2016下ノ廊下、旧日電歩道ルート。10/16黒部ダム→阿曽原温泉小屋編5
この日の行程:ロッジくろよん→黒部ダム→内蔵助谷出合→別山谷出合→白竜峡→十字峡→S字峡→仙人谷ダム→阿曽原温泉小屋
このページで紹介の区間:S字峡→仙人谷ダム→阿曽原温泉小屋
S字峡の景観を楽しんだ後は
S字峡の流れを満喫した後はいよいよ仙人谷ダムへ向けて出発です。
すれ違いと追い越しについて
引き続き断崖絶壁の道が続き、道幅の狭い箇所も多いです。阿曽原方面から来る人はこの辺はもっと早い時間に通過してるでしょうから、すれ違いの可能性は比較的少ないかもしれませんが、この辺まで来ると今度は追い越しのケースが出てくると思います。お互い一人二人ならそれほど問題にはならなそうな印象でしたが、それ以上の人数だったり団体さんと一緒になってしまうとしばらく一緒に歩くことになるかもしれません。
この先に東谷吊橋がありますが、そこは結構距離がある上に一人ずつ渡る必要があるので、吊橋を渡る際にそこで先に行かせてもらうのか、それとも自分達がちょっと待つのかお互いに調整出来ないと待ち時間に結構な時間を費やす可能性がありそうでした。
関西電力黒部第四発電所
5分ほど歩くと対岸の山肌に妙な形の人工物が。
どうやら送電線の出入り口になる建造物のようです。
こんな山の中に、しかも山肌に突然現れるので一瞬ビックリしますが、よくよく考えたらこの一帯はそもそも戦前戦後の電力開発が元になって拓かれたルートであり、そうした地域な訳です。それを考えれば、ここにこのような施設があっても不思議では無いんですが、黒部ダムを出発し、これまではそのような気配がほとんど無い所を数時間かけて歩いてくると、突然の風景には誰もが驚くのでは無いかと思います。
やってきました、本日の滝行箇所その2。
写真を見て頂ければ判りますが、張り出した岩から水が流れ落ちていることで、道にまともに降り注いでいるんですよね。道幅もそれ程ありませんし、足元の岩は濡れて滑りやすくなってるので、外側を通ったりして濡れずに通過しようとか思わない方がいいです。どうやってもここもまず間違いなく濡れます(笑)
ちなみに、この前後でレインウェアを着たり、ザックカバーを装着するようなスペースはありません。濡れるといっても全身ずぶ濡れになる訳じゃないので、そのまま通過しても大した問題は無いかと思いますが、どうしても濡れたくない、ザックを濡らしたくないということであれば、十字峡広場もしくは東谷吊橋で準備するのが現実的かと。
道の右側は断崖絶壁です。「黒部に怪我人無し」という言葉がありますが、それは落ちたら怪我では済まず、死亡につながるという意味合いです。この場所に限った話ではありませんが、まだこの辺りこんな道が続きますので転落、滑落に注意です。ご安全に。
先ほどから見えていた送電線の出入り口がはっきり見えてきました。
「関西電力」「黒四発電所」とあります。その全体的なルックスといい、開けられてる穴の形といい、なんともユーモラスな形してます。文字の字体を見てもそうですが古き良き昭和の香りを感じますね。建設から数十年は経ってるはずですが綺麗な形を保っていました。
そもそもこの形は厳冬期の想像を絶するであろう雪や雪崩からいかに施設を守るか、検討に検討を重ねて生まれたものであることは想像に難くはありませんが、その結果どちらかと言うと柔らかい印象のこの形になったのであれば興味深いことです。
向かって左側の「関西電力」側。
同じく右側の「黒四発電所」。内部の機器が見えていますね。冬の間もこの口は開いたままなのかな。
これが見えてくると東谷吊橋はもうすぐ。今までの断崖絶壁の道は終わり、樹林帯の急坂を下っていきます。ここまで歩いてきた緊張感のある道も、もう終わろうとしてるかと思うと少し寂しさを感じました。
