイントを作ってあるのでこのように表示されます。

ここで、先ほどの登山計画での「風戸分岐」の到着予定時刻を確認します。予定時刻は11時20分着ですので、現在時刻の11時6分はコースタイムより少し早めに歩けていることを意味します

先述の実現したいナビゲーションはまさにこれです

今のこれは「風戸分岐」というウェイポイントで時刻等々確認しているものですが、これが実現されることにより、残距離などの各種情報が山行中どの地点でも参照でき、その後の見通しが立てやすくなるという仕組みです。もちろん、ルートナビゲーションもされていますので、分岐地点でも歩いて行く道が一目で分かります。

この後も目的地(この場合は破風山山頂)まで各ポイントでこれを繰り返していきます。

満願の湯からの道が合流し、ここからは「関東ふれあいの道」になります。

そばには例のタイプの道標が。皆野アルプス、別名山靴の道、楽しい道でした。この標高でこれだけバリエーションに富んだ道に大満足です。また改めてゆっくり歩いてみたいです。

途中、「猿岩」という名所っぽいところを右手に眺めつつ歩いて行きます。

今回の破風山に至る道での最後の分岐にやってきました。ちょっとした東屋がある所です。ここは「山と高原地図」ではポイント名は付いていませんが、「BaseCamp」では自由に設定できますので、「破風北分岐」と名付けておきました。表示可能な文字数の最大全角5文字に収めてるのがミソです。

山靴の道の案内が出ています。各地に新道ってありますが、新道って名前が付いてる道に楽な道なし、なのが個人的なイメージです(笑)。

破風山ピークに到着です!

皆さんいろいろなルートから歩いてきたのか、思ったより沢山の方が既にいました。ここまで歩いてきて、駅のそばでおばさま数人組を見た以外は、この日皆野アルプスでこれまで出会ったのはトレラン風のおじさま一人のみでした。

山頂からの見晴らしは良く、周囲の山々が一望できます。山頂標の後ろ側も開けてましたので、ほぼほぼ360度に近い眺めな感じです。

この山頂で、予め作成しておいた「皆野駅−破風山」ルートは終了です。ナビゲーションは目的地に着くと自動的に終了します

ここまで、結構写真撮ったり、fenix6Xを細かくチェックしてたりして時間的にはあまり余裕が無くなってましたので、軽く行動食を食べて下山することにします。

そもそもの予定的には遅れていたわけではないんですが(むしろ早い)、予定より1時間ほど早い1本前の列車で西武秩父へ行き、日帰り温泉にゆっくり入る時間を確保しようという作戦です。

下山は下山で別のルートにしたので、そこでもfenix6Xのナビゲーションのテストは行います。

で、コースを選択して下山のナビゲーションを始めたいわけですが、ここで思いもよらないことが

fenix6Xが登山やアクティビティ中に各種データを記録できることは前述しました。そのスタート・ストップをするためのボタンは時計右上のボタンでして、そこを押すと一旦記録は終了します(一時保存して後から再開可能・ラップ機能とは別)。

なんですが、実は、コースを選択(ナビゲーションを開始)するのもこの同じボタンを使います。すると、アクティビティ中だとどんな不都合が起きるかというと、このボタンを押してもアクティビティの記録が一時ストップ(後から再開するモード)するか、再スタートするかどうか、この二択しかできません

fenix6Xはどの画面にいても、時計右下の「BACK」ボタンを押していくと、通常の時計画面に戻ります。その画面であれば何の問題もなくコースを選択してナビゲーションを始められます(つまりスタート前と同じ状態)。

一時ストップすると、この通常の時計表示には戻るんですが、ここでコースを選ぼうとその右上のボタンを押しても、アクティビティを再開するかどうか聞かれるだけで、コースの選択はできません。「BACK」ボタンを押しても同じ状態になります。

今回の登山は「皆野駅→破風山→皆野駅」が一連のアクティビティですので、その一連を一つのデータとして保存したい訳です。ここでストップしてしまうと、アクティビティ記録は登りと下山で2つに分かれてしまいます(2つのFITファイルを結合することは技術的には可能ですが、できれば避けたい)。

また試行錯誤が始まります。早く下山したいのに⋯(笑)。

説明書PDFにじっくり目を通していたことが幸いしたのか、ここで一つの方法を思いつきました!

fenix6Xにはボタンが5つありましてそれぞれに役割があるんですが、普通にボタンを押すのとは別に、「一つのボタンを長押し」とか「二つのボタンを同時に押す」という動作について、各種機能のショートカットをカスタマイズして登録しておけます。

そこで思いついたのは、コース選択機能(ナビゲーション機能)をショートカットとして別のボタンに割り振ればいいんじゃない?それなら右上のボタン押さなくても済むでしょ?というもの。