下ノ廊下ルートで最長の東谷吊橋へ
東谷吊橋にやってきました(この看板は橋を渡った後、阿曽原側にあります)
見た目でも長いですが、実際に渡ってみると見た目以上に長いです。
十字峡の吊橋はそれ程長くないこともあって普通に渡る分には意外とあっさり渡れますが、ここは少し違います。まず、距離が長いせいか上下の揺れ方が半端じゃないです。上下に揺れると歩くバランスとるのが怖くなってきます。
吊橋ってその構造的に橋全体を吊ってるワイヤーが橋の中央付近になると下がってくるので、歩いて行くと橋の中央付近に来たことが分かりますが、そのせいで半分の所まで来ると「あとまだ半分もある⋯」と絶望感に近い感覚に襲われるかもしれません。
一度緊張しちゃいだすともうダメですね。スタスタ歩くことできずにだいぶ時間かかっちゃいました。下ノ廊下を歩いてきて、「ここが一番怖かった」とブログに書いてる方がいらっしゃいましたが、一番かどうかは別にしても自分もその意見は分かる気がしました(笑)
渡橋してからこの看板があります。渡る前にこれ見てたら怖さがさらに倍増かも(笑)
東谷吊橋を渡り歩いて行くと5分程度で古いトンネルが見えてきます。トンネルが見える少し前から道は車が走れるような幅になり、仙人谷ダムが近いことが感じられてきます。
トンネルは作られてからかなりの年月が経っているようで、一見すると廃墟のような佇まいです。この日は晴れていて明るかったので特に何も感じませんでしたが、雨天や夜間はちょっと不気味かもしれません。
陽が差して光の具合がいい感じ。トンネル内は重厚な雰囲気が中々良く、仙人谷ダムエリアに入ってきたことがいよいよ実感できます。
写真でも少し写ってますが、少し歩いて行くと道はカーブして真っ暗になります。出口が見えているのとそれ程長い距離では無いので、ヘッデンをつける必要はありませんでした。
トンネルを抜けると再び山あいの道を進みます。対岸にはかなりの落差の沢が見えてきます。ここを水が流れたらかなりの勢いになりそうです。こんなことでも、さすが黒部、と妙に納得しちゃいました。
この山行の目的の一つ、仙人谷ダム
前々から機会があったら是非行ってみたいと思い続けていた仙人谷ダムがついに見えてきました。
この黒部の奥地に突如として現れる人工物、あの下ノ廊下を数時間歩き通した後にようやく現れたダムを目の当たりにして、この妙なギャップ感というか、何となく現実離れした光景に感じたのを覚えてます。
完全に人の手で管理されている場所なんですが、この日の周囲は閑散としており、その雰囲気には畏怖にも似たものを感じるような独特の空気感が漂っていました。そのあたりは、このダムが舞台の一つとなる吉村昭の小説「高熱隧道」を読んでいたことで感じたのかもしれません。
仙人谷ダムとは
仙人谷ダムは下流の欅平に設けられた黒部川第三発電所(黒三発電所)で発電を行うために、日本電力が黒部川水系で最後に建設した発電用ダムである。
Wikipedia「仙人谷ダム」より引用
この仙人谷ダム建設時に、工事用資材を運搬するために掘削されたトンネル(現:関西電力黒部専用鉄道)は、166℃に達する高熱の岩盤を掘削して建設されたことから「高熱隧道」と呼ばれ、建設にあたっては多数の犠牲者を出すことに。
この難工事を題材にした小説が吉村昭の「高熱隧道」であり、仙人谷ダムやそれに連なるトンネル、阿曽原や志合谷など下ノ廊下で歩くエリアが舞台になっています。下ノ廊下を歩かれる前に読まれると、現地を訪れた時の感動はより一層深くなると思います。お勧めの一冊です。
仙人谷ダム管理所の入口へ向かいます
ダムの脇まで来ると「雲切新道 水平歩道」の看板が出てくるので階段を上がって堰堤を進みます。
「雲切新道」は仙人温泉小屋や仙人池ヒュッテを経て、仙人峠へ到る道です。その先の剱岳へのアクセスに利用されることもあります。2018年の夏に雲切新道を下りに使いましたが、噂通りの難路でした。登りでも下りでも積極的には使わなくてもいいかな、な印象ですが、また行けるとなったら嬉々として歩いてる気がします(笑)
「水平歩道」は下ノ廊下ルートの中でも仙人谷ダムから欅平の区間のことを指しており、一方で、黒部ダムから仙人谷ダムまでは「旧日電歩道」といわれています。一般的にはその両区間を通して「下ノ廊下」とされているようです。
ダムの堰堤への階段を上がった所にある地図。この地図、よくよく見ると実際歩くルートの地図ではない気が。これだとダム管理所建物内には入らずに歩いて行くことが示されています。ダム堰堤から下流側を見ると水路橋をくぐることは出来るようですが、果たしてこの道がいま使われてるのかは?です。
ちなみに今回通るルート(というより、現在使われてるルート)はダム管理所建物内を通り、水路の上を通ってる関西電力黒部専用鉄道を横断して阿曽原方面に抜けています。
仙人谷ダムの堰堤を進みます。
右手は下流側。先ほどの地図に載っていた水路橋が見えます。その上が関西電力黒部専用鉄道と思われます。
水路橋をくぐるルートなんてあるのでしょうか。あったとしてもあまりこの辺は歩きたくないなあ(笑)
先ほどの写真をよく見てみると、もの凄い勢いで水が谷へ流れ込んでるのが判ります。こんなのに流されたらひとたまりも無いですね。
堰堤の左手にはダム湖が広がります。この美しすぎる色合いにはしばしうっとり。ほんといい色。
「関西電力仙人谷ダム管理所」とあります。多くの方がブログなどに書かれてますが、もし、案内のプレートがドアノブにかかっていなかったら「本当にここ入っていいの?」という雰囲気。
いよいよ仙人谷ダム管理所の中へ
この表記を頼りに、いざ、中へ!
この施設の歴史を考えると、近代化産業遺産に登録されるのはよく分かる気がします。
要所要所に案内が出ているので、それに沿って進みます。
これが有名な仙人谷ダム内のトンネルです。
天井は低くなく普通に歩けますし、照明はしっかりついているのでヘッデンなどは不要です。これがどこまで続いていくのだろうとワクワク。
再び案内があります。これを右折すると、
そして、高熱隧道へ
「電車に注意」の看板とともに硫黄臭が漂ってます。ここが高熱隧道へ繋がる軌道との交差点です。ついにやってきました。
左手は奥へと続くトンネル、これがまさに高熱隧道です。トンネル内は硫黄臭に加え、かなりの熱気でムンムンしています。
ここで運良くちょうどいらした職員の方とお話しすることができました。
ほぼ数秒でこの通り。これはこれでこの場の雰囲気がよく出ています。小説「高熱隧道」を読んで想像していたのはこの光景です。
右手には欅平へと到る線路が続いています。
職員さんの話の中で「エレベーター」という言葉が出てきます。誰でも乗車できるトロッコ電車(黒部峡谷鉄道本線)とは欅平駅でつながっているそうですが、普通に線路が繋がってる訳では無さそうです。
欅平の上流は河川勾配24分の1と急峻で、標高差が250メートルあり、トロッコ電車の力では上ることができなかった。このため、欅平に高さ200メートルの縦坑を掘削して内部にトロッコ運搬用のエレベーターが設置された。エレベーターで揚げられたトロッコは仙人谷まで掘削された隧道を通る関西電力黒部専用鉄道で運搬される。仙人谷ダムの付近には関西電力職員宿舎があり、関西電力黒部専用鉄道にはこの施設の最寄り駅として仙人谷駅が設置されている。
Wikipedia「仙人谷ダム」より引用
貴重なお話が伺えました。その節はありがとうございました。
引き続き、案内に沿ってダム施設内を進んでいきます。
中は縦横無尽にトンネルが通ってるようでした。硫黄分で配管や金属部分などは腐食して錆びています。