その設定をするには「設定」→「システム」→「ショートカット」ここから行けます。一時停止の状態でも設定可能でした。で、右下の「BACKボタン長押し」に「ナビゲーション」機能を割り当てました。で、恐る恐る試してみると、

一時停止中に「BACKボタン長押し」、機能しました!すぐに出発します。

山頂から少し降りると分岐が出てきます。今日のルートは高橋沢へ降りる「高橋沢コース」です。

問題なく動作していますね。皆野駅までの残距離「4.7km」も正常に表示されています。

山頂で数十分出発が遅れて急ぎ目で降りてきてますが、実際どんな状況だったかというと、皆野駅13時20分発の列車に乗りたかった次第でした。

現在時刻は12時10分。途中まで2/3が山道&70分で4.7kmっておいおい。微妙な絶望感が漂います(笑)。

山頂直下からこのあたりに至るまでは短い区間に分岐が3か所ほどあり、少し意識して歩く必要があったんですが、地図表示も的確で問題なく通過できました。

この先のユズ園では無人直売所があるそうで、もし売ってたらぜひ買って行きたいなと。

だんだん周囲が広くなってきて、ユズ園の敷地に入ったことが分かりました。いい香りが漂ってきます。

無人販売所はルート沿いにあります。それ程目立ちませんが、探すことなく見つけられました。

運良く販売されてました。それにしても、100円!

無農薬有機栽培の柚子がこれだけ入ってこの値段ということに驚くとともに、生産者の方には本当に感謝です。一袋買わせて頂きました。

この「破風ゆず園」さんの柚子、帰宅後に鍋料理の際に早速頂きましたが、皮が肉厚で香りも素晴らしかったです。家族にも好評でした。機会があればぜひ。

時間に関しては、無理して急いで怪我でもしたら元も子もないですし、途中からは少し早めぐらいのペースで降りることに。

⋯とか最初のうちは思ってたんですが、下山するにつれ道幅も広くなり他に歩いてる人もいなかったので最終的にはトレラン状態に(笑)。

「高橋沢登山口」まで無事に降りてきました。12時39分。やればできるじゃない(笑)。

意図せずトレラン状態になったことで、記録されている心拍データがどんな感じになってるのか楽しみです。ここから皆野駅まではコースタイムで30分ほど。13時20分の列車にも余裕をもって乗れました。

皆野駅に到着して、アクティビティの記録を停止し保存します。この後、保存データはスマートフォンの「Connect」アプリに自動的に転送され、Connectのウェブサービスとも同期されます

上の画像は今回の山行の記録をウェブ版で表示したものです。1枚の画像には入りきりませんでしたが、その他、より詳しい各種高度、心拍数、気温、汗による推定損失ml、トレーニング効果(有酸素運動・無酸素運動・運動負荷)、平均速度、最高速度なども表示されます。これらは後からいつでも見ることができます。

この2週間、できるだけの準備をしてきて、今回は歩き始めの時点でフィールドテストはうまく行きそうだと半ば確信してましたが、山頂での一件はまさに想定外でした。やっぱり実際に歩いてみないと判らないものですね。

ここまでの解説と2回のフィールドテストの結果報告で、ナビゲーションの使い方についてはこれで終了です。皆様のご参考になれば幸いです。

GARMINのハンディGPSとの比較

これまで、特にナビゲーションの話を中心に時々出てきた「ハンディGPS」ですが、これは一体どのようなものかと言うと、いわゆるGPS専用機のことです。GARMIN製品では商品名とは別にそれらを総称してそう言われています。

今回のfenix6Xの購入にあたり、一番に求めていたのはこのハンディGPSと同じように運用できないか、という点です。結果的には問題なく動作はしてくれたのは前述の通りですが、解説の過程でハンディGPSに興味を持たれた方もいるかと思いますので、fenix6Xとの比較を中心に触れておきます。

ハンディGPSには、現在販売されてるシリーズとして大きく分けると「GPSMAP」シリーズ「eTrex」シリーズの二つがあります。これ以外にイリジウム衛星通信が利用できる「inReach」シリーズがありますが、そちらは通信が機能の主体になる製品なのでここでは一旦おいておきます。

この二つのシリーズの大きな違いをあえて2つだけあげると、主に画面の大きさと、各種機能に割り当てられている物理ボタンがあるかどうかになります。それにより外形の大きさに違いが出てきます。「GPSMAP」の方が画面が大きく物理ボタンもあるので「eTrex」より大型です。「eTrex」にも「クリックスティック」があり、それを物理的に動かして操作できます。