施設内を案内に従って歩いている分には、内壁はコンクリートで整備されたルートを歩いていきますが、柵で立ち入れない先には地肌が露出した区間も残ってました。
仙人谷ダムを後にして、阿曽原温泉小屋へ
心ゆくまでダムを見学させて頂いて、阿曽原方面へと向かう扉から外へ出ます。
扉を出たら「尚、この扉で熊の侵入防止を図っておりますので、必ず閂(かんぬき)を掛けるよう御協力願います。」との掲示。
扉はかんぬきでロックされているので外に出た後もかんぬきを掛ける必要があります。それにしても、やっぱり熊が出るんですね、この辺りも。そういえば、ここへ来る途中でも熊鈴つけてる方はいました。
ここからは関電の人見平宿舎の脇を通って、権現峠へと歩いて行きます。途中、ロープがあったりするような急登や階段が結構続きます。ここまで歩いてきた身体には中々ハードでした(笑)
権現峠に到着です。ここは地図上で特にポイントになってる場所ではありませんし、景色が特別いいわけでもないので、そのまま通過します。
先ほどの看板の先にはトンネルがあり、これを抜けるとしばらくは平坦な道が続きますが、阿曽原温泉小屋の手前からは急な下りが続きます。これまた、ここまで歩いてきた身体には中々というか、もうかなりハードでした(笑)
阿曽原温泉小屋に到着!
ようやく着きました!ここまで無事に歩けてきたことにホッ。ちなみに小屋の玄関に写ってる方は途中抜きつ抜かれつしたお二方です。
阿曽原温泉小屋到着は13:45頃になりました。十字峡を出たのが10:45頃だったので、そこからコースタイム通りに歩いて来れた計算です。黒部ダムを5:40に出発して8時間5分。途中若干の休憩を取ったり、仙人谷ダムで職員の方とお話したり、山のように写真撮ってきたこと考えると(笑)まあ上出来だったんじゃないかと思います。
この後、部屋(この日は全て相部屋)に通されて判りましたが、この日の小屋泊組ではこのお二方と我々が一番早い到着だったようです。到着順に奥の4号室から案内されました。
楽しみにしてた温泉露天風呂へ
小屋に到着して玄関を上がるなり、ご主人の佐々木泉さんが「まずは風呂行ってきなよ!」と。
ここの露天風呂は日中は男女1時間交代制なんですが、ちょうど男性の時間帯だったようです。その次の時間帯だと15時半から男性用になるんですが、「今日はかなり混むし、団体さんも来るから早い方がいいよ!」とのこと。荷物は玄関上がった所にその辺に置いておいていいとの事だったので、ささっと露天風呂へ。
小屋のすぐ下にテント場がありますが、テント場から下りること7-8分位でした。看板が立ってるのですぐ分かると思います。
実は小屋のサンダルをお借りできたのでそれで行ってきたんですが、テント場から露天風呂までは普通に斜度のある山道です。気になる方は登山靴で行かれることをお勧めします。
秘湯とも名高い、露天風呂に着きました!先客は先ほどの方のみ。お風呂のそばにはスノコがいくつか置いてあり、靴を脱いでその上で着替えることができます。囲みも何も無い所でパーッと服を脱いでお風呂へ。おいおい何この開放感!な気分です(笑)
どうやらお風呂の奥に見えるシートがかかってるトンネルのような内部でも着替えられるみたいですが、晴れていることもあって、この後何人か来ましたが使ってる人はいませんでした。
ちなみにここ、石鹸があり自由に使うことができます。小屋にはドライヤーなどは無いので髪を洗おうかどうかお風呂に来るまでは迷ってたんですが、空いているのとお湯が気持ちいいこともあり髪も洗っちゃいました。気持ちいいー(笑)
で、お風呂に入ります。湯船は肩まで浸かれるくらいの適度な深さがあり、足も十分に伸ばせる広さがあります。お湯は完全に掛け流しで、2本のホースから絶え間なくお風呂に新しいお湯が注がれます。温度も最適でいつまでも入っていたくなるような快適さ。こんな山の中で極楽です。
写真などでよく、この温泉に浸かりながらビールや飲み物を片手に写ってるようなのがありますが、空いていたらそれは楽しいだろうなあと。それに気が付いた時には後の祭りでした(笑)小屋に着くなりお風呂に来てしまったので、カメラも持ってくるの忘れてしまい、この写真と先ほどの露天風呂の看板写真は同行した友人が撮ったものを使わせてもらいました。
お風呂上がりといえば
温泉露天風呂を満喫して小屋へ戻ります。帰りは帰りで小屋まで登る必要があるので、ここで急いで戻るとまた汗かきそう(笑)
今日の部屋は一番奥の4号室です。
ちなみにこの日、団体さんが入ったこともあって大混雑。宿泊者は90名以上になっていたそうです。お布団一つに二人です。
その辺まではまあ混んでるとありがちな感じですが、枕は一つしかありません。考えてみれば当たり前ですが、意外と気が付かないかもなのでテン泊用などの枕を持っている方は持参するといいかもしれません。単純に自分の枕がいいなと普段テン泊で使ってるものを今回持参しましたが役立ちました。
部屋からの眺めです。終日穏やかな天気に助けられました。
ここで一つ思い出しました。実は今朝の黒部ダム出発の際、予め用意してきた登山届を出しそびれてしまってました。
黒部ダムのカレ谷出口付近や登山口そばにひょっとしたら投函場所があったのかもしれませんが、緊張していたこともあってか全くその存在に気付きませんでした。それに気付いたのはもう十字峡付近まで来てしまってた頃で、距離を考えたら引き返すのは現実的ではありません。その事を思い出したので、小屋のスタッフの方に登山届を預かって頂けるか相談しましたら、「大丈夫ですよ」と快諾して頂きとても助かりました。その節はありがとうございました。
登山届を山小屋に預けるというのはあくまで例外的なケースで、本来は登山口などで投函するか、予め管轄の警察や公的機関に送っておく必要があります。
今回の場合を振り返ってみると、黒部ダム駅でひょっとしたら登山届を出せる場所があるのかもしれませんが、あの駅はトロリーバスの運行時間内か、それ以外の時間かで駅構内の通れるルートが変わってくるんですよね。投函場所が見つけられなかったのはその為だったかもしれません。扇沢からアクセスする場合は扇沢駅、もしくは黒部ダム駅に着いた時点で登山届を出すことを意識しておいた方がいいように思いました。
まずは一安心です。で、
待ってましたー!この長丁場な一日、無事に歩いて来れたことに感謝です。お疲れさまでしたー、カンパーイ!
このビールが美味しかったこと。ついつい進んじゃいました。ちなみにビールは大量に在庫してそうです。夕食後も軽く飲みましたが、90人を越えるような宿泊者数にもかかわらず、売り切れずに購入できました。
食事は名物のカレーが夕食になります。シンプルな味付けですが、これも美味しかったな。この日の夕食は5回戦までありましたが、カレーはおかわり自由だったので満腹になりました。
他にはサラダとコロッケが。生野菜が嬉しかったです。
食後は一旦部屋に戻りましたが、混み混みでカオスってたので、少し時間をおいて食堂スペースで軽く飲み直しました。皆さん同じ事を感じていたのか、食堂もあっという間に一杯になっちゃいましたが(笑)
明日の天気はどうやら雨のようです。念のため早めに小屋を出発することにして、この日は早い時間に休みました。が、結構な人口密度であまりよく寝れませんでした(笑)
この記事は2016年10月に「Head for the mountains」に掲載したものを2019年1月にPORTALFIELDへ移設したものです。記事移設にあたり一部加筆修正を行っています。(PORTALFIELD高橋)