データの管理はどちらも「BaseCamp」を利用できますので、そのあたりの操作性は基本的に同じです。

「GPSMAP」は本体から突起したアンテナがあるため測位性能的には有利ですが、いかんせん大きいです。私も最近はもっぱらeTrexもしくはそれよりも少し小さいDAKOTA20(液晶面は比較的大きい・日本未発売)を使ってました。これからハンディGPSの購入を検討するのであれば、「eTrex 32x」も十分に候補となる機種の一つです。

fenix6XとハンディGPSを比較した際に一番気になるのが画面の大きさではないでしょうか。液晶面の面積自体はハンディGPSのほうが一回りも二回りも大きいです。

ただ、実際に使用するとなるとちょっと状況は変わってきます。次の画像を見て下さい。

これは各機種を実際のサイズに基づき比率が同じ大きさになるように調整して表示しています。その上で、液晶の表示画面の下部が揃うように並べてあります。

これをご覧頂くと一目瞭然ですが、そうなんです。

ハンディGPSの画面は大きいとは言え、地図上に標高や距離などのデータ項目で最大2段分のスペースを使用します。このデータ項目は設定により減らすこともできますが、様々な情報を一度に表示した方が画面を切り替えることなくパッと見できるので、私は2段にして4つの項目を表示させています。

そうなるとどうでしょう。地図が表示されてる実際の面積、fenix6Xは円形だということを除けば、感覚的にはほぼ大差なく見えませんか?

面積の他に、液晶には解像度という概念があります。数字が大きくなると同じ面積でもより細かい表示ができます。解像度という点で比較した場合、上の写真の機種を左から順に、

・GPSMAP64scx 160×240ピクセル
・eTrex 32x 240×320ピクセル
・fenix6X  280×280ピクセル

こうなります。つまり、同じ面積で一番細かい表示ができるのは、この3つの中ではfenix6Xになります。

もちろん、実際に山で使うにあたっては、fenix6XよりハンディGPSの方がゆったりした表示になっているのでそれはそれで見やすいという部分もあるんですが、時計型だからといって地図表示機能はおまけでしょ、ということにはならないことが分かります。fenix6Xの1.4インチ液晶、十分戦えます!

この記事の最初の方で、fenix6X購入の動機について説明しましたが、実はこの事はなんとなく予想できていたので、これも大きな理由の一つになっています

今回の2回のフィールドテストにおいても、最近使用していたDAKOTA20と比べて表示面で不満を感じる点はありませんでした。

fenix6Xの地図機能、全然アリな気がしてきませんか?ナビゲーションも使わないと勿体ないです(笑)。

fenix6Xのトラブルシューティング

様々な状況を網羅したトラブルシューティングは、このfenix6Xも含め各機種ごとにGARMINのサポートページに掲載されています。

fenix6Xでありがち系なトラブルとしては、スマートフォンとの連携機能が挙げられます。接続できないとか、通知が来ないとかが代表的な例です。

その程度であれば、端末を再起動したりペアリングし直したりすることで直るケースが多く、トラブルと言う程でも無いんですが、私が経験した中で中々解決できなかったケースがありましたので紹介しておきます。

そのケースは「スマートフォンのConnectアプリとは接続できているのに、通知だけが来ない」というものでした。

これ、スマートフォンの設定の方に原因がありました。いわゆる省電力設定の働きで、予期せぬ挙動になったものです。スマートフォンの機種によっては、自動的に省電力設定を行うものがありまして、それにより「Connectアプリ」の機能に制約がかかっていました。

このケースの場合、スマートフォンの設定で「Connectアプリ」に関しては省電力対象から除外するように設定することで解決できます。

GARMINのサポートページにも、この事例を解決するヒントとなるページがありますので、お困りの方は参照してみて下さい。

「通知:スマートフォンのバッテリーセーバーまたはデータセーバー機能は、Garmin Connectアプリのパフォーマンスにどのような影響を与えますか?」
https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=RLomyGgt8H8WinxiCSHkN8

fenix6Xを購入する

ここまで、GARMINのGPSウォッチ「GARMIN fēnix 6X Sapphire Black DLC」について詳しく説明してきました。買うかどうか気になっていた方はそろそろ購入を決めようかという段階になってきているかと思いますので(笑)、購入先について軽く触れておきます。

この時計、基本的に定価販売です(でした)。家電量販店や楽天市場などのECサイトではポイントが付くこともありますが、価格自体がそれなりに割引されているケースは現時点では見つけられませんでした(※)。Amazonでは家電量販店のポイント分を差し引いた実質価格くらいの値段付けにはなっていますが。(※これを書いている途中で確認したところ、1割以上割引されてきたようです。ショックすぎる⋯笑)

ですので、貯めているポイントがあるショップなどがあれば、そちらを利用されればいいと思います。特にこだわりがなければ、GARMIN公式のオンラインショップがおすすめです。

故障修理系に関しては、今はユーザーがGARMINと直接やり取りできますので、必ずしも購入店を通す必要はありません。購入店独自の保証が付いている場合などは別ですが、一般的には購入店に持ち込んでも結局はGARMINに送られますので、修理日数に大きな差が出るということはない筈です。

買い時はいつか?という話はよくありがちですが、このテのものは「欲しい時が買い時」な印象ですね。新機種が出るのを待ってたり値下がりを期待してるといつまで経っても買えません。値段が下がって内心ショックを受けていますが(泣)、まあその分早く使えることができた訳ですし。もしよろしければこちらからどうぞ↓(笑)。

fenix6Xの交換用バンド

(写真はGARMINのサイトより)

fenix6Xは簡単にバンドの交換ができるようになっています。装着できるバンドはGARMIN純正のものに限られてしまいますが(最近は中華系の似たバンドもあります)、シリコン、チタン、レザー、ナイロンなどの素材別に分かれ、シリコンやナイロンは何色かバージョンがあります。

(写真はGARMINのサイトより)

レザーバンドバージョンのfenix6X、実は今回の購入前にお店で見せて頂いたことがあったんですが、なのこの存在感?なオーラを放っていました(笑)。

で、すっかりそれが気になってしまい、普段使いの時にはレザーバンドを使ってみることに。fenix6Xの黒シリコンバンドモデルに追加する形でレザーバンドを購入しました。

最初のうちは革が固く、時計の付け外しの時に気を使いましたが、1週間程で腕になじんできました。使っているうちに色に深みが出てきそうなタイプの革なので、今後どう育っていくのか楽しみです。

fenix6Xには、よく見かける黒のシリコンバンドのものの他に、最初からレザーバンドのタイプのバージョンがあります。それだと、黒のバンドも一緒に付属品として付いてきます。

両方のバンドも使いたい場合に、どちらのバージョンを買っていいか迷うところですが、それについては「黒のシリコンバンドのモデル+別売りのレザーバンド」と「レザーバンドのモデル」の価格を比較して安い方を買うので問題ないかと思います。

私が購入したタイミングだと、分けて買った方が若干安かったです。先ほど、本体の購入について触れましたが、この記事を書いている今現在は黒のシリコンバンドバージョンが少し安くなってきて、レザーバンドモデルと価格差が開いてきているので、この状況であれば分けて購入するのがおすすめです。

レザーバンドは単体で11,500円(税抜)です。こちらは取り寄せ販売のお店がほとんどでしたので、定価ベースのところが多かったですね。

おわりに

最初は一般的なレビュー記事を書くつもりで始めた今回の記事、すっかり記事というレベルを超えてしまいました。

2020年2月現在におけるfenix6Xについての情報については、GARMINの日本サイトをはじめ、米国の公式サイトと公式フォーラム、Redditなどの掲示板、その他検索で表示されるサイトなどは一通りチェックした感がありますので、今回購入してから疑問だった点や、おそらくまだ試している人がごく一部に限られるかもしれない系なノウハウは一通り網羅できたかもと感じています。

登山で使う時計はこれまでいろいろなモデルを使用してきましたが、今回のfenix6Xが付けていて一番楽しいですね。個人的に一番嬉しいナビゲーション機能が使えるということもありますが、この時計、普通にスマートウォッチとしてとても優秀です。

最近は状況が変わりつつあるものの、これまでのスマートウォッチは、バッテリーのもちがとても実用レベルとは言えず、毎日の充電は必須なことはもちろん、場合によっては日中途中で外して充電してました(笑)。そういった意味においても、このfenix6Xはバッテリーも強力ですし、スマートフォンの通知機能もそつなくこなし、決済機能や音楽再生も。点数を付けるとしたら、現時点では満点に近い時計ではないでしょうか。

この時計と過ごし始めて一ヶ月ほど経過しましたが、日々の生活が少し変わりました。腕に付けていればライフログ的にデータは継続的にチェックしていてくれますが、そのデータの中でも睡眠時間が客観的に見られる点がいいですね。昨日はあまり睡眠時間取っていなかったから今日は早めに寝ようかな、とか自然にそういう流れになってます。その辺改善すると、今度はボディバッテリーの数値が上がってくるのがこれまた嬉しい(笑)。

今後、数日間にわたる山行や雪山登山、バックカントリースキーなど、そういった場面でどんな活躍を見せてくれるのか期待大な、久しぶりにいいギアと出会えた感があります。

大長編になってしまいましたが、ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。皆様の登山のお供になる気の利いたGPSウォッチ選びの参考になれば幸いです。記事になりそうな話が出てきましたら、今後もfenix6Xについては紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

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配信者 PORTALFIELD高橋

PORTALFIELDをご利用頂きありがとうございます。これからも、素敵な方との出会い、またその方を皆様に紹介できること、新たなサービスをご提供できることを楽しみにしております。一人でも多くの方に気軽に使って頂けるような、便利で身近なサービスを目指してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。登山やスキー、キャンプ、アウトドアをはじめ、皆様のフィールドアクティビティがより一層充実したものになりますように。

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